2015年6月30日火曜日

患者さんとリハビリ

何事にも相性というのはありますよね。

リハビリを行う患者さんにも実はこの相性問題というのが大きいのです。
その相性を占う相手はリハビリを行ってくれる担当の先生。如何に高齢の患者さんでも、如何に認知症の問題があっても人は誰でも相性があります。理由は様々。特に理由はなくとも二人の人間が出会う限りは、好きな人、何故か惹かれる人、マッチする性格等ありとあらゆるものが二人の間の距離を規定していきます。

患者さんとリハビリを主導する先生の間には脇で観察していても間違いなくこういったマッチングのレベルとリハビリの進み具合の相関があります。

好きな先生に認めてもらおうと誰にも急かされないのに本当にまじめに頑張って結果を出してくる患者さんも居れば、どんなに重要性を強調し説明しても、何故かその先生のもとでは頑張りきれない患者さんも居ます。
だからといってそのP.T.の先生が仕事が出来ない先生かというと、とても単純にそんなことは言えません。

やはり、この点において大きな要素はマッチング。
患者さんが「惚れてくれた」という言い方が正しいのでしょうが、そうやって患者さんに惚れてもらえた先生はリハビリの仕事があらゆる意味でしやすくなるようです。何と言ってもリハで最も難しいのではないかと思える「動機付け」が真っ先に成立してくれるのは素晴らしいことですから。

先日も今まで全くリハに乗り気でなかった70代の女性が、二十代のイケメン男性ドクターがリハのためについた途端、もう本当に周りから見ても「あからさま」というくら位にノリノリでリハビリを始めるのをみていると、本当に主治医としてその患者さんを診ているこちらが"OMG"とニヤリとしてしまいます。w

この傾向は男性患者でも同じ・・・。
お爺さんから見ると孫でしょ〜!というような先生が担当になった途端、もう何だか毎日がバラ色で、「次のリハビリが待ちきれない」とあからさまに私に言ってくる人もおります。

無論こういった相性は男性と女性との間だけに限ったことで無いのは論を俟ちませんが、リハビリにおける「最高の効果」を上げるのは男女間でのマッチングがベストで有った場合であるような気がしてなりません。

推測でしか有りませんが、こういった事柄というのは既に研究の対象として確立された大きなエリアの一つなんでしょうね。
今度リハの先生に聞いてみようかな。

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2015年6月29日月曜日

聖の青春が映画に!?

ある方からびっくりするような話を伺いました。

それは私の最も好きな自伝小説「聖の青春」が角川から映画化されるということになったようだという話。
現時点ではKADOKAWA代表取締役専務の井上伸一郎という方がTwitterで呟いただけのようですが、彼の口から「映画化決定」という熱い言葉が吐かれたというのは結構期待してもよいのではないでしょうか。

天才・村山と神様・羽生の文字通り命を削り合う壮絶な天上界での戦闘を描いた名作をどうやって、そして誰を主役脇役に配して描くというのでしょうか。興味は尽きませんが、恐くもあります。
既に私の頭の中には文字通り何十回もアメリカの家で時間を忘れて読み返した本から構築された聖の青春のイメージがガッチリと形を作って結晶化しています。

今調べたら2001年にも(私がアメリカに居た時ですが)テレビドラマ化されているようですが、コンテンツは全く観たことが有りません。
天才達にしか許されない成層圏でのトップ同士の争いの「質」はコマの動かし方を知っているレベルのド素人には感じる事さえ許されないものですが、それでも、彼の周辺で起きた数々のエピソードを緻密に描き込んだ大崎善生氏の名作から感じることが出来るのは山をも動かすほど研ぎ澄まされた知性の凄さ。ひいては人間の思考力の限り無さ、壁の無さ。

同時代に生きた全ての将棋界の人間に影響を与えたと言われる村山聖の死闘。
もし名作と呼ばれるものとして完成したのであれば、たった一人で暗い部屋で観たいと思います。

映像化されたものを観たいような、観たくないような、観たいような・・・。

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2015年6月28日日曜日

素晴らしい洗濯日和

今日は朝から大忙し。

今日のような素晴らしい晴れ間が覗く風の強い日は大物を洗濯して干すのには最適の日です。
目覚めた後はガバっとシーツを剥いで上の毛布も洗濯機に突っ込んで洗濯開始。
今までの当直その他の連続のために、ある程度の緩い乾かし方しか選択肢のなかった私はこの日を逃すことは出来ません。ガンガン洗濯機を回しては外の風がビュービュー吹いている中へ毛布をサーッとひろげてはでかクリップで挟むと言う事を繰り返しながらの都合五時間でした。

二回目の洗濯が終了する頃には一回目の洗濯で干して外でヒラヒラ舞っていた毛布が殆ど乾燥終了という嬉しい事態。やっぱりお日様と風の共同作業の前では乾燥機など敵では有りません。
何が良いって毛布の表面から柔軟剤の良い香りが微香性と言う感じでホンワカと広がってきて、洗ったばかりの毛布に顔を突っ込むとそれだけでもう寝てしまいそうになるほどです。w

家に嫁さんが居たアメリカの家では洗濯機と乾燥機が一日中大活躍しているのが我が家でしたが、日本に帰国してからは何というかそれを独りでせねばなりませんのでタイミングを外すとすぐに洗濯物が溜まってしまって最悪の状態です。
何せオッサンのミドル脂臭の洗濯なので、溜めるのは厳禁!

