2022年12月31日土曜日

年末感のない年越し

ついに今年もあっと言う間の最終日。

一年が過ぎ去る速さに毎年加速がついているのは恐らく私くらいの年齢の方には普通のことではないかと思います。ずっと前にこれが「何故そう感じるのか?」と言うことで、比較的詳細な解説がしてあったウェブ・ページが有りましたが、自分にとって納得できる説明とは程遠いものでした。

さて、今日は2日連続の当直明けから帰ってきて先ずは家のベッドでちょっと寝直し。特に忙しかった訳でもないんですが、2日続けての当直というのはやはり体調にはある程度のインパクトを与えますので、ここは一つ無理せずにひと眠り。

ちょこっと寝たあとは年越しに向けてのいろいろな料理の登場。皆、何をするということもなく嫁さんの視ているお笑いの番組を横目に時間が過ぎていきました。ただ、私自身はもう一段だけ家の中を綺麗にしたいという気持ちがまだ残っておりまして、玄関から直ぐのところにあるミニ倉庫の中を徹底的にクリーンにさせて貰いました。

中にあったものの殆んどは靴と保存食と季節の種々の飾り物などだったのですが、もう一度年末に見直してみるとまだまだ十分に整理整頓の対象となる物がありました。前々から気になっていた「使用頻度の低さの割にじゃまになる位置」に常々置いてある物の位置を移動させたり、要らないものを捨てて随分とスペースが出来ました。

10時前頃には量を減らした年越しそばも出てきて、ほぼ年内の予定は済んだ状況になりました。ところがこれくらいの時間になって、年末に今年一年の種々お世話になったことに関してお礼をメッセージング・システムで流していた方からお返事があり、「今帰りました。叔母が今日亡くなりました。」等という言葉を失うようなメッセージが流れてきました。

今年は義父も亡くなりました。たしかに人は別れる時間を選ばずこの世を去っていくので、大晦日に亡くなるということも当然1/365の確率で起きうる訳ですが、何も今日でなくとも…とは思いました。直ぐに、お悔やみのメッセージをお返しさせて頂きました。その後はなんとなく紅白で歌手数人が歌うのを視て除夜の鐘の中継から流れる梵鐘の音を聞いていたのですが、驚くほど自分の中では「年末感」の欠如した年越しとなりました。一体何だったんでしょうかね、これは?

ともあれ、来年が悲惨な戦争の無い、家族親族の誰にも健康上の重大なインシデントの無い平穏な一年となる事を祈るばかりです。

来る新年が皆様にとっても良い一年であることを心より祈念しております。


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