2018年6月30日土曜日

IKEAに行ってみた

娘に家の留守番を頼んでIKEAに行ってみました。

近所にIKEAが出来て随分経ちますが、アメリカに居た時にしょっちゅう近所にあって行っていたので取り立てて行くほどのこともないし、何より混みすぎてるから行くのも気が引けておりました。

しかし、今日は特別に時間があったので、嫁さんと息子を連れてふらりと行ったのでした。駐車場は郊外に設置されている所を使い、あとはミニバスでIKEAまでシャトルで運んでもらいました。

とりあえずはどんな所かと思って入っていったのですが、中にはいって思ったのは「アメリカのと同じだ~」というあまりに当たり前のことでした。w

しかし、中においてあるものは何だかやっぱり日本風というか、違う感じ。勿論時間が経っているので品揃えも変わって入るのでしょうが、やはりアメリカの頃のような異常なデカさのベッドや、平均的に背の高い椅子やデスクはそれほど沢山ない感じ。やはりサイズ的にはその多くは(一部は違いますが)日本の家屋にサイズが合うものが展示されている印象を受けました。

中は本当に沢山の人でごった返す感じで、右も左も前も後ろも1メートルの間隔もなく人が歩いている感じ。

結局、歩いていろいろと見回った感じでは少なくとも現段階で財布の紐を緩めてもいいかなと思ったのはテーブル1卓だけでした。
嫁さん的には強化ガラスの小皿などもいいかな?と思うものがあったようですが、結局買うことはなくそのまま我々三人共IKEAを出て近所のマックに初めて行って息子と一緒にチキンを食べたのでした。

あ、そう言えばIKEAで額縁は買おうかなと思ったものの一つです。安くてオシャレでしたからね!w

2018年6月29日金曜日

娘達が中日巨人戦観戦!

知り合いの方から譲っていただいたナゴヤドームでのチケットが昨日の試合でした。

よりによっての巨人戦ですが、娘と嫁さんにそのチケットは渡して観戦に行ってもらいました。私と息子は何時でも行けるので家で大人しくお留守番。w

アメリカから帰ってくる前から次女は日本の野球が見てみたいと言っておりましたので願ったり叶ったりです。クルマで送るからと言ったのですが、遠慮されまして、結局二人で地下鉄に乗っていそいそと出て行きました。

なんと!彼らの席は内野席の前から7番目の中日側のシート。素敵な席ですね。(とは言え、次女からは次回は高いところからも観戦してみたいとの希望も出たそうな・・・。)
二人は隣のイオンモールで夕食を摂った後、ビール片手に試合観戦したとか。
いつものアプローチですね!
やっぱテレビ観戦とは迫力が大違い
七回・・・不発でしたがこの後にドラマが!
悩んだ末、帰宅せずに頑張って応援したそうです。
なんだか試合の方は劇的な勝利を収めたみたいで、最後の最後で二点を追う中日がヒットで逆転、彼女たちによれば、それまでお葬式みたいだった中日の応援席が猛烈に盛り上がったんだとか!まあ、当然ですよね。
ただでさえ弱い弱い中日です、滅多に喜べるチャンスがないわけですからファンなら勝つだけでも嬉しいし、勝ち方が劇的であればなおさらそこの一瞬で爆発したくなるのも人情というものでしょう。

嫁さんも何だかハマってもいいかな?なんて思ったそうですが、実際の所もうちょっと勝ってくれんとね・・・。

試合の詳細はこちらのリンクをご覧ください。

2018年6月28日木曜日

働き方改革とは言うけれど

働き方改革関連法案通りましたね。

そもそもそれがどのようなもので、何故そういう法案が上梓されたかと言うことを実はみんなニュースを見ていても頭からつま先まで全体を俯瞰できている人は私自身も含めてあんまりいないんじゃないかと思います。

それを解説してくれる良いリンクがありますので、一度ご覧になってみてください。

このリンクやその他の情報を俯瞰してみて初めてこの法案がどういったものなのかを初めて全体として捉えることが出来ます。実際に書かれているように、減り続ける日本の労働力人口の問題をどう解決していくのかということにその目標は絞り込まれており、その問題の枢要をなす労働力不足とその背景にある人口減少、それをリカバーできない日本の低労働生産性の問題などが多角的に問題として捉えられるわけです。

その解決策として様々な提案が為されているわけですが、その主たる問題の背景には日本の労働環境そのものの本質的問題が大きく横たわっています。
何時まで経ってもITを活用できないロートルが各所に責任者として居座っていたり、おんなじ仕事をしてて一生懸命度さの度合いや成果では正規軍を上回るレベルの派遣が格差の大きな待遇を受けるとか、まだまだ働ける爺さんを定年になったからと言って60ちょっとで会社から叩き出したり、税制の歪みのせいで女性が思いっきり働いて高給を叩き出せない仕組み。育児のために仕事を一度休んだ人が差別を受けて昇進も諦めざるを得ないとか。

やっぱり「ちょっと考えただけで」これほどズラズラといろいろな差別が出てくるような社会で、減り続ける労働人口を保つことなんてどんなバカが考えても無理だって判ります。

36協定の改革その他実際はまだまだ抜け道だらけだと思うんですが、私は懲罰的課徴金をドッカンドッカン企業に課して守らないと企業自体がアッと言う間にぶっ潰れるというくらいのシステムを作ってしまえば良いと思うんですけどね。
そのためにはどうすれば「効率よく」仕事を進めることが出来るのかということをもっともっと皆が真剣に会社ぐるみで考えるようになると思いますよ。

さて、我々医師とこの関連法案ですが・・・どうも過労死からは逃げられないようで!
医師のフォーラムでも相当槍玉に挙げられているこの法案ですが、今回も医師はその保護枠には入れてもらえないようです。w

