2018年9月30日日曜日

名古屋は台風24号でビュービュー

昼までのどんよりとした曇り空は昼過ぎまで少し残っていましたが、それも夕方には崩れてきて次第に雨風が強くなってきました。

午前中にイオンモールにちょっと行っていたんですが、途中からアナウンスが入ってきて、四時にはもうモールを閉めます〜って言ってきました。
我々も急いで気分転換に外に出てきた息子のために食べ物をオーダーしてフード・コートでさっさと遅めの昼食を摂らせて家へ戻っていきました。それにしても、ギリギリまで駐車場は満杯で、やっぱりこんな日はみんな行く所ないんだなって感じましたね。

そのあとは夕方からズンズンと強い雨風の連続。この前の台風の時のように大きな窓の外側に面した網戸が右に左にびゅんびゅんダンスしているのが見えます。しかし、部屋の中は静かそのもの。確かに風が強いので、窓を押したり引いたりしているのがもろに気圧の陰圧、陽圧の変化として数秒ごとにわかりました。

雨が窓に直接かかってくる時というのは通常私の住んでいるマンションではこういった台風のとき以外はありませんので、やっぱ今回のは強い台風なんでしょう。
しかし、前回の台風がここ名古屋に来たときには私は当直で居なかったので、比較はできませんでした。

ところが、嫁さんに言わせると「この前の台風の時のほうがよっぽど雨風は強かったよ〜」とのこと。やっぱり最近は大きな台風が連続で来ることが多くなっているような気がします。

最初は台湾の方から大陸に抜けて行くと思われていた今回の台風、急に向きを変えて日本を舐め尽くす様に走り去っていきました。

たとえ今年はもう大型の台風が来なくとも、今後もこのようなパターンでの襲来は増えていくんだろうかと、地球温暖化の確実に進む中でその影響を受け続ける日本の真ん中で感じる私でした。

それにしても、こんな激しい雨風のなかで病院から呼び出しを受けなくてよかたです・・・。

2018年9月29日土曜日

それはやめて欲しい・・・

先日のネットで流れたニュースに私は愕然としました。

それは森永がチョコフレークの製造を中止するというもの。
対抗馬としては唯一日清のクリスプチョコがあると思いますが、味ではやはり森永に長があると思うんですよね。

我々にとっての森永チョコフレークというのは下にあるような写真の箱。いつの間にか消えてしまいましたが、昭和生まれの我々世代にとってはチョコフレークというのはこの容れ物。結局、最近の銀色の袋に入っているタイプのものを私は今でも思い出したように定期的に食べているんですが、やっぱり美味しい!

近頃売上が減っていたということなのですが、スマホを使いながらのながら食いではチョコレートがまぶしてあるチョコフレークというのはその画面を汚してしまう要素が常にあるということで時代の流れに次第に押しのけられてしまったということでしょうか・・・。

ずーっと前に消えたマスヤのモコッペに続き無くなった東日本のカール。遂にはチョコフレークまでそういう波が来ましたか。なんだか最近お店の棚で見るのはポテトで作られたチップスやフライ系統のお菓子が増えるばかり。

オジサンの時代も少しずつ少しずつ主流からは外れていってるんだな〜って強く実感する今日このごろです。

2018年9月28日金曜日

職場で浮いている人

なんらかの障害があるのだろうかとつい疑ってしまいます。

病院にはいろいろな人が職を求めて毎年毎年入ってくるわけですが、今回入ってきた人はちょっと超弩級の人でした。非常に困困るという意味で。w

最初入ってきた時に目線を合わせられない、挨拶の出来ない人だな〜くらいに思っていたのですが、仕事を実際にさせてみると二年の経験が他の病院であったという触れ込みだったのに、一人の人で採血を何度も失敗するし、それを失敗しても「私の居た大きな病院では看護師にはこういった業務は割り当てられていませんでした」との言い訳をされます。orz

私は、その言い訳を看護師さんに向かって言っているのを背中で聞きながら取り敢えずは何も言わずに淡々と業務をしていたのですが、日が経つにつれてそれだけでは済まずに、ありとあらゆることが同じような調子であることが判明。しかも、細かい指示自体が通らないということで、かなり早い段階で師長にリクエストを出して「危ないから注射の業務から外して下さい」と言いました。

これで業務三年目の正看だというのですから一体どこの学校を卒業したんだ?と思っていたんですが、決してそれを話しません。更に驚いたのは最初の二年間で病院を二回も変わったということ。それを最近他の看護師さんから伺ったのですが、私的には「そりゃそうやろうな」と思ってしまいました。いわゆるナットクと言う奴です。

本人が他の看護師さんに言った説明では「自分はイジメに遭っていた」との事なんですが、私は単に迷惑がられていたんだろうなと推測しました。要するに、仕事はできないのに言い訳は多く、意識は高いというまさに困ったちゃん。

何度先輩が同じ事を教えても文字通り何十回も聞き直してくるということで、これはもしかしたら学習障害が有るのかななどと考えてしまいます。

一番大きな問題は他の人が自分の言ったことやったことをどう思うかという「推測能力」、簡単に言えば空気を読む力が極端に低いということと、コミュニケーション能力の低さ。実際の看護業務では実際のところ観察能力や報告、実務の多くの業務の中で患者さんやそのご家族、同僚ナース、医師等とのコミュニケーションスキルの欠ける人というのは物凄い”困ったこと”を起こしてしまうことが多いんです。

