2026年6月17日水曜日

猫ちゃんへの注射

我が家の高齢猫ちゃん、最近食欲にムラがあって食べないときに病院に点滴に行っています。

基本的に我が家の糖尿病猫は血糖が100台後半から下がり始めると元気がなくなってくる傾向があります。結構な高血糖のほうがやや元気があるというのが私の印象なのですが、やはり利尿のレベルとかでも食欲は大きく変わっていくようです。

ここら辺りは人と似たところもあると思うんですが、食欲がない時に獣医さんに診てもらうと意外と脱水は起きてないし、腎機能は正常に保たれているしで一体何が食欲を落とすもとになるのか人間と違ってイマイチ私自身が把握しきれていないところが多々あります。

ただし、週に2~3回の点滴を行う事で何となくゆっくりと食欲が回復してくるのは確かで、これだけは人間の高齢者と一緒ですな。しかしとても近所とは言えない犬猫病院に週3回も通うのは結構きつい。しかも、一回に2500円ほど払わなければなりません。そこで、獣医さんに「私が代わって点滴してもよろしいでしょうか?」と伺うと「是非してあげてください!」とのお言葉。(お世話になっている獣医さんは私が医師だとご存じです。糖尿治療の過程でいろいろとお話が出てバレました)

先生の点滴手順は何時も眺めておりましたので、とりあえず理解しておりましたが今回もう一度だけ先生の手順を目に焼き付けておさらいです。もとになる輸液は人でも使うラクテック注。使用する注射針は19G前後で、ルートの刺入部は両前足の中間部にあたる背部の皮下。皮をつまみ上げてゆるゆるの部分にプスッと刺してあげると大人しくジッとしています。

100~150mL程度を圧をかけて皮下注射してあげるとテニスボールのを半分に切った感じの皮下の液体貯留部分が出てきますので、そこをゆっくりと揉み解してあげながら最後に針を抜いて終了。毛の上から刺入部にガーゼを当てて暫く圧迫して経過観察しますが、家でこれをやると抜針した直後に逃げ出そうとする傾向が…。^^

これで長生きしてくれれば御の字です。怖い獣医さんのところに何度もお出かけしなくても済みますからね!w

2026年6月16日火曜日

鉄槌教師・最後の一話以外見た

Netflixのメインページを眺めていたら「鉄槌教師」という思わせぶりなタイトルの作品が出てきていました。

タイトルから推測するに学校にたむろすクソガキに劇的な方法で制裁を加える教師が登場するのかな?と思って見始めたのですが、半分正解半分外れといったところでしょうか。

韓国でも高視聴率を稼いだようですが、恐らく世界的にも視聴されたと思います。ここから先はネタバレになりますので、視たい方は読まないでください。

いろいろ調べてみると韓国では教師の自殺、モンスター・ペアレント、触法少年への厳罰化の限界、深刻ないじめ等の教育の崩壊が顕在化しているようで、そういた問題に対する社会の無力感を「教権局」というある種の超法規的機関を登場させることで次々とスカッと解決していく訳ですが、実際にはドラマで使われる手法は間違いなく深刻な法的問題を抱えたやり方なんですけどね。w

それでも、これをルサンチマンとしてではなく実際に日々被害を受けている声なき被害者達(教師や生徒)の事を考えると、現実は変えられなくとも視聴することですかとすることは間違いないですね。むろんいつもの韓国ドラマですから、現実のシロクロの脚色の仕方が極端というか、単純化しすぎという側面も見えすぎなんですけどね。

それでも、私自身の傍でモンスター・ペアレントと思われる人間を見た事がありますから、現実にも自己愛を自分の子供に投射するような頭のおかしいレベルの人間がいることは確か。韓国では更に日本を凌駕するようなアタオカが居るのでしょう。

何といっても統一試験の間は飛行機が上空を飛ばず、試験に遅れた子を警官が会場に連れて行く事が美談になるような国ですからね。そしてその統一試験が終わると絶望した子達が校舎や他のビルの屋上から飛び降りたり首を吊るという「噂」が流布されるほどの恐ろしい受験戦争の国。(実際は突出して試験後に自殺が増えるというような傾向は確認できていないそうですが)

たった一回の失敗が人生を決めるというような考え方で、ソウル大やコリョ大、そして延世大を卒業して医者になったりLGやサムスンに入れないと一流の人生ではないというような極端に偏狭な人生の選択の薄っぺらさを何とかしないと韓国人の国外流出や出生率の異様な低下は不可避でしょうな。(日本も他人事では無いですけど、ここまで薄っぺらでは無いと信じたいです^^)

鉄槌教師------最後の一話はまだ見ていません。最後の伏線回収はどうなるのかな?

2026年6月15日月曜日

ヤバい人への訪問診療

最近、自分の行っている訪問診療のバイト先がなんか「う~ん」という感じの患者さんが増えてきています。

こんな仕事をしない限りこんな面白い体験は一生する事が無いだろうなと思えるほどのいろいろな面白い体験をする事が出来ているんですが、訪問診療にも大きく分けると施設訪問と個人宅の訪問との二種類があります。

施設訪問では数人から数十人の患者さん達を一気に診ていくといくパターンで、診療報酬も一人当たりに換算すると一軒一軒を回らなければならない居宅訪問とはかなり違います。集団で待っている患者さん達を一人一人診察していくといわゆる「効率」という意味では高いのですが、患者さんとの会話や親密度はどうしても落ちてしまいます。

その分、居宅訪問というのは家族ぐるみで我々の診察の中で一緒に患者さんといたり、独居の人でも家の中の様子は丸見えなものですからいろいろと患者さんの様子が判るのです。輪郭が浮かび上がってくるという表現をすれば居宅訪問のメリットが表現できているか、という気もします。

