2017年5月31日水曜日

あっと言う間に5月終了

色々なことが起きつつももう五月も終わり。

50を過ぎると日々の終了も、月の経過も光陰矢の如しを毎日、強制的に実感させられます。
同じことを30代前半の男性看護師が私に言ったので、病棟では腹の底から笑い飛ばしましたが70代の人から見たら私が言っていることも更に笑いのネタにされるのでしょうかね。

そんなこんなで、あれこれしているうちにもう6月ですから、家族を迎えに行くための準備がキチンとできていなければならないのでしょうが、今回は最後、かつ実際には迎えに行くだけが実質的な仕事であるため、殆ど何も真面目に準備しておりません。

精々の所、他の方から頂いた味付け海苔の束、娘の彼氏が好きというチョコフレークのこの二つだけ、まあ、あとからカップヌードルのSEA FOOD味でも買い足していきましょうかね?

なんといっても今度のアメリカ行きのテーマはどうやって立つ鳥跡を濁さずと言うか、荷物を詰め込んで帰るかということと残してくる家をどれほど美しく保って置くかというこの二点に絞られます。
特に今回の家のリフォームの再考に関しては内装をどれほど綺麗に保つかということが大問題で、基本的には内装の壁をどう塗り直していくかということと、今後の家の修理に関する幾つかのステップの再考等となりますかね。

それにしてもやることは盛りだくさんすぎて・・・。
家の修理をしつつそれを維持し、家の価値を上げていくのはなかなか一筋縄では参りません。

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2017年5月30日火曜日

久しぶりの激バテ・・・

連日の夜間呼び出しで少々バテ気味・・・。

今日はチョロっとその事実だけ書いて終了。(こんな事、年に2,3回しかしないんですが今日はその日のようです。w)
はよ風呂入って練ることと致します。

しかし、昨日の夜はちょっと劇的でしたね。
敢えて個人的メモのレベルでの記録としますが、当直司令だった師長さんに幸有らんことを!

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2017年5月29日月曜日

碁は人間のものになった

Googleのアルファ碁が遂に間違いなく世界トップの19歳の中国の柯潔九段を三連戦で三度ともグーの音も出ないほど圧倒的に倒してしまいました・・・。

碁の世界の人のみならず、碁に全く興味の内外野の人間でさえ”遂にその時がきた”という瞬間をこんなに早く迎えるとは、なかなか信じられませんんでしたが。チェスでカスパロフが、将棋ではトッププロ達が、そしてネット上での戦いに出てきた謎の棋士は(最終的にはアルファ碁と名乗り出ましたが)二つのメジャーな対局システムで、間違いなく世界のトップテン達と争ってそれぞれ60連勝と言う偉(威)業を達成し、”破竹”というより既に”神の領域”のレベルの強さに達してしまいました。

その上で、イ・セドルを打ち負かしたこの前の戦いよりも次元の違う進化を遂げてしまったアルファ碁のAIはもはや道具としては、のどかな時代に人とその速度を競った自動車が、やがて馬を破り、次に鉄道を破り、最後は時速400キロを超えるものまで登場した状況とそっくりです。人はやがてそれと競うのではなく、それを道具として使って仕事をするようになると言う意味で、もうアルファ碁は人が競争する相手ではなくなったということでしょうね。実際Googleもこのプロジェクトで人を相手に試合をするのはもうこれが最後にするとのこと。実際は勝利宣言ですよね・・・。

穿った見方をすれば、これで碁は再び人が愉しむゲームに戻ったと言うことでしょうか。

人が作ったチップとソフトが遂には作った人達自身の理解を超えたところで自己学習をして更にその技能を磨くという話は、20世紀であればまだまだちょっとしたSFの世界。ところがカスパロフを倒して20年にして10の60乗のコンビネーションのチェスの世界から、10の700乗のコンビネーションを持った碁まで制してしまったというのは驚異的です。
自己学習で何百万局でもやってしまうAIには学びにおいて疲れというものがありませんし、サーバとCPUに電源が入っている限りは進化を止めません。ちょっと恐ろしいですね。

今回の試合、流石は世界最高の柯潔、第二局では100手前後まで最も接戦で、アルファ碁のよみと19歳の柯潔の読みがほぼ間違いなく一致していたという話もあります。それでも負けた後は席を外して嗚咽していたという話もあります。真偽の程は不明ですが。解説していた世界最高峰のトップ棋士達もアルファ碁が打つ手を解説しきれない場面が何度もあったとかいうことですが、それでこそ「神」の領域に達した証拠なのでしょう。

そのうち、チップの性能が上がりさえすれば手のひらサイズのマシンでさえ世界最高の棋士が勝てない時代がかならず来ることでしょう。

正直な所、作成した人間も含めて人にはもう理解できないレベルで”思考”しているAI。将来的にはやっぱり映画のような良くない世界が来るんでしょうかね・・・。

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2017年5月28日日曜日

愛知からカール消滅!

数日前の報道でかなりの方が既にご存知だとは思うのですが、明治のカールが東日本で販売中止となる決定が為されました。

これに関しては全国のお菓子愛好者の間にかなりの”衝撃波”が拡がっていったようで、ネット上ではもうありとあらゆるところから、(特にTwitter上では!)驚きの声とうめき声が上がっておりましたね。
私のようなお菓子大好きオジサンにとってもこのカールのような菓子としてのヒストリーが既に50年のお菓子がそう簡単にブランド名を消すはずがないと思っておりましたので、販売量がピークの三分の一になったからと言って日本の半分で売らないとかどういうことなんだよ!と、その”有り得無さ”に憤ったものです。

あのサクサク感の喪失は本当に耐え難く、マスヤのモコッペが無くなるほどの衝撃です。話ではお菓子の好みがコーン系からポテト系に移ったからと言うような会社側の説明でしたが「オレは殆どスイートポテト系かコーン系の菓子しか食べないんだ」と声を大にして全国のテレビの前で青年の主張をしたいのです。(中年ですが。)カールへの愛情と個人史に関する話だったら少なくとも15分位なら情熱的な演説をこなす自信と心の準備がございます。

更にギリギリと歯ぎしりさせられるのはその東西の分断線が三重、愛知、岐阜、福井なんですね・・・。要するにカール欲しけりゃ滋賀や奈良へ行け、とか私の場合は九州の実家の両親や義母に送ってもらわなければならないという、トホホな世界。こんなことってありでしょうか?orz
これが巷で出回っているカール分断線の地図です。
何で西日本かというと、幾つかの工場をカールの工場から変えてしまうということらしく、四国工場から西日本全体への出荷になるんだそうです。今までは全国に5箇所のカール工場があったんだそうですが、それがたった一つになるとか、オジサンは一つの時代の終焉を見ました。それにしてもお菓子工場の見学、行ってみたいな・・・。

それにしても何で愛知のような人口の多い都市が分水嶺のハズレサイドなの?