高度プロフェッショナル制度の名のもとに早めに死ぬように運命づけられているようで。

アメリカ軍と日本軍が戦ったときに物量の差だけでなく、パイロットをどう救うかということに物凄い努力が払われた米軍と、そのまま打ち捨てられた日本軍では時間が経てば経つほど精鋭パイロットが劇的に減っていった日本とアメリカに最後は覆し難い諸々の戦果の差をもたらしたのですが、やはり平成最後の方の今でも、あの時の思想と大差ない日本がここに脈々と生きているようです。

2018年6月27日水曜日

理不尽な死

最近、本当に嫌な殺人事件のニュースが続きます。

本当に素晴らしい人生を送っていた人達がまさにゴミとしか言いようのないような連中に何の意味もなく、本当に理不尽に殺された人達とそのご家族のことを思うと怒りと遣る瀬無さの感情しか湧きません。

こういった連中はどの時代にもまさにモンスターとして湧き上がってきますが、我々は必ずこの様な連中を駆除していかなければなりません。

しかし、こういった連中はどんなに駆除しても、崩れた家族、特異な生育環境等いくらでも元はそれほどでもなかった人間がネジ曲がってモンスターに育っていくキッカケは有り得ますから物事は全然単純ではなくてかなり面倒です。

しかも、これから社会の不安定さが増していくような時代になってきたら「猟奇的な」事件はますます増えていくような嫌な予感さえしてきます。
厳罰化しようとも、もとより死刑を覚悟、もしくは殺されるのを覚悟でなるべく多く自分が死ぬ前に無辜の人々を殺るだけ殺るというようなモンスターが必ずこれから出てくるはず。

願わくはそんな異常者が自分の周り、もしくは自分の家族の周りだけでも登場しないことを祈るのみです。

今回、新幹線の事件で亡くなられた「人間も学問も仕事も」有り得ないほど素晴らしい人物も、実直に仕事をしていて殺されてしまった職務に忠実な警察官と警備員の方も、本当に日本にとっての損失という言葉でしかその死を表せません。

後者の事件の場合などは、もし現場に駆けつけた警察官がこの犯人を撃っていなかったらあの池田小のゴミクズ男の時のように沢山の何の罪もない幼子達が殺されていた可能性まで有りました。

本当に恐ろしい話です。

理不尽な犯罪の被害にあわれた方々とその家族の方々に改めて心より哀悼の意を表します。

2018年6月26日火曜日

イヨッ!大統領w

久しぶりにニュースを見て声を出して大笑いしてしまいました。そしてその続報にも。

「俺は大変頭が良い」と小学二年生の様な発言をなさる米国最高の大統領閣下がまた誤爆してくださいました。通常なら失笑というところなんでしょうが、やることなすことコメディアンみたいなものなので今回も怒る事なく大笑い。

このお爺ちゃん、今回はハーレー・ダビッドソンが先に決めていたタイの新工場開設とミズーリ州の工場閉鎖を米国からアジアに生産を移転すると間違った指摘をしていきなりツイッターで「ハーレーは多額の関税なしには米国に販売できないと理解しないといけない!」との超一級の誤爆。w

もとより国内向けのハーレーは殆ど国内産で間に合っちゃってるわけで、上がっていくのはその材料たる資源や部品の値段です。やっぱり割りを食うのはその愛用者です。

そもそもお前が経済原則をガン無視して選挙用の言葉を実行しちゃったからでしょ?これからもありとあらゆるものが部品、材料、製品諸々を含めて一気に値上がりしていくわけで、一番の被害を被るのは「当初から予言されていた通り」この痴呆老人の支持者層の人々と産業界。全く見えてないんですね、この裸の王様は。

ハーレーは米国の象徴というべき製品の一つでそのIron horseは世界中にファンを持っているのは誰でも知ってる事実。爺ちゃんは就任前後から一貫して保護主義・関税政策を通してこの米国のアイコンたる会社を「支援していく」と繰り返し表明していたのですが、雇用拡大の代表例としていた恋人からは事実上背中から刺された格好にされちゃいました。

そりゃそうですよね。ハーレーは資本主義の最もシンプルな原理原則に従ったまでで、企業としてやった事はな~んにも間違ってはおりません。それともUPennの有名business schoolであるWhartonを大金を払って卒業なされた自称秀才様はその上を行く深謀遠慮を隠し持たれておるのでしょうか!まるでどこかの偉大なる無敵の大将軍様と一緒ですね。

さあ、これからが愉しみです!

中間選挙でのこの秀才大統領様が一度目の選挙民の洗礼を浴びる時にはEU、中国その他の国々もお互いが血を流しながらも報復合戦に血眼になっているでしょうから、その時にはこの殴り合いがどれほど悲惨か最初の予兆が出始めている頃でしょうから。

まだこの爺さんは気づかないんでしょうね。過去の歴史において保護主義で最終的な勝利を上げたものは誰もいないことは過去のしつこいほど繰り返された歴史がしっかり示しているのですが、歴史から学ばぬ愚か者が国のトップとは・・・ご愁傷様です。

とは言え、日本も悪夢のようなルーピー、ば管、笑うセールスマンがトップを務めていた旧民主党の時代もございましたので、人の事笑う資格は無いんですけど。

2018年6月25日月曜日

娘のロシア行き決定

「パパ決まったよ」と、布団に寝ながら私に次女が話しかけてきました。

「何が?」と言った所、ロシアい行くって言ってた話、Foundationのほうから連絡があってロシアの夏の三ヶ月を来年の8月から向こうで過ごすことに決まったようです。
何というか親としては「良かったね!」としか言えないのですが、とりあえず無事であって経験をいろいろと積んでくれるのであればそれで満足です。

