2019年2月28日木曜日

コンビニ本部の役員って何様なんだ?

最近コンビニの”もとからあった闇”が白日のもとにさらされるようになって来る記事が”更に”増えてきました。

そもそもテレビにバンバン広告を打ち続けるコンビニ業界の真っ黒な裏側をテレビが報ずる訳もなく、当然そのような事は存在しないことになっています。恵方巻きの県に関してもしかり、何時でもマスゴミはおっとり刀で及び腰。

CMを出している企業に牙を向けるなんて言うのはお偉いさんが許すわけもなく、報道されないことは存在しないことと言わんばかりの状況は今も昔も変わりません。

コンビニオーナーが本部の甘言に釣られてパクリと餌に食いついたが最後、そこから始まるのはまさに現代の奴隷労働。種々の暴露本に現れる人を人とも思わぬフランチャイズ本店の押しつけ商法は記事を読んでいて暗い気持ちになるものばかり。

騙された輩が悪いのか騙した連中が悪いのかということはさておいて、圧倒的に非対称的な力関係を利用した問答無用の契約という形をとった法の力を騙った脅しはまさに邪悪な存在そのものにしかみえません。

24時間開いていなくても我々は文句をいうべきではないときに来ていると思います。
無論、24時間開いていて十分に儲けがあり、バイトの人間にも十分にお金を落としてあげられるようなところはそのまま続ければいいと思うんですが、それでもフランチャイズの本部が抜き取っていくカネは巨額。この前居なくなったセブンイレブンの会長とかいう輩がいましたが、まあ、どいつもこいつもという感じで。w

いくらコンビニ業界が政治屋に献金しているか知りませんが、これからは徹底的にコンビニオーナーと本部の力の対称性を追求するような方針を追求しなければ、国民の利便性の追求の生贄となって自殺していくコンビニオーナーとその家族がこれからも出てくることに変わりはないでしょう。

ほぼ3つに集約された感じのあるコンビニ業界もその巨体を形作ってきたのは死んだり、夢破れて借金まみれになって消えていった、オーナーとその家族達の語られない血と汗と涙の結晶に見えてくるのは私の思い過ごしであることを祈りたいものです。

2019年2月27日水曜日

テレビドラマの筋立てが許せね〜

いつも嫁さんから文句を言われること。

それは、私の横でテレビを観ている嫁さんがいる時にその観ているドラマの内容に関して私がネガティブなコメントを発する事。w

基本的には彼女が何を観ようが”勿論”構わないのですが、作業をしている横でそういったドラマが流れていると否が応でも耳の中にその会話のやり取りが入って来ることがありますよね?
そうするともう駄目・・・。構成の甘い話とかを横で聞いていると「わーっ、有り得ん有り得ん!クダラね〜!」と茶々を入れてしまう性分なのです。

そうすると当然のように嫁さんは録画済みのドラマをストップさせて私の顔をじっと見て一言「あんたに観てもらわんで良いわ!」とか「は〜〜〜、あんた、そんな事だからお年頃の女性にウケが悪いんだわ!」とか言われ放題。w

まあ、中には面白そうなドラマもあるし、コレ良いね!というようなものも有りますので全部が全部なんてことは勿論無いんですが、人間のキャラクターに関する前提条件が緩いドラマは精神的に受容仕切れないのです。

ノンフィクションが好きだし、ノンフィクションを少々モディファイした物語でも全然良いし、フィクションで、前提が荒唐無稽でも全く面白ければ構わないのですが、”そんな男おらん!”とか、”そんな女がこんな事できてるわけ無い”という感じで、登場人物のキャラが許せない時は自分が見始めたときでも怒りとともに画面のスイッチをオフにしてしまうこともしばしば。

そういう時は嫁さん自身が即座に画面を止めて「居ない時に観る!」ということに相成るわけですが・・・。こんなドラマでも巷の女性には大人気なんよ?などと言われる時には「だから日本が駄目になっていく」とかなんとか、意味不明の論争へ突入することもしばしば。

このあたりの許容範囲の幅の狭さがいつも嫁さんに怒られる大元になっているんですが、許せんもんは許せん!と今日も怒る私でした。
こういうの私は昔からあるんですが、基本的にはジジイのキャラですわな。w

2019年2月26日火曜日

究極の道楽はどれだろうか?

最近いろいろあって、道楽について考えることがありました。

道楽と言って私の頭に浮かんでくるのは着道楽、食道楽、女道楽などという歴史的に人口に膾炙すると思われるものなのですが、Wikiによると江戸の頃は三大道楽といえば園芸、釣り、文芸だったようです。(博打は何れの時代も道楽の王様というより、それを超えた)

うーん、確かに今と違ってそういう事ができる人口層というのは、間違いなく当時であれば町人等の非農業従事者だろうと思うのですが、

「道を解して自ら楽しむ」というのがそもそも道楽という言葉の元であると記述してありますが、道楽者にとっては語源などには関係なく楽しんで愉しんで身を滅ぼすレベルまでのめり込む何らかの行為なんでしょうね。

この御時世、私が思うのは現代の道楽は基本的に食がその性別や年齢によらない人気と支持の幅の広さでは道楽中のトップじゃないのかと思っています。
今の日本ほど、食べるものに関して多くの人が情報を発信しつつ、それを他の人がまた参考にしてその店に足を運んでそれを確かめるような時代はなかったんじゃないかと思うんです。

それに、着道楽、その他の道楽ほど身の破滅的なものを感じさせない健康的な感じがありますからね。でも、食道楽もB級グルメを除いた「本当に」美味しい食べ物を探し始めると、猛烈にカネと手間暇がかかりそうな、嫌な予感が。w