カール大帝よ永遠に!しかし、ネットでは(まあウケ狙いでしょうが)20万円で出品してるやつも居るし。w

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2017年5月27日土曜日

ゆっくり当直・・・と思ったら

当直を開始して何も起きず!の一泊目が終了致しました。

ところが二日目の当直に入って異変発生。夕食を食べて落ち着いていたところへ患者さんの様子が変だとのことでスクランブル。左上下肢の不全麻痺と眼球の偏視、それに少し呂律が回りません。夕食に呼びに行った看護師さんが、なかなか起きてこない患者さんを確認に言った所、上記のような状態で発見されすぐにコールされたのでした。この方はもともと癌の末期の方で医療用麻薬を用いたターミナルケアをしていたところで、近々転棟の予定が入っていた方でした。

頭部CTで出血が無いことを確認、MRIでは右MCAの支配領域に広範な梗塞が始まっておりましたので、直ちに処置を開始しそれが終了した後、御家族の方へ電話で状況を説明するということで、今後の予測と方針に関してお話させて頂きました。

それが一通り終わるか終わらぬかという頃に今度は精神科病棟からコール。転倒した患者さんが右の股関節が痛いということでレントゲンを撮りましたが、陳旧性の恥骨骨折しか移りませんでしたが痛みの強さが骨折なしとは考え難いものでしたので、念のため股関節のCTを撮って幾つかの角度からチェックした所、冠状断という方向で撮影したものに亀裂骨折が見つかりました。取り敢えずこの方にも処置をして一安心。

と思ったら・・・今度は内科の別病棟で慢性腎不全と肺炎を繰り返しておられた高齢の患者さんが急変ということで駆けつけ処置を施すもリバースはならず。90歳を超えた方で身寄りの無い方でしたが、静かにお見送りさせて頂きました。

取り敢えず二日目の夜は”忙し目”の夜となりました。

後は何事もないことを祈っております。orz (この師長と組んだ夜は何か起きるんだよな〜。)

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2017年5月26日金曜日

精神科のドクター

精神科のドクターとは学生の頃の実習の頃の指導医やクラブの先輩、同学年の級友、研修医時代に出会った同期、そして今の病院で働く精神科の同僚など沢山出会っております。

医者仲間というのは(まあ、医者には限らないんでしょうが、他の世界を知らない・・・)変わった人が多いです。私も嫁さん曰く”十分変わった人”なんだそうですが、その私から見ても飛び抜けて変わった人物が多いのが精神科のドクターのような気がします。

誤解を恐れずに言えば、変わったと言うより病的な人が多いと言う感じでしょうか。こんなことを言うと精神科のドクターに絡まれそうですが、実体験に基づいたものなのでここは単に個人の感想として”正直に”書いております。
私は世の中の精神科医に関して有る一定の偏見を持っております。それは精神科医には達観して患者さんの病と向き合える”比較的正常”なドクターと自らも向精神薬などのお世話にならなければならないような”逝っちゃってる”ドクターの二通りに分けられるというもの。

好み方は私の中ではガチの固定観念となっておりまして、いろいろな精神科のドクターに出会い、観察する度に自分のこの見方が正しいということを毎度確認させてもらっております。

上のような分け方は普通の医者にも当てはまるだろう?と言われればその通りなのですが、精神科のドクターの場合はその比率が他の科のドクターと違ってかなり1対1に近い感じを受けます。こういったことを精神科のドクターに対し酒の席で差しでお話をすると大笑いされた後、「それは有ると思います!」などと言われるので、まあ、話を合わせてもらっている面も否定はしないのですが、その後に出てくる”オカシナ”ドクターの爆笑話や黙り込んでしまうような話を立て続けに聞くと、やっぱり俺の見立ては間違っていなかったか?と考えてしまうことも多いのでした。

ちょっと書けない話が多すぎて話が上のような曖昧な話を書いても外の世界の方にはよく見えてこないと思うのですが、この世界、これからも私は病院の内外で様々な精神科医の同僚達のもたらす”話題”を直接的、間接的に見聞きすることになりそうです。

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2017年5月25日木曜日

またもやマイマイ婆さん!

今朝も久しぶりに冷えました。

冷えたと言っても気温ではなくて肝(キモ)の方。
何があったか簡単に言うと目の前をまさに”超常現象”のように70−80歳くらいの感じのお婆さんがカートを引きながらごめんごめんと言う素振りを周りに振りまきつつ道に飛び出してきたのです。

私の一台前に居たゴルフも急停止。私もそれが目に入ってはいたので内心「!!!!!!」という言葉にならない言葉が頭を巡って「前の車、気付け〜!」と声に出さず怒鳴っていたので、本当にゴルフがとまってくれてホッとしました。

もう本当に高齢者には申し訳ないんですが、あんな状況であんなところに飛び出してこられたら万一車に跳ねられてもそれは事故じゃなくて自殺ですわ。断言します、あれは自殺。
自分の母親が道路を渡る所を親父と見ていて二人で唖然としたことを以前このブログで書いたことがありましたが、本当に高齢者というのは横断歩道を渡るという行為が”賭け”になってしまってる人が多いんだなと思いました。生きていれば儲けものというような・・・。あれでは全国の高齢者の死亡事故が増えることはあっても減ることはないでしょうな。

交通教育を学校の授業で受けた小学低学年の子よりも程度が低い。それも遥かに低い。子供達はこれから学んで更に注意深くなっていくので進歩というものがりますが、年寄りにはそういった意味での改善を期待できる未来というものがない。

今日の一件で”ドラレコは必須”だなと強く思いました。自分が加害者にならされてしまった時に備え、己の責任を軽減するために自己防衛をしなければならないと思いました。(しかし、私の車はドラレコが装着しにくい車種だとイエローハットで言われたのでちょっと困っています。)

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2017年5月24日水曜日

間違った人物をトップに据えると・・・

最近、私の病院で看護部長が絡む案件で本当にレベルの低いインシデントが立て続けに起こっています。

70くらいの歳ですが、”働いた年月だけで”勲章を受賞(いわゆる永年功労という類の一番下のランク)したようなオバサンならぬお婆さんなのですが、もうね、まともに仕事が出来ない。
そのせいで若い看護地長や看護師、ヘルパーに至るまでいろいろな点で迷惑を被っています。

最悪なのは自分が理解できないことを遠ざけてしまうこと。歳をとって時代の本流となる技術や話題になかなかついて行けないというのは、まあ一般的な流れとしても、仕事に関連したことに関してはそれではマズイわけで、そういったことが連なってくると眼の前にちらつくのは「引退」と「世代交代」という現象であるべきです。

