ネットの記事を読んでいてへーって思ったことがありました。
何ということのないものですが、ETCの利用率が既に93%に上っているという記事でした。今時の車にはほぼ全てデフォルトで車載されていると思われるETCのカード・リーダーなんですが、ETCカードを作って差し込まない限りは使えませんので、現金で払うしか他に手はないのかというと然に非ず。実際にはNEXCOの発行するETCパーソナルカードを作るために最低2万だったかな?のデポジットをすれば作れますが・・・。
世の中、殆どの人はクレカと結びつけてオートで引き落としするシステムにしてると思うんですけど、なかなか現金ニコニコ払いから離れられない人もいれば、カード自体を全く信用しない人、移動に関する個人情報を他者に知られたくない人など諸々の事情からETC使わん人もおられるのでしょうね。特に上の国交省のリンクを見てみると軽自動車の搭載率が低目。多分、近所の田んぼを走るだけの軽トラにETCは要らん、というくらいのものじゃないかと思いますが。
ともかく、今回の記事を読んだきっかけは国交省が現金利用者向けブースを廃止する方針を検討開始するとのことでした。まあ、コロナをきっかけに人と人の接触を減らすという名目を利用するんでしょうが、実際のところはこれで大量の人件費が削減されるハズ!しかし間違いないのは高速道路の料金は下げんだろうなということです。
今回のコロナ禍でも高速道路の現金集受所で関係者達がコロナに感染していたという事案も報告されていますので、まあ、万全の「人道的理由」でもって閉鎖へと持っていくんでしょうが。それに私自身はこの料金収受所に関しては前から考えていることがあって、ともかく集めてる人自身が排気ガスに一日中晒されるような環境が人に良い職業な訳無いというもの。排ガスやブレーキダストその他諸々の脱落物、排出物による肺気腫や肺癌があったらそれはやっぱり労災だと思うんです。
そんな仕事はやはり無いほうが良いですよね。最終的にはNEXCO内部でも配置転換と退職による自然減で消滅させるんでしょうけど、必ずや「高速の出入り口には昔は人が居たんだよ~」というような昔話になることでしょう。ちょうど「昔は飛行機の中でもタバコ吸ってたんだよ!」というのを誰も今時の若い人が信じてくれないような感じで・・・。
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