今回、この方が病棟に来てからの短い期間で多くの患者さんから困惑や不満の声が集まってきています。やはり患者さん達もなにか問題を感じているようで「話をしててイライラする」とか、「採血されるのが怖い」とか・・・・遠慮のない人の中には「あの人嫌い」と直接言う人までいるのです。

さてどうしたものか、この方が三年で三回目の転職をしなければならないような事態が発生しないことを恐れる私でした。

2018年9月27日木曜日

素敵な香りにクラクラ

外を歩いているときにフワーッと素晴らしい匂いがしてきました。

この時期になると芳しく香るキンモクセイの匂いです。
この匂い、私にとっては思わず立ち止まってクンクン嗅いでしまう良い匂いなんですよね。自然が作り出すこの素敵な匂いに私は毎年毎年やられっぱなしです。

ちょっと興味があったので、キンモクセイというのはどういった植物なのかWikiを調べてみましたところ、中国南部原産の樹木で日本にとっての歴史はたいへん浅く、何と江戸時代に渡来したと書いてあります。静岡県の県樹になっていますね。

アメリカにいた頃はその匂いと出会うチャンスがなかったのですが、キク類・シソ目・モクセイ科・オリーブ連・モクセイ属・モクセイ・キンモクセイなんだそうです。
しかし、その最後の枝分かれ前の部分の種のところでモクセイ種のところのラテン語名がO.fragransと書いてあります。

なるほど、英語でfragranceという表現にピッタシではないですか。
あの小さい小さいオレンジの鼻の集合体が特に夜になると素晴らしい香りを撒き散らし続けてくれるのですが、この花を造った神様はさすがは創造主ですよ。なんと言っても私の大好きなオレンジを基調にしてくれた上にこんな良い匂いを付け足してくれるんですからね!

さて、Wikiには最後に気になる記述が・・・。

キンモクセイの花は甘めでしっかりした強い香りであることから、日本において汲み取り式便所が主流で悪臭を発するものが多かった時期には、その近くに植えられることもあった。その要因から、香りがトイレの芳香剤として1970年代初頭から1990年代前半まで主流で利用されていたため、一部年齢層においてはトイレを連想させることがある。

ウィキにこれ書いた人! 余計なことは書かんでよろし。w

2018年9月26日水曜日

アメリカの家の庭の手入れが必要に

実は、私がアメリカで住んでいたエリアのコミュニティーはレギュレーションが大変タイトなところでした。

だからこそ、コミュニティーが年を経てもその家の価値は変わりませんし、むしろ上がっていっています。しかしこのタイトさが時には「疲れ」というものを産み出します。要するにメンテナンス疲れですね。w

とは言え家を人に貸し出すということはその家のメンテナンスを私側で行う必要があるということ。借り手の側が家の内外で必要以上に瑕疵を作り出さない限り常識的なメンテナンスは私の側が行うのは当然。私の資産なので当然ですね。

これが、もう実際のところエンドレス。
家の窓、屋根、壁までは終わりましたが、その次に私が彼らの為にしてあげたかったのはバスルームの完全改装でした。そしてその次は庭の大窓とポーチの完全リニューアル。
ところが、今回コミュニティーからリクエストがあったのは庭の景観をもっと良くしろというものでした。

これ、ある程度の期間内にリクエストに応えないと一日10ドルずつの罰金が加算されていきます。これは長引くほど痛いですよね・・・。

まあ、誰が文句を言っているかというとほぼ間違いなく右隣に住んでる庭いじりしか趣味がない高校退職後のオジサン。左隣のめちゃフレンドリーな御夫婦と違ってこのオジサンはいつも陰険なんですよね。私達とまず交流はなかったので、それ自体はどうってこと無いのですが、金がないときに大変なリクエストを次々仕掛けられてヒーヒー言った苦い思い出が多々あります。おかげで必要以上に家がきれいになったんですけどね。必要以上に!orz (本当はもっと内装に金をかけたかったんですが。)

今度は庭が綺麗になる方に定期的にお金を落としていかねばなりません。まあ、これは良いでしょう。最後に庭が綺麗になったところで今度は家の土台を再度安定化させねばなりませんね。家のメンテはエンドレス。こればっかりはオーナーである以上仕方のないことです。
この件に関しては、いつも我々の家のメンテに関して活躍してくださる我が家からの信頼度絶大な嫁さんの美人のお友達が大変骨を折ってくださっております。

ところで、この家、最終的に次女は他人に売って欲しくないらしいのですが、それって親から買い取るのか?それとも遺産として欲しいんでしょうか?w
私は最後の最後は売り払って老後の遊び金の足しくらいにはしたいんですが・・・。

2018年9月25日火曜日

根負けしました

この前書いた戦いの結末が出ました。

戦ったのは我が家のペットであるヨーキー。そして、前述の如くその戦いは次女の置き土産という形で始まったものでした。orz

夜中に私が寝室に入るとほぼ三十秒も経たないうちにやはりガサガサ・・・・カリカリカリカリ・・・・クー・・・ワンワンと始まります。この二週間のうちで、三時間ほど吠えなかった晩がたった一度だけありましたが、その理由は未だもってわからないまま。よっぽど犬も疲れていて私が部屋へ戻ったのに気づかなかったのでしょうか。

さて、昨晩も同様の展開。
しかしこれではイカンよな~と思いつつじっと布団の中で様子を伺っているとガサゴソ・ワンワンの後、新たな展開が・・・。それは柵の隙間に入り込んで廊下をトコトコ近付いてくる音でした。

