時間の経過とかあっという間です。
ほんのこの前と感じるアメリカ暮らしの長かった家族の帰国からはや五年とか嫁さんに言われて「もう5年か?」と思わず聞き返してしまいました。大量の荷物を抱えて成田に帰り着いた我々はいろいろな意味でヘトヘトに疲れてはいましたが、新たに「再び」始まる日本での新生活がどうなるかワクワク感もありました。
帰ってきて5年。いろいろなことがありましたが、猫も犬も家族もそれぞれ取り敢えず日米の対岸でそれぞれが元気にやってこれたこと自体には感謝しかありません。私が一人先に日本に帰国しても、次女が高校を卒業してしまうまでは子供達を嫁さんがケアするという形の生活。何かと不安も大きかったとは思いますし、私が一時的にアメリカに帰国してリッチモンドの飛行場で別れる度に嫁さんは涙を流していましたが、結局は「より」強くなって帰国して参りました。^^
日本側に一人2年長く居た私の方はどうだったかというと、男一人で洗濯も掃除も時々はしていましたが、徹底的に駄目だったのはやはり料理でした。そもそも一人でいる時には己がキッチンに料理人として経つことはほぼ無くて、「嫁さんにピカピカの未使用キッチンを渡す」というインチキ臭いプロパガンダのもとに調理を徹底的にサボっていたのが現実です。何かを家で作るにしても精々レンジでチンかお湯を沸かしてカップ麺とかレトルトをご飯にかけて食べる程度。
嫁さんが日本に帰国してからは本当に食べるものや着るものが充実しました。やっぱり冴えない男一人だと長生きしないというのが「よ~くわかる」ような2年間でした。家族のいる温かみというのは「金も手間も」かかりますが出費や使った時間に見合う良いものです。
それにしても、自分が全く一人暮らしには向かないオジサンであることを年取ってよ~く身を持って知らされた貴重な二年間でしたね。
みんな元気で帰国後10週年を迎えたいところですが、最長老の俺が当然のごとく確率論的に一番危ないですね。orz まあ、老いるのも病に罹るのも順番であれば仕方ありませんか…。w
そうは言いながらも家族みんなの健康な生活を心の底から祈り続ける家長でした。
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