嫁さんが日本の家に帰ってきてくれて、洗濯物の心配をしなくていいようになるのが待ち遠しくて仕方有りません。
それまでは、、、我慢、我慢です。orz

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2015年6月27日土曜日

痛々しい森泉

当直室でふとスイッチを入れたテレビに「もりいずみ」が映っていました。

観ていてその「痛々しさ」に観ているこちらの心が疲れてしまいました。
志村動物園の一環で出ていたようなのですが、32歳の女性としていろいろと駄目すぎて、、、。顔立ちがきれいな人は喋った時のダメさが目立つほど逆に大損をしますね。やっぱりその落差ともいうべき「期待値との差」がネガティブポテンシャルとしてハイスコアを叩きだすんでしょうかね。w

番組の中で年長者の一団と犬のドッグ・ランを作りに行くという企画だったのですが、まず敬語が全く使えない人だということに驚きでした。まあ、これは親の教育ですから本人の責任は半分なんでしょうけどね。観ていて「うわわわ、、、」っていう位ため口の連続。この人老けてしまって何も売るものが無くなったらどうやって生きていくんでしょうか。(まあ、親は金持ちだから問題ないでしょうし、本人もそれまでにはこんな痛々しい人でも顔で愛してくれる金持ちの配偶者を見つけるでしょうから問題はないでしょう。というわけで、私が心配する必要は皆無ですが!w)

これが番組の要求する「ノリ」だからこんな話し方をしているのだ、という番組の流れがもし設定として「ある」とというのなら、それはそれで森泉という人を貶めるような残念で惨めな設定ではないかなと考えます。
森泉がどこでどうやって育てられたかはわかりませんが、これだけ日本語を普通に話しているにもかかわらず、その話し方たるや頭の悪いどこかの底辺高校の女子高生のようなレベルなのですから「みっともない」ですよ。

それがどうしたという人がいるのも事実。しかし、私は自分の子がバイリンガルだからといって日本でこんな話し方をする人間、ましてや32にもなったいい女性がこんな話し方をするなんて言うのは親としては恥ずかしくて観てられないです、、、。実際自分の子はローマに来たらローマ人のやり方に倣えという言葉通りに日本で日本人としての行動が取れます。勿論アメリカに行ったらまるっきりアメリカ人としても行動出来ますが。

あんな話し方をするなら日本人の視聴者の多くがわかりにくい分、英語で話してくれる方がよっぽどマシだったと思うのですが、この女性、多分英語でもそういった相手に対する「敬意」というものを表現することはもとから出来ない人なんでしょうなぁ。
話していると私の周りの多くの日本人が勘違いしているようですが、英語でも敬意を表す言い回しや、"それ用"に選ばれる単語というのはきちんと取り揃えてあります。アメリカ人がどこでも映画で出てくるような「噛みタバコくちゃくちゃ」風のアンちゃんの会話のような話し方をしていると思ったらアメリカで恥をかくでしょう。

気持ちは話し方(文章)と顔(行動)に出るもの。国も言語も人種も関係なく、敬意を表す表現法を知らない人はどこへ行っても二流以下なのではないのでしょうか。

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2015年6月26日金曜日

納涼会 第二弾

本年第2回目の納涼会が行われました。

勿論病棟主催です。
病院から歩いて15分程度の所で開催されたのですが、折角の集まりなのに外は臨時注意報が出されるほどの局地的な大雨に襲われました。とは言え店の中に入ってしまえば外の雨など何も関係ないのですが。

お店の中に入って行ったら眠い所を起こされて連れて来られた小さな女の子が大泣き。w
お母さんは困ってしまってああでもないこうでもないといろいろしていたのですが、昔の自分の子育てを思い出して思わず微笑んでしまいました。(お母さんには申し訳ないのですが、皆が通ってきた道なのです。)

さて、食事会は病棟医長の言葉で粛々と開始されました。
ビールもノンアルコールのものとアルコールのものがどちらも準備されていました。ノンアルコールビールというものを呑んだことがなかったので、日本に戻って初めてノンアルコールビールにも口をつけてみました。個人的感想としては「切れ味の部分だけはなかなか雰囲気よく再現出来てるな〜」というもの。しかし、所詮は、紛い物ですから酔えませんが・・・。

二時間半くらいの間でしょうか、皆がおしゃべりに熱中しながら飲んで食べてとやっているうちに一次会は終了。病院の周辺ですからあまり二次会に相応しい場所も有りません。
大酒飲みの師長さんに誘われて馴染みのカラオケスナックというのに付き合わされました。とりあえずリクエストに応えて何時もイヤフォンを付けて頭の中だけで歌っている曲を大声で何曲か歌って最後は一人で二十分ほど歩いて帰りました。

義理付き合いも病院では仕事の一つですか。

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2015年6月25日木曜日

看護師に向かない人

一部の看護師と話をしていてちょっと熱くなったことがありました。

患者さんが沢山入院してくれば当然、中には通常期待されるであろう常識が通じない患者さんや御家族がいるものです。
そういった事は病院としては「当たり前に予想されること」つまりは想定内の事として多くの事例を受け容れて処理していかなければなりません。

ところが、こういった事柄に対して極端に対応能力の低い人がいるのが事実です。
こればかりはあまり看護学校での成績とは関係なさそうで、要するに勉強はできても世の中の現実には対応できないタイプの人と同じようなものなのかなと考えます。

実際に病棟で同じ患者に対応していても対応する看護師が違うと「まるっきり」患者さんから看護サイドへのクレーム発生状況も家族側からのクレーム発生の頻度も変わってしまうのです。
例えばある人が対応すると、患者さんに決まって何らかの問題が発生するのです。しかし、長い間見ているとそういった問題が発生するのは実はかなりの割合で特定の看護師に偏っていることが次第にわかってきます。
実は患者さんに問題があるのではなくて、そのようなクレームを報告してくる看護師側にこそ問題があるのではないかと。

そこで、そう言った問題を沢山報告してくる、もしくは患者さんとその家族からクレームが入ってくる看護師さんにどのような特徴が見られるのか改めて時間をかけて病棟の業務中に冷静に耳を傾けたり、観察したりしているといろいろと細かい差はあるものの「あらゆることに文句が多い・人の悪口が多い」という極めつけの共通点が有りました。
これって、結局は物事をうまく処理しきれない(処理能力の低さ)ことが内側に溜まって外に出てくるんでしょうね。

ある人にはスムーズに解決できることが、ある人には負担が重い。それが繰り返されると、その人には心理的にも肉体的にも疲労が溜まって文句が口から吹き出して・・・となるのかもしれませんね。これは善意の解釈に基づく推測ですけどね。w

