2011年3月31日木曜日

御用聞きに国のトップは無理

第四列の男もその馬脚を現して久しい。
カイワレ大根、四国行脚と色々パフォーマンスをしてきたが、それはマダマダ首を切られる側の立場に居たからこそ出来たパフォーマンス。いま、人の上に立って、改めて自分で気づいているのではないか「自分の器の小ささ」と「全く準備の出来ていない人生」とに。
自分がなりたいものになるのはいいけれど、その僥倖自体が「駆け引き」でなったもので、実力や業績で掴んだ物でなければ、どれほどの恥を晒さねばならないのか、、、見ていて痛々しいもの。まあ、夫婦揃って、自分の置かれている立場というものを全く理解出来ていないようなので、それが本人達には究極の救いなのでしょうが、付き合わされる国民の側は堪ったもんじゃないです。どうせ、この「恍惚の人」は直ぐにその座を追われる人間ですし、そう長くもなくこの世から消え去る人ですから問題はないのでしょうが、日本という国はまだまだこれからも続くのですから(とは言っても前に居た村山富市も現時点では未だ生きているわけですが)、なるべく国家を破壊しつくす前に何の判断も下すこと無くさっさとその座を譲って欲しいと思います。
ただ恐ろしいのは究極の劣化コピーが次に待ち構えて何度も選挙に挑み続けていること。これは本当に恐ろしい。ラスボスを倒したと思ったら、その後ろにそいつの落とした卵が孵化していましたという感じか?う~ん、身震いがする、、、。
株式市場ではアナリストというのはメッセンジャーボーイ以下の身分でしか無いとこちらの記事で読んだことがありますが、正しくその程度の能力。大局観など欠片もなく、御近所の小言を掻き集め、それをメモにしてブーブー文句を垂れるだけ。権利には敏感でも義務という言葉自体を知らないこの哀れな飾り物が、何時まで舞台の上で惨めな振付のダンスを踊り続けるのか。誰も掛ける言葉を持ち合わせてはいません。

朝もハヨから~

今日はラボに来る途中で突然、車の後ろから旗がバサバサ揺れるような音がし始める。
内心「う、来たな」と思ってたんですが、案の定タイヤのパンク。車がワンサカ通る中、左車線を走っていたので、はよ車を安全な場所へ~と思い、車を左端の左折車線に寄せてタイヤを見ると、見るも無残に穴が空いていました。仕方ないので、信号が変わるのを待って斜向かいにあった車の部品屋の裏手駐車場に車を止めてタイヤ交換。家に居る時はエア・コンプレッサーその他の道具も買い揃えてあるのでクルマいじりには不便しないのですが、こんな朝の出勤時に両手を油とタイヤカスだらけにして作業をするのはちょい興覚めでした。
近くの車整備工場の兄さんが「何か困ったことがあるなら助けるよ~?」と親切に言ってくれたのですが、タイヤ交換だけなら数分の仕事なので、深謝した後、作業終了後に彼の自動車整備工場で手を洗わせてもらいました。
こういう時の親切は例えどんな事であれ身に沁みますね。しかし、このテンパータイヤ、この前も嫁さんの車で釘刺さってたのを長年ほったらかしていたのが駄目になってテンパータイヤにしたばかり。注文したタイヤがアリゾナから来るのを待ってるところなんですけど、なかなか来ないもんです。
金の無い時出費はかさむ!!人生の鉄則ですね、、、。
orz

2011年3月30日水曜日

東電さようならか、それとも焼け太り?

隠蔽というものが如何に人を追い込んでいくかという最良の教訓を見せてくれているという意味で、ブッチギリで最先端を走る企業が東京電力。
後手後手、全てが後手、(菅政権のことは今日も一切書きません。政府の体を成していないので。)何をやっても後で行った報道ではあの数値は間違いでした。とか、最も大事な判断材料のもととなる基本数値でさえ、その手の初歩的な間違いだらけ。これでは信じろという方に無理があるでしょう。
見ていて思うのは東電という企業の中にいる人間の高学歴とか肩書きが「まったく」この人達の判断力や仕事の成果としてのアウトプットとは乖離しているという事。責任を取るという意味で人は腹を括らないと、その一言一言がどういう風に日本という国では人間を追い込んでいくのかまさに見本のような毎日が繰り広げられている気がします。やはり人選と企業内での教育、人材育成過程に大きな過ちがあるんでしょうね。大局を見て矢継ぎ早に指示を出せる人材が「全く」居ない。
今頃になって、地震直後からどういう風にミスが重なっていったかという情報がありとあらゆるソースから漏れてきていますが、その悲惨な記録を見る限りでは、間違った判断の積み重ねが自分を含めて、全てを隘路に追い込んでいるのが時系列で見えてきます。
「これまでの想定を越える」災害という話がいつでも出てきますけど、想定というのはどこまでも高く持っておくべきもので、かつ、今回の福島原発のことでも、以前からこの旧型タイプのGEの原子炉の危険性が指摘されていたというのを無視していたんだから、もう何をか言わんやという事。貞観地震の記録の無視も今になってハッキリしてしまったことですし。
積もりに積もった過ちが最終的にこういう天災という形の災害が押し寄せたことによって、その舞台裏のお粗末さが表に一気に出た形になってしまいました。丁度、舞台に立てかけていた張りぼての装置がおもいっきり観客席側に倒れこんできた感じで、そのあばら骨が見えてしまいましたという所でしょう。鉄骨で出来た立派なビルと思っていた建物が、実は竹を結びつけて組み合わせたお気軽セットだったとバレちゃいました。一流企業も、その内情を知ればお粗末な経営陣に支配されていましたとさ、、、。本来ならこんな小物達でも、賀詞交換会では「あの」東電のお偉いさんとして巨額の退職金をもらって良い役付きで次の関連会社にでも出て行けたのでしょうが、今では街を歩けば石でも投げつけられかねません。
前も書いたんですけど、電力とかガスとか水道とかその手の巨大インフラは、民営よりも半官半民のほうがスタイル的に合ってるんじゃないかなと思うんですけどね。馬鹿な公務員が原価計算もしないで原料や建物を作るのを抑えつつ、莫大な利益は決して上げる必要のないシステムに作りなおしてしまえば、その手の料金も抑えられるしとは思うんですが、じゃあ公務員的なシステムにしたらその公務員の駄目っぷりをシステムに注ぎこむという選択枝もやはり、ウーンという感じで、、、。
システムが作られるまでは相当に優秀な人間が日夜努力を重ねなければならないと言うのが、こういう巨大インフラ構築会社の宿命なのでしょうが、それが一旦出来上がってしまった後ではそこまで創造的・かつ柔軟性に富む人間は要らないわけで、後は極端に言えば保守とメインテナンスの世界ではないですかね。そんな事はないと言いたいんでしょうけど、新規電源の開発だって、一旦それを遂行するシステムが青写真として出来てしまえば、場所を変えて施設の規模を変えて地元の人間との調整を繰り返すだけ。調整能力と事務員的な能力が要るわけでしょうが、ここ辺は経営者の器が幾ら小さくても特に問題はなさそうです。
政治家や地元の議員と屑ヤクザ諸々の利益関係者が横から茶々を入れてくるのを小銭で追い払うのが一番の仕事でしょうか?w
どうして日本からは世界を動かすような大きな人物が「巨大企業から」出てこないんでしょうかね。誰も、創業者ではないタダのサラリーマンだからなんでしょうね。例えば、世界X位の巨大銀行とはいっても、その内実たるや、やはりタダの銀行員の集合体、、、。ネズミのような顔をしたネズミの親分がマンホールの中で王様になっているだけですから、所詮は銀行「員」、銀行「家」足り得ませんわな。まあ、どんな企業にいても、退職金と退職後の渡りとを人生の楽しみにしてるような連中には世界を動かせるわけ無いか、無いわな。(笑)
確かに「下請け」の会社は誠心誠意ですね。

