2021年4月30日金曜日

名古屋転勤は絶望なのか?

先日、LINEにニュースと言うか記事の形で科学的解説とかいうサブ・タイトルで、全く科学とは縁のない個人的感想が投稿されていました。

タイトルはなぜ人は名古屋転勤になると絶望するのか 科学的根拠を解説(もともとのサイトはなぜか消えていましたのでまとめサイトのリンクを)というものでしたが、半分炎上狙い、人によっては「そうそう」と言うような記事だと思いましたが、私個人としては結局のところその街の魅力というのはその人が何をその街に求めるかということだと思います。

それによってその人にとっての街の魅力というのは激変しますしね。投稿された記事では名古屋に若い男性が単身で転勤させられるという前提での話になっていましたが、食い物の変わりっぷりや遊びに行く場所の少なさを以て名古屋という街に「絶望」という烙印を押したいようなんですが、私は全く逆の理由で名古屋という街は悪くないと思っています。

そもそも名古屋っていうところは記事にもある通り仕事をするには極めて効率的な街だと思っています。そういう意味では記事は正解。学会に行くにも多分平均すれば日本で一番金を使わなくて済む街ではないかと思います。東京でも大阪でも京都でも、あるいは仙台でも、他の大都市圏に移動するための交通費は最小になるんではないでしょうかね?そもそも以前の私のように、九州の果てに住んでいると言うだけで、どこの学会に行くにも極悪レベルの金がかかりますし、観光地に出ていこうにもまずは九州を出てどう動くかという動線を考えるのが最初。

ところが名古屋だと、どこにでも180度の扇を北に広げた方向に比較的短時間で着く交通手段が選り取り見取りで迷うくらい。結局、ほとんどの愛知外の観光地は荷物や費用のことを考えると車で1、2時間までの距離なら迷わず車。(アメリカに居たときのことを考えるとその程度の運転なんて「すぐそこ」という感覚ですし。)

岐阜や滋賀、北陸、関西、静岡方面も自分の県以外の大量の観光地に直ぐにアクセスできるという意味では良いところです。後よく知られていないのが、愛知自身にある「地元の人間なら知っている」ような種々の場所。しかし、対外的にココぞ!というようなところでは無い為に、外に向かって宣伝するような場所でもないところが多いのも事実なんですね。いわゆる有名所としての名古屋城しか無いとよく陰口叩かれますけど、そういう理由で外に喧伝するような観光資源がないのかもしれません。

あと、食い物もいろんなものを変に混ぜて料理を作り、不味くしているなどと書かれていましたが、たしかに名古屋は他のエリアに比べると味が濃くかつ独特の種々の料理があると思います。好き嫌いは確かに人によって大きく分かれるのでしょうが、私はと言えば、名古屋に来た当初から名古屋の料理の味は好きです。味噌やその他を使った料理は他のエリアには無いものも沢山。それでいいと思っています。天むす、味噌カツ、ひつまぶし、喫茶店の無数の出し物。十分です。私がもともと田舎者で濃い味好みだからでしょうかね?

私が唯一、たった一点ですが、あかんな~と思っているのは愛知の酒。いろいろと飲み比べてみたのですが、続けて飲もうと思えるよいうな味は今のところ私の所には巡ってきておりません。

あと、でっかいコンサート会場としての名古屋は「今のところ」アカンという感じでしょうか。いろいろと計画はあるみたいなんですが、現時点では名古屋飛ばしという憂き目にあうことが多いようです。私自身はそういうコンサートに行く人間ではないのであまり構わんのですが、好きな人達には現時点では楽しめないのでしょうね。

愛知、名古屋に来られる県外の方々は名古屋の「独特」な都会なのに人は田舎という感覚を味わうのもいいと思います。ガイドブックには載っていない自分の名古屋(+近郊外出)マップを作られると良いのではないかと思います。


2021年4月29日木曜日

もうやめるべき

昨年から今年に一年期日が延長された東京オリンピック2020。

今年は2021年ですが、名前は変わらず「TOKYO2020」のようです。とは言え現時点で政府から国民向けに言われている予定はおそらく無観客開催というようなものになろうというものですが、それだと響きは確かに感染の拡大を招かないようなイメージを聞く人に与えますが、実際は各国から間違いなく隠れ感染者達が、いろいろな種類の各国の新型コロナのミュータントを日本に持ってくる事になるでしょう。

聖火のトーチ・リレー1つを見ても判るように、いくら無観客を呼びかけようと必ず人々は集まります。必ずです。「このくらいなら、これだけなら」という無数の人々が集まった結果があの聖火リレーのバカ騒ぎになるわけですから、実際の競技で沿道その他に人が来ないわけがありません。

オリンピック開催のベースとなる「スポーツ」というのは本来、そのスポーツをする無数の人々の健康を増進するものという大前提があるはず。確かに各競技の世界のトップアスリートたちが一堂に会してオリンピック開催時期という極短期間にピークをもって来て最高の結果を残す訳ですから見ている方も参加する方も楽しくないわけがありません。卓球やバドミントン、水泳なんかも何だか大量にメダル獲りそうな予感しますし!

しかし、今は明らかに間違った時期であるのは誰にとっても一目瞭然。「参加させて選手達に結果を残させてあげたい」という気持ちと「開催可能」というのは峻別しないといけないでしょう。

四年に一回しか開催されない祭典なのですから、多くのアスリート達にとっては二度と来ないピークがココにあると思いますし、多分二度と参加を望めない選手達が半分程度は居るのではないでしょうか。チームとして常連で参加するような競技であっても、そのチームを構成する人間は4年も経てばガラリと変わるのはいつものこと。別に個人に限らずチームの構成でも競争はあるわけですから。

それでも、空襲警報(raid siren)が鳴り響いている時にピクニックに行く人間は「普通は」居りません。


2021年4月28日水曜日

抗新型コロナ・ウイルス薬

基本的に現時点では新型コロナ・ウイルスに対する人類が持っている最も「直接的な」攻撃方法は人体の免疫システムにある液性免疫(抗体)と細胞性免疫を誘導することのみ。

その手段として各国の製薬会社が必死になって作っているのが種々のワクチンです。DNA、mRNA、そして旧来の抗体作成法を用いた中華・ロシアのアプローチなどあるものの、現時点ではこれらが人類側の最良の防御的攻撃。

ところが、長い研究の歴史と多大な金が注ぎ込まれてきたインフルエンザには低分子化合物による直接的な攻撃方法が既に準備されています。(Flu A/Bに対して!)

皆さんよくご存知のタミフル、リレンザ、ラピアクタ、イナビル等のお薬は多くの方が毎年使っていることと思います。そういう私自身も病棟職員に患者さんが発生した後には規定でイナビルを服用することもありますし、症状の強い患者さんにラピアクタを投与することもあります。ただし、殆どの若い患者さんの場合は解熱とかの対症療法だけでも数日で収まりますが。

今回NIHの発表で新規に開発された新型コロナ用の薬が第Ⅱ、Ⅲ相試験に突入しているとのこと。この薬MK-4482(モルヌピラビル)と呼ぶらしいのですが、ハムスターの実験ではウイルスへの暴露前後の比較では未治療群に比較してウイルス量がほぼ1/100になるということで、肺病変も有意に減少しているようです。(もとはflu用の薬として開発開始したみたいですが?)

この研究、ジョージアのエモリー大学がNIAIDからのグラントでやっているみたいですけど、これが市場に出たらデカイ金になりますな。メインはMerckが介在しているみたいですけど、この瞬間も同じような低分子化合物の研究開発競争が裏ではガンガン続いていると思われますが(イギリスからも出てくると噂されていますし)、何れにしても「対症的」な治療薬の集合体による治療よりもこっちのほうが効果という意味では直接的で高そうすよね。

今後はコロナも変異株に対するワクチンとこういった低分子化合物の組み合わせによる治療がメインストリームになっていくものと思われますが、問題はどの程度の速度で出てくるかという話。

日本は何れにしても蚊帳の外ですね・・・。寂しいです。


2021年4月27日火曜日

汚屋敷に住む人々の深いダメージ

いわゆる汚屋敷(おやしき)の住人を病院で検査入院して貰うことを役所に依頼されるケースがあります。

普段から近隣の世話好きの人が心配してくれていて、よろめいて近所を歩いていたり、最近どうもドアからの出入りがないというような些末なことに気がついて、役所や警察に相談したことがきっかけでボロボロの状態の人を発見し、検査入院になってくる人というのが結構居られます。

認知機能の低下はもちろん、低栄養や脱水、骨粗鬆症や転倒からの打撲・骨折、脳梗塞、加齢による機能低下、統合失調等諸々の背景が表に出てきた挙げ句の入院というパターンが沢山あるのですが、そこにまで至るような状況というのは個人の生活実態としては単純な生活リズムの崩壊というような生易しいことは少なくて、「経済的にも安定していて健康的な生活」を送っている人々には想像もつかないような状況でギリギリ生きていたというような事が多いのです。

そして多くの場合、この人達の汚部屋の中は尿や糞便塗れ、またはゴミや普通の人から見れば何のために取っているのかわからないようなモノで溢れかえってしまっている事が多いのはある種の精神的に病んでいる共通の背景を持っているのかもしれません。精神科医ではないので詳しくは解りませんが、いわゆるホーダーの方々の精神心理も重なっているのかな等といつも想像しています・・・。

