2022年3月19日土曜日

トヨタ博物館のイベントに行ってきました!

車で走れば家から10分もかからぬ所にあるトヨタ博物館

すでに帰国して3回ほど行っているこの博物館ですが、数ヶ月毎にいろいろな企画を組んでイベントが開かれています。

今回の企画展は激走!!2.5次元 ヴゥオオーン!! - WRC 日本車挑戦の軌跡というもので、80年代からラグビー部とともに自動車部にダブルで入ってラリーをしていた私にとってはこれを見ずんば死ねず!!と言うレベルの企画展です。

日本車というのは欧米とサーキット形式のレース場のみならず、ありとあらゆるカテゴリーで「一番を目指して!」闘うことでその戦闘力を底上げし、技術を磨いて世界に伍してきました。(決して2番じゃ駄目なんです!蓮舫聞いとけよ~。)最初はサファリラリーなどの超長距離系(特に日産)から少しずつ勝ちを拾っていって80年代からは少しずつ、日本車がバリバリに世界のトップと激しく勝ちを争い始めていた時代でした。

ラリーに於いては当初Group Bという怪物カテゴリーなどでルノー、プジョー、アウディ、フォード等が頑張っていましたが、これに対抗する日本車はトヨタ、三菱、スバル、マツダ等が集団で激しく追い上げ、天才ラリードライバー達でもコントロールできないほどの怪物となってしまったGroup Bが終了し、最後はルノーもプジョーもアウディも抜けてしまい、カテゴリーが変わってからは日本車とフォードの闘いみたいになりました、その後は実質三菱対スバル、そして三菱が抜けて戻ってきたトヨタがスバルの終了とともにフォードとヒュンダイ(もともと三菱のエンジンをコピーしていた会社ですが)での三つ巴道になっているのが現状です。その中でも、今はトヨタがかなり強く、世界チャンプになろうと思ったらトヨタの車に乗るのが一番の近道みたいな状況になるほどの状況です。

まあ、何はともあれ今回の展示は歴代の世界ラリー選手権を知っている人間にとっては感涙モノの、そして知らない人にとってはおそらく意味不明の展示車群。知っている人間にしてみれば全く説明不要の「神様がこの企画をしてくださったのか!?」と言う程の珠玉の歴代著名戦闘車が1メートル間隔で展示してあったのでした。

案の定、一緒にまわった嫁さんは何のことだかその有り難みや素晴らしさを理解できませんでしたが、私は深い感動を胸に写真を撮りまくり、博物館を後にしたのでした。
これが企画展のパンフレットです。
2.5次元という表現でして、実写の周りをアニメのコマ割り風の景色で囲っています。
ドライバーは神様ユハ・カンクネン!
アノ!もうひとりの神様ワルデガルドとギャラハーです。
その全体像。レプソル・トヨタカラーですね。
ケニヤの英雄、シェカー・メタのDATSUN-Zです!
天才コリン・マクレーの操った555WRXです。震えました。
これはケニアの有名なインド系ドライバー「ジョギンダ・シン」のランサーです。

他にもあったのですが、あまり出してもわからない方には何の事だか・・・の世界ですのでこの位にしておきます。w

ちなみに展示車は後のために記録しておきますと、以下のようになります。

① ダットサン 240Z(1973)
②三菱 コルトランサー (1974)
③マツダ RX-7(1979)
④ダイハツ シャレード(1982)
⑤日産 バイオレット (1982)
⑥トヨタ セリカ ツインカムターボ (1985)
⑦トヨタ セリカ GT-Four (1990)
⑧SUBARU レガシィ(1993)
⑨SUBARU インプレッサ(1996)
⑩トヨタ カローラ WR-Car (1997)
⑪三菱 ランサーエボリューション(2001)
⑫スズキ SX4(2008)


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