2011年3月29日火曜日

不思議なこと

震災とバスケットのことが続いたので今日は久しぶりに常々疑問に思っていることをここに。
私の疑問というのは犬の知覚のことです。
何が疑問かというと、犬を散歩に連れていくと必ずほぼ全ての犬を飼っている家という家から小犬、デカイ犬構わずにキャンキャン、ワンワン、バウバウと吠えまくられるのですが、、、
何故か?
何時も犬は私の耳には無音で歩いているはずなのに、必ずどの家の窓からも小犬、大犬皆顔をのぞかせるのは何故なんだろうと。どうやって音も立てずに通り過ぎる犬の足音がお互いに判るのだろう。耳が良いんだという一言で済ませればそれだけなんでしょうけど、、、。
幾ら何でもただヒタヒタと歩くその「気配」のような音だけであれほど素早く気づくのか。匂いも音も人とは比べものにならないほどよく判ると言いますけど、そう言われても散歩道で何時も遭遇するこういう現象はそれを知覚できない人間様にとっては永遠の謎ですね。結局最大のコアな質問は周りで出ているはずのありとあらゆるかすかな音、カサカサ音、ゴトゴト音などにも関わらずどうやってそれを「聞き分けているのか」ということなんですね。これは私が歩いて家へ帰ってくるときに玄関へ100%待ち構えていることに関しても同じなんですけどね。
長年、犬を飼い続けている方にとってはそんなの当たり前すぎる事象なのかもしれないんでしょうが、犬飼歴三年半の私には驚きに満ち満ちた神秘なのでした。
まあ、不思議なことはいくらでもあったほうが我らサイエンティストの飯の種が続くわけで、有難いわけですが。w

2011年3月28日月曜日

見たかクソッタレども!(笑)

エリート?糞喰らえ!!これぞアメリカ版雑草魂じゃ!
Underdog(負け犬)と呼ばれていたチームの力を今こそ見よ!真面目に基本を抑え、決して奢らないチームが必ず勝つ、その見本のような横綱相撲。全てのカンファランスを通じてトップと言われていたKansas Universityを完璧に抑えこみ、驚異のモーリス兄弟達に最後は本当にベンチで涙を流させた。
試合の始まる前にどれほど我々が低い評価を受けていたか証拠の記録がここにキッチリ撮ってある。
今となっては貴重なこの記録!w
これだけ勢いを持っていても、試合前にはDecision Tree Modelも、Power Ratings Modelも、Similar Games Modelも、Simulation Modelも、Seed Differenceも、その全てにおいて「VCUファン以外」は「誰も」信じなかった勝利。データ上は本当に有り得ない程のレアさを安々とダブルディジットの差で破り去った。この5回の試合すべてをダブルディジット!
遂に、遂にここまで来ました(涙)
試合を直接見に行けない学生達のためにSiegel Centerが14,000人の学生達に解放されていました。そして試合が終わった瞬間にBroad St.に皆飛び出してきてこの騒ぎ。「その気持ち解ります!」信号も交通も関係無し。こうやって学生達はSchool Spiritを示し、街の人達全員とその喜びを分かち合ったのです。Division I330チームの中のトップ4に躍り出たVCU。シンデレラなどと一部のバカ解説委員は言いますが、そんなこと今やもう誰も聞いてません。wディフェンスが堅いチームの強さ、真面目に基本を抑えるチームの強さを今こそ見よ!次はアノBUTLERだ!
Go RAMS Go!

2011年3月26日土曜日

奇跡!

何と!!!!!!
我がVCUが劇的な勝利を収めて全米トップ8へ進出。この最後の8チームをエリート8というのですけど、勿論、わが校始まって以来のことです。全米のカレッジバスケットボールチームDivisionI330校の中のトップ8になるなんて誰も信じていませんでしたよ。無論この私自身も含めて。(笑)
大学の方は金曜日は学長からの直接指示でスクールカラーのシャツやウェアを着て来いというし、皆何だか落ち着きません。当然ですけど。
電話でのレポートによれば、学生達の集まったパブはもう大変な騒ぎになっていたということです。それも当然。この前私が行っていた、近所のBuffalo Wild Wingで観たfirst fourのゲームの時でさえもう皆地面を揺らしての大騒ぎでしたから、このエリート8進出がどれ程の騒ぎだったか容易に想像できます。なんと、回線が混み合って掛かってきたコールがドロップし続けるほど皆夜中の一時に電話をかけまくっていたんですから大騒ぎも極まれりです。
VCUの試合はこれらのインチキ評論家のデタラメな論評をひっくり返す闘いだった。今この評論家たちは毎日のように罰をうけている。アレだけ貶した相手のチームの事を毎日褒めなければならないのだ。評論家としてこんなに恥ずかしい事はないはずだ。なぜなら奴らの眼が節穴だったということを毎日自分の口から証言させられているのだから。痛快!(笑)
次は最後のトップシード校カンサス!!きつい戦いになるだろうがこれをブチ抜けば夢のファイナル4!!歴史を作れ!
Men fight against all the odds to realize their dream.
Go Rams Go!!


