2022年3月31日木曜日

長女のアリゾナ研修

転石苔生さず。長女の3つ目の仕事です。

まずはアリゾナでの研修で己の過去の仕事をまとめてその研究結果を発表したみたいでした。タイトルを聞くと「The Health of Asian Americans, Native Hawaiians, and Pacific Islanders Served at Health Centers: An Analysis of the 2019 Uniform Data System.」とのこと。中身に関してはデータや記述をきちんと読ませてもらったのですが、仕事を通じて得られたデータを通してきちんとした解析と提案が為されているのを見て「我が子とは言え、よくここまで成長したな~」と素直に思いました。

やっぱり人は継続的に勉強することがいかに大切か育った娘を見て思いました。逆に親である俺はこういう風に成長する時期のことをもう忘れかけているのではないか?と自戒せざるを得ません。

何かを達成しようとしてそれが難しそうな時に「出来ない理由探し」を優先することのないようにしなければならないなと改めて肝に命じないといけません。

さて、どうやらミーティングの合間に行っているっぽい周辺の有名?エリアの写真を送ってきてました。なんだか凄い乾燥したエリアですよね。

昔NIHで研究していた頃、アリゾナからきていた学生が居たのですが、彼にアリゾナの田舎の話をした折に、本当に遠い目をしてアリゾナの乾いた空気と赤い土の景色を如何に愛しているのか熱く熱く語ってくれたのを思い出しました。

彼によるとアリゾナから東海岸に飛行機で戻ってくる途中で変わっていく地面の色を見てそれが緑に変わっていくと悲しくなってくるんだそうです。とても我々日本人にはない感覚。w

生まれた所が違うと人間の精神構造というのはこうも違うもんなんですね。

ジ・アリゾナ~って感じですね。
説明がついていなかったんですけど、なんかの教会のように見えますが?
なんか有名なところなんですかね。
これもまた・・・こんなとこでも人が住んでるのがアメリカです。


2022年3月30日水曜日

犬山探検

今日は水曜日でしたが私にはお休みの日でした。

昨日の嫁さんの誕生日祝いの延長線上ということで、今日も嫁さんのリクエストに沿って私の御奉仕です。犬山自体には学会出席や人を案内することも含めて既に3-4回行っておりましたので、わたし自身にはコレと言って特に目新しいものはないのですが、彼女にとっては初めてのイベントですので、美味しいものを食べることとお城に登ることがメインになります。

犬山には直ぐに近づけるのですが、道のセットアップが悪くてお城に近づく時には何時でもメインの道路は混みがちです。しかし今日は平日ですからきっとスイスイと犬山城に・・・と思ったらアッと言う間に渋滞に巻き込まれました。「何で?」と考えてみたら今日は春休み期間ですので、お父さんがお休みをとって子連れで来ていたり、若い男女が鬼のように沢山犬山の城下町を散策していたのでした。

皆、若い諸君がレンタルの和装に身を固めて暖かい日差しの中を幸せそうに歩いていました。その様子を見ながら、嫁さんに「俺たちもあんな感じだったかね~?」と話しかけると同意してもらえました。w

娘や息子達の歳の子供達を見ても、ひたすら可愛いばかりでもう完全に父親と母親の目線ですね。
城下町にあったバウムクーヘンのお店に展示してあったチョコのバウム・クーヘン。
恋人達の書き残していった無数のハート絵馬。
末永くお幸せに!
登城直前の犬山城
桜満開の犬山城!
前回実家のオヤジ達を連れてきた時は大雨で大変でした。
お城に登ってみると階段は覚えていた以上に勾配がきつく、危なかったので、息子を守りながら上下するのは少し緊張しました。おまけに最上階の歴代城主・成瀬氏のパネルのある外周の歩行可能な部分は高所恐怖症の私には「あかん」場所でした。w
帰る直前に食べたお団子!
かわいいだけでなく実際美味しかったですね。
実際のところ、定食屋がほとんど無くて、立ち食いで食べる串物や小皿ばかりが売られていて、我々自身も結局の所しっかりとした定食や丼物は取れずに、あっちでコロッケこっちで団子、更に他の串物、最後はピーチのドライ・フルーツまで買い込んでポリポリという状態。しかし、この後名古屋まで戻ってあるお店で夕食をとる予定でしたので満腹にはなれません。

ところが、犬山を発って名古屋の目的の店まで近づいてみると、遅れた分を先客に埋められて既に8組待ちとの情報。グウと言う感じで即諦めて家へ戻る途中にあったマックでお茶を濁しました。orz (まあ、息子には最高のようでしたが。)

思い出しても楽しい一日でした!

2022年3月29日火曜日

嫁さんの誕生日

今日は嫁さんの誕生日でした。

53歳。思えば遠くへ来たもんだってな感じです。彼女が二十歳になったばかりの頃に初めて出会ったのですが、それ以来ですからほぼ33年間も知りあっているということで、親なんかよりも遥かに長い時間を一緒に過ごしてきていることになります。

今日は再び手を抜いていただこうということで、嫁さん自身に選んでもらった藤が丘駅そばにある居酒屋に息子も連れていきました。
何時もは脇を通り過ぎながら、夕方からガソリンが入って楽しそうにしている方々を横目に家に帰っていっているのですが、きょうはその「見られる側」になりました。

最初はビールから始めたのですが、最近とみに嫁さんがアルコールが弱くなってしまいまして、最初に二人で小さなジョッキをオーダーして上から3センチ程度のんだところで「何かふら~っとするわ」とか言っておりました。アメリカにいた頃は私が「お前も好きやな~」というくらい夕食には必ずという感じでビールが付いていましたが、最近はもっぱらノンアルです。しかも極たまにですので、嫁さんはアルコールと本当に縁遠くなってますね。

大衆酒場のものですからモノ自体はそこそこなんですが、とにかく席に付いてから直ぐに大量注文しました。そもそも私達が店の客の二組目でしたから、最初に注文しておけば何の滞りもなく注文が一気に出てきますので、その特権を楽しませていただきました。

腹がパンパンになってきたところでお会計。3人で手を繋いで藤が丘の九部咲きの桜のトンネルの中を家に向かって戻っていきました。途中でファミマのスイーツ類を手土産にして家へ帰り着きました。

53になった嫁さんを見て、改めて健康で長生きして欲しいなと心より思う私でした。

そう言えば、、、今日アメリカの長女と次女から母親の誕生日向けに赤とピンクのバラが届いていましたね。そういうところは私と違って女の子やな~と父親ながら感心いたしました。^^


2022年3月28日月曜日

日本もアメリカも銀行の存在はどこまで変わるのか

日本に居て通常そう頻繁に経験しない事がアメリカではごく普通にかつ頻繁にあります。
(その逆もおそらく探せば有るとは思いますが、何ですかね?)

それは銀行の融合です。

まずアメリカに長くいる人にとっては結構経験することだと思うのですが、周りにいる大きな銀行の看板が結構頻繁に掛け変わるんです。しかも、一般で言うところの巨大銀行というのもその例外ではない所がアメリカらしいと言えばそうなんでしょうかね。

日本に居ても、バブルの後の銀行崩壊と大蔵省主導による救済措置としての融合合併で消えた銀行、誕生した銀行がたくさんあったと思うのですが、わたしの場合日本での個人的な経験としては東海銀行の三菱UFJバンク化のみでした。

無論、そこに至るまでの細かい救済合併はやはり大蔵省の絵図面(ご指導!)通り進んでいったのでしょうが、アメリカの場合はそれが実に利潤追求をドライに求めた結果のもので、生まれた銀行のキャラや強さが異なる気がします。

本来は消えるべきはずの存在であった、いわゆる「負け組」同士の合併や巨大な勝ち組が負け組を救済合併するように指示されるようなものではなくて、より高い利潤を追求する者同士の合併であるため銀行自体が合併ごとに強力になっている印象です。

私の場合であれば渡米して数年でまず1回目の銀行合併でいわゆるでかい地銀が更に大きな銀行に吸収され、これまた20年経たずに更に大きな銀行へと合併されました。(Crestar>SunTrust>Truistと言う感じ)その度に有名な名前の銀行が消えていくんですが、なんだかそのあたりのドライさは移民の国のものなんでしょうか。

それでもアメリカでさえ銀行という存在そのものが10年前とは全く別のものになってきてしまっていて、銀行員の存在意義自体が消えてしまうような世界が訪れました。その点は全世界共通と言う感じなんですが、これから銀行というものがどう残っていくのか私自身も興味津々です。

少なくとも名古屋の銀行は地銀が合併しないと残らないでしょうし、大銀行の名古屋の各所の支店も物凄い勢いで消失していくことは確約されていますので、年寄りのための銀行窓口も益々無くなっていくのでしょうね。

全てのサービスがPCとスマホの画面の中で済まされ、細かいことも電話上で終わるという状況はかなりアメリカ的な日常になってしまいましたが、通帳の消失、対面サービスの消失、口座維持のための料金の毎月払い、ATM無料使用の為の回数制限等、どんどん「世知辛く」なってきますが、サービスと割り切れば、まあ我々庶民は種々のサービスを使う税金としてそういったお金を献上するのが普通になっていくのでしょうが。

