2022年12月31日土曜日
年末感のない年越し
2022年12月30日金曜日
年末の挨拶を看護師さん達へ
2022年12月29日木曜日
年末の連続当直 orz
2022年12月28日水曜日
経歴詐称はアメリカでも
- NY市大のバルーク校卒業というが記録は無い。
- シティグループ、ゴールドマン・サックスで働いていたというが歴はない。
- そして最後は母方にユダヤ人の背景があるということでユダヤ系と言っていたらしいのですが、実際はJewishではなくてJew-ishだと言ったとのこと。
2022年12月27日火曜日
オッサンはイロイロ忙しくて楽しい
2022年12月26日月曜日
杉田水脈という病気
2022年12月25日日曜日
長女からのメッセージ
2022年12月24日土曜日
何もこんな日に…ホンマですか?
2022年12月23日金曜日
なんと本日で5000回目の投稿
2022年12月22日木曜日
爺さん、もう辞めてくれ
2022年12月21日水曜日
良いお医者さんと思われたければ?
2022年12月20日火曜日
Twitterの混乱
たまたまでしたが参加できました。
イーロン・マスクの放った投票用の質問「Should I step down as head of Twitter? I will abide by the results of this poll.」に応えて投票。
そもそも、なぜこれに築いたかというとネット上のニュースで「今、マスクが”自分はtwitterのCEOを降りるべきか否か”ってアンケートで聞いてるよ~」というのを見たためでした。もしかしてもう終わったかもと思いつつTwitterを立ち上げ投票用のボードに入ってみると、あと1時間半というところまで来ていて「おー、ギリギリで投票できる!」と言う感じで上の質問に回答。
翌日結果を見てみると…見事に影響を与えてしまいました。Yes組として!w
まあ、こういうpollをとったところで決してその通りにはならんだろうし、何らかの細かな言い訳、例えばbotが大量に投票した!とか言い訳をしてstep downは回避するだろうと思っていたら、まさにその言い訳ドンピシャリで、他のインフルエンサーから「やあマスク。あんたはディープステートに敵って思われてるから、こんな投票を実施するのは賢くないよ。ディープ・ステートはTwitterで最大のBOT軍団を組織してる。ディープステートには30~40のアカウントを持ってる10万人の『アナリスト』がいて、彼らが反対票を投じてるんだよ」なんて言う出ました陰謀論!的な発言に「興味深い」系の反応をしていたのが大笑いでした。2022年12月19日月曜日
どんな巨大組織でも潰れる
昭和、平成、令和と多くの巨大企業が消えてきました。
勿論多くの巨大企業も誕生してきているわけですが、東証一部でその勇名を轟かせていた企業も今ではその姿をwikipediaの記述やYoutube等でしか見られなくなってしまったものも沢山あります。
ちょっと思い出すだけでも、私の世代にとっては北海道拓殖銀行、山一證券、山水電気、レナウンなどありますし、吸収されて子会社になって表舞台から消えた三洋電機等も多々あります。そういった会社は数多くの人から倒産しちゃった?という風に思われている会社も。まあ、実際のところ昭和から平成にかけて権勢を振るっていた会社の中で今では青息吐息のところなんてザラにありますし。
東芝なんかもタコが自分の脚を切りながらなんとか生き延びようともがいているレベルですが、「来週のサザエさんは~」というナレーションから消えていった東芝のスポンサーシップは実は東芝解体の晩鐘の一発目だったのかもしれません。(実際はwesting houseの買収案件からボロボロだったような気もしますが。)
今は「一見すると」絶好調に見える会社が10年後、20年後に生き延びていると誰が言えるのでしょうか?私はTOYOTAでさえも実際には人材選択を誤ればその巨体が傾きかねないとも思っています。自動車産業なんて言うのはこれからの進路を少しでも間違えれば地雷だらけの世界の最たるものだと思えます。そこで今のモリゾー社長が息子さんをwoven cityの経営経由で継がせようとしているという世間のお話があちこちから聴こえてくるのですが、HONDAの宗一郎さんはその点偉かった!絶対に私的な血を公器たる会社には入れなかった。
しかし、そのHONDAのでさえ、以前居た伊東孝紳さんという人の創造性とは縁のない「経営」に注力した人の手が入った部分の負の遺産で今も苦しんでいるのは恐らく内側にいる人なら多くの人が実感しているのではないでしょうか。
「世襲」は特に多くの危険な因子を孕んだものだと思います。一族の運命を初代、中興と継いでいくのは一族の資産を守るのには良いことなのでしょうが、その中でその規模が大きくなった会社を運営する能力が不足するものがその会社を継いだら?という例は歴史上枚挙に暇がありません。それは別に会社と言う形態に限らずともですが。
かくも困難な後継者選び。おべっかで擦り寄ってくる太鼓持ちを駆除し、能力の足り無い血族を断腸であろうとなかろうと冷静に振り落とし、自分の思考力が正常なうちに次代に譲る。これからも無数の組織がその成功と失敗を経験し、その選択に付き従ってくる多くの社員達の悲喜交交を生み出すのでしょう。
カイシャというものに入るのではなく、これをやりたい!と言うことをやり続けることこそが後悔の最も少ない人生ではないでしょうか。
2022年12月18日日曜日
日本と電気自動車の限界
同じマンションに住んでいるある方が車庫に私が車を停めた時に同じように帰ってきて別の場所に見慣れないけれど知っている大型車を停めました。
メルセデスの最新電動車EQSでした。乗っている別のメルセデスの車検用の代車ということで2日ほど乗っているとのことでしたが、その方の批判は超辛口。ちょっと書けない感じでけなされておりました。
