2023年6月30日金曜日

お前は馬鹿か変態か?

ちょっとビックリした事がありました。

近所のイオンモールに行った時の事でした。いつものようにオシッコやウンコを漏らさぬようにと、食事前の作業として息子の手を引いて障害者用のトイレに入ろうとした時でした。嫁さんが「空いてる?」と聞いてきたのでトイレのドアの所についているラチェットに連動した垢と緑の色がどちらなのか調べようと目を凝らしたところ赤かったので「使ってるね」と言った瞬間にドアがバーっと開いて若い男声が走り出してきました。

恐らくは高校生くらいの年齢でしょうか、どこからどう見てもいわゆる「元気なあんちゃん」でした。少しだけニヤッと笑って多目的トイレから出てきました。その周りに居たみんなが呆然としてその男が走り去っていくのを見ていたと思います。

横に居た嫁さんに「おい、アレ何なん?」と聞いたところ「ウンコとかしてたんじゃ無いのかな。知らんかもしれんけど、結構居るんよ。前もこんな感じで出てきた若くて元気な成人男子が居た。」というのです。

男子便所でクソするのが嫌でこっち使う?と思って、もしかしたら男子トイレの大便器が全部埋まってる?と思ってササッと男子便所の方に入って行ってチェックしてみたところ、3角の便器が3つとも空いていました。恐らくoccupyされていたから使えなかったという事じゃ無さそうでした。

障害者やオムツ替える為の大事な場所を何故お前が?と思ったのですが、こういうのは育ちの問題。馬鹿に何を言っても理解できないし、理解していてもそういう了解を平気で破るやつは破ります。そしてそういう輩はそういう倫理観を持った子を産み育てますので、輪廻というやつです。

ちょっと前にどこかのバカ芸能人がここで5分間で幾らの性交をしていたということでボッコボコに叩かれていましたが、まあ宜(むべ)なるかなと言うやつです。

ハンディキャッパーの駐車場に堂々と駐めるバカ、多目的トイレでセックスするバカや使用する馬鹿な兄ちゃん。この手の連中には「恥」という概念がありませんので、社会のシステムの中では最も無敵の人々です。いわゆる法的な罰則がないとそれを守らない人々の為になくても良い細々とした細則を定めた法律が次々と出来ていくわけなんですが…。

まあ、なんとかに付ける薬は今も昔もございません。


2023年6月29日木曜日

患者さんの好みの時間潰し

病院によっては病棟に本や雑誌、新聞や漫画などが置いてあります。

最近はスマホの普及も高齢者のレベルにまで普通になってきていて、お金のあるなしに関わらずスマホを持っている人は相当数おります。もちろん未だにガラケーの人もいれば、既に契約は切れていて機能は使えないけど、ワンセグの受像機として使ってるような人も極少数ですが、周期的に出現してきます。

90前後の人はさすがに持っていない人が多いのですが、80代前半では持っているのがごく普通。今の時代、形態は遂に持っていないのは乳幼児から小学低学年位までで、意識的に持たせない賢い家庭を除けば、あとは余命幾ばくもないような高齢者くらいになってしまいました。

しかし、実際には持っていても全く使わずに病棟で別の生き方をしている人が沢山居ます。リハビリに命懸けという病棟の患者さん本来の最も望ましいことに時間を使う人達や「全く何もしないでただ寝ている人」も当然のように居ます。女性同士でお喋りにネックうしている人達も沢山いるのですが、なぜか男性陣はテレビを視てボーっとしている人が多いのです。やっぱり昭和の男は一部、時間の使い方が下手な人が多いんですかね。

さて残りは読書派。小説、雑誌、新聞、そして多いのが漫画ですね。もともと本を読むのが好きなんだけど、年を取って目が悪くなってからは読むと疲れてしまうと訴える人が多くて、その原因が視力調整の追いついていない眼鏡をかけていたり、白内障だったりする事も本当に多いのですが、疲れて読めなければ仕方ありません。

それで、気軽に読める漫画や間違い探しなどにハマる人が自然と多くなります。男性に人気なのは私が時たま補充を繰り返すなどして持ってきているゴルゴ13です。鬼平犯科帳や梅安なども人気ですね。では女性はというと…何というか、高齢者の女性は未だ漫画・コミック文化にはあんまり馴染んでいないようなんです。性差がもたらすコミック文化への距離感の差という奴なんでしょうか?

しかし、これからは恐らく時間潰しはスマホ・ゲームに次第にシフトしていくものと睨んでいます。今50代前後でスマホゲームもカジュアル派からどっぷり派まで様々いると思うんですが、ゲームと本で時間を潰す患者さんがこれから10年でグイグイ増えると思うのです。

対戦型ゲームで病棟内で口論や殴り合いをするをする爺さん婆さんが増えなければ良のですが…。


2023年6月28日水曜日

家庭内介護の限界

家で障がいの発生した家族を介護するのは本当に大変です。

世の中には本当にいろいろな病があり、それに応じて介護の手間暇も段階も当に各人各様、千差万別と言える違いがありますが、家庭に家族の患者さんを置かれて介護されている方々は、ケアマネを中心として種々セットアップされる訪問看護、訪問診療、訪問リハビリ、ショートステイ、訪問歯科等を始めとして国や自治体が提供する様々なサービスを組み合わせながら患者さんをケアしていくことになります。

私自身だって何時そのようなケアを受けるような事態になるのか?というような事はどんな場合でも有り得るわけで、今日は元気な二十歳の青年が明日は事故で介護システムの中心でお世話になる可能性なんていくらでもあるわけです。

そのようなシステムが本当に良く充実している日本は素晴らしい福祉国家だと私は思うのですが、そのシステムを上手く使うだけの手間ひまを掛けないが為にしなくて良い苦労を自分から背負い込んでいる方々が一定数いるのも外の病院で訪問診療を行っていく過程で何度も目撃することになりました。

家族を愛する気持ちは非常に尊く大切ですが、それに掛かりっきりになって介護している側の人の人生を自ら擦り潰してしまう人になっては介護される側の人々も幸せな筈がありません。

先日もある御家庭で本当に小さな体躯の70代のお母さんが、体の動かなくなって認知の進んできたある疾病を持つ御主人を数年にわたって家で看護していたのですが、既に数回の救急車出動要請などを経験しつつも何故かその御主人の意見に流されて家での看護のみを粘っていました。しかし、それも今回我々が訪問した時に数種類の感染容態と脱水による身体状況の極端な悪化を経験して救急搬送されたことで遂に施設入所を決意されました。

お母さんが疲弊していくのを長い間に亘って常に看護師と心配しておりましたので「ようやく受け容れて貰えたか!」というのが我々の正直な気持ちでした。

介護している家族を嫌いにならない為にも、介護している側の御家族さんは是非「積極的に」公的な介護システムを積極的に使い込んで欲しいものだと思うのでした。その為には役所に直ぐに連絡を入れて、ケアマネージャさんを探しましょう。そして万一そのケアマネさんと反りが合わない様であれば他の方を探していただけば良いだけのことなのです。

良いマネージャさんは沢山居られますので、その点を我慢せず積極的に役所に働きかけて行って欲しいと思います。恋人や友人と同じでマッチングというものは誰にでもあるようにケアマネさんも同じです。

一人悩まず、家族内だけで悩まず、自分や他の家族との時間を作ってケアを行いつつも楽しめる時間を是非、いや「必ず」入れてください。ケアを行っている医療者側からのお願いです。ケアは宗教ではありません。自分を犠牲にして自分の時間の全てを介護のために消し去る意味など何処にもないのです。


2023年6月27日火曜日

幽霊かと思った

昨日、ダイニングテーブルでノートブックに向かって作業をしていました。

その時、何だか右側から何だか「気配」がしてきました。左側では嫁さんが何時もの如くウトウトしながらテレビを視ていましたが、その寝息が右の方から反射して聞こえてくるなどということは今まで一度もありませんでした。

最初は気の所為なのかと思って無視していたのですが、何度耳を澄ませても数秒に一回何だかよく判らない音が聞こえてきます。どうにも耳鳴りや気の所為では無さそうで、呼吸系の音。

一瞬、この前あの世へ旅立った我が家の次男のspookyが俺を慕って現れたか?等と考えましたが、それなら先ずは最も親和性の高かった次女のところへ現れる筈だわな~、それにアイツなら先ずは吠えるはずだし、と頭の中で考えているうちにまた音が聞こえてきました。

どう考えてもやっぱりコレは鼾に近い呼吸音だと思われましたが、机の下を覗いてもタンスの上を見ても、カーテンの向こう側にも何の姿もなし。可能性があるとすれば我が家の猫くらいしか有り得ません。それでも、あんな巨体の持ち主の姿でありながら、見渡す限りその可能性のあるところはちょっと無さそうだったのですが…。

「まあ、幽霊なら幽霊でいいや」と思いつつ作業は続行していましたが、やっぱり気にはなります。

10分程度そのままの状況が続きましたが、意を決してもう一度だけ耳を寄せて周りを探索してみると周囲全面を閉じたと思っていた猫のキャリアが脇の一部に小さな開口部を形成しているのを発見!そーっと覗いてみるとそこには我関せず状態の我が家のアメリカン・ショートヘアが液体でしか成し得ないような変な格好でグースカ寝ておりました。w

犬と違って猫は気配を殺す天才。一体何処にいるのか?というような事は日常茶飯事ですが、今回のようにこれだけ探しても音だけして姿は見えずというのは初めてでしたのでちょっと驚かされました。

 「ここには居ないはず」と言う思い込みのもとで探すと言う最も陥りがちなミスをやらかした自分の愚かさと、そんな愚かな飼い主の事など歯牙にもかけていない余裕綽々の猫を見て二度凹んだ私でした。


2023年6月26日月曜日

人は見かけによらない!

