2015年3月31日火曜日

明日からアメリカへ

いよいよ明日からアメリカ。

家族に会うのは半年ぶりですから、やっぱり正直なところ嬉しいですね〜!
とりあえず小さなスーツケースにパンをこれでもかこれでもかと親の敵のごとく詰め込んでおります。カレーパン、マヨブレッドなどは出発するギリギリまで冷蔵庫に入れて保管期限を伸ばしています。

この気持が家族に伝わるのかな〜。とは思いつつも、自分の家族が喜ぶ顔を見るの大好きなのでここは頑張るしかありませんね。とりあえず、あちらに着いてからはやることが目白押しですので、嫁さんのたてたスケジュールに沿って淡々と全てのことをこなしていくのみです。

とりあえず明日の朝のタクシーの予約はしてるのですが、興奮したりして寝坊しないようにしなければ。

今日は上司の先生が午前中までで仕事を切り上げて帰りなさ〜い!とお言葉をかけてくださいましたので、お言葉に甘えて残りの必要な物を買い集めた次第でした。

さあ、出発!

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2015年3月30日月曜日

株式優待生活 桐谷さんって

当直室でテレビを見ていて思ったのですが、この人やはりいろいろと「おかしい」です。w

まあ、優待生活ですっかり有名になってる桐谷さん、多くの株主優待でいろいろとキャッシュレスの生活をされているようですが、何だか見ていて痛々しい。
まあ、御本人は嬉々としてそれで生活されているのかもしれませんが、あの歳になってまで優待の品々やクーポン、引換券などを必死になって消費しようとしているところが何だか泣けてきます。そういった優待システムで生活をゆとりあるものに、豊かにすることができれば宜しいのでしょうが、桐谷さんの生活はまるでその逆。何かに追い立てられるかのようにクーポン等を財布?の中に入れて生活しているのを見ると、何だかひたすら「みっともないなあ」と感じてしまうのでした。本末転倒とはこの事か。

しかし、ここらへんのエピソードは私などの凡人があれこれ外野から言う事ではなくて、この天才的な人物の持つ、将棋や物書きとしてのいろいろな面での凄い才能が、そういった「私からみた」変な所を全て帳消しにしてしまうんですけどね。w
  • 読まない本をタイトルだけ読むために集め続ける。(まあ、ここ辺は私も積ん読傾向ありますので人のことは言えません。)
  • 全く物を捨てられない。(彼のおやじさんも全く桐谷さんそっくりで、物が捨てられない人でゴミ屋敷状態だったとのこと、、、。)
  • 人と話をする時になかなか視線を合わせることが出来ない。
  • 場の空気を読むということが全く出来ない。
  • 妹さんは全く普通の方のようで、このような感覚の遺伝は無さそう。w
幾つかの人並み外れて高度な能力を獲得した代償のようなものが桐谷さんという方にはあるのかもしれません。Wikiによると「コンピューター棋士」と呼ばれていたらしいのですが、この人をコンピューター棋士と呼んでいた人達は、多分桐谷さんのマシンのような感じのインプットとアウトプットを暗に揶揄してコンピュータと呼んでいたのではないかと「私は」感じてしまいます。

上の様に書きこんでみた「テレビを観ていて気になった事」を一度眺めた上で総括して言い表すと、生きていく上での「凡人が考えるような」優先事項というものに順番というものを全くつけられない人なんだな〜、と感じてしまいましたね。
まあ、観ている私の方は笑っていられるのですが、この先生は人生の伴侶とかなかなか見つけられんのじゃなかろうかと、アカの他人ながら心配してじっと画面を観入ってしまいました。ただいま御年65歳なんだそうですが・・・。(師事した故米長名人にいろいろと酷いことをされたということで婚約まで行った彼女と別れたとの話も書かれてはおりますが・・・。)

それにしても、私的にはこんな観ていて面白くて、(少し苛つくことも有りましたが)幾つかの凄い才能を持った人には是非ともその遺伝子を世の中に残していって欲しいなとは思います。誰か良い人見つかれ〜!

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2015年3月29日日曜日

名古屋も本格的に春です

やっと名古屋も春が本格的になってきました。

日曜なので、ちょっと藤が丘の方に足を伸ばして桜並木の多い照が丘のほうへ歩いてみました。雨がパラパラと降っている中で桜並木を歩いてみましたが、咲き方は七分咲きと言う感じでした。
せっかく頑張って咲いてきている花の蕾でしたが、篠突く雨に身を叩かれて少しやる気を削がれているように見えなくもありませんでした。

グルっとそこらあたりを回って駅まで戻った時に今日の最初の目的の一つであったものをかいこみました。一口茶屋というたいやき屋で「オムそばたい焼き」を2つ買うというのがそれで、自分の本日の昼飯の代わりにしました。
ここのたい焼きは少し変わっていてオムそば、プレミアムたい焼き、よもぎ、モチモチ等々いろいろあります。勿論普通の鯛焼きもありますが。


実質後2日でアメリカへ出発します。
日本の味を体に刻み込んで二週間ちょっとを乗り切りたいなと思っています。

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2015年3月28日土曜日

あと4日

いよいよあと4日で渡米です。

本当に久しぶりにアメリカの家の、メンテナンスと家族との再会の為に渡米するわけですが、感覚的には未だに帰米という方がどうしてもしっくり来ますね。住みやすいし、過ごしやすいし、本当にリラックスできますので・・・。

何がこういった気持ちの差を持たらすのかは、これだけ長い間アメリカに住んでいたにも拘らず未だに上手く説明しづらいのですが、土地やモノが何でも緩く作ってあることがその一因なのかもしれませんね。w

今のところ嫁さんや娘たちにリクエストされたものはほぼ95%位の感じで詰め込み終わり、あとは友人に渡す酒なのですが、、、今回はギリギリスーツケース一個で旅をしないといけないという「エコノミーの制約」が残るラストの旅なので、(以前まではそれが普通だった)次回の「エコノミーでもスーツケース二個」というのがOKである渡米までは持ち運べそうにありません。ナンカ申し訳ない!

