2018年8月31日金曜日

コーディネーターが欲しい

いろいろと家のものを買おうとする時にそれぞれのデザインをみながら、値段と相談しながら物を選ぶことになります。

しかし、実際に揃ったものをみてみると、各家庭ごとに全然その雰囲気は異なり、殆どの家では仕上がりとしては“残念”なものが多いのもかなり確か。
買って揃えたそれぞれの品はかなりかっこ良かったりするのですが、揃ってみるとマッチングが・・・と言う感じで、センスを感じるし「コレは良い!」と思えるのはごくわずか。

そこで登場するのがコーディネーターの方々なのですが、この人達というのはきっと好きでそっちの方面に進んだという人が多いのでしょうが、いろいろと勉強を重ねていくことで、そのコーディネート力に磨きがかかっていくんでしょう。

それでも、どの世界でもそうであるようにセンスの差というのはあるはずだろうし、コーディネートの実務作業においてもA風が得意、B風が得意、C様式が得意というのがあるのでしょうから、それくらい実は難しいのでしょうが。

結局ファッションデザイナーとかスタジオでのコーディネーターのようなもんなんでしょうが、そういった人を家のデザインに呼ぶほどのお大尽ではないので、どうしてもその手の本を頼りにどんなふうに家をキレイに飾ろうかとか、嫁さんのデザインの好みに合わせていくかということになるのですが、ミニマリストの私としてはできる限りモノは置きたくないしというのもあり、すり合わせの難しいところです。

未だに手付かずのキッチンボードとソファ。無数の候補をネットで探してはいても、最終的な候補としてはまだ実際のオーダーをしていません。
一体お前らは何時になったら家のものを揃えるんじゃ?と言われそうですが、嫁さんたちが帰国してすでに一年なのですから、まあ聞けば誰でも呆れてしまうレベルです。w

TOKYOインテリアで買い揃えようかなどと言てみたり、近所のIKEAのものを部分的に入れようかなどと相談したり。本質とは関係なかろうということにはあまり時間も労力もかけずダラダラとなってしまう我が家の悪い癖ですね。

今年中には!と言ってみたりして・・・。

2018年8月30日木曜日

ついに来た!

忘れた頃に突然やって参りました!

自分でもすっかり忘れていた「あるもの」がアマゾンから突然届きました。あとから調べてみたら、確かにメールにそれが発送準備中、只今発送中などと時々刻々その変化をおしらせする記録あったのですが、それは後で気づいたこと。

実際届いたのはNeoGeo Miniでした。

仕事中に嫁さんから「アマゾンからなんか届いたけど、開けていい?」というLINEへの連絡。「はてさて?なんか俺頼んだっけ???」と思いつつ「ええよ~!」と一言返事したところ、次には呆れ顔の絵文字とともにネオジオの箱の写真が送られてきたのでした。w

そう言えば、二ヶ月ほど前になんかのネットニュースで見た記事を頼りにしてアマゾンで検索したところ、何とすでにその時点で予約注文が開始されておりました、値段を調べたら12,000ということでしたので、PS4なんかと比べたらメチャ安です。
しかも、沢山の昔の人気ゲームがてんこ盛りで入っている上に、テレビの大画面にも繋ぐことができるという素晴らしさ。ゲーマーとして買わない手はありません。

実際にミニ画面でやってみた感じは本当に昔のアーケードのミニミニ版という感じでして、実にいい感じ!
しかし実際に驚くのはこのサイズに画面アウトプットがついていて更に大量のゲームがギッチリ詰まっているというその技術の進歩です。
当時であれば正に夢のまた夢の更に先のような世界が2018年の今の世界では“容易に”実現できてしまうという素晴らしさ。

長生きはしてみるもんですな~。w

2018年8月29日水曜日

ぶどうの季節

いつもいろいろと我が家のために気遣ってくださる方から贈り物をいただきました。

頂いたのは嫁さんの大好物のガトー・フェスタ・ハラダの巨大な箱に入ったグーテ・デ・ロワと物凄く美味しいこれまたたわわに実った8房もの美人マスカットでした。

グーテ・デ・ロワは食べ過ぎると嫁さんに恨まれるのでつまむのはやめという事にして、皮ごと食べられる美味しいマスカットを頂いたのですが、冷やして良し、室温でも良しと言う素晴らしい美味しさでした。

あんまり美味しいので、病院に持っていって内科病棟に各一房ずつ持って食べて貰いました。あとは残りの一房をいつもお世話になっているリネンのおばちゃんに持っていって食べてもらうことにしました。このおばちゃんには私と同い年の息子さんが居たのですが、私が日本に戻ってきて一年ちょっと経った頃に全身に転移した癌でアッと言う間に亡くなられてしまった為、私の年齢を尋ねること自体が「死んだ子の歳を数える」という行為になっているのでした。

さて、こうやって頂いたものをお裾分けするとともに自分達でも食べていたのですが、その日の夕方に今度は別の人物から「今日はぶどう狩りに行ったんで、そのお土産です~!」ということで、今度は巨峰を3房!もいただきました。

これはこれでまた美味しくて、同ぶどうという果物なのに全く別の食べ物ですね、これら2つは。そういえば、種無しぶどうは種なしぶどうで全く食感が違いますし、いわゆるぶどうぶどうという感じの大峰なんかもまた別物ですよね。

この時期にこんなうまいものを大量に食べていると、体重制限に歯止めが効かなくなりそうで、本格的な「天高く馬肥ゆる秋」の到来以前に肉が舞い戻ってきそうな嫌な予感が致します・・・。

さくらももこさんの訃報

直後にスマホの速報で知ったさくらももこさんの訃報。

実はお盆の間に亡くなられていたとのことで大変ショックを受けました。
彼女と私は年代的にだけではなく、年齢そのものが全くの同級生。たった二ヶ月彼女のほうが早く生まれているだけで、彼女の描く小学生時代のちびまるこの世界はもうドンピシャリ私の幼少時の世界と重なっていました。

