三河地方のある保健所で困った問題がここ暫くニュースになっています。
県によりますと女性職員は、今年1月から5月にかけて部下にあたる50代の男性職員に対し、「さっさとくたばれ」と言いながら机を蹴り上げたほか、別の50代の男性職員には「もう来ないでください」と言って、決裁文書を放り投げるなどのパワハラ行為があったということです。
パワハラを受けた職員2人は、強い心的ストレスにより精神疾患にかかったとした診断書を県に提出しています。
県が保健所のすべての職員に聞き取りをしたところ、あわせて6人の職員がパワハラ行為を受けていたという申告が寄せられたということです。
女性職員は、地方の保健所で新型コロナに関する業務に携わっていたということで、先月から2か月の有給休暇を取得して以降、連絡がつかなくなっているということです。(ただし、パワハラがあった期間、保健所は新型コロナウイルスの対応で多忙だったが、県の担当者は「コロナ対応によるストレスがパワハラの主な理由ではない」と説明。保健所の業務に支障は出ていないとしている。)
何というか・・・ツッコミどころは満載なのですが、上の内容には更に補足があって、既にそのパワハラで一人退職、そして上のように二人が精神疾患(おそらく抑うつやPTSD?)に罹患しているというのです。被害を被った人間の数は合計で少なくとも6人。
そりゃ、こんな頭のオカシイ上司の元で暴言浴びせられ続けたら止めたくもなりますわな。
それにしてもこれほどまでにパワハラやセクハラというような言葉が普通に世間で拡まっている世界においてこんなにプリミティブなアホが我が足元の名古屋近辺に居たとは。しかも退職直前の57歳!三河地方の保健所ということで、安城や衣浦、豊川あたりなんでしょうかね?そのうち私の耳にも入ってくるとは思いますが。
他のニュースソースによると、更に他にも業務説明をしようとした男性職員に「今日は無理です。明日も嫌です。私は忙しいの!」と言ってゴミ箱を踏み潰したり、決裁文書を放り投げたり・・・。トドメは退職した職員のことを所内会議で「逃亡しました。」と報告したという。
まあ、簡単に言うとXXXXですね。
しかしより大きな問題はこのXXXXの存在ではなく、ここまで多くの人々が被害を受けていたにもかかわらず、長期間の間その自体が措置も取られず放置されていたという事実のほうでしょう。私はむしろこちらのほうが管理者責任は大いに深刻で、こういった職場における命に関わる可能性のある深刻な問題に(そもそもそういう事に対応する相談所の一つが保健所なんですけどね!)保健所長を始めとする上司の一群の人々がタイムリーに対応しきれていなかったという事実。
火事で言えば、ボヤどころか家全体に火がまわって柱が見えるくらいの所まで全焼してやっと消防車が到着したと言うくらいの対応の遅さ。退職と精神疾患の発症を含めた職場の六人がやられるという職場崩壊の事態に至っても、ご本尊は逃げ回っている上にたったの減給1/10の三ヶ月分のみという。おそらく当事者のXXXXオバサンは家でのんびりオリンピックでも観ているのでしょうね。このオバハンがまともな神経の持ち主なら本来は県庁内で引きずり回されているはずですが。
それにしてもこれは無いですな。まあ、被害者で裁判を起こして本人不在の中であろうと徹底的に追い込むべきでしょう。愛知県の今後の対応がどうなるのか、事の顛末をじっと観察していこうと思います。首を飛ばすのみならず、金を引き出せば御本尊は最も痛みを感じることでしょう。もちろん退職は認めずに懲戒解雇にして金は出すべきではありませんな。
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