2024年1月6日土曜日

看護師から患者へのViolence/Harassment

今日は残念な報告がありました。

土曜ではあるのですが、気になる患者さんが居る時は病院に行ってするべき事をするのが自分のスタイル。いつものように各病棟の気になる人を診察していって状態の変化を見ながら指示を入れていきました。

そして、最もシリアスな病状の患者さん達が集められている病棟に行ったとき、嫌な報告をその日の責任者から受けました。

実は私自身は院内の看護師の中で患者に対する暴力的傾向・性向がある人間というのを周囲の看護師達の話の中から日々集め続けています。実際に目にするような事があればその場で事実のシッポを捕まえて本人に事実の記述を報告書に記述させるとともに、柔らかいけれども絶対に許さなという事を示す様な言葉の力でその場で抑圧を掛けます。その上で、その病棟の師長に対してその人間の今後の処置を考えるように「促し」ます。この次のステップとしては虐待防止委員会でそのような案件が審議にかけられるのですが、そうなる前にそのような人間は辞表を出して逃げていくようです。

しかし、起きた案件は案件。委員会ではきちんとそのインシデントを処理し「次回」というものが来ないように対応することが非常に大切になってくる訳です。

こうやって、追い込んでいく事でその人間が刑事事件を起こす様な事態を起こす前に院内から「害悪」を排除していくように巨大な圧をかけ続ける訳ですが、こういうアクションを起こすことで本人が去って行ったことが私が取ったアクションだけで二回ありました。

さて、今回のインシデントはその問題の女性看護師が寝たきりで認知症の患者さんの頬をピシャピシャと二回張ったというもの。これを直接見ていた同日夜勤の若い看護師さんが居て、これを翌日責任者に報告して発覚したのでした。

実はこの看護師、以前から影の噂として何らかの暴力をふるっているという事を聞いていましたが、決定的な報告は正式には無かったのです。私自身もこの人物は恐らく双極性障害を持っているだろうと事あるごとに思っていたのですが、今回ついにそのやらかした瞬間が報告された訳です。

以前から新人へのパワハラも問題になっていたので、今回のインシデントを機にご本人に対する病院からのアクションが取られることになると思います。勿論患者さんの御家族にも連絡は行くでしょう。

自分の親にしないような事は他人の親であってもやってはいけない。やってはいけない事はやってはいけない。シンプルな事実です。

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