入院してきた時も大量のご本人にとっては必要と言って憚らない「モノ」をビニール袋や大きな紙袋に入れて堂々の入院というパターンも多いのには驚きます。一個一個のものを見てみても、思わず「うーん、要らんやろ~」と思わず唸ってしまうような状況。そのビニール袋自体も、「ビニールもこんなに劣化するものなんだ・・・」と驚くほどの煮染めたような汚れぶりを見せます。

コロナ禍の中で普通の人々でさえ困窮する中で、もとより常に掃き溜めのような状況の中に押し込まれ無視されがちだったこのような人々は、更に困窮の度合いに加速がかかってきているように感じます。実際のところ、以前ならあり得なかったような、「受ければ助かるはずのオペ」を様々な理由をつけて断ってくる事も増えてきました。結局、受け手側に余裕がなくなってきているという状況。

名古屋でさえそうなんですから、コロナ禍の患者さん達で満杯となっている大阪の多くの病院は既に緊急性のないオペなどは延期せざるを得ないという、昨年までであればとても信じられない状況が出現してきているという報道を見ても驚きません。病院が一つ一つ機能を失い、本来助かるべき人々が櫛の歯が抜けるように亡くなっていく時、自分自身が何時その「抜けた櫛の歯」にならないと言えるでしょう。

そんな中でGWに外に遊びに行く連中がいるというその能天気ぶりには開いた口が、という感想しかありません。ある意味最強のメンタリティなんでしょうね。まだまだこれではコロナは収束までに時間がかかる事でしょう。

2021年4月26日月曜日

意味のハッキリしない交通標識

道を走っていてずっとよく理解していない標識がありました。それは下の標識。

日本で免許を取った時には解っていたのかもしれませんが、そのまま九州の田舎では意識することもなくアメリカへ。日本に帰国して以降は、道で見ては「うーん・・・?」という感じで放っておいては調べるのを忘れてしまっていました。

ネットを見てみると、「指定方向以外進行禁止」となっていますした。これを意識するようになったのは名古屋にやってきて、いわゆる都会の道路を走る時によく見るようになったという事なのでしょうか。

この標識、最初は左V字ターンの方向?等と愚かなことを考えていたのですが、ネット上の解説でも具体例を揚げているほどのものではなくて、この標識の右側を通行してはいけないというようなものだという解説をしているところもあったのです。

よく見てみると、実際にこの標識がおいてあるところはほぼ決まっていて、お互いが三車線ずつあるような名古屋の典型的な道路で、一番右端の車線に目立つように表示されています。そしてそういった場所はよく見ると右折が危険な場所ばかり。そしてそこには交差点はないのですが、道路上には自分に向かってくる対向車線の右折車は右折可の「道路上の矢印マーキング」があっても、こちらの進行方向から見て右折が出来る道路上の矢印はなし。

要するに道路と道路の間に存在する中央分離帯にちょこっと書かれている矢印の方向(=指定方向)のみにしか行けないのだなと理解しました。

実際にこのマークが有るところではほとんど朝の幹線道路で、かつここから右折しようとする車の左後部がお尻を突き出すことで、一番右車線の後続車両が渋滞を作るというパターンが多発していますので、「なるほど、これを置く意味はあるんだな」と思った次第。

単純に右折禁止にしないのはUターン(転回)も含めて駄目だよってことなんだろうということなんでしょうね。この点に関しては近所の交番に行って再度確認をしとこうと思ってます。(免許を持っててこんな単純なことで知らないことがあるなんて本当に恥ずかしいことです。orz)


2021年4月25日日曜日

サイバーセキュリティーというのは幻想ですな・・・

ZDNetのニュースを見ていて苦笑い。

やっぱりサイバー空間はネット経由で繋がっている限り「どこにも安全な場所はない」ということが再確認できるニュースでした。

MSのExchange Serverはパッチが出る度にシステムの管理者がそれを充てるかどうか考えながら作業をするようですが、今年に入って見つかったゼロデイ・アタックの脆弱性が4つあったとのこと。そして、この脆弱性につけ込んで大規模な国家レベルの攻撃者を含む様々なグループに利用された活発な攻撃が行われていたのを察知していたFBIが裁判所の許可を得てサーバの管理者に知らせないまま埋め込まれて悪用されていたweb shellを取り除いたというもの。

その数は公表されているだけで数百とのことですが、こんなのを信じてはいけません。w

実際には絶対もっと徹底的にやっているはずで、裁判所がこういった秘密の侵入と秘密の作業に許可を与えた事に対して賛否両論が巻き起こっては居ますが、我々一般人にとってのポイントはそこじゃないって事。

結局、斯くも容易に公権力はありとあらゆるところに侵入できるわけで、攻撃側は守備側の知らない脆弱性を使いまくって何でも出来るわけです。White hackerでさえこれですから、ロシアや中国の国家レベルでのexploitに至っては普通のサーバへの攻撃というのは障子紙に指を突っ込む程度の労力で本人以上にその使用しているサービスに容易に侵入していると考えても良いんじゃないでしょうか。

NetflixなんかでBlack listなんかを見ていてもサイバー攻撃で人の情報を盗み出すのは単純にどれだけの攻撃リソースを持っているかというだけで、後はそのツール群を使って国家レベルでスパコンの計算資源を使ってパスワードもあっという間に溶け出すという感じです。

こういった暗号解読の秘密というのは例えそれを高度の数学的問題として解けていたとしても、相手には徹底的に解けたという事実を絶対に秘匿するのが常ですから、NSAやFBIが数学者を雇いまくって整数論の問題の延長上の課題として、未だに学会レベルでは解けていない事になっている問題を既に解いて普通に暗号送信や解読に使用しているなんてことはいくらでもあると思います。だって実際に以前からそれは有ったことがいろんな本で普通に書かれていますし。

何度も書いてますけど、我々の使うパスワードなんてのは通常こういう「機関」にかかってはほぼ何の意味もないものと思っておいたほうがかえって気が楽になろうというもんです。もちろんそういったところは侵入した事実さえも消す技術を持っているのでしょうし。

結局の所、現代において最も優れた秘匿場所はアナログな方法ではあるものの、人の頭の中なんでしょうね。まあ、私を含む凡人の記憶容量というのは極限られたものですのですし、政府に隠さないといけないようなまずい情報や秘密なんて云うのは、そもそも殆どの市井の人々にはありませんので問題にさえならないんでしょうけども・・・。


2021年4月24日土曜日

今回の波も止めるのはかなり無理め

昨年の4月とは全く違う。

事態は遥かに一年前の今頃より深刻なのに今の名古屋の動きはもう緊張感の欠片も無いような状況です。窓越しに覗く料理店の中は人混みで大変なところも沢山。こんな状況ではとてもとても感染防止なんて無理でしょうって感じ。

守らない若い人達と守らない親に連れられた子供達。病院に行く道を車で走っていても一年前の初回の非常事態宣言の発令の時のようなゴースト・タウン的な静けさは全く感じられません。今回のまん延防止等重点措置による指示が出てきても、こんな状態じゃ恐らくは何の効果も無いと思われます。

そもそも、日本全体が一年以上馬鹿な「お上」のブレーキとアクセルの同時踏みで混乱に投げ込まれた挙げ句、ビジネスマンに対する除外項目付きのユルユルの入国制限とこれまた甘い見通しに基づいた宣言解除、そしてその当然の反動としての強烈な揺り戻し。

例えば大阪の動向を見ても、吉村知事は明らかにやらかしてしまっている感が否めません。しかしそれは名古屋も同じ。為政者というのはたとえ嫌われても憎まれても「やらないといけない事」を市民にきちんと説明して頭を下げて進めていかなければなりません。しかし見ているとその覚悟がない。

日本の政治の圧倒的な駄目なところはスピードと決断力の無さ。結局の所、自分の役所の仕事の内容の理解さえできない人間がそのトップに座って、右も左もわからないその愚かな大臣に下の人間が「御説明」をすることから始まる世界。これで改革の速度など上がるわけもありません。

例えばマウスを触ったこともない人間がITだのAIだのということに関して何らかの指示を出せますか?という話。しかし、悲しいかな日本のお役所はこんなのばっかりという現実。国家の中枢もどの部署をとってもお寒いものです。

沈みゆく泥舟とともに多くの国民が溺死しそうです。

結局、今回の最終的なコロナ収束は「ワクチンの接種割合の大幅増加が全て」という見えている結論に向かって国家全体で邁進するしか無いのですが、主導権を全て国外に握られているという情けなさ。とても先進国とは言えません。役所は邪魔をすることだけは止めて、全国民の手助けをしていただきたいと思うのです。


2021年4月23日金曜日

継ぎ接ぎだらけの愚かなことやっとるわ・・・

バイトで週一回の在宅診療に行っている話は何回か書きました。

そこでのいろいろな興味深い話、個人的な見聞もあるのですが全部はとても書ききれませんし、プライバシーの問題で書いてはいけない部分もあります。しかし、今回の新型コロナウイルスに関連したことでは、行政の能力の無さというものを再び痛烈に思い知らされました。

ネットのニュースではワクチンのクーポン券を家に配送された人々の群れが全国の役所窓口に殺到して行列をなしたという話。無理もありません。

診療に行った先の家に配られたワクチン接種申込みの用紙に関して、在宅診療に行っている時に大変元気な90代の爺ちゃんから質問を受けました。「わしが電話しても全然繋がらん」とのこと。無理でしょう。そこには娘さんである60代後半の方もおられるのですが、二人共書類に記してあるQRコードの事は全く理解できない。そしてそれも当然です。

システムが理解できる人の視点からセッティングされた予約システムなどというのは典型的な砂上の楼閣ともいうべきもので、「難しいことはなかなかわからない」という利用者の視点に立ったシステムでなければ意味はなし。システムの存在理由さえ疑いかねません。

行政側はテレビや新聞で「ネットでの予約がお薦めです」等と寝言を言っておりますが、今の70歳、80歳、90歳のワクチン接種のメイン・ターゲットになっている高齢者向けにスマホ持ち前提、かつそれでQRコードを読み取れて、かつそれに情報を「自ら」入力させるシステムなどというものが本当に本気でワークすると思ってセッティングしたのならこれは役人側の脳味噌の想像力の貧困というか愚かなrobotic job w/ no brain.と言われても仕方ないでしょう。

あんたらには身近に想像できるような爺さん婆さんはおらんのか?それともあんたらの身内の人間はみんなそんなにスマートなんか?という話。

挙句の果ては現実に当然の如く老いた人が役所に殺到してきたわけで、行政が積極的に密を作り出してくれたわけです。ほんにお前らクソ役人ときたらどこまで・・・。

老人達には何の罪もないわけで、むしろ未だ役所に来れる足と頭があるだけでも幸せな人達であって、配られた用紙を部屋でただ見つめるだけの人達も多数いるはず。しかも病気があれば怖くて外出できないジジババも沢山おるわけです。現場の日常を全く理解していない「資格試験だけ通過したバカ」が足りない脳味噌寄せ集めて作り上げたワクチン接種リクエストシステムと言われても役人は反論できんでしょう?

