2026年4月25日土曜日

アメリカの旧友達と横浜で同窓会・前編

今日は朝から名古屋の家を出て名駅へ向かいました。

目的は今日の夜に行われるアメリカにいた頃に苦労を分かち合った旧友4人で同窓会をするためです。特にその中のお一人の先生とは十数年ぶりの再会ですので、私もウキウキ。

新幹線に乗って新横浜についたのが12時ちょっと前。品川では降りますが、横浜をターゲットにして移動したのは恐らくほぼ30年前の生化学会か何かでパシフィコ横浜に来た時以来でしょうか。潮風を感じるエリアです。

予め横浜在住のY先生に「横浜エリア」に来たならばどこを見て廻るべきか?という質問をしておいたのですが、完全にエリアの異なる二種類のルート・マップが送られてきました。一つは山下公園界隈を散策するコース。もう一つは北鎌倉から南下して最後は鶴岡八幡宮で散策を終える鎌倉殿の13人コースとでもいいましょうか。

しかしここで思いだしたのは自分の日本史の知識の無さ。高校の頃赤点ギリギリで日本史を突破した実績を持つ己の黒歴史。orz

そこで、少なくとも近現代史に彩られたイベントの展示場たるおしゃれエリアである山下公園周辺の散策から開始することにしました。まあ、その気持ちを大きく盛り上げてくれたのは襟の西の橋に鎮座するカップヌードルミュージアムの存在に気付いた事だったんですけどね。

桜木町駅まで移動した後すぐに歩いて汽車道からカップヌードル・ミュージアムへ!あの安藤百福の苦闘とカップヌードルの誕生、そしてそのカップヌードルが世の中に拡がっていく様子を展示してくれている美しいミュージアムです。
見たことも無いようなカップ麺もたくさんありました。
大きな入口でしたね。びっくりサイズ。
最後にミュージアム・ショップでちょこっとしたお土産を家族に買って次の目的地であるJICAの海外移住資料館に行きました。
ここもマップを見ている時に偶然見つけたものだったのですが、海外で長く過ごしてきた私にとっては彼ら「初代」の苦闘の歴史の凄まじさが強く胸に迫る展示でした。最後の方にはミネタ長官やジョージ・タケイ等もビデオ出演されていて、それはそれで良い展示物だなーと感じて出てきた次第。
黄禍論渦巻くアメリカのターゲットの一つが日本人でした。
言葉もわからぬ中で凄まじい差別と貧困と戦いながら、最後には現地で資産やネットワークを形成しソサエティを作り上げたにも拘らず、第二次世界大戦で理不尽にも資産没収と激しい暴力の渦に巻き込まれて日本に送還されたり、強制収容所に移送されたりというとんでもない苦汁をなめ続けた先輩方の姿に胸が熱くならない理由がありません。

私はここで1時間半ほど過ごしましたが、日本で初めて旅券を取得したのは旅芸人の一団だったことに驚きを隠せませんでした。そもそも、旅券という名前自体が存在しなかった頃の幕府からの発行証だったというのも驚きでしたけどね。

さて、ここを出て港に停泊する飛鳥IIIを見ようと海辺に近寄っていこうとしたところ眼の前に「!」という建造物が見えてきました。それは「海上保安資料館」という名称の建物。ここには私の記憶にも生々しい2001年に発生した北朝鮮工作船による領海侵犯とロケットランチャー等による海保巡視船への攻撃、そして最後の自沈までの過程の説明と回収された種々の武器と工作船本体の展示でした。
船体に残る生々しい日本側から撃たれた弾痕は当時の凄まじい現場の状況が伝わってきます。まあ、真の心の底から碌でもない国だなと言うことを雄弁に語る第一級の一次資料であり、常に緊張みなぎる現場で救難に警護にそして赤い夜郎自大の国々とも戦い続ける海保の方々心の底より感謝です。

最後は出口のそばに設置されていた海保グッズショップで売られていたシャツやリング・タグなどを購入して出てきました。
雨も降らない、寒くも暑くもない最高の天気の中で次に向かったのは赤レンガ通り。おしゃれ絵なイメージは持っていたのですが、どんな所か知らないままで周囲をぐるりと回って中には入らずじまい。なんだかおしゃれなお店が入っているのは見えたのですが、私は腹も空いていないし、入るのは少し気後れしたので周りでポケモンのマンホールの蓋の撮影などを済ませた後に山下公園の方へと向かいました。
飛鳥IIと思っていたら既にIIIをでした。長崎製じゃないのかな?