少なくともそういった”老害”で若い世代の足を引っ張るようなお荷物になったら本来は恥じて辞めるべきであって、そのようなポジションにしがみつく事によって、若い世代の邪魔をしたり全体の事業の流れを切断したりするようなことは老醜そのものと呼ばねばなりません。

全体を見通せない人間、技術について行けない人間、人の心が読めない人間が病院のようなテクノロジーと人の交差点のような施設に入ってきて組織の頭に”例え間違ってでも”立つと、その被害はまさに十年単位では済みません。

努力しても無駄とか、自分の仲良しの人間を重用するようなネポティズムが蔓延ると、まさに”組織が必要とする人間”ほど、その組織から流出することになります。だって、そんな人たちは外のまともな組織であれば立派に通用しますから。

このオバサンが看護部長になった経緯に関しては多くの話を伺ったのですが、もうそれこそ”人の厭らしさを凝縮したような話”が次から次へと出てきて反吐が出そうです。理事長の言うことでさえ聞かないという。w

人災が企業を滅ぼす例は最近の日本では枚挙に暇がありませんが、どうやら私の組織も、若手の力でこの人にお引き取りいただく方策を検討する時期なのかもしれません。

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2017年5月23日火曜日

ジェネレーション・ギャップ

病棟で若い看護師さん、同世代の看護師さんと言うようにいろいろな世代が混じって働いている時にある特定の話題について話が出た時よく「世代の差」というものを思い知らされます。

同じようなことは国を超えてアメリカでもあって、どんなテレビ番組を知っているかどんな歌を知っているかでその人の世代が判るというようなことは当然ありました。パーティーのときなどはそれで大いに盛り上がるのですが、日本育ちの私にはなかなか入りづらい話題です。(ギャップは世代のみならず、国や地域でもおおいにありますが、それが有るからこそ面白い!)

それでも、例えば日本人であることのリトマス試験紙はテレビ番組で言えばサザエさんを知っているか?と言うものではないかと思います。クレヨンしんちゃんや多くのアニメは今や海外に大量に輸出されておりますので、意外に中国人やイタリア人、アメリカ人でも、こちらがビックリするようなアニメを知っているというのは今ではごく日常の出来事です。
それでも、サザエさんは車で言えばクラウンのようなもので国内専用と言う匂いがあります。(一部輸出されているのかもしれませんが。)

ところで本題に戻りますと、今日病棟でオジサンがショックだったのは「はしれちょうとっきゅう」を知らない20代後半の女の子がいたことです。冷静になって考えれば自分たちが子供の頃に聞いていた童謡を今の子が知らないのは当然なんですが・・・。
あの「びゅわーん、びゅわーん、はしるー。あおいひかりのちょうとっきゅう!」というのを見たことも聞いたことも無いと言われた時は、流石に自分がオッサンなのだと強く自覚させられました。w

我らの世代ならほぼ全員が遺伝子の中に刻み込んでいるあの歌を「いや、聞いたこともないです」とそっけなく言われた時の私のアゴ落ちぶりは・・・。驚くと本当にポカーンと口が開くという事があるんですね。w

しかしそう言っている20代のその看護師さんもやがては同じことを繰り返すのは必定。そしてその世代もやがては歴史の露の中に消えていくのです。

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2017年5月22日月曜日

災害告知システムと日常

Yahooの「Yahoo防災速報」と言うソフトを使っています。

名前の通り種々の「災害」と名のつくものが発生した場合、それをスマホにインストールしている人に対して通知してくれるというものです。
お知らせしてくれる中身としては避難情報、地震情報、津波情報、豪雨情報、土砂災害、河川洪水、気象警報、熱中症情報、火山情報、国民保護情報、防犯情報、自治体からの緊急情報、お知らせ・・・等と続き、よくもまあこれだけの警報や情報告知システムを集めたもんだわ、と逆にインストールした自分が驚くほど。

こういうのってやっぱりネットの力そのものだと思います。こんなもの幾ら注意してても普通はわかりませんし、月イチの回覧板なんかで告知されて初めて「そうなんだ!」と思うようなものも多いですしね。あとはテレビやラジオなんでしょうが、私の家にはテレビがありませんので・・・。

中でも私が「凄い!」と心底驚いたのは地震情報ですね。以前も書いたと思うのですが、外来診療中にいきなりスマホがなって「地震です!注意してください」とかなんとか言ってきたときですね。
実際に波が到達して病院が揺れ出す数秒前に余裕で災害告知して、十分に身構える余裕というのがありました。”震度X以上なら告知”という設定ができますので、その大きさによる足切りも可能で大変便利です。

何故こんなことをここに書くかというと、寝ている時に夜中なのに高歌放吟している輩がいたので窓の外を見て歌っている若者を見たことと関連があります。w こういう時は通報があって変な奴がおる!と記録されることもありますので。
まあ、これがアメリカだったら”Shutaaaaap!”と大声が近所に響くか、警察が駆けつけてハイ終了と言うパターンなのですが、日本は通常そんな感じではないですからね。

これらの情報の中でも、私の日常の診療中でもスマホがピコピコとなって一番沢山警報として流れてくるのは「不審者等の通報の事案」ですね。特に不審者による子供や女性への声かけ事案や下半身を露出した輩の報告例が、時間・場所・不審者の風体とともに知らされるものでしょうか。しかも真っ昼間から。

その風体の報告を見てると「おい、オレか?」というようなものもチラホラ。私と歳や背格好の似ている世の中の変態の皆さん、日中から変なことはやめてください。w

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2017年5月21日日曜日

アメリカの家のレンタル・2

レントの借り手になられる方とメールや電話、そしてLINEも同時に使って遣り取りをしています。

結局、かなり細かい点に関する家の紹介を画像を使って行うことが出来ました。
家に置いていってそのまま使っていただく大型家電製品となる洗濯機、乾燥機、冷蔵庫、PCなどとともに家の内景をあちこち嫁さんに撮ってもらってそれをメールに添付してお見せしました。

あとは近所の学校のことや近隣のESOLの説明。入居した時の種々の電話やネットのコントラクトの話。更には家のガラージにそのまま残していく沢山のツールやキットその他もろもろのものについてザッと説明を加えさせてもらいました。

また、実際のコントラクトにおける月々のレントの額も提示させて頂き、十分に納得して頂きました。周りの相場も調べ上げ、このサイズの家としては大幅に安い”日本人価格”を提示させて頂きました。とりあえず、会社の出す家賃補助金内で済むということでしたので当方としても一安心いたしました。(また、赴任中は家賃は何年でも据え置きとしました!)

