2019年6月30日日曜日

感動した!

やった〜!遂にやった〜!

食い入るようにニュースを見つめてしまいました。そのあとは何度も何度もあっちこっちでニュースの速報を探し回って日本とアメリカとドイツ語圏のサイトをウロウロ。
ホントに思うんですけど、日本はやっぱりモータースポーツは国技とは程遠いんだな〜って痛感させられたのが今回のホンダの勝利に関するニュース報道。

自分の国に世界一の自動車レースでかつエンジンを作る企業を持つ幸せを全く寿げないというのはそういう事ですよ・・・。どう考えても連日のHead lineであるはずなんですが、やっぱり国技ではない。寂しいです。

今回のオーストリア・グランプリ2019におけるHONDAエンジンの13年ぶりの勝利であり、2015年にF1に復帰して以来、本来パートナーであるはずの駄目マクラーレンに罵られ貶されても何も言い返さずジッと耐え、トロロッソとのパートナーシップを切っ掛けにして見事返り咲いたこの勝利。

日本人の大好きな「我慢に我慢を重ねたあとの爆発的反攻」は昔ながらの敵討ちのイメージそのものですね〜。

決して繰り言を言わず、勝利を掴むまで必死に、しかし地道に基礎研究と応用を重ね続けたHONDA技研の長年にわたる努力に対し、尊敬の念が心の底から湧き上がるのを禁じえません。

未だ今年一回目とは言え、天才フェルスタッペンの能力をもってしても三位や四位が精一杯だった今までとは違い、最初のスタート失敗をものともせず突撃し続けエンジンも壊れなかったHONDAのエンジンと車体のパッケージングも遂にフェラーリやメルセデスと角を突き合わせることが出来るところまで来たようです。

今日のレースは当初の予想ではレッドブル・リンクとは言えなかなか厳しい場所と言われていたところだったのですが、この勝利を得たことで、他の場所でも競争をしていける下地が有るという感触を得ることが出来ましたね。

暑いコースではもしかしたらレッドブルは相対的な熱コントロールの良さがあって、強さを発揮できる車なのかもしれません。

早く次のレースが見たい!

2019年6月29日土曜日

今日は今池でB級グルメ!

今日もある方の御厚意で今池で美味しい料理を頂くことに。

この方は若い頃から今池、千種を根城にされている方なので周りにある昔からのお店は大抵顔馴染みで、予約が効くという恐ろしい方です。w
私のように名古屋とは何の縁もなくやってきた人間は、まさにたんぽぽの種がフワフワとやってきてたまたまそこに十分な養分があったために芽が出て育った人間とはやはり歴史が違います。

という訳で今回お招きいただいたのはこの方の何十年来の行きつけの店の一つである「今池屋」というB級グルメのお店。ただし、上に書いたように歴史は古くその一角だけ私の覚えている昭和が今でも厳然と残っているような佇まいを醸し出しています。
良いでしょう!この雰囲気〜。
五時に開店なんですが、それまでは暫く家族で外で時間潰し。私は地下鉄四番出口に出て待ち合わせするまでに栄のヨドバシカメラのマルチメディア館に一人で行って各種ノートパソコンの出来具合をいろいろとチェックしてここに来たところでした。家族は次女と長男と嫁さんで家から直接来店し落ち合いました。

入ってみると店内には年上の女性二名と私よりちょっとくらい年上かな?という感じのご夫婦っぽい方が店を仕切っている感じだったんですが、内装もまた昭和!それでいてこぢんまりと清潔感が溢れているのでした。

オーダーはまあ、下の写真を見ていただけると言わずもがなのメニューなんでしょうが、メニュー自体も黒い小さな板切れに古くからある感じを醸し出していてExcellent!でした。
アサリの蒸し焼きから入ります〜。
軟骨がこんなに美味いとは!
これも一瞬で食べちゃいます。
この店の名物の一つホタテの肉巻き。
いよいよ御本尊の登場です。デラックスです。
イカ焼きそば。
やっぱり海産物や粉物というのは生ビールにメチャ合いますね〜。ついつい三杯をスーッと飲んで楽しい時間を過ごせました。
娘と嫁さんも大いに会話が盛り上がっていろんな話題でゲラゲラ笑いあっていました。

この店、これからいろんな人を連れて行こうと思いました。

2019年6月28日金曜日

看護師の寿命

病棟に明らかに浮いている看護師がいます。

本人は正直いろいろな意味で残念な人で、いろいろと大小のミスをやらかすのですが御本人は気づいているのかいないのか・・・。
還暦を過ぎた人なのですが今どきその程度の歳では幾らでも働き続けているのは私立の病院では普通ですし能力的には全くもって問題の無い人達はたくさんおられます。

しかし!

歳だけ取り続けて、昔の知識で今の人を叱りつけたりするこの御仁、自分の失敗には激甘なんですが、若い子やその他の大人しい(しかし賢いので敢えて反論しない)看護師さん達に何とかしてマウンティングしようと一生懸命なんです。

一人で”大声で”つぶやいては他の人に己の考え方の妥当性を擦り付けようとするのですが、この残念なオバサン看護師に対する病棟内の他の看護師さん達の影の評価はまさに無残なもの。しかし、勿論この看護師さんは自分がそう思われていることなど全く御存知ありません。

やはり医師は勿論、看護師さんも勉強を続けなければ日々己の知識は希釈され、忘却の彼方へ飛んでいくだけでなく、あっという間に昨日の常識は今日の禁忌になっていく流れの早い今の時代ですから、「昔の己の経験」を勉強無しで後輩たちに押し付けるのは危険・迷惑なだけでなく病棟をリスクに晒す可能性が大アリなのです。