こういった人の重要な問題点は患者や家族とのコミュニケーションの不味さのみならず、その不満をナースステーション内に持ち込んで周りにそれとなく拡散するということでしょうね。
その言い方一つで、患者さん自身やその家族が証人無しでその看護師の一方的な発言で悪いのは私では無く、相手!という「雰囲気」になること。それが積もっていくと、看護サイドは善でクレームを付ける方は悪という独善的な組織が形成される可能性があります。これは医療現場においては「恐ろしいこと」です。

まあ、こういった事例に対する処方に関してはまた、事例を挙げて書くこともあるかと思います。

理屈を超えた「まごころ」を持って病院の患者を看ることが出来ない人はそもそも看護職には向かないとおもいます。
対人関係の処理能力の低い人はやっぱり看護師には向いていないと感じる最近の私でした。

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援助はお金をやるだけでは、、、

病院の外来にいつもウロウロしているアルコール依存症のオジサンがいます。

オジサンといっても50そこそこですが、働かず生活保護を受けながらの一人暮らしです。
このオジサン時々酒を飲んでやってきては外来の外でクダを巻いたりするのですが、殆どの場合は酒を飲まずにやってきて一日中誰彼ともなく仲良くなった他の安静病棟の患者仲間?とソファに座り込んでケタケタ日がな哄笑しています。

外来の看護師さん達は本当にこの人のことを蛇蝎の如く嫌っているのがありありと分かるのですが、管を巻いて迷惑をかけても出てくるのは事務長さんだけで、誰も相手にしません。
まあ、いわゆるロクデナシと言う奴なのでしょうが、看護師さん達、特に若い人達は待合室の中で「あんなののために私達の働いて納めてる税金が消えていくのかと思うと腹立ちますよ。」等と話したりしています。

私が何時も思っているのは実に単純なこと。
人を助けるシステムというのは金品のみを与えるだけのシステムは「必ず」人をスポイルするということでしょうか。
生活保護然り、発展途上国への援助然り。本当にその人や国を良くしようとした時にそこに必要とされるのは「金」だけでは決して有りません。逆に、その人やその国をダメにしようとしたら金だけやっておけばよいのです。

このオジサンもその「犠牲」の最たるもの。
家庭にいた親が屑だったのか、オジサン自身に能力が足らず屑だったのか、それともこのオジサンを育てた周囲の環境が屑だったのか、、、。答えは私には判りませんが、己の姿を正視することの出来ない屑は金品の援助のみを受けることによってその命脈を永らえるのでした。

実に惨め。助ける方も助けられる方も共にボロボロです。

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2015年6月23日火曜日

都農ワイン

私はこんなに自分の昔いた田舎から美味しいワインができるようになっているとはわかっていませんでした。

しかし、今度飲んでみたロゼの美味さにびっくり。
宮﨑の何もない片田舎でこれほどまでに美味いワインが作られていたとは!

何とwikiにさえすでにこの情報は載っており、世界レベルの競争の中でも名前が上がるレベルのようですから驚きです。
都農ワインは第三セクター形式で運営されているようですが、2−30年の短いスパンであっという間に世界レベルの競争に突入する資格を得たというのは驚きです。

準備さえきちんとしてしっかりしたベースさえ作っておけばどんな場所のどんなものでも世界レベルの競争に参加できるんだということがよく理解できる素晴らしい例えでした。
皆様も一度ご賞味あれ!値段はリーズナブルかつ美味い!(既に酔ってます。w)

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2015年6月22日月曜日

寝る間を惜しんででも本が読みたい

世の中面白い本がたくさんありすぎ。

読んでも読んでも全然次の本が増えていくばかりです。
速読術を身につけてもおんなじなんでしょうかね?私は昔から頭の中で声を出して本を読むタイプの人間なので、早く読もうと思っても頭の中の「口が回る音読速度」というのがどうにも速度の壁を打ち破れない律速段階になってしまっているため「速く」読むことが出来ません。
世に言う速読術というのがどれほどのものなのか真面目に調べたことはないのですが、それが一生のうちに読み得る本の数を増やしてくれるのならば勉強してみてもいいのかななどと思ってしまいます。

本の読み方というのは多分、世の中の人の数だけいろいろと種類があると考えます。我が家のメンバーを見ただけでもそれはそれは各人各様。読むジャンルも違えば読む速度も全く違うし、読む速度も読むスタイルも全く異なります。

私はどちらかと言うとノンフィクションや科学もの、それに一部の偏ったエリアの人物記、あとは時々小説を混ぜ読みというのが中心で、先ほど書いたように比較的読むのは遅く、同じ箇所を反芻しながら読む傾向があります。
嫁さんは小説一本槍に近いですね。あとはエッセイ?読むのは物凄く速いです。多分頭の中には何も残っていないのではないかと訝しんでおります。w
上の大学生の娘は昔から気に入った小説家の大作や小品を何度も何度もそれこそ擦り切れるほど呼んでいます。とは言っても彼女が読むのは英文のものにほぼ限られますが・・・。(気に入ったものは日本語のものでも読みますが、これまた作家が偏っていることには変わりありません。)
長男は障害がありますので、文字は追えませんので画像専門。それでも好みは強く偏っていて象、馬、エジプト、きかんしゃトーマス、飛行機、ドラえもん、タイタニックでほぼ読む本の八割ですか。こうして書きだしてみると異常に偏ってますね。w
一番下の娘は100%英語の本です。日本語だといきなり年齢マイナス10くらいの本くらいしか読めません。orz
読むのは見るからに分厚い連続物の小説が好きみたいですね。比較的お姉ちゃんの影響を受けているといいたいのですが、あんまりお姉ちゃんが読んでいた本を読む訳ではなさそうで、あんまり互いの好みが被らないみたいです。

さて、元に戻って私の読書、、、。
こうやってブログ書いてる間もまだ読みたい本が右側に積んであるんですよ。人生短し。トホホ。

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2015年6月21日日曜日

いろんなマツダ車に乗ってきましたよ〜

病院の若い兄さんに連れられて久しぶりに車の試乗会というものに行ってきました。

ターゲットはVWかマツダだったのですが、近頃何かと話題の中心になっているSKYACTIVEシステムを使うマツダに行ってみることにしました。家から歩いていける守山のマツダでは前回行った時に雨の降る中「不親切」な扱いを受けたため二度と行かないと心に決めておりましたので、これは私にとって渡りに船でした。

