2020年7月26日日曜日

トンデモナイ奴等

昨日書いたALS嘱託殺人を実行した二人の男達。

一体この二人がどういう関係なのかが報道からは全く見えてこなかったので、所謂ネットで語り合ったりしているうちに知り合った仲なのかな?位に思っていたのですが、驚愕のろくでもない奴等という感じになってまいりました。

何と言うか急転直下という表現を使うべきなのか否か、というところですが、どうやらこの二人は前に在籍した日本の医科大学で知りあったという話。そのうち一方の山本直樹のほうは結局大学を中退して海外(アジア?)の大学の医学部を卒業したという形で日本に戻ってきて日本の医師免許に変更したという話なのですが、そもそもそういう事出来るのかということ自体が驚きなんですが・・・。

しかも、実はこの男が言うところの海外の医学部というのを卒業したという記録が京都府警の調べでは確認できなかったというお粗末なお話になっているそうです。

サンスポの記事では「海外の大学卒業者が日本の医師国家試験を受験する場合、厚生労働省が日本と同等の医学教育を受けたかどうかを審査したり、書類審査などをしたりする。共に逮捕された大久保愉一容疑者(42)=仙台市泉区=は厚労省の医系技官として2008~09年ごろに、医師国家試験に関わる「試験専門官」を務めていた。」とのこと。

ということは、お前らは一蓮托生の互助悪者って言うわけですか?絶対この二人の間には金銭のやり取りがあるでしょうね。こういう連中ですから。

本当に何と言うか、今時の官僚の質の低下は目を覆うばかりと言うか、厚労省の医系技官なんて言うのはこの程度の危ない連中が紛れ込んでるってことが多いんですかね。
本物の医師ならとてもとても実行できないようなことを手軽にやってしまった罪悪感と倫理観の欠如というのはやはり大学卒業資格の偽造、医師免許の不正取得というように連綿と連なるそういった犯罪体質の集大成だったのでしょう。

色々と仔細が明らかになるにつれて腐った果実の汁がニセ医師の皮を被った男の体内から溢れ出してきている状況。

やっぱりこの事件は詐欺師達による単なる殺人事件のようですな。殺された女性はその事を知らないままです。


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