マイナンバーカードの紐づけ問題、随分と叩かれています。
何故ここまで酷く叩かれるのか。叩くソースを見てみるとバッシングの急先鋒がゲンダイ・ネットとか、朝日新聞とかその他諸々左気味の傾向が強いいつもの皆さん。じゃあ具体的にどんな事が問題だったのかという事とその件数をササッとNHKのソースで見ていくと…、
- 「マイナ保険証に他人の情報」マイナンバーカードと一体化した健康保険証に他人の情報が登録されていたケースが、7312件。主な原因は健康保険を運営する組合による加入者情報の入力ミス
- 「コンビニで他人の証明書発行」コンビニで住民票の写しや戸籍証明書などを交付するサービスでは、別人の証明書が発行されるトラブルが14件。システム設定の誤りで住所変更が反映されず、古い証明書が発行される不具合が9件。すでに登録を抹消した印鑑登録証明書が誤って発行されるトラブルが13件。
- 「公金受取口座が別人のマイナンバーに登録」 マイナンバーにひも付けて登録することで、国の給付金などを受け取ることができる「公金受取口座」で、別の人のマイナンバーに登録されるトラブルがこれまでに15の自治体で21件。
- 「マイナポイントが他人に付与」マイナンバーカードの取得などでポイントがつく「マイナポイント」が、誤って他人に付与されたケースが121件。
などとなっています。この数をどう見るか。極めて優秀な成績だと「私は」考えます。最新の数値では7月頭の時点で既に有効累計交付数9,300万枚超。例えば仮にトラブルがザッと10,000としましょう。現時点での有効累計交付数も毎週毎週ドンドコ積み上がっています。トータル申請数は既に9,700万枚超。ざっと1億と考えて1万のトラブルは全体の10000/100000000ですから1/10000となり、%換算だと0.01%です。これを優秀と言わずしてなんというのでしょうか?
年金照会時の悲惨なトラブルのことを思えば河野さんいい仕事をさせてると思うんですけどね。今回の件に関しては公務員の皆さんはその仕事の質を誇っていいと思います。しかも最大のミスの部分は健保組合の人間による(ここは厚労省の)ミスですわな!それでも正直とりあえずはこの程度。あとは親が小さい我が子の口座を自分の講座で一括紐付けしてしまうという、如何にも「やりがち」なミス。
もちろんこれからの検証でこの手の紐づけミスはマダマダ出てくるでしょうが、どう考えても「大変良く出来ました!🌸」というレベルではありませんか?アメリカのお役所仕事のトンデモ・レベルを長く経験してきた自分からすると、よくもまあこんな短期間でこれだけの仕上げ精度で仕事をするわい、というのが正直な感想。ちょっと公務員の皆さんを見直しました。
今回のミス報道にかこつけてマイナカードを返却したりするとかいう意味不明の抗議行動をしている少数の連中が居るようですが本当に頭が悪い。w
返したところで、返したお前らは個別に識別監視対象になるだけよ。政府は何も言わんやろうけどね。君達は脱税とかも「より」しにくくなるし、今後の公的サービスの利便性からは弾き出されるけど良いの?リトアニアのようなデジタル国家はこんな事のズーーーーーーッと先を行っているけど、そろそろこういう為にする抗議は止めましょう。
これから先の残り1000万くらいになると恐らくは登録申請の速度は急速に減速する筈です。容易に想像がつくことですが、そもそも残りの人達は恐らく寝たきりで申請どころではない爺さん婆さん、登録という行為自体を理解できない人達、そして本来は登録されることをアシストされるべき人達でアシストされていない人達。写真を撮ったりする行為自体を受けられない人達、そして登録されると不味い人達等々の有象無象の人達でしょう。
それでも現場の登録は進んでいきます。アメリカでもグリーンカード無しで生きてはいけるでしょうが、ありとあらゆる「国民としての普通のサービス」が受けられません。
カード返納もどうぞご自由に、しかし貰ったポイントはちゃんと返してね~。^^
あ、そう言えば我が名古屋のポピュリスト市長たる河村センセイは案の定、マイナンバーカード批判に忙しいようです。ああ恥ずかしい。
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