まさかと思いつつ扉の方を見ていると、隙間からその鼻を押し入れて入ってくる小さな黒い影が。w
結局部屋の中にへっへっと言いながら入って来て我々の寝床の中へ。しかも当然のように私と嫁さんの間に入り込んできてちょこんと丸まって寝てしまいました。

これには流石に何も出来ません。ここまで頑張ったんだから、こちらとしても「ま、いいか~」てなもんです。要するに努力賞ですね。
結局嫁さんは自分の傍らに犬を抱き寄せそのまま寝ることに。私はと言えば、寝ている間に回転して踏んだりして吠えられるのはまっぴらごめんでしたので、河岸を変えて息子の寝ているベッドへ潜り込んで朝まで。

結局、翌日の嫁さんの感想は「こんなに静かに眠れたのは久しぶりやわー」とのこと。

どうやらこれがデフォルトになりそうな、諦めに近い感覚です。

2018年9月24日月曜日

遂に「あいち航空ミュージアム」に

ついに行って参りました。

エアポート・ウォークに繋がっているあいち航空ミュージアムに行って参りました。
本のこのあいだ出来たばかりのこの博物館ですが、オープン直後には絶対に、そして実際にも大量の人出があったようなので、ヘタレで混雑が苦手な我が一家はそういった日は避けなければなりません。
エアポート・ウォーク側から眺めて一枚
という訳で、エアポート・ウォークでの買い物前にスッと入館。大人は一人1,000円です。まずは一階へ降りて中にあるYS-11の前で嫁さんと息子をパチリ。

戦前の航空日本の力で最初に築きあげた敗戦後の最初の大型民間航空機です。それでも、日本戦前・戦中の航空機作製能力は大きく削がれていましたので、これを作り上げるのは大変だったろうと十分に想像できました。木村秀政、堀越二郎、土井武夫、太田稔、菊原静男ら五人の侍とそれを引き継いだ三菱の東條輝雄らの血と汗が目の前で形になっているのかと思うと、その老いた機体も別の輝きを見せるのでした。

しかも、この航空機が製作されたのは、なんとまさにここ小牧工場脇の三菱重工小牧製作所で作られてのですから素敵な話ですよね。

その後はフライトシュミレータや名古屋の上空を巡る旅、あとヤップ島から回収され二念をかけて復元された三菱ゼロの復元機体の展示などにじっと魅入ってしまいました。
速いものは美しい
実際に眼の前で本物のゼロをみると意外と翼の前後長があるというのが理解できました。感覚的に、もうちょっとコンパクトなのかな等と思っておりましたので、これは意外な発見でした。こんなものが3000キロも飛んでしまうのですから、よく考えると異常な性能とだ思うとともに、操縦する人間の疲労のことなどなんにも考えていなかったんだろうなとじっとその機体を見つめてしまいました。

その航続力を稼ぐ重みを削いだ分を「人と機体を守る」防弾や構造の強化等に割り振っていればまた違った機体が出来たであろうにと思うのは私だけでしょうか。

優秀な戦闘員と無能な作戦立案を続けた司令本部と言う構図は、何だか今の日本でも全く変わっていないんんじゃないかなと大企業や官庁などの不祥事をみていて思ってしまうんですけどね。

さて、建物の中身を見たあとは外の実際の飛んでいる飛行機達を観る番でした。
ラッキーなことに次から次に飛行機達が飛んできてくれて、20分位で三機ほどの大小の航空機の飛翔を観ることが出来ました。
動画も撮ったんですけど上げるの面倒くさくて。w
沢山の人たちが楽しそうに飛行機の離発着を眺めていましたよ。
外の景色を堪能し、戦前戦後の大量の航空機模型を見たあと、帰りしなにゼロのデフォルメ模型を購入して本のビルに戻り、ショッピングをして帰りました。

これは何度でも訪れて、入館の度に貰える綺麗な飛行機のカード百枚を収集せねばと考えた私でした。w

2018年9月23日日曜日

役人は信じるな

昔々、厚生省である有能な役人だった人がいみじくも放った一言に役人を信じるなというのがありました。

自分自身も中央省庁の役人ですから、言っていることには当然のごとく自虐的側面があるのですが、それでも彼自身がその後に国家百年のケアプラン全体を見直す基本となる計画を策定する上で、ありとあらゆる行政上の障害を経験した上での重みのある一言だったのでしょう。

この計画を練り上げた後にこの方は亡くなられており、その時は現在進行系で死に至る病と戦いながらの計画策定でしたので、既に自らは人生をかけた「背水の陣」で、その計画策定に奔走されていたことになりますので、未来もありませんので嘘をつく必要もなし。
その計画が練り上げられた後、病にその生命を持っていかれております。

その一言の重みは、残念ながら真実としてその姿を保ったまま平成という一つの時代が終わろうとしている今も一つも変わっていないようです。

今年の夏、世を賑わして今もその責任の所在など一切が有耶無耶になったままのいわゆる「障害者雇用水増し問題」の酷さは、むしろ日が経つにつれその全体の枝葉が明らかになってきて、ますます役所というところが如何に御都合主義的な無責任体質の人間の集まるところであるかということを認識させられた次第です。

”統計上の”雇用率は年々歳々上昇しつづけ、2018年には民間企業に於いて2.2%等と書いてはあり、法定雇用率の2%はクリアしているようでしたが、なんのなんの。統計をとってる中央省庁からしてインチキ水増ししていたのですから、民間も含めてどれほどのもんだか全く当てにはなりません。