やはり前にも書いたように、顔を見知った人間的に大変信頼できる日本人の方の部下ということで、私としてはこれ以上に”無形では有るものの”信頼のおける保険は他にないと思っております。今度赴任される方にはちびっこ達が二人おられるようですが、その子達が家を少しくらい汚そうが傷つけようが私自身は全く気にもなりません。修理してしまえば良いことですので、なんてことないです。むしろ子供の年齢に合わせて私のお貸しした家で伸び伸びと育って教育が大成功してくれるのならそれ以上の喜びはありません。

小さな子供さん達は英語に苦しむ親を遥か後ろに残して”勝手に、普通に”英語を喋り始めますし、学校に行っている限りアッと言う間に読み書きも始めますので何の心配も要りませんしね。一番心配なのは通常そこに赴任される方の奥様でしょう。

私もNIHに居た頃色々なパターンを見てきましたが、奥さんが心を病んでしまって、研究を中途で切り上げて帰国せざるを得なかった家族というのが必ず何十軒のお宅に一つはあったのを覚えています。やはり言葉の通じない海外で「内向き」の生活しかできなかった奥様には大変なストレスがかかっていたのだろうと思います。

逆に言えば実際に外交的であった奥様方にしてみれば、まだまだもうちょっとアメリカを楽しみたい!などという方も居たことは事実。適性と心の持ちようで海外生活はいろいろと大きな変化を見せるものです。

私もこのファミリーが、我々自身が子供達を大きく育てた家でもう一度幸せな生活を再現して頂ければと心より願っております。

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2017年5月20日土曜日

大統領弾劾の予想

巷ではトランプ大統領が弾劾罷免されるかもなどという話が出回っています。

しかし、実際の所この人に対する弾劾が行われるにしてもそれが実現されるまでの道のりは実に長い長いものとなるのはわかっている人の間では当然の話であって、この数ヶ月や一年で結論が出るようなものとは”現時点での証拠”ではとても思えません。

先ず弾劾の決議案自体が提出されるかということもありますし、出されたとしてもそれを議会で多数派を占める共和党が認めるのかということも全く不明ですしね。

現時点で最も大切なのは種々の噂の解明。例えばこのオッサンが先ず持ってロシアと積極的にいろいろな事案に関して関わっていたのか、そしてそれならばどのような案件に関してアメリカの国益に反するような情報が漏れていたのか、そして選挙においてロシア側からのハッキングやソーシャルメディアの操作を含めたコントロールが行われていたのか等々の「多数の証明しなければならない疑惑」がゴロゴロと転がっていることこそが大問題です。

また、これらの案件に関して大統領が解任されたコミー元FBI長官に対して己が捜査対象になっているのかというのを聞いたことと、最終的に解任を通じて口封じを実行した経緯が明らかにされることで、この減らず口を叩き続ける馬鹿オジサンの尻に火をつけることが出来ます。

そこに至るまでの道は上に書き出したことを一つ一つ証明し続ける長い長い道のりであることは明白。結局のところ”もし”このオッサンが大統領を辞めざるを得なくなったとしても、それは罷免される前の辞任になるのではないでしょうか。無論、このオッサンが己に対する世間の世論が恐ろしく冷たいものになったことを自覚して初めてモノになるのでしょうが、問題はそれを自覚する能力に欠ける事。だとすると、逆に事態は延び延びになってアメリカ初の弾劾が成立する可能性がありますね。

多くの人は誤解されているようですが、実際は弾劾決議が出されたアメリカの大統領はたった二人で、第17代アンドリュー・ジョンソン、第42代ビル・クリントンのみです。しかも彼ら二人は最終的には逃げ切っている。ニクソンは上院の弾劾勧告が出た後、下院で同様の勧告が出て正式に裁判が始まる前に辞職しておりますのでね。

というわけで、もしオッサンに決議が出て裁判が始まって罷免されたら「アメリカ初」の辞めさせられる大統領になる可能性が出てきましたね。

ああ、それにしてもこのオッサンのTwitterでのつぶやき。馬鹿発見器という黄金の名称は未だに正しいようです。

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2017年5月19日金曜日

アメリカの家、レンタルに

アメリカの家をレンタルすることが本決まりになりそうです。

この方とメールで二回ほど遣り取りを行い質問とそれに対する私なりの詳細な返答をさせて頂きました。そして今日はお電話でお話をいたしました。お話をしていてよく居てよく理解できたのは、ともかく御家族を連れての初めての海外赴任ということで、大変いろいろと心配されているということでした。

というかそれが普通です。
あと子供さんのこれから数年に及ぶであろう教育に関すること。更には日常の様々なことに関する心配事など諸々。私自身がアメリカに行くときは段ボール箱一つとスーツケース1つで気軽にやってきて最低でも数年は研究をするつもりでしたので、まずは何も要らん!という感じで生活をはじめましたし、同じ人間だから言葉は違ってもまああんまり気にはせんでも良かろうと思っておりました。

しかし、嫁さん曰く「あなたのように何の心配もせずに他所の国に行って生活しようとする人間自体が普通ではない!」と当時は釘を刺されましたし、今では私もある程度大人になって、此の方の心配事も”常識と責任感を持たれる方”なら当然のことと考えます・・・。

まず取り敢えずは電話でお話をしながら、アメリカで嫁さんに撮ってもらった最近の家のあちこちの写真をこの方に送付し、それを互いのコンピューターで見ながら電話越しに説明をするという感じです。
一枚一枚の写真を見ながら説明していくといろいろと今まで言葉で説明していたことが具体的な「イメージ」として納得して頂けたようです。

私としてはこの家に次々にリノベーションを加えていこうと思っておりますので、最終的にはここに住まれる家族さん達が”気持ちよく”過ごしていただいて、安全な生活と安定した教育環境をゲットして頂ければ何よりと考えております。

さて、この後の進展や如何に。

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2017年5月18日木曜日

13年ぶりの再会!

