2022年6月7日火曜日

もっと若い世代に金を落としたい

なんだか最近は凄い速度で円安が進みます。

それだけではなくて、国民の承知しないところでズンズンと増税も進み、遺産相続のシステムも更に厳しくなり、免税の範囲も細々としたセコい方法を使って狭く狭くなり続けています。アメリカで納税をして、日本でも納税をしてその比較をしてみて分かるのは日本の異様なほどに効率的な社会主義的徴税システム。

まさに増税されても文句を言わない日本人の皆様に広く適用されている徴税システムは(ごく個人的な意見なのですが)基本的に全員確定申告「義務」制度にして行けば良いと思います。その上で年末調整なども給与所得や納税対象者を含めて全員がもっと税金の事に関心を払うことを奨励していけば、この国の「世界一成功している社会主義国」の汚名を返上出来るんじゃないでしょうかね。w

全く個人的な意見なんですが、金は未来の為に使うべきだと強く思うんですよね。年寄りやハコモノに大量に使ったところで、未来が生まれないし、箱物には一旦作ると使おうが使うまいが意味不明の年間維持費がかかりすぎ。今はハコモノを皆が使う右肩上がりの時代ではありません。

少なくとも生まれてくる子供達の出産費用くらいは全額税金で賄ってあげて、教育も大学までは(少なくとも国公立は!)無料で進学できるようにして、教育に対する出費を少しでも減らしてやればいいと思うんです。その原資に私達が出す税金を使ってもらうのは全然良いことだと私は思ってます。

勿論、年寄り向けの出費も当然税金からの出費になる訳ですけど、自分の両親を見てても思うことは「もういい加減ある程度の歳になったらアキラメというのも大事」という事でしょうか。親父自身が私に「もう俺も迷惑かけるくらいならいつ死んでもええわ。余計な延命とか一切止めてくれ。」といつも笑いながら言っていますが、80過ぎるとなかなか疲れも取れないし、速くも歩けない、昔のように力も出せないけれどそれはそれ。車だって長く乗れば錆も吹くし取り替えなければ使えないパーツばかりが増えていくのと一緒。やがては中古車から廃車へなりますが、人間がそれと異なるということもありません。何事もある程度の諦めは肝心。いい年こいて延命に汲々とするのもみっともないという考え方は両親が私に実際に示してくれてます。

ヒトもモノも形あるものですから、どんなに足掻こうとやがては消滅してしまいます。それこそ自然というものです。

ふるさと納税でもその使い道を指定する時にその選択項目がある時は必ず「子育て」へ全振りしますし、それが無い時には「福祉」に振っています。税金を自分の意志で可能な限り目的を指定して突っ込んでこそ、徴税の「され甲斐」もあるというもの。どうせ取られるなら少なくともアメリカ程度にはもっと税金に対する国民の意識を先鋭化させた世界の中で生きていきたいものです。日本は余りにも税金に対する国民のセンサーを涵養していないと思いますが、それこそが国策なんでしょうね。

クドくなってしまいますが、金を使うなら若い世代へ未来の投資として使いたいものです。黄金で出来た墓づくりに勤しむようなクソジジイ共の給料の維持に使う事は避けたいものです。その延長線上として選挙においては政治家の選択ももっと真面目にやるようになることでしょう。


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