2020年10月16日金曜日

のぞきが商売

週刊文春や週間新潮のゴシップ記事に本当にオワコン感を感じます。

昔からどうでもいいようなくだらない事も含めて諸々の世事を書いてきたのが週刊誌の「調査記事」の真骨頂でしたが、最近はネタというのが芸能界の方にグッと寄ってしまっている上にそもそものベースが盗撮ばっかり。一昔前の平成の頃だったらその手の記事と言うか写真というのはFLASHとかFRIDAYとか言うようなその時代のその瞬間の特にどうでもいいようなものも混ぜて写真を載せていた写真週刊誌というジャンルのゴシップ誌が受け持っていたものですが、最近は上に書いたような記事が中心であったはずの週刊誌がその役割を担っているようです。

正直なところ、XX坂YYとかいうアメリカの我が家の庭に以前ムクムクと生えていた奇妙なきのこのように出てくる十把一絡げの秋元康の作ったグループのメンバーの特に美人でもなければ特に才能があるわけでもない女性が、これまた芸能界のどこぞの男性と路上で手を繋いで歩いたとか、路上でキスをしたとか、同じマンションに入って二時間半後に出てきたとか・・・。

そんなのばっかり。

未成年と飲酒や淫行するバカはさておき、高校卒業とか20歳を超えた男女が芸能界という職場で恋愛のような事をしているのを盗撮して一体それがニュースか?という話。事務所が恋愛禁止なのに恋愛しとるからその現場を押さえてやったワイ、とでも思って記事を上げとるんですかね。正直な感想を言うと「バカか?」という一言。

いい年こいた男女がいい年こいとるんだからこそするであろう普通の恋愛行為を周りで「覗き見」してそれで金を稼ぐとか、書く方も読む方も悪趣味の一言でしか表現できないくだらなさとしか感じません。

そんな記事を書く奴もよっぽど若いころからモテなかったのか、それをネタとするところに絶望的なモテナイ感を感じてしまいます。お前は若い頃に手を繋いで女と歩いたことはなかったのか?お前は好きな女と抱き合ったことはないのか?とかいろいろと聞いてみたいことはあるんですが、そんな連中と合って話すこと自体が人生の中における最大の無駄な時間としか思えませんし会うこともないですしね。w

少子高齢化に悩んどる国なんだから、恋愛ガンガンしていただいて幸せなペアリングを愉しんでいただければ宜しいではないですか。若い頃に誰かを好きになって相手方に対してアクションを起こすなんて言うのは若者の大特権1~10のなかの、その「いち」そのものです。

人の色恋沙汰を外野から言う奴に限ってモテない連中か道徳の教科書の執筆者のような人間、若しくはそもそも他人の行為をあげつらうお前自身が下衆野郎で、人の私生活を覗いて他人にばら撒くのに快感を覚えるような変態なんでしょうな。

覗きなど、まことに大人の関わるべきでないつまらない話です。


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