長崎では一個しか無いポケ蓋!横浜にはたくさんあります。
橋をわたっていくと公園の西の端でこの道30年とかいうメチャ面白い大道芸人さんが数々の芸と話術を披露しながら皆を笑わせてくれていました。
ここの直ぐ側にはかの有名な「赤い靴」の女の子の銅像がありまして、熱々の男女の皆さまがベンチで戯れるのを横目に「かもめの水兵さん」の歌詞なども写真に収めて更に移動。花壇の向こう側になんだか歴史ドラマで見た覚えのある瀟洒な洋館風ホテルが見えてきました。なんとNEW GRAND HOTELと書いてあります!そうです、マッカーサーなども来たというあのホテルなのでした。
横浜のポート・タワーもショットに収め、更には時間がもう無くて入ることの出来なかった氷川丸の融資を後ろ側と側面から眺めて中華街の方へと移動しました。名高い「港の見える丘公園」まで800メートルと出ていたのですが、次第に陽が傾き始めていたので、このままだと同窓会に遅れると思い心を公園の方向に残しながらも有名な横浜中華街へ入って娘達と病棟へのお土産を選んで桜木町駅の方にある予約されていたホテルに向かいました。
美しい氷川丸!
とりあえず今日はここまで。




2026年4月24日金曜日

大学病院だからといって⋯

皆さんは大きな病院は安心できる病院という認識があるのではないでしょうか。特に大学病院とか?

しかし、人間は神様ではなくミスを犯します。その上、システム上でいくら考えても考えてもやはりヒューマンファクターの部分で穴が開けば、システムの構成を超えてミスは穴から漏れ出してきます。その事故のサイズは気づかれないものから、ヒヤリハット、大事故、死亡に至るまで様々。

要するに組織のサイズには関係なく、起きるものは起きると言うこと。病院の組織の性質次第でそれらのミスの発表レベルというものは様々ですが、いろいろな大学の多くの科の先生たちの話を聞いてびっくりするのは事故を起こした当人がそれを事故と認識していないことがあるということでした。

更には医局を司る教授などから全力で医局員擁護が入って、医療安全委員会と全面的に対立するような場面もあるそうで、大学側は医療安全委員会を筆頭に患者さん側には謝罪を入れつつも医療安全委員会の委員は大学内のその事故に対する認識が希薄な医師や医局に対しても戦いを挑まなければならないという二重の物凄いストレスのもとに置かれるということが「よく」あるという話。

裁判になって初めて表に出てくるなどということもあるような世界ですし、裁判になったからと行って裁判を起こした側が正しいというような訳でもなく本当にひとが人である限り永遠に無くなることはない話ですが、規模がデカいからと言ってその医療機関での加療が規模の小さな病院よりも必ずしも治療のレベルが高いというわけではないということは念頭に入れて病院を選ばれるというのが正解だと思います。

無論、高度な医療機器や多くのスタッフがいて種々の希少疾患まで含めて面倒を見れるという意味ではスタッフ数と施設充実度のまさる大学病院や高度救命救急が日常である病院が圧倒的に有利でしょうが、必ずしもそういった機関での「治療」がベストの結果を生み出すわけではなく、あくまで診療を行う医師の能力にかなり依拠するという点は間違いないと思います。

実は今回、ある大学病院から送られてきた超高齢のおじいさんの受け入れを巡って発生したあるインシデントを通じてそういう事を改めて感じて、この一文を認めた次第でした。

2026年4月23日木曜日

娘の仕事探しは面白そう

娘の仕事探しはある斡旋専門の会社から回ってきているだけでなく、自分でも「面白そう」と思ったことだけを金額に関係なく選んで仕事をしてみて技術や経験を蓄積しているみたいです。

先日も書いた人材斡旋業というのはヤクザな仕事ですから、高給を提示する会社の契約を取れれば取れるほどその成功報酬(ピンハネ分)は高くなるはずですから、何度でも高いオファーをする企業の紹介をもって娘にアプローチしてきているようです。

娘の場合、高度な英語と普通の日本語を読み書き話し出来ますので、それを使ったあらゆるビジネスチャンスがある訳なんですが、娘に話を聞くとその手の高度スキルや肌感覚を経験値付きの実務レベルで持っている人というのはどうしても数が限定されてくるようで、引く手は数多なんだそうです。

その上で選ぶ・選びたいのは給料の額もさることながらやはりやっていて「面白い」と感じる職種なんだそうで、そこらあたりは私も異論はありません。特に彼女の場合はスタートアップ企業に関心があるようで、どのように事業を展開していくのか、そして資金繰りや人事はどうやって行くのかなどという事をトップに近いところで見てみたいのだそうで、将来の自分の仕事に活かしたいのだとか。

面白くなくとも学びがある仕事は長く続けて一緒に成長させて、企業を大きくして給料も一緒に上げて貰いたいと思うし、面白くない仕事でも高給であれば一年とか二年と割り切ってお金をセーブするためだけにでもキチンと仕事をして結果をだして、CVに載せられる仕事としてやる感じですね。

スタートアップ企業というのは面白いと思うんですが、(業種にもよるとおもうんですが)次から次へと淘汰されて、夢破れ去っていく人達のほうがむしろ普通。通常成功した!と呼ばれる人達も平均すると4回は起業に失敗しているといいますので、失敗を恐れるタイプの人には向かないスタイルなんでしょうね。

要するに人生「ハイ次!」と言えないような人には起業は向かないということなんでしょう。でも、これって生き方そのもののような気もするんですが?