驚くのは中央省庁。昨年の6月1日までの表向きは2.49%で、実際は先月の再点検で1.19%と、びっくりの低レベル。上記に記したような罰金が当てはめられていたらびっくりするほどの罰金が中央省庁から出ていたはずというのですから、クソくらえも極まれりです。国や地方公共団体はこの達成目標はそもそも民間よりも高い2.5%なのですから、そのインチキ具合は何をか言わんやというところですが。

以下の表を見ると、(省庁の規模のデカさを無視して話しますが)国税庁と法務省、国土交通省は酷いもんです。法の番人の元締めと、税の徴収の元締めが揃って嘘つきの筆頭とか真夏のブラックユーモアですかね?
毎日新聞より
そもそも、民間には罰則規定があり公的機関にはその規定がないという如何にもお手盛りの珍妙規定。へそが茶を沸かすとはこの事ですわな。犯罪者に刑法を作らせるようなもんです。w

世の中に人が生きている限り障害はあり、身体・知的・精神などの障害のみならず、加齢・疾病・事故による、今後その人に追加されてくるであろう障害だって「元気に見える人々」の脳裏には出ていないだけで、(そうなる人が少ないに越したことはありませんが!)日々あらたに障害者となる人は増えているし当然増えてしまうもの。

就労は人の生きる意味を作り出す、人生の大切な大切な基本構成要素。
労働を通して人が得るものは経済的な安定のみならず、生きがいや身体活動能力、人間関係などありとあらゆるものに拡がっています。オヤクショの皆様におかれましては、どんな小さな能力でも過小評価せず、人の輪の中で使って生きがいを作る事業と雇用を真面目に作って実績を積み上げていってほしいものです。

2018年9月22日土曜日

実は危機一髪だったアメリカの家

つい先週、私が当直だった時にアメリカの家に恐ろしい危機が迫っていました。

ハリケーン・フローレンスがノースカロライナに接近中で、メリーランド北部くらいまではその影響を受けるというようなニュースが入っていてので時々娘たちに「お前たち風はどう?」とか「大丈夫そう?」なんていう短い文章をやり取りして状況を確認しあっていたのですが、取り敢えずはワシントンDCやピッツバーグの方はまず問題はなさそうな雰囲気でしたので、娘達の身体安全というものに問題はないな〜と、その点では安心していたのです。

もちろん、心の片隅では「バージニアの家の方は大丈夫かな」と思ってはいたのですが、私がリッチモンドにいる間に近所でそれほど大きなハリケーン被害が出たことがなかったこともあり、高を括っておりました。

ところが、じっさいにflorenceが通り過ぎてみると、家から車で5分もしないよく知っているところが映像に出てきて、トルネードが発生した事でボロボロになったビルディングが出てきているではありませんか
日本食レストランが入っていたところだったり、近所のカーディーラーだったり、実に普通の私の日常生活圏だったところが当たり前のようにトルネードでやられており、不幸な事に一人の方が亡くなられておられました。

今回のフローレンスの上陸で全米トータあるでは40人超の方々が亡くなられているとのこと。もしもう一キロ西にタッチダウンの場所がずれて居たら、せっかく壁や屋根を新調したばかりの我が家は無残なことになっていたのか。

兎にも角にも、今回は家は無事でしたし住まわれている日本人家族の方々にも何の問題もなさそうでしたので、私にとっては何よりでした。

天災は忘れた頃にやってくるとは言いますが、正にふたたびそれを思い知らされた今回の件でした。

2018年9月21日金曜日

総務省に踊らされる”やっぱり”アホな野田w

もとがアホだと政治的な力を持ってもそのアホさが振幅を増やすだけというのは政治家の息子、娘という二世三世議員を中心に枚挙に暇にないほど村会議員レベルを手はじめに国会議員までおりますが、私自身が具体例としてその愚かさがよくわかる例として常々使わせていただいているのは野田聖子。

まあ、このおばちゃんもちょっと前にガクトの絡んでいるSPINDLEとかいう名前の、大暴落したインチキ仮想通貨に絡んで公権力を使用した疑いで総裁選からすごすごと(というか出られる訳もなくw)撤退したのですが、総務省で大臣に就いてからはこれまた官僚達の全くの傀儡として右往左往している訳であります。

そもそもこのおばちゃんはその爺さんから引き継いた地盤看板を引き継いだだけのそこらあたりにいるただのホテルマンだったのですが、当然のごとくオラがシェンシェイを担ぎ出さざるを得ない田舎者達による投票で議員になります。orz

まあ、このあたりはあの人災、国難のinducerとして大活躍した軽量級総理大臣小渕の娘と同じですわな。(ちなみにこちらも、自分の名前と写真の入ったワイン配ったり、秘密の入ったハードディスクをドリルで壊したりと国政以外で大忙しですが、そのあたりもそっくりですな。w)

最近のニュースでスキャンダル以外で俺の大嫌いなこのおばはんが出てくるのは、唯一、本当に唯一なんですが、何度も何度もふるさと納税の返礼品に対する締め付けに関する件だけ。

私生活だけ頭のオカシイ妊活をやってお涙頂戴をしようとして顰蹙を買ったくらいなら我々は無縁なのでフンッと行っておけば良い訳ですが、それが国政機能の何十分の一とは言え国政を取り仕切る側に立っているわけですから、コレはやはり獅子身中の虫の一種。

このおばはんの最近の発言を時系列に読んでみると、本当に官僚の作文の棒読み。私としては旧内務省、自治省の流れを汲む“地方自治を許さない”総務省にとって、その財源が都市から吸い上げられると共に、自分で工夫して金をもぎ取ろうとする自治体の職員の努力を限りなくゼロに近づけようとする糞的発想以外の何ものでもないと思っています。

返礼品は換金価値があるからだめ?返礼品の還元率が云々だからだめ?自分の自治体の作物や商品じゃないからだめ?