さて、そういう居宅訪問での診療なんですが、実際は皆さんの想像を絶するようなパターンも多々ありまして、とてもとても素足では上がれないような家庭や家中が強烈なタバコの臭いに包まれ、壁一面にヤニがねっとりついているようなところもあります。更にはベッドの下には謎の毛や体表面から落ちたと思われる大量の落屑がうず高く積もっている家なども…。

そして、我々内科医にとって最も困難なのは精神疾患の患者というよりも人格障害を強く疑うような人達ですね。特に薬物依存や病的潔癖症の患者さんなどはまともな会話が通じないような人物も時にいて、一緒に行く看護師さん共々「困惑」してしまうような場面が出現してきます。

ドアのチャイムを鳴らさせず囁くような小さな音でドアをノックしてください、開ける瞬間も音を出さずにゆっくり開けてください、etc,.etc,.と要求は細かく多いのですが、いざ訪問しようとすると、その日に電話に出なかったりで休診…等というトンデモな人も居るんです。しかし、ここにはとても書けないようないわゆるメンタル系のヤバい人も居られまして。

余りにも信頼関係が崩れた場合はこちらからお断りをいれてサヨナラをするパターンもあるのですが、そういう人っていうのはいろいろな訪問診療サイトから次々と断られて転々としているなどという事が多いのです。

要するに自分で自分の居場所を無くしていってるんですね。可哀そうですけどそういう人達は何時でもどこにでもおられます。我々に身体危害が加わらない限りはサヨナラすればよい訳で、なんともないんですけどね。

疲れない訳ではない訪問診療。楽しい事が多いのですが上の様にそうでないこともあるという話でした。

2026年6月14日日曜日

プレ・父の日

今日は嫁さんが父の日の前のプレゼントという事で「ナニカ」を買ってくれることになりました。

そういえば、俺も母の日とかいう日にあれやこれや買ってあげて最後には家族全員を連れて藤が丘で夕食を食べたような気がします。結局のところこういう「XXの日」という系統の日というのは商業主義が作り出したプレゼント消費の日ですね。いろいろな美談とかで話を糊塗したところで結局は金が動くことで経済の回る日。w

大人になれば見える景色(舞台裏)というのもあるものです。

さて、今日は嫁さんからウキウキ顔で「お父さん、プレ父の日で予算Xで何でも買ってあげる」等という珍しい言葉を頂きました。という訳で、予算案を聞いたところ「なるほど!」という感じの額でしたので私もウキウキ!とはいえその全額を使う気など端からありません。滅茶苦茶高額でもないけれど、安くもない。しかし、そこは気は心ということで有難くお言葉を頂きました。

実際には一件目はイオン・モール長久手、そして二件目はエアポート・ウォークでそれぞれ靴を一足ずつ買っていただきました。一足目はアディダスのグリーンのスケボーシューズで、二足目はゴンバースのチャック・テイラーのブラック・レザー・シューを買ってもらいました。二つ併せて一万ちょっとだったかな。ありがたやありがたや。

その後にメモ帳やペンなどを1,000円分とか本1,700円分とか細かく嫁さんが積み上げていましたが、その度に私は「え~、最初の話じゃまだあとXX円くらいは残金があるんじゃなかったっけ?」と言いましたが、そこはもうお互いわかっていて言い合っているだけ。^^

新しく「嫁さんから買ってもらったシューズ」と共に私もいそいそと帰りました。気持ちが嬉しいのは誰でも一緒。

このお返しは頑張ってしなければなりませんね!ってこれじゃあ商業主義の片棒担ぎか。w

2026年6月13日土曜日

農業は科学そのもの

いつも忘れがちですが、農業は植物学であり科学そのものです。

私の知人のイスラエル人で最終的には人の細胞の研究者になった非常に賢い人間がいるのですが、彼はもともと植物の研究者だったのです。その彼がNIHにいた時に常々私に語っていたのは「植物の科学は美しい。ほぼ数学のような美がその形に表れて破綻がない!」という話。

実は「種まきと発芽の超裏ワザ」という本を買ったのですが、この本わたしにとって大当たりでした。今までナゼ?と思っていた細々とした疑問に対する答えが図解入りできちんと説明されています。書いてある内容はまさに科学そのもの。

どうやってセットアップしていくのか、そしてそのセットアップを行う理由はどこにあるのか。そのセットアップを行う道具はどのようなものがあるのか等を微細を穿って説明しています。

説明を読んでいると「ああ、今までこうするんだよという説明を受けていたけど、その科学的背景はこういう事だったんか!」という感じでイチイチ納得のいく説明が記してあります。

実際のところ「よく考えてみると」種をキチンと発芽させることがまず大事、そしてその発芽した芽をどうやってある程度の大きさまで育て上げるかという勢いを作る部分がその後の収穫量を決めると思います。今回のジャガイモの収穫においてもきちんと飛び出した芽の状態は明らかにその後の収穫量に大きな差をもたらすという事を今回実体験として強く印象付けられました。

実は今回のジャガイモのみならず、サツマイモでもトウモロコシでも最初の勢い、健康状態というのがどうやら重大な結末をもたらしそうなので、今でもいろいろと期待と不安が入り混じっています。

しかしそれはそれ、今年始めたばかりの畑仕事ですから失敗の中から次の改善点を見つけていかなければなりません。既にジャガイモに関してはそういった「気付き」が沢山ありましたので、さっそく次の作業では間違いない仕事をしようと決意しています。