実際にそこまで足を運ぶのに世界中を回って珍味を食べる人達の中にはその料理人を家に呼んだり、一食数万のものを惜しげもなく食べまわったりという感じで最後は消化してウンコになってしまうものにお金と手間暇を書けるという贅沢さ。

形に残らない経験(この場合は味覚)に異常にお金をかけられるというのは、本当はやっぱり庶民の感覚とはかけ離れた道楽なんだと思うんです。もとが貧乏育ちの私から見たらやっぱりそう言う感覚は、ゼイタクなものだよな〜って思います。

食道楽が心から愉しめる人が羨ましくもあります。

2019年2月25日月曜日

お菓子好きとしては残念すぎ

最近、お菓子の袋がプクーっと膨れています。

昔の菓子袋と言えばだいたい透明で、光が当たって酸化する影響などというものは一切考えられていないのがデフォルト。また、他のバージョンでは紙箱に入っているというのが普通。まあ、たまには紙包みに入っているというのもありましたが。(例えばカルミンとか。w)

最近の菓子と違って、昔のお菓子は袋のサイズの8割分くらいは詰まってる感じでした。ところが最近のお菓子ときたら殆どそんなに詰まっていなのが多い状況がデフォルトになってきてます。いろいろとアレ?と騙されているような気がしてはいたんですが、遂にここまで?というようなものに自分自身が出会いました。

それはコレ。
いきなり開けた状態でココまで落ち込んでいて正直ぎょっとしました。
それが袋全体のどの部分に当たるかというのをペンで指してみました。
写真の上と下までの位置からすると下から1/3の部分に落ち込んでいるのが最初の写真のお菓子の頭の部分になるわけですが、ちょっと落ち込みすぎ!
私は優しいので、袋を振ってお菓子を落とし込んだりするようなセコイ事をしてこの写真を撮っておりません。普通に開けてコレですから、開けた瞬間???と感じてしまいました。

ガスを詰めて袋を膨らまして、中身を少なくすると利益は上がるんでしょうが流石にコレはやり過ぎじゃないでしょうかと思うんですが、如何でしょう。?

2019年2月24日日曜日

アレルギーで目がカユイ

痒くて痒くてかないません。

特に眼瞼の内側が酷い痒さで、一旦ちょっとでも触るとそのかゆみが増す感じですね。幸いながら今回の症状の中には鼻汁が入っていないのでまだ仕事自体に大きな支障はないのですが、今後更にそれらの症状が追加されてきたら抗アレルギー剤の服用を開始しなければならないかなと考えています。
眠気と効き目
上にあるようなグラフは何処にでもあるものですが、このページから参考画像として使わせていただきました。実質的に今年からは上記にルパフィンという薬が入ってきているのですが、この薬の評価が定まるまではもう少し自分自身で処方に使うことは控えようと思っています。

ポララミンは効果強いのですが、人にもよるのですが眠気や口内の乾燥感じなどが非常に強く、あまりにも酷い症状の人に向けて使うくらいで、私は通常はその人次第ではあるもののザイザルやアレグラ、クラリチンなどを使ってその人の効き具合にあわせている感じです。

目の症状にはそれ用のザジテン等の目薬もあります。

受験生や運転を職業にされる方々にはあまりにも強い眠気を誘発したりする内服薬は処方できませんので、必然的にある程度の妥協をせざるを得ないことになることがあります。
また、他にも漢方で代表的な小青竜湯や麦門冬湯等を処方して大変によく効く方などもおられます。

皆様もお医者さんと良く相談されて自分にあった薬を処方してもらってくださいね。

2019年2月23日土曜日

多死時代といつか来る自分の最後

今日は当直中、二時間の間に御二人亡くなられました。

御高齢の方々も80後半から90代の方々が実にごく普通に入院されていると、突然死というのが日常になってきます。在宅に限らず、病棟でも看護師さんやヘルパーさんの巡回中にふと気づけばお亡くなりになられているという事もあります。

その時には御本人や御家族の生前の御意志に従った処置を淡々と行っていくことになりますが、殆どのケースで心臓マッサージや挿管、そしてそれに引き続く人工呼吸器の装着や気管切開も望まれないというのが現状です。

70歳より前の方々を中心として積極的に癌やその他の疾病にアタックしていく状況と異なり、超高齢者の方々を診察治療する場合には、それらの年齢構成の方々とは異なるアプローチがあっても良いと考えます。

それぞれの方々の思いに寄り添った最適の治療方針は、必ずしも最新の治療法を適用していくことではなく、その方がベストと思われるアプローチにその方が入院している病院で最も近づいてあげられる方法を提示することでしょう。

その上でもし患者さんがその方法に納得されず、もっとこうしたいという御意志があれば”その考えを実行できる診療施設”を直ちに検索紹介してあげるのが今の時代の医療機関の良心だと思います。

とは言え、最近は胃瘻設置や経鼻チューブ挿入での長生きを断られる方々も以前よりかなり増えてきている印象です。

自分の年齢を回顧して「私もこんなに長生きするなんてまさか思っとりませんでした。はよお迎えが来んか来んかと毎日待ってるんですけどね〜。」などと言って大笑いするような方もおられ、似たような発言はまさに無数。

元気なうちに自分の意志を”それとなく”家族と話し合っておき、いざ実際に自分の寿命が近づいた時にはハッキリと的確な意思表示が出来るような状態でありたいものですね。
(我が家では家族内で年1回そのようなことに関する意思表示を両親と私の間で確認しあっております。)

人は死があるからこそ哲学が生まれ、努力もすれば泣き笑いも有ると常々思うのでした。
その日が来た時にあたふたしない自分でありたいものです。

2019年2月22日金曜日

ロシアかウガンダか?