バカの壁

一時期バカの壁というのが流行っていた。
本自体は読んだこともないのだが、確か誰かのコメントによると、人はお互いに理解したくないこと以上のことは理解出来ないし、理解できる素材を持たない人は何を言っても無駄だというようなまとめだったような気がする。(間違ってたらごめんさい。ベストセラーものは先ず読む気がしないので今後も読みませんが。)まあ、それは置いておいて例の小田嶋隆さんのコラムから最近話題のバカトリオの話があったので、ここに紹介させて頂く。何故貼るかというと、このひとが書いていること以上にこのバカ達のことを上手く表現できるとは到底思えないから。

以下は、翌13日の菅総理の会見の際に私が書いたメモだ。
・内容が無いのは仕方がない。だって、情報がないんだし、決意を述べる以上のことはそもそも無理な状況なわけだから。
・でも、それにしてもひどい。
・たった30秒で退屈させるって、これ、ひとつの才能だぞ。
・ああ、ダメだ。選挙演説にしか聞こえない。
・このヒト、喋り方のベースが街頭演説なんだね。説明でも会見でも質疑応答でもない、モロな演説。一方的に自分の宣伝したい情報だけを繰り返して、動員した支持者にのみ訴える話し方をしている。裸の王様。赤裸宰相。セミヌード官房。哀れだよ。あまりに丸裸過ぎて。
・声の張り方や、表情の作り方。言葉の選び方。すべてが猛烈に古臭い。完全な昭和弁論部トーク。どうしようもない。
襟立てトカゲ
もう一点、目についたのは蓮舫節電啓発担当大臣のしゃべり方だ。彼女についてのメモは、時系列に沿ってかなり大量にある。一部を公開する。
・なにこれ? 顔芸? 百面相のつもり? どうしてたった3秒でも素顔が保てないの? 症状?
・要するにアレだね。表情の作り方が、高校の演劇部の赤毛芝居そのまんまなわけだ。それも新入部員の不器用な勘違いスター気取りの。
・ついでに言えば、身振り手振りがカブリモノの中に入っているヒトの演技にあまりにも似ている。宇宙怪人ゴリとか、猿の惑星とか、ショッカーとかの、両手クルクルの幼児向けオーバーアクションに。
・どうしてミュージカルみたいな声の出し方をするんだろう。
・会見をオペラだと思ってるんだろうか。
・思い出したぞ。これって、宝塚のダメな男役の発声だ。
・そう思って聞いてると、突然歌い出さないのがむしろ不自然ですね。
・歌えよレンフォー、「節電を請うるの賦」とかをさ。依頼があれば作詞するぞ。

全くその通りだと思いました。全文はここです。

2011年3月25日金曜日

The City of Hoops

The City of Hoops(バスケットの街)これが今のリッチモンドの別名です。
それは我々の大学とUniversity of Richmondという十マイルしかお互い離れていない二つの大学が、同時にCollege Basketballのsweet16に残っているという「異常事態」が起きているからです。一つの街が二つのカレッジをsweet16に残したというのは過去に2007年のLAで一度限り発生しただけです。要するに史上二番目の快挙なのです。
全米カレッジ一時リーグに名を連ねる330のチームの中で、たった16校(5%以下)しかなれないsweet16ですから、それはそれはもう街中でバスケットの話題で持ちきりです。これが明日の試合で勝つようなことになれば、、、。(これはsweet16の次のelite8と呼ばれるものですが!)それはもう授業どころではないのではないでしょうか。(笑)
全米に数ある「バスケットの為だけ」に有るような大学などではなく、全く普通の州立大学が評論家達の猛烈な批判に遭いながらも、「大差で」バスケット有名校を文字通り「叩きのめして」勝ち上がってきたのです。だからこそ皆も熱狂し、NY Timesまでもが我校にその新聞1ページを丸々使って特集を組んだのでした。おまけに全米のテレビで超有名な風刺番組「The Daily Show」で、我々の学区がネタにまで使われたのです。その事を娘に話すと、普段は親の話にはピクリとも興味を示さないのに「お~~~っ」という驚きの表情を見せました。(笑)
下にあるのが、昨日の五時過ぎから行われたPep Rally(日本で言うところの壮行会)の様子です。RUからもVCUからも沢山の人達が集まり(多分2千人はいたと思われる)大騒ぎでした。
これはVCU側の飾り船です
それぞれの大学から学長が、上にあるような各大学のカラーに飾られた船に乗って出てきて応援の祝辞。お互いの大学を褒めたたえた。一番上の写真で、マンションに吊り下げられている垂れ幕(バナーと言います)の文句「Eat Crow Baby!」お判りになりますか?これ、アメリカ英語でShut your mouth upとかSwallow back what you mentionedという感じの意味です。このオッサン有名なESPNの解説者でして、VCUがこのトーナメントに居ることを強く非難した人なのでした。ESPNのサイトには今ではその不明を恥じるが如く"We are sorry, We are so sorry"と書きこんであります。(笑)頑張ってElite8に駒を進めて欲しい、歴史を更に進めて欲しいと心から願っています。
Go Rams!!

2011年3月23日水曜日

東電は今後どう責任を取(れ)るのだろうか

どうにかこうにかという感じで炉心の冷却に何とか目鼻が付いてきたみたいですけど、この人災、どうなっていくんでしょうか。
アメリカに住んでいても日本からの放射性物質の飛来でギャーギャー言っている人達が大勢居るのに、日本の、しかも福島も含めた周辺の都道府県の人達が被る被害というのは降下物や風評被害、そして更には居住地の不動産価格など含めると天文学的な被害になるでしょうし、東電一社ではハッキリ言ってどうしようもないレベルの弁済額になるんではないかと思います。東電社員の給料と資産をそっくり差し出したところで全く追いつかない、国民の税金によって弁済される被害。被害の弁済はそれまで受益してきた関東圏、ひいてはその繁栄によって二次的、三次的に繁栄してきた日本全体が負担するというのは筋として通っているものだと思いますけど、そこに到るまでには東電とその管理者に対する強烈な罰則が適用されなければ国民感情として納得がいかないのではないかな。
負担はします。しかし、東電役員たちが政府から天下り続けたりして年俸3-4000万を貰い続けるという事には誰も首肯しないでしょう。日本から送られている画像を見ていると、この会社の役員たちというのは特に誰がなっても、「よっぽどな馬鹿」がならない限りは特に何もしなくてもシステムとして回るように作られている公営事業にしか見えませんけどね。
この際、監理会社にしてしまって、国家の責任のもとにギュウギュウに絞めつけて運営させるというのはどうでしょうか。どうせ電気ガス水道なんていうライフラインの元締めなんかは、国民からしたら利益なんぞ揚げてもらう必要は一切無いわけで、カツカツでやっていただいて大いに結構なんですよね。社員のお偉方以外は誰も困りません。(笑)「俺の将来こんなはずじゃなかった」と言って余生を補償と残務整理に捧げていただくというのも妥当かもしれません。
どうせ今度の処理作業も子請け、孫請け、曾孫請けの多重構造で割を食った下請けの立場の弱い人間たちを特攻作業に向かわせたというのが実情でしょうし。
まあ、身勝手な立法のおかげで、東電は上限の定まった賠償しかしなくて良いというとんでもない実情のようですが、今後は「お仕事は?」と訊かれてなかなか胸を張って「東電です」とは言いづらいでしょうな、普通の神経の持ち主なら。
撒き散らした放射性物質の被害が出てくるのはこれからです。一年、十年、三十年のスパンで保証しなければならないような事態が続くでしょう。ちょうど水俣病をおこした元凶である「チッソ」のように、公害企業と呼ばれるのでは。
今回の件で、広島、長崎の被爆者が持っているような原爆手帳、もしくは類似のものが、広く発行されるのではないかと今、私は想像しています。(語るにおちたバカ内閣のことはもうここでは書きません。w)