恥を忍びながらドラッグストアで買う娘達用のマスカラやアイシャドウなどはそれなりに揃えたし、コンタクトレンズも左右それぞれ2weeksのセットを三箱ずつ揃えたし、後は何かあったっけ?
ああ、後は息子と嫁さんのリクエストにあった日本の美味しい食パンと詰め込めるだけつめ込む予定の菓子パン、後はもしスペースに余裕があれば雑誌ですかね?無いでしょうが、、、。w

あとは私の方ではこれから乗る機内の上映映画を愉しむくらいでしょうか。
調べたところ、ナイトミュージアム、Into the woods, Vancouver asahiなんかが新作では期待かな?

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強制退院

今日医師になってはじめて強制退院というのを実行しました。

病院ではほんとうに色々なことが起きることを痛感する毎日ですが、今日の案件はお爺さんによるセクハラでした。
なんだかもう、本当はこんなことしたくないんですけどね。
病棟に入っていったところいきなり大柄の看護師さんがノシノシと近寄ってきて「先生!XXさん、酷いんです。」といって詳細を滔々と語り始めました。曰くオジサンが若い看護師さんのオシリを撫でてニヤッと笑ったというもの。

内心では「フーン」と思ったのですが、規則ではこの手のことは厳正に対処することになっているのでそのお爺さんのところに行って、状況を説明し退院のオーダーを出しました。
このお爺さん、感覚的には昭和のセクハラの感じでそのままされたのでしょうが、平成の女性には通じ無いことが理解できていません。病棟の看護師さん達はこの大柄の看護師さんを中心にプンプンでした。

行き場のないお爺さんをこの行いで出すのは本当のところを言うと心苦しかったのですが、21世紀のシステムの中では、通じないところもあります。社会課の担当者と相談した上でのプロセス発動となりました。

ここで思い出したのは女性専用車輌に対するコメントを述べている(2chで有名な)女性達のあの六枚一組の画像ですが、ヤバいので心の中から消し去ることに致しました。w

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2015年3月26日木曜日

大沈没

昨夜は病院の仲間に呑み会に誘われて盛大にやらかしてしまいました。

愛知の地酒のオンパレードで繋ぎに繋いで、五人の人間で二升ほど呑んだのですが、ほとんど食べずにのむという禁じ手を使ってしまい、まさに最後は前後不覚。
まるで大学生の時のような呑み方をしてしまいました、、、。最初の方は実に濃い話をして世の中の色々なお話を直接事務局長などから聞いていたのですが、のむピッチが途中で急上昇してしまいましてやらかしてしまいました。

本当に飲みたかった最後の地酒は味も何もあったもんではなくて、最後にお金を払うために財布の中にあったお札を掴んだまでは覚えているのですが、何故か本日「桜の封筒」に入れられて事務局長に返されてしまいました。曰く「あれは俺の呑み会だから」とのこと。w

実に情けないことに、翌朝起きてみたところ家の玄関のドアは半締りのまま薄く開けっ放しでしたし、起きて風呂場の入り口の洗面台を見たら少量のXXを吐いたあとがあり流石に自己嫌悪に陥ってしまいました。
極めつけは嫁さんからの朝のライン攻勢。正直「全く」覚えていないのですが、実は寝る前に明日間違いなく起こしてくれ、と嫁さんに電話で頼んでいたらしいのです。

今日の外来のことを脳の一部が心配してオートマチックにそのような行動を取らせたのでしょうが、情けなくて死にそうでした。暫くはお酒は控えておくことに致します。嫁さん、ゴメンナサイ。m(_ _)m

こんな呑み方をしたのは大学生の時のクラブの呑み会以来でした。は〜。

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2015年3月25日水曜日

日本のインチキ奨学金はやめて、本物の奨学金を!

日本が金持ちだなんてまさかの勘違い。特にGDPにおける教育への国家の投資割合に関しては完全に後進国。

日本における学生ローン貸付金機構のヘッドが、包み隠さずそのあたりのことを話している記事が出てきました。
記事の刺激的なタイトルは「大学にさえ行けばいいなんて、イリュージョン」というもの。
正直に言うと、このおじさんは実に正直な人だと思います。公的機関のトップとしては正直すぎるくらい。w

多分、文部科学省の人間なんかはこの記事読んでその通りとは思いつつも、それはあんたが言っちゃいかんでしょうと顔を赤くしたり青くしたりして焦っている人もいるのではないでしょうか。
日経の誘導尋問の仕方もなかなか用意周到なところがありますが、このおじさん結構自分のこれまでの人生に自身がある肚(はら)の座った人なんでしょうね。じゃないと、この組織でトップについていてこういった発言はなかなか出てこない。事勿れ主義の人間ではこれは言えないでしょう。

一言で言えば、大学は出たけれど、、、と言う台詞は戦前の大不況の時とは更に意味(というより質)が変わってしまっていて、今どきの多くの名も無き底辺私大の学生の学力というのは当時の大学生とは比べるべくもない低質のもの。
実際に身近で話した愛知のとある大学の学生は、まず本は読んだことはないし話の拡がりはほぼ身近の友達と遊びの話で終わってしまうという感じ。哲学や歴史の話をしようという気には全くならないような無知の中学生に見えました。
内心、こいつが大学生とか言う称号を持つんだから後は推して知るべしか、、、と感じてしまいました。