そもそもいくら高額だろうと世紀にわたる努力の末にその地方の特産品になったり工業化製品になったものを、何故その地方の自治体が産品としたらダメなのか。返礼品の還元率が幾らだろうと、それに自分の税金を使う価値を見出してはいけないのか?税金払っている人間がその自治体に魅力を感じてそこに金を使うというのは本来の自治体の金銭収集の方法として認められんのか?他の自治体にとっても他の自治体がその商品を買って使ってくれれば経済的活性化になるのではないの?等など幾らでも疑問は湧くのですが、おばはんの準備したそれに対する返答は常に一つ。

曰く「本来の趣旨に沿わない」というもの。

ではそれに対する、この制度を作ったそもそもの人物、高橋さんの意見を読んでみましょう。税金を(沢山)払う人間がその一部くらい返礼品を含む品で貰ったらイカンというのでしょうか。やっぱり、日本は世界一成功した社会主義国家ですな。w

2018年9月20日木曜日

次女の迷惑な置き土産

最近ちょっと我が家は”あること”に毎晩困らされています。

それは毎晩毎晩発生する我が家のアホ犬の夜鳴き。
通常、我が家では私が最後に寝るのが普通です。私は典型的な宵っ張りで、皆が寝静まったあとで勉強したり、ネットしたり、考え事したり、したくないけどせなあかん事を片付けたり、ゲームしたりという状態に入ります。

遅いときには2時過ぎまで、早いときには11時過ぎという感じで通常寝ますが、この夏まではそのままみんな朝までぐっすり。そして朝の5時前後には腹減ったシグナルとして鳴き始めるというパターンだったのですが、それには嫁さんが対応するというものでした。

ところが、この春から夏の間は次女がずっと横で寝ていたために「人が横にいる」というパターンが慣例化していたために、夜に人が部屋から居なくなるとアッと言う間に鳴き始めるのです。orz

結果、私が床に入るのとほぼ同時にハッハッハッハッという声が聞こえ始め、一分も経たずにカリカリカリという柵を掻く音がし始め、更にその直後から「アンッ」「ワン」「ウー、ワンワンッ」という声がして止まらなくなるという悪夢のパターン。
電気を消していようが点けていようがその行動に差は見られません。

放って置くと二時間でも三時間でもこれを繰り返すので、堪らず嫁さんが出動。
防音性能は高いところですので、他の家にはまず聞こえていないと思われるのですが、それでも我々のほうが堪りません。特に柵の周辺にウンコとオシッコをされてそれを踏み散らかされると大変なことになりますので、嫌でも対応せざるを得ないのでした。

次女が帰国する度に、この癖がつくんですが歳をとってきたせいか、以前と比べて可塑性がなくなっており、一週間もあれば次女の帰国後その癖が消えていたのが、今ではこの有様です。

これからもこれってずっと続くんでしょうか。は〜。(溜息)

2018年9月19日水曜日

iPhoneを風呂に落とす・・・

やらかしました。

いつも風呂に入りながら結構な割合でスマホのニュースを眺めているんですが、今日はツルッと手もとが滑って落としてしまいました。
タオルの隙間からあ~~~っと言う間もなく浴槽の壁に沿って落ちていきました。

白い画面を光らせながらスーッ・・・ポチャンと落ちていったのですが、マックブックプロをワインで殺したときとはまた別の感覚でした。w

とは言え、稲妻のように右手を伸ばして沈没していた電話をすくいあげると手もとのタオルでクワッと丸拭き、直ちに下のスピーカーの穴の水の入り具合をチェックします。
とりあえず浴槽から出て、浴室にあるティッシュをバリバリっと取り出しながら下に当ててトントンすると少しずつ水が出てきます。orz

前回のマックブックの時のようにジーッと音がしたあと画面が暗くなることも無くとりあえずは画面がついたまま!この点に一縷の望みをかけて何枚ものティッシュをトントントンと繰り返しソフトに当てながら水抜きをします。

何とか水がティッシュに出現しなくなったのは6-7枚目!結構やばいレベルの水が入っていたみたいでしたが、一度も画面が消えること無く生き続けてくれていました。

嫁さんにその事を話したら「ホント何やっとるの?娘たちの事な~んも言えんね~。」と呆れられてしまいました。w
娘たちは二人揃って何度も携帯を落としては画面を割りまくるという特技を持っておりますので、嫁さんはその事を言ったと思われるのですが、確かにこの親にしてって言うことですね。

反省してます。

2018年9月18日火曜日

びっくり品質のテスラ

在宅診療の往診に行っているときに往診車の脇にテスラのモデルXがたまたま並びました。

名古屋には吹上にあるポルシェの直ぐそばにテスラの販売会社がありますし、道を走っていても実際にモデルSなんかは非常によく見かけます。まあ、こういうところはさすが都会だけあって九州の田舎などとは大きく違うところですね。

電気自動車であるがゆえに、踏み込んだ時からほぼ瞬間的に最大のトルクが叩き出されるというモーターそのものの特性を利用しているため、その加速性能は数値上も実質的にも異次元のレベルである事は多くの人々の実体験リポートを見ればよくわかります。

しかし、今日実物のモデルXが脇に停まったときに「あちゃー・・・コレはアカン」と思いました。理由はシンプルで、ドアのちりやドアノブのズレがマジすか?と言うレベルの出来具合。

いろいろと製造工程での品質管理に悩まされている事が内部告発などでアメリカから伝わってきますが、そんな事の真偽は別として目の前の厳然たる品質はこれは事故でしょうという感じ。ていうか、うまく修理できてない事故車が目の前で酷い仕上がりでしたっていう感じ。w

と思ってたら、実際の購入者の方がモデルXを実際に使ってみてその体験を綴った方が当然の如くおられました!

