義父の状態が悪くなってしまい、愉しみにしていた長崎への旅が義父を見舞う帰省に変わってしまいました。
長女、長男とともに帰った嫁さんは本当は3泊4日の筈でしたが、抗癌剤による治療チャレンジの後に急激に状態が悪くなった義父の「万一」と言う状況が無いとは言えなくなった為、一週間ほど長く追加で滞在することになりました。
問題は消化管からの出血によるものですが、何とか止血することが出来たものの帰宅のために準備しようとしていた胃瘻作成どころではなくなってしまいました。おそらくはPICCというような高カロリーの静脈栄養を投与する方法論を用いての帰宅になるものと思われますが、先ずは容態が安定しないことにはそういう状況に持ち込むことも出来ません。
その間、私と次女が犬猫とともに名古屋の家で其々に助け合って過ごすわけなんですが、私が洗濯をしてそれを干し、翌日に娘がそれをピックして畳むと言う感じ、食事に関しては実はこの3回は二人で外食という状況、そして一日だけは嫁さん達が残していってくれた冷蔵庫の中の作り置きを食べるという何とも情けない話です。
家の中の細々とした散らばりものはむしろ嫁さん達がいた頃よりも綺麗めにしているのですが、それは主に大きなテーブルの上とかで、床はなんとなくホコリが薄く積もっている状態。掃除機をかければ良いのでしょうが、次女も私もそのあたりの感覚が似ているためどちらかが動き出すということは今のところしていません。
嫁さんが居なくても生きては居るのですが、何だか学生時代やアメリカに嫁さん達が居た頃のような「一段質の低い・寂しい」生活を送っている次第です。
それでも、嫁さんの気持ちを思えばこの程度乗り越えなくてどうするという話。もう少し上手く生活する手段を発明していこうと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