今日、ある患者さんがお亡くなりになりました。

御高齢の方で、もう数ヶ月前から病勢が徐々にこの方の命を蝕んでいくのが見えるような状態でした。コロナの一旦の収束後に御家族に病院に来て頂くようになり始めてからというものこのようなエンディングが近い患者さんにきちんと御家族を合わせることが出来るようになって会うことも出来ない碌でもない最後の別れと言うような事は本当に無くなりました。

実はこの患者さんの最後に息子さんがぎりぎり間に合う形で来られたのですが、私が死亡確認をした後に葬儀社のお迎えが来るまでの間、亡くなられたお母さんのお話や御自身の今までの来し方をお話してくださったのですが、今までこの方がどんな方なのかと言うことを社会福祉士等の記録で手短には理解していたのですが、そんな記録を遥かに超えて深くダイナミックな個人史がありました。

亡くなられたお母さんとの若い頃からの関係、そしてお母さん自身の若い頃のお話、更にずっと昔に亡くなられた父君のお話など、次から次へと溢れるように語る内容が出てくるのですが、その内容が「え~!」と声を上げてしまうような事ばかり。

この方自身の今の外見は本当に大人しそうで保守的、どこから見ても紳士然とされている方なのですがその若い頃の暴れぶりと人生の転機の話、そしてお母さんの苦労・苦闘に満ちた若い頃からの闘いの話を聞いて、今までベッド上で「こんにちは!ありがとう!」と大声で応えるばかりだった寝たきりのお婆さんが実はこんな豊かな山あり谷ありの人生を送ってきていたのかと胸が熱くなりました。

頭の中で「人は見かけによらない」と理解は出来ていてもやはり眼の前のその人達がその話の主人公かと思うと信じられない事があります。

人は語らないだけで、普通に見える人達が実はダイナミックな人生を生きているということなど極普通なんだという事を改めて肝に銘じた自分でした。    


2023年6月25日日曜日

ロシアの内乱

ロシアの中で内戦勃発直前まで行くという「内乱」が発生して驚きました。

ワグネルという名目上も実質的にもプーチンの私兵組織がその飼い主に牙を剝いて噛みつく寸前まで行くという前代未聞の事態。しかもモスクワに向かって高速で北上進撃するワグネルをロシア正規軍が攻撃する様子もなく、通過したり占領された街の人間達は若者を中心にワグネルに手を振る始末。

プーチンにとって最後の頼みの綱となったのは隣国ベラルーシの狂犬ルカシェンコというお粗末さで、取り敢えずどのような取引があたのかは現時点ではわかりませんが、これだけのアクションを取ったにもかかわらず、国家反逆罪のも問われること無く単に元の駐屯地かベラルーシに方向を変えたとの話。

ただ、別の報道ではワグネルの私兵は不問に付すがプリゴジンに対しては暗殺指令が出たという話があります。私としては恐らくコレは本当だろうなという感触。飼い犬に手を噛まれた狂人は間違いなく特殊部隊をプリゴジンの居る場所に向かわせている筈です。

あのプーチンの事ですから、最終的に自分のポジションを脅し、コントロールする事が出来なくなった自分を狙うミサイルに対して撃墜命令を出さざるを得なかったというのは全然おかしくない話。所詮、あの手の人間にとっては周りの人間というのは自分を利するか否かだけの判断基準でしか「絶対に」選ばないでしょうから。

とは言え、今回の一連のワグネルの行動に対するロシア人の非否定的反応が画像としてロシアの国外のみならず国内にも広く伝わってしまい、ロシア国内がこの侵略戦争において全く一枚岩でないことを如実に語ってしまった瞬間を全世界のみならずロシア人自身も再確認してしまったことはプーチンにとっては打撃なんてもんじゃなくて、実際にはヒットポイントがいきなり10000点から50点位になった感じのレベルでやられている感じないでしょうか。

恐ろしいことにロシア国内にはまだまだPMC(Private Military Company)が大小ウジャウジャあると言いますから、今後は恐らく強大な政府権限を以て多くのPMCに種々の圧力をかけてくるものと推定されます。解散や吸収、武器の押収を含むレベルダウンなどもどんどんやられると思うのですがどうなりますやら。

やっぱりロシアという国は永遠に共産主義とツァーリの軛から逃れられないのでしょうか。本当に彼の国は我々の中に拡がる西洋的民主主義観では全く測ることの出来ない異質の世界ですね。

それにしても、今回の一件、近代史に残る大事件になりましたね。吃驚しました。


2023年6月24日土曜日

広末涼子にベスト・マザー賞という「きつい」ジョーク

なんだかあちらこちらで広末のダブル不倫のことが叩かれております。

随分前にキャンドル・ジュンとかいう何だか怪しい人物と再婚した時点で広末ちゃん翔んでるな~って思ってはいたんですが、第三者的に「お幸せに」と思っていたらどうもお幸せではないようでした。

正直なところ私にとっては当に絵に描いたような「どうでもいいこと」の一つなんですが、あまりにもネットのニュース欄に繰り返し出てくるので、ホンマにマスゴミの方々って言うのは取材力が無くて記事のネタ元が集められないとか、そのネタ元の解析ができないんだろうし、その取材に行くための金も今の時代出して貰えないんだろうなと推測してしまいます。だとすれば、こんな芸能関係の糞ネタに限らず、社会にとって本当はもっと重要な事件・事故に対する「調査報道」等という事などは記者になって一度もやってないようなインターネット検索記者とか、記者クラブ共同会見垂れ流し記者みたいなのばっかりになってくるんでしょうね、ってもうなってますが。

芸能人というのは悪名高かろうが格好良いという風に受け取られていようが、本当に「わたくし」というものが生活から消えてしまった人々だと私は思います。そもそも人気というものを飯の種にしているような人種がプライベートでは干渉しないでくださいというのを世間一般に求めるということのほうが無理筋。だからこそ、今ではアーティスト等と言われて勘違いしている芸能人も沢山いますが、所詮は人気商売なんですから街角を歩いて人に集られるのはそもそもが目標達成と言うべきでしょう。

顔も忘れられ、名前も忘れられて10年ぶりに「あの人は今」で探されて、挙句の果てに「そう言えばそういう人おったな!」と言われた時点でどだい芸能人としては終わっているわけですから。顔が売れて面白くも可笑しくもないプライバシーを切り売りされてそれに耐えきらないのならばそもそも向いてないというのが、私的な意見です。

勿論、街角で気づいてもそれと気づかないような鈍感な私のような人物も居ますし、気づいてもプライバシーを尊重して声掛けをしない人々も沢山居るわけで、キャーと叫んで強引なサインやタッチを求めてくる人々にもみくちゃにされるような状況ばかりでは無いとは思いますが、世間の中で芸能人を「演じる」リスクというのは世間様と同じ事をやっても物語は100倍以上に面白おかしく描かれて流布されるということ。それが金に変わったり自分の芸能人としての運命を終わらせたりするわけですから、そのコントロール能力も含めて実力のうちというべきなんでしょうが。

広末のみならず、三浦瑠麗や後藤真希、江角マキコ等の「素敵な話題」で世間を賑わしてきた錚々たる顔ぶれが沢山選ばれている人々を排出し続けている謎の賞ですが、今後も続くんでしょうかね?

ベストマザー賞のスポンサー企業のイメージダウンによるダメージのほうが、サポートして得られるものよりも大きいような気がするんですけど?

大体、ベストマザーってなんなんだ?世の中にはこんな「ただ有名なだけ」の糞母連中よりも遥かに多くの無名の素晴らしいお母さん達が世界中に居ますけどね。そういう人達は表に出ることも無く日々黙々と掃除をしたり、ご飯を作ったり、仕事に出かけて日々の生活費を稼いだりしています。本当のベストマザーはそういう人達だよなって極普通に思います。

本当の英雄は勲章を貰わないような人のほうが圧倒的に多いのですよ。


2023年6月23日金曜日

いまどきの都市温泉

知り合いの女性に「毎日」昔風の温泉に行かれる方が居ます。

彼女曰く、イメージ的には壁の上に唐松が描いてあって富士山も描かれているような昭和から生き残ってきた感じの銭湯だそうです。実際にはその手の古いタイプの銭湯のマップが頭の中にあって、そこを幾つか廻っているとのことでした。

昔、自分自身が行ったことのある銭湯といえば番台があって、その後自分の服を脱ぐ場所を適当に探し出して、木の仕切りで作られた場所に置いてある籐製の籠の中に各々自分の服を脱いで終わりというもの。何というかそもそも常識として貴金属を持っていかないし、それらを預けるきちんとした場所もほぼない感じ。

子供から大人まで、全員に不文律として存在するお約束ごととしては最低限のマナーとして風呂に入る前にはきちんとケツを洗って湯に浸かることでした。泳ぐチビ助には一部の怖いオッサンからガチっと声が飛んで制止され、その怖いオッサンが居ないところではまた子供が泳ぐというのが日常。そんなもんでした。

番台の横には体重計が置いてあって、更に必ずコーヒー牛乳も置いてありました。何でそうなのかは解りませんが、時々はタケダのプラッシーというのも置いてあった気がします。ただし、これはお米屋さんに必ずあった定番と言うほどの地位は無くて、あくまでもメインはコーヒー牛乳、そして次点が牛乳だった気がします。