誰も信じない政府

一連の緊急事態に対する政府の仕事に対する国内での実質的な反応というのを私は知らない。
しかし、少なくともアメリカの国内の平均的な反応は知っているつもりだ。
所詮、大学の中から見たものと、ラジオ等のメディアが伝えるレベルのものでしか無いが、基本的に「日本人には同情・賞賛」しかし、対照的な日本政府の駄目っぷりには驚きを持って同情される。結構みんな色々なことを見知っているようで、「情報が正しく政府から伝えられない」ということに対して「日本人はそれで良いのか?」というような訊かれ方をします。
無論それでいいわけ無いし、皆も呆れ返っているのですが、この政権を誕生させたのは一にも二にも国民自身ですから、覆水盆に返らずといういつもの言葉しか無いです。最近はホウレン草や水道からも汚染が見つかってるらしいねと言われるに及んでは返す言葉もありません。だって事実ですから。
日本国内向けの「知らしめず、依らしむべし」対応を、それが通じない世界に向けてやってるところがこのバカ政権の馬鹿たる所以なんですが、馬鹿だからこそ気づかないんですよね。馬鹿殿、馬鹿側近、馬鹿会社。三つ揃って馬鹿で無責任ときてはどうすることも出来ないです。選挙も伸びたことだし更にこの政権が延命したという恐ろしい事実があるんですが、それは何時になったら問題として取り上げられるようになるのか、、、。
多分、この三馬鹿トライアングルは自分たちは良くやったとっして「自分を褒めてあげたい」とか考えているのではないかと「容易に想像されるので」怖いです。

2011年3月22日火曜日

ナメるな!驚異の撃破能力・Sweet16 :)

昨日はじめて、ここ10日程で初めて山形からのアクセスがあった。
東北からのアクセスは本当に(今でも残念がら福島からはない)地図の上で真空地帯のようにアクセスに穴が空いていたので、このアクセスがその回復の第一歩だと思いたいです。ガンバレ東北!!
この一週間我が大学では、東北大地震とは別の大きなイベントが進行していた。それはMarch Madnessと呼ばれるもので、バスケットボールの其々の域内カンファレンス、及びそれが終了した後のNCAAトーナメントへの出場校64+4によるトーナメント戦により、6回の戦いを勝ち抜いて優勝を掴むのだ。出てくる大学はほぼ何れも名の通った大学、少なくともバスケットの世界では知らぬものはないという大学ばかりなのだが、そういう超有名校の中では我々のCAAトーナメントグループというのは比較的目立たないグループに属するのだ。Division Iなので、強いのは間違いないし、アウェイやニュートラルで戦ったときのCAAチームは大物食いとして名を知られていることはあったのだが、BIG EAST等の最強と「謂われる」カンファに比べれば比較的目立ったものではなかった。しかも、今回のVCUはカンファの最終戦では一位のGeorge Masonを殺したとは言え、イマイチ乗ってない試合で激弱相手に負けるようなヘマを犯すようなことがあったため、最高評価は獲得していなかった。おまけに通常CAAのNCAA出場枠は2という風に決まっていたので、今回初めて枠数3が与えられたことについて、ESPNのイワユル専門家達からは「こいつら本当はこのトーナメントに居ちゃいけない奴らなんだよ」と直に言われたのだ。
これで完全にエンジンに火がついたのがPGのJoey Rodriguez、コイツの金玉がデカイ(度胸が座っていることを英語ではこう言います。)ことはトーナメント内ではよく知られていたことでしたが、そんなことをESPNの解説者が知るわけも無し。(笑)
Joeyが最初にPac-10のUSCを大差でぶちのめした後、ボソッと言った一言。「人の事知りもせず、解説するな。特に全国向けのテレビで人のチームを貶すとどんなことになるか見せて、お前の解説と理解が間違っていたことを証明してやる。」と言い放ったのでした。その翌々日には第六シード・Big EastのGeorge Townを16点差で、さらには昨日の夜に再び16点差でBig10の第三シード!Purdueを文字通り叩きのめしました。All Americanのオフェンスが「何も出来ない」強烈なディフェンスで、文字通り相手は床を見つめてプレーしなければならない状態に持っていったのです。相手チームのコーチが試合後のカンファでこう言いました。
“On a neutral floor, VCU can beat any team in the country,”
 said Purdue Head Coach Matt Painter.
奴は怒らせるとヤバイ。そしてその怒りを上手く持続さえ出来ればこんな凄い結果。そして遂に全国のカレッジバスケットボールの頂点16校に昨夜なったのです。我々の歴史の中でも初めてのことでした。今、我々は燃えています。しかし!次はあのフロリダ。同じようなタイプのチームだけに、苦戦も予想されますが、我々のGo-to Guys(頼りになる男達)を信じてSweet16を超え、Elite8へ駒を進めて欲しいものです。
<いまESPNの解説者が言っている事は180度、当初の解説と反対です。こう言ってます。「今はVCUがこのトーナメントに居るべきか否かを問う時ではない、問題は誰がVCUを止めるのかということだ。」(手のひら返しとはまさにこのこと!w)
Go Rams!