私が考えるももこさんの凄い才能というのは、実に何気ない誰にでも起きているような連続する身の回りの日常を描写しているだけなのに、それを見る人をして誰もが「ああ、この感じあるある!」と感情移入させた上で、その話自体が大きなうねりを持つ山あり谷ありの筋を描いていて非常に面白いというもの。

こういうのはただならぬ観察力と感受性があればこそ、という正に才能のなせる技ですよね。それが本物であることはエッセイを読んでも直ぐに分かりますし。
今、手元に緑の表紙のさくらさんのエッセイ「あのころ」がありますが、短い文章の中にも「よくまあこんなに何気ない日常を、楽しく描ききるんだろう」と、その観察力にはただ脱帽です。

漫画の原作家としての才能はやはり折り紙がついていて、それが漫画という形でも表現されたんですね。だからどちら向きに作品を“書いても、描いても”人を楽しませる事ができたのでしょう。

何をやっても駄目なまるこを自分と重ねて少しづつ脚色を入れてちびまるこちゃんを書かれていましたが、自分の世代の輝ける星が乳癌によって奪い去られたことに悄然としてしまいました。

乳癌で人が亡くならない時代は確実にやってくるのは間違いない。しかし、その日が来ても彼女と彼女の才能は二度と平成以降の時代には戻って来ない。
しかし、きっと彼女の世界観と才能を受け継ぐ若い世代が現れるのであろうという近未来を私は信じて止まないのです。

2018年8月27日月曜日

エレベーターの豆知識

エレベーターに乗ったとき小さい液晶画面に「今日は何の日」とか「知って得意するミニ知識」何ていうのが出てきますよね?

朝、家を出るときから私自身は結構これ気になっておりまして、画面をじっと覗きこみながらいつも「今日の話題は?」と言う感じで読んでいます。
ときにはニュース、時にはミニ知識なんですが、朝は基本的に天気と今日は何の日?というのが多いと感じています。

わずかな時間の間に読めるようにまとめられる方の苦労も凄いと思うんですが、それを見つけてくる方もまたこれ大変だなと思ってます。
読んでいて実際に「マジ?」とか「そうなんだ~」とか、「ああ。あれからもう十年以上経つんだ」とか感慨一入になることもあります。

特に悲惨な思い出となる震災の記念日などは読んでいて朝から「・・・」という気持ちになることも在るのですが、残された者には粛然たる気持ちでその日を思い出す義務があると思っていますので、職場に行った時や家に帰った時などに嫁さんとそのことを語ることもしばしば。

そんななかで、今日は寅さんと関係ある日であることがサクッと画面に出てきました。
なんと今日と言う日は寅さんの映画第一作の公開日だというのです。どこでそんなん見つけてきまんねん?

実は寅さんの映画、我が家には関係大アリでして、私がこの映画を好きなばかりに長女と次女の名前はこの映画の中の登場人物に準じてつけられていたのでした。おまけに今日はオヤジの80歳の誕生日。

いろいろとこじつければ今日は我が家に結構縁のある日なのでは?などと感じた一日でした。

しかし、自分の親父が80歳になるとか正直すげーなーとしか思えません。
小学校の頃、親の年齢をあんまり気にしたことがなくて、何時まで経っても38歳位?と思ってた時期もありましたっけ・・・。馬鹿な子供です。w

いつの日かもっと「おおおっ!」と言うようなコネタがこの液晶画面に出てくる日が来るのでしょうか。

2018年8月26日日曜日

財布を買(わされ)った

主体性の無い買い物をしてしまいました。

久しぶりに二人きりの時間ができたということで、嫁さんは何だかウキウキ状態で妙に浮かれまくっておりました。昼飯に何を食べるのかという事を考えるだけでこんなに幸せになれるなんて、なんと幸せな思考回路の持ち主なんでしょうか・・・。

「どこに行こう?どこに行こう?」と話しながら長久手のある道筋にある沢山の食べ物屋が並ぶ通りを車で流してみた所、オシャレなカフェを発見。眠気と戦っていた私に食い気まで襲いかかって来て頭がどうにかなりそうでしたので早速店に入ってみると、暇そうなおばさんたちが大量にトグロを巻いておりました。

私はカツサンド、嫁さんは何かのスパゲッティを頼んで其々にカフェオレと抹茶パフェのようなものをあわせて食べました。食べたら食べたで腹一杯になってしまい、幸せいっぱいモード。「今度からカフェ巡り一緒にしちゃう?(^o^)」とかいうオファーがありましたが・・・暫くは止めておきましょう。w

その後、帰りしなにイオンモールに寄ったところ、話の中でたまたま私の財布のことになってそのボロボロぶりに話が及んだところで、不味いことに偶々目の前に男性用財布を大量に展示している店が・・・。
嫁さんが手にとって「これはどう?これなんかどう?」等という感じで品定めを始めたではありませんか。内心でヤバイな〜と思いつつ、自分自身も”取り敢えず”という感じで手にとってみました。

私は財布に関して言うと、小銭入れが着いた財布が大嫌いなんですが、革の財布では殆どのものが必ずと言っていいほどこれが右側についているというパターン。
私が欲しいのは左右にカード差しのみがついているタイプなんですが、そんなものは非常に少数ということで、今までは何とかのらりくらりと購入から逃げておりました。

しかし今回は”残念ながら”嫁さんが「これは良い!」というものが三軒目の店で見つかってしまいましてアウト。w
候補は幾つかあったのですが、結局は嫁さんの好みのブルーに濃い青の縁取りスティッチの入った吉田のporterのものを購入させられしました。

前回8年ほど前にバージニアのshort pumpのストアで買ったFossilの財布とはこれでお別れ。思い出ストック行きです。またこれでアメリカの思い出が身の回りから一つ離れていきました。