今日はNIHにいた当時の旧友と13年ぶりの再会を果たしました。

彼は非常に優秀で、NIHにいた当時も糖尿病の研究で賞をNIHからもらうだけの立派な業績を残して東京女子医大にDMのドクターとして戻っていきました。

それから13年、時々メールをやり取りしたり正月の牙城のやり取りを続けてはいましたが、私自身がほとんどアメリカに居たことも有り、帰国してもなかなか名古屋と関東とでは用事でもない限り出会うこともありませんでした。
しかし、今回第60回日本糖尿病学会総会が名古屋であったため、「二人で飲もう!」ということになって名駅傍の居酒屋で食べて飲んで語り合いました。

会で分会の座長をしたり、ランチョンセミナーをしたり、まあ、いつの間にか雲の上の人になっておりました。
また、アメリカに居たときには未だほんの小学校低学年だった息子さんが東北大の医学部に進学していたり、娘さんが看護師さんになりたいと言っているとか、私の知らない3人目の子供さんができていたりと、聞くこと話すことお互いに驚くことばかり。月日の経過を互いに肌で感じ「そら俺達も歳取るわな〜w」となったのでした。

やはり彼の家でも教育にお金がかかるということで苦労している様子。どこでも同じような世代の同じような子を持つ環境の家では同じような悩みを持っているのだなと単純に感じた次第です。

それにしても13年ぶりの再会だったのに本当に昨日別れたようなお互いの距離感に改めて「やっぱ苦労した頃の想い出を海外でシェアしている連中」は本当に戦友と一緒だな・・・って改めて思った次第でした。またの再会を約して12時ちょっと前に駅前で別れました。

ところで、糖尿病学会のドクター達、糖尿の人達た~くさん居るんだそうです。w

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2017年5月17日水曜日

周りがひいてる女医さん

バイト先にソレナリの容姿なのに全く誰にも相手にされない女医さんがいます、と言うか近寄りたがらない。

私が週一回だけ行っているバイト先に、あとから入職されて常勤になられた女医さんです。(この先生は毎日行かれている。)最初の頃は私も普通に話していたのですが、何故か毎日いる周りの先生方はこの先生を割けている様子がありあり。おまけに看護師さん達もこの先生にだけは何となく敬語を使いつつ距離を置いているのがアリアリでした。

私も数回通勤してその先生を観察しているうちに、何故そういうよそよそしい雰囲気が醸成されているのかがわかるようになりました。w

それはその先生の特別な反応によるもの。

周りの先生方の分析によると自己愛性人格障害ではないかとのことなのですが、そこにいる間違いなく人格立派な院長先生の丁寧なsuggestionなどを実に失礼な態度で無視するのです。おまけに看護師さん達がいろいろ頼み事をしても気持ちよく受けるという感じは微塵もなく「私ですか?ハイ?」みたいな感じでの対応。

実はこの先生、出先の幾つもの在宅診療関連の施設でもいろいろと衝突されているらしく、あちこちから理事長先生の方にクレームが入っており「今後はあの先生をうちに送ってこないでくれ」みたいな事を言われているんだそうで、理事長先生も困り果てている感じとお見受けしました。

極めつけは医局でものを食べたり飲んだりする時の様子。するずるパリパリペチャペチャ・・・。如何に容姿がソレナリだろうとこれでは誰もが近づきがたいでしょう。こういったことは大人になるともう他の人は注意できません。恥をかかせることになりますからね。(注意して気づいてもらえば未だマシですが。)

恨むなら育てた親御さんを恨むべきか・・・。勉強が出来るだけではどうしようもないことが有るのでした。

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2017年5月16日火曜日

こんなに仲良かったか?

数日前、実家に電話しました。

まあ、母の日というのはついでの名目でして、実際には「生きているか、生きてるなら元気にしてるか、元気に動いてても母ちゃんのボケ具合はどうか?」などというものをまとめて確かめるためのLIVEスクリーニングでした。

親父の携帯に電話して元気そうに出てきて四方山話をしたのですが、あんなことこんなことを話しながら内心強く感じたのは「ああ、こんなに親父や母ちゃんと仲良かった事が今までの人生であったかいな〜」ということでした。大学出て子供を持つ歳になってからは間違いなく、大人同士の会話が成立していたのですが、今このときほどお互いが大笑いしながら納得づくの楽しい会話をすることが出来るようになったのは本当にこの数年。

私自身の心境の変化が一番大きいのではないかと思っています。基本的には”両親の弱さ・加齢”というものが私をして親の間違いやわがままを「しょうがねえな〜」というふうに受け止め流せるようになったことでしょう。他の成熟した方々からすれば「オマエ、50過ぎまでそんなことが出来んかったのか!?」と言われてしまうのを承知で書くしか無いところが恥ずかしいところなのですが・・・。

嫁さんの方は結婚前から私の両親とは大の仲良しで、何時も三人で私の大人気なさを(特に嫁さんは)たしなめていたのですが、遂に私も仲良しクラブ入りしたようです。

こうやって人生の最後のある時期を両親と大変仲良くなって終えることが出来たら素晴らしい事だと思うのですが、出来たらこのままこの状況が続きますように。(人生そうそうは上手くいかんのでしょうが!)

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2017年5月15日月曜日

仕事をする一生

ブラック、ブラックといろいろな職種で槍玉に上がってはボロクソに言われている大企業が沢山ありますが・・・。

私はそういうのはあんまり興味がありません。気の毒だとは思いますが、その中に飛び込んでいったのは自分自身ではないかと。正直そんな仕事すべきではありませんし、私ならケツを捲ります。ではオマエはどうだったかと問われると実際の所私は昭和の男。私自身は研修医の頃から大学院、その後のポスドク生活と続く中”もし”それらを真面目に就労時間とカウントしていたら、労働基準監督署が眼をひん剥くような長時間の仕事をしておりました。しかしそれが万人に当てはまる幸せかと問われれば全然そうとは言えません。

私の場合は好きでやっていたことで、それ自体には何の感慨もありませんで幸せいっぱいの濃密な時間でした。ただ、今になって思うのはもっと効率的な働き方が出来たかなと思うこともありますし。
また、自分がやってきた一連の研究や仕事は”もしそれが完全に強制でされた仕事であれば”殺人的と言われそうなレベルの仕事のボリュームだったと思いますが、好きでやっていればこそ・・・というのもあったんですけどね。
自分がやっていたあんな仕事を何の興味もない人に「お前もやれ」とか冗談じゃない。すべきではありません。何かを形作りたいという気力体力が充実している時に「ぬおーっ」という気合いで朝な夕なに実験をやりまくる事ができたのは50過ぎた今でも素晴らしいメモリーですが、それを若い世代に押し付けるのは完全に間違い。

上に立つ人は若い世代、下の人達の適性をよく見つめて仕事の指示を出さなければ死ぬ人が出ることもありますよ。そこを間違って、いい年こいて人に自分のやり方を押し付けるのはバカのすること。

私の生きてきたバイオ・リサーチの世界という所は手を動かしてなんぼというところが大いにある学問でして、どうしてもドライな状態だけでなく、ウェット・ラボ(手を動かす仕事)をどれだけやったかが大切な要素になってきますので、相当スマートな一部のアメリカ人などでも、やはりガンガンやって結果を出すことを是とする人達がいるのは間違いないです。まあ、その手の超スマートな人達は若い頃からスカッと重要な結果を出してビッグボスになって手下をこき使うという方向にベクトルを変える人が多いんですけどね。(^^)/