やがてこんな話を孫たちの世代にしたところで「昔話」として笑われるのでしょうね。w

2022年3月27日日曜日

名古屋城 春まつり

行って参りました、名古屋城春祭り。

単に嫁さんのリクエストに従って久し振りの名古屋城を訪れ、春の訪れを堪能しようというものです。酒を腹に入れるために、そして駐車場で悩まずに済むようにという事で東山線で栄まで行って名城線で二駅の名古屋市役所で降りて、巨大な城郭の南東の一角から名古屋城の横丁へ入っていきました。

ちょうど時間が昼過ぎの良い時でしたので、どの店の玄関口にも人が鈴なりでとてもそこに入ろうという気が起きませんでした。美味しそうなものは確かに一杯ありそうなのですが、私自身は「並ぶ」という行為が苦手なものでそこは行かず。
水の無いお堀に菜の花が咲き誇っていました。
城の中に入ると本当は本丸の展示など立派なものがあるのですが、そこは息子も帯同しておりましたので、おそらく退屈するであろうことを予想して入りませんでした。それに私自身は中の展示物を前回アメリカ人の大学院生たちを案内した時にも観ておりましたので、それで良いのです。
本当に大きなお城です。
名古屋城自体には、現時点では登城できないようになっておりますので、そこは仕方なくぐるりを廻ってお城の美しさを愛でたのでした。その行き先では下の写真のように和服を着たお嬢さん達もいましたし、お城の前のいろいろな出店の中には岩手の観光案内隊がテントを構えており、陸前高田のお話などをしてくださいました。

和服のお嬢さんが、カメラマンと思しき方と写真を撮り続けていました。
帰りしなに撮った一枚。戦後に作り直されたとは言え、立派なもんです。
やっぱり自分の住む街に城があるというのは何だか違います。
帰りには栄で降りて地下鉄から三越に入り夕食を買い込んで嫁さんの夕食の「手抜き」を手伝わせていただきました。w

2022年3月26日土曜日

急激な円安進行

ここ最近次女が日本に一旦来ることで実は安堵していることがあります。

それは次女に送っていた仕送りを送らなくて良くなったことです。そもそも大学を半年早く卒業してくれた事自体は親としては嬉しいのですが、(実務上!)もっとも嬉しいのはやはり仕送りが無くなることです。例えば1000ドルを送るとまず碌でもない為替レートで変換され、更に日本で外為送金の費用が3000円差し引かれというよいうな二重の割引にあいますので1000ドル分のお金をアメリカに送るだけで実質1割程度の減算となります。orz

取りあえずは今後は数ヶ月に一回、そういったことをしなくて良くなるだけで本当に大助かり。勿論、その中には時々ド~ンと大きめの振り込みをリクエストしてくるような一年に一回や半年に一回の大学関連の送金も無くなります。

経済情勢の変化に伴って円が対ドルで上下動するのは現代の世界では避けられないことですし、どちら向きに送金するかによって損得感が変わります。私の場合何時も行った先々でその先の通貨が安くなるという「引きの弱さw」を見せていましたので、今回の傾向もまたか!位のものですが、それも遂に関係なくなってまいります。

それにしてもロシアのウクライナ進行以来、円の対ドルでの落ち方はルーブルの暴落を笑えない感じです。日本も国家全体が老齢化を迎え、人口が減っていくことで今までのようには国家の勢いが保てなくなるのはどうしようもないトレンドになるのでしょうが、そういった中でどうやって頑張っていくのかと考えるとこれからの若い人達は大変だなと心の底から思います。

国家に勢いが無くなり、右肩下がりになっていく中で迎える青春時代というのは我々の青春時代に受けた「勢いのあった時代」とは全く異質のものです。そんな中でも立派な若者達はきっちり育っているし、オッサンが心配しても変えてあげられることは限定的。出来ることと言えば、まずは子供たちの世代を継続的に影で支えていく事だけです。

2022年3月25日金曜日

看護師国家試験、結果発表!

今年も看護師国家試験の発表の日がやってきました。

午後2時にネットでの発表が行われる事は知っていたのですが、ちょうどその時間には患者さんにCVのLINEを挿入する時間でしたので、エコーを片手に造影室で作業をしていました。2時10分頃には全て終わり、放射線科のPCに飛びつくと発表結果を見ることにしました。

実はCV挿入を手伝ってくれていた若い看護師さんは今回の国試に正看としての資格取得の為に臨んでいましたので、私が彼女の番号を聞いて「愛知県」で調べてみるとちゃんと0XXXXという5桁の番号が表示されていました。彼女にその事を伝えて「おめでとう!」と言った後握手をしたところ「やっぱり事前の採点で合格しただろうとは思っていましたけど、これで安心です。」とにこやかな顔を見せてくれました。

二児の母親ですので、今回の合格は彼女にとっても大変に素晴らしいこと。彼女の家族にとっても大変大きなニュースとなりました。

さて、今回の国家試験では私の勤める病院ではあわせて10人以上の男性女性が受験したのですが、受けた全員が合格という目出度い春となりました。しかもその中の3人は中国人のヘルパーさん達。そもそも中国で看護師資格を持っていた人もいたとのことですが、若いのに日本にやってきて外国語で外国の国家資格を取得するという事がどれほど難しいかを想像するに、今回試験を通過した彼らの努力と知性は他の平均的な合格者達よりも一頭地を抜くものなのかもしれません。

残念なのはその十数人の合格者の中から二人が他の病院に転出していくこと。できれば残って戦力になって欲しかったな~というのが正直なところなのですが、これも彼らに自主性があればこそ。その資格を活かして新天地で頑張ってもらいたいし、我々も彼らに去らなくてここで働きたいと思われる病院にならなくてはならないと考えます。

看護師さん達の世界というのは昔から非常に流動性の高い世界。それでも、優秀な人達に残って貰えるような病院でなければならないと常々考えるのでした。

それにしても、今回当院からの受験者全員国試合格という素晴らしい発表。みなさん本当におめでとうございました!本当に仕事が始まるのはこれから。皆さんそれぞれに是非とも病院にとって無くてはならない人になっていただきたいものです。

2022年3月24日木曜日

再び長女からの朝電話

携帯でアメリカからCall。

いつものようにtelegram経由で長女からです。寝床で起こされた私は「何事か?」と思いつつも、電話口からは爽やかな声で「元気、お父さん?」とのこれまたいつもの挨拶です。「最近電話して声聞いてなかったから、元気かな~って思って」との事でしたが。眠りを妨げられた旨を寝ぼけ声で述べましたらゲラゲラと笑って「ごめんごめん」の一言。

近況報告なのですが、以前から話していた通り遂にお仕事をスイッチし、次の仕事の件で書き込んでいたプレゼンが採用されて新たに上司になる人間とアリゾナに行って研修とともに全体会での発表を行うとのことでした。

その時に新しいPCは何を使うのかと聞いたところ、今月まで使っていたMacbook Pro16inchに代えてHPのElitebook 840Aeroをリクエストし支給されたようです。それまで使っていた支給品のMacbook Pro16inchは貰えなかったのかと一言聞いてみたのですが、2年働いたので半額の$1,200なら買い取っていいよとの事だったらしいのですが、高かったので「要らない」ということで返納したらしいです。

とりあえずはアリゾナへいくまではある程度ゆっくりできるようなことを話していましたが、実際には10月の給料更改に向けて実績を積み上げるとともに、更に次のjob huntingに向けて良い評価を得て次の仕事へroll out出来るように勉強をしていろいろなものを吸収していくはずです。

親としては何度でも言いますけど、若い時には若い時にしかできないことをやって欲しいなと思うんですよね。とは言えまあ、とりあえず元気で楽しくあってくれればそれより良いことは無いんですけど、望みだしたらキリがありませんのでまず第一に健康です!

ところで、最後に一言「XXとまた時々会って遊んでる。w」と、以前別れたと思っていた彼氏とまた縒りを戻していそうな雰囲気・・・むしろこの最後一言のほうがよっぽど気になる父親でした。


2022年3月23日水曜日

勝てないロシア

橋下のオッサンの無責任な停戦と国外退去のお話は笑ってしまいました。

駐日ウクライナ対しを相手にしてよくもまあいけしゃーしゃーとこんな事言えるなと思いましたが、所詮当事者ではないからこんな事を言えるわけで、まあ弁護士らしい口舌の輩と言えばそれまで。

自国が理不尽に攻め込まれて自分の住む街を次々に破壊され、自分の家族が死の危機に晒された時に手に武器をとって闘わない輩など男の中にはおりません。闘わずに尻尾を巻いて逃げるという某橋下さんのような考え方もあるでしょうが、そんな事をやった後に生きながらえた人間達がどういう心情で生き続けるのかと言うのは被占領国民が今まで歴史に残してきた膨大な文書を一瞥するだけで一目瞭然。

「魂が死ぬくらいなら闘う」という選択をするのも全然アリで、私は外野の人間が軽々しくあの様な発言をするのは全くの見当違い以外の何物でもないと思いますし、大変失礼です。相手を論破するのが弁護士の仕事ですから、弁は立つし、言い合いでは相手を罵って終わりなのでしょうが、言い合いで勢いが有るように見える側の言い分が真実かどうかというのは全く別の話で、数学の回答のように例え10億人が「間違って」YESと言った問題でも、正解がNOならばNOに真実ありと回答した残りの一人が正しいわけで、多数決で決まる問題ではありませんし。

そんなこんなで外野で言い合いっているうちに侵略戦争自体は既に一ヶ月が経過。電撃的なロシアの勝利どころか、キエフさえ奪取できず周りの都市でもウクライナ側の決死の戦闘で押し返されるところさえ出ていると報じられています。

