「ずっと前から大好きでした」とか言うと、なんか別の事を考えてしまいますが。
Netflixで新シリーズの深夜食堂が始まっていることに気づきました。実際の所、深夜に美味いものをチョコっとマスターが作って、それを囲みの客達が食べながら進んでいく人情噺にいつも画面に見入ってしまいます。
こんな店があるといいな、こんな店の常連になりたいなと思わせるような大人のドラマで、小林薫の演技に何時も惚れ惚れしてしまいます。
そういえば、主題歌「おもひで」を歌われていた鈴木常吉さんが2年前にお亡くなりになっていたことをふと思い出しました。今でも、何度聞いても沁み沁みと心の中を潤してくれます。普通はドラマを連続で観る時には毎話の冒頭に繰り返される主題歌をスキップするのが普通なんですが、このドラマに限ってはそれをするボタンを指が押すのを躊躇わせます。
今回Netflixで見ることが出来た追加分の話も沢山ありましたが、やっぱりいい話ばかりでした。私はいつも思うんですが、深夜食堂を視て話の内容に共感できる人間とだけ酒を飲みたいなと思うのです。逆に言うと、この話を見て心が動かされない人達っていうのはなんとなく自分にとっては「反りの合わない人」なんだろうなと思ってしまうのでした。
話の流れや食べ物が彩りを添えている様子は池波正太郎の時代劇やその周辺ストーリーにそっくりだと感じます。
早く次のシリーズ出ないかな?と考えているのは私だけでなく日本中に沢山いると確信していますが、映画化されたものも含めてNetflixは全ての深夜食堂を確実に何時でも視聴できるような状態にしておいて欲しいなと思うのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