突然、次女から嫁さんにテキストメッセージが入ってきたそうです。

何のことかと聞いてみると、大学を休学している間に行くボランティア/インターンシップの行き先を遂に決めたというのです。

結果はロシア。正直、父親としてはホッとしました。
だって、そのalternativeはウガンダでしたからね・・・。ウガンダ自体は近代化されてきてはいるものの、正直私が親として心配したのは治安と健康と医療の問題でした。

まあ、治安というのはロシアでも悪いところは悪いし同じことはアメリカだって全く一緒でしょうが、警察機構の機能性が非常に低いと思われる国家に我が子を送り出すのは心配そのものです。多分間違いなくロシアとは質の違う治安の悪さが有ると推定される点が大変心配でした。

今の時代、ウガンダのことであっても日本人の方が発信しているウガンダ関連の情報満載のブログがあります。安全なところはとことん近代的で安全で日本と何も変わらないような感じ。しかしそうでない所は・・・というのがそういう方々の情報を読んだ総合的な印象。しかも、娘が行くであろう所はいわゆる「そうでないところ」であろう可能性が高いという点に大きな不安がありました。

あとは医療レベルの問題。日本には無い風土病がいろいろとあります。大代表はマラリア、次に控えるのは住血吸虫病、眠り病等でしょうが極めつけはエボラまで待ってますしね〜。結局ウガンダで治療が追いつかない時はケニアまで飛ばないといけないというのが厳しい。

まあ、政治と騒乱に関する心配はしても仕方がないのでどの国に行こうと運と天の配剤次第でしょうが、そういったリスクは少なければ少ないほどよろしいのは言うまでもないこと。次女はゴルゴでもコマンドーでもありません。

しかし、そうは言ってもロシアがどれくらいの安全地帯なのか?
そこは娘の運次第でしょう。
とは言っても新婚旅行の旅程の中にソビエト崩壊後一年弱のモスクワを入れたオレが何の文句をつける権利があろうかというのは嫁さんが考えていることなのですが。w

リスクに己をかけていく体質は父親譲りなのかもしれません。(多分、いや間違いなく)

2019年2月21日木曜日

字が下手で恥ずかしいけど筆記具は選ぶ

私は前にもちょっと書いたのですが、大変「字」がヘタです。

自分で書いている文字を見て嫌気が差すので文字は可能な限り書かずに、まとめも含めて大事なことは可能な限りPCで活字に変換します。また、メモも出来る限りサッサと写真に撮ってデジタル化して現物は捨てて身軽にするとともに、時間が有る時にそれをPCで文字に起こします。

それでも、電子カルテと紙カルテ、その他の紙ベースの種々の書類が混在する状況で場所を変えて仕事をすることがありますので、筆記具というのは外せません。

アメリカから日本に帰ってきていたころに最も頻繁にアメリカに持って帰っていたのは食料品を除けば筆記具・文房具でした。なかでもノートと筆記具は最重要のお土産の一つ。娘達が筆記具をいろいろと試してみて「コレは!」という感じのものは次回の訪日で結構大量に持って帰ったものでした。

日本に帰ってきていろいろなものを試す中で、今最も頻繁にしかもそれに固定する感じで使っているのはゼブラのSARASA CLIPです。
好きな理由は勿論ガンガン書けるのに全く字がかすれる瞬間が無くて、インクの無くなる最後の瞬間まで、止まることなく書き続けられること。そして水性ですので右手の内側が汚れないことです。

紙カルテもメモも何十本も替え芯を前もって買っておき仕事中は何の心配もしなくて良いようにしています。しかし、今回それを変えてしまおうという素晴らしい筆記具が登場。とは言ってもそれは単なるアップグレードというべきSARASA DRYです。

サラサ・クリップでさえ十分に速乾性だと思っていたのですが、DRYはその名の通りもっと速乾性が素早い!しかも書き味がただのSARASA CLIPよりも私にはヌルヌルしている感じでとても気持ち良いのです。ただし、同じ太さの0.5mmだとちょっとだけ濃いめの字になることが違いでしょうか。

今後は今残っているサラサ・クリップの替芯を使い終わったら全部ドライにしてしまおうと考えております。アメリカの娘達にも送ってその使用感を聞いてみたいと思っています。

日本の文具は文句なく世界一!

2019年2月20日水曜日

猫派か犬派か

嫁さんとああでもないこうでもないという話になりました。

テレビを視ていた嫁さんが「猫と犬とどっちが可愛い?」という話を振ってきました。
彼女自身はどちらでも良いということでしたが「育てるのに手がかからないのは猫だよね〜っ」と申しておりました。

私もそれには同意します。何よりウンチもきれいにするし、手がかからないし。

ただし、私が好きなのはそういったこととは関係なく次女にわがまま言われて飼った猫のほうが好きです。なんと言っても小型犬のアホさが無い。彼女に言わせれば「手のかかるそこが良いのよ!」という事らしいのですが、私自身はまっぴら御免ということで、その手のかかる可愛さに関しては人間のみで十分です。w

我家の猫は息子の皮膚症状の一端が猫に対するアレルギーのためであることが判明したために、誠に残念ながら九州の我が実家に送り出されてしまいましたが、そこでは老いた両親に愛されて育てられています。

私にとって猫というのは“媚びない”生き物で、飼い主の都合に関係なく自分自身で生きようという意思を持った個体に見えます。何匹かの猫を何年にもわたって飼い続けているような人達にとってはきっとそれぞれの個体の個性というものが違うということを認識しているのでしょうが、私にとっては生涯唯一の飼い猫となるであろうアメリカから連れてきたAmerican short hairの猫は気高くも人懐こい高貴な生き物に見えます。

犬もたしかに可愛いけど・・・。少なくとも我が家にいる小型犬はアホすぎて対話の相手にならないようなイメージしか持てなくていまいち愛情が持てません。以前アメリカで見た近所のラブラドル・レトリバーくらい賢ければ、私の愛情もまたベクトルの向きと大きさが変わるのかもしれませんが・・・。

こういう犬と猫に対する嗜好の違いは今までにも歴史の中で死ぬほど繰り返し語られてきた雑談なんでしょうが。好きなものは好きだから仕方ありません。ちなみに長女は猫派。次女は犬派。嫁さんはどちらかと言うと犬派に近い感じでしょうか?