2011年3月21日月曜日

右顧左眄

マッチポンプの屑メディアとは朝日新聞の代名詞だが。
その発行雑誌がまたまたやってくれたガソリン撒き散らしの技。人の見てる前で家に火をつけてガソリン撒いて「火事ですよ~!」って叫ぶ消防団員のようです。要りもしない自分の必要性を叫ぶためにはなんでも出します、致します。w
不安を煽るのならうちに任せてください!
扇動は戦前から得意です!
その傘下にあるテレビ朝日は何時もの調子で福島から来た車の乗り捨てだと根拠のない煽り記事。wこんなの何をもって乗り捨てという?避難民に駐車場があるか?もうマスゴミっていうのはホント判断力のない人を「煽る」のが心の底から好きな屑ばかりだな。
防衛大学校の卒業式では、この馬鹿左翼が防大卒業生に「キリッ」とした顔で握手。あなたの嫌いなはずの「暴力装置」がそんなに頼りになりますか。
二股膏薬
記念肖像画発見

2011年3月19日土曜日

買い占めは起こっているのか?

断言する。
買い占めは起こっていないと。見ていなくても断言する。(笑)
政府の言ってることなんかもはや誰も信じていない。小田嶋隆氏が何時もやってるコラムでの一文がそのすべてを端的に語ってると思うんですけどね。
本当のところ、そんなに露骨な買い占めが横行しているのだろうか。私は疑問に思う。
トイレットペーパーやインスタントラーメンについて言うなら、確かに、買い物客がいつもより多めに買っている傾向はあるのだろう。が、それにしたところで、一部の消費者が品薄の不安から必需品を確保しようとしているだけの話で、誰も「買い占め」というほどの量を買いためているはわけではない。そもそもトイレットペーパーのような、「売り場の棚を占有する割に利益の薄い」タイプの商品は、売り手の側が、在庫を置きたがらない。だから、ちょっとした需要の増加でたちまち品切れになる。品切れになれば、当面、行列は沈静化する。それだけの話だ。なにも東京の消費者が被災地に買出しに出かけているわけではない。東京のスーパーの売れ残りが、そのまま被災地に発送されるわけでもない。とすれば、蓮舫大臣のあの言い方はあまりに一方的だ。
ガソリンにしてもそうだ。乗っているクルマのガソリンタンク以外に、別立ての保管用タンクを持っている給油客が何人いるというのだ? スタンドに給油の列ができたのは、品切れの不安を感じたドライバーが駆けつけたからだ。が、それ以上に、そもそもガソリンが品薄で、多くのスタンドが閉店していたからだ。「買い占め」という表現も不当だ。だって、ドライバーは、自分のクルマを満タンにしただけで、他人の分のガソリンを買い求めたわけではないのだから。それに、一度満タンにした以上、次の給油までには、当然期間が開くはずで、ということは、問題は個々のクルマの走行距離であって、給油の有無はバッファーに過ぎないからだ。つまり、蓮舫大臣の「被災地に支援物資が……」云々の発言および、枝野長官の買い占め自粛要請は、言いがかりだということだ。でなくても、一定量の責任転嫁を含んでいる。そう申し上げねばならない。要は物流がうまくいっていないのだ。その不満を政府や業界に向かわせないために、彼等は、燃料不足の原因を「愚かで利己的な消費者」(←つまりわれらの「隣人」ということ)に押し付けようとしている。

東日本大震災 原発一色の官邸…生活支援は後手に
毎日新聞3月19日(土)3時39分配信
東日本大震災発生から1週間。菅直人首相は官邸に泊まり込んで「戦後最大の危機」の陣頭指揮を執った。18日の記者会見では東京電力福島第1原発の危機を乗り切る「決死の覚悟」を強調した。だが、官邸が24時間態勢で原発対応に追われる中で、実態がなかなかつかめなかった被災者支援が後手に回る事態へと陥った。
首相退陣論も広がる中で明けた11日朝、首相の外国人献金問題が発覚。政権の致命傷につながりかねない政治的危機は間もなく発生した大震災でいったん棚上げになったが、国全体が原発事故の大惨事に見舞われた。「逃げるな!」首相が怒りを爆発させたのは翌12日午後。同原発1号機の水素爆発から1時間以上たって東電から通報が届き、首相は電話越しに東電幹部を怒鳴りつけた。「こんなことをやっていたら会社がつぶれるぞ」責任の共有を求めたが、その後の対応は「専門家の東電に任せる」(首相周辺)という判断をした。だが、事態は好転するどころか、水素爆発は3号機でも発生し、惨事の連鎖が始まる。同原発からの「全員退去」を打診してきた東電に首相が乗り込み、統合連絡本部を設置し「日本と東電の運命は一体」(政府筋)の態勢を構築したのは発生から4日たった15日。与野党から「対応が遅すぎる」との批判が上がった。首相は16日、面会した笹森清内閣特別顧問に「福島原発が最悪の事態になったときは東日本がつぶれることも想定しなければならない」と語り、首相として原子力事故と戦う巡り合わせへの思いがしばしば「歴史的使命」という言葉となって首相の口をついた。
しかし、思いだけでは組織は動かない。首相が局面の打開を託したのは北沢俊美防衛相だった。北沢氏が首相からの電話で呼び出されたのは16日午前、防衛省での記者会見中。大量の物資輸送作戦に加え、爆発事故が相次ぐ中、3号機の沸騰状態の使用済み核燃料プールの冷却化に自衛隊が上空から散水する作戦が検討された。「やらせてください」。17日、防衛省作戦センター・中央指揮所にいた折木良一統合幕僚長が北沢氏に電話で伝え、間もなくしてCH47Jチヌーク2機が史上初の「原発冷却作戦」へと飛び立った。放射性物質との戦いという危険な任務だったが、「危険を顧みずというのが我々のスピリットだ」と自衛隊幹部は決意をにじませた。だが、18日、東京消防庁や東電との統合作戦を率いるに至って自衛隊には不満も漏れた。自衛隊は作戦の指揮拠点となる「最終調整所」を現地に設けることを決定。しかし、具体的な協力態勢は定まらず、自衛隊に明確な「指揮権」はないままだ。統幕幹部は「最後は自衛隊が泥をかぶれということか」と憤った。
原発事故対処に振り回される政府の危機管理に懸念を持った民主党は手薄となった被災者支援へと動いた。「枝野(幸男官房長官)さん、疲れているね」。17日の政府・民主党連絡会議で輿石東参院議員会長は話しかけた。原発と被災者支援の2正面作戦が官邸の能力の限界を超えているとの危惧があり、「秘策」を披露した。「仙谷由人代表代行を官房副長官にしてはどうか」。官邸も提案を受け入れ「首相は原発、仙谷さんは被災者支援に特化する」と役割分担した。この官邸増強策を政府関係者は「官房長官2人体制だ」と漏らした。
対応が遅れた背景には府省間の調整不足も目立ち、民主党政権が掲げる政治主導の機能不全も指摘された。枝野氏は18日、大震災発生後初めて各府省の事務次官を集め、連携して被災者支援に取り組むよう指示した。【須藤孝、犬飼直幸、坂口裕彦、吉永康朗】
オマエモナー
一言。こんな事やってたら日本が潰れるぞ

