2021年4月29日木曜日

もうやめるべき

昨年から今年に一年期日が延長された東京オリンピック2020。

今年は2021年ですが、名前は変わらず「TOKYO2020」のようです。とは言え現時点で政府から国民向けに言われている予定はおそらく無観客開催というようなものになろうというものですが、それだと響きは確かに感染の拡大を招かないようなイメージを聞く人に与えますが、実際は各国から間違いなく隠れ感染者達が、いろいろな種類の各国の新型コロナのミュータントを日本に持ってくる事になるでしょう。

聖火のトーチ・リレー1つを見ても判るように、いくら無観客を呼びかけようと必ず人々は集まります。必ずです。「このくらいなら、これだけなら」という無数の人々が集まった結果があの聖火リレーのバカ騒ぎになるわけですから、実際の競技で沿道その他に人が来ないわけがありません。

オリンピック開催のベースとなる「スポーツ」というのは本来、そのスポーツをする無数の人々の健康を増進するものという大前提があるはず。確かに各競技の世界のトップアスリートたちが一堂に会してオリンピック開催時期という極短期間にピークをもって来て最高の結果を残す訳ですから見ている方も参加する方も楽しくないわけがありません。卓球やバドミントン、水泳なんかも何だか大量にメダル獲りそうな予感しますし!

しかし、今は明らかに間違った時期であるのは誰にとっても一目瞭然。「参加させて選手達に結果を残させてあげたい」という気持ちと「開催可能」というのは峻別しないといけないでしょう。

四年に一回しか開催されない祭典なのですから、多くのアスリート達にとっては二度と来ないピークがココにあると思いますし、多分二度と参加を望めない選手達が半分程度は居るのではないでしょうか。チームとして常連で参加するような競技であっても、そのチームを構成する人間は4年も経てばガラリと変わるのはいつものこと。別に個人に限らずチームの構成でも競争はあるわけですから。

それでも、空襲警報(raid siren)が鳴り響いている時にピクニックに行く人間は「普通は」居りません。


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