でも、我が家に来たからにはどちらにも長生きしてもらいたいもんですね。

2019年2月19日火曜日

髪を褒める大切さ!

外来では女性患者さんの髪型や服を必ず、しかも入ってきた瞬間にチェックします。

理由は実に簡単で、患者さんの元気さや認知能力の確認とともに褒めるべき点はないかサーチすること。
短い間に患者さんと打ち解けてその良好な雰囲気の中で口が堅くなりがちな患者さんをリラックスさせるには何らかの接点、しかもポジティブな接点を見つけることは大切。

高齢になっても外来にその容姿を気遣いながら来るような方はまだまだ認知能力も落ちていない可能性が高い。もし、異様な厚化粧をしていたり、髪がボサボサだったり、服を着ていてもその服の汚れが気にかからないようになっているような方は多くの場合、認知機能も落ちてきていることが考えられます。

髪をカットしたりしてきていると“必ず”褒めます。
髪がきれいに総白髪だったときもその銀髪を褒めます。
髪がきれいに染まって黒々している時もその髪を褒めます。
可愛い服、派手な服、綺麗な服を来ている時はそれも褒めます。
服につけているブローチやペンダント、ネックレスやブレスレットも褒めます。
着けてきている指輪や時計もあればその由来その他を尋ねます。

その間にいろいろな話をしながら前回の診察と比べてなにか変化がないのかを聞き出すことは毎回。それによって患者さんが私にいろいろなことを正直に、しかも意外な話をしてくれて新規情報や個人の本当の日常生活の様子を知ることが出来るのです。

そんなこんなで患者さんの変化には良く気づく方と自負している私なのですが、患者さんの髪の変化に気づきそれを褒めると言っても家に帰って嫁さんの髪の変化に気づくことは稀・・・。orz
しかしながら娘達は観た瞬間に、ほぼ”一瞬”で母親の髪型の変化に気づきます。なかでも私が気づかないのは嫁さんがちょくちょく自分で切っている前髪。全く気づきません。

私には観察眼がないのでしょうか・・・。だとすると科学者として問題が。
(それとも単に嫁さんに気を向けていないのか?w)

2019年2月18日月曜日

チンチンの手術

我が家の犬のチンチンに5ミリ角くらいの尖った腫瘍が形成されていました。

やたら自分のチンチンを舐めるので、よく局部を見る機会があったのですが結局前回次女が日本に戻ってきた時の12月頃に、その真中ぐらいに何か周囲が少し炎症を起こした感じのもっこりと盛り上がった病変部位が見つかったのです。

という訳で、犬を連れていつもお世話になっている獣医さんのところに連れて行くと「一度切り取って病理検査に出しましょう」ということになりました。そこで、予約を入れて待つこと2週間ほど。

犬を連れて行ってまずは嫁さん同伴で麻酔。麻酔が覚めるまでは一緒に病院にいてもらうという事でそのまま待機している内にオペ自体は十分ほどで終了し、それから5分ちょっとで麻酔からも覚めて元気な様子であることを確認して嫁さん自身は家に帰宅。
ワンちゃん自身はそこから一泊お泊りして経過観察ということになりました。

翌日はきちんと車で迎えに行ったのですが、病院は嫌いなのか病院のスタッフには唸ったり吠えたりしていたそうです。w
家に戻ってくると元気ピンピンでしたが、しばらくすると安心したのか、それとも本当は疲れていたのか、グターっという感じですぐに入眠してしまった我が家のダメ犬でした。

病理の結果がどんなものかわかりませんが、一見するとpapillomatous changeの起きたbenign tumorに見えたのですが・・・。

2019年2月17日日曜日

横浜の先生と名駅そばで飲み食い

アメリカで一緒に基礎研究で頑張った乳腺外科のスペシャリストと名古屋駅の側で呑みました。

彼とはVCUにいた頃に他の外科の先生方と一緒に色々と苦労してきた仲。いわば異国の地で戦友となった友人です。研究で辛い時期に励ましあって頑張った仲というのは一生モノの記憶。

日本に帰ってきてからも何度か当時の友人達と名古屋やその他の地で再会しては美味しい酒と御馳走を食べにまわっています。
今回、先生は名古屋に乳腺の研修会に来てテストを受け、勉強をし終えて私と再会してくれました。本当は東京界隈でも昨年受けることが出来たはずなのに、”わざわざ”こちらまで来て受験してくれたとの事で、申し訳なくもありがたい限りです。

名駅の金時計下で待ち合わせることにして待つこと数分。6時半過ぎには出会う事ができましてそのまま近くのやまとへGO。
吉田類の紹介していた記事の中にあった酒場の一つでしたので、コレは良いはずと思い昨日の内に電話で予約。この予約が功を奏し店の一番奥の素晴らしい位置に席をゲット。