これでは就職先も「たとえ出来たとしても」知れてるし、「知識のデベロップメントという意味では」大学教育における将来の伸び代なんて無いわと考えてしまいます。こんなのが大学生とか言ってるんだからそりゃもうちょっと人を選んで奨学金をやったほうがいいかもね〜と思うのは私でなくとも考えてしまうんじゃないでしょうか。求めているのが「今の」日本の大学生に対する一般的な品質であれば、こういった連中は特に大学に行く必要は何も無いと思います。(その居間の日本の大学教育が良いかどうかというのは全く別問題ですが。)

分野にこだわらずポテンシャルのある人間、そしてそのポテンシャルを活かして己の得意な所を伸ばそうとする人間にゆるめに集中して投資していったほうが日本の「産業構造」的には最も成功する「効率的」投資なのかもしれません。その上で、その人にとって何の意味の無い大学なんぞ行かんでも、成功する人・普通に楽しく生きてる人達など、掃いて捨てるほど居ることをもっと大々的に教育していくのは大事な国の事業の一つではないかと考えます。

それにしても情けないのは日本が国家として、そして企業や大金持ちが教育に対して出すエイドの少なさよ・・・。どうにかしてこれを節税という方向で企業や高額所得者がお金を使えるように出来る方向に持っていかなければイカンよねと考えます。

少なくとも一部の大金持ちが(売名だろうが、死ぬ間際の名誉だろうが構いません!)喜んで税金を払えるシステムにしてしまえばいいんです。それを大々的に報道してやれば、税金を殆んど払っていない人達も税金を払っている人達も多く場合は双方向に丸く収まりませんかね〜。

それにしてもこの学生貸付ローン。皆できるだけ借りるなよ〜!後で苦しいよ〜。

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2015年3月24日火曜日

美しい墓場

巨星墜つ、とはこのことでしょう。

中華系の人間として生を受け、日本軍の占領も経験。ケンブリッジを優秀な成績で卒業した若く政治的才能の塊であったリー氏が、実に短期間で猫の額のような小さなエリアを経済的に世界の一流国家に伍するレベルまで引き上げていった物語は、氏の卓越した能力を雄弁に物語っていることは間違いありません。

しかし、しかし、物事には何事も表と裏があるもの。こうやって造り上げられた都市国家は彼の強権的手法をキッチリと「有無を言わさず」国内の政治に応用していった結果で、リーダーとしては己の理想を国家にとって良かれという形で敷衍していった結果ですよね。

まあ、超優秀なノビタがシンガポールで映画の如く、自分の理想通りの「雲の王国」を作ったようなものでしょうが、私はずーっと以前からこの国には観光旅行はしたくないなと思ってました。以前北朝鮮を旅行した時に感じた事をどうせこの国でも感じるだろうという前提があったからです。

私にとってのシンガポールというのはよく整備された美しい墓場というイメージです。
私が遥か昔訪れたことのある北朝鮮は、滑稽なほど何もかもが出鱈目で、必死の努力にもかかわらず舞台装置の裏側の骨組みが見えちゃってる惨めなポンチ絵国家でしたが、シンガポールは「多分」何もかもが完璧に整備され、優秀な人々が教育され、優秀な人々によって運営されているスマート極まりない能吏によって運営されていいる「鼻持ちならない」美しい墓場なのでしょう。

自国のトップを自由に批判することを許されず、自国のトップ達の一族の利権と支配を批判する事が許されない美しい墓場に住むことを許されたシンガポール国民を"これっぽっちも"羨ましいとは思いません。
例えは極端かもしれませんけど、これはある意味同じ人間という支配者に支配された現代版マトリックス国家そのものですよね?

National University of Singaporeは、近年、数多くの優秀な外国人を高額の報酬で引き寄せる手法で世界的にもランキングを上げてきた大学ですが、この大学で教えている「哲学」の授業に乱入して、そこの主任教授に直に質問したいものです。
「哲学における思想の自由と死とはなんぞや?」と。 まともな教授なら俯いて質問者の私の顔を見ることは出来ないと思いますが・・・。

近年、シンガポールの万年与党が支持を得られなくなっていた理由はシンガポールの国民自体が一番良く知っていることでしょう。ああ、またひねた蓋棺録もどきを書いてしもうた。w
しかし、不謹慎ではありますが主の死でで美しい墓場はさらなる完成に一歩近づいたのかも?だからといって、よく整備されて美しいから、と言う理由で墓場の見学はそうそうしたいとは思えませんが!

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2015年3月23日月曜日

学歴と実力

物理と音楽で有名な伊藤先生が書かれている論説にこんな文章があるのを見つけました。

アベノミクスとの関連は全く私にはわかりませんが、学歴ロンダリングに関する記述はもうこれ以上何も言うことがないほどきちんと私の言いたいことを言って下さっている、しかも遥かに理路整然と!という点でさすがは文章家の伊藤先生です。

テレビに良くでているイカガワシイ連中のうちXX大学大学院卒とか言っている連中のうち、かなりの連中はその出身大学はそのXX大学では無いというのは極めて良くあることですので、今度チャンスのある方は、テレビにその手のインチキ臭い連中が出ている時にその連中の経歴をネットで確かめてみるといいと思います。

この手の作業を結構やってみた私の発見は残念ながら自分の仮説を裏付けるものでした。中には経歴の中に自分の出身大学を書かずに出身大学院から書いている連中が居ます。その手の連中は特によく調べてみられると良いと思います。w
あとは世間的には有名な一部の私大卒の連中でも、学部によっては箸にも棒にも引っかからないいわゆる「中身スカスカ」の連中が驚くほど「紛れ込んでいる」と言う事実も忘れてはなりませんよね。

