2022年3月3日木曜日

町内会ってなんなんだ・・・

アメリカにいた頃はcommunity feeというのが取られていました。

勿論、家を持っている間はこれが毎月口座から引き落とされます。私の住んでいたコミュニティの場合は約100ドル。年ごとに少しずつ上っていきましたがそれでも10年で20ドル程度でしたし、コレが集まる事でコミュニティの清潔や安全に目を光らせる数名の事務系職員や、一年中コミュニティの芝生や木々の枝打ちなどをしているヒスパニック系のおじさん達の給料の原資になっているはずです。

こういうプロフェッショナルな人々を雇ってコミュニティのレベル維持をしているわけですが、日本に帰ってきて一番最初に「アレ?」と思ったのは町内会の存在でした。

日本で今住んでいるところの町内会では一年の町内会費なるものが約3000円程度のようですが、それが何に使われているのかは一切謎です。少額なのもありますが、そもそも何をしている組織7日もわからず、組織からのリクエストもコロナ下で何もありません。こういう状況で人が集まって掃除をしましょう、廃品回収をしましょう、雑草取りをやりましょうみたいな事も全くなし。それでも町内会費は集められます。

昔だったらおおっぴらにおっさん達が集まって、年に一、二回の飲み会などをしてそれに小銭をつぎ込んでいたのでしょうが、昨今はこういった金を不正に個人の金として使用して告発逮捕される輩もいるようです。私自身の個人的な考えなんですけど、この町内会というシステムはどうしても私には戦前の隣組的な組織に見えてしまいますし、こういったエリアをキレイにすべきなのは基本的に公的なサービスを行うために組織された公務員や雇われた私企業の人々であるべきだと思うのです。

ましてや雑草取りに参加しなければ1000円徴収いたしますとかいう類の「税の徴収」的な懲罰はあってはならないと思うんですけどね・・・。

私の住むマンションの中自体は当然のように月々の積立代込みの管理費が取られているわけで、内部は厳密に管理されています。その上で出ていって交わることもない町内会からの管理料徴収って一体何なのか?こう書いていると、なんだかNHKの受信料のようなもんにも思えてきました。w


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