2018年8月25日土曜日

泥のように寝てしまう

久しぶりにリラックスできると思った土曜だったのですが・・・。

それは夕方まででした。
患者さんの容態が変化してきたとのことで7時過ぎに病棟からコール。通常は私の勤める病院から出る当直の先生にある程度お任せするのですが、今日の当直の先生は外部の大学の先生でしたので、万一の際を考えるとこのような場合には私が出ていくというのが、私自身が自分に課しているスタンダード。

歳取って来ておりますので楽ではないのですが、可能な限りは対応しています。こういう日常ですので、まあ医者が長生きするわけ無いですよね。w

結局、上下動はあるものの幾つかの処置を行ったあと患者さんの容態は次第に安定化してきましたが、観察も入れてこの状況で数時間が経過。既に家に帰って本来の当直予定のある明日に備えて家でもう一眠りという状況ではありませんでしたので、そのまま医局のソファでスコ寝。

少なくとも朝までそのまま病棟からはコールがありませんでしたので、容態は安定していたということで、朝ちょこっと目を覚ましたもののその事自体に安堵し、院内ピッチをそばに置いたまま再び寝落ち。

休めると思った日にそうでないイベントが発生するとやっぱり疲れ倍増です。orz

2018年8月24日金曜日

散々な娘の帰国

朝早くから起きていた次女と嫁さんは何だかいそいそと朝から帰国の最終支度。

次女はほぼノーメークで御帰国なさるようです。
嫁さんと娘を車に乗せて重い荷物を積んで藤が丘駅のバスターミナルへ。ここはセントレアへの直行便が出発する大変便利なロケーションです。

次女と軽くハグしあい、そっと耳打ちし、「俺そっくりのキャラが二人も家の中に居るといろいろと被って迷惑!w」と囁きました。すると娘はニヤッと笑って私の方を振り返りました。

私はそのまま外来の仕事がありましたので病院へ直行しましたが、嫁さんは娘と二人で飛行場へバスに乗って行きました。
後で聞いたところによると、私がお勧めしたセントレア内にある「風(ふう)の湯」に出発前の空き時間を利用してゆっくりと浸かり最後の時間をシェアしたらしいです。

別れる時にいつものように涙流したんか?と嫁さんに聞いたところ「ヒミーツ!」の一言。絶対に泣いとるなこれ。w

このあと成田についた娘からLINEがあり、少しだけシスコへの出発が遅れたようですが、その後は順調なフライトだったようで、進路の傍にあったはずの台風20号の名残の影響はほぼ全く関係なかったようです。

しかし、ここからが問題だったとのことで、シスコに着いたまでは良かったものの、その後は使用予定機のエンジントラブルの為に出発までに四時間程の大きな遅れが出てしまったとのことで、DCでピックアップの為に家で待ち受けていた長女とその彼氏は大きく空振り。

嫁さんのLINEには長女から文句の電話が入ったようですが、最終的に夜中にダレス国際空港でピックアップされた次女に嫁さんから手渡されていた手土産で懐柔されたようです。w

まあ、次女によればメッチャメチャ疲れた酷い戻りだったとのことですが、24時間以上かかっても何より無事にアメリカに帰り着いたとのことですので私としてはやれやれと言ったところです。
それにしてもまた冬帰ってくるんかいな・・・。こっちも財布が大変です。w

2018年8月23日木曜日

娘と今回の休暇最後の晩餐

次女が明日の早朝には出発するということで最後の夜は娘のリクエストに沿った夜食を食べに行くこととしました。

行った店は藤が丘にあるkokomoと言う名のおしゃれなダイニングバーなんですが、あいにくその時間帯はちょうど台風20号が大阪の周辺で猛威を奮っている頃でした。
たまたまなんですが雨はほんの少しだけしか降っていなくて、結果的にはこれから名古屋に大雨が、、、と言う前に全て済んだのですが。

BBQスペアリブ、KOKOMOサラダ、フィッシュ&チップス、肉の三種盛り、鶏レバーのパテ、甘エビの唐揚げ、タコと彩り野菜のマリネサラダ、ピザ、Makkyの手づかみシーフード等をビール、ジュース、その他サングリア等のカクテルと一緒に次々に平らげていきました。

そういった天気だったこともあり、他にはお客さんもおられず、予約客の我々だけがテーブルを一つ独占している状況。大変贅沢なディナーとなりました。
大人四人で腹一杯食べて、一時間半でほぼキッチリ1万5千円で済みましたので、値段的にも大変満足いたしました。

何と言っても、娘がアメリカに帰ったらまたほぼ連日の貧相で不味い夕食を食べることになるわけですので、その点はこちらにいる間に味覚を記憶させて帰らせることでなんとかなるかなって考えたんですが、うまくいく訳無いですわな。w

満足して家路につく頃には一旦雨も止んで、家族大満足で帰宅しました。
またこの店には来るべきだと考えた私でした。

家に帰った娘は、明日しばしの別れをすることになる愛犬を「猫可愛がり」していつまでもじゃれておりました。

2018年8月22日水曜日

娘の日本滞在もあと一日

あと一日、日本に滞在するのを最後に長かった長かった下の娘の日本滞在が終了します。

荷物を慌てて2つのスーツケースに詰め込み始めていますが、直前になってワラワラと慌てるさまは性別と年齢は違えどまさに俺自身。w
嫁さんはそこらあたりをシツコク鋭く突っ込んできて私を毎度のごとく苦笑いさせます。

この直前になってエンジン全開というキャラはどうも私譲りらしいのですが、どうしてあの几帳面な親父から私のようなルーズな人間が生まれ育ったのでしょうか。私自身謎です。もしかして親父の本当の子ではない?w
いやいや、顔が似すぎてて人に笑われるくらいですからそれはないと思います。

日本で少しづつ買い集めた品々や友達宛のお土産類をスーツケースにああでもないこうでもないと言いながら詰めておりますが、一体全体最後はどうなりますやら。
かさばって軽いものとかさばらないけど重いもののバランスを上手く取りさえすればどうにかなるからなとは言ってありますが。