勿論、そんな勉強せずに他人に過去の経験のみでマウンティングしようとする人が残りの人達にどう思われているかというのは知らぬは御本尊のみという侘しい世界なのですが、そういうのを見ていると人は歳を取るだけでは人の上に立ってはいけないのだという事が如実に理解できるので、自戒するための卑近な例としては最適なんですが・・・。

人のふり見て我がふり直せ、他山の石・・・等と言い方はいろいろありますが、勉強しなくなったらこの仕事からは引退しよう、いや、すべきだと考えるこの頃の私でした。

2019年6月27日木曜日

医療行為とヒヤリハット

ヒヤリハットという言葉を知っている方は基本的に医療関係者ではないかと思っていたら実は結構いろいろな場面で使われているのだと最近知りました。

我々医療現場で働くものも本当に色々なリスクのなかで日々を送っています。建設現場などでも、勿論”命”に直結するようなヒヤリハットがあるだろうし、消防や保安、防衛関係の仕事、各種の工場等でも実際に事故になってしまうような事例直前だったようなヒヤリハットは毎日毎日あると思います。毎日の自動車の運転だって有り得ますよね。

医療現場の場合は多くの場合は医療関係者側ではなくて患者さんの側がヒヤリハットの被害を被ることが多いと言えなくも有りません。
無論、患者さん自身が転倒したり、ベッドから転落したり等という患者さん自身系の何らかの危険な事件もありますが、病院での仕事はもっと多彩。

まさに、思ってもいなかったようなアクシデントやその直前の事例が沢山出現してきます。業務内容も多種多彩。一人でしなければならない仕事も、時間帯やその日の割当業務内容、連携内容、割り当てられた患者さん等によって完全に異なってきますから一人の人間はまさに”多能”であることを要求されるわけです。

ところが、落とし穴はあちこちに待ち構えていて「多数の目によって」その失敗を犯すリスクを下げているはずなのですが、実際には多くの事例で単純ミスのみならず「思い込み」によるヒヤリハットが出てきます。

あとから冷静になって考えると何であんな事をしてしまったのか・・・と思えるような重大なミスの多くは「思い込み」による思考停止が関与していることが多いようです。
以前報告された眼科で摘出する眼の方向を間違えたなどというのは本当に最大の悲劇です。

近隣のある大学病院では一年間に約1000件のヒヤリハットが報告されたと聞きましたが、私は実際はそんなものでは収まっていないと思います。日割り計算で行くとあれだけの巨大システムで平均一日3件しか何らかのヒヤリハットが無いとかちょっと考えづらいです。

実際、私の病棟でも看護師さんには正直に如何なる事件も提出させているのですが、それを渋る人もいてその場合は命令として提出してもらうようにしています。間違いは報告し、内容を吟味検討し、その後現場にその改善策を戻さなければ進歩はありません。

人が犯しやすいミスを集大成してそれを次にある同様の件に関して起こさないようにすることが日々大切であることを肝に銘じる日々です。
それでも人は間違いを犯します。人の命に繋がる前にそれを食い止めるのが我々の義務の一つであることは毎日思い出すべきと肝に銘じてまた明日を迎えます。

2019年6月26日水曜日

人を馬鹿にするにも程がある。w

自民党も大概だけどやっぱり立憲民主党ってのも程度がしれますな。もういい加減にやめろよ。w

元モー娘の市井何とかというのが立候補するとか。SPEEDの今井何とかというのも確か問題を起こしたはずですが、この”知名度”というのを使った選挙戦略、確かに当選させるための手法としては間違いないでしょう。だって衆愚政治の基本はキャリアや実績ではなく人気と知名度ですからね。

民主主義というのはとんでもない欠陥だらけのシステムですが、それでも今の所人類はこれよりも良い政治制度を見出しておりませんので仕方ない気もします。

自民だけでなくどの党も次から次へとろくでもないタレント候補を必ず隙間埋めのために毎度入れてきますが、いい加減にしろよと言いたい。一言「馬鹿じゃね〜の?」ってこんな候補たちに入れる衆愚の皆さんが何時の時代であろうと一定数揃っているから仕方ないんですけどね・・・。

以前、旧民主党の伝説のお歴々を大量当選させたのも日本国民ならば、そのカウンターサイドである現自民党を選んでいるのも同じ人々。

今回のような何のベースもない人達を何度も何度も選挙の度に当選させてきている我々ですが、その度にその御仁達に恐ろしい額の税金が投入され続けていくのですが、そこには考えが至らないという。

猪木、ノック、谷亮子、巨泉、青島幸男、山東昭子、橋本聖子、猪瀬直樹、、、列挙するだけで頭痛がしてきます。orz
淫行男東国原などは謹慎後、その地頭を生かして大学に入って勉強し直すということでやり直しているという点で評価できるし実績も残しました。しかし、他の多くは殆どの場合「もう勘弁してください」というような連中ばっか。w

地方自治体の選挙でも似たり寄ったり、というか国政よりも酷いかも。私の住んでるエリアでも伝説のカスがその知名度のみで通り続けたりしてます。
そもそも今時”セージカ”なんちゅうゲテモノイメージしか無いものになろうとするのは馬鹿かクズかガチの政治家ファミリー位でしょうよ。あとは極僅かに存在する本物。

また次の国政選挙でもカスみたいなのがいっぱい通るんだろうな。とは言え政治家のレベルはまさにその国の国民のレベルそのもの。日本は粛々とその結果を受け入れ没落していくしかありますまい。斜陽。いい言葉です。