しかし、そういう定番の昭和系温泉は激減。今のメインはどう考えても都市型温泉で、これは必要にかられていくという感じの生活臭というものが全くありません。必ずと言っていいほど「温泉に浸かること」、しかも露天風呂付きの温泉を始めとしてジェットバスその他の各種温泉に浸かって、更にはその後の食事も楽しんでしまうというような施設になってしまいました。

今回「らくスパガーデン名古屋」という施設に嫁さんから誘われて行って、平成までの都市型温泉に持っていた私のイメージが粉々に散ってしまいました。

腕につけたリング・タグで全てを処理する施設で、温泉は確かに「それなり」なのですが、基本的にここは食事、飲み物とともに漫画を読んで寝っ転がってそのまま寝てしまうところだと言うこと。超巨大居眠り施設付きマンガ喫茶+温泉といったところでしょうか。

三人で行って風呂に入って食事をしてちょっとだけ横になってゴルゴ13を読みましたが、どうもその一文お人にとってはメインであるはずのマンガ読みの方は気持ちも入らず、2回の入湯で疲れてしまいそのまま家に帰ることに。

出店時には1.5万超えの支払いでしたが「一日居れば元取るかな」と感じました。週末はオールナイトらしいので、そのまま泊まれると考えれば全く高くはないのでしょうね。

時代は変わるもんです。昭和の銭湯が消えては欲しくないけれど、各家庭に風呂がある今の時代、競争は厳しいのかも知れません。


2023年6月22日木曜日

どこにも居場所のない女性

何時もストレスいっぱいの女性が病棟に居ます。

患者さんではなくて看護師さん。いつも患者さんの発言や行為に文句を言っていて、その文句をナースステーションでぶちまけて、更に今度は同僚に自分の病棟での仕事上の不満をブツブツとずーっと甲高い声で訴え続けているのでした。

それが随分と溜まってくるとある時点で周期的にブチ切れて今度は看護部長室に行って仕事上の不満を一気呵成にぶちまけてガスが一旦抜けるんだそうです。w

言われた看護部長の方は箇条書き風にワーッと喚いてくるこの若い看護師さんの勢いに気圧されて吃驚してただただ聞いているんだそうです。しかもこの部長さん、私にある時この事実を「あの子、何言ってるのか全然わからないのよ~」と言ってきました。要するにこの看護師さんは何時も何時も何かに向かって怒っているんですが、何を伝えたいのか解らないのです。そういう行為があったという事実だけが内容は伝わらないまま病棟の師長には伝えられます。

小さな自分の日常の世界でよくもまあこれだけ不満のネタを集める能力は大したものですが、この看護師さん何れ病院を辞めると私は思っています。そもそも前の大学病院から辞めて出てきた子なのですが、過去に関しては知りません、しかし、恐らく同じ様に前の施設でも同じような感じだったのだろうと「残念ながら」推測してしまうんですわ。だって、そんなことをいつもしている彼女しか彼女の日常からは想像できないから。

次の職場に行っても多分変わらないでしょうし、彼女の一生もカニが泡を吹くように一生なにかブツブツ言い続けるのでしょうね。もし結婚するのなら配偶者がどんな人になるのかというところまで知りたいな~という観察者としての興味も尽きないんですが、私の日常生活の中からは消えていく人でしょうから多分、可能性としては遠い未来に消息とかで聞くこともあるんでしょうか?

何はともあれ、こんな状況では何処に行っても自分の居場所は無いのではないのでしょうか。こういう反例教師を見ていると「こういう感じだと幸せは近寄ってこないんだな」という事例がよくわかります。何時も他人が悪くて自分は正しい人、なかなか怖い発想ですがその発想自体に近寄らないようにしなければならないと思うのでした。


2023年6月21日水曜日

大量離職

バイト先の病院で大量離職の話を聞きました。

と言うか早期離職というべきなのでしょうか、昨年入職したばかりの訪問看護師の若手の人達が揃って5人も一度に離職するというんですが、その理由が「きつくて耐えられない」というものなんだそうです。

私はその病院の経営者ではないのでそれに対してどうこう言うこともありませんし、そこの理事長先生にとってはその程度の離職者など幾らでも金さえ使えば補充が効くと思いますので、全く問題ないとは思うのですが、気になるのは若い人達限定でさっさと辞めていくことです。

看護師という資格は特に正看護師であれば、ポンコツであろうとなかろうと大抵どこかの病院が拾ってくれます、地域で悪い噂が立ってもどこか空気の違う所に移ればほぼ問題無く就職できますので、女性の資格としては最強レベルのものでしょう。

それでも、5人の若い女性が訪問診療という仕事に想定以上のキツさを感じ、それが給与所得の満足度や仕事の内容の喜びを超えることが出来なかったという事がやはり問題なのでしょう。先輩の女性看護師さん達の意見としては「あの程度で大変と言われちゃ、私達としてはなんにも言えませんよ」と言うような感じのコメントを数人の方から伺いました。

私としてはこの意見の相克に関しては何ともコメントのしようがありませんが、たまたま今年の彼女達がまとまってそういう意見に到達したのか、それとも今時の若い看護師さん達においてはそういうキツさに対する耐性が無いという風に考えるものなのか。それとも…。

何はともあれ、彼女達の次の仕事場が彼女達にとって少しでも長く居たくなるような職場であることを願っています。

さて問題はこの病院で5人減で残された看護師さん達のチーム。恐らくは短期間でしょうが、暫くは彼女達の穴埋めの仕事できつくなるでしょうし、仮に新しい人達が入ってきたとしても、新しい人達に手順を教える苦労が再び待ち受けています。

何れにしても残された看護師さん達にとってはどっちを向いても暫くは楽ではないでしょうが、私には「みんな頑張れ」というありふれた言葉しかかけてあげられません。


2023年6月20日火曜日

幻が見える人

「幻が見える」というとこの人頭おかしい!と思うでしょうか?

実はそうでもないんです。認知機能が全く正常なおばあちゃんでも、夕暮れ時になるとシッカリとクッキリとハッキリと顔や姿を詳細に記述できるような人間が「冷蔵庫の前に立ってこっちを見ている」とか「そこの柱の隣にベトナム人の女の子が二人来ている」とか、ある有名バスケットボール選手を名前を出して「XXくんが何も言わないで立っているのよ。困っちゃうわ~」とか言うのです。

このおばあちゃん、認知機能を簡易的に測定する長谷川式簡易知能検査スケールと言うので調べてみると30点満点で27点を取ったりするレベル。この幻視という現象を除いては会話をしても全く問題なく受け応えも出来るし、冗談も普通に言える上に日常生活も一人で何でも出来る90代!のおばあちゃんです。

幻視の中でも、この人の場合は複雑幻視と言われるもので、見えるものの形がはっきりしているタイプのものです。因みに幻聴は全くありません。そもそも見えている対象が話すことは無いのだそうで、何にも話さなくて突然消えたりするんだそうです。

幻視が見える人には認知症の患者さんとか、統合失調の一部の人とか、各種疾患でターミナルケアを受けている患者さんなどの低酸素血症などでそのような症状が出てくることがあります。病院でそのような患者さん達に多い証言は「カーテンの影に子供が立ってじっとこっちを見ている」とか「天井の継ぎ目に沿って眼が一杯見えていて困ります」等というのは我々の病棟においては実に何でも無い日常です。

認知症の方ではその症状が消えることがなかなか難しいのですが、統合失調の患者さん等は症状の改善とともにそのような幻視が見事に消えていくのですから素晴らしいものです。

人の脳とは実に不思議なものです。本当は無いはずのものが見える。本人達にはそれが「本当に」見えているのですから私自身は絶対に無下に否定する事はありません。御本人達からその幻視の詳細を伺って、逆に人の脳内にある記憶の中の人の呼び出しの仕組みに感心するのです。

不思議なことに最初にお話したお婆さんは見えるものを「困った」とは感じるものの、幽霊の類だという様には受け取っていないのも興味深いです。

人間の脳というのは本当に面白いものですよね。


2023年6月19日月曜日

うんこドリル

次女の日本語の勉強が少しずつ進んでいます。

高級な事をやっているわけではないのですが、日本語の基本中の基本である漢字の学習です。どこでそのドリルを見つけてきたのかは知らないのですが「うんこドリル」が彼女の漢字学習の基本になっています。このうんこドリルのことは私も数年前から低学年の子供さんを持たれている看護師さんから伝え聞いてはいたんですが、既にシリーズで数百万部を突破しているというなかなかの人気者。

子供が一番容易に笑うツボといえば基本的にうんことおしっこです。これは鉄板。恐らく人間の失敗の原形態、というか赤ちゃんの頃から経験するうんちやおしっこの失敗の経験という「原体験としてのわかり易さ」が人間の笑いのオリジンというところから来ていると思うんですけど、そのとっつき易さが子供の心を捉えて話さないんだと思います。

最初にこのドリルを企画会議で商品として出すことを考えた人は偉いなと思ったんですが、wikiで調べてみると「作者である古屋雄作は、2003年頃からうんこ川柳というものを制作しており、ルーツはこの川柳となっている。文響社側からうんこ川柳の書籍化の話をされ、それに向けて作成をしていたが、文響社側から「ただのうんこの川柳では売れないかもしれない」とストップがかかり、うんこ川柳を使って漢字を覚えられるドリルにできないかという提案がきたという。」との記述がありました。

