2026年3月26日木曜日

血圧のコントロールと日常の生活

我が家では私も嫁さんも降圧剤を服用しています。

始めの頃はARB系の薬を使っていたのですが、今ではCaチャネルブロッカーの代表的な薬を使っています。基本的に半減期が長く朝一粒服用だけで一日中持つ感じの良い薬です。副作用の少なさもARB系の薬と拮抗するレベルだと思うんですが、ある論文でARB系の薬で肺癌のリスクが上がるの上がらないのという「イマイチ」結論の曖昧な論文が出されて以降、とりあえずはこっちにしとこうかという事でCaチャネルのブロッカーで行こうと決めました。

いろんな薬はそもそも体の恒常性が充分に維持されていれば服用しなくて良いもの、というのが基本ですから何らかの副作用があるものですが、その中でもこの薬はある一定の濃度以降ではかなり低い副作用しか示しませんので、優秀な薬であることには変わりません。

しかし、まあ今後の加齢のことや遺伝的背景も考えると降圧剤だけでなくコレステロール降下剤なども使わないといけなくなるかも?あんまり考えたくはありませんが…。

やっぱり運動をする云々よりも食べ物のコントロールがゆるゆる過ぎてまるで駄目です。嫁さんはその点偉くて「ある時間以降は食い物を食べないと決めたら一切食べない」ということに関しては物凄く強烈な意思を持っていて、今でも下腹の肉などは本当についてなくて立派なもんです。

勉強関連のことに関してはからっきし忍耐力も何もない嫁さんなのですが、この食い物に対する意思の強さがなぜ紙の上の勉強にも活かせなかったのかと不思議でなりません。目標の向けるべきベクトルがかなり偏ってしまっていると私には思えるのですが、結果は出ているのでまあ良いのかなと何も言っておりません。w

自分も「この点だけは」見習わんといかんかなと思っております。はい。

2026年3月25日水曜日

信頼は一瞬で崩れるもの

バイト先の病院で訪問している家庭のある方に相談を受けました。

退院してから退院した自分の配偶者にある症状が出たので、その事を相談しにいったら「明日来てください」と言われたんだそうです。その上で、おむつに着いたその付着物を一緒に持っていったのですが、病院に到着して先生のところに面談に行くと「僕は病棟医ですから、既に退院した患者さんは訪問診療の意思に任せますので、説明はしません」との対応。

いつもは温厚なこの女性もこの対応には腹に据えかねたようで、「もうこんな病院行きません」と言って本当に怒っていました。

私はバイトの身ではありましたが、私がその場に居合わせた件ではなかったにしてもその様な事案が発生した事について深く謝り、同時にその件を説明後に医局長に説明しました。医局長ご自身はその案件に実は少し関わった事もあり内容に関しては直ぐに理解してくださり、ご自身でこれまた私の方に平謝り。

私に謝ることは全く無くて、こういうインシデントが発生したということは「果たして今回だけだったのだろうか?と言うことのほうが気になります」という事を懸念として伝えたところ、次回の会合で議案としてあげて検討しますとのお言葉を頂きました。

病を得た人というのは家族も含めて大変弱い立場にあります。診察をしてくれる医師に頼るしか無いことが殆どであって、その頼っている医師からその様な扱いを受けるということは、その頼っている命綱を断ち切られるようなものです。

どの病院にもどの大学にも、人と話をすることが出来ない、人に理路整然と病気や治療に関して話すことの出来ない人がいます。何度かの悪評を得て、間違いを繰り返してやがて医療現場の真ん中から消えていったり、次から次に病院を移っていったりなどという事が起きます。そして、中には裁判になる人も。

人への説明がきちんと為されない治療行為は今は既に許されない時代。ちゃんとした説明、納得のいく治療行為。どんな時にも忘れてはならないと思います。

幸い、今回の件に関しては最終的に御家族さんは受容してくださったのですが、いつもそうなるとは限らないことを肝に銘じておくべきでしょう。

2026年3月24日火曜日

トランプはやっぱり病気、支持する連中も同じく病気

人間も堕ちるところまで堕ちるとこんな発言を連発するんですね。

そもそも己の真っ黒なロシア疑惑を捜査するFBI長官であった元連邦捜査局(FBI)長官ロバート・マラー氏の死を露骨に、そして祝うようにSNSに「よかった、死んでうれしい」と書き込みました。
こんな糞のような発言に既に36,900人の人間がLikesを付けていますが、まあ同類の人間達でしょうね。レッドネック・バンスとその一味の品性の下劣さは各所での発言で特級品であることは証明済みです。

例え政敵であってもライバルであっても、人の訃報に接した時にこんな「愚劣」な発言を人に読める形で嬉々として披露する愚かな国家のトップを見ていると、心あるアメリカ人の人達が気の毒でなりません。そこら辺にいるファシストなんかがこういう発言をするなら未だわかりますけど、あのアメリカのトップがこんな事言うんですからね。今を生きる歴代大統領達も頭が痛いことでしょう。