財団の方からは5000ドルほどの補助が出るとかいう話なんですが、詳細は聞きもしておりません。w

行き先はロシアのどこなん?と聞いた所、「ヴォロネジじゃないかな~」との返事。その年のナマエは社会科で昔出てきただけに名前そのものは知っていても、具体的にどこにあるのか、そしてどんな街なのか等まではもちろん知りませんので、ネットで検索をするとなかなか面白い街です。

モスクワの南約400キロ、クルスク大戦車戦で有名なクルスクから東へ200キロ、ヴォルゴグラードの北西約400キロ、炭田で有名なドネツクの北300キロ位の街ですね。ウクライナの国境までほぼ100キロしかないところですね。ちなみにチェルノブイリまでは真西に5-600キロ行かねばなりません。

さて、この街どういった街なのかをWikiその他のネットの情報で見た所、芸術と文化の街のようです。あのチェレンコフ光で有名なチェレンコフが通ったヴォロネジ大学があるのもわかったし、ロシア最初の艦隊のための造船所があったなどという細かい情報以外にいろいろと書いてあります。

娘としてはアフリカの結構危険な地域にもボランティアで行ってみたいとか言うようなこともぼそっと呟いておりましたので、そちらの派遣とかにならんで良かったと内心ホッとしております。

こういった知らないものを見てみたい、遠くに行ってみたいというキャラは一体誰に似たんでしょうか・・・。嫁さんにジーッと顔を見つめられそうですが。w

2018年6月24日日曜日

いや〜、すげ〜!

ワールド・カップは毎度毎度本当に何が起こるかわかりませんな!

まさか日本がセネガルのような強烈なフィジカルと個々のタレントを貼りわせた様なFIFA ranking27位の”間違いなく”強い国とあれ程のゲームをしてくれるとは。

GK川島のパンチングによるクリアミスは正直「オッサンの時代はもうこれで最後のWCだな」と思わせるだけの(´・ω・`)レベルのものでしたが、その後の試合の流れは正直そのランキング差を感じさせるようなレベルの違いはなかったと思います。

滅茶苦茶に惜しい大迫や乾の得点チャンスも有りましたが、それはそれ、相手にも同じ様な”逃した”ビッグ・チャンスは有りましたので、あまり贔屓の引き倒しも出来ません。

しかしゴールを物にする能力というのは(実力[=努力x才能]x運)という、サイエンスの世界でもそのまま通じてしまう方程式が有るよな〜ってしばし感じ入ってしまいました。
(何でも何事かを汲み取ろうというところがオッサンのオッサンたる所以ですね。w)

ランキングからすると10回試合したら、7ー8回位はセネガルが勝ちそうな気もするんですが、数字だけではとてもとても測れないのがワールド・カップ。
結局、結果は2−2という攻守ともにその点数が普通には予測できなかったような点の取り合いとなりました。

しかし持ってる奴は持ってるんですね。ビッグマウスもキチンと決めてきましたし、言った事を形にする能力は選ばれた男なんだなって感じた夜でした。

2018年6月23日土曜日

娘が家庭教師をすることに

以前から探していた夏のバイトですが、娘の滞在期間が短すぎて「長期」の仕事継続を望む相手側は「3ヶ月」程度の長さでは仕事を依頼できないと言ってきます。

ところが、この短期間でも・・・ということで依頼をされてきた方が出てまいりました。

子供さん達の教育に熱心な方で、上の娘さんは既に大学一年生。下の娘さんは中学生なのですが、医療関係の仕事に将来就きたい上に、可能であればアメリカでの勉強もやってみたいという大変意欲に溢れる子供さんです。

私は学習をする人間のことを何時もこんなふうに嫁さんに例えます。「馬を水飲み場まで連れて行っても、その水を飲むか否かは馬自身」というものです。
結局自らがモチベーションを持たないものは幾ら金や時間や労力をかけても全く無駄というのが私の考えです。しかし、この娘さん達はどうやらそういった駄馬とは反対の駿馬のようで、親であるその方も今日の今日まで娘さん達がそういった夢をこっそり持っていたことを全く知らなかったという話。

今どきの日本、親が大変な金をかけて一から十までセットアップしたレールの上を走って大学に入り、卒後に何らかの職業に就いてもそれでその人物がどこまで成功するのか・・・今の日本の高学歴の方々の中で、この親に受けた「害」から逃げ切れないまま大人になってしまっている人々のなんと多いことか。

兎にも角にも、今日の夕方は娘さんの家に私が次女を送りに行ってまいりました。

娘の話ではまず夕食を摂った後それから二時間半ほど娘さん達と英語を使っての話をずっと続けたそうです。
これから娘が帰国するまでの間に、二週間に一回の割合で後七回ほどのtutoringを行うとの事です。

娘の話が良いrole modelとして何らかの更なる夢を産む起爆剤になれば良いのですが。

2018年6月22日金曜日

アメリカの戦友

今日は新潟からお伊勢さんと名古屋に遊びに来た友人御夫妻を歓待しました。

彼らは私がリッチモンドに居た頃の研究仲間です。彼は非常なハードワーカーかつ優秀な人物でして、恐ろしいほどの速度で論文を作り上げていきます。
今年に入ってからも既に10報以上、しかもその論文はなかなかに壁と質の高い論文にアクセプトされておりますので、誰も読まないようなつまらない論文を多産する某国の研究者達の作品とは質が違います。

日本に帰ってきてまだ三年ほどですが、既に60報以上の論文を仕上げるという多産ぶり。
彼の大学、彼の医局が彼のことをホープと見做すのも当然といえば当然でしょうか。

今回は私の方でJRゲートタワーホテルに御夫妻で泊まっていただき実質的な親子水入らずの旅行を楽しんでもらいました。ホテルの方には前もって電話を入れておき、眺めの良い部屋にしていただくようbest effortを払っていただくようにお願いしていたのが功を奏したのか、大変眺めが良いと当の御夫妻からは好評で何よりでした!

