駐車場のパレットの中でも地下から迫(せ)り出してくる台(パレット)には何故か理由は解らないんですがコの字型の金属の仕切りが付いています。
考え事をしていた時に、自分の車に近づこうとしたところ何時もは地下に停めてある隣の車のパレットのそのメタルの金具に「ガツーン」と衝突。ちょうど私のおでこの辺りにその細いフレームが当たる位置にあって、それが見事にヒット。火花が出ました。
実はその一週間ほど前にもおでこではないものの、頭頂部付近を同じバーでヒットし暫くの間ふらついた覚えがあります。いわゆるconcussionという奴で、下手すると脳内でなにかあったのかと思えるほどでしたが脳内に血腫などが有って頭蓋内圧の上昇が有れば乳頭浮腫と言う状況で目の内部の観察でそういう病状を指摘することが出来ます。
というわけで、CTなどを行う前に眼の健康診断も兼ねてということで、私の勤める病院の眼科の先生に私の眼の診察をしていただいたところ…「右の網膜に裂孔がありますね~」との御宣託。「そんなに新しいものではないと思いますけど?」との事でした。
おいおい聞いてないよ!とは思いましたが、視覚異常などは特にあるわけでも無かったのでかれいもくわわったのかなあ?くらいに考えながら更なる精密検査をするために近くの評判の良い眼科医院に診療情報提供書を書いて頂きました。
真新しいその病院に行って問診票を埋めた後、眼圧や視力などの種々の検査をした後に散瞳のために点眼され、30分弱待った後に更に追加の検査で網膜などの状況を調べられました。
その後暫く他の患者さん達が終了するのを待って私の番。この時点で既に5時半過ぎだったのですが、先生もきちんと診察してくださいます。かなりいろいろな説明を受けた後「今の時点で絶対的な適応では無いけれど、これからの加齢とか今後の剥離の可能性を考えるとやっても良いかなって言うくらいです」とのことで、いわゆるレーザー照射を行うにしてもグレーゾーンっぽい回答でしたが、いろいろ話をした挙げ句、先生が「じゃあこの後やりましょうか?」と言う話になったので、素直に従うことにしました。
内心「オペって何時するのかな?また日付決めて出てくるんやろな」くらいに思っていましたので、正直「エッ?」と言う感じだったのですが、「5分くらいですかね。長くても10分です。」と言われたので、逆に驚いた次第でした。やはり他の科の事は何も知りません。特に眼科と産婦人科は私にとっては謎多き世界です。
さて、レーザーの照射によってその薄くなっている可能性のある部位の周囲をリング状に撃つわけですが、眼球にキシロカイン軟膏のようなものを塗られたあと、眼になにか筒状のレンズのようなものを圧着されました。そのうえでレーザーのマシンを私の目に向けてジーッと観察した後ときおりおもむろにビシッ、ビシッと黄緑色に強烈に光るレーザーを当ててきました。一回の照射はそれぞれ瞬間的なのですが、3-4回ずつビームを撃っては暫く観察して他の部位に移る感じで、殆んど痛くは無いんですけど、時折先生の言われていたように弱い痛み?と言うかみかんの皮の汁を眼にかけられた時のような感じで思わず眼を瞑りそうになることがありました。
とは言え、施術自体は本当に短時間であっと言う間。横に立っている看護師さんや先生とジョークを言い合う程度の余裕はありました。
「どちらかというと控えめにしてあります。2,3週間程度でもう一回診させていただいてフォローアップさせてください。」とのことでしたので、本年の診察最終日がちょうど3週間後くらいでしたので、その日に予約して終了となりました。オペ自体は十数万とのことでしたが、保険診察ですので請求額は31,000程度でした。
これで私は他の患者さん達に開心術と網膜のレーザー手術の2つの体験談なら語る資格ができました!w
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