そもそも、侵略する側の存在しない道義(あっても捏造されたもの)と低い戦闘意欲、そして補給物資の滞る中で、何時死んでもそれが自分の国を護る、自分の家族の住むところを護るという「正義」の名の下で闘っている人間のfighting spiritはその戦果を何倍にすることでしょう。

西側から継続的に送り込まれる支援と種々の戦略的軍事情報、筒抜けのロシア軍の会話などはまさにロシア軍を丸裸にしてしまっている様子。おまけにマスクの確約したSTAR LINKがウクライナの軍事・民事の通話を確保しておりますので、少なくとも多くの人間がマダマダつながっています。しかもVPNもロシア側で猛烈にダウンロードされて政府側の発表を全く信じない人間の手で隠蔽された情報が拡散する始末。

こんな状況では、やがて政府のプロパガンダを信じているのはネットに接続されていないテレビ世代の年寄達と、教育程度の低い連中達だけに時間をかけてなっていくんではないでしょうか。

そして、この侵略が何らかの形で決着がついた後ロシアに残るのは広い世代間の分断や収入格差に基づく分断、あらゆる方面での世界からの苛烈な排斥、ロシア人と言うだけで白い目で見られるなどその国籍を隠さざるを得ないような状況になるのではと推測します。

おそらくは自分の耳に心地よい情報だけが流されてきて、それを信じ込んで今回の侵略を開始した裸の王様も、腹心の高官が辞任し国外へ逃亡。国防相もずっと姿を見せないなどという惨憺たる状況になってきて焦りと怒りを爆発させる日々なのではないでしょうか。

KGBあがりのハゲオヤジ。そろそろ戒名を考えておかないとチャウシェスクみたいな最後を迎えないとも限りませんな。引導を渡すのは誰になるのでしょうか。


2022年3月22日火曜日

犬の手術

実は数年前から少しずつではありますが、我が家のワンコにある変化が起きていました。

それは体中に少しずつできてきていた疣贅(イボ)です。最初の頃は頭のてっぺんの左側に小さな出っ張りが有ることに気づいていました。しかし、それが暫くするとにょきにょきと成長してきたのです。ほんの数日前ですが、この大きく成長したイボの中でも一番大きなやつを左の後肢でガリガリと掻いてしまい大量の出血が認められたのでした。

その血の臭いたるや大変なもので、部屋の中でブワーンと強烈に拡散してきます。実際にその掻いて出血している部位をじっと観察してみると、表面がかなり荒れた感じの直径1センチ程度の汚い感じのイボがボロボロに表面を荒らした感じです。

実際の所、サイズは違えどもコレに似た疣贅が少なくとも体の数カ所に容易に触知するのは暫く前から確実に気づいていました。しかもそれらの疣贅はどれもこれも時間が経てば経つほどそのサイズが増えているのも確実でしたので、今回その治療・除去を兼ねていつもの獣医さんに行きました。

すると、(連れて行った嫁さんの報告なのですが)体全部を調べてもらった所、合計で11箇所も!あったとのこと。全てを切除した後にその一番大きなものは組織検査も提出して悪性でないことを確認するとのことでした。

手術台にかかった費用は97,000(同時に行った歯石取りも含む)更に、病理検査が8000円とのこと。ウ~ンと言うくらいのオペ代ですが、こればかりは仕方ありません。加入している保険代でどれほどカバーされるのか・・・。

それにしても、オペ後のカラーを付けた姿もなかなか何時もと違って可愛いものでした。


2022年3月21日月曜日

次女の未来予想図!w

次女からtelegramで突然「長文の」メッセージが入ってきました。

一体何をいきなり送ってくるのかな?と思って文面を読んでみると、今後の身の処し方に関しての自分なりのアイディアを述べたものでした。私としては子供達は自分の二本脚で独り立ちして、自分で稼いだお金で自分を養えるようになればそれでもう十分!というように考えていますし、自分が成れるものではなくて、自分がやりたい事をやれるように成長してくれればそれが一番と思っているだけなのですが・・・。

そもそも今回大学を半年早く卒業して授業料をセーブして日本に一旦帰ってくることはわかっていたのですが、その先をどうするのかは長女などに相談しながらいろいろと長く「次女なりに」悩んではいたようではあります。

さてそれによると、まず一旦日本に帰ってきて英語を教えるフルタイムの仕事(おそらくはECCのようなところ?)を探して自分で「糊口を凌ぐ」状況で日本に置いてきた犬と生活するとのこと。(既に余命は短いのでその最後を一緒に過ごすのだと推測します。)その時点でもし私が許すなら家に同居させて貰いたいらしいのですが、ダメなら近所に家を借りて一人住まいとの事。最初から私の返事を透かし見ているような提案です。w

ではその期間はどのくらいか?と言うと凡そ数年!!!と書いてあるではありませんか。orz

その後は数年の人生経験を積んだ状態でフルに全ての授業料をwaveされた状態でYale School of ArtかTemple UniversityのThe Tyler School of Art and Architectureに行くというのです。

なんでそういう感じで教職を目指すのかね?と言う感じなのですが、実際に会話をした嫁さんによると、次女の周りの教授陣がほぼ全員ボヘミア~~ンみたいな感じの人生を送っているらしく、平均しても5年位の「非」学術時代を経験してからundergradの次のステップを踏んでいる人達ばかりらしいのです。しかも、そのアイディアを教授陣に話をすると「それは素晴らしいアイディアだ!」等と言うらしいのです。おいおい!

それにしても、未来予想図が余りに自分に都合よくない?と思うんですが、取りあえずは右に左にウネウネしながらもやりたいことを楽しそうにやっているのでそれを応援してやるのも親としては有りかなと考えて入るのですが・・・。既に次女も22歳。自分で自分の生き方を決めるのは自分であって私はせいぜいのところ脇から自分のアイディアを述べるのみです。

とは言え、気持ちとしては忌野清志郎のお母さんの昔の新聞投稿を思い出す私でした。w


2022年3月20日日曜日

韓国の次期大統領

戦後最悪と言われている日韓関係。

ムン・ジェインとその取り巻き達が好き勝手にやってきた5年間の結果がこの有様ですが、左翼のみなさんがもう1期やってくれていたらおそらく韓国はボッコボコになっていたと思われるのですが、結局ムン・ジェインの命脈は尽きたようで、保守系の最大野党「国民の力」のユン・ソギョルが48.56%、革新系の与党「共に民主党」のイ・ジェミョンが47.83%として結末が出たようです。取りあえずはムンの後継者と目された輩が選ばれなかったのはまだましか?

しかし毎度毎度の事ですが、彼らは大統領選が終わる度に積弊排除等という名目で元大統領をボコボコにして周囲の取り巻きとまとめて排除しますので、再びお隣の国は二手に分かれて大喧嘩をするのでしょうね。そして、日本は常にそいつらの道具として相手を非難するための道具として使われ続けるのでしょう。w

K防疫という名目でその成果を世界に誇っていた方法論は結局のところ、個人を徹底的に追跡し、マークした個人の自由がどうなろうと構わないようなやり方でしたが、結局の所は驚くべき罹患率と死亡率を示しただけで、政権最後の「誇るべき」拠り所はみるも無残な有様です。

地理的には「たとえ嫌でも」これからも永遠に隣人ですので、関係は良好に越したことはないのでしょうが、おそらくこれからもずっと誹り合う関係が続くのでしょう。戦後100年経っていませんし、まだまだお互いを罵り合うような関係は続くのかもしれません。

この数年、いろいろな形で日本政府も韓国への関係を断ち切り無視するようなことをしてきましたが、次期大統領の発言と行動によっては岸田さんがその対応を変えるものと思われます。

とりあえず、現在の夜郎自大の左派政権が跡形もなく消えた後に如何なるオファーが日本にあるのか、それを慎重に見極めながらの日本の対応が始まります。コネと偽りの出自で塗り固め、学歴や受賞歴等という日本とは比べ物にならないほど異様に肩書に拘る儒教の国からの「何らかの変化」が日本海を越えてやってくるのか、淡い期待を抱いてみるのも暇つぶしには良いのかもしれません、と言いつつ何の期待もしていない私です。


2022年3月19日土曜日

トヨタ博物館のイベントに行ってきました!