そういう伏線があったのかと初めて知ったわけですが、更に驚いたのはこの古屋さんというのは名古屋・東海高校出身だということでした。業界ではむしろディレクターとしての顔のほうが有名なようなんですが、全く知りませんでしたね。

何れにしても、ベッドサイドや机の上に何気に置いてあるこのドリルを見ていると、次女は日本に帰ってきた後から少しずつ少しずつ漢字学習に関して学年を進めてきているようで、今では小学5年生の所まで来ています。最初は小学二年生から始めたようですが、そもそも一年生の漢字が確かに解っていたのかどうかは怪しいものですが…。

それでもテレビや雑誌に登場する文章は帰国当時の「お笑い」レベルから、「あ、それ読めるんだ!w」程度にまでは進歩していますので、それなりの学習効果はあったのだと思えます。
上の判例を見てみると「電車の中で読んではいけない」と書かれている理由がわかるような例文集でした。笑


2023年6月18日日曜日

福山雅治の話

テレビでなにかの番組の録画を嫁さんが視ていました。

出ていたのが福山雅治。言わずと知れた長崎出身の国民的歌手・俳優です。出たドラマはどれも当たるし、ラジオのパーソナリティーとしても下ネタをはじめ、どんな話題でもかなり幅広くゲラゲラ笑える話題を持っているし(ジェットストリームは未だちょっと凄すぎた前任者の持っていた世界を超えているとは個人的には思えませんが、それも時間が解決するのかな?)、本当に今のところ穴がないですね。

何と言ってもビジュアルが良い。恐らく誰が見ても素直に「イケメン」と言えるような顔で、まあ立っているだけでお金を貰えそうなレベルになるような人物を見ても、別の文明からやってきた異星人を見ているようなもんで、自分のようなレベルの非イケメンには羨ましいとか言う感覚すら一ミリも湧き上がりません。

こういうのは互いに競っている領域に居て、頑張ればなんとか届きそうという要素があって初めて成り立つものであって、そもそも「生物としての系統」が違う領域になると、比べる事自体が行為として齟齬を生むもとになってしまいます。例えば車の比較でいうと軽トラとフェラーリを比べても同じなのはエンジン積んでタイヤが4つと言うことくらいで、比べるという事に何か意義があるのかというようなもんでしょうね。

さて、この福山くん。実は私の嫁さんと同い年で、彼が長崎工業、別名「長工」の学生。通学経路が全く重なるためにバス停でも始終見かけていたようで、当時からスラッとしたイケメンで誰もが知っている存在だったようです。やっぱり「栴檀は双葉より芳し」ということですね。

どこどこの誰が彼女だったとか、性格がどうだったとか「お前どこでそんな話聞いてきた?」と言うレベルの噂の塊のような不確かな情報をいろいろと話してくれましたが、ここは福山くんの名誉の為に根も葉も無いことをこんな所に書き込む意味は全くありません。ガーシーの二の舞は避けたいので。w

まあ、どんな有名人にも幼い頃、若い頃があっていろいろな話があるという事で!


2023年6月17日土曜日

ホンマにタバコはやめたほうが良い。頼む!

今日も病棟に行ってある患者さんのケアを行いました。

それはCOPDの末期の患者さんです。COPDというのは(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)の略称なんですが、本当に末期は診ているこっちが辛くなるような呼吸器疾患です。その殆どはタバコから来るもので、COPDの患者さんは喫煙者が本当に多い。

肺気腫という状態からCOPDへ進行していくパターンが多いのですが、少なくとも私が今まで診てきた患者さんはたった一人の女性を除いては全員喫煙者でした。しかも、この女性患者さんの御主人は喫煙者ですから、影響が及んでいない事を否定するのは難しいと思います。

ついこの前、長崎で亡くなった義理の親父さんも喫煙の影響によると思われる咽頭癌でしたが、晩年は咳も痰も多く恐らくは肺気腫にも侵されていたものと推測されます。よくオジサンやオバサンでヘビースモーカーの人が痰絡みの咳をゴホゴホしながらもまだタバコを吸っているシーンというのがありますよね。あれに近いものがありました。

今でもコンビニではスモーカーが光に集まる虫のように寄って来ますが、本来あそこに置いてある吸い殻入れは入店前に喫煙をしていた人間が最後にタバコを捨てて入店するための設備なんですが、そこで吸えると勘違いしている、若しくは知っていて吸いにくる連中の溜まり場になってますよね。しかし、最近はコンビニによっては店外での喫煙禁止を表示しているところなんかも出てきており、時代の移り変わりを感じます。

話を元に戻すと、今日も病棟のCOPD末期の患者さんに家族・親族の皆さんがたくさん集まって入れ替わりという感じでお見舞い、というより最後のお別れにやって来られていたのですが、医療者側も治療法は本当に限定的な方法しかない上に完治はしません。更に良くないのはCOPDの患者さんにとっては普通の人にとっての「ただの風邪」が肺炎から死へと繋がる病気となる事、更に少しむせたくらいの誤嚥がその日のうちに重篤化した肺炎となったりするのです。

こんな状態で滅茶苦茶にキツイ目に遭うことが数年続いた後に死んでいくのです。喫煙者の皆さん、本当に禁煙にチャレンジしてください。

お願いです!


2023年6月16日金曜日

下呂温泉に行くことになりました

今度、9月に九州の実家の親父を名古屋に呼ぶことになりました。

コロナ禍で、ここ3年ほど家族の間が「移動の制限」によって物理的面会が疎遠になっていたのは日本中同じではななかったかと思います。とりあえずのところ今はそこまでコロナが劇的には戻っていないので、来名の予定を立てられるんですがこれからどうなるかは何となく不気味です。とは言え、流行ってもまた減るというのは新型コロナのパターンなので余り気に病まなくてもいいのかな?

これって確実にジワリと増えてますよね!
さて、その親父が来るのは9月の初旬で、既にチケットも購入済み。うえの増減のグラフを見る限りでは流行の波があったとしても8月頃が山になってくれれば良いと期待したいのですが、ここ最近は10月前あたりが感染のピークになってることが多いんですよね。残念ながら…と言うことは?orz

ここは運に任せましょう。笑 本当にヤバいと判ったら中止とすれば良い訳ですし?といって去年の秋ごろを予定していた黒川温泉旅行もこういう感じで中止にしたので、何時も旅に丁度よい時期というのはアウトになりがちなんですかね。日本の夏休み中の子供を含んだ大移動がコロナを拡散させているのか良く解らんところですけれども、疫学者の皆さんは次の流行は今までで一番デカくなるなんて言う不穏なことも言って居られますが、こればかりはまだ来ていない未来ですので判りません。

さて、下呂温泉は親父が来ている時にある方から御招待頂いて急遽成立したのですが、場所は「今宵 天空に遊ぶ しょうげつ」と言う前置きとなる名前の長いお宿だそうですが、色々な人のブログや紀行文を読んでビビってしまいました。

田舎者には高価で立派な宿というのは嬉しいのですが、ビビる元になってしまいます。私自身、実はこんなに近い名古屋に住んでいながら下呂温泉という所に泊まったことは勿論、行ったこともないのです。どういうところかは何となく写真ではわかりましたが近場の観光も含めていろいろと計画を立ててみたいと思っています。

しかし、2ヶ月以上先の話。どうなっていることやら。


2023年6月15日木曜日

ハリポタを一気に観る

今まで第一話を二回ほどと、第二話に当たる部分を半分ほど観たことがありました。

そもそもハリーポッターがオリジナルとして何冊あるのかも知りませんでしたし、映画化されてどういう順番で観るのかということも知らない状態でした。とは言え世界的な大ヒット作ですので一回くらいは観ていても損はなしという感じでしたが、表立ってどこで観ればよいのか探したこともなくNetflixやAmazon primeで目につくような表示で出てくれば「タダで観ることが出来る状態」になったと言うことでしょうからそれを待っていました。

すると、最近になってNetflixの方の画面にハリポタの今までの映画がタイトルの下に番号付きで表示されるようなものに変更されている様子!?これなら何も迷うこと無く1,2,3,4,5・・・と観ていくことが出来ます。

という訳で全体が何話分あるか確かめることもなく鑑賞開始。第一話も最初から見直してきちんと全体像を把握することにしました。懐かしの顔が久々に登場しラドクリフも本当に幼い子供そのもの。ところが、第二話になるとズンと大きくなっていて、三話ではズズズーンと成長しているのが本当にびっくりレベル。

話が進むに連れて悪と善との戦いやハリーの両親のこと、悪なのか善なのか最後の最後まで分からないスネイプ先生の事などが「あ~、そういう事ね!」と言う感じで最終章に向かって一気に進んでいきました。

それにしても、映画の中に出てくる古色蒼然たる「雰囲気のある」様々な飾り付けや小道具、本当に良いですよね。wandのお店の中のセットとかどうやって準備したんどろうと最初から最後までの美術さんの仕事を見てみたい限りです。

さて、今回の鑑賞の最大の問題は何と言っても一話がそれぞれに2時間半ほどあるということで、普通の映画と比べると実質一時間分長いのです。家に帰ってきていろいろやっていると実際のところ翌日の仕事に影響を与えないレベルでの時間内に寝るためには鑑賞が2時間弱程度で毎回切れてしまいます。それでも、ほぼ毎日~と言う程度には連続して観て10日程ですべてを観終わりました。

番号は1から7まで振られていましたが、7は二分割されているので実質的には時間的に合計8話。見応えのある中身でした。それにしてもこの全体に出てくるCGの自然さには驚かされましたし、CG無しでは全く成立しない映画だなと思いました。それくらい小説を美味く映像化しているんじゃないかと推測するんですが、友人のタイ人の友達は昔「映画も観たけどやっぱり小説のほうが面白い」と言っていました。本読みにとって本とはそもそもそういうものですけどね。w

最初に出てきたホグワーツの校長先生がお亡くなりになっていたのは随分昔に知っていたのですが、実はその他にもあの場面のあの人が、この大役のあの方が…と言う感じでお亡くなりになっていたことをネット上の記事で知り衝撃を受けました。特に無表情の謎の先生「スネイプ先生」と愛すべき大男「ハグリッド」。

R.I.P.


