私の住む名古屋市名東区がやらかしてくれました。
いまいち全体像がハッキリしないのですが、どうにも役人さんの紋切り型の対応がニュースになってしまいました。介護を理由に選挙投票日当日には投票ができないと言う67歳の男性に対して、書面上準備された理由に該当する項目がないということで、「宣誓書に回答する選択肢がない」と繰り返して仕方なく男性は家に帰ってしまったとのこと。
何だかネガティブなニュースで我が名東区が全国ニュースになってしまったのをネットで見ると悲しくなってしまいます。なんでこんな事になってしまったんでしょうか・・・。
稀に名東区役所に息子関連の書類上の用事で言ったりしたことがありますが、基本的には役所で我々に対応してくださる区役所の係員の人達は懇切丁寧というのが基本的な印象なんですが、今回の件は一体全体どうしたというんでしょうかね。
詳細がわからないんでコメントし難いんですが、私には柔軟性という言葉が決定的に欠如していたんじゃないかという気がします。まさに対応が杓子定規だったんじゃないかと。選挙民にとって投票日当日に投票出来ない理由なんて言うのはそれこそ無限にあると思うんですが、選択肢が数個あろうと数十個あろうとやっぱりそれに当てはまらないということは十分以上に有り得る訳です。
そこで必要なのは受付側の柔軟性。選挙民が不正・不当な理由で申請しない限り、可能な限り「投票できるような方向」で対応すべきだったと思います。役所側の係員も恐らくは選挙において不正というものが万が一にでもあってはいけないという事で「文言に無い理由」では受け付けられないとしたんじゃないか?というのが私の推測なんですが…。
理由を言ったおっちゃんも、もう少し「らしい理由」を創れなかったんかな~というのも私としては考えてしまうんですけど、宣誓書の選択理由に「病気」と言う理由があったのならお互いその一点で譲歩し合っても良かったろうし、私だったら当日に私的な旅行で云々とかなんとでも書きますけどね。今回は申請する方も受理する方も度を超えて生真面目だったんでしょうか?w
それにしても、こういった真面目な攻防が行われていても、被選挙民たる議員先生候補の皆さんの質が、その攻防に見合うプレシャスな方々かというとですね・・・。皆様御存知の通りです。
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