2022年12月7日水曜日

統一教会二世救済法案

いわゆるカルト信者の子供として生まれ育ったいわゆる統一教会二世達の救済法案が論議されています。

安倍元総理の死の遠因となっているこの統一教会の二世問題は私自身は正直「???」と言う印象です。今回の件は大きな事件として目立った上に、死をもたらした相手が元国家元首ですから、そのインパクトは巨大。

とは言うものの、私はコレが統一教会だけの問題に歪小化されることを危惧します。それもこれも、今の世界(日本に限らず)では宗教がらみの問題がありとあらゆる形で右からも左からも多くの人を苦しめている事が余りにも酷すぎて。

実際のところ、宗教の定める人間が作り上げた神様の名のもとに一体どれだけの人間が憎しみ合い、殺し合い、騙しあってきたことか。雨後の筍のように生えてくる全てのカルト達は規模の大小の差さえあれ、それぞれの信奉する神様こそが正義という唯のエゴとエゴのぶつかり合う狂信の世界です。そしてそのエゴの正当性に対しては内部からの検証は全く行われないという事実があるからこその何でもありの世界。

現人神を名乗る多くの糞教祖達に対して金やモノを献ずることが来世での幸せが待っていると言う毎度毎度のクソ約束。誰も死後の世界のことなんぞ責任取らんで良いのですから、まさに嘘も方便の極地です。検証しようがないのですから言いたい放題ですよね。(恐らくその教祖様達こそが来世で己の定義した地獄に行くのでしょうが。w)

量の過多はあるものの、カルトに限らず少なくとも全ての宗教で「金やモノ」を掻き集めているのは事実ですから、税務調査をギッチリやって兆単位の税金を回収すれば良いだけのこと。大本の教祖の脱税をガッチガチに追求してムショにぶち込めば信教の自由などの制限等とは全く別の次元でクソ・カルトを潰していくことが出来ることでしょう。

我が宗教はカルトではないと言うのであれば、税務調査を受ければよいのです。そして、宗教だからといって税金のグレーゾーンや優遇を一切無くせば良いのです。

そもそも宗教にカネがかかるというのが根本的に可笑しんじゃないでしょうか。精神の安定を求めるのに大金を集めなければならないというのなら既にその瞬間にその団体は宗教団体の定義を外れる気がするんですが?立派な教会がなければ権威もないし人も集まらないというのならその程度の教義と中身しか無いということ。

簡単に言えば高級車に乗っている人間が高級な人間だということは「まったく」無いという誰でも理解している現世の事実と同じ。心の平和に必要な金は家を売ったり借金したりする様な額では「絶対に」無いのです。


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