ところがですね、嫁さんからのちょっと不気味な情報がありまして、この冬にまた日本に戻って来たいなどと訳のわからんことを申しておるのです。orz
自分で金を貯めて来るならいざ知らずと言いたいところですが、嫁さんに言わせるとそのうち帰ってこいと言っても忙しくて帰ってこれなくなるような日が来るから今のうちは・・・などと甘いことを言っております。

果たして私はどう反応すべきなのでしょうか。

2018年8月21日火曜日

自主退院していく人々

時に入院してくる生活保護の患者さんの中には実にワイルドな人がおります。

私が過ごしてきたような親に育てられて学校出て、仕事について結婚して子供を持って・・・などという人生とは全く縁の無い方も中にはおられるわけで、時間のある時にその話を聞くとワイルドなワイルドな生活を送ってきた人も結構たくさん。

世の中には型というものが全く不似合いと言うかそれを受け付けない人が確実にある一定数、少数ではありますが居るのは確実で、まず定住生活というものを根本から好まないという人もいるのです。

友人宅を転々とする人もいれば、橋の下を定住地として過ごす人、公園のある一角を自分の家とする人は沢山おりまして、風呂自体にはここ何年か入ったことがないと言う人でも、それなりに公園や公衆トイレで体は洗っていたり、自分で作ったビニール囲いの家の中は比較的きれいにする人もこれまた比較的多いのでした。

それとは別格で洞窟の原人もかくや?というレベルの便臭尿臭にまみれて垢だらけの凄い人もいるわけで、そういう人は役所からレスキュー依頼を受けた時にまずチェックするのが、疥癬、ダニ・ノミの存在と結核の有無。胸部写真などで怪しい影が見つかって、CTでも更に結核が確かそうなときなどには名古屋では東名古屋病院や陶生病院などの結核管理病棟をもつ病院に緊急で紹介することも度々あります。

そうでない人でも、やはり清潔をまず最初に確立するためにお風呂に入れてきれいにするのですが、長年の積もった汚れが文字通り皮のようになってしまい体を覆っているような人も居て、それを落とすために二回お風呂に入れてまずは体を一旦ある程度きれいにして臭いを大きく落としてとなるわけですが、実際には追加の数回の入浴を経るまではその人工皮革の様な汚れが取れないことが多いですね。

こういった人達は実際屋根の下で三度の食事と風呂とベッドがあるような生活を特に喜ぶ様子もなく、退屈そうに過ごして一定期間病院に居て体調を整えたあと施設に移動するのを拒否して再び野に戻っていく人もそれなりの数いるのですから物事は自分の視点や常識だけで判断するといろいろと間違いを犯すということをこの数年で随分「学ばされ」ました。w

彼らの将来に幸あれと祈る他ありません。

2018年8月20日月曜日

甲子園の熱闘に思うこと

やっぱり物の見方がひねくれているのかなかなか球児たちの試合を真っ直ぐ見つめることが出来ません。w

私にとって要点は一つで、この短期間に頂点を極めようという選手たちの中でも特に投手に絞ってみると大きな問題があると考えるのです。このゲームは何とか形を変えんといかんのではないかと。

日常の練習試合だけでなく、本番の甲子園に関して言えば春と夏、そして特別優れた選手に関して言えばそれが高校在学中に六回も波状攻撃のように彼ら投手の肩を痛め続ける訳です。プロのスカウトなんかは良い投手を見つけると「一刻も早く負けてくれ!」と思うらしいのですが、それも当然かと。

MLBのスカウトは昔から「肩は消耗品」と割り切っているとどこかで読んだことがありますが、投げた回数分だけ擦り減り続けるものだという前提で全投球をカウントしていくといいます。

無論肩の壊れにくく強い選手も居ますし、昭和の昔は日本のプロ野球でも今では絶対に有り得ないような連投でピッチャーを酷使し難局を乗り切る、なんていうことが伝説となり、鉄腕の美談として語り継がれている事も多いのですが、そういう極々限られた例外的な肩と運を持った人物達と比較してガンバレという言葉で選手たちを追い込むのは全くの間違いだと思います。

今回の甲子園も「皆様の犬HK」と「アカヒ新聞社」主催で美談美談の連発が報じられていますが、決勝まで行く物凄い投手達の酷暑の中での連日の連投に一体何時までそんな美談を被せて居るんかいなと・・・。

本当に彼らの将来を考えるなら、もっと期日の間隔をあけるのは勿論、スポ根の裏に隠された勉学無視で突き進む監督やコーチ達のシゴキや越境入学の実態、部内でのいじめ、怪我や故障で去っていった選手達などの話もキッチリ伝えるべきだと思うのですが、赤が自分の首を絞める様なそんな報道するわけはありませんわな・・・。

本当は長く輝かしい将来があったはずの無数の素晴らしい逸材がこの舞台の存在のためにどれほど消えていったのかと思うと暗澹たる気持ちになるのですが。甲子園までで消えていったそういった球児たちは甲子園の中継をやはりノスタルジアを持って眺めるのでしょうか。

2018年8月19日日曜日

科学における日本の影響力の低下

ニュースなどで日本の科学論文数、影響力の低下が叫ばれて久しくなりました。

引用数だけで調べれば、内輪で子引き孫引きする中国の連中の卑劣さに呆れるだけなのですが、実際はその中にはトップジャーナルをガシガシ狙ってくる連中も多いことが最大の問題です。

数は力そのもので、レビュアも中国人ならその論文の引用はどうしても中国寄りになったりもしますが、そんなのは他所に置いておいたとしても純粋に問題なのは日本から日本人名で出ていく論文の数が減り続けていることが最大の問題だと思います。

内側から見た話の要点は実に簡単でして、アホな役人とつるんで重点大学とやらがやらかしている「選択と集中」の大失敗が一つ。その選択と集中の結果として枝葉を切り落としてしまって、細々とやっていた地方の大学での研究を枯死させてしまったことで、研究の萌芽自体が消え去ろうとしていることです。

