2025年4月17日木曜日

当然だけどそうなるよね~

アメリカではまさに日常茶飯事の出来事も日本で起きると全く当たり前ではなくなります。

多人種国家そのものであるアメリカと違って、日本では今起こっている大量の外国人との自然共生という事態がなかなか実感できていません。私もアメリカに住んでいたからこそという様な経験のおかげで周りにいろいろな髪や肌や言語の人達がうろついているのが当たり前という状況に慣れてますけど、日本はマダマダ。

名古屋だからこそ、名古屋周辺の車産業などが持ち込んできたブラジル人、フィリピン人、ベトナム人等を中心とした人々が見られますし、日常の生活の中でもいろいろな人種の子供がランドセルを背中にしょって学校に通っている生活を見ていますが、田舎ではこうはいかないのは田舎にいた、そして今も時に田舎に帰って周りを見ている私が言うのですからほぼ実感レベルの話。

日本においては現在中国人が増えているのはこれまた統計上の事実。顔も似てますし日本語が上手い人もそれなりに多いので目立たないだけか。栄界隈に行くと大声で中国語を喋ってる人達と大量に擦れ違いますので、台湾人も含めて多いのでしょうが移民という意味ではどうなんでしょう。

あとは忘れがちですけど、在日韓国人も地理的歴史的観点からは当然多いのですが、実は愛知県ではトップでは全く無いのです。まあ、既に帰化した人達が多いし顔も「まあ、それなりに似てる」人も多いので判りにくいでしょうしね。

愛知県によれば県の外国人住民数は310,845人で、県の総人口7,478,574人に対して約4.16%を占めています。国籍別では、ブラジルが最も多く61,566人(19.8%)、次いでベトナム(18.7%)、中国(14.7%)、フィリピン(14.4%)、韓国・朝鮮(9.1%)などが続いています。 名古屋市には94,665人の外国人住民が暮らしており、県内で最も多い地域です。その他、豊橋市や豊田市にも比較的多くの外国人が住んでいます。 愛知県は製造業が盛んなため、外国人労働者が多く集まる傾向があります、との説明。

ガイジンのカウント数だけで私の田舎町の宮崎市の人口をもう少しで超えそうな位です。w

さて、そういう数字が出て来ると当然起きて来るのが外人さんの入院。今日も中国からきて二年となるお婆ちゃんが認知症の進行で入院して来られたのですが、この方は生活保護などとは縁の無いしっかりとした娘さんに護られたお婆ちゃん。しかし、娘さんに言わせると例え中国語でも何を言ってるかはもう通じなくなっている状態なのだそうです。

幸いにしてこの患者さんが入院された病棟では中国語の分かる人が三人仕事をしていますので、家族さん達とのやり取りは問題なし。ただし、患者さんは日本語は勿論、中国語も通じないのでそこは残念です。

多言語状態でもなかなか優秀なスマホのAIが問題なく訳してくれますから大きな問題は無いのですが、こういってちゃんとメジャーな幾種類かの外国語を話す方々が病棟に居るというのは本当に助かりますね。

外国で認知機能障害を持つ親の面倒を看る…。下手をするとアメリカに居た頃の私もそういう状態になっていた可能性が大ありでした。

なるべくスムースに娘さんの住まれているエリアの施設に送り出してあげたいと考えています。

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