ディープとは言え、私は既に何度も行っている「亀ちゃん」です。ここに夜な夜な集まるのは基本的に近所の「ちょい悪不良爺さん」が中心。無論今池に集まるあちこちのある程度遠方の親父達も含まれますが、基本は今池界隈。
私が中に入った時に先客は2人。店のおばちゃんはというと既にそのおじさんの一人の横に座って一杯やっておりました。そもそも店を真面目にやる気が無い。w
この店ではおばちゃんのやることがどんなに頓珍漢な事であろうと客は皆黙って許すのが暗黙の了解。82歳のおばちゃんが何を云おうと何をやろうとおっちゃん達は小言を云いながらも(それを云えるのはごく一部の長年の客であるエリート爺さんのみ!)黙っておばちゃんの様子を優しく見守るのです。私などは正にペーペーですので、何も言えません。殆どの客はおばちゃんにべらんめえ調で怒られながらもニコニコ笑っていて「あいすみません」という感じで楽しんでいます。
勘定も全くのザルで一体どうやって計算しているのかは全くの謎。数か月前なんかに行った時などはがぶがぶ飲み食いして最後に勘定をお願いしたら、なんか紙の上でごちゃごちゃやった挙句「1750円」とか有り得ない事を言ってくるので「母ちゃんそりゃね~よ!w」と言って、一万円札以外で持っていた千円札全部となる4000円を押し付けて帰ろうとしたところ「待って待って、え~とお釣り、お釣り」と言ってもう一度紙のほうに向き直ってはいこれにと言って渡してきた金が5000円札という謎のお釣り。
もう、自分で何やってるんだか全く訳が分かっていません。w
「母ちゃんダメダメ~」と言って札が5000円だという事を見せたら「あれ?」という感じで5000円札を眺めていました。こんな感じだから、おばちゃんの店は一体全体どうやってやりくりしてるのか全く解らないんですけれど、とりあえず今年で38年!もやっているという話。創業当時の小学6年生が既に50歳です。
飲み屋で38年も続くのはきちんとした客層あっての事!そう考えると、このおばちゃんの店がどれほどあちこちの碌でも無い男達に愛されているか解ろうというもの。私もその末席に座らせて貰えたのは光栄というものです。
しかし、ここでの問題はそんな些細なことでは無く、この店が「来春で店を明け渡さなければならなくなったということ」なのでした。
続きは明日。