千種区にある東海マツダの茶屋が坂店というところが今回のターゲット。
車でお店に行くとサーッと小柄な若い男性店員が近寄ってきました。幸先のいい感じです。丁寧な挨拶の後、早速店内に案内されました。外をサーッと見渡した感じでも、試乗車は各種取り揃えてありそうです。

今日はどのようなお車を?と尋ねられたので、デミオ、アクセラ、そしてできればロードスターに乗りたいんですが?と贅沢にも三つリクエストしましたところ、三つともOKと言われまして思わずニンマリ。
しかもきちんと乗りたかったディーゼル車が「乗れます」とのことでしたので、二度ニンマリです。

先ずはカタログをあっという間に全種揃えて下さいまして、眼の前にサッと置いてくれました。ナカナカ良い教育を受けています。守山店の若い兄さんとは同じように若いのですが間違いなくレベルが上。頭の中では既に「買うならこの人」モードに突入です。w
他社でほかに検討されているお車は?と

とりあえずまず案内されたのはまずデミオ。しかもディーゼルですから期待大!
サッと乗り込んでミラーとドラポジを合わせて発進ですが、、、踏み込んでびっくりのサイズに似合わぬ大トルクで、考えているアクセルの踏み込み量と絞り出されるトルクの差がデカイ!勿論良い方にでかくて、物凄く運転がらくちんなんですわ。これで1.5リットルなんだから、アメリカでシビックのガソリン車に乗り慣れていた私には本当に驚きの連続ですよ。

グイグイ加速して思わず頬が緩むレベル。これは一発で惚れました。
もともと格好いいスタイルに興味があって来たのですが、運転の楽しさが噂に違わずこんなに楽しいなんて〜。
このディーゼルつながりで、今度は比較ということで紹介されたアテンザの2.2Lディーゼルにチャレンジ。
これはバケモノでしたね〜。同乗していた病院の兄さんも「うひょー」といって大喜びです。話によると4Lオーバークラスのガソリンエンジンと同等のトルクだそうでして、、、。道理で、、、。

こんな小さい車にこんな豊かなトルクが詰め込まれていてかつ燃費が良くてクリーンだというのならディーゼルを選ばない道理はないです。よっぽどの大渋滞に恒常的に巻き込まれるようなエリアに住んでいない限りこっちのほうが絶対実用的だと思いましたね。

その後乗ったノーマルのアクセラは・・・ゴメンナサイでした。w
ちょっと比較の対象が悪かったかな。乗るんだったらスポーツバージョンにするべきでした!

そして最後はロードスター。おっさん的には己のビジュアルと車のセクシーさがマッチしないのは重々承知での試乗でしたが、このマニュアル車は楽しかったですネ〜。本当に操るって感じがして。
セクシーだと素直に感じましたよ。ワタシは。

これ、正直言ってすぐに山道に持ち込みたくなりました。LSD付けて山道かっ飛ばしたら気持ちいいだろうな〜。
次はVWのポロかゴルフを見ようと思っているのですが、マツダ買うならこの御店のこのお兄さんにしようと思いました。何度も何度も時間をとってくれてありがとうございました!茶屋が坂店良かったよ〜〜!

おまけ:試乗の道すがら都合四回大曽根のドームの前を通ったのですが、なんか三代目J soul brothersとか言うシャツ着た女の子たちがワンサカ湧いてました。なんかEXILE関係の人達のようですが、、、オッサンには関係ないのでした。w

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2015年6月20日土曜日

爺さん凄い!w

味があるっていうのはこういうことなんでしょうね〜。

今日は病院の人の車にのせてもらって守山と名東の周辺を走ったのですが、その人が見つけた名物オジサンのつくる隠れた和菓子屋に連れて行ってもらいました。(お店の名前は千種区にある風月菓子舗:愛知県 名古屋市千種区 春里町4丁目47)
オジサンと言っても私から見て、、、ということで実際は84歳とのこと。w
これでも四兄弟の中では最も若くて最年長は99歳でご存命というのですから、驚異の長寿兄弟ですわ!

オジサンのお店というのはもう見えの作りからして私が小さい頃に見たことのある「昭和」のお店。おまけに駐車場など有りませんので、店の前にちょろっと停車させて(もしくは一人で来たら短い間の違法駐車)から急いで注文を済ませてまたダダっと去らねばなりません。w

中の商品の配置も全くお客のことなんて考えていない原始的なもので、私はそういったところを通してこのお店に「強い愛」を覚えたのでした。案内してくれたお兄さんによると、店の開け閉めはまったくもってオジサンの都合次第wらしく開けたい時に開け、閉めたい時に閉めているようだとのこと。そういったところにも、一入ならぬ愛着を覚えました!

まあ、びっくりするんですが、中には昭和30年位から使ってんじゃないの?というようなガラス蓋式のふるーーいお饅頭陳列ケースがあって、そこに手書きの値札がひょいと置いてあるだけ。もうね、なんかその商売っ気の無さが滅茶苦茶に愛おしくて。

更にその横にはタバコを売っている本棚風の陳列ケースがあるんですが、そこに並べられているタバコがこれまたもう「全く」売る気無しのバラバラ崩壊状態の山積みタバコ群と言う感じの昔あった九龍城状態でして、マア何というかかき混ぜられた麻雀牌というのが最も正確な表現かと・・・。多分オジサンが山からタバコを摘み上げて時々気ままに自己消費しているだけではないかという。w

もう、見れば見るほどオジサンの事が好きになってしまいましたってことでありましたよ、全く!
(それにしても、写真撮るのを忘れてしもうて大後悔。次回撮って参ります。)

店の空気を堪能した後、帰ろうとした時にふと店の戸口の脇に手作りの手提げが山積みになっているのに気づきました。
気になったのでオジサンに「これ売り物ですか?」と尋ねると、「近所の授産施設の人達が作ってるだ〜」との説明でした。パラパラ~っと何枚か手にとって捲って見てみると可愛らしい鉄道や飛行機の絵がモチーフになっている当直にピッタリの手提げがありましたので、息子に買うつもりで一つ頂きました。きちっとした手抜きのない作りなのにたったの五百円でした。
この手提げものすごく気に入ってます。私もオジサンなのですが、授産所の人の頑張った気持が入っているような気がして、、、。使い倒そうと思っています。