しかし、私が路上で目撃したのはこの方のちりのズレ具合よりも随分と酷いもので、遠目にもorzと言う感じの・・・。

宇宙船はNASAから引き抜いた技術者達の力でガンガンうまく行っているけど、自動車は舐めてかかってたんでしょうね。レクサス、メルセデス、BMW等と張り合う以前に、カローラの組み立てレベルをまずは超えなきゃやばいですよ~、マスクさん。

2018年9月17日月曜日

若人の婚活進行度は如何に?

先日、病院のいつものお兄さんを囲んでの三人での飲み会がありました。

婚活の進行状況を確認するためのミーティングですが、前回のなかなかの進み具合に我々50過ぎの男女二人は先輩として驚かされたばかりなのですが、今回は果たしてどこまで進んだのかというチェック役を果たさせていただいております。

今回は前回使ったオイスターバーの隣りにある鳥料理の店を指定してきました。
我々が彼に求める店の条件は、“彼自身がその店をいつの日かのデートで実際に使えること”というものです。

今回も集合していきなりビールと料理で核心的な単刀直入な質問で直に話しが始まったのですが、始まって30秒で判明したのは「一回目の彼女はあかんかった」というものでした。アカンと言っても、彼女が良くないとか何とかではなくて、自分の積極性が無いせいでどうしても話をしたり連絡をする間隔がノビノビになってきて最後にはどうも気不味い雰囲気に・・・というパターンだったそうです。

私は直ちに「自意識過剰の恥ずかしがり屋さんですか?」と言ってそれの繰り返しではなかなか上手くいかんで~!という事で、スナイパーレベルの恋愛上手ならまだしも、この歳で初心者なんだからマシンガンのようにたくさんいろんな人と出会ってお互いが気に入るような人にまず出会うという確率を上げるというのがいいんじゃないかい?と提案しました。

ところがどっこい、そこは彼も既に考えていて、何と翌々日に駅コンに行くというのですから最近は彼もカルティベートされてきたか?w

何れにせよ次回は彼のその駅コンの結末、もしくは進行具合を聞かねばなりません。うまく行ったか、学習したか、それとも玉砕したのか・・・。

おまけですが、本日は三次会まで行って、その三次会では女性の昔の幼馴染を近所から呼び出してみんなでヨロヨロになるまで飲みました。

今晩もまったりと彼の進化を見守る既婚者のオッサンとオバサンでした。

2018年9月16日日曜日

樹木希林さんサヨウナラ

樹木希林さんがお亡くなりになったとの速報を見て、不謹慎ですが本当かな?と一瞬だけ思うと同時に「遂に」とも感じました。

それほどまでに今の今まで元気な姿を見せ、ほんのこの前はカンヌでは素晴らしい賞を受賞されるという活躍ぶりを知りつつも、確か何年か前からか「全身ガン」などという疾病名だったよな・・・?と聞いていたので、かなり長い間一体本当のところどうなっているんだ、くらいに思っていました。

それがこうやって実際に彼女の訃報に接すると彼女の言葉と生き方の素敵さが何度も思い出され、親族知人でもないのに寂しい気持ちになりました。

私が樹木希林さんのことで記憶している出来事は2つ。
一つは「林檎殺人事件」で郷ひろみと一緒に振付けつきで楽しそうに踊っている姿。もう一つは「お正月を写そう!フジカラーで写そう!」という台詞の歌と一緒に画面に出てきて、岸本加世子との掛け合いで「美しい人はより美しく、そうでない人は・・・。そうでない人は?・・・。それなりに・・・。」というものですね。

そのあとはロケンロールといって走り回る金髪の訳のわからんオヤジ・内田裕也の嫁さんとして、彼がいろいろと困った事件を起こす度に表に裏に謝りまくる日々。それからも彼女がなんやかんやとテレビに出てくるというのも見ていましたが、そのあとは驚きのもっくんと彼女の娘さんとの結婚。

彼女の言動をいろいろと今になって見返してみると本当に「自分の言葉」で語る人なんだな〜って改めて思いますね。人の言葉を借りるのではなく、自分の中から出てくる言葉を十分に吟味して表現していたんだと思います。そういう意味では本当に天性の女優ですよね。

お亡くなりになるほんの少し前に義理の息子の本木さんから出された彼女が病室で書いたというハガキ大の一枚の絵と文章を見て「なんて味のあるものを書くんだろう」と思いましたね。最後の最後まで、素晴らしい人生だったと思います。

彼女の人となり、そして残されたものの紹介や評価は何れ集大成として出てくるでしょうし、私にはとてもとても語る資格もありませんので、彼女に関するごくごく個人的な想い出を書き連ねてみました。

