2023年5月27日土曜日

勝てない中日、勝ててるグランパス

どこに夢があるのかと言うほど応援する気にならない中日の負けっぷりです。

WBCでのピッチャー高橋の活躍以降、5月の頭に巨人を迎えてのホームの試合で3タテで破砕して、少しは盛り上がっていた名古屋もその後に続く広島、ヤクルト、阪神、巨人の11試合で勝ったのはたったの一回という絶望的な負けのストリーム。w

その後に来た広島、DeNA戦では5の4で勝って少しだけほっとしていますが、如何せん5月の負けストリークは通常ならば来季の監督解任のお話が出そうなレベルなんですが、なんせ立浪と言えば名古屋ではレジェンドですからそういう流れにはならないのかな。

そして名古屋といえばもう一つの雄が名古屋グランパス。楽天のヴィッセル神戸の好調ぶりにはとても敵いませんが、それでもJ1の18チーム内で現時点で3位ですから立派なものです。それに比べてお前ときたら…というのが中日。

大都市の一つである名古屋にメジャーと言えるレベルのプロチームが少なくとも2つは目立っているというのは住人にとって良いことではあるんですが、折角家から遠くないところにバンテリンドームがあるにもかかわらず、ドームに行って直接応援しようという気が起こらないのが今の中日。金を払ってまでガックリ経験をしようと思う人間はあんまりいないと思うんですよね。

まあ、そんな事言っているような輩はファンなどとは言えないというのは当然受け容れますけど、住民としては折角ならば街全体がざわつく様な盛り上がりというのを経験させてほしいのです。

それはMaryalndに住んでいた時にボルチモア・オリオールズが全く勝てなかったような寂しさを、そしてVirginiaに住んでいた時にはそもそものMajor Pro Sportsチーム自体が「あの」広いバージニアに無いという寂しさを噛み締めた人間だからこそ日本では!と思うのです。

もっと有り体に言えば、バンテリンドームでビールでほろ酔い気分になりながら、ホットドッグを頬張って「やっしゃ~~~~~!」と大声を上げたいのです。しかし、少なくとも今年は無理そうですね…。orz

  

2023年5月26日金曜日

めちゃ美味いとんちゃん食べて更に飲み過ぎ

実は昨日超久しぶりにブログを書きませんでした。理由はシンプルで、夜遅くまで飲みすぎたからです。w

病院の若手に「飲みに行きましょう」と誘われていたのですが、若手二人と私のスケジュールがなかなかマッチせず、彼らには一ヶ月以上もこの日の為に待っていてもらっていたのです。ところが、実は待つのは彼らだけでなくて私も待ち焦がれていたのです。

何故か?それはこの昭和レトロのお店「美奈登」に30年以上働いているおばさんがいるのですが、彼女は実は今回誘ってくれた若手の実のお婆ちゃんなのでした。前もって席をきちんと取ってくれていて、優しいおばちゃんの笑顔とともにそこにスッと座ることが出来ました。(熱田神宮からタクシーで1000円程度の距離。)
ビックリするような昭和レトロ感のあるお店です。
店の名前を載せたミニ大漁旗。こんなの欲しいですね。
中はカウンタータイプの囲みとこちら側にある座布団敷いて飲み食いするエリア。
有り得ないほど美味しかったです。70年近く続く店にはきちんと理由があります。
暖簾の向こうにも火が見えていますよね。幻想的でした。
中の様子などは上の写真のような感じなんですが、兎に角美味くて美味くて次から次へと腹の中に美味しい肉が落ちていきます。とんちゃんという名古屋・岐阜の人間なら直ぐ解る用語なんですが、改めて調べると「とんちゃんとは、味噌ダレを絡めた甘辛い豚のホルモン焼きを指す」と書いてあります。

中で出されたさがり(横隔膜?)、みの、はつ等の部分以外にも初めてたべた「こめかみ」以外にも名前は忘れましたが気管支の輪切りの部分なども肉そのものが美味しくて、逆に「なんで何時も食べる焼肉屋の肉は美味くないんだろう?」と考えてしまうのでした。

場所が私の家から遠いのが難点。とはいえ、ここは必ずまた来ようと思いました。ここには8時過ぎまでいて、男三人で飲んで食ってたったの1万円、設定がおかしいです。しかし、私と一緒に行ったそのおばさんの孫によるとこれでも高くなったっていうことなので、以前はどうだったのやら。最後にカウンターの内側のお婆さんに「またお孫さんと来ます!」と言ったところ、おばあちゃん超ニッコリとして更にカウンターに座っていた周りのお客さんが一斉に私の方を振り返りました。

その後は更に金山に河岸を移して以前行こうとして行けなかった「空」というお店に行きました。ここでも閉店まで大量の酒を飲んで過ごし、フラフラ。隣に間違いなく看護師と思われる四人組がいたのは覚えているんですが、後は不覚になってしまいました。

