2026年2月1日日曜日

患者さんと家族の関係

患者さんとその周りを囲む家族さんとの関係というのは本当に千差万別どころでは済まないほどに多種多様です。

患者さんと家族の数だけのパターンがあると言っても良いくらいです。仲の良い人、悪い人。関係絶ってウン十年という人。息子とは関係絶ってるけど娘達とは普通に繋がってるとか。名古屋に仕事に来て以来、次第に田舎との連絡が疎遠になり知らないうちに親が亡くなり、その上兄弟達も消息が絶えていって…等という感じの人達はみなさんが想像する以上に多いのです。

男が浮気で家族に縁を切られたり、女と出ていって家族を捨てて行った挙げ句、人生の最後になって捨てていった家族や孫に会いたい等というパターンも思った以上に普通にあります。特に昭和のやらかし男達にはこういう人は多いです。

ギャンブル出金をすっからかんにして生活保護一直線。親子の縁を切られてもやっぱりギャンブル止められずなんていうのもこれまたごく普通。やっぱりギャンブルは依存症というかなり深刻な病気です。

また、これも実に多いのがアルコール関連で家族から捨てられた人達。これもやはり依存症です。ギャンブルとは違って、これは患者さんご自身の命が病院の中で消えていくというパターンも多いのです。肝硬変で腹の水が溜まり続け、最後の最後には命の火が消えていく人達。

時々、ここには患者さんと家族のお話を書き込みますが、無数の家族と患者さんの組み合わせの中で起きてくる種々のドラマの中でもやはり問題のある絡みが多くなってくるのはどうしても「お金」の事ですね。

あと一つ目立つパターンは犯罪を犯して家族から捨てられて久しい人達でしょうかね〜。強盗、傷害、詐欺、窃盗…刑法に記述されているだけの種類全ての犯罪を犯している人達が集まるのも病院というところです。ここから刑務所に行かれてしまった方もおりましたし。

消えていく患者さんの命を活かす代わりにその人が持っている年金を頼りに生きている他のメンバーもあれば、亡くなっていく人のお金を虎視眈々と狙ってるよねこの人達?というような  テレビドラマで出てくるような方々もちらほら。

家に挙げた例もごく一部ですが、今日入院してこられたある方の娘さんに複雑な人生の来し方を伺って、改めて家族と患者さんたちの関係に思いを馳せた午後でした。

自分の最後の瞬間にはまだ家族と繋がっているんでしょうか?うーむ。w

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