2023年6月14日水曜日

銃を持つということ

まさに近所の自衛隊の人間が起こした事件となりました。

14日に岐阜市にある陸自の日野基本射撃場で実弾射撃訓練中に法定上、青年となったばかりの18歳!の自衛官候補生が指導にあたっていた隊員3人に小銃を発砲し、2人が死亡、1人がけがをしたとのこと。3人の階級はいずれも陸曹で、52歳の隊員が胸、25歳の隊員が脇腹を撃たれて死亡。怪我をした別の25歳の隊員は左大腿部を撃たれたということなんですが、結局犯人は射撃の順番を待っている際に合わせて4発発射したようです。

最初に25歳の隊員に1発撃つと次に52歳の隊員に向けて2発、最後に別の25歳の隊員に1発発射し、最初と2番目に撃たれた隊員が死亡したというのですが…。

逮捕されたこの馬鹿野郎は警察に「52歳の教官が狙いだった」と供述しているということです。 候補生は死亡した25歳の隊員への殺人未遂の疑いで逮捕されていますが、この隊員を銃で撃った事は認める一方で「殺害するつもりはなかった」という趣旨の供述をして殺意を否認しているとの事ですが、25歳の隊員については「自分と教官の間にいて妨げになっていたので撃った」との事。叱られたのだか何だか知りませんが、信じられないほどの大馬鹿野郎です。

そもそも今回、自衛官候補生という官位があることを初めて報道で知りました。何か給与を下げることで予算を絞る一環として導入された階級らしいのですが、元幕僚が「こんな階級は無くして元の二士?に戻さんといかん」などとコメントを出していましたがそれがどういう改善をもたらすのかイマイチ理解できませんでした。

今回の自衛隊員達、実は私の住む区の直ぐ近くにある陸上自衛隊守山駐屯地のメンバーだというのです。何時も生真面目な感じの陸自隊員達にしか見えませんが、たった一人こんな異常者が居るだけで、自衛隊という日本に必須の組織があたかも機能不全に陥ったかのように言われることがあってはならないと思うのです。

こんな銃乱射は私が大学に入った頃に山口の駐屯地で銃乱射をした人間がいましたが、この時も日本中が大騒ぎでした。実に焼く40年ぶりの同様な惨劇。防止策がいくら取られても、銃を持つ人間が居て、その人間の思考回路がおかしければこういう事件を止めることは残念ながら無理というもの。

銃を持つということは人の死をもたらすような事件を容易に起こす可能性があるということ、要するに死がもたらされる為の閾値がこんなに下がってしまうと言うことが今回の事件からも再び示されたわけです。アメリカでも以前数回こんな事件が軍の中で発生していますよね。

今回、お亡くなりになられた方は恐らく退官直前のお方とまさに人生これからの若者。亡くなられた方々と傷つかれた若者、そしてその関係者の方々の心中を思うとやりきれません。心の底より哀悼の意を表したいと思います。


2023年6月13日火曜日

治療を拒否する患者さん(後編)

=昨日からの続き=

そして翌日です。

患者さんが車椅子で入院してきました。最初に採血や画像等での検査を行ってから最終的に病棟へ入ってきたのですが、かなり重症の糖尿病。その他にも種々の血管性病変や肝障害、脳梗塞、脳出血などの既往が役満のように揃っています。

それだけではなく病像としても内的なものだけでは済まず、歩行障害も厳しくで自分でポータブル・トイレに移動することどころか立ち上がることさえ出来ません。この時点で早速リハビリのチームに病棟に来てもらって、初日からリハの計画を立ててリハを行い筋力をつけていくように設定したのですが…。

この直後から患者さんの毒舌の霧が周囲を包み始めました。

「こんなxチガイ病院に何で俺が入らんといかん!お前ら一体何様のつもりや。もういいから早くここから出せ。」と言って排尿の度に看護師さんを呼び出しては「小便させろボケ。いい加減にせいよ、お前ら。」と言っては若い看護師さん達に怒鳴りつけています。

私は看護師さんたちを一旦集めて一言「同じレベルで反応するのはあかん。患者さんが何かネガティブなこと言ってもそれを同じ目線で返したらあかんで~。」と説明。中にはずっと毒の霧を浴びせ続けられることにかなりのストレスを感じていた子も居たようですが、笑って乗りきってくれました。

そして翌日もその翌日もずっとオジサンの暴言と毒の霧の拡散は看護師さん達の心を擦り減らし続けました。私は彼女達の忍耐に感謝を示しながらも最終的に甘いジュース以外の摂取をを拒絶し、食事と水分摂取を拒み更には点滴も拒否するこのオジサンに関して息子さんと娘さん達に現況を報告して一度来院していただくことになりました。

調べたところ認知機能に大きな問題はないようですが、care takersに感謝を示せず拒薬拒食を続けるようであれば、病院に入院する理由であるべき「治療行為」(勿論リハも含む)を全拒絶することになりますので、病院に留めるべき理由も消失してしまいます。

何が彼をしてこれほどネガティブな毒を吐き続ける人と成らしめたのか。病棟の責任者としてはこの患者さんが変わる余地があるのか、それとも家族の説得も効果がないのか?明日以降にその答えが出ることになります。

人に感謝を示す事ができない人間は如何に人生において損をするのか如実に観ることが出来るような気がしてしまいます。「残念」の一言に集約して良いものやら…。


2023年6月12日月曜日

治療を拒否する患者さん(前編)

やっぱり危惧した通りになりました。入院要請の段階で私自身は強く撥ねつけたのですが…。

そもそもの発端からしてよくありませんでした。ある大きな病院からAさんという患者を受け容れて欲しいと言う要請が当院の医療連携室にもたらされました。しかし、この時点で私はその要請のことなど全く関知していませんでした。

そして次のステップで間違いが入り込みます。若手職員が勝手にその要請にYESの返答をして日付調整までしてしまったのでした。その後になって「実はこんなお願いが来ているんですけど」ということで私に依頼内容の紹介があったのですが、そのコンテンツは唖然とするもので他の幾つかの病院において強制退院を数回繰り返された種々の疾病を持つ方だと判明。

この「退院」というものの中身ですが、通常自己都合にて退院といういわゆる、病院に無断で勝手に退院してしまうとか、病院の人間といろいろなことで揉めたりした挙げ句、荷物をまとめて出ていく等という形の退院も実は全国の病院で起きないことはないのです。精神疾患の方もいれば、認知症の方も居るし、キャラ的に病院という患者さんを治療する過程で患者さんに「病院に留まって治療に専念してもらう」という行為自体に束縛を感じて出ていく人もチラホラ。まあ、そういう事に今更驚きはありません。

しかし、最初から大きな問題を起こす可能性が通常の何倍も高い様な患者さんを入院させても、多くの場合「案の定」と言う形で大きな問題を病院にもたらすだけで、治療スタッフ側が疲弊することが目に見えている様な人は多くの病院でブラックリストに載っていることがじつは多いのです。

こういう問題ある患者さんを裏でよく知っているのは役所。生活保護の担当者などはなにか問題があるとサーッと病院に飛んできて、「済みませんでした。退院で結構です」等という感じで患者さんを引き取って次の施設や病院を探すまで簡易宿泊所系列の場所に連れて帰ったりするのです。(実際にそういう人はあちこちの病院を転々としています。)

ところが、今回既に入院の方向で手続きを取ってしまったということから時計の針を止められないという理由で私の方に来た案件は「生活保護の方ではない方」でしたので、そういう役所介入にもなりません。そこで、せめて家族さんにお話を伺って患者さんの事を前もって良く知ろうと言うことになりました。

お忙しい中、御家族さんには大変申し訳なかったのですが、今回は直に御家族の方に事前に来ていただいて現在までの事情を直接伺って私の方で患者さんご自身の病気の絡んだ生活史や御家族との関係性などを徹底的に知ることとなりました。

結局、お話させていただいて良く解ったのは、この患者さんが子供さん達全員が呆れるような自暴自棄な生活を送った挙げ句、配偶者たるお母さんには酷い暴言を吐き続け接触を拒否され孤立、その上自分のもつ疾病が原因で排泄も出来ない状態なのに、それをケアする人達を罵り続けるという状況が続き、各病院から強制退院を数回受けたという次第。

そのような方が今後どうなるのかということに関して御家族の方ご自身が心を痛めておられるのが痛いほどよく分かる面会でしたが、私からはこの先は恐らくはあまり明るくない展開が待っている可能性を話しつつも、既に(私自身の判断を経ずとは言え!)転院を受けてしまった以上は入院して頂いてフォローアップに挑戦してみますというお話にはなりました。

面会して強く思ったことは子供さん方は実にごく普通の立派で常識的な社会人で、お父さんを反面教師にして育ったような感じであること。お話していても、その事は話の端々から伝わってきました。