スマホのリクエストシステムを作り上げたエンジニアには実際何の罪もなくて、リクエストシステムの構成を決定した人間達とそれを決済した上の人間達はホンマに現場で何が起きてるのか判って仕事しとるんかいという話。

ちっとは想像力を働かせて税金食ってる分程度の仕事をしろって感じです。


2021年4月22日木曜日

絶対に有り得ない。談合か闇取引やってるだろ?

役人というのは人の税金を使ってコスト意識ゼロです。

「決められた範囲で頑張っている」と主張する輩がどこぞにおるのかも知れませんが、トヨタの人間が役所の仕事を見たら全ての計画と全ての決済がズタズタになって突き返されることでしょう。

そもそも、経済的な観念なんて育たないまま役人になって「人の財布」で仕事をするわけですし、未だにX年計画風の共産主義国家ですか?みたいな緩い計算と希望的推測で仕事をして失敗しようが予算が膨らみ続けて「初期の計画にはなかった事態が積み重なり」等という官僚作文は仕事を始める前から頭の中に準備してあるわけですから「絶対に」コスト意識なんか育つ訳ありませんし、「ある」と言い張る輩が居たならデータとともに開示して頂きたいものです。存在しないデータは開示出来るわけないので、かけが存在するなら端からこういった賭けは納税者側の勝ちですが。

しかし、実際には納税者の完全な負け。官公庁の連中はそもそもこういった賭けは致しませんし、責任を取るというシステム自体がどこにも存在しないので、やりたい放題です。財政再建団体に転落するまでは金の計算の仕方は学ばないでしょう。

今回、実は大変気になっているのは名古屋市の小中学校に導入されることになっているはずのPCの件。例えば、ここに渋谷区でのそういった購入例であり得ないような、説明責任の全く出来ないザル計算の納入例があります

富士通のarrowsという性能の低いタブレットを学校に導入するようになっているようですが、この定価でさえ10万しないような代物を一人27万円!の予算をつけて導入するというお話。曰く、初期には保存用の棚を買ったり…等という寝言のようなことを言っている役人が居るようですが、脳味噌腐ってませんかね?笑

先ずこれが選ばれた経緯を明確に示す議事録が公開されるべきです。更には大量購入するわけですから当然の如く入札時に「安く買える筈」ですから、更に購入価自体は定価よりも下がるはず。例え維持費、初期の設定費、年間のバックアップなどに幾ばくかかかるとしても、本体購入価の二倍が年間維持費等に消えるというのはあってはならない事ではないでしょうか?

こういう他所の役人がやっている前例(前科?w)が出てくるという状態ですので、名古屋もこういう輩共が跋扈しないとも限りません。我々納税者はジッとこういう連中の動きを見つめ続けて、やらかした連中にはきちんと責任をとって貰うように動かなければならないでしょう。

年度毎の予算使い切りシステムなどという糞システムもさることながら、どこの国でもほとんどの役人はロクな経済観念は持ち合わせていないという前提をもって彼らを観察していかないといけないと考えます。

経済格差に根ざした教育格差を解消すべく行われる公共事業が、クソ役人とクソ業者共の税金収奪の場になってはなりません。


2021年4月21日水曜日

ショット後に起きた副反応

日々、新型コロナワクチンのショットを打たれる方の中には何らかの「副反応」を示す方が居られます。

昨日、今日と体の弱い痒みを訴えた方や気分が悪くなった方が2,3名出現しました。結局よく診てみるとそのうち少なくとも2人は不安発作、所謂パニック・アタックによるもので、 動悸、息切れ、めまいなどのメインの自律神経症状に加え時々出てくる手足のしびれやけいれん、吐き気、胸部圧迫感のような息苦しさなども訴えました。

実は、この二人はもともと接種時に何らかの症状を示した「歴」のある方でした。そういうわけで、もともとこのショットで何らかの反応が出現してくる可能性が高いとは思っていたので、少し具合が悪い、脚が痺れを感じると言い始めた直後からバイタル・サインをとってフォローを始め、取り敢えず直ぐに輸液用のルート確保を行って観察していましたが、それ以降は頻脈も血圧の上昇も時間とともに落ち着いてきたようで、御本人達の気分の悪さも次第に収まってきました。

結局、幸いにして準備していたアドレナリン注射を使う事にもならず、ベッド上での3時間の経過観察の後病棟に戻っていただきました。

厚労省の患者登録システムV-SYSでは当初副反応収集もしていたのですが、(多分案件が多すぎて中止)現在はアナフィラキシーショックの収集のみ。今回の件に関しては一般的に収集されているワクチンショット後の「用紙」に報告を書いて提出するのみです。

2回目のショットが開始されるのは5月の6日から。実際はその日からがショック警戒という意味では「より警戒」する日々となります。

因みに。本日パニック・アタックが出たお二人には次回のショットは行わないということで合意されました。


2021年4月20日火曜日

医師同士でワクチンを打ち合いました

今日は自分自身にワクチン接種を行いました。

そもそも、接種者側がワクチンを打たずして被接種者にワクチンを打ち続けること自体が理不尽な話、ですよね?というわけで、今日はもう一人の内科医師がきちんといる状態でお互いに万一アナフィラキシーショックになっても対応できる人間同士が居る状態でのワクチンショットになりました。

お互いにワクチンを打ち合いますので、万一両方の医師ともショックなどが出れば・・・という訳ですが、そのような事は理論的にも現実的にもほぼ起き得ないことなので、躊躇なく実施。人生二度目の筋肉注射(1回目は四半世紀ほど前にメリーランドに居た頃NIHで打たれたB型肝炎ワクチンのショット。)でしたが、ほぼ痛みもなく過ごしていたものの夕方過ぎになってやや腕に痛みが出てきました。

夜も少し痛みは持続し翌朝には「やっぱ少し痛くなったな~」程度の痛みが継続しておりました。ところが、昼過ぎにはそのような症状はすべて消失。終わってみるとアメリカでB肝ワクチンを打った後の腕の重くなる感じとほぼ一緒でした。当たり前といえば当たり前ですが。

これで後3週間経った時点で二度目のブースト・ショットを打つわけになります。結局の所はこの2回目のショットが殆どの場合は重めの副反応やアナフィラキシーショックを起こす可能性を試されることになりますので、そういった事態が1回目よりかは高い確率で起きうる事を前提として備えておこうと思います。

兎にも角にも現在私の病院では現在までに200人近くの人間が1回目のショットを終了させました。毎日淡々と打ち続け、この二週間以内で近隣の医療機関の関係者へのショットも含め、700人以上への1回目のショットを終了させるのみです。


2021年4月19日月曜日

「こどもしょくどう」に涙する

日本の子供の表に出てこない隠れた貧困のことは以前から少しここに書いてきました。

その対策の一環としての子ども食堂のような施設の存在が私の眼には「取っ掛かりの良さそうな対象」という感じで視野に入っていたのですが、そういった類の施設を実際に運営してみて、失敗を経験された方々の貴重な経験を記録したウェブのまとめを見ると、善意だけでは成り立たないまさに「経営」の視点が求められるということが明確にまとめられている事に改めて気付かされました。

しかし、それでも運営を一生懸命使用と頑張る人々の善意の集合体であることは間違いないこと。助けてくれる地域や全国規模の企業もさることながら、周辺に住まわれている子供さん方のお母さんなどの協力も大きなリソースです。

人的リソースにはやはり限界があり、それでも皆が頑張って頑張って・・・やり続けるというパターンは実は人々の無理の延長上に生み出されるものであって、最後には多くの人々の心と財布の疲れと言う形で子ども食堂を閉じてしまわなければならない事態を生み出してしまうようです。

子ども食堂というところが、貧乏だったり片親しか居ない子供の来る所だという先入観のもとに子供のアクセス、そしてその親達のアクセスを遠ざけているというパターンも多く、本当に来て欲しい子供や親たちさえも来店を遠ざけてしまっていることも少なくない様子。

そんな中で最近Amazonのprime videoで観たのが「こどもしょくどう」でしたが、実際には子ども食堂と言われる前に、様々な事情を抱えて一つの「普通の食堂」に寄せられるように集まってきた子供達。