若手や弱小チームにに研究費が回らない国で”絶対に”科学が伸びるわけがありません。実は、日本の平成における連続したノーベル賞の受賞はバブル前後に国や企業から撒かれていた潤沢な研究費の熱と光の残渣でもあるということは意外と気づかれていない点ではないでしょうか。

更には大学における人員削減。馬鹿な役人たちは機器に金をつぎ込むことには許可を与えてもそれらを動かしメンテナンスをする人間そのものには金を使うことを許しません。現場のことを知らない馬鹿が予算を配るんですから当然ですよね。w

高級車を買ってもそれを操るドライバーの飯代をケチり、ガソリンをケチり、摩耗するタイヤ代をケチってたらどんな優秀なレーサーでも勝利には無縁でしょう。

そしてトドメは博士号を持つ人間に対する酷薄な待遇。企業も社会も軒並み博士号所有者をまるでお荷物の年寄りのように扱うのですから、先の見える奴ほどそんな現場に数年間も若くて有望な自分の未来を託すわけはありません。託すのは私を含めてちょっとネジの飛んでる連中のみ。しかも、純粋な理学系の出身者には何のセーフティーネットも存在しません。

昔、文科省の博士号X万人計画とか聞いたときには頭に蛆が湧いとるんじゃないかと思っていましたが、最近になって気づいたのは、奴ら自身が蛆だったということでしょうかね。

何十回言っても言い足りませんが、チャンスと金と夢のないところには人は集まりません。しかも、既にそれは取り返しのつかないレベルまで枯れ始めていると思えるのはノーベル賞を受賞した大隅先生だけが感じている危機感ではなく、広く現場で共有されていることだと思います。

日本の基礎科学はこれから比較的短い時間で立ち枯れし、少数の優秀な人間はほぼみんな海外で自分のラボを長期間、その国のために運営するような時代が目の前に来ているのかもしれません。いや、もう実際に来てるんですけどね。

文科省の役人は今日も国家百年の大計を次々に誤り続けています。解体してももう遅いか・・・。

2018年8月18日土曜日

雨が降るたび涼しくなる

最近は雨がサッと降ると外の気温が素直にすっと下がるようになりました。

特に夜間に降った翌朝などはかなり気持ちいいレベルの風が吹いている様な状態になってきていますので、外出時に「おおっ」これは久しぶりの爽やかな朝だ!などと感じてしまうこともしばしばです。

名古屋は時折朝方はそんな感じにはなってきているものの、それでもお日様が昇ってくると時間の経過とともにジリジリと温度も上がっていって結局は「ちょっと汗がまだ出るな〜」という感じの昼下がりを迎えることになるので、残暑とはもう少し付き合わなければならないようです。

それにしても、今年の夏の暑さはいろんな意味で異常でしたね。平均気温が上がっているのですが、最低気温も最高気温も数度ずつ上昇しているのはデータからも明らか。
どっかの国の不動産屋のバカ大統領が温暖化など起きていないとかいうことを恥知らずにも吹きまくってはおりますが、眼の前にある事実がそれがお決まりのフェイク・ニュースでは終わらないことを雄弁に物語っております。

恥知らずっていうのは最も始末が悪いものでして、カエルのツラにションベンと言うやつ。何を言おうが、何をしようが自分の言ってることが正しいのですから夜郎自大もびっくりの身の程知らずなんですが、選挙で選ばれてるから仕方がない。
都合が悪けりゃフェイク・ニュースって叫んでいれば良いんですからお気軽なもんです。w

アメリカがこの二年で失った国際的な信頼と瑕疵の増大というのは歴史的なものだと思えるのですが、対立するニュースを全部一言で片付けるあの薄毛のオッサンは80年前のベルリンで演説していたちょび髭の独裁者と同じことを違う時代に言っているというのに気づいていないのがヤバすぎです。

2018年8月17日金曜日

娘から採血

次女が帰国する直前に健康診断を兼ねて採血をしてあげることにしました。

基本的に健康そのものに見えるんですが、基本データとして持っておいても何の問題もないし、万一何かあればそれに越したことはないんで。あと、もしかしたらアレルギーがあるかもということで調べることにしました。

朝から眠っている娘を起こして駆血帯を巻いてサクッと採血。とりあえずお父さんが”医療関係者”であることは示せたようです。w

アレルギーの検査対象は次女の場合なんと「バナナ」でした。
彼女いわく、バナナを食べた時に舌が痛かったとのことで、なんかあるのかもということを話していました。アレルゲンというのは基本的に何でも対象としては存在し得るので、バナナが対象でもおかしくはないのですが。

世間的に特に有名な食物アレルゲンで有名なのはピーナツや、サバ、卵、小麦、牛乳、蕎麦などですが、人によってはソレですか!というようなものもあります。知り合いには、メロンがアレルゲンという人もおり、食べると喉がイガイガして話し辛くなるということでした。

実際は好物がアレルゲンそのものであって、大好物が食べられないという人もいて何だか可愛そうです。息子はこのパターンで、サーモンとマグロが大好物であるにもかかわらず食べられいので寿司を食べに行く時に何だか申し訳ない状態。

我々も彼に合わせてなるべく食べないようにしますので、何となく寿司を食べに行った気がしないのです。w

さて話が脱線してしまいましたが、すぐに帰っていた生化学、血液のデータは若さそのもののような何の異常値もないデータ。
アレルゲンのデータは48+バナナとメロンでトータル50種類のスクリーニングで、約一週間後に結果が出てきます。お盆が終わって暫くしてということになりますね。待ちましょう。

2018年8月16日木曜日

次女の帰国が近くなってきた

4月の末から帰ってきていた次女の帰国がいよいよ一週間となってきました。

ほぼ4ヶ月と言って良い長さの長い長い春休み、夏休みと言って良いでしょう。何というかズーッとリラックスがメインの休みだったようです。
殆ど寝てばっかりで、絵を書いたりYoutubeをみたり、犬と散歩をしたり、母親とショッピングに行ったり。あとは長崎のおばあちゃん達の金婚式のお祝いについて行ったりという日々でした。