子供さんからは「申し訳ありませんがどうぞよろしくお願いします」という事でその日の面会は終わりました。

==明日へ続く==


2023年6月11日日曜日

日本は既に教育移民大国

看護師さん達の中の外国人達の割合の増加に再度驚かされました。

特に中国人の若い子達の増加ぶりにはもう唖然です。正直みんなよく勉強できるし、なんの支障もなく日本語を習得していく子達も特に女の子を中心として「凄い」というレベルです。ところが、それだけではなく今日改めて驚いたのは、看護師やその他の労働力にこういう力が入ってくるのみならず、あの東京大学や慶応・早稲田も今では大量の中国人留学生たちが大挙して入学してきているというのですから、これは国全体で高等教育の方も中国人を中心とした外国人に押されていることのなります。

実際、こういう記事を読むと日本における22年度の外国人留学生は23万人で、そのうちの10万人が中国人と言いますから中国人の日本における奮闘ぶりは物凄いものがあります。日本の国公私立大学の総入学者数は300万弱らしいので、単純に23万人を4で割ってみても一年の入学者総数の1‐2%程度は外国人、しかもその半分は中国人、しかも上のランクの大学になるとその比率は6割以上になるらしいので、高度な教育を日本で受ける中国人はズンズン増え続けていくわけです。

おそらくですが、今後の日本の大学の中では日本に残ってハイレベルなラボを作る能力のある中国人の留学生が必ずや激増していくはずです。これはアメリカを見れば容易に判ることで、今後の日本は必ず基礎系の教室から意欲のある中国人研究者達が日本のラボで活躍することが増えてくるでしょう。

日本にとっての問題は、彼らが日本に残ってくれるか否かという点。成果が華々しければ必ずや本国との交流という形で強く中国に戻る圧がかかるででしょうし、どちらの国にもラボを作るという条件で技術や知識もともに流出していくことでしょう。アメリカにおける中国人研究者はどちらかというと本国にはもう戻らずにアメリカ人として研究を継続し、その子供さん達も戻る気などサラサラ~という感じのファミリーが多いのですが、日本では果たして彼らを日本に根づく人達として残すだけの魅力があるのか?

そしてもう一つの関心は彼らが国外で助け合う華僑のようにギルドのようなシステムを作ることで、大学の中で暗黙の利権組織を作るリスクはないのかというのがちょい心配です。私は陰謀論者ではありませんが、アメリカのグラントの審査会で中国人教授たちが多いサークルではどうしても中国人達のグラントが認められていく傾向が強いのを身近な人物から聞いて「うーむ」と唸ってしまったことがあるのです。まあ、同じことはユダヤ人が必然的に増えてしまう研究者界隈ではユダヤ系のお話も以下同文と言われていますが…。

しかしまあ、日本人の場合元のマスが少なすぎて競争も何もあったもんじゃないですけど、10倍の人口の国から押し寄せられると、すべての産業エリアにおいてそういう事になっちゃうというのも致し方ないのか、という気にもなります。

既にオーストラリアもアメリカも中国人留学生なしには大学自体が成り立たないというお話。数は力です。残念ですが。今後の日本も同じ轍を踏むこととなるのでしょう。良いか悪いかは別として既に方向性と毎年の既成事実がそうなってしまっていますから。

競争の厳しい国からやって来る良く教育を受けた人間達がテストを経て入り込んでくるのを止めることはできません。テストに何らかの制限事項を入れるような要項を入れない限りそれは無理。フェアという名前の競争をする限り、限りなく数の力には押され続けるしかないのでしょうか。


2023年6月10日土曜日

新しいMacbookを買うべきか?

Macbookに間違ってワインをかけて以来マックから遠ざかってしまっています。

そもそもWindowsにはアメリカの大学でシステムの都合上強引に使わされて以来慣れてしまっています。反対にその当時の学部学生達はかなりの割合でMacを使っていたのですが、今はどうなっているんでしょうね?

ここ数年、Apple製品が割高に見えてしまって自然とWindowsでいろいろなことを済ませてしまうということが普通になってきてしまいました。しまいました…という表現をするといやいやという感じが醸し出されてしまいますが、実際はこれもそのキーボードに慣れて、input methodにも慣らされたと言ったほうが良いかもしれません。

windowsのノートのキーピッチがマックよりも広いこと、そして標準的な変換メソッドがiOSとは異なることで、最初はかなりストレスが溜まりましたが、これも慣れてしまいました。いま基本的に家のPCは次女と嫁さんのものを除けば皆win machineです。

デジタルで絵を描いたりする次女は別として、嫁さんも私と結婚してからはほぼ一貫してApple製品を使ってきていましたので、今更windowsに移動し直す理由も無いんですが、iPhoneとの親和性の高さを考えるとやっぱりAppleのmacbook何かを使う理由は十分にあります。

しかし、RAMの容量や記憶領域のRAM容量等が「常に」windows標準より一時代分小さく遅れていてショボいのが毎度頭痛の種です。標準化からなるべく距離を取り、自分のシステムに囲い込むことでカネを稼いできたAppleですが、何兆円稼ごうとそれを使用者に還元する気はサラサラ無さそうです。(株主には常に株価という形で還元し続けていますが!)

今度の15inchのMacbook Air確かに再び格好良いのですが、20万円を出す価値があるのか。暫くしたら栄のApple storeまで行って実物を触ってくることにしようと思います。

とりあえずは今のnotebookでやりたいことのほぼ全ては出来ているんですが…。迷うところです。


2023年6月9日金曜日

リニア開通を阻止する親中派

リニア新幹線の工事が予定通り進むことはまず無理になりました。

ひとえに御存知の静岡県の川勝知事様のおかげです。ゴネるゴネる。毎度ゴールポストを動かしては残りのエリアを繋ぐ全ての知事達を怒らせていますが、とりあえず名目上は静岡県民の意思によって選ばれた男ですが、実際には最近の世論調査では静岡県民にさえ支持されていない男。実質上の県内指揮権発動状態。w

上の地図をみると角のように生えた静岡県の北の端の極一部を瞬間的に通過するわけですが、オラが庭を超高速鉄道が通るのに、オラ達には何の良いことも起きないというのがこの男のヒステリーの原因の一つのようです。静岡県内に駅を作れば「許す」らしいのですが、そうすると超高速鉄道の意味無し。そもそも高速道路二本と新幹線を通してもらってる時点で満足しとけ田舎者って感じなんですが。

反対するストーリーの中に「静岡県民の命の水」等という謎のキーワードを創り上げて、工事で掘削するトンネル工事によって1滴たりとも水を失うこと罷りならぬそうな。もうね、どこの左翼活動家と言わんばかりの発言ですが、早稲田からの彼を知る人間の発言録を読んでみると、ナルホド、こいつは毛沢東思想のシンパ。しかも、アノ習近平と同じ穴のムジナですわ。

静岡県民もヤバい男に自治を任せたもんです。恐らくも何も、これから遅れれば遅れるほど静岡県民はいろいろな形でバッシングを受けることになるでしょう。しかし、その男を選んだのはバッシングを受ける元となった男を選んだ県民の皆様。

とは言え、多くのまともな名古屋市民が糞市長の事を苦々しく思いながらも、それが選挙の投票において半数を超えないために結局まともな政策が通らないでポピュリストの言いなりになっているのと全く同じです。我々も静岡県民のことなど何も言えません。全く。

まあ、恐怖の言論封殺型専制政治などが行われている隣の赤い国なんかに比べれば100倍マシですが、それでも中華ラブ男がトップに立つ県ですからね、何か脳内に蛆が湧いていそうで不気味です。w


2023年6月8日木曜日

何を今更・・・ジャニーズ

暫く前に再びと言う感じでジャニー喜多川の創り上げた帝国の話が出てきていました。

結局、黒船とも言えるBBC特派員などによる児童虐待の報道等々のあわせ技のあとに、ジュリーという社長による謝罪会見や東山による白々しい会見などがあったようですが、文面を見る限り日本語の大辞典で文例として「御為ごかし」とはどういう意味なのかを解説することが出来る素晴らし実例だと言えるでしょう。

謝罪の内容自体も噴飯もの。

要するに上辺は如何にも主人のためを思っているような顔つきは「お為顔」、もっぱら主人のためを考えて厳しい政治を行う家臣は「お為者」。 「ごかし」は接尾語で、名詞に付いて、……のような振りをして自分の利益を図る意を表す。等とテストの回答的には詳しく説明される文章ですが、更に簡単に言えば表面上は人の為に!等と言いながら実は自分の為に立ち回っている様のことですわな。

こいつらの腹の中は飽くまでも自分の利益遵守と帝国の存続。それ以外の何者でも無いのはニュースを観た、そして報道をしている側でさえ雨が上から下に降るかのように当たり前のことです。

古くはその告発を書籍で行って芸能界から完全に消えていって、あの人は今にさえ出てこない北公次NO著書『光GENJIへ―元フォーリーブス北公次の禁断の半生記』などのように数十年前から誰もが知っていたことでした。しかし、テレビに出る少女達に絶大な人気を誇るイケメン少年達を夜も昼も食い物にしながら女郎蜘蛛ののように支配してきたクソジジイに何の抵抗もせず目を瞑ってきたのは他でもない報道する側のお前らだろうという話。

謝罪する側も、それをあたかも大事件であるかのように報道するマスゴミ側もマッチポンプのクソ野郎という想像するだに悍(おぞ)ましい話です。本当に禍々しいと言ったほうが良いレベル。実際にはアメリカのエプスタインの例の如く、本来は塀の中で一生過ごすべき人物だったというのはこれまた多くの人が思っていることでしょう。

大衆に受ける才能ある美少年を見出す能力そのものがジャニーのもつ身の毛のよだつような禍々しさの発露だったと言う事実。実際にはジャニーズの解体どころでは済まされない刑事事件なんですけどね?