さて、娘と息子と妻を連れて久しぶりに東山線に乗り名古屋駅へ向かった我々は高島屋前の金時計下で落ち合うということでセットアップ。6時45分にキチンとであって互いに久しぶりの再会を祝しました。

今回の出会いがアメリカの頃と違うのは、彼らには玉のような可愛らしい男の子の赤ん坊が居ることでした。もう、プクプクとよく栄養が通っていて、体中の細胞に命が漲っている感じで、やっぱり生命力の強さというのが体表から漏れ出すような元気な子でした。

名古屋駅の近くの料理屋でみんなで楽しく食べ、飲み、話し大いに盛り上がったあと散会しました。その間、私はといえば可愛らしい赤ちゃんを抱っこしてずっと話しかけておりました。

しかし十キロの赤ちゃんともなると、最近重いものを持っていない右腕はトレーニングに欠けていることが余りにも明白で、正直攣(つ)りそうでした。w

彼らファミリーの近未来の大成功と幸福を名古屋から祈る私です。

2018年6月21日木曜日

意外な進展!

ちょっと驚きました。

現代っ子ってこんなもんなんでしょうか。
我が病院の医事課のお兄さんの婚活に重大な進展が有りました。今回、6月のミーティングということで彼の方から近所のオイスターバーでまた食事会をしましょうと言ってきました。

残りの我々二人のオジサン・オバサンとしては、一体突然どうした?!?!という感じなんですが、御本人は至って淡々としておりまして「いや、語るほどのことではないし、とても進歩とは言えないようなもんなんですけど・・・」と言いますので、じゃあ、食事会を開いて実際のところどうなのか話を聞こうじゃないですかということになりました。

その話の内容次第では彼が一次会の食事会代を出すか私が全員分の食事代を出すかが決まります。w

まず一次会のオイスターバーできちんと話を聞きますと、前回の話し合いのときに深く反省した彼は前に二回だけ会ったという彼女と「こんな事では彼女がどんな人物かもわからないまま離れ離れになる。」ということに自分の情けなさをを痛感したようで、このままにしていてもまた同じことを繰り返すと考え直したようです。

その結果・・・。ナント彼と彼女は既に数回食事やデートに行き、彼自身も彼の家に彼女を招き大人の男として振る舞ったとのこと。

昭和真っ盛りに生まれたおじさんとおばさんは、フーーーーーーーンと言ったっきり、その事を当たり前のように淡々と語りつつも「進展がなかった」といい切るこの気立ての優しい大人しい青年の顔を見て次の言葉が見当たりませんでした。w

なんだか急に自分がオッサンになったの〜と感じた藤が丘の夜でした。

二次会はウイスキーをボトルでしこたま飲んで、どうやって帰ったか記憶がないという「オートマチック帰宅装置」のスイッチを久しぶりにオンにした夜となりました。

2018年6月20日水曜日

家族が帰国して一年

本日で家族が帰国してちょうど一年が過ぎました。

あっという間と言うべきか、気づけばもう一年も経ってたんですね。
一年前のドタバタジタバタしていた時のあの一瞬が脳裏に蘇ってきます。
海外からの帰国とか海外への引っ越しは距離の壁も、言葉の壁も、法制度の壁も、税関の壁も厚くていろいろと大変ですが、それでも異なる国の空気を吸い異なる言葉を話して過ごす家族との年月は何事にも代えがたい貴重な経験でした。

これからも日本人の方々が家族で海外に数年住むような生活をされるような方も沢山おられる事と思いますが、安全に気をつけて海外での生活を是非エンジョイしていただきたいと思います。

日本の方ばかり見ることなく、現地に居ては現地に溶け込んで、そこの風習に従って生活することを心がけてみることもホームシックなどにかからない方法の一つだと思います。
現地に骨を埋める事など屁とも思わない日本人が減っている昨今、挑戦者の気概を持たない日本人は海外の「遠慮会釈ナシ」の超攻撃型の外国人には全く歯が立たなくなっているのではないでしょうか。

昔の貧しかった頃の日本人の大先輩方のお話を読んだり聞いたりする度に、豊かになった国というのは挑戦するリスクを取る人が減るのはどこでも必定なのかな等と考えたりもします。

中国もインドも、国家が貧しさから脱却した暁にはまず間違いなく国外へ出てリスクを犯さないような内向きの流れが出てくるでしょう。留学のメリットなどが無くなって来て、リスクとなってきている中国などは既にその様な傾向も見せ始めているようですしね。(国内が地獄なら、今でも海外はbetter choiceとなっている韓国などは別格ですが。w)

さて、帰国してから一年の家族。日常も落ち着いて、家族も役所での書類仕事なども含めていろいろなことが定常状態に落ち着いてきました。
しかし、まだ揃っていないものもありますし、アメリカの家もまだまだリフォームしたいところがあります。

下の娘が大学を出るまではなかなかいろいろと落ち着かないんでしょうね。

なんて書いているこの文章も、数年後に読んだら「そう言えばそうだったな~」何て事を呟いてるんでしょうな。

2018年6月19日火曜日

勝負は下駄を履くまでわからない

メキシコとドイツの素晴らしい試合をたまたま見たのは良かったのですが、相変わらず日本チームへの関心は何にもない状態で日々を忙しく過ごしておりました。

ところがところが、昨日は仕事が終わって嫁さんの待つ家へ帰ってくると、会うや否や「日本勝ってるよ〜〜!!」との衝撃発言がその口から飛び出してきました。

思わず「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」という声を上げて居間に飛び込んでいくと真に驚くべき点数と展開。今の今まで滅茶苦茶ネガティブな評価を受け続けていた西野ジャパンの強気に満ちたメンバーの発言を思い、ちょっと胸が熱くなりました。

