2022年8月23日火曜日

トランプと機密文書

国立公文書記録管理局(NARA)とFBIと司法省と大統領がそれぞれの権限を使って先代の大統領の犯罪を暴こうとしています。

己に都合の悪いことは全て「フェイク」という一言で片付け、周りのバカの壁を使って己のサポーターで己を裸の王様にして恬として恥じません。客観的に観てアメリカという島にいる「蠅の王」そのものなんですが、豚の生首に知性などありません。

今回、機密の分類に関してアメリカではどうなっているのかWikiで見てみると…

アメリカ合衆国の情報管理は大きく分けて公開 (Unclassfied 非分類)と非公開 (Classified 分類)がある。  
最高機密 (Top Secret) セキュリティー レベル3。情報の内容または情報の収集手段が一般公開されると国家安全に絶大な損害を与えるもの。最高機密扱いになる書類は少ない。 
極秘 (Secret) セキュリティーレベル2。一般公開されると国家安全に深刻な損害を与えるもの。大部分の資料は極秘扱いになっている。 
秘 (Confidential) セキュリティーレベル1。一般公開されると国家安全に損害を与える可能性のあるもの。 の三段階に分類される。
非公開情報を閲覧するにはクリアランス(安全証明)が要求される。クリアランスは、それぞれのセキュリティーレベルに見合うだけの身上調査を受けて潔白であることが証明された者にのみ発行される。とくに暗号理論、軍事衛星、諜報活動、核兵器に関わる者については更に厳しい調査が行われる。

判っているだけでも700Pに及ぶ最高機密を含むpapersを自分の家に溜め込んでいたという話。とんでもない話で、国家の最高機密を盗み出しているわけですが、本人は己のしでかしたこと自体には全く反省することもなく魔女狩りだとか民主党のバイデンの仕業だとかもう本当に精神疾患そのものです。持ち出したのはオ・マ・エです。

実際これらの情報へは大統領で無くなった瞬間にアクセス権が消失してしまうようです。当然ですが。そもそも合衆国大統領に限らず国のトップというのは個人の名前を持った「システム」そのもの。どんなバカでもカリスマでも独裁者でも国家の名の下に最高の権利と保護を受けます。しかし、この大馬鹿者は自分とシステムをその頭の病気のために区別できません。

トランプのような稀代のビッグ・ディックとも呼ばれる病的な自信家の誇大妄想が作り上げた振る舞いを「国家を引っ張る自信の塊」として国家のビーコンとして崇めるわけです。カリスマ好きはこういう所に痺れるんでしょうね。勿論、理解できません。1930年代にもドイツに似た男が居りましたが、彼にはちょび髭が生えてましたね。

恐らく共和党の連中は自分たちが視ていて気持ち良いことを言ってくれるFOX的ニュース・ソースに依存して盛り上がっているんでしょうが、ネットが発達しようと情報量が増えようと、目の前にある見たくないものを見ない人には世界は中世の暗黒期と何も変わりません。寧ろ同類のバカがネットを通じて集族し易いという意味では今の時代のほうが余程質(たち)が悪いのかもしれません。

議事堂襲撃扇動の件やオーガニゼーションの脱税の件、そして今回の件と言いもう本当に糞壺の中を這いずり回る蛆のような輩ですが、その腐臭が塀の向こうに落ちて減弱する日は来ないのでしょうか。


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