ビールをスイスイ。知多のハイボールをコレまたスイスイ。二人で互いの家族と仕事の近況を語りつつ美味しいツマミで腹がパンパンになりました。キチッと時間直前まで飲み食いして再会を誓って名古屋駅で別れました。
やまとの客筋は良いですね。お店の女の子たちもよく教育されていて接客が気持ちよくて飲んで食べて明るい気持ちになりました。嫁さん連れてまた行きたいです。

また、今年も残りのどこかで会いたいとは考えるのですが、乳腺外科学会が名古屋で来年有るとか?これはこれは私の下準備も綿密なものになりそうです。新潟、千葉、横浜から皆集まりそうですね〜。

何というか・・・やっぱり心許せる友人は良いです。

2019年2月16日土曜日

看護師さんの資格改良(後半)

准看護師は名目上「医師・歯科医師又は看護師の指示を受けて業務を行う」となってはいるのですが、実際には見かけ上の業務に大きな差はまずありません。

しかし、若い世代では確実に日常の病院業務で正看護師が普通に増えている感じで、准看護師という職種はやはり最後は減少後に無くなるのかな〜っていうぼんやりした未来も有るような感じです。
准っていったところで通常業務では差があるようなことは無さそうなんですが、我々医師から見えないところでなにかあるのかな?w

一般的に正看護師を目指す理由は大体幾つかに決まっていて、まず大事なのは給料の差。病院にもよるのですが、准看護師と正看護師ではその給料のベースが数万円違うのが普通。それもボーナス込みで1年、10年となるとその差は莫大なものに。業務負担にほぼ差がないのに・・・となるわけです。

あと、よく忘れられがちなのに非常に大切なのは退職金。計算のベースが数万円であると退職時の差は巨額です!ここを皆さん忘れがちですが、仕事がながければ普通にその差は数百万。時間と労力をかけてでも、准の資格を正にコンバートする意義は充分あるわけです。

更には正看護師さんしか募集しない病院もたくさんあります。これは、給与を多く出してでも高度医療をもとめようという大学病院や三次救急なんかの病院がメインでしょうか。その反対に個人病院とかではそれほど高度のことまでしなくても、安めの給料で看護師さんを雇えるという利点がありますので、重宝されるわけです。

最後はポジジョンですよね。
基本的に今の時代はまず殆どの病院で正看護師でなければ主任は愚か、師長や部長にはなれません。これはまあ、能力とは全く関係ないと私は言い切ります。純粋に現代の看護師としてのそういったポジションに求められる要件。繰り返しますが、人間としての基本的能力は無関係です。
ヒラの人より主任のほうが能力があって、師長が主任より能力があって、部長が師長より能力がある等ということはその名前からは全く推定できないことを現場にいる人間なら誰でも知っております。

ともあれ、今後も正看さんの資格を求めて格闘する人達を応援していく方針に差はありません。その為には、テストで出てくるポイントを抑えた医師なりのレクチャーを行い続けていくことが必要かと思う毎日です。

2019年2月15日金曜日

看護師さんの資格改良(前半)

看護師さんには准看護師と正看護師さんというのがあります。

病院にいる患者さんからみると、中で働いていている看護師さんに普通、見かけ上の差はありません。簡単にその差を書くと准看護師は地方自治体の長である都道府県知事が発行する資格。正看護師は厚生労働大臣発行の国家資格。よくまとまったその差に関してはここにあります

歴史的には戦後、看護師さんの供給が全く追いつかない状況からの脱出のために、都道府県が実務を行ってくれる看護業務従事者の確保に向けて動いた結果生まれた資格がこの”准”看護師なのでした。

とは言え、我々医師にとってもその職務に従事している看護師さんが果たしてどちらの資格を持って働いているのかを見分けるのは意外と難しい、というか無理。w
表立っては、その差が看護実務における能力の差に出ているようなことは正直なさそうです。

本来、臨時の措置として設けられ最終的には正看護師に収束する形で看護資格を大学卒業者に限る方向で無くしていく方向だった厚労省・看護協会の方針を日本医師会が反対し一時的に頓挫という実態になっています。

それでも、現在でも徐々にではありますが准看護師の養成施設と人員は減員されており看護職をセカンド・キャリアにしようとする転職組の人たちにとってはなかなか厳しい状況になってきています。

その准看護師さん達も仕事をして7年すると(以前は10年)通信教育の追加その他を併せて正看護師にチャレンジする事ができるようになります。
そのベースになる通信教育は多くの場合放送大学の通信講座。

そのために准看護師さんでもモチベーションの高い人やポジションを上げようとする人達の中には、何らかのパスウェイを経て頑張って正看護師を目指そうとする人もたくさんいます。ところが実際には仕事が忙しすぎたり金銭的問題でそれを断念する人も。

そこで、多くの病院ではその様な人達の勉強の手助けになるように勉強の手助けをしたり、学校に行く授業料の補助をしたりするわけです。しかしその後にはいわゆる御奉公という形でそのエイドを行った人々にはその病院で一定期間仕事をしていただくという条件等で有形無形の縛りを入れるところが殆どというのも事実ですね。

2019年2月14日木曜日

バレンタイン・デイ

はい、今年もバレンタイン・デイがやってまいりました。

エレベーターに出ていた豆知識によると、ローマ軍指揮官の命に反して兵士たちを結婚させた為に殉教することとなった聖バレンタインに因んだ日だということなのですが。

最近は義理チョコは減り気味で女の子同士のチョコなんかは増えているというような話を小耳に挟みますが、周りでそんなのを”直接は”見る機会は私自身にはありません。看護師さん達も若い人同士はそういった事をしているんでしょうね、きっと。

今回、アメリカの長女は当然アメリカ式の男性から女性への何らかのプレゼントを受け取ったのかと思って嫁さんに尋ねたところ、なんか娘がDC界隈のちょっと高級な店に彼を連れて行くという話を聞いて、私自身は「はー?」という疑問文が・・・。

娘を持つ親父としては「なんだ、甲斐性なしの男なのか?」とちょっとムッとしていたところ、実は娘に対する彼氏側からの別のサプライズが有るらしいとか言うことを聞いてオジサンちょっと恥じ入ってしまいました。

やっぱ若者同士の行為には事情も知らぬ年寄りはあまり口を挟むもんではないものですね。一つ反省させられました。

さて、今年の義理チョコの写真をちょこっと記録しておきたいと思います。
最近は一口タイプのものがスタンダードなんですね。
ああ、義理返しがまた面倒くさいな〜。w

2019年2月13日水曜日

バイト・テロ?