2019年6月25日火曜日

リハビリとポケモンGo

外来に通院してこられる若い患者さんの中にポケモンGoをしている人がおられます。

私自身も実はマッタリとではありますが結構ポケモンやってるんですね。最初は知り合いのチビ助達と競争するために、やがては自分の愉しみのために・・・。
しかし、私の場合は仕事の忙しさもあって色々なイベントその他のポケモン公式行事はほぼ全く参加出来ずという状況ですのでやれる事と言えば一日数回ポケモンを立ち上げてコッソリとそこら辺の野良ポケモンを集めること、そして極稀に遭遇する色違いポケモンを見つけてはニンマリと笑うことくらいです。

レベルは未だに36。ポケモン・プレーヤーとしては明らかにまだまだ未熟者の領域ですね。

私が昔家庭教師で教えていた女の子は良くLINEでどんなイベントが何時始まる、こんなポケモンが新しく出て来るなどと事細かに教えてくれるような私にとってのポケモンの大先生なんですが、この娘は課金組。しかも相当の鬼課金。
珍しいのが居るという情報がポケモン友達から入るとタクシー飛ばしてその場に駆けつけるようなツワモノでもあります。w

しかし、そんな大先生を遥かに凌ぐ人物が外来に通院してこられる若い患者さんなのです。若いと言っても私より十歳ほど若い方なのですが、この方下肢に火傷を負われていてその拘縮予防のために一生懸命リハビリをされている実に真面目な男性です。

彼の場合は病院でのリハに加えてこのポケモンGOをリハビリの一環として上手に取り入れていて、物凄い歩数をこのゲームから絞り出していて、それはそれは恐ろしいほど。
二台の携帯をついにしたマガジンにして運んでいて、その二台のマシンでガンガン珍しいポケモンをゲットしまくり。

しかもその持っている珍しいポケモンの数と質が常軌を逸したレベル。びっくりしてそのポケモンを見せて頂いたのですが、こんなポケモンおったんかい!というのからその色違いまでまさに刮目するレベル。見たことのない珍しいポケモンでも彼にとっては多すぎる故に次々に捨てているという状況。

世の中どんな世界にも上には上がいると改めて思い知らされた外来でした。w
しっかしポケモンGOがこんな使われ方をするというのはまさにNIANTICが最初に意図した通りの理想の使い方ではありませんか。

こうなるとポケモンGOも夢のリハビリマシンですね!

2019年6月24日月曜日

宮迫終了

雨上がり決死隊の宮迫が窮地に立ったとかなんとか・・・。

私にはどうでも良いことの一つではあるのですが、横で嫁さんがみているテレビのニュースからは振り込め詐欺のグループのような極めつけの反社会勢力の一つの忘年会のような会合で熱唱した挙げ句、その首謀者の嫁かなんかに自分の番組に呼ばせてもらいますとか何とか言ったとか言わんかったとか。

なんか五年前のビデオが今頃になってリークされてるのもイマイチ「?」ていう感じもするんですが、そこには何かタイミング的に誰かの意図があるんでしょうかね。私的には気にもなりませんが。

どなたかにお呼ばれしてカラオケを歌った事自体は、芸人ですから基本的に呼ばれて金を払うという行為が成立するのであればまさに芸人としての仕事をしたわけで誰に責められることもないんでしょうし、吉本が闇営業を厳しく監視して己の利益を掠め取る行為を厳しく取り締まろうという”お題目”は、表の社会向けには理解できることですけど、実際は所詮芸人。

神代の昔から芸人の地位というのはテレビや雑誌が何と持ち上げようが日向で行われる日陰者の仕事。所詮そんなものだというのは、興行師の世界の人々なら誰もが自覚していたことは、そこら辺の本を読めば何処にでも書いてある認識でした。

実際の芸人の世界というのは裏の社会との繋がりは当然のようにあって、その興行権がヤクザとその周辺の人間との切った張ったの利権の枠組みの中にあったというのも事実。

「人気」という実力を図る唯一の物差しを頼りにするしか無いとなると、そこら辺の勉強ができるだけの人間にはとても目指せない別の意味のエリート集団なんでしょうが、昭和の終わりから平成を通じて芸人が自分のことをアーティストとか呼び出した頃から何だか一部で変な勘違いが起きてきたような気がします。

実際のところ芸人は自分の喋りであれ歌であれ容姿であれ、本当に限られた人間にしか表現できない賞味期限付き(それが数年か数十年かは別として)の芸を多くの人に夢として与える仕事だと私は思ってます。しかし、そこから先を踏み違えてしまうと、昭和と違う今の時代はあっという間にネットに殺されてジ・エンド。

発端からして、暴力団やその他の反社会勢力のシノギのための資金源となっている振り込め詐欺の集団から実際は金を貰っていたという今回の件。ただでさえ被害者達の憎悪の的になっているこいつらの為に芸を披露して、ヨイショをした挙げ句金まで貰ったとなると、島田紳助の二の舞ですかね。

元を辿っていくと、そもそも宮迫が貰ったその金は全国の(そしてその多くは老人達の)被害者の金ですよね?と言うことになります。大体芸人が芸を披露して金を貰ってないわけがない。貰ってなければ芸人じゃないわけですから!苦しい言い訳というより、己の存在を否定するような愚かな作り話であることは中学生でも判ること。