IPデータが語る被災

ブログを読んでくれている人達のアクセス記録がグーグルの解析で日本地図の上にIPアドレス情報でおおよその都市情報としてドットで記される事は以前書きました。
残念ながら、大地震が発生して以降、この一週間本当に「全く」関東以北から盛岡以南にかけてすっぽりアクセス記録が抜け落ちているのを見ると、「本当にここにいる人達の生活が大変な目に遭っているのだろう」と、最も基本的なデータからも容易に推測されます。電気、水道、水が手に入らない。基本的な生活を営むための衣料品や生活必需品が手に入らない。プライバシーが無い。そして何よりも、食料が無いところがまだまだ沢山あるという。こんな生活を既に一週間以上強いられ、かつ、家や家族を失われた方の気持ちは如何ほどのものか、、、。我々の想像できるものではない。それはたとえ映像を見てもぞの想像は実態には到底及ばない。これからは文字通り、物心両面での「継続的な」ケアがなされないといけない。今回の災害を契機とした欝の発生や、それに伴う自殺の予防、PTSDの治療など、やらないといけないことは時系列で山積み。

今まで散々菅政権のことは書いてきたので、今日はもう書かない。馬鹿につける薬はないので。自分は、日本という国はレベルの低い政府とそれをものともしない民間とのせめぎ合いで成長してきた国だと今でも思っている。本当はもっと効率的な成長の方法もあったのだろうし、他のより良い方法も沢山有ったのだろうが、御役所仕事が色々と邪魔をしてくれて、そう上手くはいかなかったと思う。特にプラザ合意以降の行政の悲惨さは筆舌に尽くす惨めな結果しか産んでないのではないかと。(日本の主だった規制措置で、有効だった規制は公害対策基本法くらいではないのでしょうか。)
無論、それ以前からも今思えば気が狂ってるとしか思えないような、無様な介入は沢山ありました。例えば、自動車行政に関しては有名なのが、ホンダやその他の会社の四輪参入を認めようとしなかった通産省の「邪魔」は有名だし、航空行政などでも、悲惨な腐れ鶴を育て続けて、最後は本当に地に堕ちてしまった日航。飛行場の運用予測に至っては殆ど冗談のような小学生の夏休みの夢日記みたいなレベル。路線の接続なんかにしても役人の天下りばかりの空港トップで、資本主義なんかを全く理解しない「自分の渡り退職金ばかり」が気になるようなしょうもない連中が商売のトップなんだから大笑いだ。それにも関わらず、多くの分野で日本はこれまで頑張ってきたのだが、獅子身中の虫も大量に増えすぎたようだ。要するに寄生虫を養うだけの余力が日本に無くなってその大樹を倒し始めたということなんだろう。
役人は能力はあるとよく言われるが、しかし、その能力というのは一体何のことなのか?いつも思うのは結局、飛び抜けて高い自己保身能力のことなのではないか?ずば抜けて高い文書作成能力も、役人用語で埋め尽くされた言語明瞭意味不明、若しくは記述明瞭現実応用不可というような紙の束。しかも、それは法律を知っているという「唯一の」特徴を生かした自分には絶対災難が降ってこない例外事項の自己ループ(但し、XXの場合はYYに準ずる。AAの場合はBBに非ず、みたいな)。
多分、元々は文書の大量処理に向いた人間だったのだろうが、それが組織の中に長くいるうちに組織を守り、自分をその組織に一体化させることで「事の善悪等には無関係に」組織を守ること自体に何の疑問も抱かなくなった連中なのだろうし、そういう連中がきっと出世していくんだろうね。役所的には。w
この連中の出してくる答弁書などにはある一定の際立った特徴がある。私は国会の応酬などでしか聴かないのだが、出してくる文言についてくるデータの論拠に全く科学的根拠が無い事だ。
普通、我々の世界だったら、ある重要なデータが出されてきたら、それをみんなでつつき回して徹底的に吟味する、無論世界中であらゆるサンプルと方法論が応用されて、その普遍性、妥当性に関する議論が澎湃として起きるのだ。どんな有名ラボが出してきた、どんなにそれらしいデータでも、一旦再現性がないとわかればそのラボ若しくは、それを出してきた連中の科学の世界での「死」を意味することになることがあるのだ。
いつも思う。何故あんたらはそんな裏付けのない数字をもとにした意味の無い議論に無駄な時間をかけるのか、、、と。もうそのあたりは習い性になって、思考停止状態なんでしょうな。さすが、文献を渉猟することに慣れた方々です。(笑)その真贋を見極めることこそ能力なのに、それを贋作と解っていてさえ、積極的に市井の人を騙すスパイスに使うんだからこれは病膏肓。
これに刃向かうには、本当はその矛盾をひっくり返す真剣な猛勉強を議員がやっておいて、言葉とデータの力で切り返す能力が必要なのだが、、、選ばれてる議員ときたらもうほとんどがこのバカな俺から見ても脱力するような馬鹿が勢揃い。例えばこいつとかこいつとかこいつとかこいつとか、、、。
別にアメリカの議員が優れているとは言いたくないしそうも思わない(特にこっちの公務員のレベルの低さは目を覆うレベルです)けど、日本の多くの議員のような言葉を持たない多くのバカ議員とは事故県産のレベルとスタッフの優秀さが全く違う。アメリカは上院議員において特に「世界」との関係において自国を捉えるという考えが前提ですけど、日本は、、、所詮小さな小さなミクロの票田に顔を向けながらの議論に終始してる連中が跋扈してばっか。
結局は選挙民のレベルでしょうし、出てくる候補連中がこれでもかとばかり犬の糞か猫の糞かどっちか選べというようなのばっかりではそりゃ選挙民も選挙行きませんよ。当然。

今度の原発の事故も結局はそういう事象の積み上がった挙句に起きたことなのではないでしょうか。その議論の根拠はネット上に沢山出てきているようですが、、、。

2011年3月17日木曜日

大災害の救援を経験した友人

地震が発生して「早くも」一週間が経過した。
信じられないほど時間は早く経過していき、その間に驚くほどダメな政府の醜態が「世界に」晒されるばかり。国内的なことは外国政府からすれば「アホか」と無視されて済むことだが、今回の事態は殆ど海外から「操舵手変更」の要請が大合唱で聞こえているようなものだ。
政府の対応はやること成すこと後手後手で案じた通りダメのお手本のような稚拙な対応しか出来ていない。ここは現地の方々の奮闘で原発を冷やし込めるように祈るしか無い。その様子は記事になっているが、この中に居る自衛隊、消防、警察以外の人間で「東電」の人間というのは先ず100%下請け、それも子請け、孫請け、そしてその下の人達だろう。要するに人柱です。