「そこ出身」の彼ら自身は良く知っているのですが、彼らも含めその周りのレベルの高い方の一部の私大の人間も、敢えてそのことを世間に詳らかにして自分の大学を貶める必要はありませんので、内輪でお互いが理解しあえていればいいのでしょうが、入学の時点から既に始まる「学歴をカネで買う」世界が存在しているのは公然の秘密ですし・・・。特にエレベーター式のゴニョゴニョゴニョゴニョ・・・。

本当に実力のない連中はやはり金で資格や名前を買うしかありませんからしかたのない事でしょうが、それを許し続けてきた結果がこの前の某インチキO博士の誕生という顛末を産み出し、大学全体を奈落に叩き落とすのですから何をか言わんやというところですが、「金には」なりますから大学も止められんのでしょうな〜。

日本のインチキAO入試で入った中身スカスカの連中が大手を振ってその大学に入った挙句、スーフリとか言うサークルを作って猿の乱交の如きパーティーを毎晩のごとく開いていたのですけどね。
私はやはり文系の一科目とか二科目の受験で入ってきた連中がまともな学力、ひいては高等教育を受けていくだけの基礎ができているなどとは到底思えません。
最低でも数学と国語、外国語一つ、そして理科系の一つ、社会科系の科目の一つをもって受験して来ないようであれば高卒を名乗るべきではないと思ってます。そいういう意味では共通テストによる最低限の学力審査を足切りに使って、あとは二次を筆記でガンガン大学側がテストしていくというのは良い制度だと思うのですが、如何でしょうか。

大学もいい加減に目を覚まさないと、大学自体が逝ってしまいますぞ!って、現場の友人達の声を聞く限りではもう日本の大学・大学院はかなり終了しているところが多いようですし。
国立大学・その他の有名大学は、アメリカ並みに「大学院の門戸に入るためのスタンダード」、「そこを博士として出る為のスタンダード」をもっと上げないとかなりの速度でアポトーシスを起こしていくような気がしますが。

やばいのかな、日本の近未来は・・・。
ノーベル賞が出続けたのは21世紀の初頭まででした、、、と、後世の歴史書には載るのでしょうか。

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2015年3月22日日曜日

宗教と洗脳

チュニジアのテロ事件は大変痛ましいものでした。

中東で起きた日本人が殺された事件として1997年のルクソール事件が私にとって記憶にあたらしいものです。あの時の殺害事件も大量の人々が無差別に殺され続けたという異様な事件でしたが、今回の事件も狂信的宗教者の集団によって起こされたという点で本質的には同じものと考えています。

襲われた人々の恐怖と無念、そしてその家族と友人達の悲痛さは想像を絶するものと思います。遠い異国の地で楽しい観光をしている時に、突然始まる銃の乱射や叫び声の中でバタバタと倒れていくのはどれほど恐ろしいものかは誰も想像はできないと思います。

こういったことを起こす狂信者の集団といえば、まず代表的なものとして日本ではオウム真理教の地下鉄サリン事件がありますが、一体全体こういったことを起こす連中というのはどうやってこんな「インチキ臭満タン」の教義に洗脳されていくのかいつも不思議に思います。

オウムの例を見ていてよく判るのはいわゆる「学力」での上下でそういったインチキ教義に対する免疫が強化されているわけでは無いという事でしょうか。非常に主観的な感想で申し訳ないのですが、やはりこの手の神秘主義や原理主義のもつ「おかしさ」にナイーブである人達というのは、大きくなるまでに当然自分の中に育っているべき「社会の中での人同士との関係の大切さ」を本質的に理解する機会を持たぬままで大きくなってしまっているのでしょう。

「神様」と本人達が呼ぶものが「罪もない人々を殺す」ということに対して、いかなる理由でもゴー・サインを出すはずがないという想像力の欠如はこれからも多くの人の命を奪い続けるのでしょう。

やはり最も恐ろしいのは、「狂った教義」の宗教の輪の真ん中で育てられた子供たちの存在でしょうね。相対的に外の世界の物事を見るチャンスのない子供たちは、その生活の中の本質的な「おかしさ」を知らぬまま大きく育っていくという不幸。誰もが人であるかぎり、好きか嫌いにかかわらず一生の中で関係してくる「宗教」は私にとっては常にできるだけ避けている存在です。

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2015年3月21日土曜日

餃子50個で死亡(脂肪)

今週はいろいろな用事があって、4日連続で家に帰って夕食を摂る機会がありませんでした。

ところが月曜の時点で近くのスーパーで餃子を買い込んでいました。
賞味期限が迫っていたこの餃子、実は50個入っていました。25個入りの袋が二つ入っていたのですが、まずは昼前に起きた時点で意(胃?)を決して25個食べました。これだけで700グラムほど体重増加。w

最近iPhoneのアプリを使ってしっかりと体重の変化を記録しているので、どんな感じで体重が増減しているのかしっかり記録しています。体重計に乗りながら内心で「うわー」と思いながらも、冷凍にしないで美味しいままで食べきろうと思っていたので、今度は夕食に残りの25個を焼き上げ(てしまい)ました。

添え物はシンプルかつカロリーの低いこんにゃくの味噌味付け。
これも25個の美味しい餃子をついつい、、、、どころか、ぺろりと食べてしまいました。やっぱり美味しいものには勝てない。実際これでさらに追加の数百グラムをゲイン。ああ、ここ一ヶ月の努力がパーか?

いかんな~と思いつつも、明日からの二連直はとりあえずマスクをしての一日さえ乗り切れば、何とかなるかなと思っていますが、、、それでも体臭になるほど臭いかな???