謹慎で済むようなものではなく「終わった」と思うのは多くの関係者の偽らざる気持ちではないでしょうか。わざわざそんな色のついてしまった犯罪関与者を番組に使うリスクを取るスポンサーは居ないでしょうから。
宮迫、司会者としてはそれなりの人物だとは思うけど、正直、あの程度の人なら次はいくらでもnext batter's circleに並んでますわな。

あっ!いっそYoutuberになるというのも有りなのかな?コメント欄は大荒れでしょうが。w

2019年6月23日日曜日

チキン南蛮作ってくれた

人生初。

次女の手料理を食べさせてもらいました。
ぐうたらは全くのオヤジ譲りで、料理などというものを作るのかと私などは思っていたのですが、殊勝にも嫁さんに向かって「料理が上手くならないとね」等とのたまわられたそうです。

因みに先日ここに記した彼というのはボディーのシェイプアップに余念のない人らしくて、料理やプロテインサプリ等に非常に気を配る人らしいのですな。しかも、彼自身が大変料理を作るのが上手との事。如何にもケミカル・エンジニアリング出身の人間らしく、プロトコルやレシピにはキメ細かく配慮を配る人なのだろうなと想像がつきます。

まあ、何はともあれそういう意味では今回の次女の不規則発言は彼氏効果によるものか?w

嫁さんによれば嫁さんや長女と違って、次女はムキムキマンが好きなんだそうです。ですから、少なくともある程度料理が出来ない事には彼との愛も紡げないのではないかとでも考えたのでしょうかね。知りませんが。

とりあえず、夕方になって部屋から出てきた娘は母ちゃんの指導の下あれやこれやとコソコソ作っていったようで最終形が以下のようなものとなりました。
本人は魚・シーフードは食べる菜食主義者みたいですが、今回は試食係としてとりあえずは己で一個その作品を毒味した上で我々家族に供してくれたみたいです。

正直なところ味は見た目以上に美味くて、私の好きないつもの嫁さん製のチキン南蛮と同じレベル。少なくともこれは自分の得意料理として数えて良いんじゃないの?と思えました。まあ、親による色メガネが排除しきれているかは不明です。
右下の飯粒は何なんでしょうか・・・。これは謎。
娘の手料理と言えば、昔は家では一切何もしなかった長女が大学生活中からいきなりいろいろな料理を自然に作れるように突然のごとく変化していった例もありますので、次女に関してもこういった事に関してはあんまり心配しなくても良いのかもしれませんね。

日本にいる間に母ちゃんからいろいろと”日本の標準的な家庭のお気軽手料理”を習ってアメリカの彼氏の為にいろいろと作ってやると喜ばれることでしょう。

2019年6月22日土曜日

半グレその他のクズの皆様

間抜けな横浜地検の皆様も今回の小林誠とかいう男の逮捕には安堵したことでしょう。

逃げたと噂されるエリアの近所の住民の皆様にとってもこれでやっと一安心という環境が戻ってきたと思います。本当に迷惑な話で、この手の「失うものが何も無い」系のチンピラは何処にでも、何時の時代にも居るものですが大切なのはそいつらがお天道さまのもとでは表を歩けないしっかりした仕組みを維持していくこと。

今回は検察の手ぬるい行為で世間の皆様にまさに”ご迷惑”をおかけしてしまったということで、多分かかわった地検の長の首は撥ねられることになるんでしょう。少なくとも出世の道は閉ざされたでしょう。事件の詳細と異動の時期を考えると、もし異動が起きていたら多分前任の地方検事長が最もアウト。異動がなければ現地方検事長はもうマックロということですかね。

そもそもが転売目的での電動工具の窃盗という訳のわからない低レベルの小悪党。逃亡中には覚醒剤も使用していたとかいう輩であって、いわゆる煮ても焼いても食えないバカなわけなんですが、近所の住民にもいい年こいて「悪くて有名だった」とか言われるような愚かさを持った犯罪構成員だったわけです。いい歳こいて入れ墨を写真にとって仲間内で見せ合うようなレベルですからどんなレベルの輩共だったか考えるだけで、もう何だかその悪の矮小さに線香の一本でも手向けたくなるような・・・。

逃亡を助けた知人女性とか、今回捕まった逃亡補助罪の男にしてもね、何だかド底辺過ぎて涙が出ます。w

文字通りのクズの寄り合い所帯。周りのまともな人間に相手にされぬ連中が吹き溜まりで一つの目立ったゴミの塊になって周りに影響を与える前に、税金で運営委任されている国家の法治機関は速やかに連中を排除しておくべき案件でした。

そろそろアメリカ式にゴミに対するスリーストライク制を入れるのも有りなのかもしれません。

2019年6月21日金曜日

次女にも彼氏の影

高校の頃から多くの女の子に普通に彼氏がいるのがアメリカ。

長女などは確実にsteadyな彼氏と呼べる人物が中学の頃からおりましたが、こういう情報は我が家の場合、まず男親である私には入ってまいりませんでした。
実際のところそれほど気にもしていないというのが本当のところでして、アメリカだしな、今の時代だしな、ボーイフレンドくらい居るもんなんやろ、知らんけど〜という感じで嫁さんがコッソリと教えてくれるとき以外は敢えて聞きませんでした。

何だか良くわからないのですが、以前、次女が嘯(うそぶ)いて曰く「結構モテるから」とあっけらかんと言うのでした。嫁さんと二人でいる時に「頭大丈夫なんかな?それともアメリカ人特有の超ポジティブ・シンキング?それとも東洋人=エキゾチックという理由でモテるのか?」等と愚にもつかない会話をすることがありました。