実車は大変ドでかいものでした。実サイズは「5225×1925×1520mm」で、普通の立体駐車場では入庫無理目です。航続距離は「カタログ上は」700キロあるそうですが、実際はそうもいきますまい。定価のタグは1578万で、実際に購入してちょこちょことモノをくっつけていくと2000万弱の車となるとのことでした。
この方の話では「確かに速いんだけど、内装に2000万円感がゼロ。ちゃちな内装です。どうです乗ってみませんか?」と言われたのですが、走らせて万一の事があったらいけないので車の内装と座り心地だけ体験させてもらいました。
座り心地はまあ普通でしたが、フロント・パネルのところは端から端まで全部スクリーン(56inch)という感じで、如何にも電気自動車。しかし、何だか高級感は感じなかったんですよね。私の根っからの貧乏人育ちの感覚がその高級感を寄せ付けなかった可能性が大ですが!w
気になる充電の能力ですが、以下のような感じ。ただし急速充電では…です。
50kW:10%→80%まで110分。30分間での充電量(10%から開始)は29%
90kW:10%→80%まで55分。30分間での充電量(10%から開始)は47%
150kW:10%→80%まで48分。30分間での充電量(10%から開始)は59%
問題は普通充電ではということなんですが、車内を見せてくれた方がメルセデスに聞いた話だと「非」急速充電だと十数時間かかるということで、まあこんな高級車を買うような人達は確実に急速充電システムを家にも設置してこの車を使うでしょうから問題ないんでしょうね。ただし、高速道路やモールの充電設備も最近は車の渋滞が出始めてますよね。
電子的な運転支援装備はまさにてんこ盛り状態で、今現在の技術で考えられる事で実現可能なものはセンサー満載で全部詰め込んでみました!と言う感じです。
と、ここまで書いて実際の所一番の問題なのは充電にまつわる諸々の隠れた問題。この大容量バッテリーは10%ものコバルトを使っているということ!これは高くなるのもうなずけます。更にこのような急速充電設備が日本中にセットアップされると何が起こるか?ということですが、これに関する議論の結論は発電所の大増設となります。火力というCO2を大量に出さないシステムだと当然のごとく原子力しか「現在の人類のテクノロジーでは」選択肢はありません。
となると、電気自動車が原子自動車と呼ばれるのも頷ける話になってしまう訳です。
何れにしても、電気自動車とガソリン自動車が並行して作られない限り近未来にっ電気だけにするなんてことはいろいろなところで歪みが出るのは誰にとっても丸わかりですな。
2022年12月17日土曜日
試合と審判
ワールドカップ・サッカーもいよいよ3位決定戦まで終了。
モロッコとクロアチアという我々チーム日本の手が届きそうな、しかしなかなか届かない所にいる相手が三位を争う形で結局クロアチアが2-1で勝利しましたが、この試合も「ちゃうやろ!」と言いたくなるようなレフェリングが見られ、しかもそれが試合を決めた感がありました。
この試合に限らず審判が試合の中で目立ちすぎる試合っていうのは基本的にレフェリングに問題がある試合ばかり。いつもの悪名高き「中東の笛」というような形では出てきませんでしたが、各大陸から出てきているはずの国際審判員の中には明らかに下手やなと思える疑惑のクオリティを見せた審判が何人か居ましたよね。
特に大問題なのはPKと思われた場面でYES/NOの判断を間違えたり、ガン無視したりと言うのが大きすぎた試合が幾つもありました。FIFAはもっとレベルの高い審判員を「各大陸から」集められるようにしておかないと南米の審判員なんかには?と言う人もいたような…。今日の三位決定戦では「アブドゥルラフマン・アル・ジャシム」と言う人は調べてみるとカタールでは最優秀の審判員とのことでしたが、モロッコのようなアフリカ勢の試合では地政学的に微妙な国の審判は出さないほうが良いよなと改めて思った次第です。
バスケやバレー、ラグビーその他のスポーツでもこれほどまでに審判の質が問われ、問題の中心になる競技はないのではないでしょうかね。野球はファンの熱さで時に揉めはしますが、サッカーの審判ほどはケチョンケチョンには言われないような?
そもそも、フィールド上でシミュレーションでアピールする派手さ、嘘くささがもっとも派手なのがサッカーだからというのもその有るような気がしますね。それで上手くいけば逆に相手が激怒するし、シミュレーションでない本当の被害でPKやレッドカードを取らればければそれでも激怒されるし。審判が目立たなければ試合がまずは滞りなく運ばれたわけなんですが、それはそれで影のようなものだし…サッカーの審判は余り報われないスポーツですね。
というか、審判ていうのはどんなスポーツでも目立たないのがベストなんでしょうか?難しいもんです。100年経たずにAIを搭載したアンドロイド審判がフィールド上を走り回っているような気もしますが。
2022年12月16日金曜日
極小規模忘年会
病院の若手二人と忘年会をしました。(看護職ではない若手達)
勿論、私が手出しで飲み食いと言うのは当然なのですが、彼等の悩みを聞いてあげてそれを吸い上げて来年に向けて気持ちを整理してあげるというステップでもあります。
藤が丘のあるお店に集まりビールで乾杯したあとにいろいろと美味しいものを食べながら病院内の今年の種々の出来事に関して「令和4年談義」に花が咲きました。私が知らない色々な院内の噂話や事実として彼等が知っている裏の取れている話などを聞いていると、トップの人間の質が病院の質を作り上げるんだなっていうのがよく分かる話ばかりでした。