現実の世界の中で、本当にいろいろと見聞きし、考え、行動を起こそうと考えていてもそれをどう具現化していけば良いのかわからない子供達。いろいろな意味で子供を育てる能力の欠如したいろいろなタイプの駄目親のもとを離れる事ができない子供達。そして最後には子供達自身を育てられないどころか、文字通り「放棄」してしまう母親や父親達。

実際の世界は「恐らく」という言葉を付けるまでもなく、もっと過酷な現実が子供達を日本中で毎日のように襲って居るという現実に、親として3人の子供達に普通の生活を送らせることが出来たことに安堵する事もできず、暗澹たる気持ちで映画の描写に「巻き」込まれました。多分、実際の話をオリジナルが誰かはわからない形で脚色したのだろうと思えるようなミニストーリーに涙。

不幸な子供時代を過ごした子供達の心に付いた傷が、成人した後も彼らの心理的瑕疵として残っている事が多いという厳然とした事実に「人生のスタート時点での不平等」を何とかしてやれないかと腕組みをして考えてばかりです。

能力があっても、磨かれた子とそうでない子に差がついてしまうのはある程度仕方ないことですし、親を選ぶことは出来ません。そもそも人生は不平等です。それでも、平均以上に能力のある子供達を可能な限り引っ張り上げてその能力を開花させてあげるのは社会全体の責務であると考えます。

そして、能力のない子であっても当然のように沢山の良い面を引き出してあげることが出来るはず。そうすることで悪の道に入ったりすることを減らすことも実際は社会にとっては大きな投資です。要するにベクトルの向きを上向きにすることですね。少なくとも「今日のご飯」が食べられずに家で横になったり、露頭で行き場を失った子供達が寒空のもとで震えたりすることは今の日本であってはいけない事と強く感じます。

日本型のシェルターはもっとシステマティックに運営されるべきで、全国規模でそういった「公営」もしくは「準公営」の救済組織を形成すべき時期に来ているのではないでしょうか。

戦後、行き先を無くした子供達の一部は「生き残るために」徒党を組んで組織として暴力でサバイブしてきた事実を我々は知っています。大所高所から悪の道に走った彼らを倫理的に責めるのは易しいでしょう。しかし、生存権を脅されればある一定の割合で人は何でもします。そして、得てしてそのようなことが出来る人間は実は「知性の高い生存能力の高い人間」だったりという事が多いのではないでしょうか。これを社会の損失と言わずに何というかと。

「社会」全体が子供達に安心して眠れ場所と食事をとることが出来る場所を、そして出来得るならば「学習」をする事ができる場所を確保する事を公的なシステム、児童養護施設に至る前段階のシステムを構成することを考えられないでしょうか。そして、もう一つ大切なのは、傘の下から出ていった「法の庇護」から外れた若者たちが社会人として仕事を得るまでサポートするお金をカバーしてあげることでしょう。

そのためには税のシステムをもう一段イジることも大きな改変のための第一歩ではないかとは思うのですが・・・。

2021年4月18日日曜日

叔父の孤独死

大阪で一人暮らしをしていた母の弟が孤独死をしていたのが発見されたとの連絡が入りました。

私の知らない死んだ爺さん譲りの理工系の頭脳を持った叔父さん(Nというイニシャルの持ち主)でした。母の弟とは言え、ほとんど田舎に帰ってくる事もなく東京や大阪で毎日新聞の記事を書く仕事をしたりしていた時期もあったようです。少なくとも私が知っている叔父の仕事はそういったもの。

もう10年以上も前から、母の妹、叔父の姉に当たる北九州の叔母から「Nの肝臓が末期的で、心不全も随分進んでいるみたい」ということで、この前宮崎で癌で亡くなった叔母もその当時、その北九州の叔母とともに大阪に叔父を見舞ったらしいのですが、幾ら言っても全く聞く耳持たずという感じで独身をこじらせている感じだったとの報告を聞いたのが最後でした。

それから多分、想像ですが「長い間」酒漬けになっていたのであろうと想像します。私自身は名古屋でこうやってアルコール依存症の延長上に発生している肝硬変末期の患者さん、腎不全の患者さんなどを治療してはいるものの、遠く離れて住んでいる変人のとは言え、自分の身内のそういった状況には全く気づく事もなく・・・という情けない事実。言葉もありません。

一週間ほど前から叔母が電話をかけても全く出てこない。他の人間がかけても出てこないということで、大家に電話をして調べてもらえないかと言っても「警察でなければ開けて入れない」との事で、やむなく警察に電話したところ室内で死亡しているのが発見されたとのこと。おそらく死後一週間前後だろうとの話です。

それにしても、こういう孤独死などという予想だにしない案件がまさか我が身内から出るとは・・・。

とは言え、種々の統計を見てみると、2018年頃のデータでは孤独死はこの15年で2倍以上増えているとのこと、平均的な孤独死の発見時年齢は61歳。発見される死後の平均的経過日数は17日。8割以上が男性。年間2.7万人程度亡くなっており、季節にはあまり関係ないようです。

将棋の強かった叔父さんというイメージがあり、物理や数学が強かったというイメージがあります。極端にお金のなかった母方の人間は大学進学は当時夢想だに出来ずという時代で、集団就職でロッテのガム製造工場に働きに出たのではなかったのかな?当時のお土産は工場で貰ったというソーダのサイコロガムの箱!(当時、幼かった私の歯を一撃でぶち壊してくれました。w)

一人で住むというのはこういうリスクと常に背中合わせということだということを改めて思い知らされた春でした。一人暮らしを謳歌し、一人で逝った叔父。せめて美味しい酒を飲んでいたことを祈りたいものです。

叔父さん、安らかに成仏してください。合掌。

2021年4月17日土曜日

久しぶりの激しい当直

きつかったです。

まさに朝から晩までという感じの忙しさでした。
当直に入って病棟を廻ると、何ヶ月も前からある部分が壊疽を起こしていた高齢者の方が数日前からレベルダウンされていたのですが、その方が今朝になってさらに調子が悪くなっており、私が当直に入った直後くらいから輪をかけて状態悪化。家族様を病院にお呼びして最後のお別れ。しかし、患者様とご家族様は数日前から事前に直接お別れとお話をしていたこともあり、穏やかな感動的お別れとなりました。

そして数時間後に今度は先天性肝疾患の患者様がレベルダウン。数十年肝疾患と精神疾患との厳しい戦いを続け、私の勤める病院に入院して2年。闘い続けた日々の最後が偶とは言え私の当直日に重なりました。ご家族の御希望で最後はなにもせず、苦痛を取り除く処置の継続のみで安らかにお見送りするということでしたが、お約束通りの最後で送り出すことが出来たと思います。

今までは淡々とされていたご家族様でしたが、何十年も続いた闘いの最後の瞬間は皆、滂沱の涙を流されてのお別れとなりました。一緒にお見送りさせて頂いた私も胸が熱くなりました。コロナ禍の中でなかなか面会もままならなかった御家族でしたが、最後はお別れの瞬間にご家族が一緒になることが出来てよかったと心から思いました。

ところがそのわずか二時間後、今度は白血病のターミナル・ステージだったお婆さんがレベルダウン。直後にご近所の御家族をお呼びして到着された瞬間に心停止。まるで家族の到着を待って居られたかのような最後でした。

最後の方の死亡診断書を書き上げて御家族とともにお見送りしたときは既に午前二時。

疲れ切ってすぐに寝てしまいました。もちろん、久しぶりにブログの更新も遅れてしまいました。人の命に比べれば実に些細なことです。


2021年4月16日金曜日

今度のミューテーションを侮ってはいけない

当初より予想されていた今回の新型コロナウイルスのアミノ酸変異。

オリジナルのmRNAがミスセンス変異などを通じて次々変化を続けています。その変異が確認された国で多く流行っているものに対してそれぞれにXX型という感じの地域名が頭に付いたネーミングがなされていますが、実際は各国のタイプとも、今まさにこの瞬間もそのウイルスの変異は蓄積され続けているわけです。

変異と一口に言っても、実際に目立つのは感染の効率と威力を上げる変異。実際には下手をすると自分自身を消滅させたり、人への感染力を下げたりするような変異も起きているはずですが、そういったウイルスの拡散にとってネガティブに働くような変異というのは基本的に「増えることに不利」ですから、消滅の方向へ向かうのが基本なので、ウイルスの増殖にとって有利な変異(その多くは人にとっては有害)をおこしたもののみが目立ってくると思われます。

その結果がイギリス型とかブラジル型とか言われているものですが、実際にこれらが一旦確認された後は大阪などを手始めに異様な速度でその変異型が拡散を続けています。

アミノ酸変異の部位も日々各国で各種同定されていますが、その変異は多岐にわたっていて、感染性や病原性に各種のバリエーションを加え続けているようです。そのシークエンスは同じくコロナとは言ってもMERSなどとは大きく異なっており、やっぱり対応も一筋縄では全く足りないようです。

大阪の先生が医師のフォーラムの中でつぶやかれていたのですが、いま大阪を襲っているイギリス型の変異はどうやら質が悪いようで、今までであればこの感じであればこの程度、この状態であればこの程度で済むであろうという、Covid-19の治療に慣れてきた先生方の臨床経験として蓄積されてきた感覚をもう一度壊すような感じで悪質なようです。

例えば、若年者でも今までであればここで止まると思われるような症状が一段悪いところまで行ってしまうようです。それがどうやら今回の重症病棟占拠率の急激な上昇に影響を及ぼしているようで、単純に感染者上がっているだけという事ではなさそうです。要するに、このイギリス型というやつが今まで英国で猛威を振るっていたのであれば、日本もワクチンを打たない限りは同様の悲劇が待ち受けている可能性が大。