毎度毎度のことですが、我が家の次女の場合はリラックスすると宣言したら本当に「お前大丈夫か?」と言うくらい、寝ては食い、また起きては何かをちょっとしてすぐにまた寝るという若さのみが成し得るような超長期睡眠をします。w

遺伝子は日本人なのに、中身は全くのアメリカ人。だからと言ってアウトドア派ではありません。

その次女がアメリカへの帰国前にドンキホーテでシャンプーとかお酒とかお菓子をお土産にして帰りたいと夕方に言い出しましたので、時間がある時に行こうということで夕食後にすぐ家族全員でメガドンキに行って参りました。

そこで一万円ちょっといろいろと買い物をしたのは良かったのですが、何というか何時も感じることがあります。それはドンキというところは何というか客層が夕方だろうが夜だろうが、なんかヤンキーと言うか客層がアレな感じなんですよね。w
次女が言うにはアメリカでも場末にある場合のWalmartのような感じだということです。
その点に関しては私も苦笑いで同意せざるを得ないのですが、「そういうお前らもその客の一人やろうが」と言われればそれまでなんですけどね。

それなりに沢山のお土産を買い込んで車の後ろのラゲッジスペースに詰め込んで帰りましたが、長かったわがまま次女の滞在も実際にあと数日で終わるのかと思うとなんとなく不思議な気分ですね。

帰米しても勉学に励んで頂きたいものです。

2018年8月15日水曜日

終戦記念日

73回目の終戦記念日を迎えました。

ほんのこの前まで、アメリカ側に住んで日本に対するVJ-Dayの事を書いていたのですが、それが嘘だったかのようにこちらでの日々が矢のように飛び去っていきます。

先の戦争では多くの日本人が紙切れ一枚で国家の命令のもと大陸や太平洋の島々に派遣され、海で、山で、ジャングルでその骨と肉と命を散らしておりました。そして日本の各地ではこれまた逃げ惑うばかりの女性や子供、年寄り達が、愚かな国家の愚かな作戦のもとでそれこそ悲劇的な死を重ねていきました。

トドメは広島と長崎。それでも軍の一部は戦争を継続しようと必死になって玉音放送を阻止しようとしたのですから、これを狂気の沙汰と言わず他に何と言うのか表現のしようがないですわな。

別にアメリカが正義で日本が悪だったわけでもなく、その逆もまた真ではありません。資源を巡る争いがもとだったとは言え、その裏には人種差別や帝国主義の残渣、各国の渦巻く陰謀などが複雑に絡み合ったわけで、その辺の単純な小説や映画で一、二時間で描き切るような単純なものではありません。

戦争というのは為政者が決して起こしてはいけない国家のイベントであり、一度起こした戦争のもたらすものは決してその残虐さに限界というものが見えない狂気の殺戮と破壊以外の何物でもありません。

眼の前で愛する家族が無意味に殺され、その復讐として名前も知らない、顔も知らない相手を憎しみの黒い炎で焼き尽くそうという行為の無限の積み重ねです。戦争というのは始めるのは簡単、それを鞘に収める事が如何に難しいかは歴史が何万回も例示しているのですが、愚かな人間は本当に学びませんね。

人ってやっぱり原罪ってのが有るんでしょうね。生きるためには動物を殺し、植物を刈り取り、子孫繁栄のためにそれが足りなくなったら殺してでも奪うということの延長線上に戦争が有るんでしょうか。

縮小均衡とミニマリズムいうのは一つの知恵だと思うんですが、みんながみんなそうは行かないしね。人として生きるってこと自体、本当に難しいです。

73年前の悲劇に祈りを捧げた今日の一日でした。

2018年8月14日火曜日

大食家の不気味さ

大食いの番組は見ていて面白いですね。

そんな番組を嫁さんがテレビでたまたまみていたりすると、私もついつい引き込まれてしまいます。しかし、これは遠くで離れて見ているからまだいいようなものの、実際にそんな大食い人間が側に居たらやっぱり私にはちょっと不気味です。

例えばギャル曽根ちゃん。私は彼女の食べっぷりのみならずその綺麗な食べ方にいつも感心しているんですが、彼女が私の嫁さんだったらいったいいくら食費かかるんだろうかとか思わず想像してしまいますし、一体トイレに毎日何キロのウンチが吸い込まれていくんだろうかとか考えてしまうと何だか目眩がしそうです。

何だかテレビに出ている大食い人間達を見ていると、平均的な大食いでは圧倒的に女性が多いような”印象”があるんですけど、気のせいですかね。

実際、リアルワールドでは摂食障害は圧倒的に女性が多いんです。Wikiの記事を見ると、以下のような感じ。「摂食障害が日本で増加し始めたのは1970年代からであり、現代における有病率はアメリカやヨーロッパの先進国と同水準である。有病率は女性が約9割と圧倒的に多く、男性は全体の5 - 10%程度である。工業先進国に極端に多く、発展途上国、旧共産諸国などにはほとんど見られない。日本では2 - 3%と言われているが、心療内科や精神科での治療に抵抗がある者が多く、未治療者も含めるとそれを大幅に上まわるとされる。2002年に行われた、中学・高校・大学生を対象とした大規模なある実態調査では、女子学生の50人に1人が拒食症、25人に1人が過食症、10人に1人がその予備軍であった。この10年間に拒食症は2倍、過食症は3倍に増加している。」やっぱり、拒食も過食も極端なものは病気です。

やっぱり、テレビで見るような大食は遠くで現実感なく見世物として見る程度が良いようです。最近はYoutubeで、普通に見える女の子がモグモグムシャムシャと異常な量の食事を見せるのが大変はやっているという話。普通に3-4キロの「なにか」を食い続けるのですから正直凄い話ですけど、それにも限度というものが。

ただでさえ世界では足りなくなっている食料。あまりに変な方向に向かっていってバッシングなどが始まらなければ良のですが・・・。綺麗な女の子がそれをすると許されるかな?w

