橋下のオッサンの無責任な停戦と国外退去のお話は笑ってしまいました。
駐日ウクライナ対しを相手にしてよくもまあいけしゃーしゃーとこんな事言えるなと思いましたが、所詮当事者ではないからこんな事を言えるわけで、まあ弁護士らしい口舌の輩と言えばそれまで。
自国が理不尽に攻め込まれて自分の住む街を次々に破壊され、自分の家族が死の危機に晒された時に手に武器をとって闘わない輩など男の中にはおりません。闘わずに尻尾を巻いて逃げるという某橋下さんのような考え方もあるでしょうが、そんな事をやった後に生きながらえた人間達がどういう心情で生き続けるのかと言うのは被占領国民が今まで歴史に残してきた膨大な文書を一瞥するだけで一目瞭然。
「魂が死ぬくらいなら闘う」という選択をするのも全然アリで、私は外野の人間が軽々しくあの様な発言をするのは全くの見当違い以外の何物でもないと思いますし、大変失礼です。相手を論破するのが弁護士の仕事ですから、弁は立つし、言い合いでは相手を罵って終わりなのでしょうが、言い合いで勢いが有るように見える側の言い分が真実かどうかというのは全く別の話で、数学の回答のように例え10億人が「間違って」YESと言った問題でも、正解がNOならばNOに真実ありと回答した残りの一人が正しいわけで、多数決で決まる問題ではありませんし。
そんなこんなで外野で言い合いっているうちに侵略戦争自体は既に一ヶ月が経過。電撃的なロシアの勝利どころか、キエフさえ奪取できず周りの都市でもウクライナ側の決死の戦闘で押し返されるところさえ出ていると報じられています。
そもそも、侵略する側の存在しない道義(あっても捏造されたもの)と低い戦闘意欲、そして補給物資の滞る中で、何時死んでもそれが自分の国を護る、自分の家族の住むところを護るという「正義」の名の下で闘っている人間のfighting spiritはその戦果を何倍にすることでしょう。
西側から継続的に送り込まれる支援と種々の戦略的軍事情報、筒抜けのロシア軍の会話などはまさにロシア軍を丸裸にしてしまっている様子。おまけにマスクの確約したSTAR LINKがウクライナの軍事・民事の通話を確保しておりますので、少なくとも多くの人間がマダマダつながっています。しかもVPNもロシア側で猛烈にダウンロードされて政府側の発表を全く信じない人間の手で隠蔽された情報が拡散する始末。
こんな状況では、やがて政府のプロパガンダを信じているのはネットに接続されていないテレビ世代の年寄達と、教育程度の低い連中達だけに時間をかけてなっていくんではないでしょうか。
そして、この侵略が何らかの形で決着がついた後ロシアに残るのは広い世代間の分断や収入格差に基づく分断、あらゆる方面での世界からの苛烈な排斥、ロシア人と言うだけで白い目で見られるなどその国籍を隠さざるを得ないような状況になるのではと推測します。
おそらくは自分の耳に心地よい情報だけが流されてきて、それを信じ込んで今回の侵略を開始した裸の王様も、腹心の高官が辞任し国外へ逃亡。国防相もずっと姿を見せないなどという惨憺たる状況になってきて焦りと怒りを爆発させる日々なのではないでしょうか。
KGBあがりのハゲオヤジ。そろそろ戒名を考えておかないとチャウシェスクみたいな最後を迎えないとも限りませんな。引導を渡すのは誰になるのでしょうか。
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