今回の彼氏は次女にとって確か高校以来の彼氏のハズでして、どうしてその存在がわかったかと言うと、やたらと夜中や明け方にPCの画面に向かってface timeで話している相手が居るな〜と思っていたのですが、どうも向こうから聞こえてくる声は今まで良く話していたルームメートの女の子ではなくて男性の声だったこと。

最初のうちは放っておいたのですが、余りにも何時も話しているので、つい好奇心のほうが勝ってしまい、本を整理しながら「彼氏か?」と単刀直入に訊いたところ「うん、そうだよ〜」と明るく返され拍子抜け。

知り合って今現在三ヶ月とのことで、Carnegie Mellonのchemical engineeringを卒業したばかりの人物。FBの顔写真も見せてもらったのですが、イタリア系かな?という感じの筋肉マン。殴り合いになったら勝てそうな感じがしません。w

どこで知り合ったの?と聞いたら、なんと”バス停”というので、思わず「何じゃソレ?」と聞き返して笑ってしまいました。バス停から始まる恋もあるんですね。
知り合って三ヶ月と言えば出会って一番ワクワクする頃。別れようがくっつこうが私の知ったことではありませんが、まあ宜しくやってくださいな。

2019年6月20日木曜日

どこまでもフリーダム!

時々なのですが、役所からの依頼でホームレスの人達のレスキューを頼まれることもあります。

良くあるのは寒い時期、暑い時期になってそれぞれの季節に有り勝ちな疾患で倒れてしまったホームレスの患者さんに対するレスキューの依頼。これは、三次救急でも良くある話ですが、それらの高度救命救急で”ひとまずは大丈夫”と判断された人達が通常の生活に戻るまでの暫くの間、体調管理をし続け、今回倒れた原因になった疾患に関連した数値をモニタリングしながら正常化が確認されたら次に移行できる施設などを探してあげるというものです。

次に多いのが長年にわたって、それこそ十年二十年もの間、何も健康診断なしで生活されてきた人の検査入院を依頼されることでしょうか。
こちらのケースの場合はまさに健康診断・スクリーニングのために入院することで、その人達に潜在している可能性のある疾患が悪化する前に予防的に治療していく手助けをするというものです。

実際はこちらの方々の検査入院というのは非常に気を使います。役所から依頼されたホームレスの人達の中には何十年にもわたる野宿生活にもかかわらず全く元気ピンピンのターザンみたいな人たちも沢山いるのですが、比較的シリアスな疾患を持たれている人達も稀ならず。

一次スクリーニングで一番気をつけなければいけないのはまず結核などの感染性疾患。次に腫瘍性病変と代謝性疾患でしょうか。無論他の疾患も無数にあるのですが、感染性疾患の場合は入院イコールその感染源の保持者としての患者さんのケアの開始ですから、実際には、例えば結核などが見つかったら保健所等との連絡を密に取りながら緊張した状況でintensiveな(少なくとも一時的には)個室管理を強いられることになります。

そういう人達の疾患を発見しながら治療するというのは前医からの紹介も何もなしで 、まずその人にケアすべき疾患があるのか、そして次にあるとしたらその疾病は何なのか、その次に来るのはそれらの診断に誤りがないとしてどう治療すべきかという、まさに診断学治療学の実地演習を繰り返し繰り返しやるようなもので、毎度の事ではありますが、繰り返し自分の脳味噌を推理の迷路からの脱出劇に追い込んでいくことになります。

実際、そうやって最終的に治っていく患者さんを見るのは医者冥利に尽きるのですが、そんな患者さんの中には医療機関の中に長期閉じ込められるのが嫌で嫌でたまらない人達がかなりの割合でいるのです。

長年にわたって公園や野原、ビルの谷間で生き延びてきた人達の中には一日三度のリズム自体が体に合わないという人々がいるのです。その人達の中には突然治療途中の病院から逃げ脱す人々が稀ならず居るのです・・・。まさに自由を求めて命は顧みず。

そして数年してまさに瀕死の状態で病院に担ぎ込まれてくることも・・・。
自由に自分の生活を御してリズムを作り、誰にも迷惑をかけず、お世話にならずに生きてきた人達に我々の考える”普通のリズム”を押し付けることは時には非常に無理な話だということなのでしょうね。

常識と善意の押しつけは時にある人々にとっては迷惑なものなのです。

2019年6月19日水曜日

ニョキニョキ生える変なもの

次女が家に戻ってきて以来洗面台に変なものが立ち並んでいます。

以前もあった現象なのですが、家に婦女子が増えると私の理解出来ないイロイロな液体がニョキニョキと洗面台から生えてくるように増え続けるのです、美容液、化粧水、コンタクトレンズの洗浄液、シミ取りクリーム、小皺のばしクリーム、デンタルケア用の様々な液体等々。

正直何をどう使うのか全く推測の域を出ない変な液もあるのですが、まあ、何かきっと使い道があるのでしょう。w

しかし、そのへんてこりんな液体も実は洗面台の上だけに拡がって済むわけではなく、風呂場の棚の上も数週間単位で派手なリンス、シャンプー、ボディーソープが入れ替わり立ち替わり・・・。

曰く、店先でいい匂いがしたから、テレビの宣伝でやっていたのがたまたま棚に置いてあったから買ってみた、友達がこれが良いよと言っていたから〜等という私から見ると”愚にもつかない”ような理由で買ってくるのです。

結局のところ全部使い切る前に使わなくなってそのまま半年から一年も半分くらい残っていたりするような事が少なからずあるのですが、ああいう物質って長い間に成分が変性したり分離したりしないのかなって心配することもあるのです。