世間では再びバイト関連の愚かな行動がネットにアップされていることが話題になっています。

しかし、この手の人達もうず~っと前から同じことの繰り返し。大体ネットに上がっている動画の一群を見た感じでは高校生から30前後くらいの人間がやらかしている感じでしょうかね?特に多いのは高校から大学程度のネジの緩そうな、何の夢も信念も持って無さそうなどこにでもいるバカにしか見えません。

この手の人達というのは何時の時代でも何処の国にも居るもんで、アメリカでもくだらない事をしては警察に逮捕されたりなんて言うのは結構ネット上の実話として晒されてました。この手の行為自体には日本ではバイト・テロなんて名前がついていますが、名付けるほどの意味もない何処にでも居る普通のバカ。

ただ、動画を手軽に撮る道具としてのスマホがほぼ全員の手許にわたってしまった今の時代、その手のバカが公衆の面前に晒されるチャンスが増えただけ。(企業にとっては勿論チャンスでなくてリスクですが・・・。)別にバカが増えたわけでもなくて、目立つようになっただけの話と考えます。

傷害事件や窃盗事件が人類の歴史から永遠に無くならないのと同様に、こういった事はいくら教育しようとも必ず小数点以下の割合の人間に対する常識教育の通じないバカがリピートし続けるのはどう考えても当たり前の話で、企業側が防衛策として取れることは本当に限られていると思いますが、業種によってはそれさえも無理だと思えます。

例えばコンビニ業界やほとんどの飲食業界ではバイト無しで業務をまわすことはロボットを導入できるような未来が来るまでは無理でしょうし、本当に洗練された人材を選べるような業界でもそういった人々にはすでに高給を払っている事でしょう。と言うわけでやっぱりコンビニ等の時給の安い業務ではこういった人材は未来永劫、ラッキーな場合を除けば無理。

企業側のもう一つの対応策、というか単なる事後(事故)の対応策が有るくらいで、そういった案件が漏れ出した場合は徹底的に法律の力で搾り取ることでしょう。刑事罰の追求と経済的厳罰で家族が崩壊するレベルまで追い込んで、ぐうの音も出ないくらいの先例を幾つか作り続けて、世間に潜むバカの皆さんでもほとんど犬の条件反射レベルで危険を理解できるような伝説的対応を連続で取り続ければ良いのではないでしょうか。

要するにこの手の次々と湧き上がるエンドレス・バカにはやらかした後の罰則でその人生にヤキを入れるしか無いと思われます。きっとそのコンビニや系列飲食店には二度と近づきたくもなくなるような・・・。

次に伝説を作るバカ達はそこかしこに、この今しがたもウォーミングアップしているはずです。w

2019年2月12日火曜日

衝撃を受けた

仕事をしていた為、本当に夕方まで知りませんでした。

池江璃花子選手が白血病になったことを自らtwitterで発表したことを帰宅時のネットニュースで知り、部屋に入ったのとほぼ同時だったので本当に大声を上げて驚いてしまいました。

一体このニュースは本当なのかと心の底で本当に誤報であってくれと祈りましたが、tweetの中身まで詳述してあること、実際に池江選手のtwitterのtagを辿ってみると本当に自身のものであることが確認できるに及んで不覚にも泣きそうになってしまいました。

自分の次女よりも更に一つ年下の女の子がなんでこんな病魔に、しかもこんな時期に・・・御本人、御両親、周囲の身近な方々やいつも一緒に練習をしている選手達にとってのその衝撃の大きさは私にとって想像の外のものです。

彼女自身が周囲のことを慮って書き込んだそのtweetを読んだ時は熱いものが喉の奥から込み上げてくるのを抑えることが出来ませんした。子を持つ親にとって元気な若者が病魔に侵されることほど辛い事はありません。

たった一つオジサンが人の親として思うことは元気で戻っておいで!いつまでも待ってる!ってこと。

天才スイマーである彼女自身が最も悔しく切ない事は議論の余地もないことですが、今は競技のことは一旦一切忘れて、とにかく先ずは元気な姿でみんなの前に戻ってきてほしいという一言です。世界のライバルもみんな池江選手の健康の回復を心の底から祈っているはず。彼女の明るく美しい笑顔を本当にみんな見たい。

医師として、何のデータも見ていない人間が彼女の病気のことを語るのは厳に慎むのは当然のことですが、彼女の治療に関しては間違いなく細心・最新のベストのプロトコールで、日本の血液学の威信にかけて治療してくれると外野から信じています。

明るく才能に溢れる彼女が再びスタート台に立った時には会場が壊れるほどの大歓声が彼女に降り注ぐことでしょう。

2019年2月11日月曜日

実は簡単だったドラレコのインストール

この前買ったドラレコ取り付けの顛末です。

車を買った店にドラレコを持っていってセットアップを頼んだらいくらかかるのか聞いてみたところ3.2万とのこと。(゚∀゚)
ドラレコ自体がアマゾンで1.6万なのにその二倍でインストールとか納得いきません。値段の問題もありますが、本体の二倍の値というその比率が許せませんでした。w