話は少しそれますが、実は昔オンラインゲームを一緒にしていたアメリカ海軍の友人が、今回の地震のあとでgmail経由のチャットで話しかけて私の日本の家族の安否のことを直接聴いてきた。彼はスマトラ沖地震・インド洋大津波を洋上で経験しており、その時のことをきちんと話してくれた。それによると彼は当日、艦橋での監視業務に当たっており、海を眺めていたんだそうです。すると突然、艦船全体がドカーンと揺られるような感じが数回続いたかと思うと、何かに掴まっていないと立っていられないような強い衝撃を受けたという。大急ぎで、全員にハッチを閉める指令を出してその幾重にもわたる揺れが収まるのを待ったのだそうだ。その後、大波が向こうに去っていくのを皆で眺めていたという。彼自身は局地的なストームのようなものが影響を及ぼしたのかなどとその時は考えたのだそうだが、暫くして艦橋に指令が下り、あのスマトラ島沖大地震の救助が発令されたのだ。そこから後は現地に艦船が赴き大量の死体を皆で回収する作業と救援物資の配給と被災者の医療活動に専心したとのこと。
彼が乗っていた艦船はUSSボノム・リチャード。専ら補給と回収をすることが目的の艦船なので、正しくこのよな事態にはうってつけだったわけです。しかし、彼の言うには遺体の回収は酸鼻を極めたと言います。数も損傷の酷さも、とても普通には考えることも出来ないような状況で、赤ん坊からお年寄りまで、年齢も幅広く何千という遺体に向き合った隊員たちの中にはPTSDを発症した人間も少なからず居たとのことでした。無理からぬ事だと思います。しかし、今、現場では自衛隊やその他の救援のスペシャリスト達がそれこそ命がけで彼と同じことをしているわけで、、、。頭が下がります。彼は現在予備役なのだそうですが、今度の事故でもしかしたらここの原発の救助に派遣される可能性があるということをポツリと言っていました。「冗談無し!」と聞いたんですが、「いや、俺はChemicalとBiohazardの除染が専門だから、いつ出動命令が出てもおかしくない」と、、、。orz

挙句の果ては以下のような記事、、、。もう勘弁してくれ。
15日の4号機火災の鎮火、東電が確認怠る
福島第一原子力発電所4号機で16日朝に発生した2度目の火災を巡り、東京電力は同日の記者会見で、「1度目の火災で鎮火したことの確認をしていなかった」と、確認を怠っていたことを明らかにした。火災場所は前日と同じ4号機の北西部分で、社員が目視で鎮火したと思い込んでおり、同社のずさんな対応が浮き彫りになった。 東電の大槻雅久・原子力運営管理部課長が、同日午前6時45分の会見で公表した。1度目の火災は、15日午前9時38分に発生し、東電は同日、「午前11時頃に自然鎮火した」と説明したが、大槻課長は16日、「社員が、目視で炎が見えないのを確認しただけだった。申し訳ない」と謝罪した。実は1度目の火災が鎮火していなかった可能性を報道陣から指摘されると、大槻課長は「放射線量が高くて現場に近づけず、確認できない」と釈明した。
東電によると、火災確認後、社員が2度消防に通報したが、つながらなかったため、放置していた。2度目の火災は16日午前5時45分頃、4号機の原子炉建屋から炎が上がっているのを社員が確認。午前6時20分に消防に通報した。東電によると、福島第一原発では通常、協力企業の社員を含めて約800人が作業を行っているが、被曝の危険性が増した15日、70人を残して福島第二原発などへ退避させた。(2011年3月16日12時45分読売新聞)
お前らお子様ですか?
一言、タイトルを付けるなら「醜悪」この世間知らずのドヤ顔
さすがは東京電力。汚れ仕事は昔から下請け、孫請け、非正規社員ですね!スバラシイ!己の手は決して汚さず。責任回避に汲々。あの首相とこの会社のタッグなら臨界事故も当然か?
東京電力から求職の案内のようです。特攻要員急募ということで。命の値段は日給一万前後の捨て値です。まあ、2chで拾ったものなので間違いなくガセでしょうが(そうであってほしい)、、、。それにしても如何にもありそうな。
そしてこちらで報道されているのはこんな感じです。しっかり見透かされてホントの事、書かれちゃってますよ。“The risks have risen and you have to be mindful of them,” said David Joy, chief market strategist at Columbia Management in Boston, which oversees $350 billion. “It's difficult to nail down what's accurate information coming out of Japan and what isn't. There's concern that the problems at the nuclear plants are far more serious than the problems associated with the earthquake”.......“Investors have priced in an Armageddon scenario,”said Mark Luschini, chief investment strategist at Philadelphia-based Janney Montgomery Scott LLC, which manages $53 billion. “If we find that there's stabilization coming into those nuclear facilities in Japan, investors will turn around and look at the alternatives. People are wary, but at the same time there's a notion that the economic basis continues to show strength.”(Bloomberg)

最後に命懸けの作業で昼夜を問わず人命救助されている自衛隊の無数の救助作業の中から一枚。助けられた赤ん坊だそうです。ヒーローが必要とされる状況というのは少なければ少ない程良い。しかし、隊員たちこそはその中でも特筆に価するヒーローだろう。社民党とか民主党の社民党からの横滑り組とか「皆」消えろ。
あらゆる意味で美しい一枚だと思います。
自衛隊というのは”文字通り”日本が誇る自衛組織です。
結局全ては自衛隊におんぶにだっこ。政府の人間は二度と自衛隊不要論なんか唱えないでほしい。空想科学論に基づいた自衛権の放棄など二度と口走らぬように釘を刺しておきたい。社民党の人間とかやっぱ、基本的に頭の回路構成がおかしいよ。自衛隊を持つ=侵略戦争ですか?結局、自衛隊がどれほど日本のために役立ってきたかカウントしたこと有りますか。民主党、社民党の惨めな机上の空論が現場で如何に役立たずか阪神と東北の震災で良くお解りになったのではと言いたいです。世界で最も有能だと思われる災害救助実働隊=自衛隊なんです。喋ってばかりで何もしない馬鹿左翼の連中と違って、自衛隊員こそ最も表に名前を出さず、黙々と働く人達なのだということを国会議員の議席を次の選挙で大量に失うまでに「しっかりと」凝視しておいてください。

