最近あちらこちらでそういう状況にあると思います。
政府の方で5月20日に「屋外では、周囲と2メートル以上の距離が確保できなくても、会話をほとんど行わない場合は、マスクの着用は必要ない」という見解を発表していますから、コレに則った動きだと思います。実際に感染者数の方の低下は名古屋において以下の感じ。
取り敢えず連休明けでグイッと(予想通り)持ち上げられた新規感染者数は今のところほぼ一直線に右肩下がりという状況です。さしものロング・テイル状況の感染もそこまでは粘りきれないほど低下してきている印象です。街中ではどうかという感じで注意深く観察していると、まずランニングしている人なんかのマスクというか顔面の覆いの着用が激減しましたね。そして散歩の途中では「たまに」ではありますが、若い男子大学生風の人達の中にマスクを外して家路を急ぐ人等が見られるようになってきました。
では、屋内では?と思ってみているのですが、まだ「稀」にしか見かけません。それでも、着用していないこと自体であたかも「犯罪者」のように見られて揉め事の中心になっていた時期とは変わってきているのを確実に感じます。
しかし、病院関係者としては実はコロナウイルスに関連して装着されたマスク及び外国からの訪問者減少によってもたらされたインフルエンザの激減にも驚かされた二年半でした。これ程までにインフルエンザがrare diseaseになってしまった二年半と言うのおはおそらく後にも先にも無いだろうなと思います。下のグラフを見るとその効果がわかろうというものです。
ほぼゼロがずっと続いているこの二年半です! |
一難去ってまた一難。人類の歴史は感染症との闘いの歴史であることに大きな変わりは無さそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