2026年1月29日木曜日

何でも引き受けるヤバい医者

内科や外科と違って精神科は加療の結果が微妙な世界でもあります。

数値や症状に結果が出てくる内科の世界、整復後の形態や機能、痛みのレベル、ADLの改善などで評価される外科系の世界とは違って患者さんの心や行動という数値ではなかなか表現できない世界で勝負する世界ですから実際はこれはこれで非常に高度な珍談と治療と技術が必要な世界です。

ところが、この世界は以前にも書いたんですが結構な割合で他の科からの「都落ち」みたいな人が居るんですね。他の科では使い物にならなかったから精神科医になったとか堂々という人もいれば、マイナー科にいたけどやっていけなくてこっちに来たとかいう人も少なからず。

要するに「最初から」という感じの医師が他の科に比べて圧倒的に?いや、少なくとも比較的には多い科だと思います。

そこで問題になるのは他の科で使えなかった御仁が「では精神科なら使いものになる」のかと言うこと。結論から言うと、他の科で十分使えていた人で他の研究室や科から退職後にやってきて認定医などをすぐに取れるような人達はやっぱり使える人達なんです。ところが、そうでない人達の多くはやはり皆様のご想像通り…というパターンが余りにも多すぎます。

そうでなければ良いのですが、現実は実際に冷徹でして、駄目な人はやっぱり転科してきてもやっぱりアレな人が多いのは残念ながら私の周りの日常です。

医療連携関連の部署から患者受け容れの依頼があった時でも「まともな医者」なら己が、ひいては自分の所属する部署がその患者さんを受け容れるだけの診断、治療能力や看護なども含めた人的余裕、施設的許容力などを総合的に判断して受容をきめるハズですが、それが出来ずに何でも言いなりに受け容れる愚かな人間が若干名存在するのが私のところの精神科。

まあ、これはどこの病院でも似たり寄ったりなのかもしれませんが、こういう御仁が居ると迷惑を被るのが他の同僚医師。結局、診断も加療も間違っていてどうにもならなくなって他の医師に泣きついては手放すの繰り返し。

要するに「出来もしない事」に手を出しては失敗するのに「学習できない・学ばない」という人なんですね。非常に簡潔に言うと「能力が低い」のですが、こういう人には話をしても理解出来ないし、話したところで曲解されて逆恨み何ていうパターンも充分想定できるので、君子危うきになんとかです。

内科医としてはこの人が受け持つ患者さんが私の診察対象にならないように何とかするばかり。万一内科的疾患で私の受け持ちになるような事がある時はきちんとこの手の医師からは引き剥がして、別の信頼の置ける精神科医の患者として必ず「付け替え」を行って自分を守るようにしております。

身近なところに危険はあるのです。orz

0 件のコメント: