2023年6月22日木曜日

どこにも居場所のない女性

何時もストレスいっぱいの女性が病棟に居ます。

患者さんではなくて看護師さん。いつも患者さんの発言や行為に文句を言っていて、その文句をナースステーションでぶちまけて、更に今度は同僚に自分の病棟での仕事上の不満をブツブツとずーっと甲高い声で訴え続けているのでした。

それが随分と溜まってくるとある時点で周期的にブチ切れて今度は看護部長室に行って仕事上の不満を一気呵成にぶちまけてガスが一旦抜けるんだそうです。w

言われた看護部長の方は箇条書き風にワーッと喚いてくるこの若い看護師さんの勢いに気圧されて吃驚してただただ聞いているんだそうです。しかもこの部長さん、私にある時この事実を「あの子、何言ってるのか全然わからないのよ~」と言ってきました。要するにこの看護師さんは何時も何時も何かに向かって怒っているんですが、何を伝えたいのか解らないのです。そういう行為があったという事実だけが内容は伝わらないまま病棟の師長には伝えられます。

小さな自分の日常の世界でよくもまあこれだけ不満のネタを集める能力は大したものですが、この看護師さん何れ病院を辞めると私は思っています。そもそも前の大学病院から辞めて出てきた子なのですが、過去に関しては知りません、しかし、恐らく同じ様に前の施設でも同じような感じだったのだろうと「残念ながら」推測してしまうんですわ。だって、そんなことをいつもしている彼女しか彼女の日常からは想像できないから。

次の職場に行っても多分変わらないでしょうし、彼女の一生もカニが泡を吹くように一生なにかブツブツ言い続けるのでしょうね。もし結婚するのなら配偶者がどんな人になるのかというところまで知りたいな~という観察者としての興味も尽きないんですが、私の日常生活の中からは消えていく人でしょうから多分、可能性としては遠い未来に消息とかで聞くこともあるんでしょうか?

何はともあれ、こんな状況では何処に行っても自分の居場所は無いのではないのでしょうか。こういう反例教師を見ていると「こういう感じだと幸せは近寄ってこないんだな」という事例がよくわかります。何時も他人が悪くて自分は正しい人、なかなか怖い発想ですがその発想自体に近寄らないようにしなければならないと思うのでした。


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