私には20万のGUCCIのカバンより遥かに素敵な手提げ袋です。
(無論GUCCIのカバンなど持っておりませぬが!w)

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2015年6月19日金曜日

困った御願い

もうすぐ退院するというご年配の患者さんから困った御願いをされています。

私のような「たけのこ医者」にも、数日に一回の頻度で恋文のようなお手紙を書いてくれるような几帳面な患者さんがいます。しかもこの一年ちょっとで既に数人。多くの方は自分の生い立ちから始まって、今の状態に至るまでの近年の記録を詳細に記してきた上に、この病院に移ってきてからの私との交流に関しての記録を長い長い文章に認めて渡してきます。

それも一度や二度ではなく、多くの場合二、三日に一回と言う頻度。
患者さん達の文書はかなりの頻度で旧仮名使いや大和言葉で書かれていることが多く、書き込んでいる字もまた美しいものであることが殆どです。彼らの達筆を見ていると己の悪筆の余りの酷さに立ち眩みがしてきそうです。

さて、患者さんから時折リクエストされるのは何かというと「写真」なのです。
ハッキリ言って五十がらみの全く冴えないオッサンの写真をどうして欲しがるのか検討もつかないというのが正直なところなのですが、多分、入院しての治療期間中の想い出にという感じで持って行きたいと思われているのでしょうね。
(まさか撮った写真に五寸釘とか?(((;゚Д゚)))w

こういう時は一緒に写真を撮ってもいいかなとは思うのですが、芸能人ではあるまいし、自分の写っている写真を患者さんに上げるのもチョット、、、。
しかし連日のように丁寧に懇願されると本当に困ってしまいます・・・。自分が、写真写りに耐えるようなphotogenicな男ならまだ考えもするのですが。

トホホ。

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トヨタの役員逮捕と危ない薬

トヨタ役員逮捕のニュースを見て驚きビビりました。

何でって話は簡単で、彼女が所持していたとして逮捕された原因となったオキシコドンと同じような作用を持つ同じ系統の薬がアメリカの我が家にもあるからです。
私の場合、別に違法な所持でもなんでもなくて、アメリカでインプラントのオペの為に下顎に大きく穴を開けてボルトを埋め込んだあとに発生する痛みの鎮痛の為に歯科医師から処方されたものでした。
メトプロロールとヒドロコドンの同時処方で、特に今回の日本での話で問題になるだろうなと考えられるのは後者のヒドロコドンでしょうか?

ヒドロコドン(ハイドロコドン)は正確にはHydrocodone/APAPというのですが、咳止めに使われるコデインを元に半合成される麻薬類です。咳止めのコデイン自体もよく日本で馬鹿が乱用するということで話題になりましたが、これはその上をいく鎮痛作用の強い薬。
世界的に問題になって居る薬の一つではあるのですが、統計的上は作られた薬の99%はアメリカ国内で消費されていることになっているようです。

私が鎮痛剤を処方された時にこれを飲んで私の身に起きたのは「恐ろしく強烈な睡眠作用」でした。これだけの眠気を感じたのは以前、アメリカの病院でオペの後に鎮痛時に処方されたモルフィンと「全く」同じ(まあ麻薬ですし)で、意志の力ではどうにもならないほどの強烈な眠気に襲われてソファに崩れ落ちてそのまま寝込んでしまった覚えがあります。

今回、役員逮捕のニュースが流れた時に「いったい何の薬で捕まったんじゃろ?」とは思っていたんですが、彼女の場合はオキシの方でしたね。しかし、どうやらその持ち込み方が「間違い」というよりも分包してスーツケースの下の方に隠すように置いていたとかいう話・・・。(記事が書いていたのですがどこまで本当か?)薬局からもらったまんまの薬いれのケースにそのまま容れておいたのならまだしも、そんなことしてたら疑われるに決まってるかな?(やっぱ後ろめたいものが有ったんでしょうかね。)

とりあえず、このニュースを聞いて肝を冷やしたのはトヨタの首脳陣だけでなく私もその一人なのでした。orz
国際線に乗って国境を往復すると、お互いの国で「意外なもの」が知らないうちに輸入禁止物になっていることが有りますからこういった薬品を中心に帰国時、入国時には十二分に気をつけておかねばならないのです。

特に我々のように研究者もする医師は市井のそういった「劇薬」「危険物」に縁のない人から見れば使い方次第で容易に「危ない」と言える薬物・物質・サンプルを国境を超えて移動させますので、いろいろとその為の訓練や講習を受けます。少なくともアメリカに居たときの大学での講習は、しつこくしつこく何度も行われ、定期的に資格の更新のための講義とテストを課されました。実際、アメリカから薬物や危険物を日本に発送するときは本当に面倒くさい長たらしい書類手続きが必要で、発送自体も特殊で大変でした。(スマートな秘書さんが居たせいで、それでも随分と助かりましたが。)
しかし、そうまでしても、この準備書類に少しでも不備があるとガッチリ発送不可として突き返されますので、冷凍して送るサンプルなどは特に悲惨な事になります。(空港の保税倉庫で腐るという運命w)

まあ、今回の事件に関してはどういう結末になるのかはまだ判りませんが、彼女に悪意がなかったと証明されるには相当腕利き弁護士を雇わないと厳しいのではないでしょうか・・・。まあ、大トヨタのことですからそこら辺は最高レベルの人材が綺羅星のごとく法務部にいるのでしょうから心配はいらないでしょうが、無罪になったとしても、世間的には彼女のイメージダウンは避けられないのでしょうね、、、。

さてこの件に関してモリゾー殿はどう動くか?プリウスの時は(結局はトヨタは白であったにもかかわらず、それを超越して)見事な采配でしたが!(それとも人の噂も75日作戦をとるのかな?)