勝負師は下駄を履くまでその勝負の流れを引き寄せ続ける努力を忘れないということをすっかり忘れていた愚かな私でした。orz
やったろうやないかい!という状況になった時の勝負師達の心のありようがもたらすチームの変化というものを全く予想することが出来なかったわけですから、私の眼もやっぱり節穴でしかありません。

日本のキーパーは正直??でしたが、攻撃では11:10の数的優位を生かしての惜しいチャンスが何度も有り、大変面白い試合でした。

やっぱり勝負事は結果が全て。特にプロの集団は結果のみが全て。
こうなったらロートル・オッサン軍団の意地を見せて欲しいものです。

2018年6月18日月曜日

SUITSを観てます

アマゾンのプライムで観ることの出来るビデオの中にあるドラマにSUITSというのがあります。

もう何年も続いている人気ドラマなんですが、中身はリーガル・ドラマでハーバード卒の人間を集めた法律事務所をめぐるいろいろな面白い話が次々とめくるめくように回ってきます。

しかし、このドラマの核はなんと言っても人間。リーガルドラマの白眉はやはり人間の世界のお話だということを何度も何度も解らせてくれる素晴らしいコンテンツを含んでいます。
基本的にこのドラマのコアになる部分は(ネタバレになりますが)マイクというphotographic memoryを持つ怪物のような「ニセ」弁護士とその上司に当たるハーヴィーと言う頭の激切れ男の周りの部分。勿論、二転、三転というのはお決まりなんですが、鉄壁の論理を持つ負けず嫌いの男たちにも実は弱い部分が有りまして・・・。

私は映画やドラマでは潜水艦ものとリーガルドラマに滅多なことではハズレと言うもんはないと思っています。それはきっと恐ろしいほどの濃密な人間関係の中で人が吐き出す切羽詰まった本音がぶつかりあうからだと思っています。

狭い空間でぶつかりあう分子というのは物理の法則では間違いなくヒートアップの方に動く訳でして、熱いドラマが繰り広げられるのは必然となるわけです。

未だシーズン2の後半までしか観ていませんので、まだまだこれから話は間違いなく流転を繰り返すはずですが、こんなのを観ていると日本の他のテレビドラマも頑張らないと、例え海外勢にドラマで負けないにしても、NetflixやAmazon製の和洋の作品群に大河に呑み込まれるが如く消滅していくのではないかとちょっと考えてしまわざるを得ないのでした。

やっぱ、モニターとネットは残ってもテレビ局は消えるまでは行かないとしても、小さな小さなローカルニュース中継局になってしまったりして。

2018年6月17日日曜日

父の日のプレゼント

今年も向こうから勝手にやってきた父の日。

私が意識していなくても娘とタッグを組んでなにかしら選んでくれるみたいです。去年は娘たちから時計でしたが、今年はカジュアルな上着と部屋着を選んでくれました。

なんで部屋着と思って聞いてみましたところ、私が部屋の中でパンツ一丁で行動することがちょいとばかし宜しくないという”ほぼ家族全員=女性陣”の一致した意見で「あの裸の大将に服を着せろ!」となったようです。w

という訳で、次女の目に適った服が選ばれたわけですが、大変シンプルなデザインのハッシュパピーのカジュアルウェアでした。
多分ブランドの選択までは嫁さんがしたんだろうと思うのですが、デザインのチョイスは間違いなく次女。選ばれた服を見て、改めて娘の趣味を知ったお父さんでありました。

ところで、この父の日のプレゼントを頂いたのは誠に結構なんですが、そのプレゼント代金はどこから出ておるのかと”フト”嫁さんに尋ねましたところ、直ちに「男が細かいことでガタガタ言わない!」と言ってピシャリと機先を制する発言で私の質問を封じてしまいました。

そうです、つまらない事を聞いたキXXXXの小さな私が悪いんでございますです。ハイ。

2018年6月16日土曜日

上には上がいるもんだw

どの世界でも極端な奴というのは居るもんで、そんな極端な連中の中から驚くべき結果を出すものが出てくるものですが・・・。

今回のその極端な人は私が昔、その子の中高校生時代に家庭教師をしていた女性なんですが、何が極端と言ってポケモンGOへのハマり様です。
毎月一回のポケモンチャレンジの日が週末に来るのですが、この日はいつも珍し目のポケモンが登場してはその色違いバージョンが出るというパターンが多いんです。

毎回できるだけそれを集められるようにはしているんですが、通常は2〜30匹集めるとその中に色違いが一匹くらいは居るって感じなんですね。それを一匹ゲットすることもってその日の終わりみたいにしているのが普通なんですが、その子は別格。

毎回最低でも五匹、今回のコレクションに至っては8匹もその色違いを集めたということ。orz
「お前頭おかしくないか?w」と言ったのですが、本人は至って平然としておりまして、「だって淡々と歩いて集めたらこれくらいはすぐたまるよ〜」等と曰わっておりました。

改めて極端なやっちゃと思いましたね〜。ポケモン偏差値68くらいですか?テキトーですが。w

しかしレイドバトルしているときに見ていると、集まるときの周りの皆さんのレベル40(Max)の多いこと多いこと・・・。皆さんやりすぎです。
それにしても嫁さんがこの前バス停で70過ぎだろうと思えるおじいさんがバス停でスマホで何かしてると思って覗き込んだらポケモンだったんで思わず笑ってしまったというのを聞いて、やっぱりポケモンは人を外に出して散歩させるのに役だってそうだなって改めて思いましたね。

