また今年も長久手の教圓寺に付属するさつき幼稚園の検診に昨年に引き続いて行ってまいりました。
私自身にとっては二度目の検診でしたが、病院にとっては長年にわたって続けている検診です。お寺の向かい側に広々とした清潔な二階建ての幼稚園が建っているのですが、私の幼稚園時代の頃のような大学の古びた木造教室を流用したような古びた建物ではなく、本当にきれいな近代的な二階建てのビルです。
さて、今年も3歳から5歳児の3学年にわたる可愛い可愛い200人超の幼な子達の診察をさせていただきました。診察は女医さんと一緒に行きまして聴診と口腔内の視診、全身の皮膚の観察等が中心だったのですが、基本的にアトピー性皮膚炎等の子が少しいただけで大きな異常は観察されませんでした。
去年、今年と検診を行って気づいたことは2つ。1つは子供達の歯の美しさが我々の小さかった頃のレベルとは桁違いということ。誰も彼もかなりのレベルで虫歯の子が多かった我々の時代とは全く違う本当に虫歯の少ない子供達です。ただし、園長先生もおっしゃっておられたのですが、100人に一人二人くらいは本当にボロボロの歯を持った子供が居て、その様な子供さんの親御さんはやはり子育てにおいても、正直「余り熱心ではない」という感じなんだそうです。
2つ目はアレルギーに対する対応の変化。我々が幼稚園生の頃にはアレルギーの「ア」の字も対策なんか無くて、普通に「好き嫌い無しでちゃんとみんな三角食べで食べなさ~い」という程度でしたが、今は細かく対応しているというふうに考えていました。それは全くアレルゲンを含まないような食事の提供…みたいなものと勝手に想像していたんですけど、行政的にはその一歩先を行っていて、身体症状等の形で影響が認められない程度の量であれば提供しても良いとのことでした。
ただし、びっくりしたのはごく最近になってナッツ対策が重要になってきているとのこと。「ナッツってあのナッツですか?」と伺うと、園長先生は「そうなんです」と仰った後、細かな説明を加えてくださったのですが、小さな子供さん達を預かる仕事って大変だな~ってつくづく思いました。
可愛い子供達と若い先生方とお別れした後、病院に戻ってきたのですが、逆に私のほうが癒されされた一日となりました。
今日は帰る前に本寺一光三尊仏と阿弥陀如来胎内仏のH27年製のメタルの栞(book mark)を頂きました。ありがたくて使えません。w
0 件のコメント:
コメントを投稿