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2015年6月17日水曜日

血液型性格診断

ナースステーションで仕事をしていると繰り返し繰り返し看護師さん達の話の端々に出てくるのが血液型占い。

もうね、、、。
傍で何気なく聞いてて吹き出したくなるような事を平気で話してます。歳のいった看護師さんの中には「なんかB型の血液って黒っぽくない?」なんて話している人も居りまして。もう滅茶苦茶。
そういった発言を手始めに、A型は几帳面な性格だとか、O型はいい加減だとか、AB型はAとBの中間であるかのような性質だとか、、、もう訳がわかりません。血液型は少なくとも300種類以上知られているんですけどね。(私は自分の血液型を16種類ほど知っていますが。)

しかも、その話を横で黙って聞きながら笑っている私に向けて「センセイ、本当なんよ〜!信じてないでしょう。よく当たるんよ〜!」等と言って逆に私を説得してくるのですからもう何をか言わんやと言う世界なのですが。orz

この人達の中には義務教育とその上の高等教育で行われたはずの科学教育の成果なんて欠片も残っておりません。w(まあ、真面目に受けていればの話ですが!)文部科学省の教科書検定の人がこの人達の血液型性格判断や血液型占いの会話聞いたら多分に脱力発作を起こしそうですな。

まあ、他の幾人かの女性曰く、「血液型の話は盛り上がるから話の”きっかけ”とかにいいんですよ。」等という話だったのですが、、、。そんなきっかけ要りませんから〜!

アメリカのラボで秘書さんに対して日本の血液型性格占いの話をしたら「本当?」といって鼻しらむ感じで怪訝な顔をされた覚えがありますが、日本はこういうこと大好きですよね。他の国でこんなことってあるんでしょうか。

今日も日本の何処かで意味不明な会話が繰り広げられ、人を分類するための道具に使われているのでしょうか?
科学の名を騙った似非・パチもん科学、、、駆除するのはなかなか厄介です。

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美味いものは美味い

今日は上司である先生から突然の内線でのコール。

「今日は夜時間空いてますか?」と尋ねられましたので、素直にハイと返事をしたところご飯を食べに行きましょうとのお誘いでした。私はてっきり軽い夕食をとるものとばかり思って約束の時間に先生のお部屋へ伺ったところタクシーに乗って向かった先は車で十分ほどの所にある千薫庵という見るからに高級そうなお店。

私は仕事の終わったままの軽装で、マックブックもかばんに入れて肩にかけたままの普段着出勤姿でやってきました。
玄関を通って入っていった先は明らかに格の高い立派なお通しをもった部屋・・・。内心「うーん、やられた」と思いながら待っていると、我々より少しだけ先に待っていた”どう見ても接待を受けているグループ”の人達が別室に入っていくのがチラリと見えました。

待っている間に、部屋においてある調度や美術品などを見ていると、店の人から声がかかりました。
通された別室の中に入って行くと、担当の方が「今日は週末ではなく時間も早いので」ということで一番眺めの良い部屋に通していただきました。ご主人の趣味が炸裂したような手入れのなされた庭が目の前にひろがっていましたが、お話を伺ったところ一日中庭の手入れをされているそうです。w
そういえば高そうな錦鯉も庭の池で優雅に泳いでいましたね。

という訳でここのメインは高級ステーキです。
眼の前には大きな厚手の鉄板が綺麗に磨きこまれています。係の方が見た目からして美味そうな厚いステーキを持ってきてくれて綺麗に切込みを入れてくれます。それを眼の前で焼いてくれながらいろいろとお話をしてくださるのですが、肉の産地のいろいろな業界裏話やこの店で入れているにんにくの特別な仕入れ時の工夫等、ナルホドナルホドというようなことを次々と話してくれました。

焼きあがった肉は眼の前のプレートで温めてある皿の上にそのまま盛りつけてくれくれますので、それを一個一個食べるのですが、、、明日の外来のことなど全く気にせずにんにくを次々口の中に入れてしまうほど美味しいものでした。
(因みににんにくの臭いというのは生米を齧ると消えるのだそうですよ!勿論歯の弱い方にはお薦めでは有りませんが、、、。w)

肉を食べ終わったあとにはこの御店の名物でもあるガーリックライスを頂きました。作っている所をじっと見つめてそのノウハウはどういうものか頭に焼き付けさせていただきましたが、どう考えても素材が良いってのもあるんだなと思いましたね。あと、かけていた醤油ベースのタレが秘密なんだろうなと。

締めは美味しいマンゴー?アイス。
全て食べ終わってお腹は幸せに満たされました〜。

帰りがけにご主人渾身の作品である庭を通って駐車場に出ましたが、そこにはカーテン付きのプレジデントが運転手付きで待っておりました。無論、我々はタクシーで帰ったのですが、内心「あんな車が迎えで待つほどのお店なんだな〜」と改めて日常の私にはちょい遠い世界だと感じました、、、けれども今度の両親の来名時には招待しようと心に決めた私でした。

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2015年6月15日月曜日

光触媒スプレー

アメリカの家でペットのおしっこの臭いを消すために光触媒を使ってみたらどうかという考えが浮かびました。

最近、ネットで光触媒を使った消臭スプレーというものが売られているというのを何度か見かけました。
光触媒タイルというのをビルの外壁に使って汚れを分解していくというような話が数年前から巷で見かけるようになり始めたのは知っていたのですが、実際にそれらは外にある強い「紫外光」での分解促進という様に理解していたので、室内の消臭スプレーにおいてはなかなかそういったことは期待できないだろうと感じていました。

ところが、その光触媒スプレーのサイトを見ているとどうやらそこら辺のことがよく考えられていて、家の中の光できちんとそれがワークするようになっているようなんですね。
その製品がなんと「東芝」製の可視光応答型の光触媒というやつで既に改良型のものが出始めていて、従来品の三倍の能力を持っているというでは有りませんか。

世の中は私の眠っている間にもずんずん実験室レベルを超えて製品としてものが出まわるほど急激に進歩しているようです。
東芝のラボの若い諸君昼夜を分かたず働いてくれてありがとう!w

さて、問題はこの製品の実力の方なんですが、、、いろいろなレビュー・サイトを見てもどうやら良く効くようです。
今までの臭い分解システムと違い、直接対象の臭いを分解するのではなく、光と光触媒によって間接的に酸化還元能を使った水と二酸化炭素への分解を行うシステムらしいですな。

