細々とした事は一旦大まかなスキームが哲学として組織に広まったら、後はとんでもない事をする輩が出ない限りは組織はなんとかかんとか動いていくもの。しかし、しかし、しかし、やはりトップが全体の方向性を示せない組織というのは最終的には泥船のようなもの。
長い時間をかけずとも「退潮」というのは皆が自然と感じてしまうものでしょう。曰く「どうせ言っても駄目」とか「アイディア出したところで否定される」とか「やっぱり変わらないでしょう」という様な感じ。
そんな組織がどうなっていったかというのはここ数十年の大きな会社の倒産、組織の崩壊を見ていればトップの器の大切さが如何に大勢を決めるのかは嫌という程わかりますね。金の使い方、物事を決めるタイミングとその方向性。信賞必罰の決定。そして最も大きなのは恐らく人事。
人さえしっかりしていれば組織はどこかの歯車が欠けてもなんとか動いていくもの。勿論、もの凄い人が居れば「アカデミックな組織」は助かるでしょうが、多く場合組織というのは私も含めて凡夫の集合体。それをマネージしていくのはやはりトップです。若かろうが年寄りだろうが年齢は構いません。優れているか否かというのが「全て」だと思います。
こういう人口減少時代で、国の勢いが弱まりがちな局面では特にちょっとしたかじ取りの誤りが組織を死に導きます。一体どうなるのかこれからの短い人生で最後まで見てみたいような危なさそうな組織は盛りだくさんですが、それでも日本は前には動いていくでしょうから大きな問題ではないのかな?
乱世こそ英雄が出る気もしますが?英雄を必要とする時代は大体危ない時代ですよね。w
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