最近でこそ大規模疫学調査でコーヒーの「健康にポジティブな影響を及ぼすレベルの飲む適正量」と最も効果を示す時間帯というのが出てきましたが、それによると一日に2-4杯が最も健康に良いようで、それ以上でもそれ以下でも効果が減弱していくようなJカーブ様の結果みたいですね。しかも最も効果が強いのは朝起きた後のものみたいですが、まだまだ今後も複雑な解析が続くようですが。
同じことは緑茶でも見たことあるのですが、緑茶もやはり一日のなかで先ずは3-5杯飲むのが健康に良い影響を出すのが沢山報告されています。紅茶には無い様々な効果があるみたいで、やっぱり緑茶はここ十年日本に帰ってきてからはよく飲んでいるのでこういう疫学調査の結果は嬉しいですね。
さて、最初に書いたように私はコーヒー党では無いのですが、飲むのならベトナムコーヒーばかりです。勿論、病院の医局においてあるサーバーの会社が置いているマシンから自動で出てくるコーヒーもあるにはあるのですが、もっぱら病院で飲むのは家から持っていく「おーいお茶」の濃いやつばかりですから、あまり縁はない感じです。
ですから飲むときは家飲みばかり。実は以前あるベトナム観光帰りのベトナム人に頂いていた特別なコーヒー豆を最近飲み始めてちょっと驚かされました。
それは知る人ぞ知るジャコウネコのうんこの中から選びだされたコーヒー豆である「コピ・ルアク」です。ジャコウネコのうんこから出てきたコーヒー豆?等と言われそうですが、この歴史的背景はベトナム航空のHPにも書かれていて以下のようになっています。
「イタチコーヒーの起源は、フランス植民地時代のベトナムに遡ります。当時、地元の農民は自分たちが栽培したコーヒーを消費することを禁止されていました。広大なコーヒー農場を育てていたにもかかわらず、ベトナムの労働者は自分たちの労働の成果を楽しむことを制限され、豆のほとんどは輸出されるかフランスのエリートのために確保されていました。しかし、地元の農民は野生のジャコウネコが最も熟したコーヒーチェリーを食べ、後で豆をほぼそのまま排泄することに気づきました。好奇心に駆られた農民たちはこれらの豆を収集し、洗浄して焙煎したところ、驚いたことに通常のコーヒー豆よりも滑らかで香り高い風味を発見しました。この偶然の発見が、現在イタチコーヒーとして知られるものの基礎を築きました。」
しかも、その消化管の中を通る間に消化酵素が豆の特定のタンパク質と酸を分解し、苦味を和らげ、コーヒーの自然な甘さと香りを向上させるとの事なんですが、こういう事前知識なしに初めてこのコーヒーを飲んだ時にはこのコーヒーど素人の私にでも「あれ?全然苦く無い!美味しいよ!」と思わせる程の味。
酸味も少なく何となくナッツの様な匂いがするのです。と思ったら同じようなことを説明書きのところに書いてあって笑ってしまいました。俺でも判るほど解りやすい美味。
一応、ベトナム式の正式なコーヒー飲みセットも持っていますが、いつもは簡易的に普通のフィルターで飲んでいます。私が飲んでいるこのコーヒーはアラビカが70%、ロブスタが30%のもののブレンドの様ですが、美味しいものは美味しいですね。実際のところ売られている物の殆どは偽物らしいんですが、これは私の糞舌でも判る別格のコーヒーだと思います。
買ってきてくれた人は「高かった」とだけ言って値段は言ってくれませんでしたが…。
今度またベトナム行く事があったら買ってこようと思っています。