とりあえずこれを一、二本買ってみてアメリカに送ってみましょうかね。

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2015年6月14日日曜日

孤独のグルメ

今日、当直室で孤独のグルメという番組を観ました。

最初は松重豊が出ていたので、「お?なんぞこれ?」と言う感じで目が止まったのですが、暫くして街中のなんということもない食堂にふらりと入って、彼が一人でその食堂の味を愉しむ様を彼の舌とその独特の表現を使って淡々と話していく番組だと私なりに理解したのでした。

まあ、昔から観ている人達にとっては再びの「何を言ってるのお前?」状態と言うところなのでしょうが、アメリカにいてかつテレビ番組というものを観なかった私にとっては「なにこれ?面白いね〜」と言う番組。
日本人の趣向に合うのでしょうか、本当にどのチャンネルを捻ってもグルメ番組というのをやっていますね〜。

池波正太郎の時代小説での美味そうな料理の記述を読んで以来、美味しいものを観て食べて感想を読むという行為は人生における愉しみの一つと呼べる立派なジャンルだな〜とつくづく思います。

料理といえば、昔観た堺正章主演の天皇の料理番に引き続き再び放映されている新・「天皇の料理番」も一種のグルメ番組ですよね。
話が勝手に飛んでしまいますが、今回の天皇の料理番って昔のバージョンの天皇の料理番に比べるとなんか修行中のシーンを随分と端折ってないかい?という気がするのですが、(私が観たのは1980年版のものですから初代のやつとの比較になります。w)どんなもんでしょう。単なる記憶違いでしょうな、きっと。

DVDでも借りて昔のものをもう一回観てみようかなと久々に考えました。
きっと何処かで貸し出していると思います。(知りませんでしたが、1993年版というのもあるんですね〜!)

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2015年6月13日土曜日

名古屋マリオット・アソシアで早い納涼会

ちょっと早いんでは?とは感じましたが名古屋マリオット・アソシアで今年の医局納涼会が有りました。

日本に帰って来てこういった食事会・飲み会というのが実際にはアメリカにおけるパーティーと同じ種類の「日本版」なのだということに遅まきながら気づいた次第です。形式は細部では異なるものの、人が集って美味しい料理とお酒を少々(少々とは行かない場合もどちらの国でも有りはしますが、、、)嗜むという点ではおんなじですヨ。
まあ、家に招いて人同士が集うというのは日本的な家の広さではなかなか出来ないことも有りますが、それでも同じ人間がやることです、話される中身も似たようなもの。

ところで今回の場所は18階の中華料理店の梨杏でした。
こういった所でした(HPよりコピー)
こんなところでは滅多に食べない私ですが、実際にお酒や小品が次々と出てくるとそれなりに美味しいもので、ざっくばらんな周りの雰囲気と相俟って話の中身も次々とあちこちに飛んでいきます。
アルコールも紹興酒やワインボトルを次々と開けて盛り上がったところで散会のコールが有りました。私と上司である副院長はそのままバスに乗って病院へ一旦戻りました。(受け持ち重症患者さん達の状況確認のため。)

さて、この夏既に各病棟からそれぞれ納涼会のお誘いが、、、。病棟の看護師さん達は一回で終わりで良いのですが、我々の場合は病棟の数だけ波状攻撃・・・。しかもそこで毎回「それなりの出資」をしなければなりませんので「それなりのお金がこの季節と年末」に溶けます。
私の場合、根が小心者である為、この病棟の会には行ってあの病棟の会には行かないという様にはなかなか行きませんので、毎度献金を致しております。w

今年はいくら溶けるのやら・・・。これも日常お世話になっている看護師さん達を労うための必要経費と割り切って対応して居ますが、税金上の処理は単なる飲み代です。当然ですが!
この夏は酒を呑む回数ではなく、運動の回数を増やしたい私でした。orz

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2015年6月12日金曜日

久々にラーメン

仕事が終わったあと外に出ようとした時に医事課の呼び止められました。

「先生飯どうします?」
こうなったら誘いに乗るのが私流ですので是非もなし。「どこいく?」の一言で行動開始です。とりあえずは彼の頭のなかにあるデータベースを頼るしか有りません。
いくつか候補が出てきたので、その中で最近自分が口にしていないものを食べるためにラーメン屋を指定しました。彼の頭のなかですぐに近所の幾つかのラーメン屋が出てきたようですが、先ずは私に美味いことが確実に判っている所へ連れて行くということになりました。

とりあえずは私のこのみが何であるか等気にしなくていいから、どっか美味しいとこなりどこでも〜と言ったところ、本郷亭の長久手店に連れて行ってもらいました。
そこは6時まで開きませんので、外の駐車場で10分ほど待って居ました。既にこの10分前の時点で外には数台の車と人が待っていました。すぐに6時となり入店。自販機で食券を購入してカウンター席で待つこと数分。医事課の兄さんお薦めの白湯(パイタン)ラーメンが出てきました。この本郷亭というのは名古屋に何件かあるらしいのですが、数ある支店の中でもここの長久手店が一番美味しいとの医事課のお兄さんの話でした。
チャーシューのこってり感「満タン」のパイタンですが、ほんとうに美味しくて肥満防止のために最初は少し残そうと思っていたにも拘らず替え玉を頼んで最後の汁まで啜る始末です。w

最後の一滴まで啜って終了。頭のなかでは少し後悔しつつも胃袋は大満足でした。
これは癖になりそう。いつもの自分の味気ない手作り料理よりかは遥かに美味です。(当然ですが!)それにここは今度引っ越した時には極めて近所になるので、そういう意味では二重に危険な店かも。w

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これから無くなっていく仕事の話・・続き

さて、医療の世界でのAIの世界の拡張は多分単なる医師やパラメディックのアシスタントというものの存在を超えたレベルでの関与が強まる方向に動いていくのが極当然の流れになっていくと思います。

例えば人間というのは日常よく診る疾患に遭遇した時には次の行動への対処というのが出来ますが、稀な疾患や日常的な疾患であっても己の科に関係無いような疾患であると正確な判断や指針がたてられないことなど日常的なことだと思います。少なくとも私はそうです。