なるべく病棟に呼ばれませんように!(こうやってオッサンは腹回りがデカくなるのでした。)

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あと12日でリッチモンド

次第に帰米の日が近づいてまいりました。

出発は4月1日ですので二週間を切ったことになります。半年に一回しか家族に会えないので、今回の帰米は本当に愉しみにしています。

実際、今回家に戻るとやらないといけないことが結構あってお金の工面、壁の選定その他諸々です。実際にこの4月から一日補修が遅れる毎に10ドル取られるという罰金が始まりますので、、、。
これが実際に起きるからアメリカのコミュニティーは厳しいですよね〜。w だからこそ、コミュニティーは綺麗に保たれるのですが!

給与所得者としての立場がアメリカから日本に移動してしまいましたので、銀行の融資が簡単には受けられなくなりました。今回の修繕には二万ドルほどかかるのですが、前回はこの理由で断られましたので日本での収入を証明した上でそれをアメリカの税理士さんにそれをcertifyして頂いて、アメリカの方での所得証明書として使用しなければなりません。

これを使って次のステップへいくのですが、果たして今回は上手くいきますやら、、、。
神に祈っておきましょう、、、って信じていないんですが。w

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2015年3月19日木曜日

ツインタワーで勉強会

今日は名駅ビルの17階で感染症の勉強会がありました。

メインのゲストスピーカーは岩手医科大学・救急医学講座教授の遠藤重厚先生でした。
結論から言います。めちゃくちゃ面白かったです。一言で言うと、自分がこつこつと地道に「実際に」やって来た事実とデータを自分の思考力できちんと解析して得た結論を元に、じっくりと臨床とサイエンスを結びつけている反骨漢と言う感じでした。

話自体は私のような感染症の門外漢にとっては面白いイベントが次々紹介されてなかなか「いろいろな意味で」楽しめました。
敗血症の治療における設備の違いは先生の教室のような救急医学の専門講座とは雲泥の差があり、彼我の差を埋めることは到底出来ませんが、その思考の過程を見せてもらえるという一連のスライドは大変役に立ちました。

経験豊富な方が最終的な結論に辿り着くまでの試行錯誤の過程というのは通常、滅多なことでは見せてもらえませんので、それを惜しげも無く45分間話していただける瞬間に立ち会えたと言うのは最近ないことでした。

まあ、これに行こうと考えたのはタクシーチケットが出るという不純な理由からだったのですがw、そんなことをまるっきり忘れさせてもらえるほどの心地良い講演会でした。アメリカのいわゆる一流雑誌の(一部の???)エディターのインチキぶりは以前から実地で知っていましたが、いやはや、、、実例続々で笑ってしまいました。

次の愛知県重症・難治性感染症研究会には是非出席しようと思いました。

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2015年3月18日水曜日

鹿肉と猪肉

今日は仕事が終わった後で事務局長に誘われて研修センターで食事会でした。

そのハイライトは鹿肉と猪肉を食べるというものだったのですが、今年はジンギスカン方式で食べるということでしたので、どういうものになるか想像しながら研修センターに向かいました。
手ぶらでは失礼ですので、私は広島の冷えた生酒を一升抱えて向かいました。w

六時過ぎにそこに着いてみると、テーブルにはスーツを着た軍団が8人ほど座っていました。見慣れぬ顔ばかりでしたので「???」となっていたところ、よく見ればその中に私のよく見知った顔がありました。
それは何と今回の私のマンション購入にあたって獅子奮迅の活躍をしてくれた、担当の若手Xさんでした。驚いていると、隣にはなんと今回の私の無理矢理なリクエストに応えてくださった取引銀行の支店長さんが座っていることも彼の紹介によって判明。

私は驚き慌て、今回の融資の件に関して大変な御助力を頂いたことを深謝して支店長さんと名刺交換。

その後は準備されていたテーブル上の寿司、オードブル、その他諸々のサイドディッシュをつまみながらの楽しい時間の開始です。開始の一杯は局長が地元山口から取り寄せたという「獺祭」でした。今回テーブルに並んだ鹿肉も猪肉も、実は銀行の方が持ち込んでくださったとのことでした。またこの飲み会はある方の栄転記念も兼ねておりましたので、皆でワイワイと楽しく話しながらの実に楽しい食事会となりました。

何升分もあった日本酒やワインが十数人の人間によってアッという間に殻になってしまい、カラオケも始まりましたが、私はどちらかと言うと師長さんや他の見知らぬ人達と話すほうに夢中でした。
最後には私と局長と師長さんの三人だけが残り、病院のことに関して普段は話さないようなことを色々と話すことになりましたが、それはそれで面白かったですね。

若手のグループは夜の12時から栄の方に移動して、今回の呑み会に顔を出してくれていた台湾バーのママさんのお店に繰り出したとのことです。そのうえで三時過ぎまでカラオケを歌っていたそうで、、、。私にはもうそんな元気はありません。w

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2015年3月17日火曜日

名大の先生と勉強会

今日は夕方から名大の医学部大学院の先生と名駅で勉強会に参加しました。

とりあえず、ある巨大ビルの10階に上司の先生と一緒に登って行ってそこで名刺交換の後、これまでの予算の獲得状況や仕事の進捗状況の発表が一時間ほどあった後、懇親会へ。
この会自体は、名大のこの先生が獲得された科研費を元にした仕事ですので、それに関する話で盛り上がりますが参加されているのは大学人のみならず、企業のデベロッパーの方々も沢山いました。

私個人としてはこのようなタイプで融合したジョイントの仕事はしたことがなく、基本的には純粋に「学」のみで「産」との協業はしたことがなかったので興味津々でした。
実際に企業の方々とお話をしてみると、本当に色々なバックグラウンドを持った方々が沢山居て、面白い話が次々に出てきました。