車で走れば家から10分もかからぬ所にあるトヨタ博物館

すでに帰国して3回ほど行っているこの博物館ですが、数ヶ月毎にいろいろな企画を組んでイベントが開かれています。

今回の企画展は激走!!2.5次元 ヴゥオオーン!! - WRC 日本車挑戦の軌跡というもので、80年代からラグビー部とともに自動車部にダブルで入ってラリーをしていた私にとってはこれを見ずんば死ねず!!と言うレベルの企画展です。

日本車というのは欧米とサーキット形式のレース場のみならず、ありとあらゆるカテゴリーで「一番を目指して!」闘うことでその戦闘力を底上げし、技術を磨いて世界に伍してきました。(決して2番じゃ駄目なんです!蓮舫聞いとけよ~。)最初はサファリラリーなどの超長距離系(特に日産)から少しずつ勝ちを拾っていって80年代からは少しずつ、日本車がバリバリに世界のトップと激しく勝ちを争い始めていた時代でした。

ラリーに於いては当初Group Bという怪物カテゴリーなどでルノー、プジョー、アウディ、フォード等が頑張っていましたが、これに対抗する日本車はトヨタ、三菱、スバル、マツダ等が集団で激しく追い上げ、天才ラリードライバー達でもコントロールできないほどの怪物となってしまったGroup Bが終了し、最後はルノーもプジョーもアウディも抜けてしまい、カテゴリーが変わってからは日本車とフォードの闘いみたいになりました、その後は実質三菱対スバル、そして三菱が抜けて戻ってきたトヨタがスバルの終了とともにフォードとヒュンダイ(もともと三菱のエンジンをコピーしていた会社ですが)での三つ巴道になっているのが現状です。その中でも、今はトヨタがかなり強く、世界チャンプになろうと思ったらトヨタの車に乗るのが一番の近道みたいな状況になるほどの状況です。

まあ、何はともあれ今回の展示は歴代の世界ラリー選手権を知っている人間にとっては感涙モノの、そして知らない人にとってはおそらく意味不明の展示車群。知っている人間にしてみれば全く説明不要の「神様がこの企画をしてくださったのか!?」と言う程の珠玉の歴代著名戦闘車が1メートル間隔で展示してあったのでした。

案の定、一緒にまわった嫁さんは何のことだかその有り難みや素晴らしさを理解できませんでしたが、私は深い感動を胸に写真を撮りまくり、博物館を後にしたのでした。
これが企画展のパンフレットです。
2.5次元という表現でして、実写の周りをアニメのコマ割り風の景色で囲っています。
ドライバーは神様ユハ・カンクネン!
アノ!もうひとりの神様ワルデガルドとギャラハーです。
その全体像。レプソル・トヨタカラーですね。
ケニヤの英雄、シェカー・メタのDATSUN-Zです!
天才コリン・マクレーの操った555WRXです。震えました。
これはケニアの有名なインド系ドライバー「ジョギンダ・シン」のランサーです。

他にもあったのですが、あまり出してもわからない方には何の事だか・・・の世界ですのでこの位にしておきます。w

ちなみに展示車は後のために記録しておきますと、以下のようになります。

① ダットサン 240Z(1973)
②三菱 コルトランサー (1974)
③マツダ RX-7(1979)
④ダイハツ シャレード(1982)
⑤日産 バイオレット (1982)
⑥トヨタ セリカ ツインカムターボ (1985)
⑦トヨタ セリカ GT-Four (1990)
⑧SUBARU レガシィ(1993)
⑨SUBARU インプレッサ(1996)
⑩トヨタ カローラ WR-Car (1997)
⑪三菱 ランサーエボリューション(2001)
⑫スズキ SX4(2008)


2022年3月18日金曜日

愛子さまの立派な成長に心から感動した

17日に行われた愛子さまの20歳を迎えての記者会見、感動しました。

なんというか、よくぞここまでご立派に!という気持ち。親御さんである両陛下の育児における格闘が如何ほどであったか、その作品である愛子さまの会見を視聴して出てきた感想は「素晴らしい・・・」と言う一言でした。

横で嫁さんも視ていたのですが、「なんか愛子さんって大学に入って大人の女性になったっていうか一気に綺麗にならんかった?」という真正面からの正直な感想。私は私でその会見で語られた先日の地震被災者に対するお気遣いの言葉から始まって、御両親への感謝のお言葉、御自分に関する周囲の感想を含めたエピソード、結婚に対するマダマダ形成されぬ想い等を上品に述べられました。
なんというか、「育ち」っていうのは隠せないな~というのをマザマザと見せつけられるような彼我の上品さの差です。w

成長途上の思春期前後で激痩せした時には私自身も大変心配したのですが、記者会見での弾けるような二十歳の皇族としてのお嬢様姿を見てオジサンはホンマに心の底から「目出度い!」と感じたのでした。思わず隣りにいた嫁さんに「皇族とかなんとか全く関係なく、やっぱ、親が立派やとこういう素晴らしいお嬢さんが育つもんやな!親だわ、やっぱ親!」と熱く語ってしまいました。

市井で子育てをする親とは全く異なる難しさを持つこと100倍はするであろうと思われる、一挙手一投足の全てが活字と映像とゴシップになってしまうような「衆人監視」の中での子育て、そして今上天皇陛下の一人娘という有り得ない程のタイトな立場での御自身の育成環境。想像するだけでそのキツさは身が縮む程です。

しかし、雅子様は陛下とご一緒に見事にやり遂げられたと心から感じます。私としては本当に女性天皇になっていただいて、「全く何の問題もない」と思うのですが、その後をどういった人物がY染色体の持ち主として引き継いでいくかと言うと結局はその他の皇族からと言うことになって最終的にはあの受験云々で話題になった息子さんなんかな~という所に落ち着いて来ますが、相応しいっていう意味では圧倒的に愛子さまだよな~っていうのは全くの個人的見解です。

個人的見解なのですが、アノ男の子がまともに育ってくれればそれでも良いのかなと言う気もするのですが、わたしは別に皇族に受験レベルの学歴なんて何にも要らないとおもっているし、愛子さんはおそらく最も偏差値の高い大学を受ければ容易に合格したであろうという頭脳を持っているのに、「敢えて」倣いに則った学習院を選んだと思っていますので、彼女が他の男性皇族と結婚されてその男の子が皇室を継いでくれるのが一番アリかなと思っています。

それにしても、愛子さんの素敵な20歳の誕生日の会見をみたあと、己が20歳の誕生日を迎えた時にどれほどアホなことをしていたかを振り返るとその落差に心のなかで只々溜息をつくのでした。


2022年3月17日木曜日

開運!なんでも鑑定団

なんでか知らんのですが、最近嫁さんが私のためにテレビの録画をしてくれています。

そのほとんどが旅・食べ物・気に入ったドラマなのですが、それを視るかどうかは私次第。せっかく録ってくれていても明らかに全く視ないものも沢山あるのですが、いろいろ録ってくれたものが毎週積み重なると勢い「これが良いわ!」という少数の番組がいくつか固定されてきます。

挙げてみると「出川哲朗の充電させてもらえませんか」「ひろしのぼっちキャンプ」「開運!なんでも鑑定団」「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」「秘密のケンミンSHOW」の5つでしょうか。その中でも当然のように昔から視ているのはなんでも鑑定団なんですが、この番組の気に入っているところは主に2つあって、物の値段のつく仕組みそれがついた時の依頼人の悲喜交交しょうか。

ものの値段はまさに需要と供給。経済の根本を為す仕組みだと思うのですが、ある人にとって見ればゴミそのものなのにそれが喉から手が出るほど欲しい人も世の中に入るわけで、その手の人々が沢山集まると更に値は上がるし、その中に金持ちがいれば更に値は上昇するでしょう。また、この値付けのファクターには時間の経過とか作られた数の希少性、更にはそのモノに絡みついたバックグラウンドのエピソード、サインの有無、更には使われた技工のレベルなども影響を与えますし実に難しいものです。

それだけではなくて、骨董には「真贋」というものがありますからね。この真贋の部分が専門家の眼で極められるんですが、この真贋判定の部分が論争になることも(特に陶磁器、絵画、掛け軸などでは)多いみたいなんですけど、世の中には異様にハイレベルの技工が施された偽物がありますからね。実際は専門家の言いなりなのかもしれませんが。w

アメリカでも昔テレビを何気なく見ていたら同じ様な鑑定オークション番組があるのを視て「どの国もおんなじだな~」と思ったことを覚えています。(その後、更にイギリス版でも同じ様な番組があることを知り二度納得しましたが、イギリス版のほうが流石に古いものが多くて家具とかが多かったのが印象的でした。)

何れにせよ、これからも私から出すものは決してないでしょうが、番組を視てソファの上でくつろぎながら司会者・今田耕司さんのトークと依頼人の一喜一憂を楽しみ続けることでしょう。


2022年3月16日水曜日

夜中の警報音

そろそろ寝ようかなと思っていた時にテレビとスマホからアノ音が。

出来ることならば聞きたくないアノ音がけたたましく鳴り響きました。消そうとしていたテレビも、警報設定をしていたスマホも地震の発生を知らせます。実際の所、震源からは遠く名古屋の方では「私は」揺れを感じなかったのですが、嫁さんの読んでいたSNSでは「結構揺れた」とか言う信じて良いのかわからないような名古屋の女性の話もあったそうなんですが。

私はと言えば「全く」感じませんでした。感じないものは感じないので仕方がありません。まあ、何時も私という人間は鈍感なので少々の揺れでは感じなかったのかもしれませんが!