100歳まで生きてな~んも成し遂げることなくただ生きてみました!なんちゅうのもひとつの生き方としての選択だし、それはそれで結構ですが、生まれたからにはなんか楽しく生きてみたいと思うのが人情で、それが許される環境であるならばたとえ人生短くとも”やったるわい!!!”という方向を私は何度生まれ変わっても選ぶと思うんですね。無難な人生など無用という生き方は常にリスクと背中合わせですが、スリルはある。ただ、それは自己責任という前提での己の選択。

ただ、そんな輩が”結婚する”という選択肢も人生に入れてしまうと、我が家の家族のように振り回されまくって大変な目に遭うのですが・・・それは私を選択した嫁さんの責任?w(子供には罪はないけど、子供もどうやら彼女らのオヤジ風の波風の多い人生を送りそうな予感です。)

あんまり世間風の結論は出ませんけど、私は仕事というのは楽しいばっかりのことというのが選べるのは殆どないと思ってます。そうであるヒトは実に稀ではないかなと。振り返ると濃密で楽しい私の研究時代でしたが、研究の途中は結果が出ずに”苦しきことのみ多かりき”というのがほぼ毎日でした。それでも夢や愉しみが仕事の中に見いだせれば体も心も動くもの。

夢や愉しみも全くなくなれば仕事は単なる奴隷労働になっちゃいます。しかし、それでも飯食うため、家族のために頑張る人達が沢山居るわけで、そんな仕事ばかりが世の中を覆い尽くせばみんな希望をなくして、閉塞感が広がるんだろうとは思いますが。そういう仕事しか選べなかった人はそういった筋道を付けた己を恨むしか無い。

結局のところ、仕事の中にはどんな部分であっても何らかの楽しみを見つける努力をしないといけないと考えますし、それが出来るかどうかはその人のキャラも大きく影響してくることでしょう。何事も後ろ向きに捉えるひとにとっては仕事をする人生はただの罰ゲームなのかもしれませんし、そうでない人には毎日の活力とリズムを作り出してくれる大切なイベントだと。

生きるからには若い頃から頑張って、年をとるまで頑張れる、生きがいの見いだせる仕事に就くべく努力すべきだと思います。人生楽ありゃ苦もあるさ!という黄門様のシンプルなメッセージは万言の説明より簡明な真理だと思います。

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2017年5月14日日曜日

子供とチンチン

私も親として子育ての途中で子供達が自分の性別というものに向き合う瞬間を何度も経験してきました。

よくある話もあればそうでない話も勿論あります。
よくある話は、例えば長女が弟と自分を比べて「何故弟はチンチンがあるのに私は無いのか」とか、「大人の人はお父さんもお母さんもチンチンに毛が生えているのに何で私にはないのか」とかいうものでしょうか。

毎度毎度、子供でも取り敢えず納得するよ言うな答えを子供に返して、親としてはその手の質問にもごく普通に答えていました。殆どの場合「へ〜」と言って納得してくれるような回答ばかり。単純に”そうなんだ”って言う感じで受け止めてくれて助かりましたが。

実は先日、看護助手さんから質問を受けたのが「子供のチンチンの皮は剥いて良いんですか?」と言うものでした。私はもう単純に「全然問題ないですけど、無理に力を入れたりする必要は全くなくて、おちんちんの皮の周りを綺麗にする時に少しずずつちょこっとだけ剥いてあげればしばらくして綺麗になりますよ」とお話しました。基本的にはお父さんに聞けばその下限は十分同性としてわかるはずだ、との一言も付け加えて。

日本では割礼という風習が一般的ではないので、そのチャンスを失ってしまって成人になってもそのことで悩む人も居られますし、実際に病棟で高齢者になってもそれがコンプレックスになっている方もおりますので、まあ、容易に解決できる問題は解決しておくに如くはありません。清潔に越したことはないですからね!

私が身近で知っているチンチンにまつわる面白い話は、小児科の友人から聞いたもので、息子さんが四歳くらいの頃「玉柄杓」で自分の陰嚢とチンチンを掬ってマジマジと眺めていたというもの。この子は少し個性的で、クリスマスプレゼントにお父さんにリクエストしたものが「ニガゴリ」でしたのでそういう意味では一風変わったハンドリングをしていたのかも。orz

それにしても、やはり男の子にとっては外性器は基本的に外に飛び出ているものですのでやはり興味をもつのでしょうね。そしてそれは兄弟を通して見つめるチャンスのある女の子にとっても同じことかも。(あくまで我が家の話ですが。)これは千年経っても万年経ってもおんなじでしょうナ。

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2017年5月13日土曜日

5月の私的な恒例行事

実は5月になると毎年私の皮膚の一部に異変が発生します。

逆にこれが発生すると「5月なんだな〜」と感じる次第。気象庁のホームページには以下のような記述があります。

Q2 紫外線は5月が最も多いと聞いたのですが?

A2 紫外線の季節変化について「紫外線は5月に最も多い」「5月の紫外線は真夏とほぼ同じ」と言われることがありますが、これはオゾン層での吸収がほとんどないUV-A領域の紫外線のことと考えられます(特に6~7月に梅雨時期となる地域に当てはまります)。一方、気象庁で観測しているUV-B領域の紫外線および紅斑紫外線は、そのほとんどがオゾン層で吸収されます。上空のオゾン量は、日本付近では春に多く、夏から秋にかけて少なくなる季節変化をしています(ただし、南西諸島付近では冬季に最も少なくなります)。このオゾン層の季節変化によって、UV-A領域とUV-B領域の紫外線の季節変化は異なっているのです。
紫外線の皮膚に与える研究が進んだ近年ではUV-AもUV-Bもほぼ地面に到達することのない短波長のUV-Cと異なり、皮膚へダメージという意味ではやはりいろいろあるということが判明しています。

二週間ほど前に、ちょこっと長めの外出をしたことで両腕の前腕が真っ赤に変色しその後、午後になって表面に汗疹が発生するというパターンが今年もやって参りました。嫁さんもよくご存知のこの恒例行事、他の家族には発生いたしません。つまり私が最も光に対する感受性が強いというデリケート体質。w

母親を見ても父親を見てももともとは色白ですので、私自身小さい頃から日焼けというものに大変弱く、昔あった「クロンボ大会」(今考えるとありえないほどの差別用語ですが!)に参加しようにも、頑張って肌を焼くと結局皮がピリッと剥けてお終いという状態で、あるとし頑張って焼きすぎたらその日は夕方から水膨れと尋常ならざるかゆみが全身を襲い、熱発。翌日は痒みと熱に対処するために朝からかなり長い間水風呂に浸かって体を冷まし続けたという事がありました。

要するに私の遺伝的背景では光の害悪に対する修復機能が低く、上手く対処できない体質。今後も皮膚がんなどの発生には注意しないといけない人なのです。取り敢えず既にシミは多いのですが。w

