2026年6月15日月曜日

ヤバい人への訪問診療

最近、自分の行っている訪問診療のバイト先がなんか「う~ん」という感じの患者さんが増えてきています。

こんな仕事をしない限りこんな面白い体験は一生する事が無いだろうなと思えるほどのいろいろな面白い体験をする事が出来ているんですが、訪問診療にも大きく分けると施設訪問と個人宅の訪問との二種類があります。

施設訪問では数人から数十人の患者さん達を一気に診ていくといくパターンで、診療報酬も一人当たりに換算すると一軒一軒を回らなければならない居宅訪問とはかなり違います。集団で待っている患者さん達を一人一人診察していくといわゆる「効率」という意味では高いのですが、患者さんとの会話や親密度はどうしても落ちてしまいます。

その分、居宅訪問というのは家族ぐるみで我々の診察の中で一緒に患者さんといたり、独居の人でも家の中の様子は丸見えなものですからいろいろと患者さんの様子が判るのです。輪郭が浮かび上がってくるという表現をすれば居宅訪問のメリットが表現できているか、という気もします。

さて、そういう居宅訪問での診療なんですが、実際は皆さんの想像を絶するようなパターンも多々ありまして、とてもとても素足では上がれないような家庭や家中が強烈なタバコの臭いに包まれ、壁一面にヤニがねっとりついているようなところもあります。更にはベッドの下には謎の毛や体表面から落ちたと思われる大量の落屑がうず高く積もっている家なども…。

そして、我々内科医にとって最も困難なのは精神疾患の患者というよりも人格障害を強く疑うような人達ですね。特に薬物依存や病的潔癖症の患者さんなどはまともな会話が通じないような人物も時にいて、一緒に行く看護師さん共々「困惑」してしまうような場面が出現してきます。

ドアのチャイムを鳴らさせず囁くような小さな音でドアをノックしてください、開ける瞬間も音を出さずにゆっくり開けてください、etc,.etc,.と要求は細かく多いのですが、いざ訪問しようとすると、その日に電話に出なかったりで休診…等というトンデモな人も居るんです。しかし、ここにはとても書けないようないわゆるメンタル系のヤバい人も居られまして。

余りにも信頼関係が崩れた場合はこちらからお断りをいれてサヨナラをするパターンもあるのですが、そういう人っていうのはいろいろな訪問診療サイトから次々と断られて転々としているなどという事が多いのです。

要するに自分で自分の居場所を無くしていってるんですね。可哀そうですけどそういう人達は何時でもどこにでもおられます。我々に身体危害が加わらない限りはサヨナラすればよい訳で、なんともないんですけどね。

疲れない訳ではない訪問診療。楽しい事が多いのですが上の様にそうでないこともあるという話でした。

2026年6月14日日曜日

プレ・父の日

今日は嫁さんが父の日の前のプレゼントという事で「ナニカ」を買ってくれることになりました。

そういえば、俺も母の日とかいう日にあれやこれや買ってあげて最後には家族全員を連れて藤が丘で夕食を食べたような気がします。結局のところこういう「XXの日」という系統の日というのは商業主義が作り出したプレゼント消費の日ですね。いろいろな美談とかで話を糊塗したところで結局は金が動くことで経済の回る日。w

大人になれば見える景色(舞台裏)というのもあるものです。

さて、今日は嫁さんからウキウキ顔で「お父さん、プレ父の日で予算Xで何でも買ってあげる」等という珍しい言葉を頂きました。という訳で、予算案を聞いたところ「なるほど!」という感じの額でしたので私もウキウキ!とはいえその全額を使う気など端からありません。滅茶苦茶高額でもないけれど、安くもない。しかし、そこは気は心ということで有難くお言葉を頂きました。

実際には一件目はイオン・モール長久手、そして二件目はエアポート・ウォークでそれぞれ靴を一足ずつ買っていただきました。一足目はアディダスのグリーンのスケボーシューズで、二足目はゴンバースのチャック・テイラーのブラック・レザー・シューを買ってもらいました。二つ併せて一万ちょっとだったかな。ありがたやありがたや。

