とても目の前の映像が現実のものとは信じられず、アナウンサーの緊迫した叫び声が耳の奥に何時までも残り続けました。アメリカのケーブルテレビの日本語チャンネルは瞬時に無償化され、ずっと日本の悲惨な状況をアナウンサーの緊迫した声が伝え続けるとともに、アメリカ側のニュース局も本当にずっとこの大震災のことを伝え続けていました。
私は黒い水と泡立った頂上を持つ白の津波で流されていく美しい私の祖国の海岸線を見つめながら涙が溢れてなりませんでした。今まさにこの波の先端で消えていっている無辜の命の群れが存在することが本当に信じられませんでした。
それから数年、やがて日本に帰って来て当時の話を経験者達に聞くとともに、自分の家でもいろいろな防災時の状況を考慮すると全く備えが足りないということを強く実感して種々の防災キットを備えるとともにローリング・ストックを少しずつ充実させる日々でした。それでもやっぱり家族が揃った状態でどこまでやれるかを考えるとなかなか厳しいものがあります。
更に頭の中でシュミレートするやがてやって来る「その日」の事を考えると、家の中のあれも危ない、これも危ないという感じで自分の頭よりも上にあるもののリスクを再評価しないといけません。
上の「その日」に起こるであろう放送のシミュレーションを考えると、実際に大災害が発生したら少なくとも2週間は行政も全く頼りにならず、自助で乗り切るしか無いと思っています。それに渡しの場合は病院での患者のケアがどうなるかも考えただけで背筋が寒くなります。
多くの薬や点滴が絶望的に足りない状況があちらこちらで発生するはずで、海外からの支援なしでは恐らく高血圧、糖尿、腎臓病、心不全、感染症などを含め全く阿鼻叫喚の状態になるのではないかという「強い」懸念があります。病院の次務員などは全く当てにならないなかで、これらの計画をもっと真面目に日本全体で最高しなければならないのではないでしょうか。後30年以内に日本の広範囲でこの巨大地震がやってくる確率は80%にまで上がっています!