今まで以上に厳密な外出自粛などが要求施行されるべき時期に来ているものと思われます。ブレーキとアクセルを踏んだり緩めたりするようないままでのような「ぬるい」やり方では却って日本に深い傷を与えかねないという事になります。

コロナはただの風邪とか今も言っている愚かな人間が巷には居りますが、最初から言っているように正しく恐れ正しく対応することによってのみ感染症は拡散を防げます。

ワクチンを打ってさえ用心を継続。況や打っていない人は更に用心が必要です。


2021年4月15日木曜日

日本の行政の劣化が止まらない

新型コロナが発生して以来、各国では種々の対策が取られています。

その中でも、最も優秀な対応をしたと思われる国の一つが台湾。たびらばの情報を見てみると、以下に確実にその発生を抑えているかというのが明確にサイトで確認できます
上の表示を見る限りでは本土での新規発生件数はゼロ、外から台湾に入ってきた人の感染者数が1ということで、驚くべきコントロールぶりです。そもそも、こういったコントロールの中心に居たのはあの天才ハッカーかつIT大臣のオードリー・タン。

氏の作成した携帯のソフトウェアによって感染者との接触の状況を明示的に示したり、マスクの在庫状況を30秒ごとに更新して知らせるソフトをあっという間に作成して国民にフリーで配布。そのスピード感たるや「爆発的な」というに十分な速度でした。さすがは天才の名を恣(ほしいまま)にするフリー・ソフトウェアプログラマー。

翻って我が日本。優秀と思われていた(遠い遠い過去形)官僚の皆様の丸投げで作られたCOCOAという接触状況確認ソフトが実は4ヶ月以上稼働していなかったという破滅的、お粗末というにも絶望的なレベルのダメっぷり。ソフトの皮は似たコンセプトですが、確認テストもせず、動作確認テストもせず、GitHubでの不具合指摘の書き込みにも全く対応していないという。三重苦レベルの無能ぶり。

我が国の霞が関の官僚は劇的な速度で変わっていくデジタル・ワールドの変化には全く対応出来ないのみならず、デジタル業務の言葉の意味さえ理解できないことを対外的に何とか糊塗するために緊急随意契約で丸投げした案件が更に契約相手に丸投げしていて継ぎ接ぎだらけの状態で中身をチェックしていないというお粗末さ。委託、再委託、再々委託と丸投げの連発で、上澄みだけで数億円が何の意味もなくクソ業者共に吸い取られその最下受けが作ったものが上がっているだけの毎度のデジタル後進国日本の構図。

優秀なIT技術者は日本にもたくさんいるのに、群がる糞虫と無能な政府の役員にがっぽり中抜され、無駄に労力が削がれています。こういう会社エムティーアイとかパーソナルプロセステクノロジーとか、家宅捜索して他の受注案件ともども中身をぶちまけたらトップあたりはゴロゴロ逮捕者が出てくるんないでしょうか?

超優秀な人間にコンテスト形式で今回のソフトを作ってもらって一人3億ぐらい渡したほうが未だまし。ココア程度のソフトなら一週間で作る個人なんて日本ならいくらでもいるでしょう?もっと早かったりして。w

能力には金払いましょうよ!?

私は、もう日本の官僚には何の期待もしません。法文のテニヲハだけをいじり続け、最近はそれさえもボロボロに間違い、右から左からバッシング。人手不足との能力低下の相乗効果の中でこれまたクソ政党のクソ議員(代表例:小西、蓮舫等)のクソ質問などに多くの時間を取られ体も心もすり減らされる毎日。

近年、東大のトップが官僚の道を選ばず外資や民間に出たり、国外に脱出して磨き直しを行うのも、当人達に自信と能力があればこその当然の帰結なのかなと思っています。結局、今まではそこにとどまれなかったような二番手集団が以前のトップ官僚の場所に居座ってしまっている期間の長引きがこんな悲惨な現況を生み出しているのかもしれません。

デジタル庁を作るみたいですが・・・タダの劣化IT軍団による行政命令連発の始まり始まりとならぬことを祈るばかりです。まあ、そもそも期待もしていませんから何も出来なくても怒ることもないのでしょうが、無駄金だけは使うなと言っておきたいです。


2021年4月14日水曜日

ついに私の病院でもワクチン打ち始めました

ついに始まりました。

本日は朝から実際に先ず準備することは何かをもう一度手短に復習してもらって、昨日からdeep freezerから取り出し、冷蔵庫に保管しておいたワクチンを外来の準備室へ移動させました。
これが実際のボックスです。
48バイアル入りですので、これで288人分の一回分のショット量です。
その部屋ではいつもはflu shotの準備をするのですが、今日は初めてのmRNA vaccine(Pfeizerのついに始まりました。

そこではいつもはflu shotの準備をするのですが、今日は初めてのmRNA vaccine(PfeizerのComirnatyコミナティ)の準備ですので、厚労省の説明書通りに慎重に準備。本日の分を全て吸引し終わり、シリンジをバットに並び終えた頃には看護師さん達も「コツは解りましたので、明日からはもっと早く出来ますね。」との安心させる言葉を言ってくれました。

午後には集会室で窓を全開にしてショット開始。打つ担当は取り敢えず私一人です。まず最初は院長先生、それから後は看護部長や事務長などの所謂「範を示す人々」を総ナメでした。院長先生は記念に写真を撮ることをリクエストされていたので事務員に撮ってもらってましたね。

ショット後は各人30分間の間は椅子に座って頂き、担当看護師が様子を見ながら何も起きないことを確かめて最後は解散。一人も問題は発生せず、寧ろいつもの皮下注射と比べて「全然痛くない」という拍子抜け感が多かった人が圧倒的でした。これはショットを打った私が上手かったからです。w

本日初日は少数の人々で、明日からは連日の大規模ショット開始です。山は2回目のショットである三週間後の副反応の出方でしょうね。周りの話を聞く限りでは多分10%くらいの人は何らかの強い怠さを訴えると思っています。それを承知の上で皆患者さんを守るためにショットを打っていきます!


2021年4月13日火曜日

肉と魚・勝者は魚と言い切りたい!

病棟の人達と「どこにも行けない」ことで自虐的な話で盛り上がること頻りな今日このごろ。

そんな時に夢見心地にお互いの口の端に上ってくるのは皆、決まって「食べ物」の話。結局の所「夢は枯野を駆け巡る」という芭蕉の脳内状況が我々凡人の脳内にも食べ物という、よりイメージが具現化し易い形で再現されているというだけの身も蓋もないお話。しかし盛り上がります。

その話の中で出てくる食べ物の基本は焼き肉食べ放題なんですね。要するに牛肉。これに対しては私自身の判定は比較的明確で、正直なところ牛肉に対する執着はなんにもないのです。特に金もない一般の国家公務員の息子として育てられた私は、小さな頃から肉も贅沢なものが出されたことはないし、牛肉全般にわたって「美味しいもの」という刷り込みが全くない状態で大人になってるせいなのかもしれません。逆に時には家族で美味しい焼肉を盛大に食べに行っていた家族の中で育った人なんかには「牛肉美味い」という刷り込みが出来ているのかも?

私にとって美味いと思えるのは寧ろとんかつや魚の煮付けや揚げ物。特に魚なんかは健康にもいいですしね。(これは以前ブログにも書きましたが、長崎で鍛えられました。)息子は基本アメリカでの幼少期が長かったせいか基本はチキンとビーフ派ですが、不思議なことに刺し身や寿司も食べます。美味いものはパクパク食べ、そうでないものに対してはなかなか箸が進まないという正直な男。自閉症のため言葉はないのですが、食には素直ですから、美味いもの判定機としてはなかなか信頼が置けます。

鯵のフライやブリカマの照り焼き、脂の乗った秋刀魚、金目鯛の干物をじっくり焼いて大根のすり下ろしをがっちり使った醤油とのあわせ技などは想像するだけで夜中に白旗を揚げそうです。そして忘れられない魚と言えば長崎のホテルで食べた鱸のムニエルでしょうか。もうこのホテル自体がなくなってしまいましたが、もう一回生きているうちにいつか食べたいものです。

最後にデブには禁断のトンカツなんですが、東京のどこかの店で20年ほど前に北朝鮮で出会ったカメラマンのDちゃんに連れて行って貰った店のものを上回るものは今のところ無いですね。極低温で長時間かけて揚げた恐ろしいほど分厚いトンカツ。一体、あの店の名前は何だったのか・・・。きっと誰か知っていると思うんですが。ああ、もう一度食べたい。

やっぱり人間「食べてこそ」です。

2021年4月12日月曜日

何時でも感染が拡がりうる恐ろしさ

結局、外出というものを避けられない仕事の存在とマスクをしない一部の人々、しても食事時などにべらべら喋るアホな皆さんの存在は感染源として大きいです。

バイト先の病院などでもそうなんですが、医療従事者の尖兵たる看護師さんでさえ、一部の、極一部の看護師さん達はやはりマスクを外している食事時の会話を止めることが出来ない日常があります。理事長や医師がいくら注意してもやっぱり通じない人には通じない。

喋るんですね、しかも隣同士座りあって・・・。

愚かと言うのは簡単で、実際には馘首(クビ)にするとそのようなリスク・ファクターのコアたる人々を医療現場から切り離すことが出来るのでしょうが、実際の仕事の場としてはそう簡単に人の首を斬ることはできないのは常識でして、悩ましいところです。まさにアホであるからこそ言っても通じない。

実は私の勤める病院でもリスクのコアとなるような事例があるシステムを通じて常に接近してきています。そのシステムというのは看護学校。病院の中で働く多くの若い看護師さん達はあちらこちらの看護学校に通って免許のアップデート(准看>正看)を目指しています。

こういった若い看護師さん達のグループは「必然的に」我々のような年配者たちよりも高いアクティビティを持っていますし、それを非難することはなかなか難しいのが現実。我々のような年配の病院関係者が「外出するな・友だちと会うな」と言ったところで、それが浸透しない一部の若い人々は上に書いたようなバイト先の病院の看護師さんと同じで、通じない人には通じない。

それだけではなく、結局の所この看護師さん達は病院と学校の間を往復するわけですからまさにリスクが病院の内外で移動するわけです。

実はその「恐れていたこと」が今日判明しました。これが最初ではないのですが、病棟の看護師さんの一人が通っている学校でコロナの感染者が確認されたとのこと。もし、学校の生徒さん達がPCRの結果クラスターを形成していることが判明し、かつその生徒さんの一人が私の勤める病棟の学生さんだとなってしまったら、我々もフルにPCR検査となるようです。

既に今日の午後からその看護師さんは自宅待機となりましたが、どうなります事やら・・・。

2021年4月11日日曜日

ついに(やっと)レベル40!