出来る人の仕事、出来ない人の仕事。今年一年のそういう人達の仕事の仕上がり具合を見ていると、それぞれの人間が持つ「器」や「適性」というものが丸わかりで、勉強しない人、学ばない人はどんなポジションであろうと成長しないんだな~って改めて思いました。どんな歳になっても勉強しない人は進歩しないどころかズルズルとその場所から落ちていくんですよね。医師という職業なんかもそういう仕事の中でも典型的な仕事の一つですけどね。
河岸を変えて今度は焼き鳥屋でまた飲み食い。一軒目では魚や酒をいろいろと愉しみましたが、ここでは長々と焼き鳥とチューハイで粘り続けました。一軒目以上にリラックスした雰囲気でカウンター越しに話しかけてくる店長や娘と同じくらいの歳のバイトの女の子達と、これまたいろいろな話が盛り上がりました。
かなり飲み食いしたあと店長に見送られて路上に出たのですが、本当に体の芯から凍えるような寒い夜でした。二人の若手と別れて凍てつく空気の中を家まで歩いて帰る途中、ホームレスの人々が暖をとれる場所に避難できていればいいなと思った夜でした。
2022年12月15日木曜日
日本で看護師になる外国人の問題
文化や言葉の壁は高いものです。
私の勤める病院でもはじめは看護補助の人達から、そして今では外国からやってきて日本の看護師国家試験を見事にパスして看護師として仕事をしている人達がズンズン増えています。
これは大変主観的な見方なのですが、ヘルパーとして来日しているフィリピンやブラジルの人達は基本的に試験を受けようとしないし、ほぼ勉強しようともしません。しかし中国から来ている若い人達は全く違います。男性も女性も物凄くよく勉強してアッという間に国家試験を通過していく人達がたくさんいて驚きます。賢い子も間違いなく多い。
昨年も数人、今年も数人と言う感じで後ろにもまだまだ控えとして来年受験する若い子達がいます。ノートを見せてもらう機会がありましたが、日本語と中国語で大量に書き込みを行って勉強をし、模擬試験を淡々と受けているのを見ると「通らない訳がない」と思ってしまうレベルの勉強量です。
以前から外国人とはいってもそもそも日本で生まれて国籍だけは在日韓国人とか言う看護師さん達はいくらでもいましたが、最近は恐ろしいスピードで中国人の人達が国試に受かっているのを見るとそのうち10%くらいは普通に中国の子達が病院内の正看になるのではないかと想像してしまうのです。もしこのままのペースが続けば若手を中心にそういった日が来るのは恐らく「確実」かと思われます。
数は力です。そのうち次から次へと友だちを呼んで一大勢力になるのかも?日本国内で結婚したりするような子供達も出てくることでしょう。
さて、では現場ではどうかというのが次の問題なのですが、やはり言葉の壁は厚い!我々日本人がアメリカで何の問題もなく日常生活を送るというのとは違うレベルの問題が「医療現場」では発生します。
一つは純粋に患者さん達の方言や老人の発語が聞き取れない、理解できないというもの。もう一つは日本語が苦手で「テストの成績は良いのだけれど」臨床の現場では専門職同士の会話が通じないレベルの人が少なからずいるということ。後者の問題は、勉強する意欲が強い人であれば一年もしないうちになんとかかんとか形はついてくるのですが、前者の老いた患者さんやおかしな事を言う患者さん達の言う事まで理解しようとすると実務上かなりのネイティブとしての日本語力が必要なのです。
この壁を超えるのは少なくとも数年はかかる事が普通ですから、その間は周りの日本人スタッフがサポートをしてあげる事になるのですが、これが想像以上に大変。これが毎年毎年続くのですから、スタッフの中には文句を言い始める人も当然います。しかしそれもおそらくは時間が解決してくれることでしょう。
しかし、これからの日本の少子高齢化社会のことを考えると少なくとも外国人労働力の医療現場への流入はこれから数十年は続くものと思われます。(他のエリアではとっくに外国人が一大勢力ですが!)良いか悪いかではなくて必然。努力を惜しまない賢い人間なら資格試験には通ります。文句を言っても始まりません。
もしかしたら将来、私のお尻を拭いてくれるのも彼等、彼女等になるのかもしれないですよね。
2022年12月14日水曜日
老々介護の行き着く先は
年金目当てにミイラ化した両親や夫の死を役所に届けずに部屋の一室でそのまま放置しているというような事件が日本で多発しています。
生きていく上で困り果てた挙げ句という訳でもなく、書類上は「生きている事」にすれば何時まででも年金を受け取れるのですから悪質そのものです。しかしながら犯罪レベルとしては猿知恵クラス。いつかは露見してアウトとなる日が来るわけですが、例えば己が死んでしまえば類縁が誰もいないような人間にしてみれば、アウトとなるまでに死んでしまえば良いわけですから確信犯にしてみればやるだけとことんやってしまえという「無敵状態」になってしまうのでしょう。
他にも実際に90台の親御さんをあちこちの病院に入院させては「何が何でも生かしておいてください」とお願いする子供さんもおりますが、無理なものは無理。そんな人に心臓マッサージをして肋骨を全部折って人間の尊厳を踏みにじるような事は出来ません。
先日もバイト先の訪問診療で90代半ばのお婆さんの面倒を看ておられる軽度知的障害のある60台の男性の御家庭があり、ベッドからの転倒による大腿骨頭の骨折発生後、転がり落ちるように家庭での介護困難となった例がありましたが、同じようなことは日本中で毎日起きています。
しかし、親が90台、子が60代なんて言うのは介護の世界では普通に起きていて、老々も極まる状況があちこちで日常になっているのです。結局は悲惨な状況に陥る前にケースワーカーや他の医療従事者達が手を差し伸べて入院から施設への移送という形が一般的ですが、実はこの時点で「拒否」される方もいるのです。理由は解らないんですが、実際にこういう事はあって、家庭の中は客観的に見て「崩壊」しているとしか思えない状況で親の死までドロドロに突っ走っていくのです。
それでも訪問看護師さんの訪問や介入を許してくれれば良いのですが、そうでなければダメージは更に拡がります。
助けようとする手を払い除ける老いた親子に無力感を感じはするのですが、何も言わず荒んだ部屋で覚悟を決めて突っ込んでいく様はその汚れ具合とは反対に何だか一種「特攻隊」のような強烈な印象を受けるのでした。
こういう状況で老いた子供のほうが倒れないという保証はどこにもありません。連絡のない状態の発生、例えば先に循環器疾患のある息子が倒れて、寝たきりのお婆ちゃんがそのまま衰弱死というようなことがないわけではないのです。二人を載せた列車が「おだやかな死」という駅まで正しく突入していく短い時間が凸凹でないことを祈るばかりです。
2022年12月13日火曜日
夢の時代が少しずつ近づいている
第二次世界大戦後に始まった「理論上」の、そして長い間「夢」として語られてはきたものの21世紀に入ってもまだまだ50年は実現化しないでしょう!と言われた技術に関してここ数年間で世界各国で次々に大きなブレークスルーが続いているように思います。
それは言うまでもなく核融合発電の世界。磁場閉じ込めのトカマク、ヘリカル、そして慣性閉じ込めのレーザー等3つの主要な方式がそれぞれ大金をつぎ込みながら覇を競い合っているようです。
我々外野のド素人たる烏合の衆には易しくかみ砕かれたわかりやすい解説のみが継続的に漏れてきます。残念ながらそういう楽観的な予想でさえまだまだ解決しなければならない大問題だけでも大量にあるとは言ってますが、それでも各種方式の各分野でそれぞれに進歩がニュースとして流れて来るのが毎度ワクワクさせられます。最近は民間からも大量の資金が流れ込んできていてそれに加速がついているような感じ。
文科省の説明によると核融合発電の為の乗り越えていくべき3つの段階があるようでして、以下のように説明されています。
核融合エネルギーの実現に向けては、研究開発の段階を大きく三段階に分けて、それぞれの目標に向けた研究開発を実施しています。第二段階は科学的・技術的実現性の確立を目指す段階です。具体的には、核融合プラズマが加熱を止めても核融合エネルギーにより持続する状態(「自己点火条件」という。)の達成と核融合プラズマの長時間維持に道筋を付けることをはじめ、核融合実験炉の建設を通した炉工学技術の発展、エネルギー源である核融合中性子に耐えうる材料の開発、核融合エネルギーから熱を取り出す技術等、多くの達成すべき課題があります。現在取り組んでいる段階がこの段階です。
アメリカのニュースでは遂にこの第一段階がレーザー核融合方式で達成されたようで、以前から第1段階で臨界プラズマ条件は達成していたトカマク方式に並んで遂に2つ目の方式で次の段階に突入したようです。
投入したエネルギーよりも大きなエネルギーを産むということで、ニュースでは「ローレンス・リバモア国立研究所は5日未明、凍った水素を入れた小型の筒に192台の巨大レーザーを照射し、筒の内側で起こる核融合爆発によって水素をヘリウムにする実験に成功しました。 投入した元のエネルギー量の1.54倍となる、3.15メガジュールのエネルギーを生成しました。」とのこと。
投入したエネルギーより出てきたエネルギーが大きいという単純な事実が世界を駆け巡ったのは当然です。あとはこれを安定的に、しかも大きなサイズで出し続けることが大事な訳ですがまだまだこれから競争が続くことで、金と人材(知性)が集まり続ければ世界が我も我もと次の成果を出してくることでしょう。その2つが集まってくるところには必ず何らかのブレーク・スルーが発生しますので、恐らくこれからの10年はびっくりするようなことが起きるんじゃないかと期待してます。
私が死んだ直後くらいには商用炉として永続的に輝く地上の太陽が発生し、子孫達がエネルギー問題や二酸化炭素の問題をもとにした地球温暖化の世界から遠ざかる日が来ることを心の底から願うのでした。
2022年12月12日月曜日
深夜食堂・新シリーズ
「ずっと前から大好きでした」とか言うと、なんか別の事を考えてしまいますが。
Netflixで新シリーズの深夜食堂が始まっていることに気づきました。実際の所、深夜に美味いものをチョコっとマスターが作って、それを囲みの客達が食べながら進んでいく人情噺にいつも画面に見入ってしまいます。
こんな店があるといいな、こんな店の常連になりたいなと思わせるような大人のドラマで、小林薫の演技に何時も惚れ惚れしてしまいます。
そういえば、主題歌「おもひで」を歌われていた鈴木常吉さんが2年前にお亡くなりになっていたことをふと思い出しました。今でも、何度聞いても沁み沁みと心の中を潤してくれます。普通はドラマを連続で観る時には毎話の冒頭に繰り返される主題歌をスキップするのが普通なんですが、このドラマに限ってはそれをするボタンを指が押すのを躊躇わせます。
今回Netflixで見ることが出来た追加分の話も沢山ありましたが、やっぱりいい話ばかりでした。私はいつも思うんですが、深夜食堂を視て話の内容に共感できる人間とだけ酒を飲みたいなと思うのです。逆に言うと、この話を見て心が動かされない人達っていうのはなんとなく自分にとっては「反りの合わない人」なんだろうなと思ってしまうのでした。
話の流れや食べ物が彩りを添えている様子は池波正太郎の時代劇やその周辺ストーリーにそっくりだと感じます。
早く次のシリーズ出ないかな?と考えているのは私だけでなく日本中に沢山いると確信していますが、映画化されたものも含めてNetflixは全ての深夜食堂を確実に何時でも視聴できるような状態にしておいて欲しいなと思うのでした。
2022年12月11日日曜日
次女のアトリエ使用で気になること
次女が頻繁に借りた部屋(=アトリエ)に行って作品をいろいろと仕上げています。
この前「超こっそり」と合鍵で部屋に入っていった所、彼女がちょうど作業を終えて部屋から出るところだったようで、私がこっそりと古式床しい「FUKI」の鍵をそれこそゆっくりと回して入っていった所「心臓が停まるかと思った!!!」と言って文字通り胸に手を当てて言葉を失っていました。w