2018年8月13日月曜日

俺的ゴルゴ13最大の謎

当直の時、夕飯時に近くのコンビニに出かけてふと目にとまった雑誌を手にとることがあります。

多くの場合、私は嫁さんに買っていくためのTokai WalkerのXX特集と書いてあるものを手に取るか、ゴルゴ13を手に取ります。これはビッグコミックのなかのMy First Bigというシリースで、今までの掲載作を三作ほど抜き出しては格安の値段で売りに出しているもの。

毎回毎回楽しませてもらうのですが、どう考えてもゴルゴに関して私にはわからないことが幾つかあるのです。

その中でも最大の謎は彼のヘアカットは誰がそしてどこでしているのか?といもの。w

お前はアホかと言われそうですが、そもそも、ゴルゴは絶対に後ろに人を立たせません。椅子に縛り付けられて殴りつけられているときでさえ、後ろに人が回り込んでいる時には彼の体自身は最大限の注意を自然と払いながら何時でも反撃戦闘態勢に入ることができるようになっている位ですのですから、剃刀や鋏を手にした人間を例え顔を見知っている輩だとしても、後ろに立たせヒゲや髪の手入れをさせるとは思えないのです。

彼の場合、定期的なメディカルチェックでさえ、購入している巨大帆船に世界的に有名かつ信頼できる各分野のドクターを呼び寄せて行っている上に、彼の健康状態に関する情報を漏らした者でなくとも、彼が何らかの問題を持つ状態であると知ったドクターは消される運命にあるという恐ろしいまでの念の入れよう。

ところがコミックスを読むと、ヒゲは己で処理できるのでイスラム圏などに行くときは濃く伸ばしておりますが、髪は通常バッチリ整えられております。一体全体どこで・・・?というのがガチの疑問なのです。

そこら辺の床屋へふらりと入ってサクサクと手入れしてもらうのでしょうかね?それともパナソニックのスキカルで自分で切ってる?とすれば器用すぎますが、ゴルゴなら後ろまで刈れるのかな~?

どなたか答えをご存知でしたらお教えいただきたい。大真面目です。

2018年8月12日日曜日

急激に気温が降下

昨日今日と大雨が降りました。

ここしばらく雨が降ってなくて病院の周りの大量のツツジがほとんど完全に枯れてしまっているのを嫁さんに報告したばかりでした。その日の夕方に大量の雨。名古屋は何だか訳のわからない様な局地的ゲリラ豪雨がよく発生するという感覚があります。

レーダーマップを見ていると、冗談のように狭い範囲に真っ赤になったエリアがあって、濃い雲が湧き出ているのを見ることがありますし、ビルからその狭い範囲の雨が西から東に移動しているのが見えることがよくあります。

この大雨で夕方には10度くらいスーッと気温が低下して非常に涼しく気持ちよくなりました。無論それも長くは続かなかったんですが、やっぱり自然の打ち水は強力で素晴らしく効果あるな〜って感心しきりでした。

そんな空気の中を夕方家族で歩き、我々の大好きないつもの焼肉屋に行って久しぶりにいろいろと焼き肉を食べたのでした。ここは近所のみなさんがみんな行くような近所の焼肉屋風のところで、清潔とかカッコいいとかという言葉には全く縁の無い昭和風の店なのですが、我々はいつでもここに来て食べます。

だって安くて美味いですからね〜。誰にでもこういう感じの人にはとりたてて紹介することもないけど、美味いとわかっているから必ず定期的に行く店ってありますよね?

まだまだ開拓の具合の足りない変わった味の散らばる街名古屋なのでした。

2018年8月11日土曜日

お盆と病院

なんだか既に高速道路では大渋滞が始まっているというニュースが流れています。

病院に通勤しているときや家の周りを歩いていて気づくのは、やはり朝の通学時の子供達がいないとスクールバスが通らないこと、また夕方前後には子供達を連れて蝉取りをしているお父さんやお母さんが時々いることなどでしょうか。

我が家のお盆はと言えば、実質的にこの前の金婚式出席で終了しましたので、あとは名古屋で日常生活を継続するのみです。私の場合は当直も全く普通と変わらぬスケジュールですし、お盆だからと言ってなにか余計にお休みというわけでもありません。

もちろん病気にお盆休みは関係ありませんし、お盆だからと言って特に巷で時々言われるように、特別に亡くなられる方が多いというようなこともありません。w
海外や遠隔地のご親族が久しぶりに合間を縫って病院に駆けつけてくださるということが多いのもこの時期の特徴といえば特徴でしょうか。

お休みの時期といえば、お盆の時期に医師の側が前もって看護師さんたちに話をして外来の休みの日を設定したりする事もありますが、最低でも一ヶ月前くらいからいろいろと打ち合わせをしておかないといけないことが殆どで、なかなか擦り合わせが大変です。

子供さんがまだ小さな看護師さんやヘルパーさん達も多いので、夏休みはかえって働くお母さん達にとっては手間ひまがかかる大変な時期のようです。

一日でも多く看護師さん達のために夏休みを与えたいので、病棟師長と協力して決めていくのですが・・・人手不足の影響でどうしても均等に行き渡らない病棟があって可愛そうですね。

特別に暑い夏のお盆。何も日本で大きな事故などありませんように。

2018年8月10日金曜日

長女の帰国前に焼き鳥屋へ

明日長女が家をたちます。

というわけで、今日は子供達と嫁さんとでみんなで歩いて藤が丘駅界隈にある焼き鳥屋に行きました。場所は前回と変わらず”ひのてつ”です。
ただし、前回は席が満杯で二号店にしか入れなかったので、本家本元の一号店に行ってまいりました。

今回は六人で小さなテーブルに座り串焼きや単品のものを次から次へと注文しながら馬鹿話に花を咲かせました。何十本もの串と多くの皿を積み上げてひのてつの従業員とのやり取りを楽しみながら最終的にはみんな満足して店を出ました。