その後、画面を見てみると恐ろしいことに震度6弱、そして暫くすると震度6強へと表示が変更になりました。震度6強という表示を見て私自身は日本で経験しなかった東北大震災の再来かと恐ろしくなりました。津波警報が次々と出されましたが、少なくとも高さ1m前後の津波ということで劇的にひどいものでは無さそうだったのですが、それとて油断はできません。

寝ようと思っていたのが突然の全チャンネル災害報道への切り替わりを目の当たりにしました。じっと見続けていると新幹線の停止や高速道の通行止め、広範囲の停電まで報道されていました。

この大地震でどなたも亡くならないのはほぼ無理だろうと思っていたのですが、やはり残念ながら亡くなられた方の発生と大量の家々の崩壊が報じられてきたのを聞くと本当にやりきれません。せっかく復興の継続が波にのってきていた時に淡々と歯を食いしばって頑張ってきた人々の心とお金と肉体的疲労にダメージを与えるような今回の地震、何という酷いことなのかと呆然とするばかりです。

岸田政権の実力が試される展開です。


2022年3月15日火曜日

最近、酒場に全く行ってない

タイトルの通りなんですが、名古屋の酒場というものに最近は全く近寄っていません。

実に残念です。私の日本に帰ってきてからの夢というのは時々ふらりと家を出て小銭を手に酒を一人で飲んでそのまま次の店にまた一人で移動、たまには職場の酒飲みの若い人間を2、3人連れて二次会程度まで飲むというスタイル。

新型コロナが発生する前は実際に上に書いていた様な生活を「たまには」していたのですが、最近は家飲みばかり。しかも日本酒はたまに、ビールに至っては全く飲まないという状況。では何を飲んでいるかと言うと相変わらずの「どぶろく」です。

特にこればっかりというどぶろくがあって、それが黒松仙醸のどぶろく。美味しくて全く酔わない美味い酒でして、口の中で醪(もろみ)が踊ります。最初どぶろくというのは甘酒の延長上の一種くらいで、特に求めて飲むようなものでは無いと思っていたのですが、有る方から頂いて以来、もう酒と言えばこればかり飲んでいます。
本当に美味しいんですよ!普通日本酒で私が好きなのは淡麗辛口から辛口なんですけれども、このどぶろくは甘口。甘口なんですが美味いのです。

いちおう・・・会社の宣伝では「脂質の吸収を抑える・ 美肌効果・腸内環境の改善」などと書いてはあるのですが、そういう事はすべて無視して単純に美味いから飲んでいます。w
このボトル、基本的には私が最近何時も使っている「常滑で購入したお気に入り」に注ぐとたったの4杯で終了してしまいますので、一日で飲む量はこの二杯に限るようにしています。

それにしても美味い。家飲みで満足してしまう原因はコイツにあるんですが、それをとりあえずコロナのせいにしてしまっています。別にこの会社の肩を持つわけではないのですが、ぜひ飲んで頂けると私の感想が「本当」だと理解して頂けるとお思うのですが、如何でしょうか。


2022年3月14日月曜日

ナチス・ドイツもこんな感じだったんだろうな

ロシアの政府系機関による結果発表ではロシア人のプーチン支持率は77%と言う話。

まあ、北朝鮮発表の100%じゃない所がまだヤラセ感を減らそうという努力の跡が認められて零点と言う発表にはなっていませんが、それでも約1/4が支持していないという風に見たほうが良いのでしょうかね。不適切な人間が行った不適切な母集団に関する不適切な誘導質問などというものは某フジテレビ等の行うヤラセ番組のヤラセアンケートと一緒で、私が私的に行う「そこら辺で2~3人に聞きました・ソースは俺!」的な調査とほぼ一緒で、自分のこうあって欲しいかも?という結果に沿った答えを導く方向で結果を出すようになっちゃうもんです。

況や今回のは侵略戦争ですから、ロシア大統領府の(実際はプーチンとその忖度取り巻き野郎ども)「ロシア国民の皆さんにはこう信じ込んでいただきたい!」という誘導制作がどんなものかが如実に出ていて興味深い。

曰く「この戦争はウクライナに住んでいる同胞ロシア人を抑圧するネオ・ナチ政権を倒し彼らを開放する正義の戦争」なんだそうで、「ウクライナ軍は自分の国の都市や首都を自作自演で破壊」しており、「調べてみた所、化学兵器を作っていることが判明」したとのこと。それを阻止しているのが「子供を含む民間人を決して傷つけない」正義のロシア軍なんだそうな。w

赤点先生が文章を見たら全文章がもれなく真っ赤になって返却されるのは日の目を見るよりも明らかなのですが、他の情報に接することがない、若しくはそういった情報だけを見たい人間達からすれば大ロシアの正義が満載であって、侵略戦争の現場で毎日リアルに戦闘しているロシア兵が「形式上の勝利」を得たとしても、その現場にいた戦闘員がそれぞれに帰国してその事実を母国の実家で、母国の酒場で、母国の職場で現場の事実を話す頃には一体その話がどう解釈されるのか興味深いところです。

ナチス・ドイツの熱狂も、関東軍の解放と言う名の侵略も当時の各自国内ではまさに「以下同文」的な様相だったことは容易に想像できます。私の母方の死んだ婆さんも当時の軍国愛唱歌を口ずさんでは戦争をしていた頃の日本の国内の様子を話してくれたことがありますが、まさに大本営発表の受け売りが流布していたことを想起させるような話ばかりだったことを覚えています。中学生であっても、それが大本営発表として流布されていたことは当然知っていましたから。

情報源から隔絶され他人々は「疑いつつも」目の前に提供されるお上が流したプロパガンダ映像を見せられてそれを毎日何回も何回も繰り返されるわけでして、「嘘も100回つけば本当になる」といういつもの話に落ち着くことになります。「勝った勝ったまた勝った!」と言っているのに何故か毎日のように空襲警報が鳴っていた当時の日本。ロシアの場合はクレジットカードとルーブルの下落と医薬品食料品の高騰と消失でその真実を知ることになるのでしょうか。

戦争反対の紙を見せては逮捕されるので「白い紙」を広場で拡げて見せただけで逮捕連行されるし、戦争反対デモに参加したら即除籍されたサンクトペテルブルグ大学の学生もいる始末。高等教育の府がこういう事を始めるともうそこは教育機関としてはオワリです。ナチス政権下でゲッチンゲン大学とベルリン大学がどうなったかを知っている人達には説明は不要でしょう。

時の流れが全てではなくとも必ず多くの事実を白日のもとに晒します。あのソビエトであっても「時間」と「真実」の持つ力の前には全くの無力でした。プーチンも上げた拳の下ろしどころが無くて悶絶していることでしょう。今回形式上勝ったところで歴史の教科書にはどう書かれるかももう決まっている様子。歴史は勝者が書くというのも実のところは嘘ですし。まあ、そもそも彼は時間に勝てそうにはありませんが・・・。


2022年3月13日日曜日

新たなジブリ・パークが少しづつ見えてきている!

今日は再びモリコロパークに行きました。

基本的に我々がここに行く目的は常に決まっていて、1つ目は犬の散歩、2つ目は散歩の途中にあるモリコロ内のモスバーガーの店舗で昼食にハンバーガーを食べることです。実質それしかありません。

ところが、このモリコロパークには他県の多くの人も含めてもう一つの重要な施設がありますよね。それがとなりのトトロに登場する「サツキとメイの家」という、調度品のみならずその調度品の中に入っている新聞やマッチ箱などに至るまで昭和30年代をしっかりと時代考証して作られているという施設。ところがスタジオ・ジブリがこれから先、このモリコロパークの中でとなりのトトロのみならず、その他のアニメに登場した様々な施設や世界観を再現しようというスタジオ形式のイベント施設が追加的にどんどんと作られていくという建設計画が大きなニュースになっています。

サツキとメイの家は単に幾つかのエリアの中の一つの場所に過ぎなくなります。そこは「どんどこ森」と言うエリアらしいのですが、それは全体に散らばる5つのエリアのたった一つ。こうなってくると、おそらくは長久手や名古屋エリアにおいてこの「ジブリ・パーク」を訪れるための宿泊需要が生まれてくるんでしょうね。

今回モリコロパークを訪れた時に前回は幕が掛かっていた施設がその外観を表し始めていました。それが下の写真。

ここはもともとシンプルなデザインのエレベーター
だったんですが、劇的に改装されていました。
更に少し動いて、旧車などの展示会がよく開かれていたりする運動広場の方に移動していくと下のようなものがガンガンと建設中でした。
位置的におそらく「ジブリの大倉庫」エリアのなにかです。
このHPの地図を見ると何処にどんなものが作られていくのかというアイデアが見えてきますよね。しかし、二分割されて作られていく施設の第一弾は今年の11月とのことですから、ほぼ半年後にはいろいろなものが我々の目の前に出現するという訳ですよね。

ここまで書いて思うんですが、実際の所、我々はこのパークの登場をそれほど喜んでいません。というのも間違いなく発生するのは周辺道路の大渋滞と満杯の駐車場。そして、ここに直接アクセスしているリニモの利用者の増加です。

地元の経済には確かに素晴らしく良いことなのでしょうが、ここを散歩の場所として利用している我々にしてみれば「あまりにも混みすぎて」不便なレベルにまでなってしまうのはちょっとな~と言うところでしょうか。

まあ、ここまで来ると近隣住民の単なるわがままというやつですね。w


2022年3月12日土曜日

アニマル・シェルター

今日は懐かしいものをLIVEで視ることができました。

アメリカから我が家にやって来たにゃんこがそもそもやって来たのはRichmond animal care and controlという施設からなのですが、ここは犬と猫をリッチモンド中から受け容れて不妊手術を施し、再度その仔達を各家庭で受け容れて貰い、再び家庭にもその仔達にも幸せを配るという施設です。

今日ソファでリラックスしていたら、その施設がいきなりTwittterでのLIVE画像を配信し始めたという通知を流してきました。

これはこれは久し振り!と思って懐かしさに駆られ直ちに配られたリンクをクリックした所、いきなりのパグの大写しが登場。ずっと視ていると、今受け容れてほしいワンちゃんやニャンコ達を次から次へと紹介しながら紹介していくものでした。

コメントが次々に出てきてはハート・マークなどがついていくわけですが、そのコメントの数々に啓発されて思わず「我が家のにゃんこも8年ほど前にこの施設からアダプトして、今は日本で幸せに暮らしています」と書き込んでしまいました。