どうやら幽霊が入ってきたのではないか?変な人が入ってきたのではないか?と思って、ガチャリとしかしゆっくりと回る鍵の内側のノブを見つめながら半分パニックになりかけていたようです。まあ、入ってきたのは実のオヤジだったわけですが。
ところで、入って直ぐに気づいたことがありました。それは猛烈に臭い油絵のうすめ液?の匂い。調べてみるとペトロールやテレピン等があるんだそうですが、そのクサイ臭いが部屋中に充満しているのでした。あんまりこういう事は言わないのですが娘に思わず言ってしまったのは「絶対体に悪いから換気扇つけるか窓を開けといてくれ」と。
あんな空気の中で長時間作業を続けるのが体に良い訳無いよな~と心のなかでボヤきながら、あまり強くは言えないのでした。
何でなんでしょうね?メチャクチャ心配だから物凄く言いたいのですが、何か言えないこの感覚…娘のオヤジって言うのはこんなもんなんでしょうか。長女にはスカッと言えるし、どちらかというと理屈で話し合えるのですが、次女とはどうも。
お父さんとしては取り敢えずは次女が元気で淡々と仕事を続けてくれればそれで良いんですけれどもね。
それにしても娘のアトリエに入って驚いたのは大きな作品がドカンと二枚同時進行していたことでした。その作画を見て「おお、頑張っとる!やるじゃん!」と感じたのは100%親ばかの為せる技なんでしょうが。
2022年12月10日土曜日
ふるさと納税追い込みの季節
そろそろ年末になってきました。
岸田政権になってから起きた事と言えば閣僚のスキャンダルと増税の話ばかり。何だかこの国の今の停滞と混乱の状況が政治にもっとも端的に表現型として出てきているように思えます。経済も落ち込んでいるのはこれまた制度の疲弊とそれを変えようとせずに前例に倣い続けるバカボン経営者の為せる技。それも仕方ないと言えばそれまでですが、国やシステムの衰弱というのは色々な流れから起きてくる人間の質の衰弱からやってくるのが良く解ります。
さて、そんな事とは全く別に税金と言えば毎年のふるさと納税の返礼品選びの季節になりました。毎月のようにトイレットペーパーを注文して、ちょこっとだけキャンプ用品を注文したりする以外には三ヶ月に一回くらい送られてくる綾鷹の24パックケースが届くくらいです。
現時点で残りの分のふるさと納税を頭の中で概算してみるとまだ納税の天井に届くまでに幾らかそれなりのものをオーダーできる額が残っています。という訳で今回は日本に帰ってきている次女のベッドとマットレスを揃えてあげることを考えました。
いろいろと探してみると島根県の邑南町(おおなんちょうと読むのだそうですが、むらなみちょうと誤読してしまいました。)という所が何とも快適そうでシンプルな檜のすのこベッドを作っているようですので先ずベッドフレームをここで頼み、次にマットレスをirisオオヤマのある宮城県大河原町と言うかたちで組みわせて発注をかけることにしました。
本当は名古屋自体からバーミキュラを筆頭に様々な美味いものその他の品々が出ているのですが、その自治体自体に住んでいる我々はこれらを手に入れることは出来ません。
政府が考えた政策としては「庶民にとっては」出色の成功作であるふるさと納税も菅義偉さんが総理になる前に導入して野田ブー子が改悪してくれましたけれども、政府の人間にしてみれば官庁の言いなりになるだけですから、オバチャン的には仕方なかったのかな?等と言ってみたりします。
さてさて、今年も残りの額は出身地の自治体のために宮崎や長崎などからのちょっとした食べ物類で満たすことにしますか。
2022年12月9日金曜日
いまどき何を言ってるんだ?
何を言っとる?と言うレベルの話ですが、性犯罪を犯した教員の性犯罪歴を取得することが可能になる法律の検討に入ったとのこと。
ニュースによれば「政府は、学校や保育所で働く人が過去に性犯罪やわいせつ行為をしていないと確認する仕組みを法制化する検討に入った。早ければ2024年の通常国会に法案を提出する。教員や保育士になろうとする人に対して、問題となる履歴がないことを示す証明書の提出を求めることなどが想定される。わいせつ行為から子どもを守る制度の実効性を担保するには、法制化が必要と判断した。」
等と寝ぼけたことが書かれていますが、今更かよ?というのが正直な感想。一旦この手の犯罪を犯した輩はかなりの確率でまたやらかすのです。性犯罪の再犯率は性犯罪と言う行為に限って言えば約1割らしいのですが、その他の犯罪も併せてカウントすると、性犯罪者の「犯罪」の再犯率はぐっと上がります。
そんな人間の教員再就職の拒否が人権問題と絡めて議論されていますが、そもそもこの手の人間のビョーキは治りません!と言うのが私の個人的な認識。アメリカに居た頃はそういった人間、特に性犯罪に関わった人間をがっちり名前と住所と顔と犯歴が出ています。マップもキッチリ見ることが出来て、自分の子供達が小さかった頃は自分の家の周りにそんな人間が居ないことを確認したものです。
子供に性的な行為を云々等という悍(おぞ)ましい連中が子供を教えると言うのは例えてみれば「羊飼い役が狼」という有り得ない世界。徹底的に排除して子供の傍に近づけさせないことが肝要だと思います。万一、こういった教師が雇用されて万一犯罪行為を犯したら、雇用に関与した教育委員会の人間全員連帯で馘首にするのと同時に民事損害賠償の金銭負担を糖分で払わせるというのはどうでしょうか?教育委員会も雇用に慎重にならざるをえないですよね!
この手の方々は子供達とは縁のない世界でしっかりと頑張っていただきましょう。人権人権と言うのなら先ずは子供達の人権、そしてその親御さん達の人権。最後に犯罪者の人権です。
おまけですが、今日ニュースをみていてグルーミング罪というのが有るのを初めて知りました。
2022年12月8日木曜日
眼の手術を受けた!
駐車場のパレットの中でも地下から迫(せ)り出してくる台(パレット)には何故か理由は解らないんですがコの字型の金属の仕切りが付いています。
考え事をしていた時に、自分の車に近づこうとしたところ何時もは地下に停めてある隣の車のパレットのそのメタルの金具に「ガツーン」と衝突。ちょうど私のおでこの辺りにその細いフレームが当たる位置にあって、それが見事にヒット。火花が出ました。
実はその一週間ほど前にもおでこではないものの、頭頂部付近を同じバーでヒットし暫くの間ふらついた覚えがあります。いわゆるconcussionという奴で、下手すると脳内でなにかあったのかと思えるほどでしたが脳内に血腫などが有って頭蓋内圧の上昇が有れば乳頭浮腫と言う状況で目の内部の観察でそういう病状を指摘することが出来ます。
というわけで、CTなどを行う前に眼の健康診断も兼ねてということで、私の勤める病院の眼科の先生に私の眼の診察をしていただいたところ…「右の網膜に裂孔がありますね~」との御宣託。「そんなに新しいものではないと思いますけど?」との事でした。
おいおい聞いてないよ!とは思いましたが、視覚異常などは特にあるわけでも無かったのでかれいもくわわったのかなあ?くらいに考えながら更なる精密検査をするために近くの評判の良い眼科医院に診療情報提供書を書いて頂きました。
真新しいその病院に行って問診票を埋めた後、眼圧や視力などの種々の検査をした後に散瞳のために点眼され、30分弱待った後に更に追加の検査で網膜などの状況を調べられました。
その後暫く他の患者さん達が終了するのを待って私の番。この時点で既に5時半過ぎだったのですが、先生もきちんと診察してくださいます。かなりいろいろな説明を受けた後「今の時点で絶対的な適応では無いけれど、これからの加齢とか今後の剥離の可能性を考えるとやっても良いかなって言うくらいです」とのことで、いわゆるレーザー照射を行うにしてもグレーゾーンっぽい回答でしたが、いろいろ話をした挙げ句、先生が「じゃあこの後やりましょうか?」と言う話になったので、素直に従うことにしました。
内心「オペって何時するのかな?また日付決めて出てくるんやろな」くらいに思っていましたので、正直「エッ?」と言う感じだったのですが、「5分くらいですかね。長くても10分です。」と言われたので、逆に驚いた次第でした。やはり他の科の事は何も知りません。特に眼科と産婦人科は私にとっては謎多き世界です。
さて、レーザーの照射によってその薄くなっている可能性のある部位の周囲をリング状に撃つわけですが、眼球にキシロカイン軟膏のようなものを塗られたあと、眼になにか筒状のレンズのようなものを圧着されました。そのうえでレーザーのマシンを私の目に向けてジーッと観察した後ときおりおもむろにビシッ、ビシッと黄緑色に強烈に光るレーザーを当ててきました。一回の照射はそれぞれ瞬間的なのですが、3-4回ずつビームを撃っては暫く観察して他の部位に移る感じで、殆んど痛くは無いんですけど、時折先生の言われていたように弱い痛み?と言うかみかんの皮の汁を眼にかけられた時のような感じで思わず眼を瞑りそうになることがありました。
とは言え、施術自体は本当に短時間であっと言う間。横に立っている看護師さんや先生とジョークを言い合う程度の余裕はありました。
「どちらかというと控えめにしてあります。2,3週間程度でもう一回診させていただいてフォローアップさせてください。」とのことでしたので、本年の診察最終日がちょうど3週間後くらいでしたので、その日に予約して終了となりました。オペ自体は十数万とのことでしたが、保険診察ですので請求額は31,000程度でした。
これで私は他の患者さん達に開心術と網膜のレーザー手術の2つの体験談なら語る資格ができました!w
2022年12月7日水曜日
統一教会二世救済法案
いわゆるカルト信者の子供として生まれ育ったいわゆる統一教会二世達の救済法案が論議されています。
安倍元総理の死の遠因となっているこの統一教会の二世問題は私自身は正直「???」と言う印象です。今回の件は大きな事件として目立った上に、死をもたらした相手が元国家元首ですから、そのインパクトは巨大。
とは言うものの、私はコレが統一教会だけの問題に歪小化されることを危惧します。それもこれも、今の世界(日本に限らず)では宗教がらみの問題がありとあらゆる形で右からも左からも多くの人を苦しめている事が余りにも酷すぎて。
実際のところ、宗教の定める人間が作り上げた神様の名のもとに一体どれだけの人間が憎しみ合い、殺し合い、騙しあってきたことか。雨後の筍のように生えてくる全てのカルト達は規模の大小の差さえあれ、それぞれの信奉する神様こそが正義という唯のエゴとエゴのぶつかり合う狂信の世界です。そしてそのエゴの正当性に対しては内部からの検証は全く行われないという事実があるからこその何でもありの世界。
現人神を名乗る多くの糞教祖達に対して金やモノを献ずることが来世での幸せが待っていると言う毎度毎度のクソ約束。誰も死後の世界のことなんぞ責任取らんで良いのですから、まさに嘘も方便の極地です。検証しようがないのですから言いたい放題ですよね。(恐らくその教祖様達こそが来世で己の定義した地獄に行くのでしょうが。w)
量の過多はあるものの、カルトに限らず少なくとも全ての宗教で「金やモノ」を掻き集めているのは事実ですから、税務調査をギッチリやって兆単位の税金を回収すれば良いだけのこと。大本の教祖の脱税をガッチガチに追求してムショにぶち込めば信教の自由などの制限等とは全く別の次元でクソ・カルトを潰していくことが出来ることでしょう。
我が宗教はカルトではないと言うのであれば、税務調査を受ければよいのです。そして、宗教だからといって税金のグレーゾーンや優遇を一切無くせば良いのです。
そもそも宗教にカネがかかるというのが根本的に可笑しんじゃないでしょうか。精神の安定を求めるのに大金を集めなければならないというのなら既にその瞬間にその団体は宗教団体の定義を外れる気がするんですが?立派な教会がなければ権威もないし人も集まらないというのならその程度の教義と中身しか無いということ。
簡単に言えば高級車に乗っている人間が高級な人間だということは「まったく」無いという誰でも理解している現世の事実と同じ。心の平和に必要な金は家を売ったり借金したりする様な額では「絶対に」無いのです。
2022年12月6日火曜日
胸張って帰ってきてよ!