2018年6月15日金曜日

新車買って二年で初めて自分で洗車

え~、もともと車を洗う習慣というものがありません。

車は雨に洗わせてそのまま天日乾燥なんていう感じの毎日なのですが、車を買って二年の間に洗車ワックスまでかけたのはディーラーの洗車サービスで2500円払って一度してもらったっきりです。

車のアルミホイールも、ダストで茶色くなってしまっていたのですが、車のボディペイントと同色になっていたこともあり、それをいつも見ていた内科外来の看護師さんが初めてその色が変わってしまった時に「あれって車体と同じ色に合わせてあるのかと思ってました。w」と言われたものです。

私自身は車の中にはほぼ一切何も置かず、なるべくチリ一つ無いような状態に置くようには心がけているのですが、外を綺麗にすることには一切の興味が無いのでした。車は安全に人を運べてかつ速く移動できると言う条件だけを満たしていればよろしいという感じでして、特に不満もありませんでした。

ところが、内科の主任さんにある時「先生!車は外も洗わないと駄目です!!」とガチっっと言われました。それに対し私は「いやあ、中が完全に綺麗ならそれで良いんですが・・・」と言っても、再び「だ~め、洗ってください!」と言われてしまいました。

という訳で、近所の洗車場というのを探し出して本日車を買って初めて洗車ということをしてきました。アメリカに居たときは家のガラージの前で年に一、二回は水をかけてから水拭きなどをしていたものですが、日本では初めてです。

高圧洗浄機に300円使うとともにコインバキュームでちょこちょこと車内を綺麗にして(もともと綺麗なのですが)、マットレスも無料の洗浄機にかけてみました。確かに綺麗になりましたので「ホウホウ」と我ながら感心したのですが、同時にめちゃくちゃ汗をかいたのが体に付いた塩で判るほどでした。

クルマ洗いがダイエットの一助になるなら良いかも?と考えるほどでした。

という訳で今日家に帰って体重を測ってみたらナント70.1kg!もう少しで70切りも目前ですな。事実上、ダイエットを始めたのが4月始まるかどうかという頃でしたので、二ヶ月半で約5キロほど減ったことになるわけですが、まだまだ「安定的に」70キロを切らなければなりませんので、油断をせずにもう少し頑張ってみたいと思います。

無理はしてないので、まあ良いですかねこのままで。

とりあえず激暑炎天下の洗車は痩せるということがよく判りました。w

2018年6月14日木曜日

排便の間隔は如何?

入院中は何かと忘れがちながら大変重大な問題があります。勿論、疾病の治療自体は最重要の問題なのは論を俟ちませんが!

それは「排便」なんですね。(もう一つの大きな柱は睡眠なんですが、これはまた別の機会に。)このコントロールに失敗すると、時に大変深刻な問題を引き起こすことも多々あります。

基本的にこの便秘というのを定義することは大変難しく定量化にも難しい問題があるのですが、多くの場合は単純に3日以上の間隔ででしか出ないとか週二回以下の排便回数位と捉えておけば多くの場合問題ないと思います。

この便秘のコントロールを行うために各種の下剤は病院内のみならず院外のマーケットにおいても普遍的に使われるという意味では「薬の王様」のようなポジションを占めていると考えて良いでしょう。いろいろな体の生理作用や腸内細菌を利用して排便を促す各種の薬がありまして、ざっと分けても内服、挿肛・坐剤、滴下タイプ、浣腸剤などあり内服薬も各種の生理作用を単一で利用するもの二種類以上の生理作用を利用するものなどあります。

排便が困難になる理由で多いのが入院時のベッド上生活による体動の低下、あとはどうしても高齢者が多く入院することが病気のパターンとして多いのがあります、どうしても腸管の運動性が低下してきているのです。また、本当に多いのは精神科で向精神薬を投薬されている方ですね。これにもきちんと理由があるんですが詳細は省くにしても、腸管というのは第二の脳と言われるほどガッチリ神経支配を受けておりますので、こういった投薬による神経活動の抑制と刺激のバランスが様々な消化器症状を起こしてきます。

本当に精神科診療ではちょっと油断をするとイレウスになるような状況の方が出て来て内科に緊急で紹介されるのを頻繁に経験します。
入院中の患者さんを助けるためにイレウスチューブを挿入したり、大腸内視鏡で整復を行なったり、外科の先生に開腹オペを依頼せざるを得なかったり、便秘一つでも医師はいろいろやることがあります。

また、女性が「痩せること」を標榜する市井の内科医の処方で種々の漢方や下剤を処方され排便を(若くとも)人工的に誘導された挙げ句、電解質異常や脱水を起こして元気が無くなって病院にやってくることもあります。

上には書きませんでしたが、下痢もまた時にコントロールは大変。下痢になったからと言って単純に止めれば良いというものでもなく、その成因によっては下痢を止めることによって体内に毒素を貯留させることになり重大な障害や死の引き金になる可能性のある疾患もありますので、慎重かつ迅速な判断を求められることも多いのです。

出なくても困る、出過ぎても困るということで実際に多くの人を悩ませる排便の問題。アメリカでは容易に使えても日本ではまだ使えない薬もありまして、なかなか奥の深い世界です。

ちなみに私はどちらかと言うと便秘気味。まあ、どうでも良いことですが。w
デブの宿痾でしょうか。それとも運動不足の結果としてデブになっているからこそ腸管の動きが悪いのか・・・。orz

2018年6月13日水曜日

病院で働く看護師さん達の人間関係

どこの職場でも大変な事はいろいろとあるのでしょうが、病院というところもまた大変人間関係の難しそうなところです。

大変そう・・・というのは私自身にとっては人間関係に巻き込まれるようなことは実際に起きていないし、巻き込まれているのかもしれないけどそれに気づくような敏感な人ではありませんので特に問題はないのですが。