2026年4月22日水曜日

患者さんのお見舞いでトラブル

ある高齢患者さんへお見舞いをされる家族さんが居られたのですが、この患者さんへのお見舞いを巡ってトラブルが続発していました。(登場人物と時間は変えてあります)

この患者さんのご主人は実に普通の方でいつも奥さんのところに来てくださって優しい言葉をかけ続けて居られるのですが、この方には何の問題もありません、むしろ有難い!ちゃんと患者さんの病状の変遷を見てくださっているし、治療の方針やその結果の説明をいつでも聞いてくださるので、こういう方は退院時には家族の一員のようなものです。

ところが問題はこの方の娘さんでした。

実はこの方前の病院にお母さんが入院されていた時にも頻回にトラブルを起こして病院のブラックリストに載ってしまい「出禁」のレッテルを貼られてしまったという逸話の持ち主。何を以てそういう事態に至ったかというのは前医の診療情報提供書と看護師さん向けの申し送り事項に詳細に書いてあったのですが、やはり出禁になるよな…と言わざるを得ないような事をしておりました。

それは誤嚥性肺炎で入院しているお母さんの口の中に「勝手に食べ物を押し込んだり、飲み物を飲ませたりする」という恐ろしい行為が現場で何度も見つかっていたのでした!
実際に娘さんのお父さんも困り果てていて、何度注意しても口論になるばかりという状況で同仕様もないとのこと。

お父さんの口から漏れてきた言葉は「実は娘は統合失調で何度も入院しているんです」というお話。お父さんご自身も家の中で万一の事があってはいけないとのことで、寝る時には自分の部屋に鍵をかけて寝ているとのこと。真に気の毒です。

お父さんの口からは更に「この病院で揉めた時には本当は入院させて貰えないかと考えたりするんです」と寂しそうな発言を聞いた時には何も言い返すことが出来ませんでした。

2026年4月21日火曜日

人材派遣というピンハネ業

私は個人的に人材派遣業というのは人を派遣し産業を回すという名目を被った守銭奴が行うピンハネ業だと思ってます。

金に執着し金を儲けようと思ったら恥など消せば相当ヤバく儲けることができる業種はいくつもあると思ってます。利権が絡み、暴力が絡み、性や生が犠牲になる形で人を消耗させるような仕事はそのままその「程度」が儲ける金額として跳ね返ってくると思っています。

もう、この歳になるとこの手の業界の「表向きの使命」なんちゅうもんは鼻で笑うようになっておりまして、竹中平蔵のような糞ボンボンがあたかもその業界の慣行が世のため人のために存在するような表現をして己がそのトップに就任するような爽やかなまでの腐臭プンプンの糞っぷりしか無いとしか思っていません。w

看護師の派遣業にしても医師の派遣業にしても業界の収奪具合い(ピンハネ率)というのは知れば知るほどエグいもので、短期で人材派遣を繰り返せば繰り返すほどその収奪は確実にネタになる世界です。

医者の派遣とか滅茶苦茶な収奪ですし、看護師の派遣なんかも人を繋ぐだけで「とんでもない額」が業者に吸い取られていきます。恐らく普通の皆さんがそのシステムとピンハネの実額を知ったら吐き気がするほど…。医療医運営の世界「にも」巨大なヒルのように吸い付く有名な会社が数社ありまして、いわゆる実業ならぬ虚業家達の集合体ですな。

今回、こんなことを書いたのはスキマバイトでよくテレビに広告を打っているネットアプリ「タイミー」の会社。

何を訴えられたかというと、この仲介業者が取り持つバイトしたい人とバイトを応募する会社の間で結べれた契約が「当日キャンセル」なんていう形になって終わったとしても、一方的に破棄されるだけで少なくとも契約したバイト応募者には何の保証もないということを訴えたというもの。

キャンセルした業者側には何らかのペナルティで何%かのペナルティが課されるのかなんだか知りませんが、タイミー側は痛くも痒くもなく只管ピンハネを繰り返せばいだけの話。ペナルティ代まで「もし」取っていたら痛みどころか坊主丸儲け。しかも広告を打っただけでも業者側から広告料という元は取るわけですから泣くのは当日に予定を入れて他の仕事や予定は入れていなかった労働を提供する側。

要はこんな碌でもない18世紀的な話があるかい!ということですよね。スーツは着てスマホのアプリは走らせてるけどやってることは丸っきりヤクザのお仕事のコピー。

アッチの業界と同じことをスーツを着てやってるだけの話なんで、法の力でギチギチに締め付けて旨味が吸えない状況にまで追い込まれることを心より願っております。