翻ってうちの嫁はん・・・。これがまた親父さん譲りの日焼け大丈夫体質。シミとか何とか言う前にバチッと健康的な日焼けをされるお人でして。こればかりは遺伝子様のお力を借りねばなんともなりませんな。来年もまたやられるのかなオレ。

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2017年5月12日金曜日

日本のPTA

朝の外来が始まる直前に看護師さん達が数人で私の後ろで話していることが耳に入ってきました。

どうやら学校のPTAの話のようで、役員や係をしなければならないことが大変だということを色々と話していました。私達が子供達をアメリカで育てていた間も確かに普通にPTA活動というのはありましたが、どの学校であっても我々の子供達が通っていたパブリックスクールではPTA活動は”完全な”ボランティアベースして、行かない人しない人は全く学校教育には参加しないというのが比較的当たり前でした。

勿論、それを補って余りあるアクティブな親御さんたちが沢山いて、クラスに普通に入って日本で言う所のteaching assistantをみっちり何年もやり続けられる方もごく普通に居られまして、米国に来た当初驚いた経験があります。しかし、それも慣れてくるとそういったことが当たり前と言う感覚になってしまっていました。

アメリカは流石に「自分たちの手と選択」で国を作ってきただけあって、人がどう言おうとボランティアベースの活動で正しいと思われることは言われなくとも毎年毎年、自然発生的に組み上げられていく素晴らしい大人の仕組みが成り立っていました。

翻って日本。

今日の看護師さん達は子持ちのお母さん達でもあるわけですが、話を聞いてみると全員参加のクジ引きの等という仕組みで、誰が何と言おうと持ちまわりは年に一回巡ってきて、なんのためにあるかもよく理解できないような役職も含めて楽なものから我先に挙手とじゃんけん、クジ引きの世界で決めていくという一言「お前らアホか?」の話のオンパレード。

やっぱり借り物の民主主義では何も育っていないのだなと言うことがヒシヒシと伝わってくるような話でした。意味のないことでも同調圧力に負けて事勿れ式に仕事をしていく所は最終的には時代遅れで意味が無いことでも次々に時代を超えて引き継がれ、もはや何の意味もない本来の趣旨などとうの昔に忘れられたようなことでも十年、二十年と引き継がれ申し送られるという極めて日本的な話でした。

人質は自分の子供達であって、これに不参加だったり否定的なことを言うと「みんな我慢してやっているんだからあんたもしないというのはズルい、許せない」という事になるんだそうですよ。w

何時まで経っても内面は子供。マッカーサーに12歳の集団といわれ、(未だ成長の余地があると言う意味で)それからほぼ70年。なーんにも成長しませんでしたとさ。w

民主主義と合議制の中身が全くわかっていない。合意の形成に至るまでの長期の冷静な討論の訓練の欠如などは本当に日本国内だけで生まれ育ったかなり多くの人に共通する救い難い未熟な部分だと強く思うのですが、外の世界と比較したことがないのでしょう、それが欠陥だとは気づいておられないようで、未熟な事なかれ主義がそのまま民主主義だという惨めさ。

同調圧力何するものぞというふうに育った娘達が日本でPTAしたら怒りで発狂するでしょうな。w
少なくともPTA活動に関しては日本で子育てすることがなくてよかったのかも?わかりませんが。

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2017年5月11日木曜日

筋者の話はいつも面白い

いま私の患者さんの一人に元筋モノの方がおります。

この方と話していると「自分の知らない世界」というものの存在を毎度教えてもらえます。
聞く話聞く話が本当に自分が今まで生きてきた世界とは”全く”異なるものでして、感心したり顎が落ちたり・・・。勿論そのような話には”盛った話”もたくさん入っているのでしょうが、私が聞いた範囲ではそのような感じを全く受けることもなく、淡々と過去の体験を話されます。

筋ものの人間が辿ってきた人生を聞く限りでは、智恵と度胸と実行力がなければとてもとても生きていけないようなお話ばかり。実際、ターゲットの決まった勉強をしておけば問題ない世界で生きてきた私の人生とは対比することさえ許さないような生き方が彼の口から次々と出てきます。

全身にガッツリ入れられた墨。局部には牢獄に入れられていた頃に入れた歯ブラシの削り玉。wなんともかんとも普通の世界に生きてきた人間には目にすることさえ無いようなものばかり。

彼が今、次第次第に体力を付けてきていろいろと戻ってきた暁には更に面白い話が聞けるのではないかと内心では期待しております。この人、実は外に向けては話していないのですが、私には”こっそりと”病棟にいるそれぞれの看護師の評価を話してくれるのが大変おもしろく、他の看護師さん達には話していないのですが毎日愉しんでおります。w

退院の日に私にそのまとめを渡してくれるそうなので、近々の密かな愉しみとしております!!

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2017年5月10日水曜日

日本の履歴書

生まれて初めて日本の普通の履歴書というものを書く御手伝いをさせていただきました。

そういえば25年程前に長崎の国立病院に大学院入学前の研修医として入職する時にそういうものを書いたような記憶があったのですが、今回は勉強を教えている看護助手さん達の転職を手伝う中で彼女達の履歴書を準備させていただきました。

今回彼女達に自分の履歴書をまず手書きで準備してもらい、それに私が修正加筆を加えるという形で仕上げさせてもらったのですが、やはり人によっては職歴や資格のところで圧倒的に弱い人がいるな〜と言うのが正直な感想でした。

無論、我々の周囲にいる研究志向のバリバリの医師や生物学者の英文履歴書を見てきた自分にとって履歴書を比べること自体が意味のないことですがやはりそれらに慣れてしまっていると今回の履歴書のスカスカ感がどうしても厳しく感じてしまうのでした。しかし!よく考えずとも、若いころは私も当然のごとく”精々”書けるものといえば医師免許保有と普通自動車免許のみと言う感じで、自著や論文などは一枚も一冊も無く、スカスカでしたので、全く他人のことは言えないと言うただの現実。w

要するに若い人には夢と未来が有るけれど「99.9%の普通の若い人」は殆んど履歴書には何も書くことが無いという当たり前の話なのでした。

ただ、問題なのは日本語の文章。正直、彼女が手書きで誰の校正も無しで直に今回の履歴書を出さなくてよかったと思いました。誤字脱字はまあ私もこのブログで盛大にコンピュータ任せの同音の誤字を書きまくりますので愛嬌とするにしても、自己PRを書いて頂いた時の日本語の文章が「オイオ〜イ!」と言うような文言を連ねる子達がいてこれにはオジサンも思わず苦笑い。

スマホ世代の文章というのは公文書作成という意味では仲々いろいろとアカンものがありました。

取り敢えず”てにをは”のみならず、文章の構成を種々変えて読みやすいものへと変換し、それらを一気にワードで打ち直して誰が読んでも「この人採用したいかも」と思っていただけるような客観的な履歴書へと化粧直しをお手伝いさせて頂きました。それにしても履歴書に写真を貼るってアメリカ的にはやはり有りえん話ですな。

とまれ彼女達の近未来に幸あらんことを!