2018年9月15日土曜日

近づいてきたハロウィーン

アメリカでは当然でしたが、日本にも本当に色々なレベルで普通になってきたハロウィーンのお祭り。

日本でもあちらこちらのお店でハロウィーンの飾り付けや商品を見るようになってきました。ちょっと昔は日本においては「何それ?」状態だったと記憶しているんですが、やはりコマーシャリズムの力には勝てませんね〜。w

一軒目のお店では食料品ではなく装飾品がメインで置いてあり、それなりの手頃な値段でいろいろと買えるようになっていて、voice reactiveな骸骨の人形に大喜びで反応していました。

下の写真は本日二軒目の家に行ったときの写真なんですが、ホンマにびっくりするほどの数のハロウィーンがテーマになった食卓上の小物の数々!
しかも、この食卓用の各品々の棚は1つ目のもので、他にもこの店にはハロウィーンをテーマにした棚が3つありましたし、その全ての棚がそれぞれテーマに沿ってキチンとハロウィーンの一員としてその役割を果たしているお菓子、その他の食べ物という立派なもの。

日本もまだまだ捨てたもんではないですね。この西洋のコマーシャリズムの波にちゃっかり乗っかるだけの逞しさは残しているという事なんでしょう。

とはいえ・・・trick or treat!と言いながらチビ達を連れて家々を回ったあの頃にまた戻ってみたいな〜などと考えた今日の夜でした。(もし本当にそうしようと思ったら、今度はアメリカで孫を抱っこしての各家庭訪問かな?w)

2018年9月14日金曜日

キレイ好きと病気のはざま

世の中にはキレイ好きな人は普通におりますし、その逆もまた普通におります。

それでも、その程度にはやはり病的なレベルというものが存在しておりまして、強迫性障害としての不潔恐怖としての過剰な手指の消毒というのがあります。
私の勤めている病院のある職員にも、それを持つ方がおりましていろいろと”医師としては”興味深い症状を見せてくれます。

じっと見ているわけではないのですが、たまたま目の前にいるときなどは

  • 素手で扉が触れない
  • マスクを人前で離せない
  • エレベーターのボタンが触れない
  • デスクの脇には常にアルコールを置いての手指擦りこみによる消毒
  • また、デスクにはタオルを敷いており、決して直にデスクには触れない
  • トレイが他人とクロス使用となる病院の食事は決して食べない
等の姿を見せてくれます。こういう人達って医療行為の過程においては清潔不潔の操作がナチュラルにクリーン方向に振れることが多いでしょうから、まあ良いんでしょうけど家に帰ったり日常生活では外でどんな生活しているんでしょうね?

この方には他にも”症状”と言われる種々の物語があるのですが、余り書くと身元がバレるので・・・。w

今日、こんな事を書いたのはあるネットの記事でトイレから出てくるところによくあるブローイング方式の手の乾燥機が大量の細菌を撒き散らしている可能性を指摘したもがあったこと。(ちなみにその事自体は私達の中ではとうの昔からの常識で、多くの病院ではこのブロワー式の乾燥機は今、使用しないようにしています。)

実際は、キーボードがトイレの便座の何倍も汚いとかいう記事も公衆衛生研究の中でもよく出てきますが、世の中細菌・ウイルスだらけです。寄生虫が体内から消えてしまうことが普通になった日本人にはアレルギーに苦しむ方が増えているということに関しても多くの仮説がありますが、過剰に綺麗にしたところで所詮我々は糞を体内に抱え込んでいる動物。

自然に振る舞って、それが清潔であることが出来る人でありたいと思います。


2018年9月13日木曜日

患者さん同士の揉め事

ではもう一つのタイプの患者さん達の院内での問題はと言うと・・・。

それは患者さん達同士の揉め事なんですね。
長い間の入院となると、患者さん同士で友達になったり、はたまた仇敵のようになったりということが起こります。また、中にはボス気質というか、自然とグループ内で強い発言権とコントロール力を持つ人もいるのです。

当然ですが、他の患者さん達にはそれを迷惑がる人もいれば、子分になって院内を一緒に歩き回る人までおります。実際、娑婆では本当にそちら稼業の関係者だった人も少なくはないですからね。まあ、これは職業柄なんでしょうか?

こうやって長期にわたって入院される方の中にはタバコを基軸通貨にして色々と貸し借りをする人もいれば実際に金銭を数千円単位で貸し借りして退院間際になって病院の内外で殴り合いになったりして、警察沙汰になることが「無いことは無い」のです。

あとは、入院中に恋愛関係になった患者さん達同士の間での色恋沙汰。もうそれはそれは惚れた腫れたも当たり前のように起きます。当然のように三角四角関係も。
こういった恋愛沙汰には年齢制限はないですね〜。90前後の人達の間でも色恋の悩みはごく普通。性的な相談を真顔で私の診察時間中に聞いてくるお婆ちゃんも数人ではありません。w
実際のそれで、うつ状態みたいになってしまう人も居ますからね。結構本人たちには深刻なんです。

このあたりは病院入院中とは言っても、社会の縮図そのものですから起きることは起こってしまうんです。我々医療者サイドも種々の予防策、対抗策を前もってマニュアル化し、事件レベルのことまでは発生しないようにはしているのですが、それでも残念ながら起こることは起こる。

社会にはだからこそ警察が常に必要なように、我々病院側にもそういった犯罪に対する準備がいるんです。

日本の病院でも、アメリカの病院のようにやがては院内ポリスが必要な時代が来るのかも?