まあ、今後も時間の経過を待って事件を風化させ、少女達の財布の中からお金を巻き上げ続けるのが彼らの帝国のシステムですから今後もある程度は続くのでしょう。こんな糞システムが何時の日かネットに敗れ去り、完全に潰れて解体廃棄されますように!


2023年6月7日水曜日

リッチモンドの高校卒業式で銃器による殺人

娘からニュースのリンクが送られてきました。

またアメリカのgun shotかと思ったら、私もよく知るリッチモンド近郊の高校の卒業式での銃撃事件で、ある生徒とそのstep fatherが殺されたというものでした。地元のRichmond Times DispatchのみならずCNNやNYT、BBCまで報じていました。

しかもこの襲撃が行われたのはThe Altria theaterという「元」世界最大のタバコ会社The Philip Morris、そして今ではAltriaと名前を変えた世界最大の食品企業の寄付ベースで作られた映画館を含む総合劇場です。このシアターはほぼ100年の歴史を誇るのですが、まさに白人のための総合劇場だったものが今では多くのRichmonderが普通に使う種々のイベントに使う場所です。

特に高校の卒業式などにはよく使われていて、私の次女が卒業したMaggie L. Walker Governor's Schoolの卒業式も、この劇場を使って行われたのを覚えていたので衝撃は大きく、まさに「嘘やろ!?」と言う感じでした。

実際、この劇場の位置はVCU Monroe Campusと言うところにあって、極々普通にVCUの大学生達が行き交う場所ですので、多くの大学生にこの時の銃の発射音が聞かれていて、学生たちのコメントもニュースに載せられていましたが、まさに銃器が我々の安全の為にあるのでは無く、こういった犯罪の発生に寄与しているという事が「再び」嫌というほど理解させられるインシデントでした。

アメリカの街中の高校や大学の卒業式というのは、巨大なキャパを要求されることが多く、特に高校の卒業式はある劇場や場所を時間を区切って幾つかの高校が数時間毎に入れ替わりで開催する形式が極普通です。そういう意味では普通の卒業式に起きた恐ろしい事件で、colateral damageを負った生徒が居なかっただけでも良しとすべきなどとはとてもとても言えません。殺された親子さんの事を思うと実に憎むべき銃犯罪であって、VAの暗いほうの歴史の1ページが追加されたことに深い哀しみを覚えます。(VA techでは、私がリッチモンドで学生たちを教えて居た頃に精神疾患を患う韓国系アメリカ人による銃乱射による大量殺人事件がありました。)

また、この事件の発生した場所は現在長女が住んでいる場所からもごく近傍でして、ただただ何という事をやってくれたんだという怒りが込み上げてきます。

銃器は犯罪の閾値を下げる…間違いないと思います。


2023年6月6日火曜日

のり弁の衝撃価格

今日は外の病院で仕事をしました。

いわゆるバイトと云うものですが、最近は病院から歩いて片道10分程度のところにあるベトナム料理の食材店にバインミーを買いに行くのが恒例になっています。ところが、ここのお店は基本的に「食材を売ること」がメインであって、バインミーやバインセオ、フォー等を作るのは二の次、三の次と言う感じなんですね。

という訳で、実際に行ってみてもお昼にベトナム人の奥さんがそこに居なければそもそも作って貰えないんです。ベトナム人の御主人が時には居られるんですが、そういう時は「子供を保育園に迎えに行っていて奥さん居ないです」等と言って全く自分では作らないのですから、この時も外れ。ところが、今日は昼休みに汗を掻き掻き行ってみたところ奥さんが居たにも関わらず「材料が揃っていません、出来ない~」と言われ驚愕アンド残念至極の再度の敗退。

「そうですか、仕方ないです」と残念な気持ちを伝えつつ次からは電話をして確認をしてから行けるようにと名刺を頂きました。

という訳でトボトボと病院の方へ戻りながら昼飯を掻き込む必要に迫られ眼で辺りをスキャンしていたところ右前遠くにBENTOMANが見えましたので、早速いそいそと近づいていき店内で弁当屋の実力を測るベンチマークである「のり弁」を注文しました。そして支払いをしようとして明るく「450円で~す!」と言われガーンという感じで吃驚してしまいました。心の内では自分の声が「のり弁って260円くらいと思っとった…」と言っています。w

時代が変わったんですね。ほか弁を買っていた頃の大学生時代の感覚の昔の頭で店で注文して勝手に驚いただけなのでした。因みにHotto Mottoを調べてみたら未だ380円でした。それでも、随分価格が上がったんんですね。

個人的な感覚でほぼ2倍になっていたことに衝撃を受けた今日の私でした。でも、のり弁自治はやっぱり美味しかったです。それだけは良かったです。四半世紀ぶりにのり弁を食べた今日のお昼でした。

それにしても、価格的にも平成初期は随分と遠くになってしまいました。最近の物価高の影響なんですかね?


2023年6月5日月曜日

ナチスと同じ発想とそれを擁護する名古屋のバカ市長

今、愛知県の外にお住まいのほとんどの方は御存知ないと思われますが、名古屋市で揉めている案件があります。

それは名古屋城の天守閣を木造で建て直すというものです。そもそも空襲で燃え尽きるまでは330年の歴史を誇る云々などと言いますが、戦後に名古屋市民達の寄付の力もあって鉄筋コンクリートで再建されたもの。しかしコンクリートの悲しいところというか、地震大国日本の例に違わず、老朽化により耐震基準などに全く合致しない状況になってきました。

名古屋城木造天守の復元とバリアフリー化を考える名古屋市主催の市民討論会」というところで「今の時代にマジかい?」というような発言があって、そこに出張ってきた例のメダル噛み男こと河村市長がこれまたズレた発言と行動で状況を読めずに大炎上致しました。これってローカルなニュースなのかどうか判りませんけど、少なくとも名古屋ではかなり表に出てきていました。まあ、周りに話したときの大方の反応は「またオッサン懲りずに…」というものだったのですが、こんなレベルの昭和の残滓が市政のトップというのが毎度の名古屋です。

その発言の要旨は参加していた「一部市民」というものによるもので、障害者や高齢者のためにバリアフリーの施設を城内に設置しようというアイディアに対して…

  • エレベーターも電気もない時代のものを再構築する話。何でバリアフリーが出てくるのか?どこまで図々しいのって話。我慢せえよ。
  • (差別用語)で生まれるかもしれないけど、健常者で生まれるかもしれない。それは平等なんですよ。誰がメンテナンスするの。どの税金でメンテナンス毎月するの?
これには車椅子に乗った方も当然参加されていたようなのですが、そういった方の眼前でおそらくは今時ゼッタイに使わないであろう障害者を示す三文字の差別用語(昭和生まれの私には容易に想像がつきますが)を使って上のような迷妄、視野狭窄、事実誤認としか言えないような発言をやった連中がいたという事実、そしてそれ対して拍手をした連中が一部でも居たという事実がありました。

この発言のあとに、そこに居た河村が総括して「熱いトークもありましてなかなかよかったですね。なんかやっぱりね本物を残しておきたいのよ。」と発言したという話。まさに風見鶏・糞ポピュリストの面目躍如です。

上の発言をするような人間に限って税金なんぞ大して収めておりません。確実に。お前の頭の中では車椅子に乗っている人間は仕事をして無くて、税金は払ってないことになっとるんかね?まあ、随分と不自由な視野とお脳をお持ちのようですが、障がいというのは見えるものよりも見えないもののほうが随分と問題が大きいのだと思われます。

本当に、人間は粗野であっても野卑ではありたくないもの。いつも言っていることですが、人間なんて脳血管1本、心臓の血管1本で明日なんてどうなるか誰にも判りません。根本的に最もシンプルな想像力さえ欠如した人間には、バリアフリーの恩恵は明日のお前のためにあるということが理解できんのでしょかね?

こういう意見を許す公人が我々のトップだという事に改めて強い絶望感を抱くのでした。(子宮頸癌ワクチンの名古屋スタディー隠匿犯罪だけに留まらぬ怒りの倍加です。)

そんな人間達の理想の木造名古屋城とかには俺の出す市県民税は一円も使わんで欲しいわ。何が減税名古屋だよ!このバカ共が。w


2023年6月4日日曜日

老親の介護を考えた一本の電話

見慣れぬ電話番号から電話がかかってきました。

ソフトウェアのVoIP以外の音声通話で電話というシステムを使うということ自体が極端に減ってしまった日本帰国後の私ですが、娘達の使っている通信システムに至っては完全にテキストベースで、まず音声が登場するのは「画像を見てお互いに話すときだけ」という状況に近いです。

というのは意味もない前ぶりですが、その電話を取ると出てきた相手は恐らく30代~40代前半程度と思われる女性。「はい、もしもし」と訝しみつつもその電話の相手の話を聞いてみると実家の母親のショート・ステイを世話してくれている湿雪職員の方であることが判りました。

こういう突然の電話は大体良いものである筈もありません。案の定というか、当然のように良くない話で、話をまとまると「今日御実家のお父様のところへお母様をお迎えに行ったところ、出てこられなかった。いつっもはスッと出てこられるのに。そして、今日お母様をお家に送っていった時も出てこられなかった。」というような事実があったようでした。「何時もは元気に送り迎えしてくださるのにこういう事があって心配です。」というのが今回の電話の内容。

