2022年8月15日月曜日

政治屋はどこまでも真っ直ぐに嘘をつく

政治家とは似て非なる存在である政治屋が殆どを占める国会ですが、その中でも特に鵺のように歩き回る輩がいます。

数あるイカサマ師達の中でも私が最も下品でヤバいなと思っているのは数年前から故・安倍晋三との親密な間柄で知られている杉田水脈です。このオバサンもともと鳥取の農学部を出た後にセキスイ関係の会社から役所勤めに居場所を変え、その後お約束のように小選挙区で負けた後(私が廃止を強く求めたい)比例区で復活し議員になったというまさに政治家のマガイモノ。

どんなクズでも復活させる魔法のシステム比例代表制のヤバさ爆発の一例です。あの辻元清美を復活当選させたのもコレですが。

結局のところいつも思っている危惧の通り、普通に市井の人々に選ばれなかったのに、比例代表システムが大活躍してこういったヤバい輩(敗者)が政治屋として国政に送り込まれてくる訳です。時既に遅しですが。

それでこのトンデモ・オバサンが国会周辺で何を叫んでいるかというとまさに安倍ちゃんの思い描く種々の想いを代弁しているわけですが、それ以外の端々で追加の発言を色々とやらかしていて、私的に特に目立つのが「性的マイノリティー」に対する数々のトンデモ発言でしょうか。

性的マイノリティーと言われる人々は有史以前から普通に存在していた集団であって、別にマイノリティーだとは私自身は思わないんですけど、そう言われていますから一応ここでは便宜的にマイノリティと呼びましょうか。そういった人達は例えば男が男を好きだったり、女が女を好きだったり、どちらも好きとかいうのを手始めに性的指向が自分でも良く解らないなどといろいろある訳です。

人間ですから性別というものが実は肉体的なもので二分されていても心の方まで二分されているわけでもないですし、実際には医学的には発生学的上は性別というもの自体にも本当に無数のバリエーションがあって、一般人が知っているのとは「全く別」の次元で性というのは多様なのですが、このオバサンは日本国の神性と男女の性の峻別などというファンタジーを大真面目で考えているようなんですね。それともこの愚かさの源に見えるオバサンの発言は政治屋としての隠されたパフォーマンスですかね?

LGBTのカップルに関してベースにあるのはある種のバカに共通するXenophobiaそのものでしょうね。バカでも解るように書くとすれば自分と違うものに対する耐性の低さ。w 本当にこの一言に尽きます。

このオバサンには「LGBTのカップルは生産性がない」という右翼雑誌上の有名な発言がありますが、人間を生産性で差別しようとするなら「あんたこそがダントツで尻(ケツ)やろ?」と言いたいものです。ところが、このオバサンは今回の内閣で総務政務官という訳のわからないポジションに採用され、会見で改めて多様性を否定したことはないと改めてまっすぐに嘘を堂々と仰るわけです。(゚∀゚)

そもそも人を生産性で測定しようなどというのはナチスの思想そのもの。杉田のオバサンのような何の役にも立たない害しかバラ撒かない人間も含めて「生きていく場所はあるよ!」というのが現代の考え方でなければならないのですが?(あと、この可哀想なオバサンに脅迫をかけている大バカも居るようですが、オバサンと同じレベルに落ちちゃってます。)

最後に一言。私の知っている周囲のLGBTQの人達って話は面白いし、知的に高い職種に就いているひとも多いんですけどね?一回カリフォルニアにでも行って1年くらい住んでみた後でLGBTQのなしのテック業界やデザイン・ファッション業界がどれほどスッカスカの世界になるか考えてみるのも、その内向きで貧弱な想像力を「少しは」豊かにする良いチャンスかも知れません。

総務政務次官のお仕事でお忙しいでしょうから無理でしょうが!給料程度には働けよ~。w




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