アホかと思われるかもしれませんが・・・。

ついにレベル40に到達致しました。何の事かと申しますと、お恥ずかしながらポケモンGo!です。w
こういうゲームには全く興味を示さない人達からすると、ただ只管(ひたすら)に時間の無駄と思われるというのを承知でこの記事を書きますね。

このゲームを開始したのは記録によれば2016/7/23で、多分日本でポケモンGoが始まったその日前後だと思います。(自分が50歳になる前からやっているなんて長いもんです。)実はこのゲーム自体は(理由は既に忘れましたが)何故か事前にダウンロード可能でして、開始前にはバトル・ステーションにミュー・ツーその他のボスキャラ・レベルの怪物たちが何故か登場していた事を昨日のように思い出します。

勿論、だからといってこれらのモンスターと戦ったりすることはそのリアルなスタート直前は未だ出来なかったのですが。取り敢えず最初はどうやってボールを投げ、モンスターやボールもどうやってゲットするかも解らず、そもそも何をするのか理解出来ていないような状況でしたが、始めるとルールは簡単ですぐに馴染みました。

以降、その夏は狂乱のポケモンGoブームが押しせて日本中いろいろな問題が発生したのですが、5年弱経った現在、どちらかと云うとこのゲームはジジババでも人と激しく競争せず、かつ課金せずともそれなりに足で稼ぐことで戦えるゲームとして落ち着いてきているような感じですね。

NianticとGoogleを通じて常に位置情報を把握されている事自体には嫌な気分になりますが、ゲームの面白さはそこそこであっても「ものを集める」という事と「実際の世界」がマップ上でシンクロするというGPSを積んだスマホと、地図をリアルに運営でき、かつ強力な処理能力を持つサーバを自在に操れるGoogleが存在したからこそ成立したゲーム。

物凄い情報処理技術が使われている割には表面的には平和でのんびりしたゲームで、金をかけなくてもいくらでも遊べます。

今現在このゲームをしている人達って意外と身近に隠れていて、私がたまに休憩時間などにやっているのを見た若い看護師さんやおばさん看護師、果ては患者さんとの会話のやり取りの中で判明した意外なほどの隠れポケモンGoプレイヤーと遭遇してポケモン仲間になったりします。そういう意味では性別や年齢、職種を超えてあっという間に知り合いになるための良い道具です。もちろん医師仲間も「実は」沢山おります。

このレベル40というのは長い間取り敢えずの天井だったのですが、これが解除されたのはごく最近。しかしながら、既にレベル40なんて言うのは遥か遠い昔に達成して、今では既にレベル47!なんていう太陽系外のレベルにまで到達している人を知っております。この人は実はバイト先の病院外来で知り合った火傷の治療のために歩き回って皮膚の拘縮を防いでいる人物なんですが、ゲームもいろいろと役に立っているみたいです。

という訳で、唐突ですが・・・私のトレーナー・コードは9000 8598 2709です。お誘い頂ければベストフレンドになるまで淡々と贈り物交換を致します。もちろん海外の方も大歓迎です。多分近々遠隔交換の距離が伸ばされるはずです!
(このブログを書いた後、早速申請が届きました。ありがとうございます。最後まで淡々と交換させていただきます。mOm)


2021年4月10日土曜日

次世代自動運転システムの実験車に遭遇

先日、在宅で患者さんのお宅をまわっている時に遭遇しました。

以下の写真がそれなんですけど、LiDARシステムを搭載したレクサスLSでした。天井にガッツリと有名なシステムを搭載。運転手の方は男性一名のみでしたが、私が後部座席から写真をパシャっと撮った瞬間にチラリと見られました。
リヤバンパーにも四角い部分が二箇所あって何かのセンサーが内蔵されているんだろうな~と思いつつも何なのかはわからないままです。
如何にもバンパーの色が、全く違っていて「実験車両」という感じですよね。既にトヨタは若き天才ラッセルの作った会社ルミナー・テクノロジーズとの提携を発表していて、いよいよ自動化運転の未来がか色々なアプローチで近づいてくるのに加速がかかっています。

カメラだったり、超音波などのレーダーだったりというのが今までのセンシングの主流でしたけど、2022年からはボルボあたりからこのLiDARを搭載した車が出てきますね。安全に、より安全に。スムースで流れるような自動化運転は先ず高速道路から始まって確実に一般道路にまで降りてくることになるでしょうから、それを経験するのはいつか?という話。
次のボルボに搭載される車は実は最上級のV90系統ではないということだけある方からチラリと伺ったのですが、果たして実物は2022に本当に出てくるのか。

愉しみです。

2021年4月9日金曜日

驚くべき副反応?これは精密な追跡調査と研究の価値があるかも

以前私がここでちょこっと綴りましたリッチモンドの長女のワクチンショットの話に対してコメントを下さった方から非常に面白い情報をいただきましたので、今日のブログに直接お返事?という形で書き込もうと思いました。

以下が改めてコピーさせて頂いたその方のコメントなのですが・・・。

Hello Dr. G,

前回、Modernaのワクチン接種後にコメントを残したものです。あれから接種後10日間くらい色々ありました。
昔、シングルズが出たあたりがすごく痛んだり、口の外にも中にもSoresができたり。あと、後々気付いたのですが、その期間、私の手が数分シャワーなどで濡れると、まるでプールに3時間くらい浸かっていたのか?言うくらい指がシワシワになってしまいました。あれはなんだったのでしょう?実は明日、2回目の接種なのでちょっとドキドキしています。

でも今日はこんな私のつまらない話をコメントに残しにきたわけではありません。笑
この間70歳の知り合い(女性)とワクチンについて話していて、彼女、すごいお話を教えてくださったんです。
彼女、ワクチン摂取後は一度目も二度目も腕が痛んだ以外は何もなかった言っていたんですが、その後、
「私は実はあるAutoimmune diseaseを持っていて、一番の症状は毎朝起きた時に、指が硬くなって痛んで手を動かすことができなかったんだけれど、ワクチンを打って数日後に今日は手があまり痛まないなと思って、それからまた数日後にその痛みが完全に無くなったことにはっと気付いたの。」
ですって!彼女からのテキストをここに載せておきます。

I have Sjogrens syndrome. I was diagnosed through a blood test by my Dr. , a local oncologist. My symptoms that have weirdly disappeared are stiff finger joints and dry mouth. I am feeling very good.

アメリカでは周りはワクチン接種後のサイドエフェクトの話で持ちきりですが、たまにはこんな良い悪戯もするんだなあとびっくりしました。うちの娘も実はIBDと戦っているので、何かミラクルが起こらないか、密かに祈っているところです。

この方の経験されたmodernaの副反応と思われる実に興味深いお話も大変興味深く、ワクチンによってはそういう反応も起こり得るのだということにある意味immunityの複雑さに頭を垂れる思いなんですが、驚くべきはその次に書かれている70歳のご友人の話。

これ、もし単一事例としてこの方だけにこういう稀な良い意味での副反応というものが発生したのかもしれませんが、先ずばSjogren syndromeの患者さんで今回のCOVID-19のワクチンを打った患者さん達(とりわけこの患者さんが打たれた配列のワクチンは厳格に!)を改めて広範に追跡調査を行うべきだと感じました。

modernaワクチンが免疫系に認識させる抗原配列に対するポリクローナルな抗体中にもしかするとSjogren syndromeの症状を消滅もしくは寛解させるほどの効果的なモノクローナル抗体がピックアップできる可能性があると思えます。交差反応的に予期しなかった分子が認識されてそのターゲットがまさにSjogren syn.に効いているのか?だとしたら物凄い福音ですが。

まずは詳細な症状の追跡とこの患者さんの血液の採取等が必須ですが、もしかしたらこの方の血液は数十億ドルの価値のある抗体を含んでいるのかもしれません。

調べてみると、抗CD-20抗体のinfusion vaccineがSjogren syn.に効果がある事は報告されていますので、今回のmodernaのワクチンが、この抗CD-20抗体を惹起するなにか特別な経路を刺激したのかもしれません。単なる推測ですが。

基本的にVAにあるアメリカのSjoren syndromeの協会(Reston!<Dulles International Airportの直ぐそば!)では今回のワクチンショットに関してこのような声明を出しているわけでして、打ってくださいとの方針までは出していても、今回のような件は未だ知らないはず。

この方の主治医が研究肌の方であることを切に祈る私でした。

今回のコメント大変に興味深いものでした。私自身ももう少し調べてみます。先ずは興奮させていただきました。w
今後ともお暇な時にでもこのしょうもないブログに叱咤激励等いただけますと幸いです!