寝ました。
12時というその瞬間には起きていましたが、強引に寝ました。理由はシンプルに己のジンクスに従ったまででです。「俺が国の代表のスポーツをテレビ観戦すると勝てない!」という何の根拠もないマイ・ジンクスを通して日本を応援するために寝むる事で応援させて頂きました。寝る瞬間も「今なら余裕で視れるのに~。いや、我慢我慢!」と強引に体をベッドに捩じ込んで寝ました。
そして翌朝起き上がり恐る恐るネットを調べると1対1のあとPKで負けたという衝撃的な展開が記述してありました。何というか…。日本が望んだ新しい景色という意味でのベスト8を今回もみることは叶いませんでした。周りでは、特に一部のサッカー選手や評論家達からは勝っても負けても優勝を目指すメンタリティーの欠如のようなことを遠慮なく言われていましたが、私は個人的には「でかした!」と言いたいです。
評論家の皆様におかれましては現実を見ろと言いたいです。w
日本というサッカーという競技の試合に全く誰も観客が集まらなかったサッカー未開国がサッカーの後進国と言われる程度に変化して、プロリーグが発足し次第に有名もしくは元有名外人選手を札束で呼び寄せてはその技術に驚嘆し、次第にそれをみて高校やクラブ下部組織で育った選手達がWorld Cupに出場し、それをみて更に「俺が行く」と育ってきたその一廻りも二廻りも若い選手達が登場してここまで来ているのが今の日本。
トップの若手達は当たり前のようにヨーロッパの一流チームや中堅チームで現地の言葉を使って試合に出場し、現地のファンに褒められ謗られることが当たり前のようになってきたのは実に素晴らしい事。ただ、このレベルの人達が「もうひと塊」出来た頃、そしてその中から誰をワールドカップに連れて行くべきかを監督が大いに選考で迷うほどにマスが増えるほどの贅沢が味わえるようになった時には日本は自然とベスト8やその次を何時でも狙えるようになっていると思います。
その意味では私は今の日本代表の得た結果はある意味順当だと思うんですけどね。ベスト16になるまでの過程も、結果は同じベスト16ではあっても、倒してきた相手の格と強さ、そして倒し方が4年毎にアップしてきていると思うのですが。
今いる選手達に4年後には「俺はもう代表には入れんな」と思わせるような若手は既に日本の何処かに一杯いるはずで、今回のWCをテレビの前で「次はオレの番」と、しかも心の底から真面目に視ていた若人達が沢山居たと思います。
今回の代表達はその若人達の前にカタールから胸を張って帰ってきて「次は一緒に決勝を目指そう」と彼等に言って欲しいと思うのです。
そういう意味で4年後(カナダ・アメリカ・メキシコ共催)をまた愉しみにしている名古屋のオジサンでした。
2022年12月5日月曜日
今の日本って子供を育てにくい国だなってホントに思う
数年に一回こういった書きたくない事を書かないといけない時があること自体が嫌です。
さっき横で流れているニュースを視ていたら、長野のある小さな公園で子供達がワイワイうるさく声を出すから公園自体を閉鎖しろという国立大学名誉教授の声に応えて役所がその公園を閉鎖したというのがその概要。
そもそもこの公園は公園前の児童館の設立と同時に作られたようなもので、この公園で児童館で待つ子供達が遊んでそれを親が迎えに来るのだそうですが、地図で見てみても公園にはあまり遊具がないタイプで、その土地自体で子供達が集まって自由に遊ぶところみたいなんですが、この公園が無くなると児童館は子供の遊ぶ場所無いですよね?