周りの景色も同時に映し出されて、実に懐かしい画像が次々に見えてきました。同時に当時ニャンコを受け容れるために次女達と一緒に施設を見に行った時の様子が鮮やかに脳裏に蘇ってきました。

いま視てもアメリカのアニマル・シェルタは本当に清潔で、うんちなんか何処にもないくらいキレイに掃除されています。実のところ、私が記憶していた当時の施設よりも一段美しくなっておりました。

こういう施設は地域住民達の寄付金などでかなり立派に運営されており、獣医師の方々もボランティアで不妊手術などをしてくださるとのことでした。日本のアニマル・シェルタももっともっと寄付金などが流し込まれるような恒久的な仕組みがあると良いなと、今日の実況を視て思った夜でした。


2022年3月11日金曜日

3.11再び

再びこの日がやってきました。

アメリカにいた頃に日本で起きた歴史的大災害も既にあれから11年。時の経つのは本当に早いものです。恐ろしい程の巨大な地震とそれに伴って発生した巨大津波で多くの人命と地域の絆が失われたのが本当に昨日のようです。

日本にいれば何時でもどこでも地震という天災からは逃れられません。何時起きるのか、何処で起きるのか、そしてそれがどれくらいの規模なのか。ただ一つ判っているのはそれが誰にも判らないと言うことだけ。今後、地磁気や距離の歪みその他の様々な地学的参考指標の解析は進んでいくのでしょうが、複雑に沈み込む複数のプレート(示されているだけでメジャーな4つのプレート!)の真上に国全体が乗っかっているような巨大なリスクのある国でそれを正確に予測することは仏様でも無理でしょう。

そもそもこの国では地震が来ないと考えるほうが夢想であって、「必ず来る」ことを常に前提にしておかないといけないはずです。ところが、日頃から我々が備えとして出来ることと言えばごく微々たる物と事、そして防災訓練です。要するに手薄。

正直なところ我が家では防災訓練はしていません。名古屋市広報を確認してどこに万ーの場合の避難場所が有るかということは確かめていますが、それではとても十分とは思えません。とりあえずは保存食や保存用の水なども年々歳々少しずつは増やしてはいますが、おそらく一週間は持たないというところ。

キャンプ道具の充実に合わせてライトやテントはきちんと増えましたし、簡易トイレであれば家族全体で数週間は持つレベルです。ただし、こういった生活はあくまで「水があれば」支えられるものであって、更に言えば調理には電気やガスが必要です。

万一のことが起きた時にインフラがどれほど耐えられるのかは全くもって未知で、今年は冗談抜きで大型バッテリーも購入して少なくとも電気は数日持つ程度の準備をしておこうと決意しているところで、この週末にも更に少しではあっても買い足そうと思っています。

我々は多くの方々が犠牲になった11年前の天災を再度思い出して、「出来ること」はしっかりしておかなければならないと強く思うあの日の災害のニュースで溢れる今日この日の私でした。


2022年3月10日木曜日

娘達のフロリダ旅行

次から次へと家族共有のグループLINEに写真が飛び込んできます。

PittsburghとRichmondを経由して次女は長女と合流。3日前からフロリダに滞在してあちらこちらと移動しながら美味いものを食べ続けているようです。^^

どんどん送られてくる写真の数々はほぼ全てが食べ物と二人の飛び跳ねている写真、そして時々は周囲の景色や飛行機で移動している写真などが入ってきます。そのどれもが活き活きとしていて「若さ爆発!」と言う写真ばかり。American girlsのビッグ・ホリデイと言う感じでしょうか。

食べ物は寿司、カニ、ホテルの朝食、その他諸々なんですが、食べて食べてまた食べてという感じで殆ど「食べある記」と言う旅行。これも若い女性にはアリなんでしょうね。

実は、今回の旅行では娘達が移動するための飛行機代は出したのですが、(聞いてはいないのですが)おそらく残りのホテル代や食事代は全て姉さん持ち。稼ぎはバイト代と私からの仕送りのみという次女からすれば桁違いの稼ぎのある姉貴というのはアメリカにおける親のような感じでしょう。こうなると、日本に一時帰国した時には長女の方に少し厚めにお小遣いをあげないといけないかな?と思っています。w

二人の娘が充実した休みを精一杯楽しんでいるのをこうやってゆっくりと眺められるのは贅沢な幸せ。親としては己が生まれてきた意味を、そして子供達が育ってくれた喜びを強く感じるのでした。これから後も自分の信念に従って努力を重ね、生まれてきて良かったと思えるような人生を過ごして欲しいなと心から願うのでした。

しかし、こういった世界の反対側で子供、老人、そして女性が逃げ惑い男達は侵略者と闘い続けなければならない過酷な世界があるという現実。愚かな独裁者に神の雷槌が下りますように。


2022年3月9日水曜日

アレルギー・バンバン

数日前から自分の車が妙に汚いことに気づいていました。

もともと車内はゴミひとつない状態、車の外は時たま降る雨が勝手に洗ってくれる~程度(=ほぼ洗わない!w)の「清掃」を心がけていた私ですが、ここ数日の急な汚れはアメリカにいた頃の花粉爆弾を思い出させるものでした。そういえば、この車体の急激な汚れの2日ほど前から何となく右内眼瞼に痛痒を感じていたのですが、これで犯人が特定できた感じです。

実際、この車の汚れが見られた後くらいから外来にやってくるアレルギーの患者さんが増えてきました。しかも、かなりキツめの反応を出している方が多いのが今年の特徴みたいで、3年前に減感作療法をお勧めして以来、耳鼻科に真面目に通ってくださりきちんと二年間にわたって本当に良くアレルギー症状が抑えつけられていた病院事務の女性が、今年は「先生、今年は効きません! 助けてください。夜に鼻水と喉のイガイガで全然眠れないんです。」と言って外来に駆け込んできました。

今日、処方をして3日ぶりに事務室に用事があって行ってみると、その女性がササーッと私の側に小走りに走ってきて「先生、効きました~!あれからピタッと止まって良く眠れます~」との事で何よりメデタシメデタシです。あとは場合によっては初夏くらいまで継続処方ですかね。

とりあえず、最近のアレルギーの処方薬は眠気をなるべく減らし、かつ持続的に効果が出るものが一生懸命開発されておりまして、2-3年に一回程度試してみたくなるような薬が新たに出てくる感じです。

私の場合は点鼻薬や点眼を別に出し、錠剤も処方。それに咽頭用の抗炎症作用を持った漢方薬をかぶせてセットにしてます。これで結構良く効いてくれるので職員さんや患者さんにも好評です。

何れにしても、現代病と言われるアレルギー。多くの人々が悩まされていますが、今年もその季節がやって来たようです。Tenki.jpの花粉予報では東海3県は只今「花粉大量飛翔」状態と表示されています。

仕事にならない人も多いこの花粉アレルギー。皆さんも悩むことなく季節をやり過ごせることを名古屋より祈っております。


2022年3月8日火曜日

甥っ子の大学合格通知

LINEで突然、義理の妹から写真が送りつけられてきました。

5桁の数字の羅列のみなのですが、左側に受験票の数字、そして右側にはスマホの画面が表示されていて、そちらはそちらで11組の5桁の数字がかいてあるもので、以上63名などと表示があります。

直ぐに「合格発表か!」と合点がいきました。受験票の番号を眺めたあと、右側の画面を上から見ていくと確かに前期日程の合格者欄に左の受験票の番号が書き出してあります。その番号は52307でしたが、その一つ前は52024、その一つ後は52319でしたから、随分と間が飛んでいます。それだけ途中の受験生が消えたという意味ではないとは思うのですが、まさに悲喜交交の中で甥っ子が「喜」の方に属すことができたのは幸運でした。

しかし、我々の頃は合格通知というのは受験会場の帰り道に「郵便局の電報サービス」とか「電話通知サービス」とか言うのを、大人や地元の大学生達がバイトでやっていた時代だったんですけどね。やっぱり時代は大きく変わりました。

お金が無いから「国立大学に合格してもらわんと困る」と前から言っていたのですが、取り敢えず国立大学に受かったみたいで良かったですな。関東にある大学の工学部ですから、生活費も九州よりは高いはず。両親もより一層、頑張らんといかんでしょうな。

そもそも、甥っ子は今回現役生であるにもかかわらず、滑り止めとか言って関東の他の公立大学とこの国立のみを受けていたみたいですが、こういう感じで実質的には2校受験で終了したみたいです。そもそも、私の世代(40年程前)の九州の田舎の公立高校生なんていうのは意外と1校1発受験なんていうのはごく普通で、行く気もない大学の受験をしてもしょうがなかろうと言う感じの発想でして、私のような人間は当時の田舎ではそれほど目立った存在ではありませんでした。今はどうなのか知りませんが。

ですから、私立大学を日程をずらして各所を泊まり歩き、全国行脚のように受けまくる一部の私立受験組の他のクラスの子達を横目に見ながら「何だかよくわからんけど、金撒き散らしてすげーな」と感じているような次第。やっぱり根っこから貧乏人です。w

取りあえず甥っ子は11日に大学附属の寮に入れるかどうかが決まるらしいので、それが駄目なら下宿を探しに行くそうです。何はともあれ彼の門出を祝してオジサンはお祝いを準備しておかねばなりませんな!