わざわざ離れた私のところまでお電話を下さったことに心から感謝を示してお話を負えたのですが、私の心の中にはムクムクと叢雲のように心配が湧き上がってきました。

直ちに田舎の親父のLINEに音声通話。数回のコールの後に珍しく親父が出てきました。話を聞いたところでは実は親父は昔から偏頭痛持ちだったとの事。(初めて知りましたが!!!)ここ最近ずっと調子が良かったのに、今日は頭が痛くてベッドからなかなか出られなかったとの事だったのが真相だったらしいのですが、下手をするとそのまま脳出血が由来の頭痛でバタンと倒れる可能性もある訳で、全く同仕様も無くなっていた可能性も当然ありました。

何と言っても両親とも今年で85歳。何があっても全く驚くことのないような歳になってきているんおは当然のこと。基本的に母親が名古屋に来て介護施設などを使用することを拒否していますので、親を地元から引き剥がす様なことはしなかったのですが、それに引きづられているのが「俺は何処に住んでも良いよ。」と行っていた親父。母親の介護というか「見守り」で田舎から移動できません。

万一どころか百一くらいのレベルで何が起きてもおかしく無い状況ですが、親戚も皆年老いてきて居る上に若手であるいとこ達は当然近場ではあっても仕事や自分の暮らしは忙しいわけで、到底頼るわけにはいきません。

セコムその他の見守り・駆けつけサービスを初めてマジマジと読み込みました。今の時代、ここまで進んでるんだとちょっと驚きですが、まずは近々これらのサービスの一つを利用し始めないとどうしようもないなと思いました。週明けに電話相談ですね。

今度、お盆近くに親父をこちらに呼ぶ予定なのですが、その時にまた詳しい話をするしかありません。また、10月には長崎に戻って義理の親父さんの一周忌に戻る予定なので、そこで日程調整をして仕事を一週間くらい休んで宮崎の方にも足を延ばして「家仕舞い」のことなんかも考えようと思っています。

ホント、親が元気で長生きするのは嬉しい事なんですが、イザと言う瞬間が近くなってくる可能性が高まると実務自体は大変です。


2023年6月3日土曜日

土曜日の講習会と食事

今日は昼過ぎから夕方まで産業医の講習会でした。

産業医って何だい?って言う人が世間一般の皆様の殆どの人の疑問だと思うんですが、基本的には「企業において社員の健康管理やそれに関連した職場環境の安全などの維持に関連する仕事を行う医療従事者」と言う感じでしょうか。一定規模以上の企業においては必ずそういう産業医と呼ばれる医師と契約を結んでおかなければならないのですが、この仕事5年毎の資格更新があります。

その為には5年以内に指定の内容の講習を20単位取得しておかなければならないのですが、これが全くの御為ごかし。産業医の専従者の人には申し訳ないような実務ではほぼ使えんやろうなと思えるような低レベルの免許維持システムなんです、これが。

確かに其々の講義自体は、時代時代に合わせて良く練られた、かつアップデートの効いた内容を手練の先生が二時間程度にまとめて話してくださいます。ところが20単位の取得というのは基本的に20時間程度の講義と言えるんですけど、メンタル・ヘルスの講義だったり、実地の安全講習だったりとかジャンルがいろいろ分かれる中でかなり偏った中身で20単位とっても、バランスよく気をつけて取っても、取り敢えず20単位あれば良いというものなのです。形骸化も良い所で、その産業医としての実力は全く醸成されません。まさに資格維持のためだけの講義で、例えてみれば全くのパードライバーのようなものです。まあ、免許が無いよりもマシではありますが。

講義中、周りは居眠りしてるオッサンやオバサンばっかり。やっぱり日本人ていうのは居眠り多いですよね。w 国際会議に行ってもアメリカでは居眠りしている人っていうのは基本的に見当たらんかったなというのが私の在米中の印象だったのですが、日本では小さな会合でもグースカ寝てる人が実に多いですね。国会なんて言うのはその最たるもんですが、あれは一体何なんでしょうか?

ともあれ、今回の講習会は5時過ぎには終了し家族と落ち合って、今池にある今池屋で至福の夕食を頂きました。昭和感タップリのこの店で70年以上続くのは伊達ではありません。冷えた生ビールをガブガブ、ホタテの肉巻きをパクパク。お好みや焼きそばをジャージャーと焼いて胃に流し込むと至福モードです。

確か俺はダイエット中だった筈なんですが…。明日はセーブしなければ。


2023年6月2日金曜日

岸田くんやっぱりアウト

やっぱり親の質がそのまま息子に出ちゃってますね。

選挙の時は周りの対立候補と時の流れから言ってこのオジサンになるしか無いなと思っていましたが、ハーバードの講義室でたまたま我々サイエンティストのミーティングにやってきた外務大臣当時の岸田さんの話を聞いて、その上から目線の高飛車な話し方と、テレビで見る時の落差に「このオッサン嘘つきやな~」と思っていたんですが、ま、そんな事はどうでもいいとしても全く子育てが出来ていませんよね。

息子である長男の翔太郎というのを去年の10月に政務担当秘書官に任命して以来、様々なところでこの息子がやらかしているんですが、週刊誌には公私混同の極みを示すような種々の行動の一覧やハニートラップにかかって政府の内部情報を漏らしてしまった歴史などが書き出されていますが、脇が甘いと言うよりも躾のなっていない金持ちのバカ息子の見本みたいに見えますが。

経歴では慶応卒と書いてありますが、まあ、親の金と七光りの延長線上に敷かれた金色のレールに乗っかった哀れなピエロに見えます。雑草育ちのは私は金持ち息子が集まって閥を作る様な大学出身の人間はそもそもフィルターを掛けてしか見ないような野猿の毛を毟っただけの粗野な人間ですので、私の中のルサンチマン・システムがそもそも生理的に受け付けないんですが…。w

同じ総理の息子でも小泉さんの息子達はきちんと教育を受けて立派に育っているのをみると親の質の差は子供の差なんだなと改めて自戒を込めて感慨深く記事を読んでしまいます。小泉さんは変人と呼ばれていましたが、小泉さん自身が政治家の子供だったにもかかわらず、自分の思考回路できちんと「ヒト」として育てたところは人間の差だなと考えちゃいますよね。

高所得者向けの増税のみならず、こっそり仕込んだ(大手以外は)給与の上がらない物価高の招来と低所得者へのバラマキでポピュリズムに訴えてはいるものの、G7終了後も全く支持率は上がらず。今後の日本をどうしたいかという大局観の欠如は目を覆わんばかりで、その日本の絶望の中でバカ息子とその親戚は国会その他で税金使って公私混同のバカ三昧。

李下に冠を正さずという言葉を習った事がないのでしょうな。ホントに慶應卒の皆さんは政治家としては世の中をネガティブに賑わす屑ばっかですな。

金持ちの息子だから育ちも良いというのはやっぱり多くは勘違いで、単なる世間知らずの選良意識の持ち主もこんなに多いということをアメリカだけでなく日本でも見せてくれる有名人サンプルとしてはなかなか良い事例だと思いました。

まさかとは思うけど、熱りが冷めた時に政治家として戻ってこんやろうな?まあ、来るわな。それ以外コネなしでは成れるものなんて無いからな。笑

バカ息子 馘首になっても コネがある


2023年6月1日木曜日

神の領域に入った藤井七冠

LIVEで視ていました。

家に帰りついてNetflixでHarry Potterの第三話の続きを観ようと思ってスイッチを入れたところ、テレビ画面のHomeにAbemaが流してくれていた藤井六冠と渡辺名人の第五局があることが告知されていました。

これはこれは映画どころではありますまい!と言うことでソファに座ってチャンネルを合わせました。直ぐに放映を視ることが出来ました。すると画面はAI評価で藤井六冠が70%程度、渡辺名人が30%程度という評価値が出ている場面でした。ところが、それから数手を経て上のような画面へ・・・。

私は将棋の駒の動かし方を知っている程度の人間ですが、AIの評価値が上のような状態って素人目にも恐らく「ほぼ積んでいる」という状況なのではないかと感じてしまったのですが、それから間もなく渡辺名人が頭を下げ投了となって、最年少での7冠誕生、最年少での名人誕生が確定しました。(そもそも最年少でプロ入りしているところも恐ろしい人だというのは判るんですが。)

まさに歴史的な瞬間を目撃することが出来たのですが、その後のインタビューと感想戦を視ました。何というか、淡々とというよりもボソボソと言うか訥々とかつ慎重に言葉を選びながら話す様はとてもとても二十歳の青年が語る言葉とは思えないほどの凄い内容。その内面の成熟ぶりには、己の20歳の頃の糞っぷりを思い出してたたただ呆然です。

昔、将棋の試合の結果で地球の運命を決める闘いに人間代表を出すのならかなりの長い間「羽生七冠」一択でしたが、令和五年の今日は「藤井新七冠」の一択となりました。もし、残り一つの王座を奪取することになれば前人未到の八冠全制覇という将棋の生神様が誕生することになります。

これほど沢山のタイトルを保持し続けると、物凄いハード・スケジュールで一年中闘い続けることにならざるを得ないのでしょうが、若い彼ならやれると信じています。

それにしても、藤井くんの故郷の街である瀬戸はニュースで視ても商店街を中心に大変な盛り上がりでしたが、まあ当然ですよね。寂れがちな瀬戸の街が育てた神の息吹を皆が感じられて幸せですよね。^^