おまけに次女はアートワークが好きなので、水彩の瓶やそれこそ無数の色と軸を変えたペンの数々も家のあちこちにビニール袋と共に存在しているのです。

なんで女の人が家の中にいるとゴチャゴチャした装飾品やこの手の液体が増えてしまうのでしょうか。これまた永遠の謎です。

男性陣である私と息子はこの状況を粛々と受け容れるのみです。
最初から白旗。男はこういうジリジリ押し出し系に弱い。

2019年6月18日火曜日

次女のバイト探し第二弾

次女が前回日本に帰ってきた時、彼女はある知り合いの方の家で個人的な家庭教師をしていました。

今回はそういうのは取り敢えず脇においておいて、長きにわたって出来る仕事を〜と言うことでネットで探してきたのが英語を使って幼児教育を行うお仕事。
もともとアメリカに居た頃、近所の子供達の預かりのバイト等を良くしていた長女と次女ですので、子供と遊ぶのにそれほど抵抗感はなさそうです。

そもそも、バイトの募集もしていなかったところにバイトとして強引に自分を売り込んでいって授業風景を30分ほど見学してきたみたいです。そこでは子どもたちがワラワラと娘のところに寄ってきてたどたどしく子供らしいかわいい感じでお話をしてきてくれたとの事。

さて、結果がどうなったかということなのですが、翌日に返事をもらうという約束で待ちに待つこと夜八時少し前。向こうの部屋で次女が受け入れの通知を貰ったことが電話のやり取りの感じでわかりました。

時給は名古屋の教育機関のバイトにしては十分な金額を頂くようです。
少なくとも、日本にいる間は前回までののんべんだらりとした生活は禁忌としてもらい、しっかりと自分の遊興費その他は自分で稼いで頂くということにして貰いましょう。^_^

実はこれ以外にも、留学希望の医師等を対象として英語の習得に努めたいという人物を個人的にサーチして土日に娘が教えるというパターンもありかな?等と考えてはいるのですが、マアとりあえずは娘が最初の仕事に慣れるまでそのままにしておくこととします。

2019年6月17日月曜日

長女が彼氏と別れたとか?

タイトル通りかどうかは未だ謎なんですが・・・。

嫁さんからたまたまチラと伝わってきたところによれば、長女が大学の卒業直前くらいからこれまで四年ほど付き合って、ワシントンDCでそれぞれ仕事をしつつ同棲してきた彼氏と「わかれるかも?」と伝言を送ってきたというのですが。そしてそれが、まさに嫁さんから今日その伝言を聞いた頃だったのでした。

そのあと半日ほどして、長女から「父の日おめでとう」という伝言が来たため、感謝の言葉を述べつつもそっと尋ねてみました。以下、その時の手短なLINEでの会話。

私「ありがとう」
私「てか、聞いたぞ母ちゃんから」
長女「何?」
私「XXXXと話ししたん?」
長女「うん」
私「決めたの?」
長女「まだよくわからない」
私「そっか」
長女「(絵文字で困った顔)」
私「まあ君たちはまだ若い」「いろいろ考えてもやることがいっぱいあるだろうしネ」
長女「うん」
私「まずは目の前の勉強に集中!^_^」
長女「(絵文字で頑張るポーズ)」
私「life eventはそのあと勝手についてくる!^_^」
私「お前のこといつも信じてるよ」
長女「ありがとう」
長女「(絵文字で大泣きのマーク)」
私「なんにしろお前のdecisionを信じてるから」

というものでした。時間にすれば三分程度のやり取り。
数年付き合い同棲までした彼氏と別れるというのもま、だまだ若い彼女にとってはインパクトの大きいライフイベントの一つかもしれませんが、それでも勉強をガンガンして、NYで死ぬ気で勉強をして友情を育む中ではサーッと想い出の一コマに変わってしまうのではないかと私は予想しています。

とは言え、まだ別れたことが確定している訳でもなし。
人の恋路の行方などは地球の反対側からのんびり楽しみながら眺めておくくらいが親としては適切な行動でしょうな。

2019年6月16日日曜日

父の日

嫁さんが私の田舎の親父にあるブランドの黒のポロシャツを送って喜ばれたようです。

オヤジ曰く「痩せて見える!」とのこと。w
少しだけ腹が出気味のオヤジには嬉しいプレゼントだったようで何よりです。

その後、嫁さんから私に父の日のプレゼントということで夏の甚平を頂きました。ちょっとだけ「このプレゼントの資金源は何処より?」と彼女に伺ったところ「男が細かいことを聞かない!」と窘められました。

その後次女が部屋からコソコソと出てきてB5サイズの茶封筒を手渡してくれましたので、???と思って開けてみると私の顔を中心とした家族全体の色付けされたペン画の似顔絵が入っておりました。これは額縁行きですね。まあ、オジサンの特徴をよく捉えたなかなかのペン画でした。

気になったので父の日って何なんと思って調べたところ「1909年にアメリカ・ワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドッド(Sonora Smart Dodd)が、男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われている。」とwikiに書いてありますね。

ヤッパリ最初にまず母の日があってその後が父の日となったようですが、今でも母の日に比べれば父の日の扱いは何だか小さめですよね。世の中には本当に偉大なお父さんもおりますが、私のようなオヤジは娘たちにとっては「困り者」なのかもしれません。間違いなく「称える」ほどの存在ではないですし・・・。ええ、わかってます。orz

今後共淡々と家族のために少しは役に立ったと言われるような人生を送りたいと思います。蓋棺録には「思い返せばいいお父さんでした」と書かれるようでありたいものですが、そもそも墓は要らんと言っているのでそれも無理か。矛盾してますな。w