2022年3月7日月曜日

税務の事は一切お任せすることにしました

遂にギブアップして「おまかせ」に致しました。

前々から気になっていた税務の処理の諸事を一切税理士さんに任せることにしました。正直なところ何回かプロセスしたのですが、日本の税務処理を勉強して完全に正しくプロセスすることに自信がなかったからというのが大きくて、最近毎年変わる種々の控除の内容に関しても本は買っていたんですが、読む気も起こらず実際読まず。

こんな霧のかかったような税務処理を毎年していて「幸いにも」税務署からも何も言われずにちょっとした還付その他も還っては来ていたのですが、その還付額自体も本当に正しいのか毎年毎年疑問に思いながら「取り敢えず」の繰り返しをするのが嫌になってきていました。

実は今回こういったアクションを取ろうと思ったのはある程度の偶然でして、同じマンションに住んでおられる男性と立体駐車場で週に一回はすれ違う間柄でした。立ち話をすることも度々あり、それを繰り返しているうちにお互いの何気ない自己紹介などをするなかで名刺の交換なども発生し相手の方が税理士さんだと判明。「何かご相談事があったらお気軽に」というようなお話をされておりましたので、これを機にメールで御相談をしたところ「それでは・・・」と言う形で話がまとまりました。

アメリカにいた頃は自分で処理をするTurboTaxがありましたので、何でも容易に順を追って一人で出きていたのですが、日本の税務処理は基本的に税務というものを個人から忘れさせ遠ざけるシステムで、未だに戦時体制を引きずって居るなと思います。少なくとも納税者であることを意識させないように意識させないように給料から天引きしていくシステム。これでは親方日の丸の大人しい羊しか育ちません。勿論デジタル化なんてせいぜい簡単な入力程度で、我々自身が入力したデータを我々自身でネット上で見返すことさえできません。

自分の住むマンションの同じ住人に収入やその他のことを完全にお任せするわけですが、そこはプロの仕事。お値段も実に明朗会計で今後もずっとお任せしようと心に誓った充実した税理士事務所でのミーティングでした。


2022年3月6日日曜日

何でもかんでも値上がりか?

これはキツイ事になるかもしれません。

簡単に停戦にはならないことはプーチンの言動を見る限り「間違いない」と思われますので、この侵略戦争は長引きそうです。この裸の王様が何を考えているのかからんな~と思うのは、形の上でウクライナに傀儡政権を仕立て上げたところで、これだけ軍レベルの武器を国中にばら撒いてしまったら、為政者の安住の地など何処にもないでしょう。

軍務経験者も大量にいるような国にカラシニコフを始めとした突撃銃や国外から配られた種々の最新の強力な銃、そして何よりも恐ろしいのはスナイパー・ライフルも大量に街中に散っていることです。狙撃能力の高い人間が一旦誰かを狙おうとしたら、ほぼ逃避は不可能ではないでしょうか。

さて、そのような狙撃される側の人間が味わうであろう恐怖とは別に、世界の人々にとって大変に不味い事実がてんこもり。まず、ウクライナは学生の頃に習った事実のまま変わらない事があって、それはウクライナが世界的に有名な穀倉地帯と言うことでしょうか。世界の小麦の10%とかいう大量の小麦を作るエリアの生産性が落ちることと、ロシアの小麦輸出の他国への禁止が重なったらおそらく全世界の小麦消費の3割が影響を受けるとのことですから、その影響は深刻なもので有ることは容易に推測できます。実際に値段は爆上がりそのもので、以下のような感じ。小麦を使ったすべての製品は強烈に値上がりするでしょう。
この「極短期間」での異常な上昇は通常ではあり得ないレベル。では原油はどうかと言うと、以下のようになってしまっています。
この値段は市中のガソリン価格のみならず、ありとあらゆるオイルを使った製品群に及ぶでしょうから。長期化するとエグい値上がりになると思います。では、さらにルーブルの価値はどうなっているかと言うと、これまたロシアがオワコンになる様子が阿鼻叫喚図のように想像できるレベル。ごく最近までの対ドル比での実質半値にまでなってしまっています。
コレでは通貨防衛どころではありません。こんな値動きで通貨を防衛できる国なんて世界の何処にもないでしょう。おまけにロシア中央銀行が対外的に大量に持っている金などは実は日銀の腹の深い所に置かれていますから、ロシアは実際の所「簀巻き」にされて海の中に投げ込まれているような状況です。

ハイオクではない「レギュラーガソリン」1L=200円も近いと思えるのですが、その日が本当に来るのか。嫌な予感ばかりします。


2022年3月5日土曜日

出世しない人^^

私は出生しない人です。実際してませんし。w

おそらく会社組織のように上の人の言うことを嫌でも聞かなければならないようなシステムの中ではストレスが大きすぎて、人としてのいろいろな生理機能が狂いそうです。w

前にもこのブログで書いたのですが、基本的に医学部に通らないような人生であれば香港に行って貿易商になる事を考えていたような人間でして、そもそもが誰かの下で働こうという気がないのです。勿論「コレは敵わん!」とか「凄いな!」と思うような人間に出逢えば、年齢など関係無しに師事することは全く構わないし、商売の為に人に頭を下げることなんて言うのは何十万回でも出来るのですが、人からの命令でやりたくないことをやるのだけはどうにも駄目です。

これは大学院生の頃でも一緒で、指導教授とガンガンやりあって意見を闘わせる時には一切の遠慮無しでお互いに罵りいながら「なぜこんな簡単なことが解らないんです?先生馬鹿じゃないんですか!」等とサイエンスをやっている間は全く年齢・立場を考えないという基本方針を貫いていましたので、周りの他の大学院生とはかなり違っていました。今、東北大学である巨大施設の部門長をされている先生が同じ時期の大学院生でしたが、この先生も私と同じでサイエンスに関しては教授が何と言おうとオカシイと思うことに関しては一歩も引かない人でした。(私とは全く違って大変に賢い先生で、かつ手先も器用という素晴らしい人物でしたので、東北で立派な業績を上げていても全く当然としか思っていません。)

しかし、今考えるとこんな我々を教室から叩き出すこともせず、口先だけで実績も何もなかった「嘴の黄色い」我々大学院生相手に対等に議論に乗ってくれた当時の名古屋大学の教授こそが最もフェアで大した先生だったと思うんですけどね。^^

兎に角、サイエンスでは脳味噌、勤勉さ、運、なんかが色々と重なっていないと研究を進めていくのは大変難しいもので、賢いだけでも駄目、運があってもそれを活かすだけの能力がなければ駄目、勤勉なだけで脳味噌や運がなければこれまた大成しないという厳しい世界です。まあ、普通の世界と同じかもしれませんがおそらく一匹狼の集合所みたいな施設が研究所というとことですから、個々の人間の牙はかなり「普通」より、長く鋭いのかもしれませんが・・・。

実際の所、それよりもまずもって私が自分自身最も自分に関して駄目だと思っているのは「後回し体質」「期限ギリギリ滑り込み滑り込み体質」がベースになっていることでしょうね。一言でいうと「怠け者w」なんですが。(リサーチ自身は大変楽しい世界でしたが、結果を得るにはそこら辺のツッコミ能力は必須ですから、金を集める能力や実験の成功は楽しむだけでなく勤勉さも必須です。)

そういう怠け者は出世・成功とは縁は無いですね~。しかし、そのような怠け者はそもそも人の上に立つということを忌避する傾向がありますので、ストレス減らしを自ら引き寄せる代償としてそういうキャラクターを持っているのかもしれません。

我が家では次女も私にそっくりですので、次女を見ているとコイツも俺と同じキャラだから、人事が絡むところとかオフィス系のところは絶対に目指してはいけないな~と思ってしまいます。そういう道を選ぶと多分、面白くない人生を選ぶだろうなと言う予感。w

大学を卒業したあとアートの世界に関与していくにしろ、しないにしろ、人と何らかのポジショニングを競うような出世を必要とするような世界は次女には向かないんじゃないかな~。

しかし、それは娘が考えるだけのこと。私の関与することではありませんし、思った方向を選んで失敗しても後悔することは絶対に無いはず。現に私自身も研究を止めたあともアノ暮らしは最高だったと思っていますので!


