ポン酢を知らない日本人はいないと思います。
しかも、そのポン酢の大本は誰がどう言おうとミツカンだと私は思ってます。海外でさえミツカンの酢やポン酢。そして私にとっては最近ここ数年で時々気休めに飲む飲み物としての”りんごの黒酢”等があります。
酢の歴史は優に6~7千年はあるそうで、食品に味付けとして使われる事に関しては如何なる四大文明よりも古そうです。酒から出来る酢の事を考えれば当然ほとんどアルコールと同じ歴史を辿ってきたということは容易に想像がつきますがその「酢」を作る日本の、そして世界の雄と言えば日本のミツカンです。
そしてそのミツカンのお膝元はと言えば愛知県半田市。我々一般の愛知県民にとってはセントレア空港に行く途中にある街と言う感じでしょうか。(まあ、私はそもそも他所から来た人間なので愛知生まれの人間にとってはまた違う意味を持つのかも知れませんが。)
その半田にあるミツカンの博物館に行ってまいりました。実は行く途中に長男のてんかんの発作が出てしまい、助手席でてんかん発作を起こした息子を夫婦二人でじっと観察しながらの運転でした。今回は発作後もそう長く寝入ることもなく発作が収束したのですが、先ずはその前に昼ご飯を食べられるくらいの元気があるかどうか診ていたのですが、どうにも元気が良さそうでしたので、先ずはミツカン・ミュージアムの道向いにあるお寿司屋さんの併設喫茶店で軽食を摂ってから全てを始めることにしました。
予約の時間までに未だ少し余裕があったので、その後すぐに近くの國盛という酒を作る酒蔵の営む酒の博物館に直行。基本的に運転手でしたので、残念ながら試飲は無しということで残念でした。w
さて、ミツカンのミュージアムの方ですが、美しい黒塀に囲まれた建物で、本社の黒いアルミのビルとよく調和して、堀川沿いに落ち着いた雰囲気を醸し出しています。駐車して中に入ると待合室があるのですが、疲れるといけないので長男を最初から車椅子の乗せて見学開始。
直線基調の美しい博物館の入口です |
博物館を囲む木々とその屋根越しに見えるミツカン本社 |
これが色々な仕掛けに使われる320石船です。本当にでかい! |
中では最新のプロジェクション・マッピングや実物を使った説明などが多々あり、大変わかりやすい展示となっていました。案の定、暗めの展示の中で車椅子の息子はすやすやと眠ってしまいました。
すべてが終わって、最後の部屋では家族三人でポン酢のラベル作りとなるプリクラなどをした後、更にここでしか買えない種類の酢などをお土産を買い込んで半田を後にしました。しかし、行って観て触ってと十分におもしろい博物館でしたね!それにしても創業家の「中埜」をきちんとナカノと一発で読める人は恐らく半田原人だな。w
またこれからも世界のミツカンを応援していこうと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