2019年6月15日土曜日

お世話になっている病院のオバサンを連れて家族で会食

いつも病院で当直室のベッドメイクをしてくれたり、白衣を洗ってくれたり、医局のゴミ処理をしてくれたりしているおばちゃんが居ます。

リネン室担当のおばちゃんなんですが、仮にSさんとしておきます。実はこのおばちゃんと私は日頃から大変親しくさせて貰ってており、色々なお話をしながら世間の諸事情に関して話すことしきりです。

日本に帰国したばかりの頃から私の身の回りの事でいろいろと心配してくださっていたのですが、3年前に私と同い年の息子さんを亡くされて大変な思いをされておりました。
結局それ以来、死んだ息子と同じ歳を重ねる私を身近に見ながらより一層何か事ある度に娘や息子の為にとお祝いをくださったり、旅先から買ってきたお土産を下さったりしていました。

無論、私も機会があればいろいろとお返しをしていたのですが、お世話になるレベルは私のほうがいつも負けてしまっている状態。
というわけで、今回次女が帰国したのを機に(今日は)家族の一人は欠けているものの、皆でおばちゃんの好きなスペイン料理を食べようということで藤が丘のkokomoに集いました。

6時少し前に店の前にそれぞれ集合し、6時ピッタリに入店。次から次へとスペイン料理を注文しながらお互いの家族の話と個人の近況を交えて話をします。
おばちゃんの知っている様々な病院の噂話などに大笑いしながらのあっという間の二時間でしたが、皆が好きなだけたらふく食って最後は私と息子しか食べきれない状態にまでなりました。

八時ちょうど位までワイワイと飲み食いしましたが、遠慮するおばちゃんを自分の車に乗せておばちゃんの家まで私が送らせて頂きました。その間、残りの家族のメンバーは勝手に藤が丘のタピオカ屋さんに行っていましたが。(30分も並んだそうで・・・。)

車を降りるとき、家の前でちょっと遅い母の日のプレゼントを渡しました。バッグと日傘とトレーダージョーの買い物袋。日常使いとして用いていただければ幸いです。

また時間を見つけておばちゃんを饗したいと思った少し肌寒い初夏の夜となりました。

2019年6月14日金曜日

聖子ちゃんのコンサート

嫁さんは松田聖子のファン層ど真ん中の世代です。

私の知らない間にしっかりと名古屋でのコンサートチケットをゲットしておりました。
まあ、そんな事はどうでも良いのですが、前回のB'zのコンサートのときと同様、私の居ない時を中心にやたらめったらという感じで聖子ちゃんの歌を聞いて自分も一緒に歌えるように練習を開始しておりました。

何と言っても、今回はシングルコレクションでのコンサートということで、私に見せてきた今回のコンサートで歌うと言われている事前のコンサート会場からの情報に基づいた一覧表では私のように聖子ちゃんファンでなくとも曲の旋律や歌詞の一部まで知っているようなメジャーなヒット曲が何十曲もうじゃうじゃ。やはり只者ではありません。

御本人によると行くからには絶対に一緒に歌い続けるのが大切なことのようで、必死になって喉を震わせて練習されておえりましたが、いよいよ本番となる当日にはイソイソと栄のほうに実際のコンサート開始時間の二時間ほど前から地下鉄で向かいまして本番に備えていたようです。

聖子ちゃんのコンサートは27年ぶり?とかいうことで、近づいて行く様子やコンサート会場で見かけた聖子ちゃんのツアー・トレーラー等をいちいち写しては楽しそう・・・。
私自身はなんの興味もないので、じーっと客観的に写真を見続けていたのですが、御本人は楽しくて仕方がないようでした。事前にゲットした団扇やパンフレットなどをゲットしたことなどを次々と報告してきてははしゃぎまわる様子が文面から伝わってまいりました。
最後に「今から入ってきます!」みたいな文面を最後に3時間ほどなんの音沙汰もなし。その後「今から帰りまーす」みたいなテンションの高い文面がラインから流れてきました。

帰ってくると、戦利品を見せてくれながら上気した顔で話を続けてくれました。
コンサートが始まった時にはあまりの感動で涙が溢れてしまったとのことですが、まあそんなもんなんでしょうね。家に戻ってきた時には少し喉が枯れていたような感じなのですが愛嬌ってことで・・・。

前に立っていたオジサンなどはしっかり踊り続けていたと言うし、夫婦で来ていた人、オジサンだけの人なども沢山いたということなのですが、如何にも聖子ちゃん世代ですね。
何れにしても嫁さんがここまで楽しんでくれたという事は大変よいことでした。

2019年6月13日木曜日

宣伝に偽りあり?

という訳で、anytime fitnessに娘と行って入会前に一度見学をしてまいりました。

藤が丘駅のお店まではユックリ歩いても10分程度。確かにアクセスはバッチリですね。
入店には与えられた専用の鍵を使う必要があって、初回の我々は勿論入り口にあるインターフォンを鳴らして入店。

若い健康的な感じのお姉さんがニッコリ笑顔で出てきました。
そもそも予約の時点でいきなりエクササイズをしようということで仕事が終わったあと着替えをカバンに入れて訪れましたが、まず見学ということで施設を見せてもらうことに。

ところが、中を見渡してみてもconcept2は置いてありませんでした・・・。話を伺うと「店は個別にオーナーによって所有されていて、フランチャイズ化されている」との説明。そのうえでそれぞれのオーナーが”これが良い”と考えたものを導入しているため、店によって置いてあるものに差があるのだそうで。orz