2022年3月4日金曜日

嫁さんからの攻撃に耐える

最近、家に帰ると嫁さんから紅茶を出されます。

「それだけ」なら素晴らしいのですが、そのサービスにはちょっとした裏が存在しています。それは何かというと、アメリカから持ち帰ったFire King等のグラス・ベークを中心としたカップ類を一杯、一杯と紅茶を継ぎ足す度にデザインの違うものでserveしてくるのです。

アメリカで一緒にantique shopを巡った頃に「あった!」とか、「コレコレ!」とか言って集めていた頃をしっかりと思い出すことが出来るような濃いデザインの数々なのですが、こういったカップ類の中にはフツーに6-70年前のものがたくさん入っていて、デザインもガチガチにアメリカンなものばかりなのですが、嫁さん的にはそのデザインを私に再度味わって貰いたいらしく、毎度そのカップを変えて出してくる度に実に明確に相好を崩しているのです。

嬉しそうな顔を見るために私も頑張って「普段は飲まない」紅茶を飲むのですが、帰宅して飲める私の限界は3杯です。w

この前一緒にストアに行ったときにもこういった日々の為に飲む紅茶をいろいろと選びだして買い込み、それを更に順番にserveして貰っています。今回、幾つもの種類の紅茶を飲んでみて個人的に思ったのは紅茶にとって大事なのは「香り」だなと言うことでしょうか。

味に関してもやはり夫々に異なっているのですが、紅茶の「味」に関する判定は私の舌では未だとてもできません。飲み易いものというのと、それを感じないものとはあるのですが、緑茶と違ってまだまだ「旨味」を感じる段階に至っていないのが残念です。

おそらく、甘み好きの私が無糖で飲んでいることがその主因と思えるのですが、ジャムなんかを使って紅茶を飲むという変法なども徐々に試していこうと考えたりしています。

それにしても嫁さんからの絶え間ない「茶器変更攻撃」。一周り提供されるバリエーションが終了するのは一体何時なのでしょうか。


2022年3月3日木曜日

町内会ってなんなんだ・・・

アメリカにいた頃はcommunity feeというのが取られていました。

勿論、家を持っている間はこれが毎月口座から引き落とされます。私の住んでいたコミュニティの場合は約100ドル。年ごとに少しずつ上っていきましたがそれでも10年で20ドル程度でしたし、コレが集まる事でコミュニティの清潔や安全に目を光らせる数名の事務系職員や、一年中コミュニティの芝生や木々の枝打ちなどをしているヒスパニック系のおじさん達の給料の原資になっているはずです。

こういうプロフェッショナルな人々を雇ってコミュニティのレベル維持をしているわけですが、日本に帰ってきて一番最初に「アレ?」と思ったのは町内会の存在でした。

日本で今住んでいるところの町内会では一年の町内会費なるものが約3000円程度のようですが、それが何に使われているのかは一切謎です。少額なのもありますが、そもそも何をしている組織7日もわからず、組織からのリクエストもコロナ下で何もありません。こういう状況で人が集まって掃除をしましょう、廃品回収をしましょう、雑草取りをやりましょうみたいな事も全くなし。それでも町内会費は集められます。

昔だったらおおっぴらにおっさん達が集まって、年に一、二回の飲み会などをしてそれに小銭をつぎ込んでいたのでしょうが、昨今はこういった金を不正に個人の金として使用して告発逮捕される輩もいるようです。私自身の個人的な考えなんですけど、この町内会というシステムはどうしても私には戦前の隣組的な組織に見えてしまいますし、こういったエリアをキレイにすべきなのは基本的に公的なサービスを行うために組織された公務員や雇われた私企業の人々であるべきだと思うのです。

ましてや雑草取りに参加しなければ1000円徴収いたしますとかいう類の「税の徴収」的な懲罰はあってはならないと思うんですけどね・・・。

私の住むマンションの中自体は当然のように月々の積立代込みの管理費が取られているわけで、内部は厳密に管理されています。その上で出ていって交わることもない町内会からの管理料徴収って一体何なのか?こう書いていると、なんだかNHKの受信料のようなもんにも思えてきました。w


2022年3月2日水曜日

名古屋内での格付けは?

名古屋の人は見栄っ張り(だそう)です。

名古屋生まれの名古屋人を数名ピックアップして私的に調べたところ、ほぼ確実に「強い肯定」から「否定しない」という弱いものまで含めてほぼ100%。いわゆる「ソースは俺・そこら辺の数人に聞きました」型アンケートです。

という訳で、名古屋の見栄っ張りの代表として昔は嫁入り道具のディスプレイをしながら新婚家庭に向かっていくというトラックやタクシーなどがあったと言う話を知識としては知っていたんですが、そんなの私自身は一度も見たことがありません。最初に名古屋に来たのは96年頃だったと思うのですが、それからほぼ16年間のアメリカ生活から名古屋に戻ってきてトータルで10年弱。普通に走っているものであればこの10年弱にはどこかで一度くらいは見かけるものでしょう。それが無いというのは絶滅したのか、大激減したのかということでしょうね。

実際にそれを記録したり話したりしている人はいないのかと思ってちょっと探してみたらたしかに記録がありました。問答無用でド派手ですね。w

さて、そういう訳でその見栄っ張りの名古屋の皆さんが贈り物をするときに選ぶお店というのが名古屋にあるデパート群。勿論、少しだけ年上の…少しだけお金持ちの皆さん…が選ぶのは大体決まっているようで、(大丸)松坂屋、高島屋、三越みたいです。(名鉄百貨店は歯牙にもかけられないようです)更に少し前までは丸栄もこの中にあったようなのですが、そこはもう潰れてしまいましたので令和の今は松坂屋とJR高島屋、そして三越ですよね。

そもそもこういった所には我々はまず行かないので私には未だに謎多きデパート群なのですが、上の3つの中でも名古屋で伝統的に愛されているのは松坂屋らしいです。何と言っても17世紀初頭に信長の子分が武士をやめて始めた呉服屋がそのルーツというもので、由緒は折り紙付き。高島屋よりも200年上長い歴史持ち。三越よりも半世紀以上長い歴史があります。そういう所がやっぱり誇りのもとなんでしょうかね。

しかし、ある名古屋の資産家の女性に伺ったところ「私は一番品(しな)がいいのは食べ物も含めて高島屋だと思います。名古屋の人達はやっぱり外商も含めて松坂屋を使う人が多いですけどね。」との事でした。

私にはそういう品評をするための基礎データを持ち合わせていないので、言われたところで「ほ~、そういうもんですか!?」としか返せなかったのですが、一日で三ヶ所を回って夫々に良いものだけを買い集めていたようなこの女性が言われるのですからおそらくその評価はかなり信頼の置けるものなのでしょう。

3つの中で一番私が行っているのは何と言ってもJR高島屋。ところが、行っているのはこのJRツインタワー・ビルの会議室ばかり。いわゆるレクチャーに出席してばかりで、高島屋自身にはほぼ全く行きません。ですからやっぱり名古屋のデパートのことは何も知らないんです。w

しかしデパートって夫々の地元では有形な歴史的なデパートがあります(ありました)よね。長崎では浜屋、宮崎では山形屋(橘百貨店というのもありましたが)、そしてこの前学会で行った山形では唯一あった大沼と言う百貨店が潰れています。

デパート自体がもうオワコンなんでしょうかね。テナントの集合体としてリニューアルできたところだけが生き残っていくのでしょうか?ネットだけでは商売の世界はやはり成り立たないような気もするんですけど、どうなるんでしょうか。


2022年3月1日火曜日

国籍の無い人の悲惨

国籍の無い人が日本においてはどれほど告白な扱いを受けるかという事を今回目の当たりにしました。

もともと病院では「ごくまれ」ではあるものの、無戸籍者という人々は入院することがあります。多くの場合は生活保護を受けているような患者さんの中にそのような方が発生していることがあります。どういう状況で発生するかと言うと、親兄弟や親族と連絡を断った後に長い年月が経った後で、親が亡くなった時などに遺産の相続を行う段階で「連絡が全く無くなってもうXX経過した」と言う感じで官報に告知したりするとかそういう何らかの正式な法的手続きをとることで、死亡宣告をした感じになって最終的には生きていようがいまいが「その人」無しでいろいろな遺産相続手続きやお墓の制作、年金などの手続き停止など諸々のことが動き出すようです。

しかし、ご想像の如く亡くなったとされた御本尊は連絡を絶ってホームレスなどをしている事も実際には多々あって、病を得て病院に担ぎ込まれたときに名前や住所、出身地などを告げることで役所はアッという間に本人の同定を終えますので、その段階で「アレ、この人亡くなった事になってるやん!」と言う事例が出てくるわけです。しかし、こういった時には本人であると確認できれば裁判所経由で戸籍回復が粛々と進みます。

更には似ているようでそうでない例として「国籍が無い=無国籍者」という例も稀ではあって、そういう人が病院に一時預り状態で役所依頼で入ってくることも有るわけです。そういった事例の発生要因としては親が不法滞在で日本に長期滞在し子供を産んで役所に届けることができない状況でそのまま子供は教育も受けず、医療その他の重大な公的サービスも受けられず、ずっと放置されて気がついたら成人として何者でもない自分が日本という国の中でもがき苦しむ状態になっているというものです。

ドキュメンタリー、ノンフィクション、そして私の目の前でも実際に若い子でそのような事が「本当に有る!」という実感を得ることができましたが、本当に社会にとっては透明な存在なんですよね。

役所にとっては迷惑と思う担当者も居るようです。その理由は色々あるようなのですが、日本を目指して入ってくる人間が日本国籍を得ることで良からぬことをするのではないかとかいうシンプルな疑いパターンから、もともと若い頃から犯歴等が積み重なっていて、それを戸籍クレンジングする感じでチャレンジしているんんじゃないかと疑うものもあるようです。

そこには実際の話、警察が登場して最初から疑う感じで詰問調に若い子を攻め立てて取り調べ風に何時間も役所の人間と一緒に身元を調べ上げるなんて言うことも実際には有るようです。何れにしても、無戸籍以上に無国籍の闇は深くて、無国籍の人間が一人出来上がるまでには、本当にいろいろな語られぬ物語があり、単純とは完全に対極の広くて暗めの世界が広がっています。

それにしても、今回経験したインシデントでは日本という国はコレほどまでに国籍のない人に対しては冷たいんだな~って言うことを知りました。逆に言うと、日本という世界最強のパスポートを持つ国に生まれ、手厚い行政の保護を受けることが出来るのは我々が「日本人」だからなのだというシンプルなuntold realityを再度自覚し感謝するのでした。

無国籍で日本に住む人々の国籍取得への道のりは茨が敷き詰められています。