結局、朝の始発電車まで独身の技師さんの野郎宅でドカッと寝ていました。結局、朝から酒と煙の臭いをさせて家に戻ったオッサンでした。

  

2023年5月25日木曜日

近所のラッパー

ここ数ヶ月のことです。

特に時間帯は問わないのですが、私がソレに気づく事が多いのは当然のように帰宅してからの時間帯。いわゆる夕方以降というやつです。リビングに座っているとソレが聞こえてくるんです。

最初は誰かが大声で話しているのかなと思っていたのですが、暫くその声に注意を傾けていて気づいたのは男声であって少なくとも誰かと対話しているタイプのものではないということでした。日によってはお経を読んでいるのかと思えるような調子なんで、正直その大声は調子っぱずれの読経と言えない事もないものでした。

比較的長く聞こえてくるもので、何かに集中している時にはちょっとだけ窓を締めてその声を窓の向こうに押しやったりもしていたのですが、恐らくマンションの2階あたりに住んでいる人には迷惑やろうなと思えるレベルの大声ですので、なんか創価学会とか宗教系の人?とかも考えていました。でもやっぱり読経じゃない。

心の片隅で「なんだろな?」という小さな疑問符を抱え込みながらも、何かソレで自分が困っている訳でもなかったので、そのままに放っておいたのですが、次女の話で初めてソレが日本語のラップであることに気づき「なるほど~」と得心した次第です。

距離的な問題もあるのでしょうが、正直その内容が聞き取れないままなんですが、言われてみると確かに自分一人で問いかけたり語りかけている様な感じのお話調のもの。ただ、何というか凄いなと思うのは何も恥ずかしがる事なく大声でそのラップを繰り返していること。特に週末なんかは午前中から比較的頑張ってるみたいなんですが…。

次女は普通にアメリカのラッパーの曲を聞いていますからそういうのには慣れ親しんでいるんですが、日本語のラップを頑張っているどこかの兄ちゃん?の歌を聴いていても「がんばってるけど全然まだまだだね」とかいう感じのことを言って笑っていました。YouTubeにでも投稿とかしてるのかな?

とは言え、何事も未来は判りません!何時の日にか我が区からも名古屋在住の呂布カルマみたいな人物が出てこないとも限りません。努力する人間を笑うのは簡単ですが、成功は普通失敗の積み重ねの上にしか組み上がりませんからね。^^

と、ここまで書いても今日は声が聞こえてきません。日々休まず頑張れ、青年!

  

2023年5月24日水曜日

引き際を知らなければ迷惑をかける

実は院内で医師の働き方改革の最終期限が来年春に迫る事を契機として契約書の更新が次々と進んでいます。

各医師に其々の年俸や勤務条件等を全部問うて、それに対して納得頂けるか否かを一々サインをして貰って雇用契約を見直すというものです。我々医師が普通に働いている限りは昨年までと変わらぬ条件で年俸の昇給込みできちんと更改されていきます。

ところが、高齢の先生や働きのパフォーマンスが悪い先生など、今までは「ぬるい条件」で働くことが暗黙のうちに許可されていた先生方にとっては今回の後悔はヤバいものらしいのです。それは月一回の当直が先ずその中に入っていること。そして研究日というような医師に特有の週の中で一回だけ公休が取れる日があって、その日を使って外の病院に働きに行ったりする日などがあるのですが、それ以外の休みの日を取ることが出来ないことなどは当然の事となってきました。

というのも、中にはトンデモナイ医者がおりまして、可能な限り仕事をせずにバイトに来た若い後輩医師を自分の手足のように使って己は仕事をせずに外に遊びに出たりする輩が居るのです。実は今回の契約更改はその医師に(^_^)/~をする為の大きな一手なのです。

そして次の一手としては「御高齢の全く業務について行けない先生方への引導渡し」の作戦。以前もここで書いていますけど、80代半ばを過ぎてまだ外来と病棟で仕事をしている先生がいるのですが、申し訳ないのですが「酷いレベルの診療内容」をそのどちらでも示して居られます。

外来ではキーボードを使ってカルテを入力することが出来ず、看護師さんやヘルパーに任せる始末。要するに余計に人間を使わないと最低限の仕事をする事が出来ないのです。そして患者さんと上手く話をする能力が既に消失しております。同じ内容の話を繰り返し、お昼休みにはもう一人のダメ医師と将棋をすることだけが愉しみのお方。これで自分が仕事をできると考えているのならばそれはもう自己認識が歪んでいるか認知機能に問題があるかのどちらかでしょう。解雇に持っていかない経営者側も経営者側だったと思うのですがついに今回動き始めました。