決して力を持たせてはいけない、決して人の上に立たせてはならない、そういう人間を国家のトップに据えるという過ちを犯した21世紀初頭の半分のアメリカ人達は恥を知るべきだと思います。まあ、そんな連中はカエルの面になんとかでしょうから、恥なんて言うのはまさに「shameLESS」という文字そのもので感じないんでしょうけど。 

私が覚えているのは私が尊敬するコリン・パウエル参謀総長が亡くなられた時の糞トランプの発言とかこれまた尊敬するジョン・マケイン上院議員が亡くなられた時の発言群ですが、本当にこいつは屑の中でも選りすぐりの屑だなと思ったことを強烈に覚えています。

私は自分が粗雑で礼に疎い人間だと思っていますが、下品にはなりたくないもんだと常々思っています。石田礼助の下の名言のようでありたいと思うのです。
粗にして野だが卑ではない
下品下生のトランプとは対極の世界観の持ち主ですね。

2026年3月23日月曜日

認知症の高齢者への対応

今の時代の病院では高齢者、超高齢者の患者さんに対する認知症に由来するせん妄等への対策が普通に求められます。

実際、厚労省の方でも病棟内でこれらのせん妄を起こしたり徘回する認知症の人達に対する拘束行為の可能な限りの大幅な減少を求めています。しかしながら実務的には本当に大変で、まさに典型的な「言うは易し」という奴でして、足腰の弱っている超高齢者が夜昼問わずベッドから転落したり、徘徊時にコケて大腿骨頭を折ったり頭部外傷で頭蓋内出血が発生したりと大変なことが毎晩発生しているのは以前ここで書いた通り。

ただでさえ人手不足のこの国で、2040年までは増え続ける大量の認知症の人達への対応をどうするのかというのは本当に大変な話なのです。実務上の困難を乗り越えるのには対応する人手を増やす、拘束を行う、投薬を行うなどの手段が検討されることが殆どです。

易怒性を伴う高齢者への経口投薬でよく使われるのが抑肝散という漢方薬。内科医はよくこの薬を使う事が多いのですが、誤嚥をしやすいような人達に粉末状の薬を湯に溶かして飲ませるのもまた一つのリスク。そこでなるべく少量の、かつ口腔内で溶けてくれるような薬として使うのがリスペリドンという薬だったりします。

リスペリドンは良く精神科の先生が使うのですが、私は自分の経験則としてよく効く薬のもう一つの雄としてレキサルティという薬を使います。

警察沙汰になるほどのせん妄状態であった90代のお爺さんが最小量のレキサルティを服用して別人のように普通の人に戻ったり、家にいた息子さんと娘さんが別人のように荒れてしまった母親たるお婆さんに疲れ果てた挙句病院に一緒に来られて、このお薬を投与してこれまた普通の人に戻ったことがありまして、それ以来この薬を比較的使うようになりました。

それでも毎回そういった著効例のように効くわけでもなく、色々と悩みながらの試行錯誤が続きます。

長生きすること自体は生物学的には素晴らしい幸運だとは思うのですが、それは体が動いて、頭が働いていれば・・・という前提が付けばこそだなと思うことが多くなりました。

2026年3月22日日曜日

ロシアにソビエトが戻ってきた

昔、新婚旅行でパリの帰り道にモスクワに行ったことがあります。

ちょうど解放改革路線の真っ只中で、ロシアの規律は良い意味で緩みまくりオリガルヒは未だ目立っていないし、プーチンもどこの人?って感じでしたし。グム百貨店もまだまだ健在で、いろいろな切手を押し売りしてくる少年達が沢山纏わりついてきていました。

ホテルもまだまだ前近代的、かつ売春婦が各フロアのオバサンとつるんで各部屋に侵入してきていた時代。(いくら私が新婚旅行で無理やから!と言っても笑顔と日本語で入ってこようとしました)ホテルの風呂は氷点下の中でお湯も出なければ石鹸一つ置いていないようなレベル。w

兎に角、そういう「日本標準サービス」の資本主義国家から来た人間にとっては全てが面白いマンガのような国でしたが、それも今は昔。

私がノンフィクションで知っていたブレジネフ時代のソビエトが主の頭だけすげ替えてプーチンのもとで舞い戻ってきたようです。FBやインスタが使えないのは勿論、モスクワで都市案内機能が使えずという状況とのこと。以前はこういう機能障害はウクライナと国境を接する週や辺縁の滅茶苦茶な田舎ではあったそうなんですが、サンクト・ペテルブルグなどの大都市も例外から逃れることはなくなってきているというお話。

結局、ネット規制をするというのはありとあらゆる意味で己の政策が国民に不人気であるということを自覚している証拠。独裁者に必ず起きる「どす黒い疑心暗鬼」がこのようなアクションを起こす事はどの時代もどんな政権も毎度毎度画一的。

国民の手足を縛って不自由を強制するような裸の王様に明るい未来があるなどとは到底思えないのですが、これからの10年でこのハゲのおっちゃんが一体どこにロシアという国を導こうとしているのか?興味があるのですが実際には導くというよりも自己保身の結果がどうなったかを見るだけなのだろうなという個人的な「強い」予測があるのみです。

きっと共産ソビエト時代のお家芸であるアネクドートがロシアに秀逸な作品として大量に復活してくるのでしょう。