周囲の看護師さんや医師達の子供さんでそれなりの年齢のお子さんを持つ方は今月、来月と続く共通テストや私立高校、私立大学の入試の事で頭の中が一杯の様です。
子供の為に家で静かに夫婦で過ごしたりするのが結構ストレス~とか、教育ママの「絶対に我が子をXXに入れたいんです!」とか、「うちの子は私と一緒で馬鹿で馬鹿でどうしようもないんで、入るところあるんでしょうか。笑」とかいろいろな発言で満ち溢れています。
それでも親子にとってのみならず、家族にとっても取りあえずは一大事。多くの人にとっては人生の岐路の一つになる瞬間と言えるでしょう。それでも、この分かれ目が最後というわけでもなくこの分かれ目を経験しなくても、もしくはこの分かれ目では一見すると失敗と思えるような状況になった人でも実際は人生の成功や幸福に至る見知筋の一つとは何の関係もないかもしれません。
歳食ってら思うんですけど、結局のところ自分の脳味噌で考え続ける、工夫をし続けるという「能力」こそが最後の成功を決定つける肝だと思う様になりました。それが大学や高校で止まってしまうような人はそれまでの人。例え学歴を得たところで幸せな瞬間というのはゲットできない可能性が高いと思います。
自分である方向に賭けて、得手に帆揚げて弛まず頑張り続ける能力を持つ人はきっと多くの場合において運命の女神がどこかでほほ笑むと私は信じています。料理人然り、運動選手然り、芸術家然り、学者然り。
そして、受験で失敗したとしても、逆に成功したとしても本当に最後に成功をつかむ人というのは学歴とは関係ないとも考えます。勿論、学問方面では大学教育などは多くの場合必要な要素の一つとはなるでしょうが、多くの仕事はそこを超えて必要になるのは人間力。
若い皆さんが、受験の結果に一喜一憂するのは良く解るんですが、そこで人生終わりじゃないという事も理解していただければな~と初老のオッサンは一人思うのでした。
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