そしてもう一人は完全に脳味噌が逝っている精神科の医師。診断もできないので新患が来ると「どうしよう。何の薬が良いかな~。」等と呟いて看護師に助けを求める始末。本当に寒い実力で、お金をかけてある私立大学を出られた方なんですが、金の持つ力でバカ息子を医師にした親は恐らくこれほど周囲の人間に影で蔑まれている息子の「今の姿」を想像する能力が欠けていたのでしょうか。

私は既に聞き知っているのですが、この医師もリストラ候補の筆頭に上げられていて、作戦としては他の大学からまともな医師を連れてきて「良貨が悪貨を駆逐」という通常の格言とは逆の方法を使って追放しようとしています。知らぬが仏とは言いますが…何だか可哀想かと思われがちですが、患者さんの立場に立って物事を眺めてみればそんな医師の存在はトンデモナイ訳で、存在してはならないわけです。そしてそんな医師の存在は当院にバイトに来る他の大学の医師達から漏れ伝わるのですから、まともにリスクを察知する医師は当院を避ける訳です。私でもそうします。w

来年の4月以降、大幅に病院は良くなりそうです。まあ、私自身が馘首されればそれまでですが!その時はハイ左様ならですね。笑

  

2023年5月23日火曜日

銀行はホンマにオワコン

いつも思うんですけど、何で日本の銀行アプリというのは斯くも低機能なんでしょうか?

私の知るその最悪の例は今は無き長崎の18銀行。長崎に居た頃に使っていたメイン銀行はその銀行だったんですが、この銀行は私達がアメリカに行っていた頃にネット時代を迎え、最初はネットでの口座確認などのシステム、次にようやくスマホ用のアプリなどを作ったわけですが、もうネットシステム開始の時点でトンデモぶりを発揮。デジタルの時代に「マジですか!w」と日本の外の世界の皆さんにメガホンで叫んで伝えたいくらいに頓珍漢なアナログ・システムでした。

言い出したらきりが無いんですが、例えばパスワード設定は郵便で送った物理的メールで行うというもの、そしてパスワードをロックさせたり紛失しようものなら再び物理メールを送るというような「お宅らの頭の中には蛆が湧いとらんかですか?」というようなデジタル・システムとはとても呼べないようなシステムだったのです。

この銀行、予想通り今では政府主導で長崎の第二地銀と合併させられた後、更に福岡のこれまた合併でトップ銀行になった福岡ファイナンシャル・グループの完全子会社になってしまった訳ですが…。何れにしてもどう考えても新たにやってきたデジタル時代にはこのままでは全く対応できなかったでしょうから、デジタル時代に生き残れなかったのはそういう意味では必然の消滅パスウェイの一表現だったのかもしれません。。

そもそも、この銀行の中にいる人に伺ったことがあるのですが、基幹システムはCOBOLという歴史的レガシー・システムで構築されていたのですが、システムとしては日本の銀行全体がCOBOLで書くということが多いらしいのでそれ自体はまあ良いものの、その言語を扱える人間の高齢化とそれに伴う減少、更には昔書いたプログラムの構成が既にどういうものなのか全体を合理的に俯瞰できる人間が退職してしまって新たなシステムを付加接続するのに大変な大変な困難があったと聞きました。

その上で出来上がったのがあの頓珍漢なネット・システムでしたので、私には何の違和感もなく「そうだろうな~」と妙に冷静に納得したものでした。

これらの古式床しいアナログなお話に比べると、アメリカの銀行は書類の申請など何の必要もなく殆どのものはそのままダウンロード可能ですし、これから落とされるお金の予定は全て予想スケジュールとしてパターン予測されています。しかもお金の移動なんてほぼ瞬間的。アメリカの銀行は普通に仕事は少なくとも夕方5時まで何の違和感もなくお金のやり取りが出来ます。何で同じことが日本で出来ないんでしょうか。

それに加え銀行自体はどう考えても今の日本では多すぎ。アメリカのように次から次へとアメーバのように銀行同士が合併していくのは資本主義社会としてはまあ正常だと私は思うのですが、日本はマダマダ体力の無い虚弱な小規模行がシメジの頭のようなレベルで残っております。これからの先細りは明確なんですが、預金者保護や貸し剥がしの発生などのことを考えると、まだこれらの小規模行を残し続けるのはリスクが高すぎると思うんですが。

今どき銀行員になる人達ってどういう人達なのか個人的には大変興味があります。最近は銀行の民間レベルの業務はコンビニで済まされる世界。振り込み業務などを行う非銀行オリジンの機関も無数にあります。産業への血液供給機関としての産業の成長余力評価や査定能力、支援能力が決定的に低いことは多くの人が御存知の通り。

まさに現代日本のオワコン産業。そこに飛び込んでいく若者達に幸あらん事を真剣に願って已みません。デジタル必須の時代に新たなデジタル・システムを柔軟に構成できない企業はどんなに図体がデカくても最後はやせ細って消えていくのではないでしょうか。そもそもがトップ自身がアナログ人間が多いので使用用語からして理解できないのでしょうが。w