やっぱり己とは異なる毛色を持つ人達とお話をするのは面白いですね。
それにしても、今日の二次会で行った桜通駅の裏にある界隈の飲み屋はどれもこれも一癖ありそうなところで、案内してくれた先生によると「この裏にはもっと色々と違った店がたくさんあります」とのこと。

やっぱ、俺は夜の名古屋はマダマダ知らんですな〜。w

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2015年3月16日月曜日

理研という組織にガッカリ

某Oさんが退職「後に」懲戒解雇相当とし、更に研究費の返還に関して投稿費用のみ!を返還させるとかいう話

もうね、、、。コメントしたくもありません。
実際したくありませんし、随分前のこのブログでもうボロクソにこのニセ博士のインチキ研究「ごっこ」のことは書いたので、もう屋上屋を架すことはしたくなかったのですが、さすがにこれは酷い。

早稲田も博士号の取り消しを一発で決定しなかった時点で昨年学問的には自殺して大恥を晒したわけで、こういう事は一発で明確に意思決定をしなかった時点でもう「組織」としては終了。

理研という組織は戦争中のことも含めていろいろな事は言われているわけですが、今回ほどガッカリするような決定のプロセスを見せて、保身が見え見えの組織防衛をみせた所に何だか対外的に「全体の劣化」を印象づけてしまった感じがします。

中で働いている人は間違いなく日本でもトップクラスのサイエンスを実行できる人達のはずなのですが、この組織のトップの人達は対外的なマネジメントがやばいレベルで未熟ではないのかと感じます。マネジメントの能力というものは多くの人にとってはやはり自然に育まれるということは無いようです。

右往左往した挙句、この程度の曖昧かつヤワな結論とか、、、。
やっぱり日本の組織は法治ではなくて人治主義ですな。

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2015年3月15日日曜日

ハズしてしまった、、、orz

今日は外してしまいました。

大外しも大外し!日本に帰国、しかも小牧の航空基地のすぐ傍に住んでいるのにもかかわらずこの大切な日を見逃してしまったというのは全く間抜けとしか言えません。

帰国した直後から全国の航空祭のスケジュールをチェック、特に地元小牧という立派な航空基地を持つこのエリアに居るという幸せを元にチェックしていたにもかかわらずこの体たらく、、、。
日常の忙しさの中ですっかり忘れていたとしか言えません。これもやはり、ニュースというものをあまりみない人間の悲しい事実でしょうか。

しかも、今日の航空祭ではここ小牧基地にて44年ぶりのブルーインパルスの飛行を拝むことが出来たはずなのですが、それをバッチリ見逃してしまいました。orz

KC-767やC-130がここ一週間ほど頻繁に頭上を編隊飛行しているのは気づいていたんですが、この日この時を間違って布団の中で寝溜めしてしまった自分の愚かさ、間抜けさにげんなりですよ、ホントに。

今回の航空祭のことに関してブログで色々と書いておられる方々が何人もおられるようです。ああ、折角の天気の日に・・・。

来年こそは外さぬように行かなければ!

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2015年3月14日土曜日

ブラタモリを観て

当直室でブラタモリをネットで観ていました。(ネット経由で過去のものですが、、、。)

田舎の友人がFBに書き込んでいた情報によって、タモリが再開するブラタモリの最初の訪問地が長崎だということを知りました。正直なところ、日本に居なかった時間がかなり長かったために「ブラタモリ」ってなんだろうと最初は良くわかっていませんでした。

ブラタモリの中のナレータのセリフに「景色の中に閉じ込められた人々の記憶」と言う台詞がありましたが、このセリフは本当に心に響きましたね。いつも何気なく通り過ぎている街角の一角にちょこっと埋まっている石垣一つとっても、実際にはそこに数百年前から置かれている石だったり、ほんの数メートルだけ残っている構造物が二百年前からあるものだったり。

それを作ったり設置した人自身でさえもまさか自分が何気なく今日設置したものが数百年経って、遥かに下った世代の子孫たちにああだこうだとテレビなるもので論評されようとはまさか思ってもみなかったでしょうし。
そう考えると、いま我々の身の回りにあるちょっとした構造物でも、ほんのちょっとした偶然によってかなり後々まで生き残るもの、そしてこれまた偶然によって壊され撤去されるものとが出てくるんでしょうね。

そう言えばこの前、このブラタモリとは直接関係ないのですが、ネット上にある古地図で東山線の藤が丘駅周辺を眺めていたらちょっと驚く事実を知りました。なんと駅及び駅の周辺は思いっきり池か沼、要するに湖沼だったようなのです。それほど規模は大きくないのですが、あのバスターミナルの辺りは昔は虫や鳥が囀り羽ばたく場所だったんでしょうね。

時間は人が住んでようが住んでまいが刻々とそのエリアの表情を変えていきますが、人様がこのエリアに大挙して押し寄せてきたのはせいぜい高々30年なんですよね、、、。やっぱり人間の暮らしの長さなんて自然が造り出すサイクルに比べれば本当に刹那でさえありませんな〜。

無常とはまさにこのことなんでしょうね。

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2015年3月13日金曜日

今日は良い事ありました

実は寝る前に心配なことが有りました。それが朝一に開いた嫁さんからのメールで解決!

