2024年1月4日木曜日

年明けの病院は嫌いです

本当に「目が回るほどの」というのはこんな感じでしょうか。

新年が始まってからの病院は年末年始に懸案となっていた患者さんのデータがドッと検査室から吐き出され、調子が悪いと言っていた全病棟の患者さん達の全ての検査と診察依頼が全病棟からやってきます。

この時点で内科医は2人居る筈なのですが、実際にはもう一人の先生は残念な人で使えません。理由は二つ。業務処理の速度が遅すぎることと、患者やナースとのコミュニケーションが取れないため患者さんからの診断に役立つ情報が引っ張り出せないのです。患者さん達からもナースからも苦情が沢山出て来ますので・・・。

そこで、この人に任せているのは実質的に一つの療養病棟の患者さん達のカルテ記入と別の内科病棟での十数人分の日常診察。それ以上任せようとするとあっと言う間にsaturateしてしまって、トンデモナイことになるのが既に判っているのでとても仕事を任せられません。

この人、実はある大学の医局からの「お願い人事」で医局から押し付けられてきた人間。私は前もって知っていたのですが、あちこちの病院で良くない噂を残している人間を病院の中にどうして引き込むのか?とボンクラ事務長に前もって問うていたのですが、このボンクラさんの私への返答は「そこをどうにか一つ宜しくお願いしますよ~!」という揉み手での依頼。笑ってしまうくらいボンクラ過ぎて全く使えません。w

怒りのあまり話が逸れましたが、実際にこういった状況で大量の依頼が一人の内科医に舞い込むという事は一日中PHSは鳴り続け、毎分の様に各病棟を小走りに渡り歩き、患者さん達を診察しながら次々に指示を出しながら、要請のあった様々な手技を患者さんに施してまわるという状況になります。

忙しいうちが花とは言いますが、一日が終わると消耗し尽くすほど忙しすぎるのは・・・です。ああ、誰か普通の医者が来んかなあ~。orz

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