今回の長女の日本滞在はほぼ二週間でしたが、次回はボーイフレンド無しでまた年末に帰ってきたいとのことでした。
何だか我が家の娘達は今のところ日本の家と日本自体が大好きなようで、少なくとも一年に一回は日本に帰ってきますね〜。

これに対して嫁さんは「そのうち帰ってくることも少なくなるんだから、良いじゃない」とは言っているんですが、私としては理由は特にないのですが、もう少し自分の時間を作って自分を見つめる時間というものを一人で作って欲しいなと考えているのです。
今しかできない成長と変化のための自省の時間を持って欲しいなと思う日本のお父ちゃんでした。

明日は早くから東京へ飛んで一泊してワシントンD.C.へ戻ります。上のようなことを書いてはいても、いざ別れるとなると二週間って本当に短いですよね。

2018年8月9日木曜日

ホテルナゴヤキャッスルに招待された

またまた凄い招待を受けました。

単に私などには到底出来ません・・・と言ってしまえばそれだけなのですが、世の中にはお金を持っている人は持っているんだなーとひたすら感心するばかりです。

よる7時からのディナーの予約を入れていただいたのですが、クラウンというレストランのAriesというお部屋を予約していただいていたようで、部屋に入って、そこからの眺めの美しさに息を呑みました。
まずはそこの部屋の様子をサイトから取った写真で見ていただくとわかっていただけると思います。
実際にこの部屋に座って外の景色を観ると本当に巨大な額縁に収まった一幅の美しい景色が切り取られて、自分達のためだけに在るような美しさ。最初にみんなこの部屋に案内された時には椅子をひかれてテーブルに座るように案内されたにもかかわらず、みんな窓際に寄っていきながら、「ワ~」というごく単純かつ最も判り易い驚きの言葉でしばし眺めに魅入ってしまいました。

反対側の席に座っても、真向かいに巨大な横長の鏡が置かれているため、後ろを振り返らずともこの景色が嫌でも目の中に入ってきます。簡単ですが確かな工夫ですね。

料理は間違いなく美味しくこれまたタイミングを見計らいながら少しづつ運ばれてくるメニューを全て食べ終わる頃には、やはりお腹は充分に幸せな大きさになっているのでした。w
このレストランのシェフ長をされていた方が今回招待してくださった方の幼馴染だったとのことで、その方を通じて個室をとって下さったのですが、ただただ驚き恐縮するばかりで・・・。

我々も機会を見つけては旅先のお土産や美味しい田舎の食べ物をお持ちするのですが、しょせん金額では敵うわけもなく。お気持ちを頂戴するばかりです。

当然ですが、こういった知らない名古屋はまだまだあちこちに在るんですね。

2018年8月8日水曜日

ヴェルファイアのマルとバツ

数日にわたってヴェルファイアを使用してみたのですが、この車の良いところと悪いところがちょこっと見えました。

まず最大の特徴はそのサイズでしょう。我が家のタワーパーキングは一階部分で決してそれ以外の階には上昇していかないポジションなので、最も大きな車が入ることができるのですが、それでも普通の留めかたではこのクルマはタワーに収まりません。

左右の車幅は狭いながらも全く問題ないレベルなんですが、問題はその長さ。実は私の車止めが一番うしろのノッチに設定されていないため、このクルマを普通にセットすると一番前が一センチほど制限長を超えるためにセンサーが鳴ってしまい車を停められません。
そこで、クルマに少しだけ無理をしてもらい、リバースギアを入れたまま、少しだけタイヤを凹ます感じで後ろに駐車することでセンサーの問題を回避することができるのでした。現行メルセデスのSクラスもこの車庫には長さの問題で入らないということなので、それだけデカイのでしょうね。

実際にはこの「大きさ」こそが人を乗せて移動するときには大きなアドバンテージになり、皆が乗った瞬間に「おっきいね!広いね!」と思わず口にする広さとなるのです。日本車でこのサイズは確かに珍しいですよね。

二列目のシートは特に豪華で、応接椅子レベルです。足下のオットマンもフルフラットにして眠るとほぼベッドそのもの。ただしこのオットマンは中途半端に背もたれを立てて使うと家具のような快適さはあまりなくて、逆に完全にこのオットマンを畳み込んで普通に使うほうが良いという感じです。ここ辺は椅子の設計の問題なんでしょうか。

しゃないのごうせいひかくのかんじはまあ、特に問題なくて綺麗なんですが、荷物を積もうとすると、6人の人が乗った時に実は大きな問題が発生します。それは、意外なほどに荷物を積むスペースが無いという事実にすぐ気づくのです。

特に長距離を移動するために大型トランクを積もうとすると、なんと二個さえも置けない!コレはびっくりでした。まさかたった二個の大型トランクさえ無理とか・・・。

あとハンドリングなのですが、乗り心地は問題なし。比較的パッセンジャーの事を考えて決められたふんわり系のセッティングだと思いました。
しかし問題は運転手としてこのクルマを操作するときに発生します。ステアリングを切ったりしてもその大きさを感じさせないほどスイスイと着れるし見切りもそれほど悪くないのですが、レーンキーピングアシストシステムが頂けない・・・。全く人の自然なfeelingにマッチしないヘンテコリンなステアリングでして、手を添えて少しだけでも操作しようとすると変に操作がぶつかり合って、クルマがふらつくのです。

だからと言って任せっきりにしているとある一定以上の車速ではアカン!というような点が残っており、とてもとてもまだまだ安心して任せられません。
やはりまだまだこういった点は発展途上だなと実感んできるレベルのまだまだという感じの出来でした。

それでもね、まあこういったクルマはある特定の用途には大変良いなって思います。
しかしまあ、我が家にはもう必要ないサイズですな。ガソリンも食べ過ぎですしね。このガソリン高の時代、とっても無理なレベルの実燃費でした。六人乗って高速でリッター8キロ切るくらいでしたから。

デザインは好き嫌いあるかな~?
トヨタが社内販促マニュアルで堂々と言うようにマイルドヤンキーにはあこがれの車かも?w