その後にメモ帳やペンなどを1,000円分とか本1,700円分とか細かく嫁さんが積み上げていましたが、その度に私は「え~、最初の話じゃまだあとXX円くらいは残金があるんじゃなかったっけ?」と言いましたが、そこはもうお互いわかっていて言い合っているだけ。^^

新しく「嫁さんから買ってもらったシューズ」と共に私もいそいそと帰りました。気持ちが嬉しいのは誰でも一緒。

このお返しは頑張ってしなければなりませんね!ってこれじゃあ商業主義の片棒担ぎか。w

2026年6月13日土曜日

農業は科学そのもの

いつも忘れがちですが、農業は植物学であり科学そのものです。

私の知人のイスラエル人で最終的には人の細胞の研究者になった非常に賢い人間がいるのですが、彼はもともと植物の研究者だったのです。その彼がNIHにいた時に常々私に語っていたのは「植物の科学は美しい。ほぼ数学のような美がその形に表れて破綻がない!」という話。

実は「種まきと発芽の超裏ワザ」という本を買ったのですが、この本わたしにとって大当たりでした。今までナゼ?と思っていた細々とした疑問に対する答えが図解入りできちんと説明されています。書いてある内容はまさに科学そのもの。

どうやってセットアップしていくのか、そしてそのセットアップを行う理由はどこにあるのか。そのセットアップを行う道具はどのようなものがあるのか等を微細を穿って説明しています。

説明を読んでいると「ああ、今までこうするんだよという説明を受けていたけど、その科学的背景はこういう事だったんか!」という感じでイチイチ納得のいく説明が記してあります。

実際のところ「よく考えてみると」種をキチンと発芽させることがまず大事、そしてその発芽した芽をどうやってある程度の大きさまで育て上げるかという勢いを作る部分がその後の収穫量を決めると思います。今回のジャガイモの収穫においてもきちんと飛び出した芽の状態は明らかにその後の収穫量に大きな差をもたらすという事を今回実体験として強く印象付けられました。

実は今回のジャガイモのみならず、サツマイモでもトウモロコシでも最初の勢い、健康状態というのがどうやら重大な結末をもたらしそうなので、今でもいろいろと期待と不安が入り混じっています。

しかしそれはそれ、今年始めたばかりの畑仕事ですから失敗の中から次の改善点を見つけていかなければなりません。既にジャガイモに関してはそういった「気付き」が沢山ありましたので、さっそく次の作業では間違いない仕事をしようと決意しています。

2026年6月12日金曜日

リッチモンド日本人会 名古屋集会

今日はリッチモンドで頑張った日本人の「あの」メンバー達が学会を明日に控えて今池に集合いたしました。

いろいろな理由をつけては集まっていますが、結局のところ美味しく酒を飲みながら美味しいものを食べるための集まりというのがそのミーティングの存在理由。しかし、真面目な話もいろいろと出来てお互いの近況報告もあって互いの仕事の状況もよくわかります。

今日の最初の集合場所は今池にある鉄板焼きの店「今池屋」でした。あまりにも頻繁に行っているので今池に行く時の根城みたいになっているのですが、私個人としてはこの古くて美味いお店を是非Virginiansに知ってもらいたくてここに案内させてもらいました。当然名大の教授にも参加して貰い7時からスタート。

皆でビールをガボガボ飲みながら美味い鉄板物に舌鼓。軟骨、レバ、ホタテの肉巻き、デラックス焼きそばと取り敢えずのセット・コースを腹に詰めていただき先ずは腹を満たしてもらいました。みんな笑顔で店を出て私も案内してもらった側として安心いたしました。全部食べ終わるのに1時間も経っていなかったのですが、その事自体を皆で笑いあいながら次の店へ向かいました。

次の店は「今池ディープ」の象徴でもある亀ちゃんです。

このブログにも既に登場している亀ちゃんですが、店に入る人間が大人でないとムリな店。w ある意味大人リトマス試験紙のような店です。そして今回この店にViriginiansを案内した訳ですが、超常現象が起こりました。

