我が耳を疑いました。
実は私の車の空調システムのエバポレーターと言う部分に漏れがあるせいで、この激暑時にも関わらず、なんと!エアコンが効かないのです。w
その修理費の見積もりでは20万超え!で、修理まであと2週間ほど待たないといけないのですが、その間の極一時的自衛策として当然私が出来ることは窓を開けて移動するのでした。しかし、梅雨時の今、開けると雨が…しかもジトジトになるという最悪の状況ですが、よく考えるとこれって普通に「昭和」の日常ですよね。
さて、そういう状況ですから外の音や空気の匂いがモロに入ってきます。そんな中である事に気がついたのが今朝の移動時。近所の商店街のそばを通っていた時の事でした。信号で停まった瞬間に運転席の外の桜並木の方から「ジーーー」と言う、明らかにセミと解るけど何のセミかは瞬間的には思い浮かばなかった声が聞こえてきました。
よく考えたら声の持ち主はニイニイ・ゼミ。コレはYouTubeで音声も確認して間違いないことを確かめました。しかし、ここで少し考えた事が…。
そう言えば、桜の開花は桜前線とか言うけどセミも含めて他の季節性の動植物もその年に初観測された日付って記録されとるんじゃないの?ということ。それをネットで調べてみたところ、当然のようそういう事は記録されていてきちんと名前もついており生物季節観測と言うんだそうです。
セミに関しても初鳴日などという言い方もあるようんですが、気象庁などはきちんとそのような記録を場所や高度に合わせて細かく記録されているようです。では名古屋におけるニイニイ・ゼミの初鳴きの日はというと大体亜百手6月の末から7月の半ば位が殆どのようですので、確かに早い初鳴きではあるものの歴史の記録を破るほどものではないことが判明。どんなことでも地道な記録って大事ですね。サイエンスの記録そのものです。
いやそれでも、これからの日本。この初鳴きの日付がどんどん6月の早い時期にずれ込んできたりしないよね?と言う疑問があります。
地球温暖化の一表現としての生物季節観測への影響が今後も興味深い事象となりそうです。
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