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アメリカの家・二転三転

アメリカの家の件ですが、実は新たにリッチモンドに来られる日本企業の方にお貸ししようと思っていたのですが、その方が新年になってご都合が悪くなったようで、一時その話は棚上げになっておりました。

その後、取り敢えずのところ進展はなくそのまま放置した状態にしておいて、今後どうするかいろいろ考えていたのですが、昨日一転して米国に来るというその方がやはり一軒家の我が家を借りる方向で行きたいと言われているとのお話がその方の上司からありました。

今のところは完全に決定したわけではないのですが、二台の車もそのままおいていくほうがその方々も多分間違いなく便利ですし、ピアノや食器その他のツールもコミコミで残していったものをそのまま綺麗に使っていただいたほうが、我々には嬉しいことですので、今後その方向で決まると嬉しいなと感じています。

何よりのアドバンテージは”日本人に使ってもらえる”ということ。実はこの点は平均的なアメリカ人に使ってもらうよりも遥かに綺麗に家を保ってもらえるのでbig advantageなのです。いろいろな方からそのようなレント時の経験を伺っておりますので、間違いないでしょう。

しかも、家にある冷蔵庫や乾燥機もほぼ新品のままですので、家族の方々も喜んでいただけるかと思います。

もし今のままレントが決まるようだったら、更にお金をかけて家の改装をちょこちょことやっていこうと思っておりますので、いろいろと今回の最終訪米で考えたり交渉しないといけない事が増えてきます。

まずはその方からの連絡を持って、交渉が成立するようであればレントのお値段も平均よりググっと下げようと思っています!いわゆる日本人価格というやつですね。(^^)

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2017年5月8日月曜日

長女の来日予定

昨日のことですが、嫁さんから連絡がありました。

どうやら長女達の日本訪問はいきなり名古屋来訪ではなくて、成田に到着したあとは一旦千葉の友達の家を根城にして東京見物をするようです。

その千葉の友達というのは彼女がジョンズ・ホプキンスにいた頃の日本人のの友達の家らしく、お父さんは医学生物学では有名な研究者の方で、いわゆる本にも載るような豪邸なんだそうですが・・・。日本の豪邸ってどういうものか良くわからないのですが、アメリカで娘にその家の写真を見せてもらった嫁さんいわく間違いなく「豪邸」だと感心するレベルのお宅のようで、その家を根城に使わせていただけるというお話。

というわけで、6月23日から翌月15日までの三週間の夏季休暇では多分そのうちの一週間くらいは東京近辺でウロウロするのでしょうね。あくまで推測ですが。

それにしても娘の行っていたホプキンスは本当に裕福な家庭の子が多く、日本でいう裕福とは多分一桁か二桁くらい資産レベルの違う家庭の子供達が沢山いたようです。娘から聞いたその手の話をし始めるとキリがないのですが、娘はそういう意味での経済格差というのはいやというほど味わったようで、休日になるとただただバージニアに帰ってくるビンボーな自分と、ちょっとした休み毎に世界中に散らばってはまた舞い戻ってくる学友との距離感に結構惨めな思いを抱いていたようです。(これは彼女の卒後に嫁さんから聞いて知りました。)

この友人もそういう意味ではやはり裕福な家庭の子と言って差し支えないのでしょうが、私は逆にそういう友人を持つことは良いことだと思うんですよね。アメリカの通信インフラの改善を通じて貧困の解消対策に勤しむ娘が、己の意志と能力と有力な友人、上司達のコネクションを使ってより責任のある立場に立ち、より自分の意向を取り入れた制作を立案していけるようになったら本当に良いことだと思います。

貧困対策の責任者が貧困である必要は全く無いですからね。ここはとてもアメリカ的で、例えばフィランソロピストは超絶レベルの金持ちであるということは実にアメリカではごく自然なこと。金の使い方を知っており、金に縛られくことがないからこそ、金を自由に操っていろいろなことを成し遂げるということが出来るということをアメリカに行って事実として体験しましたし。

清貧は個人のレベルではよくても、金がなければプロジェクトは実行できないのです!

ちょっと話は脱線してしまいましたが、大人として日本に休暇を取りに戻ってきた娘とその彼氏。大いにJapanを楽しんで欲しいもんです。それにしても就職一年目からいきなり3週間の長期休暇を取れるってやっぱりアメリカはそういう面では良い国でござる!!

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2017年5月7日日曜日

歯は大事

私の歯はダメダメです。

基本的に甘いもの好きで、小さな頃から虫歯が多くて、小学校の頃から始終あちこちの歯の治療に通っていた覚えがあります。ところがこの歯の”大崩壊”が始まったきっかけは今でも比較的よく覚えていて、母親の弟(おじさんですね)が当時勤めていたカネボウのガム工場から、ブロック一つ分のソーダガムを帰郷時に小学二年生の私に買ってきてくれたことに始まります。

ブロック一つというのは例えば小売店でガムを買うといえばハチコ入れや十個入りのサイコロ状のものが縦に並べられて棒状になったものを一つ買いますが、それが小売店では小箱に5x5とか言う感じで立体的に積み上げられて箱に入れられて売っていますよね。そうなんです。その数百個のガムを嬉しさの余りわずか数日で連続的に食べてしまい、おまけに歯を磨かずに連続で寝てしまったものですから結果はもう本当に目も当てられない様な”酸とエナメルの化学反応の実験場”状態を自分の口腔内に作ったことになります。

まあ、馬鹿な小学生の愚かなストーリーでありまして、賢母であればそんなものは子供の手から取り上げて精々一日一個くらい上げれば良いものなんでしょうが、当時の私は野放しの犬と同じ状態で育てられておりましたので、当然、誰もそんな馬鹿な子供の口腔衛生の状態など気にする人もおりません。

そして今があります。

結果として今、私の下顎には数本のインプラントが埋められた状態になっておりまして、大人になって歯に関連して大きな出費を強いられることになったというわけです。これがアメリカだったから良かったんですが、日本だったら・・・。保険なんぞ効きませんので、下顎だけで100万大突破コースですよね。orz
それに私は歯に関連していろいろと病気にもなりましたし。ヤッパリ口は消化管の入り口。何にも増して大事です。

己と同じ間違いを犯さぬために、子供達には細心の注意を払って口腔内衛生に気をつけて育てたつもりです。おかげで大人になった今の子供達には虫歯の苦労をさせずに済んでおります。

ああ、俺も親がもう少し学のある人達だったらな〜。w

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