親父が84回目の誕生日を迎えました。
還暦を迎えたあの高山の旅行から既に24年。ほぼ四半世紀経ちました。前立腺がんを乗り越え、腎機能の軽度の低下も正しい食生活で抑え込み、淡々と呆けの始まった自分の配偶者を支える親父には尊敬しかありません。
若い頃は子供にとっては酷い親父でしたが、まあその酷さの根源は何処から来ていたのか以前このブログで詳細を書いたのでもう書きませんが。w
さて、最近は親父の配偶者たる私の母親はデイケアのショート・ロングというお泊り型のシステムをフルに使って、一週間のうち土日以外はほとんどをその病院付帯の施設で過ごしているようです。いろいろと駄々をこねて親父を精神的に疲れさせることもあった日々も取り敢えずは大幅に無くなって、親父は「自分の時間」というものを十分に愉しんでいるようです。
私自身が逆に心配しているのは、心配してケアを行う対象への精神的負担が減ることで逆に親父に「はり」が無くなってしまい、いきなり老け込んだりしないかなという点です。
男女関係なく、配偶者の存在に良くも悪くも縛られていたり依存していたときにその対象を喪失することで、精神的にいろいろな方向に向かっていく人達を沢山見てきました。アップ・ダウンの程度もその到着点も異なりますが、親父が良い方向に向かっていくことを心から祈っています。
さあ、これからは一年一年!しっかりと「元気で長生き」して欲しいものです!^^
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