それはアメリカに居る息子の顎に関することでした。アメリカの何時も行っている歯科で撮ったパントモ撮影のフィルムでなにかおかしなイメージ(腫瘍の影?)が写っているとドクターに指摘されていたのでした。
これが昨年の末の事でしたが、紹介された私が働いていた大学病院では何時も予約がキツキツな上に、今年の激しい雪などで始終予定が延び延びになっていた為、なかなか診察というイベントが起きませんでした。

その視界で撮った写真は確かになんとなく下顎に類嚢胞様のものが写っているのですが、正面から撮って奥歯に当たる部分の判断をしているため判断をしているためアーティファクトである可能性がめちゃくちゃ高いんちゃうかと考え、友人の歯科医達にも観てもらったところ、「これじゃ何も言えんよ〜」とは言われてはいたのですが、、、。

そこで、痺れを切らした私は近所の歯科医できちんとした写真を撮り直してもらうようにアメリカに居る嫁さんに連絡をし診断を待ちました。
結果は当然良い方に転んでくれて「やっぱそうかw」ということで一件落着。コピーを他の友人の歯科医にも送って確認を頼んだところ「健康そのもの」というお墨付きをさらに追加で得ました。知ってましたけどね!

息子が腫瘍なんて言うことがなくて本当に本当に良かったです!
診断は出来るだけ素早く正確に!という単純だけど大切な言葉を今更ながら深く考えさせられた一件でした。

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2015年3月12日木曜日

新聞売上の減少w

うれしいニュースが有りました。

ネット検索を使って、最近調べていなかった新聞の売り上げをチェックしてみたところ素敵な記事が出ていました。
日本ABC協会という、この手のメディアの発行部数を報告する機関があるようなのですが、この半年の朝刊の販売平均値を出してきています。

勿論、連中の恐るべき数の「押し紙」に関してはガン無視なのですが、それでも最小発行部数の産経新聞以外は全部部数を減少させているということ。(産経も私にとってはどうでもよいのですが、、、。)
トップの減少率は朝日、二位が読売、次は毎日、日経と来て最後が産経なのですが2014年の半年の平均値の変化は何と朝日が5%にも迫ろうかというもの!これは本当に凄い減り方です。約二十軒に一軒の家庭や事業所が朝日から手を引いたということ。読売は30件に一軒ですが、、、。これって経営陣には物凄い衝撃波だと思いますよ。詳しいことはココにあります。

やっと、二つの吉田砲が効いたことが数字になって現れてきましたね〜。嘘をつき続けた赤紙が今ゴーゴーと音を立てて燃えています!素晴らしい。これで無駄に天然資源を使わずに済むし、新聞販売店もやがては押し紙を送り続ける暴君に頭を下げ無くても良い日が来ることでしょう。(その時は新聞販売店自体も無いでしょうが!)

既に現在の推定新聞購読率は1980年台をピークにして現在は1960年代頃のレベルまで低下しているとのことですから、このまま日本の人口減少とその他メディアの発達が続くならばやがては先を見ることの出来る大卒の誰もが新聞社等には就職しはしなくなるでしょう。まあ、もうそうなっているでしょうし、よっぽどの間抜けでない限りこれから確実に死んでいくメディアに身を埋めようとするのはよっぽどの物好きか馬鹿なんでしょうね。

大新聞の高給取りと言う言葉はやがて確実に過去の伝説となる日がそこまで来ていると感じます。

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2015年3月11日水曜日

睡眠障害

最近疲れていてもなかなか寝られないことが多くなりました。

やっぱ最近歳とってきたのかなと素直に思ってしまうのですが、まあ初老という年齢に入って既に十年経ちましたので、そういうことがあっても全くおかしくはありません。w
睡眠の科学というのはこの十年で本当に素晴らしい進歩を見せていますが、なかなか現実の不眠に悩む全ての患者さんに快適な睡眠を約束するというところまではいっていません。

実際に臨床の場に戻ってきて医師として悩まされるのは、長期入院中の患者さんの中に数多く居る睡眠障害の方々です。
病院にいると、どうしても体を使って体を疲れさせるようなイベントが沢山あるわけではないので、どうしても昼間の退屈な時に寝入ってしまい夜寝たい時に全く眠れないとか極普通に訴えられます。

また他には看護師さん達が病棟を巡回してその様子をチェックしているとスヤスヤと寝息を立てているのに、御本人曰く「眠れない」と訴えられるパターン。実際このパターンも多くいわゆる「不眠感」が強い方ですね。

実際、不眠を訴えられる方々の中には睡眠時無呼吸(SAS)等の隠れた疾患があることも多くCPAPを装着することによって嘘のように不眠の訴えが解消したり、高血圧が消えていく方もいらっしゃるので不眠の訴えは全く馬鹿にできません。

私も、不眠のスペシャリストである諸先輩方のいろいろな処方を参考にしながらトライアル・アンド・エラーと言う状態で処方を出して患者さん達の不眠の訴えを解消しようとするのですが、長年にわたって眠剤を使用し、かつ不眠があるという方の不眠解消は本当にアイガー北壁を登頂するより難しい感じがします。orz

さて、私自身の不眠に話を戻すのですが、、、一度もいわゆる眠剤というものを使ったことがないので、薬で眠くなるというのは抗アレルギー剤を使った時に時々あるか、以前アメリカで処方されたインプラント後の鎮痛剤(日本では未認可)で抗し難い睡魔に襲われたという経験のみです。

あんまり眠れない時には眠剤使って患者さんの気持ちを経験してみるのも有りかな〜?

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2015年3月10日火曜日

と思ったら、、、雪!