イエローハットで聞いてみたら何と五万ぐらいと吹っ掛けてきます。この野郎・・・。という感じで問題にもなりません。という訳で今度はツテを頼って聞いてみることにしました。

するとリハビリの先生の知り合いにボディー・ショップの人がいるということで、その人なら安くでやってくれる可能性があります〜!との紹介でそのショップに行ってみると気さくな大将が店の奥から出てきて実物を見つつココを引っ剥がしてココを通して、という感じでいろいろなバリエーションを含むアイデアと"勇気"を与えてくれました。

というのも、この大将商売っ気が全然なくて「これだけのことで1万とか2万とか出すのもバカバカしいわね〜。w」などと言って、あんた先ずは自分でやってみろ!?と言って私の背中を押したのでした。私は礼を言いながらも「なんちゅう商売っ気の無い大将」と半分驚いてその場を辞したのでした。

そこで、近くのKhamaに行ってシガー・ソケット式の15Aヒューズ付きラインと内装の剥がしヘラを購入して車内のあちこちをくまなくチェックしてココにこうやってコレを付けて、ココにはコレをこうやって付けて、ココからは線をココに引っ張ってというようにまず当たりをつけるのに一時間ほどかけて頭の中でシュミレーションをして直ぐに当直に戻りました。

翌日、頭の中でシュミレーションをしていたのを一気に実行。実際に施行してみると、昨日買ったヒューズタイプのソケットも必要ないことが判明。結局のところ買い込んだヘラ一本で全てが美しく完結することが判明。追加の一時間で全てが終了いたしました。

思考実験と検分で一時間。実際のインストール作業一時間と言うわけでこんなに美しく終了するということが久しぶりに楽しかった二日間でした。

今度大将にたこ焼きと玉せん買ってお礼に行こうと思っています。大将。勇気と貴重なアドバイスを有難う!

2019年2月10日日曜日

今度は次女からテキスト

長女と入れ違いのように次女からのテキストメッセージ。
次女も通常は大事目の用事がある時以外は連絡してきませんので、まず間違いなくお金関連のこと!?

何かと思えばroot canalの治療をするからestimateで640ドルかかるみたいとのお知らせでした。やっぱり。orz
保険に入っていてさえこれですから、アメリカのデンタル・トリートメントの値段の高さを久しぶりに思い出させてくれる金額です。

私自身は嫁さんに「春先に日本に帰ってくるまで何とか延長できるレベルじゃないのか?」と聞いたのですが・・・。どうもそれは無さそうです。

次女も知恵を使ってまいりました。唐突に今年もDean's Listに選ばれた!等という私の口封じ用としか思えないcounter measureをドカンと打ってきてお父さん苦笑い。娘はオヤジの口の封じ方をよくご存知のようです。

とりあえずDean's Listの件に関してはcongraz!という事でお祝いの言葉を送りましたが、何だかね。Tactical!

PittのDean's Listに関してはこんな記述が。

Dean’s List: Each term, a list is compiled of students whose academic record in the preceding term indicates outstanding academic achievement. To be placed on the School’s Dean’s List, a student must have earned at least 12 letter grade credits (not including courses taken on the Satisfactory/No-Credit option) with a term GPA of at least 3.50. As well, no grade earned during the term in review may be lower than a C. Both full-time and part-time students are eligible for placement on the Dean’s list. For part time students, grades from the preceding two terms (which must total at least 12 letter grade credits) are used to determine eligibility for the Dean’s list

まあ、良しとしますか。しかし痛いな・・・640ドル。w

2019年2月9日土曜日

長女が財布を無くしたが

いきなり昼にアメリカからLINE。

多分娘からだろうなと思っていたら案の定長女からでした。
しかし、アメリカから来る連絡でテキスト以外のコールが有る時は大体親からしてみれば聞きたくない知らせが多いのです・・・。

コールを受けた瞬間、横でコンピューターを使った作業をしていた私はそのLINEを受けた嫁さんに「あ〜、またなんか良くない知らせ?」と、半分諦めて聞いたところその通りでした。w

話を横で聞いていると、どうやら財布を落としたとの事。ワシントンD.C.で落としたということですから、まあ戻ってくる訳がありません。
娘はその時点ですでに全てのカードの効力を止めて、もし一週間以内に出てこなければ全てリニューアルするような設定にしているそうです。そこら辺は長女に関しては全く心配ないところ。とは言え長女でも財布をなくすようなことが有るんだなと言うことが私にとっては驚きでした。

嫁さんにLINEを代わってもらって直接話しをしたのですが、極めて落ち着き払っていて私も一安心。中に入れていたのはキャッシュ20ドルと、クレジットカード数枚とグリーンカード。

今回、娘がグリーンカードなんていうものを律儀に持ち歩いていたことに逆に驚きました。私自身は自分のIDは常にDriver's Licenseのみでしたので。
実際に法律では確か外国人はこれを携帯しておくことは書いてあったと思いますが、アメリカ生活も長くなると、そっちのIDは通常持ち歩かず入国時に使う程度にしておりましたので、娘の堅さに苦笑いです。

兎にも角にも今回のコールは大したこと無くて何よりでした。いつも気が向いたときにだけLINEでテキストをしてきて、更にゴクマレに音声でコールしてくる子供達。
怪我と病気さえなければそれで良しと致しましょう!