2018年9月12日水曜日

入院中のトラブル

病院内では入院患者さん達同士の揉め事、やらかし事件などが起きることも少なくありません。

我々医療サイドが如何に気をつけていても影でコッソリとタバコを吸ったり酒を飲んでしまう人は極めてザラにおります。
基本的に室内での喫煙、トイレでの喫煙、そして例え院外であってもアルコールを飲酒されたことが判明すれば最初の入院時の約款にある通り退院です。

あと多いのは盗難に関するトラブル。これも、実際には金銭や貴重品は事務の方で入院時にすべてカウントして責任を持って預かることも出来るのですが、中には所有物に関して非常に強いこだわりを持たれている方々もおりますので、そういう方は各居室にそのまま持ち込まれるのですが、そこで事件が起きることもしばしば。

モノの紛失が発生するのですが・・・認知症の患者さんが居ると、そもそも自分がどこかに置いて来ている可能性も含めて一体本当に何が起きたのか判らないこともよくあるんです。
更に「もの盗られ妄想」という認知症の患者さんに特徴的な症状を持つ方の場合には、最初から持っていないものでも「盗られた!盗られた!」という様に叫ぶことも沢山あるんです。

そうなることが分かっているからこそ、入院時に預かりますよ〜と言ってるんですが、やはりそう言う方に限って・・・ですね。

明日、別のトラブルに関して続きを書きます。

2018年9月11日火曜日

17年目のNINE-ELEVEN

以前も何度も書きましたが、あの日から17年が経ちました。

私はあの日の当日の深夜までマンハッタンにいましたのですが、疲れ切って寝ていた翌朝嫁さんに起こされた後のことは生涯忘れません。

21世紀最初の年に起きたあのショッキングな大事件は正に21世紀が「テロの世紀」の幕開けだということ告げた悪魔のファンファーレのようなインシデントでした。
あのとても現実の世界のイベントとは思えない狂気に満ちた二機の飛行機の衝突による世界貿易センタービルへの突入、ペンタゴンへの突入、そしてピッツバーグ郊外での乗客格闘後の飛行機墜落という計画的な犯行は原理主義的宗教・人間が内在する狂気を改めて私に見せつけてくれた恐ろしい情景でした。

しかし、我々はあのイスラム教原理主義者達のことを単純に狂人だと言えるでしょうか。
太平洋戦争末期に若人達を飛行機、戦闘機、粗末な魚雷型の潜水艦、魚雷艇等に乗せて鬼畜米英に突っ込ませていった国家はどこだったかを思い出すと、我々の側に如何なる大義があったとしてもそれを「狂気」と呼ばずして何と呼べばよいのでしょうか。

テロは方法とサイズを変えた対立者間の戦争です。
戦争というのは際限のない暴力であることはクラウゼヴィッツが明確に記しています。憎いから、許せないからと言って起こす戦争は一度振り上げたハンマーの下ろしどころがわからぬまま訳も分からず最後の最後まで眼の前のものを潰し続ける恐ろしい暴力。

戦争の本質を知っている本物の軍人こそは通常最大の戦争抑止論者というのは大変明示的な話だと私は思うのです。精神論でなんとかなるものでもなく、どちらが勝とうと必ずや世代を超えた世紀の遺恨を残す戦争行為。

力を背景に自分のピストルのデカさを誇示し合う超大国の馬鹿面が眼前にチラついて仕方のない今日このごろです。

2018年9月10日月曜日

お土産と美味いものの話

今日は昼休みにふとしたことで美味いものの話になりました。

時々、病院の食堂で昼ご飯を内科医三人でとることがあるのですが、食事を終えた我々の中で自分の田舎の話になりました。その時、其々の地元ででうまい菓子は何か?土産に持ってくるなら何か?という話で思わず三人共盛り上がってしまうことに。

実は三人共「甘い物」「美味いもの」に目がなく、美味いものに出会うと三人共”無言”でモリモリと食べてしまうという癖の持ち主。w
我々三人の大学生当時の地元の話や生まれ故郷の美味いものの話がよく出てくるのですが、今日は地元の饅頭関連の甘い物の話となりました。

副院長が話として切り出した美味い地元の和菓子は「若草」と「麩まんじゅう」という二品でした。
鳥取島根に昔住んでいた副院長は「この菓子が好きなんだわ」と言っておりました。
これは理事長から頂いた菓子らしいのですが、
愛知では大口屋というところが有名らしいんですね。
先生曰く、「私は普通感動の薄い人間なんですが、これは恐ろしいほど美味かった!」という言葉が漏れてきました。もし本当ならぜひその味を確かめねばなりません。今度買って来るという副院長の言葉を信じることに致します。w

というわけで、私は長崎からの出し物としてカステラなどという美味いけどありきたりなものは敢えて出さず、地元も地元の「普賢饅頭」というのを表に出させていただきました。(実はカステラの本家本元福砂屋も、地元本店のものと東京の福砂屋で買うものは味が違うというのが私見です。)
なんというか、多分防腐剤などというのは全く使っていない饅頭で、保存も効かず、発送もできず、アッと言う間に硬くなってその美味が失われてしまいます。

美味いものは基本的にその地元の本家で食わなくちゃ!というのが私の本音です。しかし・・・実際のところ、それを実行するためには地元へ行かなくてはいけないということで金も時間もかかってしまうんです。

名物に美味いものなしとは言いますが、やっぱりそうでもないことはあるようです。

今の私にはやはりお土産を期待するしか無いのでしょうか?w