少なくとも藤が丘の店にはconcept2はナシということで、それだけで私自身は入会への意欲がスーッとダウンしてしまいました。

更に、会員権を持っていれば国外のanytime fitnessに行けるかのような話があったのに、その女の子の話を聞くと「日本は独特で、日本の外に出ていっても、日本に国外からやってきても少なくともアメリカとの出入りでは会員権は全く別もので、それぞれの国で別料金を払わないといけないんですよ。すみません。」とのこと。
え、え、え、え?という感じなんですが、そうなっている、というかそういうものなんだそうです。

更にテンションが下がったのですが、娘の意欲を考えて”仕方ない、ここまで来たことだし入るか〜”くらいの感じで入会しようとしてまた問題発生。
何と、入会には入会する”各個人の”カードかバンク・アカウントを使って支払わなければ駄目だそうで、例えば私のカードを使って娘の分を支払うことは許されない。娘自身はバンクアカウントを日本に持っていないと口座引落としは出来ない、などの縛りがあります。

え、え、え、え?とまたなってしまったのですが、聞くと外国人などはキャッシュをフロントで払って入会を継続しているとの事。

ここは本当に21世紀の日本?と思ったのですが、そういうもんなのだからそうなのでしょう。何だかな〜、何だかな〜などと思いつつも、少なくとも今のところ次女は払えないし、キャッシュでしか払えないと言う事実をウェブで学習してこなかった我々は入会を諦めて取り敢えず今日は家に帰ったのでした。

何だか寂しい帰り道でした・・・。

2019年6月12日水曜日

フィットネス・クラブ

次女からしきりに勧誘を受けています、というかお願い。

一緒にフィットネスクラブに行こうというのです。帰国するやいなや御願いの連発。私自身も、前からrawing machineさえ備え付けてあれば所属してもいいかなとは思っていたのですが、娘のリサーチしてみたところによれば近所の藤が丘駅そばにはanytime fitnessがそのマシンを備えているというのです。
回避を調べてみたところ、月6,000円台と書いてありましたので、まあ良いかという感じの価格です。とは言えこの価格であってもきちんと行くか否かというのがペイするか否かという分かれ目になります。

まあ、何時に行ってもいいというのとあまり人と人とが触れ合わないという、どちらかと言いうとそういうのが好きな私にとってはかえって好ましいジムのようです。
最初はconcept2というrawing用のマシンが置いてないと思っていたので返事を渋っていたのですが、娘には「O.K.」の返事を出しました。

とは言え、何時行くのかというのが最大の問題。それと、次女もやがてはアメリカにまた戻っていきますのでその後はどうするのかというのもあるんですが、その辺りはマアいいかな・・・。

今週中には一回見学に行って、良ければウェブで入会してしまおうかな。

2019年6月11日火曜日

ヘルプマークを知っていますか?

皆さん、上のマークをご存知でしょうか?

見たことあるような?という人から、よく見るけど何かはよく知らないという人、そしてもちろん知ってます!という方も沢山おられると思います。当然のごとく「なにこれ?」という人も。

このマークの呼び名は「ヘルプマーク」と言います。東京都が中心となって日本グラフィックデザイナー協会が協力して作成されたものだと記述されています。
心身に障害がある方のために作成されたマークで、ステッカーやタグの形で役所などで配布されています。外から見てわかる障害だけでなく、圧倒的に多くの障害は実は外から見えないもののほうが多いというのが事実です。

特に循環器系、消化器疾患、服の下の人工関節、人工臓器、多くの膠原病、脳血管疾患による麻痺、発達障害、知的障害、無数にある遺伝的疾患等も含めて多くの方々はそれこそ多くの障害を抱えつつも日常生活の中で可能な限りの努力をして生きているわけです。

私もアメリカに居たときに開心術を行われたあとはそれこそ服を着ていればわからない状態でしたが、三ヶ月間の間は気管挿管による反回神経麻痺で声も殆ど出ない上に、二、三キロの重さのものも持ってはいけない、運転もいけない、二階へ上がるのは可能であれば一日一回だけ等という状況でした。

今の元気な私からすればありえないような状況が続いていたわけですが、これだってあの時にもしこんなヘルプマークがあれば、そして周囲の人達がそのマークの意味をわかってくれるような状況であれば、ずっとずっと私の日常は楽だったはずです。

幸いにして私には嫁さんという最大限の援助をしてくれる人間が常に隣に居てくれましたので何とか日常を平穏に過ごすことが出来ましたが、それは幸運というもの。そんなパートナーなど全く無い中で孤立無援で日常を過ごされる方々のほうが普通なのです。

私の息子もこのマークを今回、新たに名東区役所から頂きました。
手を離した瞬間から自分一人では生きていけない息子のバックパックにはこのタグがつけてあり、息子の名前と私と嫁さんのそれぞれの連絡先が携帯の番号として書き込まれています。

見かけでは息子に障害があることはなかなかわかりません。しかし、このタグを付けていることで、万が一にも息子を連れている時に私や嫁さんに万が一のことがあっても連絡が通る可能性がグンと高まるわけです。そんな瞬間は想像もしたくありませんが・・・。

上にある東京都のヘルプマークのページにはこのマークに関連した温かいエピソードが沢山書き込まれています。日本という国は冷たい第三者達に囲まれているようにあっても実は温かい眼差しが行き交っているもの。

人は人に与えたものしか残らない、と誰かが言っておりましたが本当にそのとおりだと思います。歳を取れば取るほど思うこと。それは与えること。若い頃からそれに気づく多くの次世代の人々に幸多からんことを。