2022年12月6日火曜日

胸張って帰ってきてよ!

寝ました。

12時というその瞬間には起きていましたが、強引に寝ました。理由はシンプルに己のジンクスに従ったまででです。「俺が国の代表のスポーツをテレビ観戦すると勝てない!」という何の根拠もないマイ・ジンクスを通して日本を応援するために寝むる事で応援させて頂きました。寝る瞬間も「今なら余裕で視れるのに~。いや、我慢我慢!」と強引に体をベッドに捩じ込んで寝ました。

そして翌朝起き上がり恐る恐るネットを調べると1対1のあとPKで負けたという衝撃的な展開が記述してありました。何というか…。日本が望んだ新しい景色という意味でのベスト8を今回もみることは叶いませんでした。周りでは、特に一部のサッカー選手や評論家達からは勝っても負けても優勝を目指すメンタリティーの欠如のようなことを遠慮なく言われていましたが、私は個人的には「でかした!」と言いたいです。

評論家の皆様におかれましては現実を見ろと言いたいです。w

日本というサッカーという競技の試合に全く誰も観客が集まらなかったサッカー未開国がサッカーの後進国と言われる程度に変化して、プロリーグが発足し次第に有名もしくは元有名外人選手を札束で呼び寄せてはその技術に驚嘆し、次第にそれをみて高校やクラブ下部組織で育った選手達がWorld Cupに出場し、それをみて更に「俺が行く」と育ってきたその一廻りも二廻りも若い選手達が登場してここまで来ているのが今の日本。

トップの若手達は当たり前のようにヨーロッパの一流チームや中堅チームで現地の言葉を使って試合に出場し、現地のファンに褒められ謗られることが当たり前のようになってきたのは実に素晴らしい事。ただ、このレベルの人達が「もうひと塊」出来た頃、そしてその中から誰をワールドカップに連れて行くべきかを監督が大いに選考で迷うほどにマスが増えるほどの贅沢が味わえるようになった時には日本は自然とベスト8やその次を何時でも狙えるようになっていると思います。

その意味では私は今の日本代表の得た結果はある意味順当だと思うんですけどね。ベスト16になるまでの過程も、結果は同じベスト16ではあっても、倒してきた相手の格と強さ、そして倒し方が4年毎にアップしてきていると思うのですが。

今いる選手達に4年後には「俺はもう代表には入れんな」と思わせるような若手は既に日本の何処かに一杯いるはずで、今回のWCをテレビの前で「次はオレの番」と、しかも心の底から真面目に視ていた若人達が沢山居たと思います。

今回の代表達はその若人達の前にカタールから胸を張って帰ってきて「次は一緒に決勝を目指そう」と彼等に言って欲しいと思うのです。

そういう意味で4年後(カナダ・アメリカ・メキシコ共催)をまた愉しみにしている名古屋のオジサンでした。


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