2021年4月8日木曜日

やらかし系の医師達

アメリカから戻り臨床に入って7年ちょっとになった訳ですが、その短い期間にもヤバいお医者さんに結構遭遇しました。

これだけの短期間で、しかもこういった限定的なエリアの経験でこれだけおかしい医師と相見えるというのは精神科系統の医師の特徴なのでしょうか?何だか知らないけど、どう考えてもあっちの世界に逝ってるでしょうという医師がいる訳で、そんな人間が患者さんを診るのですから、正直入院や外来の患者さん達に「気の毒」です。

そんな患者さんに私がしてあげられる事は限定的で、院内の信頼できる他の精神科医にこっそり再紹介をかけて別の先生に診察の受け持ちをしていただくこと。その先生の負担が増えるわけですが、これは私の方のconcernの表明と経過の説明で十分納得していただいて受け容れていただいています。

私が病院で働き始めて気づいたことは、いわゆる「問題を起こす精神科医」ほど、どんな患者でも自分で受け容れて診察入院させてしまう事でした。本当に何も先のことを考えていないし己の診断能力の低さに対する自覚が欠如していることでしょうか。その挙げ句に病状の改善が全く見られなかったり、その患者さんが問題行動を起こし続けたりしていろいろと病棟内外での軋轢を拡大させた挙げ句、最終的に他の精神科医達に「懇願して」患者を受け取ってもらうことでした。

何度も他のまともな精神科医達に怒られたり、渋々引き継ぎの形で受け入れてくれた先生に繰り返し直接叱責・指導されているにもかかわらず「懲りない」ことがこの手の先生方の特徴です。単に大きく欠如する知性の問題なのか、それに加えて壊れちゃってる思考回路の問題なのかわかりませんが、傍から見ていても溜息つくこと頻りです。

こういう精神科の先生方の特徴は精神科への転籍組が多いことも挙げられるでしょうか。(私の知る範囲ですが)卒業後ある科を志望して臨床を開始してみたものの、結局数年も経たずその科を離れて精神科医へと・・・というパターン。知るだけでも皮膚科、泌尿器科、呼吸器外科、消化器外科等々の本当にいろいろな科からの転籍者が見つかります。

転籍それ自体は別に問題無いんですけど、精神科に限ってこれほどまでに転籍者が多いと云うのは何を意味するのかという新鮮な疑問を生み出すことになります。その疑問に対しては敢えて、私からここに「予想される答え」を書くことは止めておきます。皆様の御推測にお任せ致します。

卑近な例で申し訳ないのですが、例えば、ある時に患者と駆け落ちしていった男性医師の存在には当初ドン引きでしたが、(この事件は私が研修医の時に国立病院で発生いたしました。)それ以降も、それに負けず劣らずの事件っていうのは周囲でコッソリ発生しております。(院内ではバズっておりますが!)詳しく書くと個別の例が判明してしまいますので時間が十分経過するまでは今まで通りここにはかけません・・・。

医者を選ぶときは慎重に!というのは別に内科や外科などに限らないという事ですね。


2021年4月7日水曜日

長女が二回目のショット終了

リッチモンドの長女からtelegramで連絡が入りました。

曰く「2回目のショット終わったよ~」とのことで、私自身は思わず「え、終わっとったんか?」という感じ。1回目のショットの後は少し腕が重くて痛い感じがしてたというような話をしていたので、2回目に結構翌日になってぐったりするような人も居たり居なかったり等という話を周りの接種済み医師から聞いていたので興味津々でしたが、私の娘の遺伝子ではそういった反応は起き無かったようです。

という訳で私のほうもショットによる副反応のリスクは下がり気味じゃないかな等と密かに期待するわけですが、科学的根拠は全く希薄です。

さて、我々の病院も遂にショット開始の「週」が決まりました。名古屋市というところは不思議なところで、愛知県とは方針が違って高齢者に打つことが大事でして、医療従事者云々というようなものではないのが興味深いです。愛知県は医療従事者優先で、その恩恵を我々は受けるわけですが、まあ名古屋市には名古屋市の考え方がありますからね。我々が云々言うことは出来ません。

我々のショット開始は最速が4月13日が可能なんですが、おそらくは調整と再度の微調整を行うことで最初の一人である院長に打つのは4月16日から。そしてその日は多分24人位打つのではないかと思われます。その翌週は19日の月曜からは多分60人位ずつ打っていく事になるでしょう。

また、今回のショット・セットにはシリンジ(注射器)は6人打ち用のものが添付されてくるとの事ですので、以前言われていたような「無駄になりがちな一人分」もきちんと確保されていることになります。

更に3月に入ってすぐテルモからFNシリンジという理論的に7回取れるはずのファイザーのワクチンからきちんと7回分取れる素晴らしいシリンジも出されましたので、これからは日本の接種状況も少しは改善されるでしょう。本場イギリスで6回取るよりも一回分余計に打てることになリますからね。

更に希望的、かつ個人的観測になりますが、ファイザーの方はきっともうすぐ各種の表面抗原変異にも対応したflu shotのような各種の変異対応の混合ワクチンを配り始めるんじゃないかな?

2021年4月6日火曜日

名古屋市長選の投票ハガキが来ましたが・・・

名古屋市長選の投票ハガキが来ました。名古屋の市長選はいろんな意味で全国的にもよく耳目を集めます。

要するにあの河村たかし市長が大村県知事のリコールでいろいろとやらかしているなかでの一戦となる事でどういう結果になるのかと"少しは"人の関心を呼ぶわけです。キャラも立ってますしね。しかしながら、対立候補は元市議会議長とかいう知名度全くナシの男性。少なくとも私にとっては、正直、小粒過ぎて一体何をしたいどこの誰だかも知らない「どこかのオジサン」という感じしかないです。近所の床屋のおじさんの政治的信条ほども彼の政治的何かを知らない。w

もう一人の候補は直前で降りたどこかの左翼系市民団体の泡沫候補。正直、塵芥のような存在の方です。勝つ訳ないし、供託金自体も返還させられるレベルじゃないかと思いますが。まあ、そういう候補は何時でも何処でもどのサイズの選挙でも常に存在するものですので、驚きもありませんが。

そもそも、こういった候補者連中の話だけでなく、耳目を引くタレント候補というのは本当に選びようもないほどいろんな面で程度が低くて・・・というパターンも多々。学力的に中学中退レベルのような元芸能人や、高校を2日で辞めた何とかジュンコさんとか、そもそも先ずは漢字が読めるのか、法律をどの程度知っているのか、二桁の掛け算とか分数の足し算くらいは出来る知性の持ち主なのかというようなせめて小学6年程度の学力を持っていることを以て立候補というように「立候補時の足切り試験」を設けていただきたいです。わりと大真面目での提案!運転免許取得時の認知機能検査、視力テスト程度のフィルターと考えます。

自民党その他の政党も「知名度」というだけで、犬の糞や猫の糞のような多彩な糞を集めてきてその臭いの強さで人の注目を集めるような真似はいい加減にしろと言いたい。それに反応する愚かな選挙民も愚かさの極みという訳でしょうが、利権の片棒担ぎのような総務省からの落下傘候補も毎度毎度ウンザリするようなお話ですが、これまた対立する候補が酷すぎてサクッと田舎で首長になったりしますからね。毎度の「田舎あるある」のリアル・ホラーです。

別にサポーターでもありませんが、一体、熊谷俊人千葉県知事のような冷静な判断と広報ができる人間がどれほど日本の政治家になっているかと考えると(まあそれまで千葉も堂本とかとんでもないクズが知事をして十分sufferしてきていますが)、ほぼ毎回がっくりの我が名古屋地方の市長選挙です。

これでは投票率が上がる訳もないですわな。選挙民の低投票率を嘆く前に先ずは被選挙者のクオリティを何とかしろやって事に尽きます。


2021年4月5日月曜日

バカと議員は同義語(か?)

三重県議の小林貴虎という男が暫く前からいろいろとやらかしているニュースが入ってきていました。

最近は何をやらかしているかと言うと、ゲイ・カップルから送られてきた公開質問状の住所を己のブログで無断で公開していたとのこと。実際にその写真もネット上では拡散していて以下のような感じ。(もちろん、二次公開している人々は彼らの名前と住所は当然消していますが。)
性的マイノリティのカップルを婚姻と同等と認めましょうという地方自治体のパートナーシップ制度をこの馬鹿が「国を追い込むための戦略」だとtwitterで投稿したことに対し、上記のカップルが説明を求める公開質問状を送ったのが上の封書。

三重県では性的指向を本人の同意なく明かすoutingを条例のレベルで禁止していますが、そこに属する自民党のこのバカがその人達の住所をわざわざネット上で公開するという、ほぼ政治的自殺と言える暴挙。まあ、人として普通に犯罪かと思いますが、馬鹿だからそれとは気づいていないでしょう。

この男のキャリアを見たのですが、親父は運送業者の社長。己は帝京大卒でなんだかアメリカの大学に行って卒業できないまま日本に戻ってきて親父の会社に入ってその後補欠選挙に当選。その後は市議会議員を途中で辞めて県議会議員に立候補して当選という、どこにでもあるしょうもない地方議員達のよくある道筋を辿ってきたようです。

まあ、簡単に言うとご覧の通り要するに中身は何もなし。青年部長になったことをたいそうお慶びのようで、まことに以てお目出度い限りです。写真を拝見する限りではどうやら立派なお体をお持ちのようですが、立派とは程遠い頭脳をお持ちのようです。w

頭脳の方は筋肉に比べると随分鍛えるのは難しいみたいです。この手の方々におかれましては。

そもそも、市会議員とか県会議員とか(もちろん国会議員も含めて!)そもそもが己の顔を街中にペタペタ貼り付けて、出来もしない寝言や戯言を公約と言って憚らない恥知らずな連中が多勢を占める世襲的税金収奪集団ですから、こんなのが混じっていても誰も驚かないんでしょうが。

自分と異なる人間を受容できない連中の犯すまさにhate crimeの直球ど真ん中。
さて、次の選挙では当選するんですかね?