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最後に陛下からの御言葉を。

日本は必ず力強く戻ってきます。

2011年3月16日水曜日

アメリカでは半旗を掲揚

昨日、帰りがけに高速を南下していて気づいた。フィリップモリスの工場のアメリカ国旗がバージニアの州旗、とPMの社旗と共に全て半旗(Half-mast)として掲げられていた。一瞬、そのアメリカが示した哀悼の意に、日本人として思わず涙が出そうになった。
国を離れ故郷(くに)を想う、己の生まれ出た国の困難に心が揺さぶられる。
昨日の夕食時に嫁さんがポツリと話してくれました。「ストアで見た全ての新聞のトップが日本の地震被害のことだった」とのこと。確かにどのチャンネルも、ニュースのヘッドは中東情勢ではなく日本のこと。皆、福島原発での状況を時々刻々と伝えている。こちらのラボにいても、誰もがその心配をしているのだ。アメリカ自身の原発については皆「日本のような安全な原発でアレなんだからアメリカの海岸部で同じ事故があったらひとたまりも無いよ」と、立ち話をしていた皆が自嘲的に話していた。

ここで、下に記事を二つ紹介します。上のものは、柳田先生のブログからの記事です。
菅首相は原発作業者をバンザイ特攻隊にしたてようとしているのではないか
共同通信は原発から20キロ離れたところで平時より数千倍の放射能が記録されたと報道しています。また原発労働者はもう現場にいけないくらいの高濃度放射能が原発にあるようです。
菅首相は、東電に早朝、乗り込んで社内に3時間もいたといいます。そこでここで撤退すれば東電は完全につぶれると叫んだそうです。複数の報道機関がそう書いています。首相がです。それを大マスコミは報道してしらぬふりをしています。
原発労働者をバンザイ特攻隊にしたてて死の勤労現場ではたらくことを強要するのなら、首相の地位にとどまる資格はまったくない、たとえ東電首脳がどれほど無能でも現場知識のない首相がそのようなことを勤労者に強要することが許されるはずがない。日本は法治国家ではないのでしょうか。報道はこの点を確認すべきです。

「最悪なら東日本つぶれる」=専門家自任、笹森氏に明かす―菅首相
時事通信 3月16日(水)22時11分配信
「最悪の事態になったときは東日本がつぶれることも想定しなければならない」。菅直人首相は16日夜、東京電力福島第1原発の事故をめぐり、首相官邸で会った笹森清内閣特別顧問にこう語った。放射性物質の飛散により、広大な地域でさまざまな影響が出かねないとの危機意識を示したとみられる。笹森氏によると、首相は「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」と専門家を自任。東電の対応について「そういうこと(最悪の事態)に対する危機感が非常に薄い」と批判し、「この問題に詳しいので、余計に危機感を持って対応してほしいということで(15日早朝に)東電に乗り込んだ」と続けた

最も落ち着いて的確な対応を出し、国民に不安を与えてはいけないはずの人間が率先してこの腐れスタンドプレー、、、。驚愕の愚かしさです。一言、「お前、日本のために死んだほうがいいよ。」東工大応用物理学を出て、麻雀点数計算機しか作ったことのない左翼活動家が先進国国家の首相としてこの未曽有の危機の対応にあたる、、、。
そんなこと無理ですから!
もう消えろ。前から何度も言うようにこんな左翼の市民活動家なんかに国家の長が務まるわけがない。その市民活動でも「四列目の男」という不名誉な渾名を持った卑怯者。決して責任を被ろうとしないねずみ男のような男なのです。英語ではこんな卑怯者のやる責任回避をBack passと表現する事があります。(特にラグビー経験者間ではよく通じます。w)そのパス野郎こそが今、日本の危機のどまんなかで目を白黒させて、東京電力の責任者を呼びつけては怒鳴り、自分の思いつきを押し付けようとするだけの男なのです。原子力に詳しいお方がこの程度のレベルなんですから東工大も罪作りなもんです。大学の偏差値、来年10位急落するんじゃないでしょうか?
あれほど仙石と一緒になって罵った「暴力装置」自衛隊に「今では」頼り切り。三顧の礼で迎えるしかない事態になっており、しかもその人達を特攻隊のように扱う。どの面下げてとはオマエの事だ。究極の厚顔無恥。
国家の長でありながら、安全保障の概念がゼロ、何の備えも無し。罵った自衛隊を二万、五万、十万、そして挙句の果ては予備役招集ですか、、、。最低の司令官がいつもやらかす戦場で絶対に避けるべき兵力の逐次投入。orz 

現場に入り、公衆衛生学的見地から被災者の救済に当たっている大学の先輩から次々にメールが入る。そのなかの一つを添付写真と共に、ここにお見せします。

遠野から、三陸海岸沿いの釜石、大槌に向かいました。昨夜からの雪が、仙人峠を越えても降り続くなか、釜石に入りました。釜石駅から海岸へ向かう道は、津波の爪跡が深く町に刻まれています。車や家には「×」印が見えます。既に確認済みを表す印です。さらに北上し、大槌に向かいました。トンネルを抜けると隣で車を運転していた大槌出身の看護師が「雪で、よかった」とつぶやきました。「景色が見えないから」と。あたりは一面の雪です。その向こうにあるべき町が見えない、本当のことなのか、雪のためなのかわからない、それが救いだというのでしょう。
支援を待つ人々が、三陸海岸の小さな町々に点在し、数十人から数百人で避難生活を送っています。
大槌の避難所で、電気のない中での窮乏生活です。
プライバシーなどもちろん有りません。
民度の高さだけがこの整然たる避難を可能たらしめています。
言葉もありません。
この瓦礫の中に未だ多くの方々のご遺体が埋まっているのです。
こんな時に雪とかイジメか。水を運ばれています。
避難所の人達に追い打ちをかけるようなこの仕打ち。
死者行方不明者の累計は、この早い時点でさえ、既に1万人超。このままでは二万を越えてしまうのではないか、、、。こんなネガティブな予想はしたくないのですが、連絡が取れない三陸地方の方々の数が余りにも多すぎる。何たることか、、、。
最後にこちらでは宇宙論などで有名な日系の物理学啓蒙家ミチオ・カクのテレビインタビューのリンクを載せておきます。離れたところに居る人間のほうがよっぽど対応策を的確に見ているという良い見本です。防災服を着て陣頭指揮者気取りのどこかの能無しも見るべきです。