内科系では看護師さん達のほとんど全員が女性ですので、どうやらいろいろとあるようです。特に夜勤などで私が病棟に呼ばれて仕事をしたり、巡回したりしている時にいろいろと看護師さん達が愚痴を言ってきたり、囁いてきたりするのですが、その多くが対人関係の悩みでして、結構この人達も業務自体とは関係のないストレスとも戦わないかんのですな~としばし考えたりする事も一度ならず。

男は男でまた違う対人関係の悩みがあるのかななどと考えてしまいがちですが、少なくとも私自身は、今までどの環境下でも、そういった事を気にかけて仕事をしなければならないようなコンディションにはなかったので幸運なのか?やはり鈍感なのか?多分後者なんでしょうが。w

そんな鈍感な私でも、ナースステーションで話をしたり仕事をしている看護師さん達の間で仕事をしている時に「・・・これは、ウムム。」と言う不穏な空気を感じることもあります。

何だか新人さんとかに辛く当たる(特に年配の)看護師さんが「たまに」居るような。

具体的には新人さんが先輩に話しかけても言葉を返さないとか言うような感じのときでしょうかね。そんな新人さんが夜勤のときに、やはり「大変なんです。」等という話をしてくることもありますので、そういった時に私が感じる「空気」というのはやはり同じ様に他の人も感じているのでしょうね。

なんでこういった安っぽい行動に出るんでしょうかね。私から見てその新人さんが何か悪いこと、気に触るような事をしているようには全く見えないんですけど、所謂「波長が合わない」という奴なんでしょうか。女性のこういった行為は私のような鈍感野郎には全くもって永遠の謎です。

仲良くすればいいのにね。自分の職場を自分で住みにくい所にして何かメリットでもあるのでしょうか。小さい小さいテリトリーで上下もへったくれも有ったもんじゃないと思うんですが、そういった行為が全体に小さな緊張感というストレスを作り出していることには気づきませんかな?

とは言っても、この手の話はどの病院に行ってもどの病棟のナースに話をしてもやっぱり普遍的にあるみたいですし、その中身は殆ど全く同じようなものばかり。
今日も日本中で患者さんの見えないところで無益なバトルが繰り広げられているんでしょうか。

2018年6月12日火曜日

これほど成果のない会談も珍しい

二人のお山の大将によるシンガポールでのミーティングは見方が2つに別れているようですが、私はネガティブの方に一票入れることにしましょう。

正直なところ「成果は?」と問われれば、唯一つ言えるのは二人のボス猿がサル山の外で会ったことと要約されるのではないでしょうかね?
どちらのサル(ブタ?)も傲岸不遜で自尊心が肥大していることが最大の共通点で、どちらも自分は大変頭がいい戦略家と思っている可哀想なところもこれまたそっくり。

これだけ大山鳴動状態で始まった会談が、何の中身もないただの合意文書?というか、サイン帳の交換で終了したというお粗末さに大笑いです。

曰く核の完全破壊と廃棄、曰く拉致された日本人の問題の再言及などいろいろと言われていましたが、結局はなーんにもなし。具体的な行動指針がなにもないような会談でも日本のような国家であれば、その合意文書に縛られもしましょうが、あのならず者国家は言葉の端々を捉えてはいつも言いがかりをして逆ギレするのが御作法となっておりますので、何も期待することが出来ないのはもう日の目を見るよりも明らか。

しかし、最大限ポジティブに評価するとしたら会ったということそれ自体でしょうか。

今回の会談の中身はアメリカにとっては勿論、日本にとっても韓国にとってもEMPTYでしょう。結局勝ったのは観光旅行をした朝鮮トンカツと西側が何も得ることが出来なかったことを確認できた中国でしょう。

そうなるだろうと思ってやっぱりそうなった今回の会談。何となく日本サッカーのナショナルチームに対するロシア・ワールドカップでの勝利への期待と似たものがありますかね・・・。

2018年6月11日月曜日

ヴェルファイアを使うとな?

今年の八月にちょっと嫁さんの実家に帰ることになりました。

場所は長崎なんですが、そこに帰るための手段をどうするかで、今回いろいろと考え込んでいました。実際はタイミングを色々と見ていたという方が正しいでしょうか。
それというのもアメリカからまた長女とその彼氏も帰ってくるということで、その二人も入れて考えなければならないためでした。

全員の分の往復航空券は早い段階で買ったとしても15万円弱、今の時期では既に安くても20万超えです。orz

という訳で、色々な交通手段を使ってのアプローチをそのバージョンごとにざっと頭の中で概算していったのですが、結局車を使うのが一番安いんですね。
時間を金で買うという考え方もありますが、実際は途中の道すがらを愉しむのも旅の醍醐味。ドライバーになることが自然と「私」と確定していますので、その選択権は大きく私に委ねられています。

その上で実際にこの時期の最低六人が乗れる車を調べてみるとエスティマやアルファードが家の近くのレンタカー屋さんで出ていることが判りました。
デカイほうで五日間ほど借りると約五万。安い方のエスティマだと四万弱ですので、。快適さの差を考えるとその差は微々たるものではないかと考えました。

実際の所これで行くかと考えていた所・・・ナント!
いつも勉強を教えているヘルパーさんがヴェルファイアを買ったとの情報が・・・。しかもいつもお世話になっているからということで、車を貸してくれると言うのです。
夏に実家に帰ることは言っていたのですが、その計画は詳しく話していなかったのにLINEで入ってきて向こうからオファーしてくれたのでした。

