2023年7月4日火曜日

またmass shootingかよ!

Baltimoreでまた銃が大量の人々を傷つけました。

少なくとも2人が亡くなって、28人が銃弾を受けました。そのうち半分が救急車で運ばれ病院で治療を受け、残りは自分で病院へ行って治療を受けたと言いますが本当にボルチモアは犯罪が「普通に」起こります。

長女がJohn's Hopkinsに通っていた頃も、夜なんかは「大学周辺のメインの道筋を一本以上離れたエリアには入るな」と言われていましたが、どこが危ないところかは生徒達自身は言われなくとも十分に理解していました。

そもそもボルチモアもエリアによっては「大変危険」と呼べる場所がある訳ですが、今年に入ってさえ凡そ130人の殺人事件と300件の銃撃事件が報告されているとのこと。半年でコレですから、夏の間や年末にかけてはどれほど増えるのかという話。

以下の3つのグラフを見ていただくと解ると思いますが、酷いもんです。

ほぼヒートマップ状になっていますけど、JHUを除いたエリア以外では港の周りの極一部の超高級コンドの部分以外はほぼ全滅。South EastやWestに至っては激ヤバです。
では、それは毎年変わらないのかというと以下のように2014年から急にジャンプ。警察署員の要員でも削減されたのでしょうか?酷い悪化です。偶然でしょうが長女の卒業した年にバーンと殺人事件の数値が悪化しているのがわかります。良いのか悪いのか…。
この感じだと、年末までに下手をすると今年は300行くのではないでしょうか。
このグラフが最もガックリしてしまうものなのですが、世界に冠たる激ヤバエリアとして知られているあの南米の国々を抑えていると言う都市ですから。何だか以前のボルチモアに戻ってしまったんでしょうか。
昔はRichmondも全米の中では名だたる犯罪都市だったんですが、私ギルあいだは随分と大人しくなってきていました。というわけで最近の分を調べてみたら以下のような感じ。
何だか私が去って以来ジリジリと上がっているのが気になります!
いい感じで急低下していた殺人の件数が再上昇傾向を見せていますが、この前のような事件が繰り返されるようであればやっぱり治安事態は徐々に悪化傾向を見せているんでしょうかね。

なにはともあれ、アメリカでは銃により「アッという間に」人を殺すという状況が発生してしまいます。凶悪犯罪の敷居を下げてしまう銃など本当に全く日常生活には不要なものなのですが、あの国では全く無くならないですね。

NRAがある限りアメリカから銃は無くならないでしょう。絶対に。

ボルチモアの治安が再び回復傾向を見せるには間違いなくオフィサーの数を今の2100から相当数増やすしか無いでしょう。しかし、そんな金ボルチモアの何処にある?


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