タイトルには上のような書き方をしてますけど、私自身はボーナス制ではなく年棒制。今までボーナスというものを味わったことがありません。orz
年に2回来るという噂のボーナスが、私の勤める病院では医師以外の職員に「給料袋」という形で数字だけ書かれた封筒が配られる形で支給されます。この夏のコロナ禍の影響で、隣のA医科大学ではもしかしたらこの夏はボーナスは出ないかもなんて言われていましたが、どうやらそれは回避されたようです。
ところが、ネットでふと目にした記事に「東京女子医大看護師400人が同時に退職希望」等という、おどろおどろしいタイトルの記事が目にとまりました。400人って一体全体ここの看護師さん達の何割くらいかと思って読み進んでいると驚くことに約2割!なんだそうです。
やっぱり2割はいくらなんでも辞められるとキツイはずです。何と言っても業務の引き継ぎや種々の知識の引き継ぎに重大な支障が出るレベルだと思うんです。ところが、病院側はこんな返答を組合側にしているとのこと。他にもこんな記事も。これって内部では強引に通るんでしょうけど、対外的には実に身も蓋もない下品でみっともない回答だと思います。正に「お前らは幾らでも代えの効く雑兵」と言っているようなもので、人を大切にしない組織なのだなというのがミエミエです。
ちょっと心配になってここに勤める友人にラインを送ったところ、文章表現上の誇張はやや見受けられるものの、書かれている話は概ね事実とのことで、実際に彼らの通常のボーナスは毎回2ヵ月分ではなく、大体1.2-1.3ヶ月分と少なめなんだそうです。ところが、更に問題なのはこのまま行くと冬のボーナスも少なくとも満額に届くことはないんじゃないかとのこと。
理事長室の移転には6億使うのに病院全体では30億の赤字。その上でコロナと奮闘した人達も含めて病院の皆様にはボーナスは考慮されないというのですから何をか言わんやという感じ・・・。
東京女子医大病院というのは結構「週刊文春」のターゲットになりやすいところですけど、職員の皆さん達の事を考えると何とも心から気の毒でなりません。頑張る人に正当な理由もなしに報いることが出来ないような所は「先細り」の運命が待っているとしか思えません。
0 件のコメント:
コメントを投稿