2021年4月4日日曜日

猫を飼っている親父が羨ましい

以前何度かこの件に関しては書きましたがやっぱり納得できません。田舎の親父の送ってきたネコの写真を見て改めて思いました。

息子がネコの毛にアレルギー反応を示すということがアレルゲンの検索で出てしまったので、それ以来我が家からネコは消えてしまっています。要するに家には置けないということで、九州の親父が我が家のワガママ娘のワガママを受け容れてくれて愛情を一杯注ぎ込んで育ててくれています。

そもそもが細かな事に拘っていろいろと計画通りやっていくことが習い性になっている人なので、一度ヤルと決めたことに関しては驚くべき繊細さで実行していくお爺さんとなっていることは知っていましたが、前回おばの葬式の時に実家に戻った時に親父がどれほどのケアをしているのか改めて間近に見た時「俺には出来ん」という事だけがよくわかりました。

短期外出時のペットホテルの手配、孫娘に指定された高級な猫の餌の手配、毛繕いの手順の遵守、水や餌をやる時間の遵守、ペット用のタワーのセット・アップなんかも細かくやっていていて思わず親父の新たな生き甲斐になっているのではないかと「口には出して言いませんでしたが」思いました。

夫婦のどちらかに万一の事が起きたような時には引き取ることが必須ですが、最近は出来ることならネコが天寿を迎えるまで健康で長生きにして欲しいなと思うようになりました。今現在猫の年齢は8歳。平均寿命を調べてみると16歳前後となっているようですので、後8年位は多分頑張ってくれることと思います。ということは両親ともに90歳に手が届こうかという頃にネコも平均的な寿命の時期を迎えるわけですが・・・。

親父の送ってくるスマホの写真を見ると、最近は母親もネコの傍に寄り添って結構昼から寝ているようで、どっちが面倒を見ているんだかよくわからない感じ。w

それにしても私が上に書いた「納得できません」というのは犬よりもネコのほうが私は好きだということなんですね。なんだか、犬も傍にいると"それなりには"可愛いのですが、勝手気ままに周りをうろつき、好きな時にそばに寄ってきては仕事の邪魔をして、そばに来て欲しい時にはそもそも部屋のどこかに消えてしまっている・・・なんていう孤高の身勝手さが私にとっては好もしく思えます。

しかしながらやはり息子のアレルギーが・・・。

今のところはムリですね~。


2021年4月3日土曜日

お寿司屋さんの嘆き

お呼ばれで寿司屋さんに行ってまいりました。

いつもの如く鉄板ネタと季節のレアネタが上手く混ざりあって次々と出されてきます。物凄く残念なのは、地下鉄を使ってもアクセスの悪い場所にあるお寿司屋さんである為、私が家長として家族全員を車に積み込んで一緒に行かないといけないこと。

上述のような訳で当然の如くアルコールなんて一滴も飲めません。これほど美味いお寿司を頬張りながら、じっくりと口の中で溶けていくネタを味わっているのにそれと合わせて出てくるはずの日本酒が・・・。
目の前で他のお客さん用の酒が注がれては遠くに座っているお客さんの手許に酒が飛んでいくのを眺めながら時を過ごすというのはなかなかつらい修行です。w

さて、今日は雨にもかかわらず道が意外に空いていたこともあり予定していた6時からの予約よりも10分ほど早く着いてしまいました。しかし、それはそれで良いこともあります。出来たての焼印入りだし巻き卵を頬張りながらコロナ前とコロナ後のお店のお客さんの数の変化やリーマンショック後のお客さんの変化と減少の事をいろいろと聞かせて頂きました。

大将によれば、そもそも店の従業員数自体が今の3倍はいたのだそうですが、先ずはリーマンショックでお客さんの数がガクンと減ったそうです。やっぱりあのイベントは日本の実体経済とともにその裾野への影響もでかかったんですね。
その後は道路交通法改正での飲酒運転への罰則強化でお客さんがまた減ったとのこと。要するに今までは寿司屋で旨いネタを頬張ってそのついでに2,3杯引っ掛けて家路に着くなどという人がまだ居たのでしょう。不謹慎な話ですが・・・。

そして今回のコロナ。もう一段の絞り込みという感じで、以前は週末土日とは言わず夜の遅い時間でもガラリと引き戸を開けて覗き込むお客さんが大勢居たようなのですが、そういう期待はもうしなく、というか出来なくなったとのこと。

寂しい限りですが、こういう事態が長引くというのは経営者の努力とは関係ないところで経済活動というのをじわじわと絞り殺していくのが、半ば自嘲気味にこういった話を語る大将の物語から感じ取れました。

商売をしていない、経営をしていない私のような人間には決して実感として理解できない厳しい話でした。何とか堪えて生き抜いて欲しいものです。


2021年4月2日金曜日

角田祐毅は本物だ

何と2000年生まれ!

そんな若手の日本人ドライバー角田祐毅が先週末に物凄いことをやってくれました。F1にルーキーとして上がってくるまでの彼に関しては2年前からニュースなどで見つめていたのですが、完走する時の彼の速さはどうみても本物。

予選Q1のラップで2位!と内容も良かったのですが、最終的には次のQ2でミディアム・タイヤ選択後に何となく本人にも見ている我々的にも納得できないことが発生して予選Q2を突破できませんでした。結果決勝は13位スタート。それでも最終的には決勝で9位まで上昇しました。何と言っても内容が良くて、元グランプリ・ドライバー達を淡々と、まさに淡々と抜いていったのでした。

角田選手を観ていて思うのは全く年齢に関係ない冷静でシュアな走行ということでしょうか。今まで登場してきた彼以外の数名の日本人ドライバー達にはそれぞれ何らかのパッションと言うか、一丁やったるで!という感じの「挑戦者」という感じあったのですが、悪く言えば何時までたっても挑戦者のままでそのキャリアを終えているという感じでした。

ところが、彼にとってはF1ドライバーになるのは単なる通過点。角田は最初からこの結果に全く満足していなくて、ニコニコ笑いながらも、この次はもっと上へというコメントを残してくれました。

彼は160センチの比較的小柄な男性ですけれども、その頭脳には優秀なドライビング・コンピュータを積み込んであって、外は筋肉の鎧で包まれています。見かけは金太郎みたいな日本男児なんですが、久し振りにお世辞抜きで言える「可能性無限大」の男ですね。

ホンダがF1に久し振りに戻ってきてアロンソにGP2エンジンなどと言われながらも、努力を続け、遂にここまでの戦闘力を得たのに今年が直接のサプライヤーとしては最後の1年。なんとか素晴らしい結果を残して内燃機関時代のF1のトップにまで登って貰いたいと思います。

今までであればまさに「日本人の夢・希望」として語っていた日本人F1ドライバーとしての今後の活躍を、彼に限って言えばトップまでの距離感を実際に実感(測定)可能なものとして感じることが出来る本物だと思うのでした。

次戦が待ちきれません。


2021年4月1日木曜日

コロナのせいで髪が切れない・・・

今日もまたやられました。

髪が切れない・・・。

昨日も仕事がきちんと定時に終わったのでカーディーラーに次の車検のセットアップ関連のことを話に言ってすぐにそれも終了し直ちに家に車をとめて早足で近所の床屋に行ったのですが、近づいてすぐに理解したのは「閉まっている」ということでした。

遠くから見ても真っ暗で、すぐに踵を返して家へ。車の中に置きっぱなしにしていたコンピュータ入りのかばんを引っ張りだしてトボトボと家の中に帰りました。心のなかで「うーん、やっぱ6時過ぎは遅すぎるんか?」ということで初日は敗退。

という訳で今日はリベンジの再挑戦で、今日もなんとか仕事を早めに終えようとしたのですが、一日の終盤になって沢山の患者さんからのリクエストで山のように仕事が出てきました。それを終えたのが5時45分。そこから急いで床屋へ車を寄せて床屋の隣の有料駐車場へ車を置いて店に着くと、とりあえずお店がやっていたので安心したのですが・・・。

中に入ってみると一人のだんせいがかみをきられているのみで窓のところに「CLOSED」という文字がデカデカとdisplayされていました。これで2連敗。あまりにも悔しかったので店員さんに「何時までされているのですんか?」と伺ったところ、「すみません。このコロナの中で本当は金曜日は7時までしてるはずのところを6時までなんです。」との御宣託。

スゴスゴと駐車場の自分の車のところへ戻り「さて、どうする?」と考えたのですが、車で20分程度のところにやはり1200円床屋がありますので、行ってみました。結果はこれまた閉まったばかりという状況。どうもついていません。ああ、コロナの悪さはこんなところにまで及んでいるのです。

朝起きた時に紙がぴょんぴょんと跳ねだしたら私の場合は即切りなんですが、これでは日曜までチャンスは無さそうです。日曜は朝からいくぞ!