2022年8月11日木曜日

保険金詐欺ではないけれど…

最近、ある病院の院長からこんな話を聞きました。

それは、新型コロナに関連して保険金に加入して病院に来る人達が激増しているというものでした。最初何のことかよくわからなかったのですが、田舎の発熱外来に新型コロナ感染症の感染証明を求めていろんな人が大挙してやってくるとうのです。

以前は感染はしても感染証明書などという診断書を発行して貰う人達というのは会社や学校から提出をリクエストされて渋々というものが多かったらしいのですが、最近は保険金の請求のためにきっちりリクエストする人が列をなしてやって来ると言って、ウンザリした顔で話をしていました。

一時給付金で10万貰えたり、入院するような事になったときに入院時の一時給付金が今までの2倍になるような保険が出ていたりということで、今回のコロナ感染に合わせて出されたような保険に「前もって相乗り」しているのでは無いか?というような人が登場するらしいのです。しかも、1回の感染だけではなくて2回目も同じようにリピーターとして来るんだそうで。

しかし、これはあくまで「勘ぐり」。それでも幾つもの会社の保険金請求書を何枚か一時に持ってこられると、書類を準備する方の院長先生も「なんだかな~」と言う気持ちに確実になってしまうんだそうです。まあ、そりゃそうですわな。w

何事も性善説だけでは済まされない世の中。保険金と絡めて小銭を掻き集めている人間がいるのだろうなという「下衆な勘繰り」をしてしまうのは薄汚れてしまった大人の証左なんでしょかね~。

知らなけりゃ良かったなと思った先日の院長のお話でした。


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