その間、私の車をヘルパーさんに貸すということでお互い納得となりました。助かった。

こんなでかい車はアメリカでオデッセイやシエナ(日本にはありません)を運転していたとき以来の運転。しかもヴェルファイアはマイルドヤンキー御用達のソファのような椅子の載った車ですのできっと快適なのではないでしょうか。

私の支払いで双方が友達の車を借りる保険(セブン・イレブンでは入れます)を払ってもまだまだお釣りが来ます。それにしてもオヤジ業というのは色々と出費がかさみますな~。

誰か養って欲しい。w

2018年6月10日日曜日

メキシコは恐ろしい所となってしまった

議員が何者かに後頭部を撃たれて死んだというニュースがニュースに出ていたメキシコ。

アメリカにいた頃からMS13がウイルスの様にアメリカに浸透してきている様子や、その他の恐ろしい麻薬絡みの血で血を洗う殺し合いの様子が写真やビデオで出されているのを見ていましたし、ドキュメンタリーでもカルテルの報復や金品を使った司法の買収、そして金品で靡かない者に対する本人や家族などの誘拐と虐殺はほとんど完全な世紀末状態。

アメリカの外交官でさえ命を付け狙われて路上でギャングに蜂の巣にされるような国ですからもう国家として終わってます。
悪いけどメキシコ行くくらいならシベリアのどこかを犬ぞりで単独旅行したほうがまだ命の危険は低いんじゃないかと思えるほど人倫道徳の退廃という意味ではもう行き着くところまで行ってる感じの国ですよね。

惨殺の方法やその規模が桁違いすぎて、日本の連続殺人犯達がひよっこに見えてしまうほどの質の悪さという意味では、国境線をしっかりさせたいと心の底で願うアメリカ側の現地住民の気持ちも解る気がします。

本当にこの世に現れたdystopiaというかdeathtopiaというか・・・。
大学院時代、北朝鮮には観光旅行で喜び勇んでいったこともあるし、内戦状態のユーゴスラビアで一人旅を続けたことも有る私ですが、そんな私でもこの国は旅したくないです。

メキシコの研究者の友人から遊びにおいでと何回か誘われたことがありますが、そこはやんわりと・・・。無理ですから。

CNNによると、
挙戦開始後、殺害された候補者や政治家はこれで計112人に達した。連邦議会選の立候補者の犠牲者は今回が初めて。 メキシコの地元紙によると、プロン候補は討論会で当選後の治安対策を尋ねられ、「正面から犯罪に立ち向かう。恐れることはない」などと述べていたという。 エテレクトによると、これまでの選挙戦中、同国32州のうち22州で立候補者が殺害され、最多はゲレロ州の23人。 政府統計によると、メキシコ国内で昨年報告された殺人事件は2万5000件以上で、20年前に統計収集が始まった以降では最多となった。

これが世紀末でなくてなんでしょうかね。
君子危うきに近寄らず、クワバラクワバラです。
メキシコワールドカップが開催されていた頃の貧しくも正直に生きる人々達の国だったあのメキシコが、ここまで変わり果てるとは。麻薬とそれに絡みつく金は人間を完全に変える恐ろしい魔物なんですね。

2018年6月9日土曜日

ワシントンDCの長女からLINE

夜中に長女からいきなりLINEが入ってきました。

一体何の要件かと思って見てみると「お父さんメガロ・ボックスって知ってる?」という話。正直なところ聞いたことなかったのですが、返事の前に瞬間的に検索をかけるとどうやら少し前からアニメとして出ている”あしたのジョー”へのtribute番組のメガロボクスのこと。

娘がアメリカで見始めたとのことで、ドレドレ日本でも視れるかの?と思って調べてみるとなんときちんとアマゾンで見られるようになっておりましたので早速視聴開始です。

長女に聞いてみるとやはりというか当たり前というか原作であるところの”あしたのジョー”は知りませんでした。
そこで、娘にはあしたのジョーがその連載当時どれほどの社会現象をもたらしたかということを手短に説明したところビックリしていました。

実際にテンカウントゴングが鳴らされたリング葬が行われたことなども勿論知る由もないでしょうが、何に関しても始めると詳しく知らないと満足しない”マニア”の娘の事なのできっとアッと言う間にあしたのジョーの情報通になることでしょう。

ところでこちらのメガロボクスの方ですが、実際のところ話としては面白いです。
オリジナルのあしたのジョーほどの昭和のドブの臭いはしませんが、それでもよく出来たtributeにはなっていると思います。

金持ちと貧乏人の二軸対立はいつの時代も本筋の判り易い良い物語を産むみたいです。
雑草の一人として応援するのは無論ジョー。丹下段平の気持ちが良く解る歳になった立派なおじさんなのです。w

2018年6月8日金曜日

奇跡の書類到着

なんとも奇跡的なことが起きました。

あのLazy Dogの代表とも言うべきIRSが一週間の間にTax transcript(税金の謄本というか証明書みたいなもの)を仕上げてきました。

カリフォルニアの税理士さんに委任状を与えていたので、電子的なアクセスの権利を使ってもらって頻繁にupdateの状態を調べてもらっていたのですが、ずっとカラの状態でした。しかし、それがやってきました。メールボックスに税理士さんからの何かの添付ファイル付きメールが来ているではないですか!

もしかしてもしかしてもしかして?というはやる気持ちを奥底に押さえ込みながらそのメールをチェックしてみるとナント!7ページにわたるtax transcriptがしっかりと添付されておりました。

直ちにそれを娘の大学のfinancial aidの方に送付させていただきました。

は~〜〜〜〜〜〜良かった。スーパー滑り込みセーフでした。

映画で言えば降りてくる分厚い遮蔽壁の下にペチャンコになるかどうか賭けて飛び込んだらギリでセーフと言う状態。少しは血圧も下がりそうです。