2019年2月8日金曜日

ファースト・マン

今日はFirst Manを観に行きました。

最近ちょっと映画づいています。というのも、当直の無い日の夕方過ぎくらいから嫁さんが近所の酒場でフラリーマンをするか映画でも観て来れば?という優しい言葉をかけてくれるからです。w

映画館の演目をネットで眺めてみると実際には毎週のように何らかの新しい作品がかけられていますので、毎週一本観るとしても一年中楽しめるはず。とは言え、実際には観たいもの観たくないものが混ざっているでしょうし、観たくて観たものが面白いとも限らなければその逆もまたしかりでしょう。

そんな中で今日は私の好きなアポロ宇宙計画関連というかそのものに関する映画でした。
掻い摘んで言うと、全てが栄光に彩られたかのように見える月に最初に立った男First Manの実際の家庭の話を描き、実際の計画の中でのアームストロング船長の失敗の数々を示してその栄光の裏側にあった数々の真実を淡々と淡々と描いていくものでした。

アポロ・プロジェクトのことは人並み以上に興味を持っていろいろな本を読んでいましたが、アームストロング船長の家族のことまでは知りませんでした。

栄光の裏には・・・。

それにしても、何かを成し遂げるということは、目的を持って淡々と日々の仕事をこなしていくことの延長線上に発生する幸運なイベントなんだなと考えました。

3月にすぐ上映されるGreen Bookも観に行こうと思っています。

2019年2月7日木曜日

スマホ連動の新しい血圧計

家族の中で最初に嫁さんが、次に私が少しだけ血圧が上昇気味になりました。

そもそもアメリカで嫁さんがなんか知らないけど血圧が上昇気味になりました。私は当時はどちらかと言うと低血圧気味と言えるレベル。何度Walmartの血圧計で測っても高く出る嫁さんは私に向かって「いや〜、もうどうしよう」とか「あんたがストレスの元じゃない〜?」とかイロイロ言ってまいりましたので、15ドルくらいで水銀式の正確な血圧計を買ってきて時々測ってってあげることに。

それでもやはり血圧はたしかにやや高かったので、医者に行くとβブロッカーを処方されました。それでも時々血圧が高かったのですが、それを見て笑っていた私も仕事の実験と不規則な生活が祟ってか次第次第に血圧が上がってきたのでした。orz

まあ、人を”笑わば”穴2つという状況だったのでしたが、私の方は上がったり下がったり。そのうち私の方はひと足早く帰国となったんですが、私の家の長女がその後で自分のお金から母親にオムロンのリストバンド式血圧計をプレゼントしていました。

しかし、これ、腕の形の差によっては図りづらい人も居て時々エラーは出るし何となくそれよりも一段階高価なタイプのものと比べると少しだけ測りづらい感じ。
それでもせっかくの長女からのプレゼント、長く使い続けていました。

その後帰国すると何故か嫁さんの血圧は一進一退しつつも低下気味。一方私は下の血圧がいつも高め。特に朝。しかし、ズボラな私はなかなか丁寧に記録をつけることはしません。せっかくのスマホ持ちなのでココは一つBluetoothで勝手にスマホに記録してくれるタイプのものをということでオムロンのHEM-7282Tというタイプのものを購入して毎日朝夕楽しみつつ計測しています。
しかも、ソフト側がまとめて血圧の記録のPDFグラフまで作ってメールまでしてくれるスグレモノ。

しかし、嫁さんは降圧剤を使わなくても最近何故か降下し正常化傾向著しく、仕事の忙しい私は相変わらず朝は高め・・・。

極楽とんぼは日本ではストレス少なく幸せそうです。

2019年2月6日水曜日

という訳で我が家のメンバーの読む本は

という訳で、昨日の話の続きでメモ代わりに我が家の家族の中での本の様子。

私の家族では長女は比較的重いテーマの小説が中心、勿論アメリカン・ノベルですが。
次女は何を読んでいるのか正直あまり知りません。
長女がやたら本を読むのでそれとの対比で言うと次女はそこまでは読まない。それでも、美術関連の本を読むことが多いような印象があります。
しかし、二人共に共通するのは日本の漫画が大好きですね。本当にびっくりするくらいいろいろな漫画のことを知っています。私自身がタイトルさえ聞いたことのないものでも逆に紹介してくるくらい。

私の嫁さんはと言えば完全に小説派。主にベストセラーやサスペンス、ミステリー。あまり肩肘張ったものは読まないのは間違いないです。私が読む本とは殆ど被りません。特に嫁さん側は私の読む本はまず手にも取らないですね。w

反対に私は嫁さんの読む小説で大ベストセラーになったようなものをちょこっとつまんで読んだりします。とは言え、やっぱり私から嫁さんの読む本を読むというパターンもゴクゴク僅かな回数しか発生していません。

基本的に誰が本を読む場合でも、その人が読む本というのはその人そのものという感じですからこれは当然の結果といえば当然。それ故、お互いがこの本は良い!と言って大事にする本はそれぞれてんでバラバラというのが普通ですよね。

その結果として当然の如く我が家の本棚は四人分全員(息子の好きなトーマス、アンパンマンや日本昔話などの本を入れると五人分。w)の本が全くバラバラに並ぶ状態。それもまた良しです。

果たしてこれからどれくらい本が溜まっていくのか。
将来の終活時には自分の本ってやっぱ捨てていくんでしょうかね?やっぱり誰か読んでくれる人に寄付したいところですが、数年前、当院の院長先生が亡くなられた後にその蔵書を皆が分けていいということで案内されたことがあったのですが、その院長室にあった数百冊の本の中で頂いたのはたった一冊「日本霊異記」のみでした。

それほど人の読む本と自分の読みたい本ってスペクトルが違うもんなんですね。改めて確認した次第でした。