恐らくこの周りに見えている5軒程度の家のうちの1つがこの偏屈クソジジイの家だと思うんですが、ニュースを視ていると突然公園を閉鎖されるという告知を受けて頭にきている別の年寄りもいて、それももっともだと思いました。地域住民の説明会などに呼ばれる呼ばれないなどということで役所との感情的もつれもあったようなんですが、たった一つだけ思ったのは「こんな年寄にだけはなりたくないな」と言う一言。w子供は基本的にやかましくて、落ち着きがなくて、まだまだ怒られて育つことが幾らでも必要な大人とは異なる生き物。某国立大学を定年退官したクソジジイ1人の気持ちを宥めるためだけに忖度した役所の担当者も腰の引けたXンXマのちっせえ野郎だなと思いましたよ。ホンマに。
地域住民の要望で造られた公園が1人のクソジジイの文句で潰されるとかいう今の日本。終わってます。日本は本当に死にゆく年寄り達の為に存在する国になってしまったようです。若い夫婦が子供をもたなくなるのも当然ですわ。
このジジイが死んだらまた公園が再開園されることを遠く名古屋から心から祈ってます。
民主主義国家ってこんなでしたっけ?w 共産党なんかがよくやる「市民代表」は実は極少数って事多くないですか? Loud minority and Silent majority. |
そしてその後の報道です。やっぱそういうことなんだろうなって感じです。
2022年12月4日日曜日
怪物取得の申込み
息子を連れて週末にあちこち遊びに行くことが多いこの頃です。
アチラコチラに男同士で行くわけですが、結構息子の喜ぶようなコースを見つけるのは容易ではありません。結局のところ息子にとって楽しいのは車に乗って何処かへ移動すること自体、そして最も楽しいのは恐らく美味しいものを食べることではないかと思っています。移動に使う乗り物の中でこれまた推測ですが、間違いなく飛行機が一番好きだと思っています。
さて、そんな男二人の移動の中で今日は有ることを実行しました。実は昨年からTOYOTAではある予告をしていたのですが、それは特別な車の売り出しの件でした。車の名前はGR Corolla。
カローラと言うなかれ。カローラの名前を被っているだけで、中身は怪物です。塗装もトヨタらしからぬマット・スティールというつや消し塗装で、エンジンもシャシもいろいろと手を加えてあります。ブッシュの部分がピロボールという設定ですから、恐らく街乗りではゴツゴツ。しかし、この車を選ぶ人間にそんな事を気にする輩は恐らく一人もいないでしょう。w
この車は販売店で直接入力するのが唯一の注文方法で、RZというグレードまではやはり抽選販売にしても500台。かつ普通にネットで抽選参加できるのにコレは違います。たったの70台しか作ってくれません。息子と二人で高辻のGR garageに行って申込みを行ったのですが、申し込みを行っている間にも次から次にいろいろな年齢層の人達が申し込みに訪れるような状況…。くじ運などもとより最低の私にはこの夢のような車が当たる訳もありませんので、最初から新春初夢程度の希望、つまり泡沫の夢と言うことです。wまあ、何はともあれ当たったら気絶してしまうかもしれません。発表は1月中旬です。
2022年12月3日土曜日
ABEMAを観ての驚き!
FIFA World Cup Soccer 2022を視るのは今のところ全てABEMAになっています。
ビックリしたのは全ての試合を全て無料中継するというその戦略。一体全体いくら金を使っているんだというのが正直な感想なんですが、放送する度に視聴者数の記録を塗り替えているとかいう話で、次回のクロアチア戦に至っては恐らく視聴制限をかけざるを得ないという話まで予め「公式に」予告されている程になっています。
その豪気・豪快な全試合生放送だけでも驚きなんですが、実際に驚くのはここから。試合用のカメラがメジャーな画面のものだけでも4台もあって、それを視るために主カメラ、画面四分割、日本のベンチだけを映すカメラ、相手陣営の中心選手を映すカメラ、フィールド全体を自在に二次元で動き回るカメラなどを揃えての放送はど素人の私にも「なんて豪華な!」と思わせるものですよね。
東京オリンピックでのキャノンの物凄いカメラ・システムにも腰を抜かされましたが、デジタル技術の進展というのはこれほどまでに感動的な視線を人に提供するのかと感慨一入です。
さて、前回の試合の流れで思い出したのですが、実際のスペイン戦での決勝進出の予想が分単位で目まぐるしく変わり続けた記録を自分のためにも残しておく必要があるのかなと思い、医局にあった新聞の小さな、だけど便利な図表を写真に撮っておきました。
要するに試合の間中どの国が決勝トーナメントに進んでもおかしくなかった訳で、ドイツに対してもしコスタリカが後半30分程を抑えきっていたらなんと日本とコスタリカが決勝トーナメントに出ていた可能性まであった瞬間が存在したのですから恐ろしいものです。最後はドイツの底力がコスタリカを粉砕しましたが、それでも可能性は存在したわけです。勝負は水もの、本当にわかりませんね。2022年12月2日金曜日
イカズチ一閃、続けてもう一閃
ドエライ奴らです。
朝嫁さんが起こしに来て一言「日本勝ったよ」と。思わずエビのようにピーンと跳ねてしまいました。アノ誰もが認めるサッカー強国であり、優勝候補の一角と言われていたスペインを破るというのは一体どういうことなのかと勝った国側の一人である自分自身が聞きたいです。私自身は前回も書いたように「俺がLIVEで観ると日本は負ける」と言うジンクスをきっちり守って強引に寝ました。
実際、前回禁を破ってしまい、このジンクスを守らずについつい楽観気分で覗いてしまったコスタリカ戦は「私のせいで」あんな風に負けたのだ!と厳しく反省し上記のような行動に出たわけです。
試合全体をABEMAで完全に100分間見直しましたが、堂安のマラドーナぶりのワガママ・ストライカー状態には心から称賛しかありません。やっぱりストライカーは才能X努力だなと改めて思わせるに十分な一発でした。さらにその3分後に発生したVAR判定の三笘>田中の幼馴染の連携とその後の二人の抱擁は本当に「青春ドラマかよ!!」と思わせる景色でした。上を目指して磨き合ってきた二人が世界の頂上の戦いで有り得ないような動物的なゴールを生み出すなんてどんなファンシーなドラマの筋書きにも恥ずかしくて出てこないようなunrelなものでしょう。
ところで、いろいろと議論になったあの写真ですがVARの判定はもう間違いなく「かかってます!」という事で終了。議論の意味さえありません。
私にはゴール・ポストとがゼロミリのところにエッジがきちんと有るのかどうかというのも興味あるところなんですが、いろいろな角度の写真を持っているはずのVARがそう下したのですからそうなんでしょう。
それにしても、伊藤や守田の献身的な働きやとてもとても人間とは思えない前田の異常な走り込み。本当にどこにで現れています。前田さんの心臓って3つくらいあるんじゃやないでしょうか?あと、権田のウルトラ・セーブ。どれが欠けてもあの試合は成り立たなかったと思います。後半に入ってのスイッチが入った日本。球はスペインが回していましたが、前半とは全く違って「持たせている感」が強くありましたね。
次はクロアチア。昔から勝負強いイメージしか無いユーゴの流れを汲むセルビアやクロアチアですが、気合い入れた日本ならきっとやってくれるはず。しかし、やはり俺的には試合をLIVEで観るのは憚られます。w