二日前はあれほどポカポカしていたのに、今日は朝起きたらいきなりの底冷えでした。

何だかよくわからん天気の移り変わりやなとは思いつつも、朝の道を病院に向かって歩き続けていきました。
取り敢えずは風が体に吹き付けないように着込んでいきましたがやはり短い距離でもそれなりに寒い感じ。病院の中へ入ってしまえば何とも無かったのですが、それでも何時もよりは少し肌寒い感じの病棟内でした。

仕事を始めても外は雪が降ったり止んだり、晴れたと思えば霰が降って生きたりと言う感じで全く天候が読めませんでした。結局夕方になって雪は横殴りの感じの強さになってきました。風は強いわ冷たいわ、雪もガンガン降ってきてどうなることかと思っていましたが、夜には勢いが無くなってきてパラパラと降る感じに変わってしまいました。

つい一、二週間ほど前に何だか春一番のような風が吹いたような日もあったんだけどな?という感じがしないでもないのですが、これからも暫くはこんな感じのおかしな天気が続くのでしょうか。まあ、私がアメリカに旅立つ前にはきっと春の訪れは確かになりつつも寒の戻りがチョコっとだけあるという感じで今年の冬も終わってくれると願ってはいます。

早く春がくると良いですね。(暖房代助かるし!w)

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2015年3月9日月曜日

私の街も戦場だった

当直室で偶然TBSの一時間番組「私の街も戦場だった」を観ました。

番組は佐藤浩市がナレーターとして出演し進行させるもので、太平洋戦争中に日本の各地方都市を戦闘機で銃撃していた戦闘機部隊とその被害者の人達の回想録でした。
第二次大戦末期の米軍における対地攻撃では、銃撃のみならず普通にロケット弾が使用されていたのだなということが良く判るガン・カメラのカラー画像が次々に映し出されていました。

印象的だったのは、私の故郷である「南九州」が米軍の沖縄侵攻戦の次の上陸地点として選ばれていたため、執拗にそれらの攻撃目標になっていたことでした。実は私の親父は小学生の頃、田舎の田んぼ道でグラマン戦闘機に機銃掃射された想い出があるそうで、グラマンに乗っていた戦闘機乗りが赤いスカーフを付けて笑っている顔まで見えたのだそうです。

実際は機銃掃射されたら、当たらないように逃げることなど到底不可能であることはガン・カメラの映像を見ていてよく理解出来ました。要するにもし当たらなかったのであれば、運が良かっただけであり、当たったのであればそれは運が悪かったのだということでしか無いのです。

あの時もし私の親父の小さな体にこの機銃掃射の弾がかすりでもしていたら今の私はこんな糞ブログも書いていないわけですが、、、戦争というのは如何なる人をも正義の名のもとに人殺しにしてしまうのだという事実に暗澹とします。

番組では最後の最後で、東京の中央線のある列車で起きた機銃掃射による大量の殺傷事件の被害者となった女の子とその家族の運命と、アメリカに住んでいた今は亡き加害者たるパイロットの探索に成功(アメリカ公文書館の力を借りて)するのですが、この「占領した硫黄島」から出撃して任務を果たしたパイロットがアメリカに住んでいた自分の妻に宛てた手紙の内容に私は大粒の涙を流してしまいました。

戦争は殺される方だけではなく、殺す方にとってもやはり地獄です。

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2015年3月8日日曜日

あったかいというより暑い一日でした

今日は本当に暖かい一日でした。

実際歩き出してみると暖かいのではなく暑いと言って良いほどのものでした。アメリカに住んでいた頃からの癖で、一年を通してほぼ半袖で過ごしている私ですが、さすがに外出時はジロジロと見られるのが嫌ですから一枚長袖を羽織ってでますが、昨日はさすがに歩き始めて一分で汗が出てくるのを感じ始めましたので、他人の目を気にせずにさっさと羽織っていたものを脱ぎました。

外出した先は建築中の購入物件。
藤が丘駅の方まではバスに乗っていってそこで降車しました。実際に駅から物件までの距離は会社紹介のパンフレットではn分(nは10分以内)となっていました、が実際にはそれよりも二分半ほど早く到着しました。まあ、男の足ですから当然早くはなります。

販売者に話を聞いたところでは、実際に購入者達に内覧をさせるのは7月頃で、引き渡しは9月頃とのことですから今のところ実際に建物の中を見ることが出来るのはまだまだ先のことですね。少し肌寒くなるような季節がやってからということでしょうか。

まあ、暫くはこういったことに関する想像はバージニアの嫁さんに任せて、私は金の支払いのことだけに専念いたしましょうか。w

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患者さん達の話す「お話」

いろいろな過去を持った患者さん達。

個人的に私に病気とは全く関係ないお話をされる方の中には本当に「!」というような刺激的な過去を持っている人達も沢山居ます。今回受け持った患者さんのお一人はそのような方の一人。
入院する直前まではフィリピン人ダンサー達の出入国の手助けをしていた人でした。いわゆる手配師というやつですね。

この方の場合、その前の「昭和」の時代の仕事が色々と深いんですね。例えば日活映画で助監督をしていた頃は小林旭や、宍戸錠と仕事をするようなことが全くの日常だったということで、始終飲み食いに言っては馬鹿話にハナを咲かせていたようです。みんな撮影所の中でもチョットしたスキマ時間があると皆すぐに酒を呑んでしまって直ぐに監督に怒られていたそうです。

また、そういった仕事を辞めた後にバーに一緒に良く来てくれたのは三島由紀夫や美輪明宏、中村八大、永六輔らの錚々たる人物だったそうで、よく知られている美輪明宏や三島由紀夫の芸の話はともかくとして、残りの二人も実はいわゆる男色家なんだそうでして、それに関する面白い裏話もポロポロ出てきてなかなか興味深い時間をシェアしてくれます。

女優の裏話や大根役者の物語など、現場に居たからこそ出てくるような様々な話が本当に「汲めども尽きぬ」と言う感じで湧き出してきますね。やっぱり若い頃に面白い人間達の輪の中で刺激的な生活をしていた人の話というのはアラビアンナイトのような楽しさを見せてくれます。

自分が年老いて現役を引退した時に、こんな面白いエピソードが次から次に出てくるんか?と問われれば、ちょっと自信がないですね。また今度、この患者さんの問わず語りを伺う機会があるといいのですが、長すぎると診療に差し障りがでますので悩ましいところではあります。w

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