入店してみると、カウンター席8人、畳4人の店内に入ってみると今まさに店を出ようとしていたお客さんが一人しかいなかったのです。要するに奇跡の我々四人での独占状態。なんちゅうか、私としては今池の高齢不良老人達が集まるこの店でいろいろな人間模様を皆さんに見ていただきたい思いも強かったのですが、それはそれ。

前回使い損ねていたカラオケのチケットを5枚持ってきていましたので、サッポロ・ビールを注文しながら何時ものように歌い始めました。昭和・平成の歌が中心でしたが、私は年長者として戦中戦後の歌謡なども歌ってオッサンらしく振舞わせていただきました。^^ 最初に私がチケット代を追加で出した時に1人代表で引いてくれたN君が大当たりの13枚出し!やはり持っています。

皆が提示される得点に一喜一憂しながら歌いつつも最後はおばちゃんの体力を考慮してお勘定をお願いしました。おばちゃんが81歳だという事が今回自己紹介で判って「おお、ほぼ親だな」という事が理解出来ました。リクエストに熱唱で応えてくれたおばちゃんを見てますます大切にせねば…と考えた私です。

更に三次会は覚王山への移動。地下鉄で移動したあと、何時ものように古酒を飲みながらそれぞれの家庭の近況報告となりましたが、バージニアにいた頃は子供さんが未だ居なかったり、小さかったのに今ではすっかり受験や進学で大変そうでした。

何事も時間という要素が否が応でも物事を前に進め、人の人生を変えていくんだなと感じた夜でした。今度はまた横浜かな?^^


2026年6月11日木曜日

12か月点検で面白い話

今日は自分の車を12か月点検に持っていきました。

私がお世話になっている代理店は私の家の直ぐ傍にあるのですが、この業界の整備士さんや販売員さんというのは比較的あっと言う間に仕事場を変えていきます。ある車を購入してその同じ会社で次に車を購入しようとしたらもう前の販売員さんはとっくにその会社から去っていた~何ていうのは私の経験上は普通の話。

しかし、まあそんな事に文句を垂れたところで何も変わりませんので、それはそういうものなのだと受け止めるしかありません。

さて、こういう点検の時に私がお話をするのは基本的に整備士の方々、私が乗っているのはVのイニシャルで始まる車なんですが、もう同じ車に10年以上乗っています。ディーゼルエンジンが気に入っているのでこの車から乗り換える理由というのは今のところなし。新型の車にでもどうよという事でちょっと考えたこともあったのですが、我が家の財務大臣は一言「動くんやろ?故障とかするん?」と仰られるのでお話はそこで終わりです。w

今回、お話をして頂いた整備士の方は本当に気さくな方でいろいろな話を懇切丁寧にしてくださり、EVの信じられないような内部事情とか新型車に使われている中国製部品の劇的な増加、そしてリコールにはなっていないけれどどんな形で車の部品や故障頻発部分の改善改良が進んでいくのかも微細にわたりお話をしてくださいました。

実は私の世代までのVの字が付く車はほぼ全くメイド・イン・チャイナの部品などは縁が無いのですが、次の世代からはVの字が付く会社を支配している中国の会社が猛烈に中国産の部品を構成部品に押し込んできているのが事実なのです。それは整備士さんが下回りを見た時にあの部品も、この部品もという感じでMADE IN CHINAという刻印が押されているのを見れば判るというシンプルなストーリー。

申し訳ないんですが、そんな国の車の部品とか使いたくありません。たとえ安くとも。

また、EVなんかのバッテリーも実はフル充電をさせないで欲しいという内部通達が存在しているという話。表ではそんな事はおくびにも出しませんが、チャイナ製のバッテリーは燃えることで有名ですからね。そんなバッテリーを積んでいるようなVのEVとか恐ろしくてとてもとても手が出ません。ま、タダでも要りませんが。^^

やがて殆んどの車は内燃機関ではなくなる時代が来るでしょう。しかし、それはまだまだ先の話。私自身が感じる充電インフラ不足は勿論の事、全個体電池の登場とその更なる改善の来る未来を考えると、今この時点でEVという選択肢はまだまだあり得んな~と思う次第でした。

あ、12か月点検自体はオイル交換とフィルター、ボルトのガスケット、ちょっとしたサービス料程度で終了いたしました。メデタシメデタシ。