日常的に自分が見ないレアな疾患などでは特に莫大なデータを持ってその医師の判断をアシストしてくれるデータベースは多分間違いなく、医師の良きパートナーとして「見落としがちな疾患」を網羅してくれる有能なアシスタントとなってくれることでしょう。

内科系の世界のみでなく、外科の世界でもダビンチのアプリケーションが日に日に拡がっている状況であることは今や常識になって来ています。アメリカにいた時でさえ、泌尿器科領域ではダビンチを使うドクターの待ち行列ができていました。人では「手練」というれべるのエキスパートのみが許された術野での動きをこのマシンが可能にしてくれるという世界の登場。無論、うまい人はよりうまく!というのはあるらしいのですが、こういった術式を遠隔地でロボティックに行えるというのも実に今までだったら「あり得ない話」だったのですが、今ではやろうと思えば地球の裏側からみたこともない患者のオペが出来る世界が出現してきています。

おまけにこのマシンは心臓、頭蓋内、種々の消化器、整形外科領域へとその適応範囲を拡げており、日本のみならず世界で激しい次世代マシンの開発が進んでいることが連日のように報じられています。
おそらくはこの外科的な術式の世界でもモニタ内には当然のように術前に撮られたCTをバーチャルに3Dで再現しつつ予想される部位へのアプローチが示される世界が出てくるものと思います。(もうあるのかな?)

発生生物学、再生医学の進展で外科医や歯科医の仕事もこれから大きく変わってくると考えられます。
歯なんかは基本的にダメに成ったら全部抜いて種になる歯を埋めたり、消化器も自己細胞から再生させて大きくしたものをダメになった対象臓器とごっそり入れ替えたりするようなことも必ず出てくるに違い有りません。
こうなると、アートに近い歯科医の技巧・技工などは全時代のものになってしまう可能性さえあるわけで、、、。仕事自体が変わってしまいますよね。

人工知能と各専門分野の関わりは各分野ごとに種々の変化を「強制的に」迫ってくるようになるようでしょう。
変化に対応できない者は、、、消え去るのみです・・・。

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2015年6月10日水曜日

これから無くなっていく仕事の話

コンピュータとメカの発達で今まで人間がヒーヒー言ってやっていた仕事の多くは形を変えて次の仕事へと受け継がれたり、仕事そのものが無くなってくることがたくさんあったのは歴史が見事に数々の証明を残してくれています。

太古の昔から、便利な道具が発明される度に置き換わってきたツールを使っていた専門職の人間は、その新しいツールに己を慣れさせなければ仕事にあぶれると言う形をとることも当然のように有り、近代ではそういった失業への抵抗運動の一種としてラッダイト運動のような過激なものもあったわけですが、最近あちこちで目にする新・人工知能ムーブメントの行き着く先に「これからX年後には無くなっている可能性の高い仕事」、等という記事がネット上で目につくようになりました。

短いスパンだと、十年後!長いスパンだと2−30年というものが多いのですが、いかに精密に予測したところで、どれほどそれが正確だったかというのは歴史のみが教えてくれます。例えば有名ドコロではこんな記事があります
オックスフォードの予測のようですが、確かにビッグデータと無人XXシステムを組み合わせた先にある世界は「間違いなく」多くの職種を消し去る可能性があるでしょうが、その先に生み出されてくるであろう職種も無数にあるのではないかと私は考えています。

しかし曲者はこの「新しい職種」というやつで、間違いなく言えるのは皮肉なことに「より高い知性」を要求される仕事と創造性をより求められる仕事こそが次々に必要とされ、それ以前の職種についていた人達は過去に固執することによる低下した適応能力と、年齢からくるチャレンジ・マインドの低下の為に、新しく作られてくる仕事自体にありつけないのではないかと私は考えるのです。

実はこのAIやロボットの進化による業種の大転換は医療の世界も当然の如く大きく変えていく事が容易に想像されます。
医学や歯学の世界の技術動向の変化と今後の流れに関してはもっと大きな激流が襲ってくると考えています。
勿論スパンは開発の進捗状況などの動向次第で如何様にも伸び縮みするでしょうが、方向性に関しては間違いなく「流れていく方向」は決まっていると思います。

それに関してはまた明日続きを書いてみようかなと、、、。(俺流未来予測かな?w)

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2015年6月9日火曜日

ドン・キホーテ初体験

ドン・キホーテと言う店に行ってきました。

前から道向に見えていた巨大なドン・キホーテの看板の存在は知っていたのですが、ドン・キホーテというのが一体何の店なのか昨日まで全く知りませんでした。w
アメリカに居るときは当然ドン・キホーテなんて有りませんし、そういった情報も全くゲットする必要さえ有りませんでしたので・・・言い訳ですが。

とりあえず仕事の帰りに今池にあるどでかいドン・キホーテに入ってみました。
中に入ってすぐ分かったのは「ナルホド、何でもディスカウントショップなんだ〜」ということでした。何を言っとるんだお前は???と言われそうですが、ここ15年前後の日本のことを全く知らないお上りガイジンさんと同じレベルと思っていただければ結構です。

24時間営業でやっているということでしたが、中に入っていろいろなものが異様に雑多に並んで売られているのに驚きました。なんというか一言では表現しにくいのですが「ジャングル」とでも呼べばよいのでしょうか。
明らかに来日中国人をターゲットにしたのであろう表示である日本制造(日本製?)と言う漢字表記も時計など数種にありました。

値段は特化のものは確かに安そうなのですが、よく手にとって観てみるとこれって安いのかな?というものもあって、比較検討は慎重に行わんといかんでしょうな〜と言う感じのものもありました。

それにしても気になったのは店の商品自体よりも客層です、、、なんか今池という土地柄もあるのでしょうが、店の中に並んでいる連中の風体がどうもナンカ胡散臭いというか、、、。まあ、お前もその一人やろうが!と言われれば返す言葉もないのですが、怪しい髪の色したニイチャンネーチャンが、スウェット来て歩いてるのを「久しぶりに」日本で見ました。

そう言えば、これってDQNだったよなって懐かしい感覚でした。w

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